トピ主 2016-04-15 17:59:56 |
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>カラ松
…お前はバカだなぁ。こんな狂ったお薬漬けの馬鹿を兄弟か……
(こちらとしては本心では家族のように見ている彼に相手側からそんなことを正面切って言われれば嬉しくもありやや気恥ずかしい気もするが、それ以上に彼が自分なんかのことを家族と呼ぶことがどこか滑稽でそれは相手をバカにしているわけではなく相手にそんな風に言われる価値があるのかと頭の隅で考えてしまう自分の思考が嫌になり自虐的な笑みになって。変わって出てきた相手の問いに、特別緑の彼に何かをされたわけではないが、普段なんの躊躇もなく仕事をする自分がこうも彼相手だと手が出せない事に戸惑いながら迷っていて、そんなことを考えていれば自然と声に出てしまっていて)
うーん……なんでだろうねぇ
>浅瀬チョロ松
さぁ……どうだが。
(仕事の時は酷く冷徹になる自分を思い起こせば相手の言葉も中々否定できずそれでももし目の前の彼が泣いて懇願してきたなら自分は動揺せずにいられるのだろうか、そう考えれば泣いている相手は想像できないまでもそれを見たとき銃口を下ろす自分の姿なら容易に想像がついてしまい。「なに……怖いんだ?まぁそりゃそうだよな、誰だって死にたくねぇよなぁ……なら、反撃してみろよ」こちらに銃を向けながらもどこか強がっているような相手の姿にさすがに死を前にすれば誰だって動揺はするものだと思っても相手の性格だけ考えるならもしこれが他の奴なら彼は迷わず殺しているのだろうか、何を迷っているのだろうと相手の思考は分からないもこちらも引き金にかけている指が微かに震えていることに気づいて。「あいにくと無神論者なんでね、人がカミサマになれるかなんてしらねぇけど……なに?寂しいの?」返答の内容は予想外のもので皆に注目されたいがために神になりたいなんて随分とイカれている、しかしその思考を否定する気にはなれずどこかバカにするかのような口調になれば)
警察官がいったら終わりじゃん。
>蒼止一松
ふうん……いや、何者でも差し向けられたってあいつを渡すつもりはないけど。
(自分に適任の警察官、といわれれば何故か一瞬緑の彼が脳裏をよぎってしまい慌てて頭から追い出すとさすがは一応知恵を使って考えているらしい相手を見て何も考えないバカよりかはマシだがやはりそう簡単に手放したくはなく何故かむきになって反論していて)
ああ、それは大丈夫。あんたら以外で俺たちに……あいつらに手ぇ出すやつは潰すから。
>和泉十四松
そうかよ。……なぁ、おまえ名前は?
(大丈夫と屈託のない笑みでいってくればなぜこんなにも明るく笑えるのか、警察官にもこんな人種がいたんだなと改めて相手の性格を思い返せば何故か彼に興味がわいて名前を聞いていて)
うん、まぁ……顔知らなかったら一般人に見えるよな。
>紫合 カラ松
まぁそうなんだけどさ、うん。君って案外馬鹿だったりするの?それともわざと?
( 何故自分が困惑しているのか微塵も分からない、と言わんばかりに正論を投げ掛けられるのと同時にきょとんとした相手の表情に溜め息をもらしじと、とした視線を送り。偖、一体どんな反応をするのかと子供の様に明るい笑みを浮かべていれば、先程とはうって変わって何処か優しげな笑みを此方に向ける相手に目丸くし硬直して。そして彼が自分の直ぐ目の前に来れば思わず後退りし動揺を隠せずにいて、しかしすぐさま相手を睨む様に目を細めれば「…へぇ、予想外の返答。紫君…じゃなくて蒼止さんの事は僕も良く知ってるよ、君が助けてあげなかったせいで昔の面影なんか残ってないみたいだし。それにあの組織から君が消えたらきっとリーダーさんは黙ってないだろ?あともう一人はどんな奴だっけ、知らないけど勝ち目はないって分かってるさ、消す順番はちゃんと考えるよ僕だって。…いい、気が変わった。でもひとつだけ言っとくよ、君はきっと紫君に会ったら後悔する。覚悟しておきなよ。」と負け惜しみにも似た言葉を吐き捨てる様に口にし )
…僕ね、君みたいな奴大嫌いだよ。それって自分以外の人間を信じてるって事でしょ?変なの。
>十四松
それ全然説明になってないよ。…でも何、僕に似てるって。顔?
( は?と頭に疑問符浮かべれば呆れた様に目を細め首を傾げて。そりゃあ顔が似てる、というのならばそんなの珍しい事では無いが性格が似ているというのならばその子は随分な変わり者だ。その子が愛されて、自分が愛されない理由が分からないと軽く嫉妬の様な感情を覚え )
( / いらっしゃいましたね、良かったです…!! これで全員揃えましたね! )
>No.63 匿名様
( / 嬉しいお言葉有難う御座います…!!はい、空いておりますよ。keep了解致しました、pf御待ちしております…! )
( / 申し訳ありません、現在使用している端末の制限に引っ掛かりましたので二つに分けさせて頂きます…、! )
>蒼止 一松
へぇ、それ良いですね。でも僕も国家試験なんて受けてないですよ、なんて言うのかな。拾われた、みたいな。
( 良く覚えてないな、そういえば小さい頃に親を殺してこっちに来て…そのあとの記憶は曖昧でまるで切り取られた様、覚えていたくも無かったのかそれのも覚えている必要がないと判断したのか。まぁそんなものどうだって良いのだが、特に羨ましいとも思っていないのにクスリと笑み浮かべながらそんな事を。「何ですかその名前。チョコレートですよ、白いのとか色々種類はあれんですけど今蒼止さんが食べたのはノーマルです。」相手は名前が分からなかったのだろう、面白いのは面白いのだが実に呼びにくく思わず吹き出してしまい。「あぁ、そんなのもいますね。お疲れ様です、確かに面倒ですよねー。…あはは、心配しないで下さい。彼奴撃って後悔する位なら僕だって死ぬ覚悟位しておくつもりですよ。覚悟だけ、ね。」視線下にやればなんだか寂しそうにそう呟いて、しかし自分では何故だかなんて分かりたくも無かったのか直ぐに表情明るくしては誤魔化す様に桜の木見上げ )
それだけ好かれてるんですよ。…煙草は無理です、というか吸ったことはないんですけど早死にしたくないじゃ無いですか?
>京野 おそ松
…君なら容赦しなさそうだね、つくづく一番敵には回したくない相手だよ。
( 普段の彼と今自分とこうやって会話している彼とじゃ雰囲気が全く違い、それが何故だかは分からないが此方に殺意が向いていない事は確かで。ふと今まで自分に相手が殺意を向けたことが一度もない気がして首を傾げるも気の所為だろうと思い込む事にして。「っ、はぁ?怖いなんて思ってない、それに本当に撃つ訳ないだろ。…生憎、撃ってあげたい所だけど銃弾を忘れてきてさ。これも空なんだ、残念。」まさか相手に反撃しろなんて言われるとは思ってもおらず、一瞬どう返そうかと視線泳がすも直ぐ何か思い付いたかの様にふっ、と笑みを溢せば先程動揺余裕そうに相手から視線を逸らし銃口を下ろして咄嗟に言い訳を。しかし何故言い訳をしたのかなんて自分でも無意識の内で分からず、若干動揺の色を見せ。「……あは、寂しい?僕が、寂しい…?そう見えてるの?…それとも何、君が僕のこと愛してくれるとでも?」なんて此方を馬鹿にしている様な相手の口調に苛立ち覚えつつ、悪い癖だとは分かっているのだがつい意地を張ってしまいそんな事を )
そこらの警察官と一緒にしないでよ、僕は彼奴等偽善者と目的は違うんだから。
>カラ松おにーさん
十四松でいいよ!
(敵味方など考えておらず相手は桃色の子の仲間、手を出したらあの子が悲しむかもしれないなど考えておりにこっと笑えば「おにーさんもいるんだね!僕手伝おうか!」と首をかしげて
>おそ松おにーさん
僕は和泉十四松!
(ぱっと相手の手から手を離しにこっと笑いながら自己紹介をすると「おにーさんもの名前は?」と首をかしげながら訪ねて
>チョロ松さん
顔がどことなく似てるっす!
(こくこくと勢いよく頷けば、嫉妬しているであろう相手の顔つきを見ればはっとなり「ちょ、チョロ松さんにも愛してくれる人はいるよ!あの赤い人とか!」と相手の匂いに混じった赤い人の匂いに気づけばそう言い
(やったー!ヒャッフー!うざいといわれそうで怖いっすガタガタ)
>> おそ松
……。
( 今日はほんとうに珍しい。彼から自虐的な言葉が出るのは、片手で数えるほどしかないと言うのに。そう思案し、じっとその笑みを見詰めていたが、不意に彼の正面へと回り込めばパチン、と両の掌で彼の頬を挟んでいて。ふふ、タコみたいになってるぞ、おそ松。思わずこぼれ落ちた笑みを隠すこともなく、ぷっと吹き出せばその表情のまま「重度の麻薬中毒者か、俺の兄として不足はない配役だな。俺だって綺麗な過去は持ち合わせていないさ、何をそんなに卑屈になっているんだ、おそ松」。そう、自分とて一暴力団を壊滅させた狂った殺人鬼だ。そうしていなければ、お前や桃色にも会えなかった。それは少し、いや、なかなかに寂しい人生じゃないか?表情だけで、「俺はお前と出会えて一度だって後悔したことはない」のだと伝えれば、続く彼からの呟きに手を離し )
……あいつに何か、あるんだな?
>> チョロ松
馬鹿とはなんだ、失礼な。
( 彼が一体何を言っているのかわからないが、突如馬鹿と言われ気持ちの良い人間はいないだろう。む、と眉を寄せ嫌悪感を露にすれば鋭い目付きで彼を見て。投げ掛けられた質問、それに対する返答は、きっと、彼のお気に召すようなものじゃなかったのだろう。後退り、こちらを恨めしげに睨み付ける姿は心を乱されているよう。始めてみる余裕のない反応にこちらは片方の口角を上げ、「ふ、思っていた答えを返せず申し訳ないな。組のことなら心配無用だ。俺は中途半端が嫌いだし、何よりお前が思っている以上にあいつらは切れ者だ。そう易々と崩れたりしない。俺はそう信じている。紫──…一松が俺を恨むのは、至極全うなことだ。俺はあいつを救ってやれなかった。あいつが俺を殺したいと思うなら、俺の命を奪えば良い。俺はその選択に後悔なんてしないさ。それはあいつに会ったあとも、絶対に、揺るがない。どんなあいつだって受け止める覚悟は、もう等の昔にできているんでな」。そう静かに告げ、こちらを鋭く睨む彼に再び柔らかな笑みを向け )
奇遇だな、俺もお前のことは大嫌いだ!
…確かに、変、だな。人間なんてもう、居なくなれば良いと思っていたんだがな。何故だろう、俺にもわからない。
>> 十四松
…ならそう呼ぼう。俺もカラ松でいい。
( 屈託のない笑み、最初は無邪気なものだと、ただそれだけの印象だったのだが、見慣れてくればくるほどその笑みが、なぜだか作り物のように見えてきて。それでもその笑みに悪意など感じられず、素直にそう答えていれば続く彼の言葉に一瞬目を見開いて。……探す、か。確かに同業者の彼の方が、あいつには近い存在なのかもしれないな。そのことが妙に心細く、今では遠い存在となってしまった紫の彼を思い描けば、ぎこちなく笑っていて )
俺の片想いなんだ、あいつは俺に会いたくはないだろうさ。
>和泉 十四松
あぁ、顔ね。そういえば世の中には似てる人が三人いるらしいよ。
( 顔ならば良かった、と何故か少し安心感を覚え小さく息を吐き。しかし一体何の気を遣ったのか次いだ言葉に目丸くしては「はっ、何言って…!なんで彼奴なの、いや絶っ対にないから!」と首を振り )
>紫合 カラ松
だって馬鹿じゃん、テロリストに人権なんてあったかな?あれ、そもそも人権って何だっけ?まぁいいや、人間を消そうとしてる集団に入ってる君は馬鹿だよ馬鹿。あんなリーダーさんの変な考えに同意しちゃってね、本当ばーか。
( もう自分の機嫌が悪いからなのか内心そんな事は思っていないのだが仕返しと言わんばかりにほぼ八つ当たりに等しい悪口の様なものを長々と口にし、言い終わるなり舌を出し子供のように挑発し。「…気持ち悪い、そんな簡単に人を信用しちゃって大丈夫なの?やめときなよ、裏切られた時辛いよ?他人を信じるなんて馬鹿みたい、仲間だから信じられるとか彼奴だから受け止めてあげられるだとか何?なんで?僕には到底理解出来ないなー。」と相変わらず不機嫌そうなままで流れる様な問い掛けを幾つか口にし )
…はっきり言われちゃったよ、結構傷付くじゃん。君は僕の何処が嫌いなの?全部?存在自体?
でしょ、人間ってそういう生き物さ。考えは直ぐに変わるんだからね。ねぇ、君此方側につく気はない?
>> チョロ松
……そのリーダーに酷く固着しているのはどこのどいつだろうな?
( 先程の余裕綽々といった態度は、一体どこに消えたのだろう。子供のように罵倒しだした彼の言葉を、こちらは先程と変わらぬ姿勢で静かに聞き終えれば、そう、これまた静かに問うて。……これはずっと気になっていたことだ。彼らが互いに、妙な固着を示しているのは端から見ていてすぐにわかった。しかしどうしても、その“理由”がわからない。彼らは対極ではないにしろ、それこそ、己と紫のような立場に立っている。彼らが惹かれ合うのなら、それは部外者が口を挟むことではないため目を瞑っていた。しかし彼らの関係は、惹かれ合う、なんて甘美で艶やかな響きで表現するにはあまりに歪だ。故に、そう問うたのは本当にただの好奇心からだ。彼が我がリーダーに何を思うのか、単純に気になったのだ。少々無粋な質問だったかもしれない、そう自負しているからこそ、彼から流れるように紡がれる問いに、此方も流れるようにひとつひとつ答えていき「…お前が言う通り、人間は裏切る生き物だ。裏切られれば辛いし、悲しい。現に今、俺は人間が大嫌いだしできることなら心を開いた奴等以外排除したい。けど、な。信じるって決めたのは、俺自身だから。勿論受け止めると覚悟したのも俺自身だ。だからどんなしっぺ返しを喰らおうと、受け止めると決めた相手から拒絶されようと、それはその相手のせいじゃない。…全部、俺の選択だ」。言い切れば、目を細め彼を見やり、「……お前の傍にはそう思えるような人間は、いないんだな」と呟いて。そして更に続く問いに少し目を見開いて )
…お前に心を痛めるという感情があったのか。ん、そうだな……。お前の嫌いな所は多々あるが、一番気に入らないのはおそ松や一松のことをゲームの駒としか思っていないこと、だろうか。
愚問だな、毛頭ない。第一、俺なんかを引き入れてそちら側の利益になるとも思えん。
>カラ松おにーさん
その人ってどんな人なの?
(きょろきょろと見回しベンチを見つければ相手の手を掴みベンチに向かうと座り隣をぽんぽんと叩けば首をかしげて
>チョロ松さん
そうなんすか!
