エル 2016-04-21 23:36:18 |
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…憎いに決まっている。だが復讐からは何も生まれない。
(憎いか、憎くないかと問われれば当然憎いという感情が多く占めるがそんなことをしても父親から憎まれるだけで悲劇を生むだけで、それに曲がりなりにも生みの親である母親が愛した人というのも事実なため憎しみに捕らわれぬようひっそりと日陰で生きることを決めているのか相手の言葉に肯定しつつも母親がそうしたように父親に危害を加えないと捉えれるような言い方をして)
はっ、同感だな。お前と初めて話しが合えて良かったよ。
(憎しみが勝ったとしてもそれを実行する事は何よりも馬鹿らしい事だと思っていて、相手の意見は最もなもので同意すれば軽く笑いながら話しが合った事を少し嬉しく思い。「で、お前は1人暮らしな訳だが……寂しくなったのか?」仮面で隠れた相手の顔を横目で見ながら少しからかう様にして問い掛けて)
案外似た者同士なのかもな。
(相手を選んだのは俗にいう一目惚れなのだが、己と似たような雰囲気だったため惹かれたのかもしれないと思いながらも最初の時より比較的様々な感情を見せるようになった相手を見て微笑ましいという眼差しで相手を見ていて「はは、寂しくなかったらそもそもこういうお金の使い方はしていないさ。」からかうように問われた言葉に己のことを精一杯育て愛してくれた母が亡くなり、己のことを誰も知らない見知らぬ土地へと引っ越し、落ち着いたころ見ないふりをしてきた寂しいという感情に己には有り余るほどのお金の使い道を考えた結果、奴隷を買うという決して褒められない金の使い方をしたため相手の言葉にあっさりと肯定して)
別に嬉しくないがな。
(相手の事を知る内に他の者とは違う違和感が何となく理解出来てきて同じ様な立場に合ったことから似ているのかもしれないという考えも浮かび相手からもそう言葉が返ってくれば小さく笑いながら嬉しくないと返し「…それもそうだな。」本心としては少し焦った様な返しを期待していたのだがあっさりと肯定されてしまえばからかう事も馬鹿らしくなりつまらなそうに周りの売れ残った奴隷達やそれを見定める貴族達を眺め始めて)
だから、俺は君のことを同等として扱うし君も俺のことを同等に扱ってくれて構わない。
(お金で人を買うという非道徳的な行為はしたが相手を奴隷として扱うつもりはなく共に暮らしてゆく同居人として扱い、それは己に対しても同じように考えてほしいと根が真面目なのかそう述べつつ相手の視線を追うと売れ残った奴隷とそれを見定める貴族たちの姿があり「…帰るぞ。」とあまり長居したくないのか短めに相手の声を掛けると少し歩く速度を速めて歩き出して)
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