付喪神 2016-04-23 15:27:08 |
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(正門にて待機をしていれば相手の姿が見えて来たので同じく手を振り返しては笑みを返していき)
よっ、光忠。俺の方こそ宜しく頼むぜ。
ええっと、じゃあ早速行こうか
(相手の言葉に微笑むと時間も決められているためそう言って遠征用のゲートへと向かっていき)
!_っと、そうだな。確か遠征先は江戸だったか。
(遠征用のゲートへと向かって行く相手を追ってはその横に並び、目的地の事を述べると江戸に繋がるゲートを潜って行き)
うん、そうだったね。それにしても…江戸で何をするんだろう?
(こくりと頷きゲートを潜るとそこは古風な屋敷が並ぶ場所で。あたり見回しながら目的がわからないためにそう言って首を傾げ)
主は江戸の町の見回りついでに資材を調達して来てくれと言っていたが、しかし普通にやってちゃあ驚きが足りないよな。小判探しに山の中にでも入るか?
(掲示板に書かれていた依頼内容を話すものの普通の結果では本丸に驚きをもたらす事が出来ないと感じては、見回りをした後に小判を探すことを試しに提案していき)
小判って確か、沢山ある方がいいんだよね?よし、その驚きに掛けてみようか
(驚きを求める彼に以前、驚きの素晴らしさを学んでいたため主くんも喜ぶだろうしこれなら一石二鳥かもと思うと頷いて)
おっ、乗ってくれるのか!光坊、君はやっぱり良い刀だな。
(こちらの提案に賛成してくれた相手にパッと嬉しげな笑みを浮かべれば、彼の肩をぽんと軽く叩いて上記を述べ。「じゃ、まずは江戸の町を見回りしてから山に行くとするか」と伝えると大層賑やかな江戸の町を歩き出そうとして)
あはは、そうかい?そう言われたら嬉しいなあ
(褒められて悪い気などせずににこりと微笑んでそう言うと、歩き出した鶴さんのあとを追いかけて)
(微笑む相手に表情和らげつつ、なるべく歩調を合わせて江戸の町を歩いて見回りをしようとしていき。さすがこの時代の中でも中心地とあってか、繁盛している店々を視界に入れては興味深そうに辺りを見ていき)
_それにしても、ここは水戸よりも活気に満ちているなぁ。面白そうな店も沢山あるぞ。
確かにそうだね、水戸も魅力的な場所だけどここはまた違うものがあって面白いね
(まず人の多さも違い、その中でもたくさんの店が並んでいて見たことのないようなものも並べられていて。ひとつひとつが珍しく興味深そうにしながらそう言って)
ああ、だからこういう場所に来ると、つい好奇心が勝って仕事をすっぽかしてしまいそうになるな。
(端から聞けば冗談には聞こえにくい事をけらりと笑って言いつつ、賑わっている呉服屋だったり甘味処を興味津々に見ながらも真面目に江戸の町中を見回りして行って)
あはは、でも鶴さんはちゃんとしてる刀だからね。
(こんなことを言っていても彼は仕事はしっかりとするタイプで、真面目に見回っている姿を隣で眺めつつ自分も見回りをして)
お、そう言ってくれるか!有難い事だな。
(このような性格をしている為かあまり言われた事の無い言葉に一瞬目を瞬かせるも、実際は嬉しい為に表情を明るくすれば笑みを零し。暫くして一通り江戸の町を見回ると「_さて、そろそろ山の方に行くとするか。資材は荷物になるから帰り際に調達で良いだろう?」と聞いていき)
うん、そうだね。じゃあ行こうか
(山の方に行くとなれば頼まれている資材などは荷物以外の何物でもないと頷いてそう言い歩き出し)
(少ししか江戸の街から離れていないのにこちらはやはり山という事もあって静かで。たくさんの驚きを持ち帰ってやろうと思いながら山道の入口を入っていき)
(山の中に入ると打って変わって辺りは静かで、草木を踏み締める音を聞きつつ進んで行って。そして遠征に来る前に小判を取って来るのが上手い三日月から聞いた事を話していき)
三日月が言うには如何やら小判は落ちているものらしいが、…そんな気配は無さそうだがなぁ。
小判が落ちているだなんて、そんなことがあるのかい?
(小判はまだ大阪城の地下で千両箱に入れられたのを見たことしかないためにそう不思議そうに目を瞬かせながら足元にないか見つめ)
個人的には三日月の語弊だと思うんだが、まあ探す事に越した事は無いな。
(三日月の言い方が正しくなかったなど結論付けるのにはまだ早いので、きょろきょろと辺りに視線を遣りつつ山中を探索していき)
うん、そうだね
(梅雨は過ぎたため雨が降る心配はないだろうがこの暑さはきついなと山道を歩いていたために滲む汗を拭いながら歩いていて)
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