(驚いたような顔をして言えば「え、だって赤い人の匂いがチョロ松さんからするからそうかなって」ときょとんとしながら首をかしげると違うの?と相手を見て
>十四松
……ふーん。けどさ、もしお前がそれでぶっ刺されたらその…なんだっけ?桃色の?そいつのこともう愛してやれなくなっちゃっても、いいの?…そいつ、おまえがいなくなっても大丈夫なわけ。(相手の返答を耳にするなりなるほど、この子の行動理由は細かくまでは解らないがきっと自己犠牲心に似たものだろう。自分よりも誰かのことを率先する思考で動くことがどれだけその本人を想う相手が辛いのか教えるべきだろうかとその桃色がテロリストとも知らず少し時間を置いてから口を開き呟くとくつくつ笑って「さぁねぇ、…ひひ。けど易々他の誰かに命渡したりしないほうがいーよ。その子、誰かにとられちゃうかもしんないし。」と煽るように呟き)
>カラ松
…なに…バカな事…、…あいつらが僕を貶めたのと…僕が勝手にあんたを拠り所に甘えていただけ…あんたは悪くない、だからこそ今綺麗なまま消し去りたい…。…ッアハ、泣いてくれるんだ…あの時じゃない今のこんなんなっちゃった俺にも。……、………。(相手に非はない過去というに、自分を飲み込んだ強大な闇から引きずり救い出すためなのだろうか懺悔の言葉とともに味方だと言う相手の声が受け入れるにはそうする強さのない自分には苦しすぎて、一蹴し捨てるには余りにも熱く、暖かくてただ胸にひっかかってしまう。どの言葉も飲み込みきれず吐き出しきれないまま、味方なんてうそだ。ぼくから敵に回ってしまったのだから。僕はもう相手にとっても死神でしかない。そして戻るには遅すぎたんだ。昔のようにくっついてるだけでも互いに裏切り者のレッテルが付き、命も狙われるだろう。相手は仲間を裏切ることにもなる、自分も国家反逆罪として追われる。……何よりも、相手の言葉をすべて信じるには僕は汚れすぎた。最悪の事態。敵に回ったぼくがいえることじゃないのにお兄ちゃんがもし親父たちみたいに僕を裏切ったらと思うとそれだけで震えてしまう。相手にとってあまりに残酷すぎる脅しを持ちかけたことにより離れていく指先や身体にどこか温度が引いていく切なさが残る事に胸が痛くなり、踞る相手をいまだ。いましかない。おわらせる。お兄ちゃんさえしねば、僕はもう痛くない。もしお兄ちゃんを消して生きる価値を見いだせなくなったなら自害したらいい。震える指ではドスは扱えないと見てか地面へと菖蒲の細工がされたそれを落とし代わりにこの至近距離ならば照準がぶれても確実に殺せるからとトカレフに持ちかえ、両手で相手の頭を狙い引き金に手を当て暫し固まったままぶるぶる両手戦慄かせるも引き金が引けない。相手を殺す為に生きてきたのに何で。何で指が動かない?なんで…何で僕の事忘れてたりしてくんなかったんだよ…そしたら、簡単に殺せたのにっ…と表情歪め腕下ろしては相手の側に寄り、そのまま腰落とすと相手の胸ぐらを掴むと半ば無理矢理唇重ねた後に乱暴に引き剥がしすぐに立ち上がると何も言わないまま顔を腕で隠し逃げようと性急に反対方向へと駆け)
>京野サン
渡してもらう?…違うねぇ、奪うんだよ……きひっ。まあでも京野サンがどうかは知んないけどうちの部下によっぽどあんたのこと好きなやつがいてさぁ…流石に俺から見ても簡単に逃げきれるとは思わないくらい。適材適所すぎるよ。(相手が渡そうが渡さなかろうが結果は関係ない。誰が死のうが、誰が消えようが、誰にどう思われようが関係ない。あの青色の息の根を止めるためだけにやっとここまで来たんだ。…でもなんでかわからないけれど、お兄ちゃんが京野サンの物だと思うと何故かむかつく。そして何故か奪って京野サンの手の届かない所に連れてきたくなる。そのままあいつを僕だけのものにしたくなる。…何でだろう?と無意識下での嫉妬に首を傾げつつも緑色の部下の様子や性格を思い返してはくつくつと悪い笑み漏らし)…そりゃ良かった、あの人が仮にあんたにやられたりでもしたら調子づいて無茶するんじゃないか不安でね…。……ま、下手な容赦とか甘えとか甘さとか余計なもん持ってない浅瀬サンは優秀だから易々死ぬとは思わないケド。
>浅瀬サン
…そうでもないよ、捕まってた時は散々罵ってきたおっさんらが血相変えて気に入られよーとぺこぺこしてんの見んの吐き気するし。ふうん、浅瀬サンも裏口………入学じゃないか。にゅーたい?なんだ。(相手の過去や過ごしてきた環境について知らないためか僕の他に特別な措置をもってしてこの組織に入った人も居たのか、なんて目を瞬かせては知らないとはいえ正面からではないとなるとはじめからよっぽどの実力者だったか何かあったかのどちらかだろう。拾われた、という言い方ならきっと後者なのだろうと察しを付けながらため息漏らすと首を降り。「…警察暮らし初めてから何回か食ったぐらいだし…ちょこ…れいと、…白いの?…白い甘いのは三角で苺乗ってるやつしか見たことないからたぶん違うな…」なんて呟きながらも興味津々なのか名前を忘れないようにと何度もちょこれいと、ちょこれいと、と数回小さく繰り返し。「勝手にあれこれしてくれんのはいいけど明らかに見返り求めてる奴見るとどうしても左遷したくなるよね。…ひひ。覚悟だけ、ね。そりゃよかった。…で?なんで浅瀬サンはあの飼い主さん気になってるの?」どこか隠そうとはしていながらも言葉とは裏腹な動きかたをする目線に目を瞬かせては首傾げ好きなの?なんて堂々訪ね)ドーセ何もいいことないのに長生きしてもつまんないし…反対におさけは嫌いだけど。
>> 十四松
……そうだな。随分前に離ればなれになってしまったから、今どうしてるかわからないが。昔は泣き虫で寂しがり屋で、でもとても心優しい少年だったんだ。
( 手近にベンチを見つけた彼に従い、その横に腰を下ろせば目線を紫の空、そこに瞬く星々に向けながらそう答えて。……今どんな青年になっているか、それは解りかねることだが、俺はどんなお前でも受け止めるよ。そう心の中で呟けば、思い出したかのようにもうひとつ、彼に関することを口にし )
あと、猫にやたらと好かれていたな。あいつも猫みたいなやつだったから、納得はいくがな?
>> 一松
~…そんなこと、言わないでくれ。一松、お前はいつだって、どんなに月日が流れて立場が変わったって、俺の大切な人に変わりはないんだ。
( こんな安っぽい言葉じゃ、俺の気持ちの数滴すら彼に伝えられはしない。お前は俺の希望だった。お前を見つけて、それで、また笑い合うことを今日までの生き甲斐にしてきた、その望みがあったからこそ、俺は人間への復讐を誓うことができた。彼がもう涙を流さなくてもいいように。その為だけに、俺は存在していたと言っても過言ではない。故に、トカレフの銃口を向けられても、抵抗する気なんて一切沸き起こらなかった。……そうか、いちまつ。お前が笑顔になるのなら、悲しまなくて済むのならこの命くらい易々と捧げよう。だから最後の瞬間は、どうかお前の笑顔を見せてくれ……。そう心の中で呟き、穏やかに笑って見せれば目を閉じ───…ようとした瞬間、突然胸ぐらを掴まれ唇を塞がれたことに目を見開いて。瞬きひとつをし終わる頃には自分に背を向け走り出す姿。……やっと、やっと会えたのにこのまま逃がしてなるものか。そう思った時には力強く地を蹴って追いかけていて、競り上がる涙と嗚咽で上手く息が吸えず、はくはくと唇を動かし名前を叫び )
い、ちまつ!!待ってくれ…っ、いちまつ!!!
>浅瀬 チョロ松
へへっ、お褒めの言葉として受け取っとくわ。
(いま自分と話している彼にはいつも仕事の時に見かけるような殺気だった雰囲気はなく今までの自分の言動からして殺気を向けられることを想定していたのだがそれがないことに疑問を抱くも僅かな動揺を悟られないようにヘラヘラとした笑みを浮かべ。「強がりは体に悪いぞ……なんてな。―――言ってること矛盾してるんだけど……俺の事殺したいの?殺したくねぇの?」否定な言葉を吐かれれば敵に対しての精いっぱいの虚勢なのだろうかそれとも本当に怖くないと思っているのだろうかとどちらなのか分からないも様子からして前者なのだろうと考えながらどこか抜けた口調でからかい気味に言って、本当に撃つわけない、でも残念とどこか矛盾にも似た言葉を口にする相手に自分では無意識のうちに相手を殺していないことは認めつつ、つまるところ相手は自分の事を殺す気はあるのだろうかと少々疑念を抱けばかなり直球に尋ねて。「寂しい、孤独に見える。俺にはね。……愛してやろうか?」どこか意地を張るような彼の口調に感想を率直に述べれば、彼が愛を欲しているのは明白だがそれがいったいなんの種類の愛なのが分からないまでもないなら与えてやればいい、そんな考えにいきつけば自然とそう呟いていて)
はいはい、悪ぅございました。目的?へぇ、どんな?
>カラ松
ぶっ……急になにすんだよ……
(無言になる相手に一瞬愛想を尽かされたのかと考えが頭をよぎったが彼が頬を叩いてきたのは完全に不意打ちで変な声が出てしまい。相手からこぼれ出た笑みとその言葉に、思えば自分は自信がなかったのかもしれない。こちらは家族のように思っていても信念も少しずつ違い境遇も違う彼にちゃんと受け入れられているのかとどこか不安げにしていた気持ちにやっと気づけばそれを気づかせてくれた相手に対し温かいものが心に流れてくるようで「……ありがとな。へへっ、カラ松は俺の自慢の弟だ。」微笑む相手に吊られるようにニカッと笑うとくしゃくしゃと相手の頭を撫で。続けられた言葉に僅かに目を伏せるようにしながら自分の手を見つめながら呟き)
……殺せねぇんだよなぁ。なんでだろう……
>和泉十四松
十四松……あいつと似てるな。
(元気よく答えた相手を見ていると、そういえば顔がなんとなく桃色の彼に似ているような気がし、ドッペルゲンガーというものを聞いたことがある気がしたがただ似ているだけだろうと結論付け。「俺はおそ松、京野おそ松だ!」花の下を擦りながら二カッと笑い)
>蒼止一松
おー、それは怖い怖い。でも俺の邪魔するようなら、どっちみち排除しなくちゃなぁ。
(なんとなくこちらを挑発するかのような言葉に言葉だけで怖がれば表情はどこか余裕そうに作っており、相手の部下と聞けばますます緑の彼が思い起こされ彼が青を奪うために緑の彼にも協力を頼むならこちらとしてもやりづらくなりそうだなと考えれば口では排除といいつつも緑の彼を殺せていないのは事実でありそれを隠すように口角を上げ)
……随分と緑君のこと信頼しているようだなぁ。
>一松さん
あ!そっか!
(そのことをまったく考えていなかったのかはっとなり「やっぱり刺されるのはやだっす!」と焦りながら言えば「と、取られるのはやだ!」と必死に言い
>カラ松おにーさん
へぇ…
(相手の言葉を聞けば離ればなれであってもまた会える可能性があるのかと思い少し羨ましそうに聞いていて「猫?僕の上司にも猫好きいるよ!」とはいはいと手をあげればにこっと笑って
>おそ松おにーさん
だれと?
(誰と似ているのだろうと考えながら首を傾げ「どっぺるげんがーってやつ?じゃあ僕死ぬの!?」と言い、ドッペルゲンガーに会うとオリジナルは死ぬという知識を持っているためおろおろと慌てて
>紫合 カラ松
何々、脳内思春期真っ盛りなの?…固着って何?僕が彼奴にべったりって言いたい訳?
( ふと問い掛けられた言葉に表情消しては首を傾げ、一瞬なんと返せばいいか迷い顔を下げ。今までは何でもないものだと考え赤い彼への可笑しな感情は気の迷いだと言い聞かせ続けて来たがそれをまさか他人に問われる等考えた事もなく、更に固着だなんて言われればそんなに彼に関わっていたかと頭を悩ませ。しかし何が何でもそれを認める事は絶対に出来ない、ぶんぶんと左右に首を振ればぎこちない笑み浮かべながらも誤魔化そうと上記を。相手が自分の問いに丁寧に答えていった事に若干目見開いてはそれに対してまたからかってやろうと口を開きかけるも続いた言葉に目細め相手を睨みつければ「…居ないんじゃない、作ってないだけ。」と先程とは正反対に低い声でそう呟き。 )
…普通にあるよ、僕一応人間だから。駒?ゲームの駒かぁ、確かに重くは考えてないね。死んだら仕方ないね、って位?でも蒼止さんにはお世話になってるよ、一応感謝してるのさ。
…あは、仲間が増えるのは良いことでしょ?そっかそっか、ないんだ。それは残念だね、残念じゃない位に残念。
>和泉 十四松
そうみたいだよ、だから別に珍しくなんかないでしょ。
( こく、と相手の答えに頷けば自分に弟が居た事等完全に記憶がなくただ顔が似ているだけなのだろうと勝手に納得し。次いだ言葉に目丸くしては「だから違うっ、というかなんで僕から彼奴の匂いがするんだよっ…!」と必死に否定して。 )
>蒼止 一松
捕まってた?嗚呼、そういえばそうでしたね。そいつ等が気に入られる為にねぇ、想像しただけで気持ち悪いな。
( はふ、と小さく溜め息をつけば相手の言葉を聞きその状況を想像すればクスと眉下げて笑い。そういえば彼は昔捕まっていたのか、と思い出せば一体どんな生活を送っていたのだろうと少しばかり興味が沸くも恐らくこの間話した青い彼の話す相手と全く一致しない程に変わり果てる様な辛いものだったのだろうと、それについて深く問う事はせず。「それはショートケーキ。あはは、なんなら今度色々持ってきてあげますよ。」と薄く笑み浮かべれば名案と言わんばかりに人差し指を立て。「ですよね、プライドなんてきっとないんでしょーね。可哀想。…え、いや別に気になってるとかじゃ…。」相手の口から溢れた問いに硬直すれば、視線を泳がせそれを否定しようとし。何故相手からそう思われているのかが分からずまさかそんなに分かりやすかったかと若干焦りを覚え )
まぁ生きてて損はないんじゃないですかね、死んだら何もないですよ。…酒は無理なのに煙草は大丈夫なんですか?
