赤葦京治 2016-04-21 17:39:19 |
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ま、木兎って大っきい子供って感じだから余計にそう思うのかもな。てか、周りが反対しないってことはそれなりに認められてんだよ。普通は二年が副将ってことに反対すると思うぜ(相手の視線の訴えに気づき数回深呼吸をして笑いを止めて相手の愚痴を聞き微笑を浮かべて上記を述べ。「頭の端って、ちゃんと覚えとけよ。いえいえ、先輩の優しさって奴だよ。ま、赤葦ならヘマしないと思うから安心だよ」小さくオイオイと呟いては相手の頭に向かって手を伸ばし。「そうそう。教えんのも夜久の方が上手いしな。でも、そう言って貰えんのは嬉しいけどな。て、早いな。了解。俺は後ちょっとだから代わりにリエーフの忘れモン取ってきてくれるか?」やっぱり夜久とは3年間一緒にいるため夜久が褒められるのは己としても嬉しく、今のチームを作ったのは己だと言う相手にやっぱり赤葦良いな、と内心で呟きチェック欄にチェックしていき。「赤葦の子供っぽい基準は木兎と波長合うかどうかなのかぁ?」と述べ)
反対してくれることを期待したんですけどね?俺は。今はだいぶ慣れましたけど(ミーティングなどの時の居心地の悪さを思い出し「覚えてはおきますけど実行するかはまた別って話です。黒尾さんっていつも後輩にこういうことしてるんですか?」無茶するなと言われても自覚がないから約束は出来ないという意味を込めてしれっと流し、やっぱり慣れないなと思いながら伸びて来る手を受け入れ。「わかりました。基準は色々ありますけど真っ先に浮かぶのが子供の代表の木兎さんなだけですよ」と返事をして倉庫を出る直前に問いの答えの言葉を残しその場を離れ灰羽のジャージを探し始め)
反対されないのは信頼されてるってことだからもっと胸張れよ。ま、慣れって怖えもんな(最初の頃は己も主将を任されたことに不安を感じ困っていたものの今じゃそれなりに慣れてきたためどこか親近感を覚え上記を述べ。「ったく、出来るだけ実行しろよな。こういうことって飴か?まあ、あったらやるってぐらいだな」しれっと流されたことにはあ、とため息を零して少し諦めも込めた声音で言葉を紡ぎ、一応撫でること許可してくれたと受け取り相手の頭に手を乗せ軽くポンポンと優しめに撫で。「おお、サンキューな。ま、子供代表が木兎だってことは否定しないけど」ふはっと吹き出して納得だわと付け出して相手に聞こえる声で述べどんどんチェックをしていき)
……あった。(一度立ち止まって体育館の端から端まで見渡しとある一点に赤いモノを見つけ軽く走ってその場所まで行くとジャージの上着を拾い上げ、拾い上げた瞬間にポケットから落ちるモノをギリギリでキャッチし。これか…っとキャッチしたスマホをポケットに戻しこのままっていうのもなとジャージをささっと綺麗に畳み手のひらの上に乗せ黒尾さんの居る倉庫に戻ろうと歩き出すと己のスマホのバイブが着信を知らせスマホをポケットから取り出して画面を見ると梟谷グループLINEが立て続けに来ており『木葉:もう限界』『猿杙:赤葦今何処?』『尾長:先輩早く戻って来て下さい!もう保ちません。』文面を見ながら倉庫に戻ると思わず深い溜息を漏らし)
よし、これで最後(相手の足音がだんだん小さくなっていくのを聞きながら出来れば相手が戻ってくる前に片付けたいなと思い少し集中してチェックをしていき最後の欄にチェック入れると同時に上記を呟き倉庫の入り口の方を向き、ポケットに入れていた携帯で時間を確認し。ま、リエーフの奴は待たせとけばいいかと考えて深い溜息漏らしながら戻ってきた相手を見て「また木兎が何かやらかしたか?」と1番最初に思いついたことをそのまま口に出して問いかけ)
寸前ってところですかね?部誌を提出するのに木兎さんを木葉さん達に託して出て来たんですけど…まぁ、監督からの用事が入るのもよくあることなんで先輩方で木兎さんの気を逸らしてくれてたんだと思います。LINEから考えると今木兎さんを抑えてるのは鷲尾さんと小見さんですね?騒ぎを起こす前に対処しないと。(相手の問いにこめかみを押さえながら答え。去年より一緒に居る時間が増えたからか?けどそれだけで…と自問自答し「あ、そういえば確認は終わりました?これ、灰羽の忘れ物です。」と声を掛け手に乗せていた畳まれたジャージを相手に渡し)
