milk tea

違うの｡ 和は悪くなくて.. ( 今日チラと見てしまった週刊誌に載っていた相手の熱愛報道｡ それをズルズルと引きずり一瞬相手を疑い信じてやれなかった自分に腹を立て､しかも相手に八つ当たりのようにしてしまった事に後悔していて｡ それを相手に言えばまたごちゃごちゃなりそうと思ったのか言えず｡ なんて事を考えていれば手を重ねられた事に気付き再び唇を噛み締め)

でも 俺帰ってからなんか不機嫌ぽいし
ま、そりゃ誰にでも機嫌悪い時はあるけどさ
(まさか相手が週刊誌みて不機嫌になってるとは全く気付いてもなく、八つ当たりされてるともわからずにいて、｢ﾏｼﾞで俺のせいじゃないの？｣と気になり

.. ( 相手の熱愛報道は本当じゃないと分かっていながら妬いている自分がいて｡ 「週刊誌..」と思わず呟いてしまえば)

あ、週刊誌ね‥‥
あれさ‥前にも‥同じのが‥‥
(時々忘れた頃に週刊誌に載る事あれば上記 (とにかくこーやって瑞希といるんだし それに明日一緒に花火行くんでしょ？)とくるりと相手の方を向けばぎゅっと抱きしめ｢今から先も載る事あるかもしれない‥でも俺が愛する人は瑞希｣と耳元で

ん、ごめん… ( 相手の言葉に上記を呟けば「花火大会､楽しみにしてる..」と顔が見えないようにして)

謝る事ないから‥ね？
(相手が悪いわけではないとわかっていれば上記、｢そうそうこのﾆﾉちゃんと花火行けるなんて凄いじゃん｣とｸｽｯと笑って｢戻ろう？瑞希がせっかく作ってくれたｵﾑﾗｲｽ食べないと｣食べてる途中で飲み物取りに来た為に

ううん、ごめんね ( 信じてやれなかった自分がいたのは事実で｡ 再び顔を上げて謝ればいつの間にかまた唇を噛み締めたのか血が滲んでいて)

だから謝んないの
(相手の顔みれば唇の血に気付いて｢唇から血が出てる‥｣と偶々そこにあったﾃｨｯｼｭを相手の唇にあててやり｢ちゅｰ出来ないじゃん｣と態と言えば微笑み

だって.. ( 唇をティッシュで押さえてくれる相手に申し訳なさそうな顔をすれば「ちゅー､したい」と上目遣いで見つめてみれば)

だってなーに？
もう出てないかな
(上記言い押さえてるﾃｨｯｼｭ退かすと血は滲んでないのがわかり そのまま相手の頬に手添え唇に軽く口付けし

和の事少しだけ疑ってしまったもん｡ ( 相手にキスされればぴくっとなりつつ見つめ｡ 「ごめんね、有難う和」と言えばそのまま相手の服の袖を引っ張りリビングへと向かい)

疑われるような記事が
しょうがないよ
疑われてもさ
(相手に引っ張られﾘﾋﾞﾝｸﾞへ戻れば｢あ、唇痛くない？｣と軽めにｷｽしたとはいえ唇に触れた事でﾋﾘﾋﾘしてると思い

心が痛い｡ ( 相手の優しさに心臓がきゅうっとなっていれば上記を言いつつ振り返りじっと見つめ)

え、心痛いの？
俺のせいじゃん‥
(自分の事で相手は悲しくて心が痛いと言ったのだと思い込み

違うの。和のせいとかそーゆんじゃない。(相手の発した言葉に上記を言えば「そこは勘違いしないで｡」と弱々しく微笑み)

わかった
(相手から言われれば上記。｢元気だしなって‥俺が言うのも変だけどさ｣と優しく微笑んで

ん。 よし、大丈夫 (自分に言い聞かせるように大丈夫と言えば「明日、楽しみにしてる」と笑いかけ)

ふふっ、俺も瑞希の浴衣姿楽しみにしてるから
(微笑み｢さて、ｵﾑﾗｲｽ食べてしまいましょうかね｣と床に座り食べかけのｵﾑﾗｲｽを食べはじめ

( 自分もソファーに座り直せば相手の後ろ姿をじっと見つめながら小さく微笑み

ね？瑞希は食べないの
(一緒に居てもいつも自分だけ食べてるように感じてしまい｢無理して作らなくても大丈夫だから｣と優しい口調で相手に問いかけ 食べてしまえばごちそうさまし"美味しかったよ"と微笑み立ち上がり流しへ食器持って行けば洗い出して