>京野 おそ松
…本当に都合のいい頭だな。
( 何処か困ったかのような笑み浮かべれば呆れたように肩竦めて見せ。なんだか彼と話していれば自分が相手と敵同士だなんて事忘れてしまい、無意識の内に首を傾げており。「だから強がってなんかないって。…っ、あはは、ごめんね。僕頭悪いから、言語能力とか皆無だから言ってる事矛盾してたりとかよくあるからっ…、」次いだ相手の問いにさぁ、と体から血の気が引いていくのが分かれば一歩相手から離れなんとか平静を装おうとぎこちなくも笑みを向け苦しい言い訳を。人の事を馬鹿にしておきながら自分の方がよっぽど馬鹿じゃないか、と自分に呆れれば一度小さく舌打ちして。「…見えるだけでしょ、僕はそこそこ楽しく生きてるよ。多分。だから君のそれは完全に勘違いさ。……っは?え、本気で言ってんの?それともからかってんの?」きょとん、と目見開き相手見つめれば暫く頭が真っ白で何も考えられなくなり自分で言った事なのにまさかそんな答えが返るとは考えておらず動揺の色を見せ、それが自分の発言の後者であって欲しい気もするが逆であって欲しいと僅かに考えてしまうのも確かで )
全く反省の色が見えない。…金だよ。僕は金が欲しいから人を殺し…じゃなくて、働いてんの。
>> おそ松
当然だ、俺を誰だと思ってるんだ。
( ぐしゃ、と乱される髪。夜中の、人目を避けた散歩だとしてもその髪はきっちりとセットしてきたわけで、崩れた髪型に「クールな髪が台無しだ」と唇を尖らせるものの相手の表情にこちらは安堵の笑み溢していて。……よかった、いつものおそ松だ。そう心の中で呟けば、彼の屈託のない笑みを見詰めて。しかし続く一人言のような呟きに、その表情は少し崩れ今度は真剣な表情へと変わり )
…お前がそうだとしても、相手は何を思ったいるかわからん。奴は特に、感情を読み取るのが難しい。……殺せ、とは言わん。ただ用心はしろ。
>> 十四松
そうなのか?……なら、俺の探している奴と仲が言いかもしれんな。
( 警察のなかにも、愛玩感情を持ち合わせている奴はいたんだな。とどこか他人事のように思考巡らせ相手へと小さく笑いかけ。ふと、彼が探しているという“桃色”の“あざとい”人物について思い出せば「そういえば、」と言葉を発し。恐らく彼は、俺がその人物と面識があることに気付いている。けれどここで明確に繋がりがあると伝えることで彼がどう動くのか、まるで検討がつかなかった。第一今現在どこにいるのかは、本当に知らなかった。故にあくまでも他人のように、自分には関係のない話だと言うようにその話題へと触れ )
十四松の探している桃色の奴は、どんなやつなんだ?十四松は悪いやつを捕まえているんだろう?…話を聞く限り、桃色はテロリストとみえる。お前は桃色を捕まえようとしているのか?
>> 浅瀬
べったりというより、俺には酷く赤にこだわっているように見えてならない。
( 困惑の色を滲ませる彼。彼から出た問いに素直にそう返せばまさか無意識なのか?と心の中で自問自答を。……そう、この男は何故だか赤にばかり目を光らせている気がしてならない。この反応を見る限り、強ち間違ってはいないようだ、が。赤がこの男の反感を買っている、というわけではないようだが、果たしていつ彼の刃が赤に降りかかるともわからない。警戒しておくに越したことはない。そう思っての質問だった。自分の答えを素直にそう伝え、続く彼からの言葉と鋭い目付きを受け止めれば「……そうか」とだけ返して。しかし次の言葉に、次はこちらが目付きを鋭くし )
……先に言っておく。一松に手を出した時点で命はないと思え。
お前の所に行くくらいならここで死んだ方がましだ、期待に沿えずすまないな。
>紫合 カラ松
……こだわってる、ねぇ…。君からはそう見えてるだけでしょ?そんな事ないよ、まぁそれも人それぞれって言うの?価値観?まぁいいや、兎に角君が思ってるようなものじゃない。勿論…__、殺せないって訳じゃあないからね?
( 相手の言葉を耳にすれば少し困った様な表情を浮かべるもそのままくるりと相手に背を向け一度目を瞑り何故彼の話題に変わっただけで此処まで動揺してしまっているのか考えるも結局はそれも無意味であり兎に角これ以上動揺している事に気付かれない様に、と小さく息を吐いて。いつもの様におどけた様なふざけている様な笑みを貼り付ければ振り向き相手に笑い掛け上記を、言い終われば手で銃の形を作り相手に向けて撃つ真似をしてみせ。相手がこれ以上深く聞きこんでくればどうしようかと考えていたが、会話を途切れさせてくれた事に若干安堵しつつニヤリと不敵な笑みを浮かべると挑発でもしているかの様に「…なぁに、馬鹿にしてるの?昔のお友達をずっと信じて追ってる君には分かんないだろうね。…それに僕だって本当はいい子なんだけどな、そうは見えない?」とおどけてみせ、自分で言っておきながら無意識なのか最後の一言をは呟く様に。次いだ相手の言葉と表情にわざとらしく肩竦めて見せ )
おぉ、怖ぁ。そんなの知らない、覚悟?嫌だ嫌だ、僕死にたくないし痛いのも嫌だから覚悟なんてしない。逆に僕に手を出したらそっちが覚悟しておきなよ?
そこまで嫌?まぁ良いけどさ、君には沢山仕事して貰わないと。
>カラ松
…大切でも、寄り添えなかったら意味ないだろっ!……くんな、…っくんなよ…っ!おまえがいるとなんもかんもわけわかんなくなるんだよばかっ!!このっ……――ぁ…っ…!………!(相手と引き剥がされてからは人を殺める力は持っていても人とかかわる力のない自分は自分以外の人間を信じないことだけで身を守って生きてきた。どの人間も腹の中なんてわからない。どんなに信じてても同じ。しかも信じていれば信じていたほどその時の痛みは増す。許したって謝られたって苦しくなるだけ。だからこそ親父は殺した、…だからこそお兄ちゃんも殺したい。お兄ちゃんにだけは裏切られたくない。たった一人だけ自分の世界で味方で居てくれた彼に裏切られたら?見限られたら?そんなの耐えられない。だから僕はお兄ちゃんを殺すためだけに生きてきたし覚悟もしてきた。…のにも関わらずいざ顔を会わせたら沸いて出る感情は何だ?顔を見ると胸が暖かくなった。抱き締められたら涙が出そうになった。覚悟が揺らいでぐちゃぐちゃだ。殺せもしなかった。―きっと自分が殺したかったのは、お兄ちゃんなんかじゃない。きっと素直にお兄ちゃんの元に戻れずに孤独に負けて壊れた自分だ。じゃあ何?じゃあ何?ただ僕は孤独に負けて狂った殺人鬼ってだけじゃないか!――幾度となく脳内を駆け巡る叫びに絶えきれず大粒の涙と共に相手を振り払おうとしながら必死に施設の跡地から離れようと走るもののひきつる呼吸が苦しく、このままじゃ追い付かれると思ったのか威嚇射撃をしようとトカレフを相手の足元向け撃とうと引き金に指を当て普段ならなんのミスもなく正確に相手の足元の地面へと射撃ができていたのだろう。振り返ったと同時に足を滑らせバランスを崩し、反射的に驚いた身体は銃口がぶれていても銃身を支える力の準備ができてなくともトリガーを引いてしまう。ガァン、と鈍い音を立てた直後ぎゅっと目を閉じも暫くするもなにも起きていない…いや、違う。感覚がなかっただけだ。自分の脚へと誤射した事によりぬるりと出る血液と焼けるような痛みに顔青く染めがくりとその場に膝を付くも声を上げじとぎり、と歯を食い縛り踞り)………?…、!!……!!……ッ、……!!!……っっっ…!!!
>京野サン
……知り合いなんでしょ、浅瀬サンがあんなに固執する人間なんか珍しいし…報酬だけを求めてるなら何もあんた一人だけに絞る理由はないからね。いくら頭狙った方が勲章になるとは言え、他大勢は興味ないなんておかしい。報酬が欲しいならそいつらもどうにかするだろうし。(飄々としたそぶりと口ぶりで排除、なんて口にする相手をジッと観察するように眺めるとまあ証拠も話もなにもないからただの勘や推測の域は出ないし、浅瀬サン自体警察を裏切ってこの人の味方してるわけでもないからさして問題はなにもないからいいんだけど捨て置くにはなんだか少し勿体無い。理由次第によっては本格的に浅瀬サンに丸投げして僕はお兄ちゃんに全力注いでもいいならそうしたいし。なんて打算を胸に首を傾げ)……信頼?違うよ、信頼してんじゃなくてあの人にあんたを任せた方が確実性が高いだろうと分析したダケ。俺には信頼できる奴とかいらない。
>十四松
だろぉ?…だからさ、あんまり軽々と自分のやりたいことほっぽるもんじゃないよ…しかも赤の他人相手に。大事な物の為なら戦わなきゃね…。(とっさに慌てふためきながら撤回する相手にきひ、とどこか俗っぽさに溢れた笑みを漏らしながら再度尋ねると懐へと短刀仕舞い、まあ実際伝えたいのは下らないお人好しで死ぬのは馬鹿馬鹿しいということなのできれいごとに聞こえるだろうが汚い言葉で直接教えても彼みたいなタイプには飲み込みづらいだろう。と思ってかそう呟くと「その子のために何があっても生き抜いてやれば?」と続けて)
>浅瀬サン
……そ。濡れ衣だけどね。散々いーよーにしてくれたクソ共が急にちやほやしてきたからね………遠方に飛ばしたけど。(相手がまさか自分が探し求め、いい意味でも悪い意味でも愛して止まない青色と言葉を交わしていたことがあるとも自分の過去の様子を知っているとも知らず知らずに当時重罪人としてひどい扱いをさせられた監守やら警察やら思い返しつつも何ら悪びれる様子すらなしに左遷したとあっけらかんと呟き。まあ面白かったのはあっさり左遷した僕よりかそれをあっさりいい顔で一松くんが望むならそうしたまえよ、なんて認めた署長の方なんだよなあ。なんて思いつつ「…ふうん……?…ちょこ、れいと…とはまた違うんだ…。……紫煙まみれになっても、いーなら好きにしたら。」等と、本当は馴染みのなかったお菓子が嬉しいのかどことなくそわそわとしつつも無愛想にぽそぽそと呟くと「…部下を可愛がれ、って意味かなって思ったからね…経験積ませてやろうと激戦区鎮圧や大量の書類押し付けといた。ひひ…経験積ませてやろうとね。………気にならないけど好きなの?」投げ掛けてみたにしてはあまりにも良すぎる反応にお、と面白さのようなものが芽生えたのかにやにやしつつ聞き返しては相手の表情伺ってみて)フツーはね。俺は存在理由がいっこしかないから変わんないだけ。……お酒はなんかぐるぐるするし…苦いの多いし。
>> チョロ松
…簡単に殺せると思うなよ?
( 何せ彼の前には、ひとつ壁かある。───俺という、壁が。その程度の覚悟ならできている。今の組織に足を踏み入れたときから、自分の命を投げ打つ覚悟くらい、とっくに。そう意を込めて言葉を返し、一度表情を隠した彼が何を思ったかわからないが、この牽制が少しでも効けばいい。ポンコツだと言われていても、こういった局面では良く頭が回るのだ。しかし不敵に笑う彼の表情には、頭など使う暇もなく少し眉を寄せてしまい「馬鹿にしたつもりはない、少なくとも浅瀬、お前よりはな。…良い子、か。確かに今の政治家や権力者にとってお前はそうなのかもしれんな」と。その後、肩を竦め言葉を返す彼に今度はこちらが返答し )
そんな覚悟、とっくに出来てるさ。
………どういう意味だ?
>> 一松
……!!
( どんなに信じていると、愛していると叫んでも、相手に伝わらなければ意味がない。彼はきっと、ただ怖いだけ。過去のトラウマに飲まれて、周りを闇に沈めて。──…声が届かない訳じゃない。ただその言葉を、信じることが怖いんだよな。それなら、信じられるまでずっと、俺が言い続けるから。“ずっと傍にいる”“大好きだ”。言い続けて、お前がもう一度光の道を歩めるように。だから一松、どうか闇に一人で取り込まれないで。俺にもその闇を、少しでいいから分けて。そう思いを込め、もう一度ヒリヒリ傷む喉で名前を呼ぼうとしたその時。───…一松の体から流れる“赤”に、数秒その場で止まってしまって。そのまま座り込む彼の名前を叫ぶことができたのはそれから数十秒あとで。気付けば必死に、「いちまつ、いちまつ!」と譫言のように叫びながらその場に駆け寄って。彼を失うかもしれないという恐怖、カタカタと体全体が震える。けれど傍にしゃがみこみ自分の服を躊躇もなく引き裂けば、それを撃ち抜いた箇所より少し上でぎゅっ、と強く結び止血を。その間にも頬を恐怖から青に染め、涙の滲む瞳で彼を見詰め血の流れる箇所を手で抑えながら必死に言葉を紡ぎ )
っぁ、すぐどこか、休めるところ、連れてくから……っ!
>蒼止 一松
あはは、容赦ないですね。可哀想に、ただ蒼止さんに気に入って欲しかっただけなんでしょ?なら上手く利用でもしてあげたら喜んだんじゃないですか?嗚呼、もしかして青いお友達と離れた時に君の事散々、……ぁ…。
( 面白そうに相手の話を聞けば返事をしようと口を開くも、油断していたのか相手の口から一度も聞いた事のない事を話そうとしてしまい気づいてからじゃ遅いのだがそのまま口許に手をあて口を閉じればおそるおそる相手に視線をやり。これ絶対怒られる、絶対僕地雷っぽいの踏んじゃったと若干動揺しつつ溜め息を。「…あー、まぁ覚悟しておきます。はいはい好きにさせて貰いますよ。」と何処か呆れた様な笑みを溢せば残りの一つのチョコをポケットから取りだし相手の手に落として。「うわぁ、今後僕の事は可愛がって貰わなくて結構でーす。…っ、いやだから好きとかそういうんじゃないんですってば…ほ、ほら、それに敵の事を良く知るって言うのは大事だって聞くし?」と必死に誤魔化せば首を傾けて何処かで聞いた事があるようなないよう事をな笑顔で伝えればすがすがしい程の表情を浮かべ視線を泳がせて )
一つか、でも一つあるならまだましじゃないですか。…まぁ、内容はどうであれ。
お酒は甘いのもあるらしいですよ、僕あんまり詳しくないんですけどね。
>紫合 カラ松
ははっ、知ってるよ。でも君をやっつけるのは僕の役目じゃないからね、何て言うの?…協力、ってやつ?それに蒼止さんと約束したからさぁ、僕は君に手を出せないのさ。
( くつくつと喉を鳴らし余裕そうな黒っぽい笑みを一瞬浮かべれば何事もなかったかの様に人差し指を立て相手に微笑み掛け。そう、相手を殺すのは自分ではなく紫色の…目の前にいる相手の大好きな彼、その時はどんな表情や行動を見せてくれるのかなんて考えれば自然と口角が上がり。「…そういういい子、じゃないんだな。小さい頃は母さんも父さんも優しくてさ、いつも僕を誉めてくれたからね。…彼奴がいなきゃ、僕は今頃…、」今までとはうって変わり何処か冷たい笑みを浮かべるなりぼそりと呟やいて、今では一体何処に居るかも分からない彼をずっと恨み続けていて。 )
ふーん、流石だねぇテロリスト君。
…ん、そのままの意味だけど?
>チョロ松さん
そっかぁ、偶然かぁ…
(相手の顔をまじまじと見ながら桃色の子のことを思い出し重ね合わせるも赤の他人だと認識し「僕時々赤い人と一緒にいるの見るっす!」と手をあげながら言い
>カラ松おにーさん
その人も猫っぽいの!
(まさか相手の探している人物と自分の上司が同一人物だとは思っておらず上司のことを話して「捕まえないよ?捕まえちゃったらあの子が悲しんじゃう」桃色の子の嫌がることはしたくないため粛清や逮捕をするということは考えておらず
>一松
あの子を守る!