相変わらず木兎の子守は大変そうだな。でもまだ寸前で良かったな。不幸中の幸いってやつ?(多少同情するような視線を相手に向けては苦笑を零しながら言葉を発し。「おう。確認なら終わったぜ。提出は俺がしといてやるからさっさと戻ってやりな、じゃねぇと本当に木兎、手をつけられなくなるから。つうか、普通ジャージ忘れるか?あの馬鹿。」相手からジャージを受け取りチェックを少しヒラヒラさせながら述べ)
去年より酷くなってる気もしますけど…まだ安心は出来ませんよ?(相手の言葉に疲れた表情で呟き「すいません、後はお願いします。灰羽の本来の忘れ物はジャージの中のスマホだと思いますよ?」己が頼まれた作業だったのに最後を任せることになってしまった申し訳なさを胸に謝罪の言葉を述べ去り際に相手の後輩の本来の忘れ物を伝えて体育館を急いで後にし)
段々退化してんのか木兎は(去年よりも酷くなったという言葉に可笑しくふはっと吹き出してお腹を抱えて爆笑をしてしまい、相手の疲れた表情に少し笑いを止めて労わるように上記を述べ。「おう、先輩に任せとけ。つうか、彼奴体育館にスマホ忘れるとか何やってんだよ」リエーフのジャージを抱えて、仕事を任されたことにコクリと頷いて見せ体育館を去る相手に手を振るようにチェック表をヒラヒラされ)
………。(体育館から校舎までの通路を走るも校舎に入ると走るわけにいかず急ぎ足で歩き階段を上がり梟谷に割り当てられた部屋の前に辿り着きドアに手を掛けた瞬間、中から己の名を呼ぶ声と何やら悲鳴など様々なモノが聞こえ勢いよく開けるとこの騒がしいというよりも最早ホラー状態な音声が他校の耳に入らない様に即座に後ろ手で閉め。「はいはい、先ずは少し落ち着きましょうか…木兎さん?先輩方、すいません。尾長も、ありがと。」姿を発見するなり此方にダイブして来た木兎さんを宥めつつ疲れた果てた様子の他の先輩方を見遣り泣きそうになっている後輩に優しく声を掛け)
一応、梟谷の監督に渡した方が良いっか…(倉庫を閉め電気を消して最終チェックをしては体育館から出て、上記を呟きながら監督たちのいるところに向かいチェック表を提出し。部屋に戻りリエーフの頭に向かってジャージの投げ付け「ジャージとスマホ体育館に忘れるって何事だ馬鹿」と軽く睨みつけるように述べ。一応赤葦に提出したって報告した方が良いかと思い夜久に告げて梟谷の面子のいる部屋に向かって歩き出し)
木兎さん、移動しませんか?(と声を掛けるもダメだと返って来て「いつまでこの体勢でいれば…」と声を掛けると俺が良いって言うまでと返って来る。かれこれ何分もこのやり取りが続いているのだが疲れ果てて床に転がっている先輩方や目のやり場に困って挙動不審になっている後輩、そして木兎さんに抱き着かれたまま身動きが取れない己。この状況を打開出来る者は現在存在せず、木兎さんの気が済むまで好きにさせるしかないか…黒尾さんに迷惑掛けたし監督の下にチェック表がしっかり届いたかも気になるな…とドアに背を預けたままぼーっと考えながら話し続ける木兎さんに適当に相槌を打ち)
おーい、赤葦。チェック表、お前んところの監督に渡したけど問題無かったか?(梟谷の部屋に着くとトントンと数回ノックし、相手を呼びながらドアを開けて上記を伝え。去年も見たものの去年とは違い、己は相手のことを好きの認めてしまったためその姿に嫉妬してしまい失礼しまーすと述べながらズケズケと中に入って行き二人の前でしゃがみ「木兎はいつから退化したんだぁ?今の木兎じゃ一枚ブロックにも勝てそうにねぇな」と言葉を紡いでニヤリと口角を上げながら木兎を煽り)
黒尾さん?あ、はい。ありがとうございます。本当は俺から訪ねなきゃいけないのに…すいません。(ノックの音が聞こえそのドアに視線を向けると今考えていた人物の声が聞こえ。何か不備でもあったのかと思えばどうやら己が知りたかったことを伝えに来てくれたようでお礼とお詫びを述べ。そのまま音駒に割り当てられた部屋に戻ると思っていた相手が何故か己達の方へ向かって部屋を突き進んで来て目前でしゃがみ何だろう?と思っていたら突然木兎さんを煽り始める相手に「ちょっ、今この人煽るのは止めて下さい。やっと落ち着き始めてたのに…」と思わず間に入ってしまい抱き着いたままの木兎さんは煽られ抱きしめる力を強め「…痛っ」と思わず零し)
