トピ主 2016-04-15 17:59:56 |
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>一松さん
…僕を刺してその人が喜ぶなら
(相手の質問にしばらく考えれば、自分が何かをして相手が悲しむかもしれない、その人の人生を壊すかもしれないなど様々な考えが頭の中をよぎり「あれ、なんでなんだろ」と先ほどなぜそんな思いだったのかわからなくなっており
>おそ松おにーさん
だいじょーぶ!体力面での仕事は基本僕が引き受けてるからほとんど人来ない!
(ぶんぶんと相手の手を握った手を振れば大丈夫大丈夫と連呼してはにこっと笑い「それに僕私服だから警察に見えないし!」と自信満々に言って
>カラ松おにーさん
普段は悪いやつらを追いかけたり桃色の子探したり!
(普段と言われれば基本桃色の子を探したり、警察の仕事をしていたりなどのためその説明を簡単に言えば「カラ松おにーさんは普段は何をしているの?」と首をかしげて
>チョロ松さん
あの子はあざとくて、多分寂しがり屋で、うさぎみたいで、どことなくチョロ松さんに似てる!
(桃色の子のことを思い出しながら説明をすると、そういえば相手の顔と桃色の子の顔がどこか似ているなと思いそう伝えて
(なかなか来ませんね、桃色さん)
>> 浅瀬
勘弁だと言ったのはお前も一緒だろう。
( 自分の言葉に、何故だか困ったように頬を掻く彼。一体何に困惑しているのか、こちらはてんで理解できないと言ったように純粋にクエスチョンマークを頭上に浮かべて。……しかし、続く言葉と、隠すつもりのない相手の思惑を知らされれば先程の怪訝そうな表情を一瞬、ほんの一瞬だけ無にし。しかしその後すぐフ、と口許に笑み浮かべれば「残念だが」、と、そこで言葉を切り。生憎だが、彼の思惑通り、彼の脚本の駒になるつもりは毛頭ない。しかし今だけ、お前の望む通り動いてやる。と、誰に語りかけるわけでもなくそう思案すれば、コツコツと早足に彼の元へと近付き、すぐ目の前まで歩み寄れば今日見せたどんな表情よりも爽やかな笑みを、彼へと向けて )
紫は俺に殺されるほど柔じゃない。それはお前も知っていることだろう?それに、俺が消えたくらいでぐらつく組織なら、最初からそんな所に属してなどいないさ。
>> 一松
……あんな状況に立たされれば、闇に堕ちてしまうのは当たり前だ。お前は何も悪くない。~…悪いのは、助けてやれなかった俺の方だ。もう一度俺を信じろなんて、無責任なことは言えないけど。それでも俺は、いつだってお前の味方だ。それだけは、覚えていてほしい。
( とく、とく、と。温かな体温に包まれ伝わる彼の心音。ああ、抱き締めただけでこんなに、こんなに愛しさが込み上げてくるのに。俺はお前になにもしてやれない。無力な自分が心底嫌になる、ここまでお前を暗い絶望の縁まで落としたのは、きっと俺のせいだ。お前はなんにも悪くない。泣かないで、愛しい人。大好きなんだ。心でどんなに愛を叫んでも、彼には伝わらない。そのことが酷く悲しくて切なくて、思わず頬を生暖かい物が濡らしていき。──…あのとき、どうしたら良かったんだろうな。お前を失ったあと、すぐにでも後を追えばよかったんだろうか。そうすれば絶望の縁に立たされるのは俺で済んだかもしれない、お前にほの暗い道を歩ませずに済んだかもしれない。……やはり、俺が悪かったんだな、一松。あのときのことをどれだけ悔いても、もう遅い。そのことに目を向けるように、濡れそぼった瞼を持ち上げれば目の前には首もとをドスで狙う、姿。───…嫌だ、やめてくれ。もうこれ以上、俺から一松を奪わないで。絶望にも似た感情が渦巻いて、彼をここで失いたくはなくて、震える手を彼からそっと離せば、へたり、とその場で膝を降り座り込んで。震える手、なんとかそれを持ち上げれば、乱暴に自分の顔を覆い、必死に声帯を震わせながら途切れ途切れに言葉紡ぎ )
……たの、む、いちまつ。も、お前を失いたくな、いんだ。しぬ、な……っ!