(死なないとこくこくと頷きながら桃色の子の嫌がること悲しむことはしないと心の中で再度誓いなおせば守ることも誓って
>カラ松
……ッ……ぁ…っ…!!!……ッ、…ッッ…!!…は……ッ……ひゅ、…ァ…!…ッぎ…ぁ、あし…だがら…っ、しなな……放っ、とい…ッ!!(何度も人を殺してきた体験も有れば訓練で応急処置も人体の致命的な部位もよく熟知している。だから脚に鉛玉が一発受けたぐらいで命を落とすような事はないし、出血こそ多いが脚は動かせるし健や筋はやってないようだ。しっかり処置をすれば時間を要するかもしれないが完治するだろうが知識と体感はやはり違い、感じたことのない撃ち抜かれる痛みと流れる血液の量に解っていても激痛をうまくやり過ごせず強くぎりぎりと歯噛みしたまま呼吸荒げ喉を曝すように仰け反るも駆け寄る相手を追い払うことさえままならずに踞っているも怪我をした自分よりも顔を真っ青にさせてあわてふためく相手の様子は確かに嘘や偽りは一切含まれていない表情であって、なんで。何でここまでされていまだに僕のことを心配するの?裏切られるのを恐れるあまり相手の気持ちをはね除けたり脅したり散々踏みにじったのに。何で僕が傷ついたことにそんなに怯えるの。と痛みに呑まれる体と頭の最中にも小さくそう脳内を駆け巡らせるもそれを口にする体力も勇気もない。ただただ心配かけさせないためなのか、相手を追い払うためなのか自分でもよくわからないままに大丈夫だと口にしようとするも上手く行かず、風貌からして身なりに気を使っている相手が自分のためなんかに服を破くのに目を見開きとっさに止めようとするも言葉紡げず止血に巻かれた相手の服だったものと宛てられた手にすがるつもりか払うつもりか自分でもわからないけれど触れなきゃいけない気がして、かくかくと腕を震わせながら自分の手のひら重ねぎゅっと握ると元々さほど体力のない体は血を流した事で顔を青くさせたまま呼吸浅く繰り返しながら相手見て)…っ…から…ッ…ま…つっ…、に、…にいさ…っ…。
>浅瀬サン
んなわけないでしょ、あいつら別に俺に気に入られたいんじゃなくて気に入られる事で昇進したいだけ……………、……どこで聞いたのかな…俺捕まってた話はするけど、そいつの話はしないから漏らした奴が居るんだろうね。悪いね浅瀬サン…陰気臭い噂話耳にさせちゃって。気にしなくていーよ、忘れちゃって。……ね?(くっくと悪びれた笑みを漏らしながら楽しげに言葉を紡ごうとするもふと相手の口から漏れた青い、という単語にぴたりと表情止めじっと相手見つめてはそれは僕だけの領域だと言わんばかりに相手を牽制させる意味で気にしなくていい。余計なことは気にしなくて、忘れていい。という言葉を使いながらも余計な昔話をする奴も居たもんだと甘い皮を被り。忘れていいのだとわざと強調するように宣うと首をかしげ。「……そ。なら、いいけど………、…!……最後の、もらっていいの…?」なんて無愛想な返答を散々に繰り返したくせに残りのひとつが自分の手の中に納められたことにぱちぱちと目を瞬かせ嬉しそうな色をにじませながら呟き。「ひひ、それがいーよ…可愛がれアピールする部下、嫌いだしね。………ふうん?にしては知りたがりすぎてない?それもあいつだけ。特別知りたいように見えなくもないんだけど」などと、好きなら好きだっていっちゃえばいいのになあ。殺さずとも一生幽閉してやればずっと自分だけのものになるし、逮捕にもより力が沸くだろうに。なんて検討外れな歪んだ思考を密かに思いながら)ないほうが幸せかもよ、…完遂しきったあとなにしていいかわからなくなるくらいならはじめからカラっぽのがいいのかも。……あまくてもくらくらするのはやだ。
>十四松
そうそう。その子のことを守るためにもお前はきちんと生き延びないとね……その子が悲しむのも、お前がいなくなって守るやつがいなくなってその子が傷付くのも嫌だろ?(しっかりと元気よくうなずいてみせる相手によしよし、一歩前進したなと内心ほくそ笑みつつ素手でも対等に敵となんとかやりあえるくらいの力の持ち主だ、なにか希望を持たせておいた方が戦いに望みやすくもなるし生き残りやすくもなる。…ひいては戦力にもなるし相手を死なせるわけにはいかない。そんな打算もしながら言葉続けては「…誰かに襲われたら絶対に勝って生きるんだ、その子を守るためにも、ね。」と続けて)
>> 浅瀬
だがお前がおそ松を狙うのなら、そういうわけにもいかないんでな。
( 彼の言葉に、どうやら今日殺し合いをする気はなさそうだと算段し。口振りから、紫が一枚噛んでいるようだが、彼、浅瀬は酷く楽しそうだ。──…こいつに利用だけはされるなよ、一松。と心中密かに彼への警戒心を強化しつつ、続けられた言葉。彼奴、と紡がれた言葉に、微かだが浅瀬の面影を思わせる桃色の姿が脳裏に浮かび。……もしや彼らには面識があるのだろうか。そう思案すれば今度彼について調べることを決意し、心中を決して悟らせぬよう口元に笑みを浮かべれば「お前に恨みを買われたら、安らかに眠れる気がしないな。」と。 )
………さっきも言ったが、お前のゲームの駒にはならないぞ。
>> 十四松
……猫好きは性格も猫に似るんだな。
( 「俺の探している男も、猫みたいな奴だったんだ」と続け、久方ぶりにふわりと力の抜けた柔らかな笑みを浮かべていて。それは続けて返ってきた彼からの、桃色を労るような言葉のおかげでもあり、気付けばぽんぽんと頭を撫でていて「そうか。十四松は本当にそいつのことが大切なんだな」。 )
>> 一松
い、ちまつ。一松っ。
( どんどん血の気を失う彼の顔色。足を撃ち抜いたのだ、痛みもかなりのものだろう。足を撃ち抜いたとて、命に直接関わることはないということは、知っている。自分だって腹を撃ち抜かれて死ななかった過去がある、そんなことは頭で理解できていた。しかし、それでも。彼が傷を負った、そう考えるだけで不安や恐怖が後から後から追いかけてくる。ああ俺は一体いつからこんなに、こんなに。頭の中はまだ混乱状態だ。けれど喉を反らし痛みに耐える姿に一刻も早くどこかへ彼を連れていかなくてはと思考だけが先走って。───…そんな、ときだった。彼の手が俺の手に触れたのは。はっと、目を見開く。その拍子に耐えていた涙が頬に一筋のあとを残して、一松の重ねられた手の甲へと落ちていく。真っ青な顔。まだ頭は恐怖や不安でぐちゃぐちゃだ。けれど体は、なんの迷いもなく彼の体を抱きすくめていた。まだ体が震えている。キョロキョロと辺りを見渡し、一方向を見詰める。……幸か不幸か、ここから俺の自室まで、そう距離はない。彼は嫌がるだろうが、そこに向かうべくぎゅうっと抱き締めた彼に声をかけて )
いちまつっ。今から安全な場所に、お前を連れていく。嫌かもしれないが、っ絶対、絶対助ける、から!!
>和泉 十四松
あ、いや……俺の部下とにてるなって……
(自分の呟きに思いのほか食いついてきた相手に若干身動ぎすしつつもなんとなく桃色とはいえ濁すような言葉を使って説明して。「いやぁ、ドッペルゲンガーってほど似てるわけじゃ……」慌てる相手をなだめるかのような声色になりながら性格は全くと言っていいほど似てないし顔もよくよく見れば若干違っているところもあると思い)
>浅瀬チョロ松
否定はしねぇよ。俺は常に都合よく生きてるからね。
(首をかしげる彼の姿になにがおかしいのかと疑問に思い注意深く観察してみるが相手の思考は相変わらず分からなくて引っかかった疑問を余裕ぶった笑みで払拭するように。「その顔が強がってない顔?―――……俺の事、殺したい?イエス?ノー?」相手のひきつった笑みを見ればこちらだって一応テロリストのリーダーであり洞察力はある方だと思っているため相手のバレバレな表情にだまされないぞと言わんばかりの顔をしながら詰めよって、ほぼ反射的に相手の手を取るとその腕を顔の前まで上げ言語能力に乏しいのならそれすらいらない会話で結構と心中で呟けばそんなことを問い。もし自分が逆の立場でそんな問いを出されたら自分はどう答えるだろう、かなりしぶりながらもやはりノーというのだろう。答えは出るもその理由を聞かれればきっと答えられないとかなり自分の中でも矛盾していてやや苦笑し。「そうかよ、勘違いでも俺にはそう見える。―――――本気……っていったらどうする?」さっきと違い明らかに動揺の色を見せた相手にどこか余裕そうな表情、しかし先ほど口走った言葉の意味が言った自分でもよくわかっておらず心中混乱していて唇の端はやや震えており)
おお、なんか物騒な単語聞こえたんだけど……そんなに手に入れてどうすんの?
>カラ松
アハハ、髪乱れちまったな。わりぃわりぃ。
(口をとがらせる相手の素ぶりに愛しさを感じながら謝りつつも手は止めずしかし先ほどよりは柔らかいしぐさとなっていて、口には微かな緩んだ微笑みを浮かべており彼の安堵の笑みを見ればなぜか嬉しくなり。相手の真剣な表情にやはり自信の事を一番考えてくれているのは彼なのだなと嬉しくなりつつちゃんとした声で返して)
あぁ、分かってるよ。……カラ松は、誰かを愛しいって思った事ってある?
>蒼止一松
……で、結局何が言いたいの?知り合い……っつうか、確かに顔はしってるけどさ。あいつが俺だけを狙う理由なんて知らないし。
(相手が並べるつかみどころのない数々の言葉を聞いていては結局彼が何を言いたいのか分からず聞き流しても良かったのだが緑の彼が自分だけを狙う理由が分からないのは本当で、緑が自分だけを狙ってくれるなら他の仲間には被害は及ばずそれはそれでいいことなのだろうがこちらが殺せず相手も殺してこないそんな相手につきまとわれていてはストレスが増える一方であり理由があるなら知りたいと思って。)
へぇ……いらない、んじゃなくて、出来ない、んじゃないのか?
>和泉 十四松
そう、偶然。兄弟だとかっていうのならまた話は違ってくるけどさぁ、それは有り得ないよ。僕一人っ子だしね。
( 溜め息をつけば苦笑浮かべつつも首を左右に振り。そう、自分は一人っ子だ。だって弟も兄も、自分の記憶に等残っていないのだからと相手の探す彼こそが弟だと言うことも知らず。ゆらり視線を動かせば「それは、…相手は犯罪者なんだ。色々と知っておかなきゃいけないから、だから接触してるだけ。いい?」と )
>蒼止 一松
へぇ、人を利用して地位をあげるんだ。でも地位をあげて一体何がしたいんでしょうね?…否、別に誰かに聞いた訳じゃないんですよ。ただ僕が知ってるだけだから、他の連中はこの事殆ど知りませんので御安心を。んで、まぁ折角なのでいい機機会って事で質問なんですけど良いですか?そうですか、有難う御座います。………青いお友達は例の青いテロリストと同一人物ですよね?なんで命を狙ってるんですか?殺してどうするんですか?そもそも、殺せるんですか?
( 相手の反応と強調された言葉に若干怯むもまぁ手を出される、という事は確率をしては低い気がしない訳でもないのだがする訳でもないのでにこりと笑みを浮かべひとつ提案を。しかし相手の答えなど始めからいらないとでも言うかのように勝手に礼を告げれば前々から聞きたかった事を始終楽しそうな表情で問いかけ。「ん?あぁ、別に良いですよ。家にはまだありますし、折角喜んで貰えたんですから。遠慮なくどうぞ。」とクスクスと相手を面白そうに横目に見、なるべく柔らかくそう伝えてみて。「ですね、まぁ蒼止さんに媚びる事なんて一生ないと思いますけど。仮に僕が蒼止さんに媚びるような、可愛がってほしいアピールしてきたらどうします?…知りたいんですよ、彼奴の事。僕でも理由は分かんないけど、彼奴が関わってくるとどうも可笑しいんです。おまけに、未だに撃つ事すら出来ないんですから困ったものだよ、本当。」と諦めたかの様に小さく溜め息をつけば首を左右に振りながらそう伝え。実際彼が関わってくると何故だか厄介な事になってしまう、それも自分が彼奴を殺せないからだと云うことは自覚しているのだが。 )
そうですかね?僕は欲しいけどな、存在理由。あわよくば僕の事を必要としてくれる様な、側に居たいって思える様な人が欲しいですね。勿論、そんな感情は僕も良く分かんないんですけど。
美味しいですよお酒、飲んでると凄い気持ち良くなりますから。色々忘れられるし?
>紫合 カラ松
ふーん、まぁ安心して。暫くは彼も殺さないよきっと、ほら僕は優しい警察官だからね。それに君も僕なんかと殺りあいたくは無いでしょ?なんなら此処で殺しに掛かって来てくれても良いんだけど。僕の事、嫌いなんでしょ?
( 流石彼も赤いリーダーさんに仕えるだけあるな、どれだけ信頼してんの彼奴の事。此処までくると相手もなんだか可笑しく思えてくる、何れ切り捨てられるだろうに可哀想だよね…なんて相手を見ながら哀れむ様に視線を送り、片手で銃の形を作れば相手に向け首を傾げ。「ん?あはは、何それ僕酷い人みたいじゃん。そりゃ僕だって鬼じゃないんだし、安らかに眠らせてあげるよ?……あ、あと今のお話は嘘だよ。僕は両親嫌いだったからさ、じゃなきゃ殺したりなんかしないし。」先程の表情から一転、何事もなかったかの様にけろっと表情を変えケラケラと愉快そうに笑い始め。 )
あれ、自覚してない?あは、当たり前か?…君にそのつもりはないんだろうけどさ、もう既に君は僕の遊んでるゲームの駒さ。僕に利用されてる事、まだ気付かないの?
>京野 おそ松
あっそ、でも君なら納得がいくよ。なんでだろうね?日頃の行い?まぁ、君達もろくな事してないしね?
( ふっ、と相手を横目に悪戯っぽい笑みを浮かべ挑発的な事を口にするも内心相手程頭が回って厄介な人物は居ないけどね、なんて呆れており。「…どんな顔だよ。__、そんなに聞きたい?なら教えてあげる、答えはノーだね。でも、数分後にはイエスかも知れないし明日にはノーかも知れない。更に言えば明日なんてないかも知れないし、逆に数年後も生きているのかも知れない。だから今僕が出した答えは正確なものじゃないって事。どう、これで満足かい?……んで、手離してくれない?逮捕しちゃうよ?」相手に手を掴まれ問い掛けられれば、そんな事に素直に答えられる訳ないだろうと視線を逸らし。直ぐ様頭を働かせ言い訳を考えるも、此方も混乱しておりそんな事考えている暇もなく。自分でも無意識に口から出てきた答えは答えになっていない様な可笑しな理論を重ねただけのものであったが変に疑われるよりはましだと相手に笑いかけ。動揺を隠す様に自分の手を掴む相手の手に、片方の手でポケットから取り出した手錠を相手の手首にあてがい。「僕が違うって言ってるんだ、君の意見なんか知らない。…さぁ、信じないんじゃない?」少し相手を睨む様に目を細めれば次いだ問には暫く黙りこんだ挙げ句へらりと笑い掛け。しかし相手の口許が震えている事に気づけば表情を消し、何を考えているのだろうと疑問を覚え )
…どうする、と思う?
>浅瀬チョロ松
えー、そりゃ日ごろの行いがいいとは言えねぇけど……俺ってあんたにどういう風に見られてんの?