良いって良いって。どうせリエーフにジャージ返して終わって暇だったから。それに、今の状態じゃ赤葦動けねぇだろ(ニシシッと裏表のない真っ直ぐな笑みを浮かべては労いの気持ちを込めて相手の頭に手を乗せ軽くてポンポンと撫でながら述べ。「悪りぃ悪りぃ。折角落ち着き始めたのに本当悪りぃな」悪いと言いながら困っちゃうようにも笑みを作るものの目は全くと言っても良い程笑っておらず、痛いと声を零す相手に「木兎クン、赤葦痛がってるから少し力弱めたら?木兎だって赤葦に怪我して欲しくねぇだろ?」と同意を求めるように述べ)
いやまあ、それはそうなんですけど……あの、黒尾さん?その…頭撫でるの止めて貰えませんか?恥ずかしいので…。(動けないことを指摘されると言葉に詰まり、先輩方の視線と後輩の赤面顔に恥ずかしくなりおずおずと頭を撫でる行為を止めて欲しいと願い出るも語尾は段々小さくなって行き。「あの、木兎さんと何かありました?」と目が笑ってないことに気づくも相手の気持ちには全く気づかず何かトラブルでもあったのだろうか?と考え。「…木兎さん?」と黙り込んでしまった木兎さんに声を掛けるとあかーしは俺の!!と返って来て困惑するも相手が木兎さんだと気づくと「はいはい。俺は梟谷のセッターで木兎さんのセッターですよ」と答え)
だろ?多分お前は気にするなって言っても気にするだろうなって思って。そうか?俺は気にしないんだけどなぁ(クスリと笑みを浮かべて、撫でる行為をやめて欲しいと言う相手に不思議そうに首を傾げて周りを見てはそういうことか、と内心思い揶揄るように述べて頭から相手の頬に手を移動させ。「いや、何もねぇよ。それに、何があったとしても俺の問題だから」眉を下げて苦笑を浮かべながら述べて「だから木兎は関係ないとは言い切れないけど関係ねぇよ」と付け足し。「ふーん、そ。赤葦は木兎のセッターねぇ」と悟られないように気をつけながら少し冷たい表情をし、ここで相手は己のってハッキリ言い返せないことにももどかしく思い小さくため息を零し
すいません。黒尾さん、楽しんでません?(もう何も言えず反射的に謝り、頭を撫でていた手が頬に移って来たのと相手の言葉に息を呑む先輩後輩の姿が視界に入り咄嗟に俯き。相手の言葉に関係ないとは言い切れないけど関係ないってどういうことなんだろう?と考えていたら「はあ…。」と気のない返事となり己の返答に満足したのか先程まで痛いくらい抱きしめられていたのが解放とまでは行かないものの力が緩まりホッと安堵の息を吐き「黒尾さん?大丈夫ですか?疲れてます?」溜息を吐く相手の顔を覗き込む様に声を掛け)
謝んなよ。お前のそういう真面目なところ結構好きなんだぜ?んなことねぇよ。ま、本気で嫌がられる前には離してやるさ(謝られたことになんで謝んだよと笑いながら述べて、冗談とあしらえる程度軽めの声音で述べて、俯いた相手の頬を数回ムニムニと摘みながら遊んではパッと手を離し。気のない返事に苦笑を零して仕舞い「ま、大したことじゃねえから気にすんな」とさっきとは打って変わってニシッと笑みを浮かべて言葉を紡ぎ。覗き込むように声をかけられたことに目を見開いては「大丈夫。流石に初日へばる様な体力じゃねぇよ。心配させて悪いな」コクリと頷き相手の言葉に心配なんで一言も入っていないが心配してくれたら嬉しいと言う意味合いを込めて述べ)
すいません。あ!……。俺も細やかな気遣いが出来て後輩想いな黒尾さん好きですよ?……。(言われてまた謝りそのことに気づくと恥ずかしさで俯き。好きと言う言葉に恋愛の方の意味だとは露とも思わず此方も他意はなく純粋な人間性が好きだと述べ。頬で遊ばれている間じっとしていて。「黒尾さんがそう言うなら…。」と気にするのを止め、大丈夫と言う相手に「体力面は元々心配してませんよ…メンタルの方です。」と覗き込んだままの体勢で見上げ。ふとやけに静かだな?と抱き着いたままの木兎さんを見るとどうやら夢の国へ旅だったようで「少しすいません。」と相手に一言言って。尾長に声を掛け一組の布団を準備させると木兎さんを布団に寝かせようと木兎さんに抱き着かれたままの重い己の体を踏ん張って立ち上がり引き摺るように布団まで向かおうとし)
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