>> 和泉
…なるほどな。
( 答えは後者だったか。と、彼の返答を聞き確信し。テロリストと警察官、彼も自分同様、相反する立場の人間を好きになったのだろうか。ならばそれは、酷く気の毒なことだな。心のなかで、その先の茨の道を案じ同情しつつ、彼の質問に「そうだな……」と思案して。仕事の内容は、できるだけ触れないのが得策だろう。今後の活動に支障が出ても困る、第一彼は敵なのだから。そう結論付け、暫しの沈黙のあとに口を開いて )
普段は和泉と一緒だ、人を……愛する人を探している。
>カラ松
…お前はバカだなぁ。こんな狂ったお薬漬けの馬鹿を兄弟か……
(こちらとしては本心では家族のように見ている彼に相手側からそんなことを正面切って言われれば嬉しくもありやや気恥ずかしい気もするが、それ以上に彼が自分なんかのことを家族と呼ぶことがどこか滑稽でそれは相手をバカにしているわけではなく相手にそんな風に言われる価値があるのかと頭の隅で考えてしまう自分の思考が嫌になり自虐的な笑みになって。変わって出てきた相手の問いに、特別緑の彼に何かをされたわけではないが、普段なんの躊躇もなく仕事をする自分がこうも彼相手だと手が出せない事に戸惑いながら迷っていて、そんなことを考えていれば自然と声に出てしまっていて)
うーん……なんでだろうねぇ
>浅瀬チョロ松
さぁ……どうだが。
(仕事の時は酷く冷徹になる自分を思い起こせば相手の言葉も中々否定できずそれでももし目の前の彼が泣いて懇願してきたなら自分は動揺せずにいられるのだろうか、そう考えれば泣いている相手は想像できないまでもそれを見たとき銃口を下ろす自分の姿なら容易に想像がついてしまい。「なに……怖いんだ?まぁそりゃそうだよな、誰だって死にたくねぇよなぁ……なら、反撃してみろよ」こちらに銃を向けながらもどこか強がっているような相手の姿にさすがに死を前にすれば誰だって動揺はするものだと思っても相手の性格だけ考えるならもしこれが他の奴なら彼は迷わず殺しているのだろうか、何を迷っているのだろうと相手の思考は分からないもこちらも引き金にかけている指が微かに震えていることに気づいて。「あいにくと無神論者なんでね、人がカミサマになれるかなんてしらねぇけど……なに?寂しいの?」返答の内容は予想外のもので皆に注目されたいがために神になりたいなんて随分とイカれている、しかしその思考を否定する気にはなれずどこかバカにするかのような口調になれば)
警察官がいったら終わりじゃん。
>蒼止一松
ふうん……いや、何者でも差し向けられたってあいつを渡すつもりはないけど。
(自分に適任の警察官、といわれれば何故か一瞬緑の彼が脳裏をよぎってしまい慌てて頭から追い出すとさすがは一応知恵を使って考えているらしい相手を見て何も考えないバカよりかはマシだがやはりそう簡単に手放したくはなく何故かむきになって反論していて)
ああ、それは大丈夫。あんたら以外で俺たちに……あいつらに手ぇ出すやつは潰すから。
>和泉十四松
そうかよ。……なぁ、おまえ名前は?
(大丈夫と屈託のない笑みでいってくればなぜこんなにも明るく笑えるのか、警察官にもこんな人種がいたんだなと改めて相手の性格を思い返せば何故か彼に興味がわいて名前を聞いていて)
うん、まぁ……顔知らなかったら一般人に見えるよな。
>紫合 カラ松
まぁそうなんだけどさ、うん。君って案外馬鹿だったりするの?それともわざと?
( 何故自分が困惑しているのか微塵も分からない、と言わんばかりに正論を投げ掛けられるのと同時にきょとんとした相手の表情に溜め息をもらしじと、とした視線を送り。偖、一体どんな反応をするのかと子供の様に明るい笑みを浮かべていれば、先程とはうって変わって何処か優しげな笑みを此方に向ける相手に目丸くし硬直して。そして彼が自分の直ぐ目の前に来れば思わず後退りし動揺を隠せずにいて、しかしすぐさま相手を睨む様に目を細めれば「…へぇ、予想外の返答。紫君…じゃなくて蒼止さんの事は僕も良く知ってるよ、君が助けてあげなかったせいで昔の面影なんか残ってないみたいだし。それにあの組織から君が消えたらきっとリーダーさんは黙ってないだろ?あともう一人はどんな奴だっけ、知らないけど勝ち目はないって分かってるさ、消す順番はちゃんと考えるよ僕だって。…いい、気が変わった。でもひとつだけ言っとくよ、君はきっと紫君に会ったら後悔する。覚悟しておきなよ。」と負け惜しみにも似た言葉を吐き捨てる様に口にし )
…僕ね、君みたいな奴大嫌いだよ。それって自分以外の人間を信じてるって事でしょ?変なの。
>十四松
それ全然説明になってないよ。…でも何、僕に似てるって。顔?