(いたずらっ子のような笑みに敵を前にその余裕はいったいどこから出てくるのだろうかといつも思っている考えが浮かべば相手に指摘されたことは否定せずに普段自分は彼にどういう風に感じられているんだろう、ただの薬価な敵としか思われていないならそれは少し嫌だなと否定の思考にいきつけば結局のところ彼にどう思われたいのかまとまっておらず。「んー、本音を隠して笑ってる顔。俺の部下にもいるんだよね、気持ちが顔に出やすいくせに演技が上手いから全部隠しちゃう。―――へぇ……なんか、嫌だ。」どんな顔と問われればそれを言葉にするには少し難しいも例えにピッタリな青色が浮かぶとその彼と相手を重ねながら説明して、しかし青と目の前にいる相手には隠す表情こそ似ているものの隠す理由は違うのだろうと想像し同時に青と相手に抱いている感情が違っていることもハッキリと心中で形になれば、手から伝わってくる微かな温もりを何故か話したくないと思ってしまい口に出して。「俺がそう見えるんだからそうなの。……そしたら、どうすりゃ信じてくれんの?」軽く睨むような視線を感じればゆっくり笑いつつ根拠はないものの彼は寂しがっている、そんな風に感じていて続けられた言葉と笑みに対抗するかのようにニヤッとした笑みを浮かべるも出ている言葉に脳が追い付いておらず自分が今なぜこの行動をしているのか自分で自分が止められず口元の震えはやがて手や足にも表れていて)
そうだなぁ……その金使って、自分が望む世界を作りそう。
>京野 おそ松
そう、全っ然良くない。…は、君の事?……んー、面倒事ばっかり起こして後始末は此方に任せっきりだし感情の表現が下手っぽいし危なっかしくて放っておけない様な…あ、子供みたいな感じ。…君は?僕の事、どう思ってんの?
( ふと相手に自分の事をどう思っているか、なんて問われればきょとんとした表情浮かべ首傾げるも暫くして意味を理解すれば腕を組み目を瞑って。勿論自分では良く分かっておらずそもそもそんな事は考えた事もなかったので困惑し、しかし相手の思い付く所をぶつぶつと呟けば一つの結論に至り人差し指を立てて。馬鹿は余計だが、子供だと考えれば何故だかしっくりきて。逆に相手はどうなのだろう、と疑問に思えば不自然とは思われぬよう聞き返してみて。「隠してなんかないよ、僕はいつでも正直だからね。…へぇ、なんとなく分かる気がするけど彼と一緒にはしないで欲しいな。…へ?嫌、って…逮捕されるのが嫌なの、それとも…__手、離したくないの?」相手は分かりやすく伝えようと仲間に例えたのかは知らないが、生憎自分はその彼より演技力には掛けているし似てる事はない筈だ。しかし次いだ言葉にはその思考すら吹っ飛ぶ程破壊力の高いもので、思わず自分でも思う程間抜けな声を出して。「勝手にそうとでも思ってろよ、絶対に違うけどね。…は、別に、…え、っちょっ、…何、なんで震えてんの?大丈夫?また幻覚?」相手の余裕そうな此方をからかうような、なんとも言えない様な悪戯気な表情に思わず視線が定まらなくなるも相手が何故だか震えている事に気付けば目を丸くし相手を支える様に両腕を抑え )
…んー、ちょっと違う。不正解って事で、答えは教えてあげないよ。
>一松さん
いっぱいいっぱい生き残っていっぱい逮捕してもっと強くなってあの子をもっと守れるようにする!
(ぱたぱたと手を振り裏表のない無邪気な笑顔と自信を相手に見せれば「一松さんはそういう人いないの?」と首をかしげていて
>カラ松おにーさん
その人の名前なんて言うの?名前さえわかれば調べられるよ!
(警察の力をフルに活用する気満々で相手に問いかけ「…??うんっ」頭を撫でられればずいぶん長い間頭など撫でられたことがないためきょとんとしながらも相手の問いにこくんっと頷いて
>おそ松おにーさん
部下って誰?
(こんな自分みたいなのがいるのだろうかと思えば興味がわき首を傾げ「そうなの?」と言えばすぐに落ち着いて
>チョロ松さん
そうなんだぁ…チョロ松さんに兄弟がいたらやっぱり警察なのかな?
(相手に兄弟がいたらなど考えればまじめな警察官なんだろうなぁと思い「へー」と完全には信じておらず疑いの目で相手を見て
(トッティ来ませんね;;)
>カラ松
……っは…、…ひ…っ…ぅ、…ば…かか……こんな…とこ、…おまえの…味方に見られでも…したらっ……お前、裏切り、もん、に……っ……。………。…から、…ま……お兄ちゃ…。……ひとりは、………いや、だ…(自分に襲い掛かるのは焼けつくような痛みだけではなく、一度に、それも健康な時でなく寝ずに働いた疲れた体で大量に血液を流したことによりくらりとする意識に目眩がする。かまわない。いいから放っておいて。大体さっきだって、自分の仲間たちを裏切ってこちらにつくことを拒んだくらいにはあの赤い…もとい飼い主さんの元が大切で幸せなんだろう。なら自分なんて普通は助けない。仲間に勘違いされるかもしれない、しかもこっちの警察の仲間にも誘拐だなんだと誤解されては敵が増えるだろうことだ。にも関わらず自分を連れて助けるなんていったいどういう津守だ、と文句を溢そうと顔をゆらり上げれば視界に広がるのは小さい頃でもそんなに見たことはあっただろうか。涙を流す兄がわりの幼馴染みの姿に思わず呼吸を詰め、じっと見つめたまま再びぐらりと揺れた体に、あ、まずい、落ちる。と離れて行く意識に身を任せるように目をゆっくり閉じながら自分でも何で口にしたのかはわからない。すがるようにうまく動き切らない唇で、まるで寝言のように。まるで酔っぱらいの戯言のように。刹那、小さく言葉紡いでは自分を抱き締めるその胸へと体を預けたままきゅうと気を失い)…たすけ…て……、…………。
>京野サン
……ニブイね、あんた。いちおーテロ集団のボスだから女抱き慣れてたりこーゆーの、慣れてると思ったんだケド…つまりさ。浅瀬サンにとってきょーのサンは特別だ、ってハナシ。敵に容赦も情けも無いあの人があんたを追いながらも殺し切れないなんて異例中の異例。でも案外慎ましやかな考えもあるお方だからね、遊びにせよ冗談にせよ本気にせよ、相手の好反応が無かったら諦めれるひとだと思うわけ。………あんたはどうなわけ、……もし仮に。テロもサツも無い状況でオフとして浅瀬サンに逢わせてやるって言ったら…………嬉しくなったりするのかな?(掴みやすい言葉をわざわざ紡いだつもりこそ毛頭無かったが、好意、の意味として察するようすの無い相手に意外な反応もあったもんだなあとくつくつ喉をならして笑みを浮かべては浅瀬サンに飼い主さんをわざと宛がってお兄ちゃんをその隙に奪う――津守ではあるのだが、それだけでもいいがならばいっそ飼い主さんが浅瀬サンに夢中になってくれたらもっといい。なんでかわからない。わからない。わからないけど、お兄ちゃんに飼い主さんがべたべたしたり優しくしたり、僕にはできないことをするのが何となく胸がチクチクするのだ。なんて計算をしつつ職権濫用なんて今さらだ、僕の地位があれば表向きは重要参考人への情報探り、なんて名目で二人を捕まえる捕まえられる、殺す殺さないをリセットさせた一日を贈ることだってできる。まあ簡単にかかるとは思わないけど、なんてまるで失礼にも釣りでもするような気持ちでにやつき)………どっちも一緒でしょ、自分から信用しなきゃ信用なんかされない。俺はどちらもいらない。
>浅瀬サン
ちやほやされつつ楽したいとかそんなモンでしょ、くっだらね…、……。……聞いてないのに知ってんだ?まあ浅瀬サンからは何となーく近い臭いするから驚きはしないケドね。ばらされて困るハナシでもないし。…ひひ、やっぱあんたいい性格してるよ。けどその質問は返答を聞いてもきっと理解できないよ、浅瀬サンには。浅瀬サン、大事なひとな裏切られた事ある?それか裏切らせてしまった事。俺があいつを殺したいのは紛れもなく愛してるからだよ。優しいあいつに裏切られる未来なんかいらない、綺麗なあいつが汚れる世界なんていらない。僕を裏切るようなあいつならいらない。詭弁で狂気…難癖付けられる思考だけどケッコーだね、他人の意見なんてどうだっていい。現にその殺意だけでここまで登り詰められた訳だし。……殺し易い、殺しにくいはあるだろうけど殺すよ、いっそ俺の事なんて忘れでもしてくれてたらさっぱりあの男らしい首、まっぷたつにしてやれるからね…。(普通の部下…まあ部下関係なしに普通の人間相手ならば簡単に引いていくくらいには威嚇をしたつもりだが、そうすることもなくそればかりか構わずに話題を続け質問を投げ掛けるどころかぐいぐい付け入ってくるちゃっかりとした様子によくやってくれる、なんて相手の中に度胸を見いだしたと同時に先程からうっすらと感じていた相手の成り立ちの闇を再確認してか口を開くと目を細めたまま殺意を隠さぬ黒々とした笑みを浮かべ。「……!!……、……じゃ、じゃあ。…い……イタダキ、マス。……、やっぱり……あまい。」一体どこまで世間を知らないのか、ほくほくとした様子でまるで人間味のある野良猫がするかのように小さくぺこりと頭を下げると再びそれを口に大切そうにもくりと含むと綻ぶような甘さについつい嬉しそうに表情緩めては「何度も言うけど俺、天邪鬼だしね…可愛がって欲しがるやつ嫌いなんだよね、猫派だし。そんなつまんない浅瀬サン楽しくないからね、がっかりしつつばっさり遠方に飛ばしちゃうかも?…ひひ。………どうあれあの飼い主さんを求めちゃってる、ってことなんじゃない?操作とか逮捕とか関係なしにさ。俺は警察だけど警察のための働きを推奨しないから応援するケドね。…テロ集団のボスだよ?女に取られちゃってもおかしくない相手なんじゃないの」とまるで囃し立てるように背中を無理矢理に押すような、煽り文句を宣いながらもどこかで浅瀬サンが飼い主さんとくっついてくれたら…飼い主さんも、あんまりお兄ちゃんにべたべたしなくなるかな。なんて汚れた打算もあるためか楽しげであり)……ふうん、…なんかすごいめるへんちっくだね…浅瀬サン案外そーゆーことに初だったりする?どーてー?いや俺もどーてーだけど。…べっつに忘れたいことなんかないし…忘れたら平和**しちゃうし。あれ頭くらくらしない?
>十四松
ひひ…っ、そうそう。そうしな。それが一番だよ。桃色のこは幸せだね、そんだけ愛して大切にしてくれる男がいてくれるなんてさ。(よしよし、信じ込んでくれた。折角の精鋭になりそうな戦力を無駄に捨てるようなことにはしたくない、実力次第ではこの子、直属の部下にして一緒にあの集団を追う任務に連れてったらなかなかよく動いてくれるかもしんない…なんて考えていたところに問われる言葉に目を一度瞬かせては「……昔は守りたいとは思ったかな、うん。昔は居たよ。」なんて絞り出すように呟いて)
>> おそ松
っほら、お返しだ。
( こちらに柔らかく笑いかける彼の姿に、知らず力の入っていた肩の力を抜けば悪戯っぽく笑いわしゃわしゃと彼の髪を乱し。この様子ならもう、大丈夫そうだ。そう心の中で呟き彼の髪から手を離したとき、そう聞いてきた彼。一瞬キョトン、としてしまったがすぐに思い浮かぶのは、紫、で。しかしそれを悟られるということは、つまりは、敵に要らぬ情を持っていると宣言しているようなものだ。何故だかそれは、なんとなく、いけないことのような気がして、その存在を頭の片隅へと追いやればフ、といつもの笑みを浮かべ )
勿論、おそ松や桃色のことは愛しい、ブラザーのように想っているぞ!!
>> 浅瀬
………今お前にこちらを攻撃する意思がないのなら殺し合う理由もない。
( 彼に言わせてみれば、今自分に働いている庇護心なんてものは滑稽で仕方ないのだろう。おれ自身、赤色に会うまではそんな対象、紫しかいなかった。否、紫以外信じられる者がいなかった。あの頃からしてみれば、随分と自分も甘ちゃんになってしまったな。向けられる哀れみの眼差しに素知らぬ顔を決め込み、「…嘘か、それならいいんだがな。それにしては随分と人間らしい顔をしていたが。今までに見たどの表情よりもな」と返答し。……先程の、冷めきった笑み。あれは“憎悪”の感情。この地球に存在する動物のなかで、唯一それを抱く生物が人間だ。先程の彼の表情は、その感情をありありと表しているように見えたのだが。言葉を返しつつ、けろっと表情を変える姿に眉を寄せて )
……一松絡み、か?
