やあ、覗いてくれたんだね。ありがとう。(ピアノに腰掛け片手ひらり)
僕はここでずっと待っているんだ…そう、この世で一番大切な人、僕に喜びと愛しさと世界の美しさを教えてくれた……碇シンジくん。
君を僕の手で誰よりも幸せにしてあげたい…
君に求めるものは、只あるがままの君でいることだけ。全てを受け止めてみせるよ。
だから決まり事なんかはとくに決めていないんだ。ああ、でも一つお願いをするとしたら…
一週間に1度は顔を出して欲しいな。
行動を現す文を、簡単でいいから一応記入してくれるかい?
もしもここを去ることになったなら、その時は一言言ってくれると嬉しいよ。無言でさよならは悲しいからね…
…ふふ、一つのつもりがいつのまにやら幾つにもなってしまっていたね。僕も案外欲張りだったのかな。
それじゃあ…長くなってしまったけど、シンジくんが来てくれるのを待つとしよう。