>> 十四松
………それは言えない。すまないな。
( きっと彼に、このことを他言する意思はない。そのことはこの短時間関わりを持てば簡単にわかることだ。しかし、いつどこで情報が漏れるともわからない。俺が紫に要らぬ情を持っているということ。そのことが彼の仲間に知れ渡れば紫はおろか、彼にまで被害が及ぶかもしれない。そう思っての返答だった。彼は自分のために問うてくれたというのに、良心を無下にしてしまった。申し訳なさに眉を下げ、苦笑いを浮かべながら彼の頭に置いた手で頭を撫で続けて )
>> 一松
~…。
( 意識を失った彼を、肩に担いで自室へと向かっていた。彼の言う通り、今この状況を赤や桃に見られでもしたら裏切り者のレッテルを貼られてしまうかもしれない。勿論、一松も。けれどきっと、赤や桃はだからといってすぐに俺たちを消しに動くとは考えがたい。彼等なら、俺たちの言葉を聞いてくれる気がした。それ故、今は警察である彼の仲間に見つからないように。だけども出きるだけ急いで自室を目指す。もし彼が裏切り者として命を狙われるのなら、自分も同じ裏切り者として日陰を歩く覚悟だ。そのくらい、とっくの昔に覚悟していた。血の気を失い自分に体重を預けてくる彼。涙は移動中も止まらなかった。それでも、「たすけて」と、意識を失う直前に聞こえた弱々しい声。俺自身を動かすのに、それだけで充分だった。小走りで15分。背中の彼へ振動を出きるだけ与えないように歩を進め、漸く自室へと辿り着いた。ゆっくりと彼をベッドへと寝かせ、輸血の準備をする。こういう仕事柄だ、負傷したときのため、こういった準備は嫌と言うほどできていた。血液型がわからなかったため、O型の輸血を準備し、白い彼の腕へ針を刺す。輸血ボトルをベッドサイドの高いところに吊るし、今度は撃ち抜いた足の処置を手早く済ませる。───…あとは安静にして、体力の回復を待つだけだ。漸くほ、と胸を撫で下ろす。先程までの涙は乾いていた。ギ、とスプリングを軋ませ、ベッドに腰を下ろす。血の気の引いた彼の頬に、そっと指を添えながらぽつり、呟いて )
~…好き。好きだよ、一松。
>浅瀬 チョロ松
あー、うん。良く言われる。―――そうだなぁ……なんか、飼い主のいない犬……いや、猫か?気まぐれで、自分の欲望に従順で、自分のために周りを振り回す。居場所の定まってない、迷い猫みてぇだ。
(相手の言葉に確かによく行動が子供っぽいと部下たちに言われることが多いと自分でも思えば彼は案外自分の事を良くみているのかそれともただ観察眼が鋭いだけなのか知らないが前者だった場合なぜだが悪い気はせず、一瞬考えるような姿勢を取ると普段の彼の言動を思い起こしながらブツブツと呟けば相手の現時点での身の置き場所は警察であるが好きでそこにいるわけではなくまた上司に尊敬も忠誠心も抱いていない事は明白でありそのように例えて。「別に一緒にしてるわけじゃねぇよ、違うとこも結構あるし。―――……えっと……両方……か、な?」相手の表情乃隠し方が蒼に似ていただけで一緒にしていたわけではないその証拠に彼と青が表情を隠す理由は恐らく違うものだと知っていて、相手の間抜け声にいつもなら小馬鹿にするところだがそれよりも自分の経った今の言葉のように驚いていて理由を問われれば正直に言うわけにもいかず心の整理もままならないまま首をかしげるようにしながら言って。「ふーん、じゃ、勝手にそう思っとくよ。……ハッ、なんで……別に震えてなんか……」相手の言葉に勝手に自分の中で定義づけしつつ相手に指摘されればバッと腕を引こうとするもあちらに抑えられそれは敵わず触られれば震えていることが明らかになってしまうと逆に相手の腕をつかみ引きはがそうとし)
えー、ケチ。教えてくれたっていいじゃん。
>和泉十四松
……お前には関係ねぇよ。
(誰、と問われればまさか彼が探している人物ドンピシャというわけにもいかずヘラリとした顔で濁せばしかし似ているのは顔だけだなと思い、「そーだよ、だから心配いらねぇって」落ちついた相手にどこかほっとした表情を見せ)
>蒼止一松
えー、鈍いか?俺って結構感は鋭い方だと思うけどな。悪ぃけど女には興味ねぇんだわ、綺麗な姉ちゃんは好きだけど。―――特、別……?っ、へぇ……警察官に特別扱いされてもなぁ、俺にはメリットなんてないし……―――それは……そん時になってみないとわかんねぇ。
(鈍い、などと初めて言われた。自分では物事に対して感は鋭い方だと思っているし部下たちにも言われたことはないので少し驚きながら彼の言葉に対し否定の言葉を紡げば苦笑にも似た笑みを浮かべていて女性は綺麗だと思うし仲良くなるなら美人の方が好きだが関係を持つという意味では脳内が違うと告げているもその理由は分からず濁して。緑の彼が自分を特別だと思っている?いや、それは紫の彼が思っているだけかもしれないが仮にも彼は緑の上司であり行動をよく見ているはずで恐らくその予想は合っているものであろう、そう思えば途端に動揺が襲ってきてなぜなのか分からずも動揺を出さないように心がけつつも表情に垣間見えてしまっていて、それでも余裕そうな顔をしながら差し障りない言葉を述べれば、テロリストも警官も関係なければ会いたい、なんて思いが湧き上がってくるもなぜか悟られてはいけない気がしてそんな嘘を述べて)
>カラ松
うわっ、ヘヘッ……―――うん、やっぱお前はそうやって笑ってた方がいいって。
(お返し、そんなことばをいわれながら頭をわしゃわしゃされれば神が乱れるも相手ほど見た目に気を使わない性分であるのでそのままにしておきながら今度はゆっくりと優しく相手の頭を手をやればポンポンと叩いてやり、悪戯っぽい笑いを見て先ほどまでのどこか神妙そうな顔つきよりはこちらの方がいいと笑って。告げられた言葉に、あぁそうかコイツはこういう奴だったなと苦笑気味になりながら期待していた言葉とは少し違っていて半ばあきれつつも言葉が足りなかったと思うも自分の思っているそれは中々言葉に表すことができず無意識に手を動かしながら説明しようとしていて)
うーん、そうじゃなくて……その、兄弟ってわけじゃなくて、なんていうか……違う愛情っていうか……
>和泉 十四松
…さぁ、どうだろうね。もし弟なんて居たら、そいつにきっと居場所はないよ。僕のお金になってるかも。
( 居たら、なんて言葉を聞くなりあからさまに嫌そうな顔をするも冗談っぽく上記を。「っな、なんだよその顔。本当だって…!」相手にわかりやすく疑う様な視線を向けられれば顔を言いづらそうに手をバタバタと動かすし背向け )
( / ですね、でも気長に待たせて頂きましょう。暫く待つ事にしますが、長らく御連絡のない場合は再募集という形で…。 )
>蒼止 一松
まぁ、僕は分かんない事もないですけどね。 お褒めに預かり光栄です、ってね。でも僕の事なめないで下さいよ、その気になればなんだって調べられますから。ん、勿論ありますよ。僕の事を裏切った奴はもうこの世にいませんし、その原因もお金になりましたし。今はどうしてるんだろうとか考えたくもないな。……おぉ、怖。でもま、頑張って下さいよ。せいぜい後悔しない程度にね。
( ふと相手の話に混じった問に首を傾げては当たり前だ、と言わんばかりに上記を伝え。そう、両親は自分を裏切った。それは彼奴の…弟のせいだと、ずっと今まで忘れた事のなかった悪夢の様なものが直ぐ側で脳内再生されているようなもやもやとした感情を悟られぬ様にとけろりとした表情で。「ふは、美味しいですか?もし変なのでも入ってたらどうするつもりなんですか、あ、入ってないですよ?もしものお話ですから。」と野良猫に餌付けでもしたかの様に楽しそうにクスクスと笑み浮かべれば悪戯っぽい表情を浮かべ物騒なことを。「あはは、嫌だ嫌だ。絶対しませんから、御安心を。…は?僕が?求めてるって、彼奴を…?え、いやいや、別にとられるとかっ…」うぐ、と一瞬口籠るもとられる、という単語を耳にするなり直ぐ様あたふたと分かりやすく焦り始め。ぶんぶんと首を振りそういう訳じゃないと説得しようにもきっとこの状態じゃ説得も何もないだろうと諦めた様に溜め息を )
メルヘンって…別に良いですよ、馬鹿にしたって。僕傷付きませんから。…っ、そうですよ経験ないですよ。それに経験したいとも思わないし。 …幸せ者ですねー、僕なんて結構な頻度で嫌な夢見ちゃいますから。その時ばかりはお酒に頼らざるを得ませんので。慣れてないとくらくらするんじゃないですかね?
>紫合 カラ松
…へぇ、優しいなぁ君は。何れ後悔する事になるかもよ?俺のせいで、俺があの時彼奴を殺さなかったせいで一松はっ…!とか言わないでよ?言っておくけど、僕にとって彼は意外と邪魔なのさ。
( 相手を横目にニヤリと黒っぽい笑みを浮かべれば目を瞑り、愉快そうにわざわざ一部感情を込めて挑発するかの様に可笑しな演技をしてみせ。それに正直、邪魔という程ではないが彼は目の前のコイツを殺る権利を譲ってくれないという理由から自分の報酬が一人分減る事に若干の苛立ちを感じていた事は事実で。「……面白い事言ってくれるね、僕はいつでも人間味溢れる表情豊かで心が広い優しい人間さんだと思ってたんだけどなぁ?それに人を騙す演技力、必要だと思わない?勿論、君も持ってるよねぇ?」人間らしい、という言葉を聞けば不満そうに表情消すも直ぐにもう一度笑顔を作れば相手に数歩近付き問い掛けるのと同時に首を傾げてみせ。 )
見方を変えれば絡んでるよ。でも違う、安心してよ?君達テロリストさんに深く関わってる事さ。……否、そもそも君達が一つ罪を犯したその瞬間からだね。その度、君達を捕らえた時の報酬は上がっていく。だからもっと色々やって貰ってさ、最後指名手配ってとこまでいってくれれば嬉しい限りなのさ。
>京野 おそ松
飼い主の居ない、迷い猫…?あは、飼い主が居ないっていうのがまた面白いね、確かにそんな感じなのかも知れないな。飼い主かぁ…居たら少しは僕の性格も変わると思う?…__ねぇ、なんなら君が僕の事飼ってみる?…なんちゃって。
( 殆んど聞こえてきたのは悪口のようなものだったのだがまぁ自分は心が広いのだと言い聞かせ、苦笑混じりに相手の話を聞き。冗談混じりに上記を問い掛ければ、即否定の言葉が返ってくる事は目に見えているのだが少しからかってやるつもりで。しかし相手になら飼われてもいい気がするのは気の迷いだと思い込む事にして。「大丈夫大丈夫分かってるさ。__…え、あ、…うん…。」相手の頭が心配になってしまう程の異様ともとれる発言に暫し硬直するも、いつものように悪い意味で達者な口が開かず何と答えて良いのか分からなくなりただ意味もなく返事を。嬉しい、のではあるのだがいざとなると自分もただのヘタレだなと視線を足元へやり、動揺し過ぎたせいでなのか頬が熱い事には気付いておらず。「いやだって、でも絶対震えて__…っちょ、待って待って、バランスとれなくなるからっ…!」嘘つけ、とからかってやろうかなんて考えるも逆に此方の腕が掴まれれば足元がぐらつき体制を整える為負けじと相手の腕を掴み返して )
…何、知りたいの?なら教えてあげても良いけど、きっと笑うでしょ?
>浅瀬チョロ松
どうだろうなぁ…飼い猫は飼い主に似るっていうし…―――え、う~ん。…それもいいかも……
(もし相手が他の誰かに忠誠を誓いそれこそ飼われているような状態であればもう少し素直な性格だったのだろうかと考えながらも相手が他の誰かに飼われることを想像すれば黒い感情が沸いてきてそれが嫉妬だということは理解しておりそんなことになるくらいなら自分で飼ってやると思い呟いて。「……え、怒ら、ねぇ…の…?…だって、いつも…なぁ……」自信の言葉に硬直する相手を見て自分の発した言葉ながら自分でも意味が分からずこんなことを言えば少なくともいつものようにからかわれるか最悪殴られるかを覚悟していたのに予想外の反応にこちらもどうしていい変わらず、そもそも彼がこちらの言った言葉の趣旨に気づいているのかどうか怪しくて聞いて。「うっせぇ!――っ~~触る、なっ!」指摘し続けてくる相手にどうしても認めたくないのか否定の言葉を続ければ、混乱と焦りで半ばパニックになり急に腕を掴まれたことへの防衛本能により掴まれた腕をそのままにパニクった状態でドンと相手の型を突き飛ばし)
えー、うん。内容にもよるかな。
>カラ松
―――――、…こ…こは、…ちょ……ばつ……、やめ…やめろ…っ…くるな…おに、い…ちゃ……お兄ちゃん、は……たすけ…に…きて、…くれる……やだっ……いたい、……くらいの、こわいの…きもち、わるいの…っ…おにいちゃ…ッ…たすけて…おに、……う……あぁぁあッ!!!…っは……は……、………。…っ…おまえ、なんっ…ぅ、(一方、体力の限界から闇の中へと落ちていった意識は体から離れたかのように相手の背に居ても、相手の自室にて治療を受けていても未だ目を覚ますことはなく目を閉じたまま深くも暗い夢の中に居た。夢とも知らずにはっとその中で目を覚ましてはきょろりと辺りを確認すると自分が腕を繋がれていることに気が付く。ここはどこだろう。暗い。知ってる。監獄だ。その中の最も僕が嫌いだった懲罰房だ。そうだ、重犯罪の加害者の粗方は年老いた者や中年の男ばかりだった。そんなのを相手にする看守らも楽しくないのか面倒そうにしていた。――そこに世間を何も知らないばかりかしきりにお兄ちゃんお兄ちゃんと繰り返す子供が放り込まれたら。罪の重さから抵抗も出来ず保護もされない認められた餌食が居たら――しばらくしてパイプや鞭を手にした男達が下品な笑みを浮かべながら寄ってくるのが見えて顔を青ざめさせる。自分のお兄ちゃんという希望を笑い、殴り、屈辱や恐怖に与えてくる人物達の悪夢に呑まれ戯言を漏らしながらがくがくと恐怖に震えながら悪い汗と共にそっと触れられている相手の暖かい手を不意にぎゅうと握り締める。夢の中で看守達の足が一歩、一歩と近づく度に恐怖は増し、鉄パイプを持った男が真ん前にきて自分の顔面めがけ降り下ろす――と言うところで目が覚め、がばりと体を起こし、はっはと呼吸荒くさせながら目を見開きしばらくしては目線を見知らぬ部屋や処置をされた痕跡のある脚、輸血のボトル…目の前で手を握る相手の姿、と順々に移してはやっと状況を把握し口を開くのだが寝起きの体はうまく動いてくれずくらりとしてから相手へ目線やり)……何で…わざわざ、僕を…助けた訳…。
>京野サン
……まあ…勘で探るもんじゃないっしょ。こーゆーの。あ、後半は同意したい。超絶可愛くて超絶強い女の子とか………え、なに、ほんとに気づいてなかったの?そりゃメリットないのは警察官とテロのリーダー頭として蜂合わせた時だから当たり前じゃん………ふぅーん?…是非そうしたい、って強い要望じゃないんならぼくもべつにいいけどね。単なる気紛れだし。でもいいの?もし浅瀬サンへの気持ちに少しでも迷いがあるなら僕を頼ってみた方がいいんじゃない…見返りも報酬も求めてない、かわいい部下の為だから。でも、あくまでも気紛れだよ。悩んでる間にあんたが意思を固めても出来ないかもしれないからアシカラズ。…まあ…あんたが決めなよ?(鈍くないと答える相手が勘がいい、と口にしたことに思わずぽりぽりと言いにくそうに頬を指で掻くとこの男、勝負事や戦いにおいての勘はピカイチなんだろうが間違いなく色恋沙汰には鈍いだろうな…なんて自分も言えない事であるとも忘れて棚に上げきったまま考えてはメリットがないという相手にやれやれと首を振り、――たしかに報酬も見返りも求めてはない。求めては。だって、この二人が近づいてくれるだけで僕は――何でかわからないけど、このちくちくが取れるんだもん。と不思議と闇に落ちていくような感覚にまるで魔女が用いる甘言が如くにやついた表情浮かべたままキセルを相手へと差し)
>浅瀬サン
俺は畳と猫と煙管が有ればどうでもいい……、…ふうん。まあ、そーだろうね。浅瀬サンからたまにゆらゆら尻尾出てる気がしてたし。……そう。お金にね…、殺さなかったんだ?……ひひ、後悔なんてないよ……それに。…殺すことはおろか、傷つけることさえ難しくなったお人には…笑われたくないし。ヒヒッ…。(どこか浮き彫りにも見えるけろりとあっけらかんとした表情を盗み見てはああ、僕も似たようなことよくするっけ。わざといまみたいに気味の悪い笑みを浮かべて闇に落ちきった悪の振りをして痛みに耐える。……この人、思った通りだ。並大抵の人が無意識かに当たり前にてにいれるだろう幸せを知らなかったか…壊されたか。そういった生き方をしてきたのだろう。と推測してははふりと息をつき。「……うん、…あまくてとろーって………浅瀬サンがわざわざこれで僕を今ここで殺る理由がないじゃん。人気ないとはいえ重鎮どもの花見だよ、そこで僕が見るからに敵に襲われてやられたっぽい傷がない、しかも体調べたら食ったものなんかすぐ出る。…ちょこ、れーと?なんか僕一人でお買い物できないし、敵からもらったもの食うほど卑しくない。…そこで犯人は仲間に絞られる、一人僕を探しに来た浅瀬サンはすぐ捕まっちゃう。…あんたがそんな初歩ミスやるわけないじゃん、…殺るならもっと頭使うお人…そうでしょ?」はじめこそ嬉しそうな年に似つかわしくない子供じみた笑顔を浮かべるも続く台詞に人格すら変わったかの如く目を鋭くさせては口角を歪ませたままいびつな笑みと共に口にしては先程までの余裕やらなにやらはどこへやら、とたんにしどろもどろにあたふたとする様子にくつくつ喉を鳴らし)めるへん。うん。どーてーのまま人生終わらせるとよーせーだか魔法使いだかなれるらしいし。………いっしょーどーてーでいーの?シコ松とかあだ名付けられたりしない?…ひひっ、寝れなかったらいっそ寝ないね…三徹でもすりゃ自然に体が限界迎えて流石に寝るし…、……それでもあんま好きじゃない。ガキの頃無理矢理飲まされたりしたし。
>京野 おそ松
…似るのか、なら飼われてた方が良かったのかも知んない。まぁこんな変わり者拾う奴なんかそうそう居ないだろうけどね。……は、本当に?ちょっ、意味分かってんの?
( 今のこの性格は自分でも嫌で嫌で仕方がないのだが、実際自分をこんな性格になるよう育てたのは親ではなかったもので勿論優しく接してくれる訳もないし従わず自由でいる事しか覚えて来なかったから…というのは明白だった、そのお陰で良く周りからは嫌われている。はぁ、と小さく溜め息をつけば上記ぽつりと呟き。しかし相手の口から漏れた次いだ言葉に暫し目を瞬かせ、珍しく焦った様に身振り手振りて意味を理解しているのかなんて問うてみて。そりゃあ嬉しい、そうなれば彼の近くに居られるのだからそれほど自分にとっての幸せは無いだろう。そんな事を考えてしまったのは無意識で我に返ると首をぶんぶんと左右に振り。「……え、えっと…っあ、の…えーと、その、なんて言えば良いか…分かんなくなった…」相手の問い掛けになんとか答え様とするも、頭が混乱しておりいつもの調子で喋る事が出来ない。このままじゃ余計な事まで口にしてしまう程何も考えられない、とまるで言葉を忘れてしまったかの様に視線ゆらりと泳がせ。「っちょ、痛っ…!、…あはは…何すんのさ、折角心配してやったのに…流石だよテロリスト君、人の厚意も受け取れないなんて可哀想。安心してよ、もう君の事心配したりなんてしないからさ。…それに、僕なんかに心配されても困るだろうしね。」不意に視界がぐらりと動けばヤバい、となんとか体勢を整えそのまま立っている事には成功して。何が起こったのか理解出来なかったのだが直ぐに理解すれば無意識に一瞬酷く悲しそうな顔をして。しかしころりといつもの様な自虐的な笑みを浮かべると呆れた様に左記を口にして。そういえば結局は敵なのだ、と実感すれば自分も馬鹿な事をしていたのだと自覚して。掴んでいた相手の腕を離せば、自由になった両手をポケットに突っ込み相手から数歩離れて )
んー、…じゃあ君は笑うよ。それに否定されたら僕はきっと生きていけなくなっちゃうからね、だから申し訳ないけど答えてあげれないや。…御詫びに、質問一個位なら受け付けるけど?
>蒼止 一松
あはは、それだけじゃ流石に生きていけないでしょ。尻尾?へぇ、何の尻尾ですかね?…あはは、流石に十歳にも満たないのに人を殺すなんて嫌じゃ無いですか。それに死ぬより辛いものを味わわせてあげたかったんですよ。彼奴が今幸せに生きてるってんなら、喜んで居場所でも何でも突き止めて息の音止めてやりますけどね。……ふーん、何それプライドってやつでも持ってるんですか?笑われたくないって、それも相当面白い理由だし。
( 息の音を止める、なんて言っても彼奴の顔も名前や何もかもが頭の中には入っておらずどうしようもないのだが情報網を張ることに関しては結構な自信がある。して、一体どんな人生を送ったのか問い詰めてやらなければと口許歪ませるも、実際会えばきっと想像する以上に口も聞けないのだろうか。小さく溜め息をつけば何処か困ったかの様に目細め。「美味しいですよね、チョコレート。僕も昔っから大好きでしたよ。……へぇ、随分と僕がずる賢いみたいな言い方してくれますね。いや、別に思われてる分には嫌じゃないんですけど。確かにもし貴方を殺す気があるなら、もっと分かりづらく殺すと思いますよ。それか真っ向から実力勝負、そんなに強くないですけど。」ほう、と相手の頭の回転の早さに対し面白そうにほくそ笑めばこくこくと頷きながら目を瞑り。まぁいつその気になるか分かんないんですけどね、とぽつり呟けばクスクスと笑み浮かべて。くつくつと喉鳴らす相手に罰の悪そうに視線泳がせ。 )
え、何ですかその話。妖精とか魔法使いとか全く興味なですけど、その話知ってる貴方の方がメルヘンなんじゃないんですかー?…な、そんなあだ名付けるの貴方位しか居ないでしょ。周りに童貞だって言わなきゃからかわれる事もないし。……あぁ、その手もあったな。でも寝ないとつまんないので。それに夜ってちょっと怖いし。……ガキ?ふーん、その人達はお酒は成人してからって知らなかったんですかね?
>> おそ松
~…それはお前も同じことだ、おそ松。
( 「今の顔の方がよっぽどおそ松らしい」。そう付けたし、すっかり兄の顔となった彼にふわ、と緩んだ笑みを向け。その屈託のない笑みを見詰め、ああやはりこの男はこの顔が一番似合う。と心のなか呟いて。そして優しく撫でられる頭。それに倣うように、こちらも乱した髪を指先に絡ませながら、ゆっくりと整えるように撫で付け始め。しかし、自分の返答に歯切れの悪い反応を見せる彼に、思わず、苦笑いが溢れてしまい。……やはり、彼は気付いているのだろうか。それならばいっそ全てを吐き出してスッキリとした方がお互いに楽なのではなかろうか。──今日は、随分と高いところまで気分が上がったものだ。と、自分の思考に内心驚きつつも、困ったような笑みを向けて )
……恋慕、の類いということか?~…抱いたことがない、といえば、嘘になるな。おそ松は気付いていたのか?
>> 浅瀬
…先程も言っただろう。あいつは、お前に易々と潰される程柔ではない、と。
( 芝居がかったような言い回し、その内容も、決して気分を良くしてくれるものではない。しかしこちらも、挑発するかのように目を細め口角を上げれば、何の気なしにそう、呟いてやり。この言葉は決して虚勢ではない。彼とて警察官。それも、今目の前にいるこの男の上司だ。そう易々と寝首を掻かれていては命が幾つあってもたりないだろう。紫は、自分の意中の相手である前に、己が感心する程の腕を持つ“敵”、でもあるのだ。「何のことだかな。俺はお前のように欺くのは得意ではないが?」こちらへと一歩、また一歩と近付く彼。その様子を静観しつつ、ふ、と笑み溢せばそう返していて )
舐められたものだな。そう簡単に捕まる程間抜けではないと思っていたんだがな?……それに、その人間を消して回っている俺たちは、お前の“報酬”源を食い潰しているとは考えないのか?
>> 一松
一松、大丈夫だ。俺はずっと傍にいるぞ。
( 終始魘される姿。その姿に、無力な自分は何もできない。傷の手当てができても、失われた血を補給してやることができても、彼の根底にある苦しみから彼を救い出すことができない。ああ、なんて情けないほどに、無力なんだろうか。歯痒さと自身に対する怒りから、ぎゅっと、握り返してくれる手に力を込め頭を撫でる。…早く悪夢から醒めて。そうしたら、そうだな。ホットミルクでもだしてやろう。小さい頃は甘いものが好きで、けれど互いに滅多に食べられない環境にいたから。これからは、たくさん、沢山。欲しいものをたくさん、あげられたらいいな。だから、とりあえず、蜂蜜の入った、温かなミルクから。一松は喜んでくれるだろうか、笑って、くれたら、いいなぁ。そう思考を巡らせていた刹那、がばりと起き上がった彼。唐突な動きに目を見開くも、ぐらぐらと不安定なその体を咄嗟に支えてやり。落ち着かせるように、できる限り優しく背中を撫でてやる。いまだ自分を助けた理由なんて聞いてくる、…どうすれば、信じて貰えるのだろうな。諦めにも似た笑みを彼へと向け、背中を撫でながらたっぷりと優しさを含ませた声で )
~……大切、だから。一松から真っ赤な血が流れたとき、どうして良いか、わからなくなってしまった。お前を失うことが、こんなに恐ろしいことだなんて、今更気付かされてしまった。……すまない。お前は、どう感じているかわからないが、~……生きていてくれて、本当に、よかった。
>浅瀬サン
いけるよ、むしろ他に必要なもんない…あでもすうぃーつ?は食べたい。…ひひ、さあ?たぬきかきつね…にしては獰猛そうだしね。……フーン。そりゃんなチビの時から殺したいやつがいたなんてご苦労だったね…知らないけど売っちゃったなら変態に引き取られてるかバラされて内蔵だけ生きてるかしかないんじゃない。プライド…ではないと思うよ、どっちかっつーと………嫉妬?……ヒヒッ、僕が徹底して殺したのに対して、やっぱり殺せないからそばにいようなんてあまっちょろい考えされてハッピーエンド迎えられたりなんかしたらちょっと妬いちゃうよねぇ…。(相手のなりたちについて十も満たなかった、と聞けばまだ施設に入る前。多分カラ松お兄ちゃんにも多くは話して居なかった元々の生まれ育った自分の家庭の境遇についてもつい思い返し胸がざわつくような感覚覚えてはそんな頃に殺したい標的がいたなんて酷な話だ、なんて思ったりしつつ。あまりにもプライドというには幼稚で、単純な理由ではあるが本心なのだから仕方がない。いつか裏切られる、裏切られる恐ろしさや結末は知りたくない。手に入らないから殺す。にも関わらず殺さずした結果手に入る未来を手にいれる人間が目の前に居るのはどうしても狂わしく、……もしも僕があいつを殺めたあと、浅瀬サンが飼い主サンと結ばれたりなんかしたら僕はどうしてしまうんだろう?なんて非人道染みた思考巡らせ。「…就任してから知った。ちょこ、は。たまに小さい頃あまいの食べた気がするけどたまにすぎて名前覚えてない。……キヒッ、誉め言葉のつもりだよ…まああんたの場合は望んで知識を得てきたのか、生きるために知識が詰め込まれてきたのかわかんないけど…。…へえ?面白いね…、…でもやんなら早めにやった方がいいよ。目的達成した後は僕はこんな馬鹿げた組織に留まっとく津守、ないから。…やれるかは別としてね?」などとさも気だるそうな様子と声であくびと共に答えながらも最終的にはへらりと気味の悪い笑みを浮かべ。珍しくも気まずそうな様子を見せる姿にああ、この人もこんな人間らしいところあるんだ。なんか勿体ない。なんて考えながら眺めており)皮肉に決まってんじゃん、皮肉に。さすがに魔法使いがどうとか信じてるわけないよ。…ふうん。…でも俺には知られちゃったわけだからね。浅瀬サンに似合うかわいいニックネーム練っとくよ…ひひ。夜更かしもたのしーよ…明け方の日が登りかけた空眺めながらああ、こんな時間までなにしてんだろうって無気力になる感じ。暗いの苦手なの?……元看守共だよ、うちの。未発達でアルコールの分解出来ないガキに飲ませて好き勝手してたからね、処分した。
>カラ松
………、………。…………幾らでも、幾らでも殺せたわけじゃん。…自分達を追ってる警察の幹部…それもボスがおちおち目の前で自分のミスで気絶なんて。…それを助けるなんて…ただの敵には絶対しない……おまえ、…なんで未だに、俺をその大切な一松で居させてくれるんだよ。…俺はおまえを…殺そうとして、対立して汚れて…さっきだって…お前に…。(無茶をした事で起きた激しい目眩に揺れる体を支えられる感覚とひどく優しく背中に触れられる相手らしい手つきに何で僕があそこまで振り払ったってこうしてくるんだ、と噛み付くような事を言う気もなくなっておりただただ俯くように目線を軽く落とすとひどく穏やかながらも感情の込められた相手のその台詞は不思議と辛い言葉な筈もなければ冷えきった心なら簡単に吐き捨てることもできた筈にも関わらずじわりじわりと胸の奥をかき乱していくような不思議な感覚に痛いような、熱いような、何だろう?と困惑するのを隠すようにぽつりと呟く。“お兄ちゃんもどうせ裏切るから殺す”という思いが“手に入らないくらいなら殺す”というものであったことは何となく相手に会う前から気づいていたが、それが相手とのやり取りの最中に“寂しさや悲しみに負けた弱い自分が、自分からお兄ちゃんを突き放しただけの自己中心的な甘え”と“お兄ちゃんへの気持ちをただ暴走させただけの殺人鬼でしかなかった”という考えに行き着いており、胸を埋める殺意よりも強い罪悪感や罪の意識に歯噛みする。――そうだよ、きっと僕が欲しかったのはこれなんだ。お兄ちゃんに背中を撫でて貰って、優しい言葉を貰って、笑いかけてそばにいてもらう。…欲しすぎて欲しすぎて、何が敵で何が悪かもわからなくなって。人や物を壊すことに慣れすぎて、相手の敵にまでなってしまった。こんな自分がまだ相手の中にある大切な一松であれる理由が解らずに俯いたままでぎゅうと空いた側の手でシーツを強く握り絞めると――今更、いまさらここまで落ちぶれといてお兄ちゃんにそばにいてなんか、言えない。と胸の中でぽつり呟くと首を緩く横に振り)―――め、…わく、かけたね。…俺…あんたの仲間に見つかる前に、行く…から。……、……おに、………紫合、……ごめん……おまえのなかの一松を汚して。
>> 一松
……確かに、お前は今俺達の敵だ。でも、それ以前に、一松は俺の、大切な大切な人だから。それは一松がどんな風に変わったとしても、変わりはしない。
( ──…そう、彼は自分の知る過去の“一松”とは、随分変わってしまった。あの頃には持っていなかった鋭い目付きも、冷たい態度も、刺すような言動も。自分が彼の傍に居られない間に見つけてしまったもの。でも、それでもな一松。あの頃とどんなに変わってしまっても、一松は一松だから。俺の愛した人。誰よりも何よりも、それこそ自分なんかよりも大事な大事な。そんな相手を、簡単に切り離せる訳がない。これは愛情なんて甘やかな響きの言葉ではすまされない感情。これは、執着。お前こそ、こんな感情を抱かれていると知れば、きっと腕の中からするりと逃げ仰せてしまうんだろう?ならばお前が望む限り、必要とする限りでお前に全てを尽くそう。要らないと言われるまで、ずっと、傍にいよう。だからそんな顔はするな、笑って?……そ、と頬を撫でる。ここにいることを拒むことなんてない。傍にいて。お願いだから、自分を否定しないでくれ。そんなことは、言わないでほしい。もう一度“カラ松”と、名を呼んで……。そう思いを込め、「いちまつ」と、丁寧に名前を呼び、ぎゅっと両の手でその手を包み )
~…この場所は他の仲間には教えてない。招き入れたのも、お前が初めてだ。……頼む、俺がお前の傍に、いたいんだ。
>紫合 カラ松
…僕そういうの大っ嫌い。そんなに彼が好き?もう既にボロボロだよ?腕やら体力的にって言うんならまだ分かるけどさ、彼も精神的ににはそろそろヤバイんじゃない?末期だよ末期、彼の考えてる事は到底理解出来ないさ。好きな奴と上手くいかないから、それ位ならそいつを殺って自分だけの物にするんだって、怖いよね?後、吃驚なのはあの人に好意を寄せる相手がいるって事。…ねぇ、好きな奴って誰だと思う?
( 対抗するかの様に挑発的な笑みを浮かべる相手に表情歪ませれば自覚はしていないのだが結構単純な自分は挑発に乗りやすいらしく苛立ちを隠そうともせずに舌打ちを。それでも負けじと意地を張った子供の様に頬膨らませれば腕を組み、相手を軽蔑するかの様な目で見やり。暫し間をあけるも何か思い付いたかの様に口角あげれば、何がそんなに楽しいのかにっこりと微笑みながら上記を伝え。「ふふ、何言ってるの君。君は上手でしょ、辛い事とか悲しいなって事隠すの。この間君の所のリーダーさんも言ってたよ。あれ、勘づかれてるなら上手じゃないのかな?…まぁ良いや。」ぴた、とその場で足を止めれば悪戯気に微笑みくるりと相手に背を向けて立ち。そう相手に告げれば何度か頷いてみせ。 )
思わない思わない、そんな細かい事どうだって良いの。あー…うん、何に例えれば良いんだろ。一匹一匹の子山羊を殺す事よりも、それを食べた狼事殺すのが楽…って感じ?ごめんちょっと分かんないね、説明しきれないや。でも君達に掛けられた金額は相当なものさ、現時点でね。だから安っぽい犯罪者さんをもっと食って貰って構わないよ。まぁ、指名手配とまでなると逃げ切るのは難しいんじゃない?…僕みたいに逃げ切れるなら別だけど。
>蒼止 一松
…食べたいって、それ願望じゃないですか。…え、狸とか狐ってちょっとチョイス酷くないですか。僕人に悪戯したり人を騙したりなんてしてない、…筈です。どうせならウサギとか猫とか可愛い動物チョイスしてくれませんかね、狐は好きですけど。つか獰猛って、僕の事なんだと思ってるんですか…。……ん、そうだったら良ですけどね。彼奴は僕が持ってないもの全部持ってましたから、きっと幸運にも誰か優しい人に買われてたりして。あのテロリスト達の中のもう一人、桃色の奴にはまだ会ったことが無いんですよね。彼奴は桃色が好きだったから、もしかしたらそいつかも…とか考えるときりがない。あ、そういえば会ったことあります?桃色。…うぐ、いや何れは殺るつもりですよっ…ただちょっと、今は難しいってだけで…。
( 不服そうに眉潜めれば女子供かとでも言われ兼ねない動物をチョイスするも、流石に獰猛と言われれば頬膨らませ。しかしふと思い付いたテロリストの仲間、桃色。彼奴には未だに会った事はないが、此方側の黄色はそいつを愛するやらなんやらで探し回っているらしい。探せるという事はきっと会った事があるのだろう。それにその桃色が弟だとしたら、あの赤色に買われたことになるではないか。それに彼処まで黄色に愛されて、何より赤色の側に…と、そう考えればどうして彼奴は自分の得ることが出来ないものを得られるのだと怒りを覚え。幼い頃もそうだった、両親に気に入られ様といい子で居たのに自分よりも彼奴を愛していた。それがどうしても許せなく、八つ当たりに側の桜を撃ち倒そうかとも考えるがそれを堪え笑みを浮かべて。「覚えてないんだ、じゃあケーキとかマカロンとか言っても分かりませんかね?んー…望んで、かな。知識を得たのは望んでですよ、詰め込んでくれる様な奴は周りに居ませんでしたから。…あはは、やっぱり考えときます。自分の命が一番ですし。」はふ、と小さく息をはけば手をひらひらと揺らし降参するかの様な仕草をとってみせ。やはり目の前の彼を殺すならば此方に害が及ぶことも考えなければ、と )
止めて止めて、すみませんでした変なアダ名付けるのは勘弁して下さいよ…。ふーん、到底分かんないです。暗いの嫌いですよ、昔いっつも夜になると両親が…あ、やっぱ記憶違いです。僕の両親は凄く優しいから僕に酷いことはしませんから。処分、容赦ないですね。殺めの一松さん。
>おそ松本体様
( / ご連絡有難う御座います、了解致しました。御待ちしておりますので無理はなさらない様に…! )
>> 浅瀬
…あいつは仮にも警察幹部だ、易々と潰れるようなたまじゃないだろう。……それに、そうなる前に見つけ出すのが、俺の役目だ。要らん心配をするな。
……一松にそんな熱烈な相手がいたとはな。俺には思い当たる節がない。
( こちらの挑発に、なんとも容易く乗ってきた彼。存外彼も、扱い易い人間なのかもしれないな。そう思考を巡らせていれば飛んできた言葉にこちらは笑みを携え答え。…しかし、最後に飛んできた質問に一瞬面食らったような顔をするば、再び頬に笑みを張り付けそう答え。───…一松に思い想い人がいたなんて、知らなかった。それは決して悪いことじゃない。寧ろ人間的でとても、とても素敵な感情だ。それなのに何故俺は、こんなに動揺しているんだ?彼に言葉を返しながらも、内面では計り知れない動揺が渦巻いていて、けれど、それを相手には決して悟られぬよう不敵な笑みを浮かべたまま「誉め言葉として受け取っておこう。こちらとしては隠し伊達した覚えはひとつもないんだがな?」。その後、背を向けるように立った彼。隙だらけだ。俺も嘗められたものだな、そう苦々しげに内心毒を吐きつつ、自らは近くの壁へ背を預け )
…聖職者の言葉とは思えないな。勢い余ってお前まで飲み込まないよう、気を付けなければいけないな?
……それに、お前の場合、逃げ切れたというには少し語弊があるんじゃあないのか?
>>102さま
(/確かトッティが空いていたと思われます!定かではない上、管理者ではないためはっきりとは言い切れませんが…。すみません、お声かけせずに見過ごすのは心苦しかったもので!!)
( / あわわ、御返事遅くなってしまいました。申し訳ありませんっ、…! )
>紫合 カラ松
あー、はいはい。もう分かった分かった、でもそんなに好きなのになんで助けてあげなかったんだろうね?カラ松オニーサンは?……あれ、もしかして嫉妬しちゃったとか?蒼止さんの好きな人に。
( 相変わらず余裕そうな笑みを浮かべる相手に面白くない、と勝手に機嫌を悪くすれば子供の様に頬を膨らませ。しかしふと一瞬相手の浮かべた表情を見逃さなければ一度舌舐めずりをして目細め、からかう様な口調で上記を。「そうして。僕は誉め言葉のつもりで言ったんだ。…さぁね、僕も分かんない。そんなに注意深く君のこと見てる訳じゃないしね。」と目を瞑り手をひらりと動かしては言い終わるなりくるりと向き直り。 )
望んでそうなった訳じゃないから。…は?何、僕を飲み込むって。
んーん、そんなことないよ。
>No.102様
( / 参加希望ありがとうございますっ、空きキャラは今のところトド松だけですね。よろしければ是非…! )
>> 浅瀬
(/お久しぶりです!無理なさらず、背後さまのペースでお返事なさってくださいね!)
…それはお前が踏み込んでいい話題じゃない。引き際を弁えぬ挑発は醜いぞ、浅瀬。
( 彼の言葉に、表情ひとつ変えずにそう言えば一瞬、ほんの一瞬だけ瞳の温度を無にし彼を見て。まるで菓子を貰った子供のように喜ぶその姿に、表情とは裏腹に腹の中は沸々と煮えたぎっている。それは彼への憤怒、確かにその感情もある。しかし過半数を占めるは紫を助けられなかった自分、人間らしく生きている紫にどうしようもなく心が乱される自分へのもの、だ。一体自分はいつの間にこんな惨めな人間になってしまったのだろう。思考を巡らせてながら「お前の目にはおそ松しか写っていないものな」と、挑発のお返しの言葉を。ふ、とこちらを向き言葉を並べてきた彼に、今度は楽しそうに、ふ、と笑い小首を傾げ )
そのままの意味だ。腹を空かせた狼は獰猛、赤ずきんに出てくる狼のように居眠りなんかしないさ。獲物は全て飲み込む、お前も丸呑みにされなければいいがな?
そうだろうか。お前が従えている後ろ楯のこと、俺が知らないとでも?
>紫合 カラ松
( / はい、お久し振りです…! 本当にすみません、そう言って頂けると有難いです…、 ですが此方も色々と落ち着きましたので、暫くは安定して御返事出来ると思いますので! )
わざわざ言ってくれなくても僕が醜いのは分かってるよ。…まぁ良いや、気分を悪くしたんならごめんね?でも気になるのさ、なんで助けようとしなかったのか。まぁ、僕が純粋にただ気になってるだけだけど。
( 醜い、という言葉を耳にすればほんの一瞬だが相手を睨む様に表情を消し。だが次の瞬間にはくつくつと喉を鳴らし何処か馬鹿にする様な表情を携え微塵も思っていない謝罪の言葉を述べ。しかし次いだ言葉にぴくりと肩揺らせば、なんとか笑みを貼り付けてはいるものの表情を消してしまいそうになり。「 …人間がこの世の中で一番面倒だって言われてる理由、分かるかな?それは感情があって欲望もあって、更にそれを言葉に出来るからさ。だから言葉が通じると気分を悪くしたり良くしたり、怒ったり悲しんだりする訳だけども。それに対応して言葉を選ぶのって中々大変だよね、更に怒らせたり泣かせたりするかも知れないんだから。だからね、ちゃんと言葉を選ばなければいけないって事を分かってくれたかな?…んで、今の言葉はどういうつもり?僕は心が広いから怒ったりはしないんだけど、一応人間だから機嫌を悪くする事はあるんでね。 」なんて長々と言葉を紡げばポケットから銃を取りだし相手に向け、首を緩く傾け笑いかけ。はて、と何故そんなに楽しそうに笑うのかと疑問符を浮かべ )
あぁ、そういう事ね。それなら安心しなよ、僕は飲み込まれないからさ。
……あれ、可笑しいな。僕はその事を誰かに教えてあげた事はない筈だけど。まぁこう言った後で遅いのは分かってるけど一応誤魔化してあげる。…何の事かな?
>> 浅瀬
( / いえいえ、こちらの管理も大変かと思われますので、無理なさらぬように!改めてこれからもよろしくお願いいたします。 )
……わからないのか、首を突っ込むなと言ってる。
( こうも引き下がらない様子を見れば、此方も今度こそ表情を無にし温度を感じさせない声色でそう答えて。──…助けなかった、彼はそう言った。実際はそうだ。紫がどこでどうやって育ったか知ったのは、もう彼が行方を眩ませてしまってから。どんなに探しても見付けられなくて、焦って、苛ついて、諸悪の根元であるあの組を壊滅させて。だけどそれだけだった。自分があいつにしてやれたことなど、何一つない。彼が言っていることは本当だ。自分は助けなかった。それでもそれを、赤の他人に暴かれるのは─…しかも興味本意で晒されるのはとても不愉快だった。故に、自分と同じく自分が琴線に触れたらしい、銃口をこちらに向けた彼にこちらは表情ひとつ変えず。それどころか、ズボンのポケットに突っ込んでいた煙草を取り出せば、悠長に一本、火を点けながら「……驚いたな。お前はそんな醜い人間が好きだと思っていたんだがな」と少々的外れな返答と共に煙吐き出して。しかし次には惚けた様子の彼に、もうこちらは微笑むつもりもないのか無表情なまま煙草をふかし )
そうだといいがな。傲った人間の足を挫くのは、実に簡単でつまらない。
惚けるなら、まあいい。だがこちらにもそれなりの情報ルートはあるということだ。
>紫合 カラ松
( / お優しいのですね、もう感謝の言葉しか出てきません…、() はい、改めまして宜しくお願い致します! )
…言われたんだよね?助けて、ってさ。でも助けなかった…違う。助けようとしなかった、って言った方が正しい?あと、君が彼を探し始めたのはいつだった?暫く時を置いてからだったよね。もしかしてさ、本当は彼が連れて行かれて嬉しかったんじゃないの?…怖いね本当、人間って考えている事が良く分かんない。いつ誰を裏切るのか、いつ誰に裏切られるのか。それが分かんないからまた怖い。
( とうとう此方の対応にも疲れたのか呆れたのか、自分で自分がしつこいことは分かっているのだがどうしても答えが知りたくて仕方がない。実際嫌いだった、という答えならば納得は出来るもののそうでない場合自分には到底理解出来ない様な気がする。つらつらと流れる様に相手の古傷を抉っているような、それこそしつこく無罪の人間に何度も同じ問に答えさせ罪人に仕立てあげようとする自分と同様の嫌いなタイプの警察官のような。しかし少しでも相手の逆鱗に触れれば自分の命だって危うい、なのにどうしてこうも気になるのかが自分でも理解出来なくなり。だが悠々と煙草をふかし始めた彼に不満そうに目を細めれば少し相手から離れつつ何処か困った様な笑みを浮かべ「 …受動喫煙、僕煙草無理な人なんだよね。吸えない人の前で煙草を吸うのはマナー違反だよ紫合さん。…で、誰がそんな感情を持ってるの?好きって何さ、そもそも僕にそんな馬鹿みたいな感情があると思うの? 」自覚はしている、確かに自分は彼が好きかも知れないと。結局好き、とは何かすら分かっていない自分にとってそれはただの可笑しな感情でしかなく、それが相手と同じようなものなのであれば人にどうこう言う権利はないのだろうと目瞑りつつ銃を仕舞い。煙草の匂いに目を細めては小さく溜め息をつき )
そ。でも安心しなよ、僕の相手はそう簡単にはいかないさ。
…聞かせて欲しいな、君がどんな情報を信じ鵜呑みにしてるのか。本人が直々に間違いを指摘してあげる、教えてみなよ。それ。
>> 浅瀬
( / いえいえ、こんな素敵トピを建てていただいただけで感謝だらけでございます!では、背後はこの辺で一旦失礼いたします。なにかございましたらまたおっしゃってくださいませ! / 蹴り推奨 )
……お前の言う通り、全て俺の責任だ。俺が気付いたときには、もう何処に居るかもわからなかった。暫くして俺もこの施設から出た。…行く宛もなく町をさ迷っていたら、彼奴を売った組織に接触出来た。この情報も拾われてから知った。偶然だったが、俺はそれが運命だと思ったさ。随分時間が掛かってしまったが、その組織も潰した。─…それからは、お前も知っているだろう。これが俺の過去の全てだ。面白かったか?
( 恐らく彼は、自身の過去について殆ど知らないのだろう。煽られるようにして口を開いたが、これは寧ろ自分への罰だった。懺悔等許されない。自分は“知らなかった”という理由だけで、紫を救えなかったのだから。いつか誰かが「お前は悪くない」と言った。何を馬鹿な。俺が彼奴の変わりになれていれば、あの心優しく、どこまでも繊細な少年はあそこまで傷付かずに済んだのだ。どんなに他人が何を言ったって、自分自身でこの身に刻み付けた罪は消えない。一生、消えない。過去の烙印を暴かれ、大いに不愉快だとありありと感情を宿した眼差しを彼に向け、煙を細く吐き出しながら「お前がどう言い返そうが勝手だが、生憎おそ松を易々と明け渡すつもりはない」とはっきりとした口調で返し。半分ほどなくなった煙草、それを携帯灰皿に押し込みながら目を伏せ )
…お前の腕前も承知の上だ。その上での、忠告だ。
──…親をその手にかけた、感想は?
>紫合 カラ松
…ふーん、教えてくれてありがとう。でもあんまり面白くなかったな、期待して損した。
( 明らかに文句を言いたげな彼の視線に肩を竦めてみせ、想像していたものとは遥かに遠くつまらない復讐劇についての話を自分から聞き出したのにも関わらず一部スルーしていけば何度同じことをしても飽きないのか相手を煽る様な事を口にして。つまらない、復讐なんて面白くない。行動する理由は大抵が誰かを想うが故のもの、自分以外の人間の為に罪を犯かす等言語道断。いつかは離れるのに、きっと特別だという思いも注いでいた愛情も直ぐに忘れる。大切にしていた花が枯れて無に帰す様に、その終わりは呆気ないものだと目を瞑り。「 しつこいな。だから手に入れようとも思ってないさ、ただ掴まえるだけ。まぁ消してあげたって構いはしないんだけどね。 」小さく溜め息をつけば軽蔑するかの様に相手を見やり目を細め。強がった事を言ってしまったがきっと赤い彼は殺せない、何故だかそれだけは自分でも理解出来ている。勿論、だからと言って野放しにしておくには勿体無いと云うことで掴まえると選択した。なんなら個人的に捕らえて何処かに閉じ込めたって構わない、ただこの感情は異様なのだと自分では認める事を放棄して。 )
…随分と自信があるんだね?何か策でもある訳?
………いきなり間違いだよ、不正解。彼奴等は勝手に死んだんだ。…僕は殺ってない。
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