( は?と頭に疑問符浮かべれば呆れた様に目を細め首を傾げて。そりゃあ顔が似てる、というのならばそんなの珍しい事では無いが性格が似ているというのならばその子は随分な変わり者だ。その子が愛されて、自分が愛されない理由が分からないと軽く嫉妬の様な感情を覚え )
( / いらっしゃいましたね、良かったです…!! これで全員揃えましたね! )
>No.63 匿名様
( / 嬉しいお言葉有難う御座います…!!はい、空いておりますよ。keep了解致しました、pf御待ちしております…! )
( / 申し訳ありません、現在使用している端末の制限に引っ掛かりましたので二つに分けさせて頂きます…、! )
>蒼止 一松
へぇ、それ良いですね。でも僕も国家試験なんて受けてないですよ、なんて言うのかな。拾われた、みたいな。
( 良く覚えてないな、そういえば小さい頃に親を殺してこっちに来て…そのあとの記憶は曖昧でまるで切り取られた様、覚えていたくも無かったのかそれのも覚えている必要がないと判断したのか。まぁそんなものどうだって良いのだが、特に羨ましいとも思っていないのにクスリと笑み浮かべながらそんな事を。「何ですかその名前。チョコレートですよ、白いのとか色々種類はあれんですけど今蒼止さんが食べたのはノーマルです。」相手は名前が分からなかったのだろう、面白いのは面白いのだが実に呼びにくく思わず吹き出してしまい。「あぁ、そんなのもいますね。お疲れ様です、確かに面倒ですよねー。…あはは、心配しないで下さい。彼奴撃って後悔する位なら僕だって死ぬ覚悟位しておくつもりですよ。覚悟だけ、ね。」視線下にやればなんだか寂しそうにそう呟いて、しかし自分では何故だかなんて分かりたくも無かったのか直ぐに表情明るくしては誤魔化す様に桜の木見上げ )
それだけ好かれてるんですよ。…煙草は無理です、というか吸ったことはないんですけど早死にしたくないじゃ無いですか?
>京野 おそ松
…君なら容赦しなさそうだね、つくづく一番敵には回したくない相手だよ。
( 普段の彼と今自分とこうやって会話している彼とじゃ雰囲気が全く違い、それが何故だかは分からないが此方に殺意が向いていない事は確かで。ふと今まで自分に相手が殺意を向けたことが一度もない気がして首を傾げるも気の所為だろうと思い込む事にして。「っ、はぁ?怖いなんて思ってない、それに本当に撃つ訳ないだろ。…生憎、撃ってあげたい所だけど銃弾を忘れてきてさ。これも空なんだ、残念。」まさか相手に反撃しろなんて言われるとは思ってもおらず、一瞬どう返そうかと視線泳がすも直ぐ何か思い付いたかの様にふっ、と笑みを溢せば先程動揺余裕そうに相手から視線を逸らし銃口を下ろして咄嗟に言い訳を。しかし何故言い訳をしたのかなんて自分でも無意識の内で分からず、若干動揺の色を見せ。「……あは、寂しい?僕が、寂しい…?そう見えてるの?…それとも何、君が僕のこと愛してくれるとでも?」なんて此方を馬鹿にしている様な相手の口調に苛立ち覚えつつ、悪い癖だとは分かっているのだがつい意地を張ってしまいそんな事を )
そこらの警察官と一緒にしないでよ、僕は彼奴等偽善者と目的は違うんだから。
>カラ松おにーさん
十四松でいいよ!
(敵味方など考えておらず相手は桃色の子の仲間、手を出したらあの子が悲しむかもしれないなど考えておりにこっと笑えば「おにーさんもいるんだね!僕手伝おうか!」と首をかしげて
>おそ松おにーさん
僕は和泉十四松!
(ぱっと相手の手から手を離しにこっと笑いながら自己紹介をすると「おにーさんもの名前は?」と首をかしげながら訪ねて
>チョロ松さん
顔がどことなく似てるっす!
(こくこくと勢いよく頷けば、嫉妬しているであろう相手の顔つきを見ればはっとなり「ちょ、チョロ松さんにも愛してくれる人はいるよ!あの赤い人とか!」と相手の匂いに混じった赤い人の匂いに気づけばそう言い
(やったー!ヒャッフー!うざいといわれそうで怖いっすガタガタ)
>> おそ松
……。
( 今日はほんとうに珍しい。彼から自虐的な言葉が出るのは、片手で数えるほどしかないと言うのに。そう思案し、じっとその笑みを見詰めていたが、不意に彼の正面へと回り込めばパチン、と両の掌で彼の頬を挟んでいて。ふふ、タコみたいになってるぞ、おそ松。思わずこぼれ落ちた笑みを隠すこともなく、ぷっと吹き出せばその表情のまま「重度の麻薬中毒者か、俺の兄として不足はない配役だな。俺だって綺麗な過去は持ち合わせていないさ、何をそんなに卑屈になっているんだ、おそ松」。そう、自分とて一暴力団を壊滅させた狂った殺人鬼だ。そうしていなければ、お前や桃色にも会えなかった。それは少し、いや、なかなかに寂しい人生じゃないか?表情だけで、「俺はお前と出会えて一度だって後悔したことはない」のだと伝えれば、続く彼からの呟きに手を離し )
……あいつに何か、あるんだな?
>> チョロ松
馬鹿とはなんだ、失礼な。
( 彼が一体何を言っているのかわからないが、突如馬鹿と言われ気持ちの良い人間はいないだろう。む、と眉を寄せ嫌悪感を露にすれば鋭い目付きで彼を見て。投げ掛けられた質問、それに対する返答は、きっと、彼のお気に召すようなものじゃなかったのだろう。後退り、こちらを恨めしげに睨み付ける姿は心を乱されているよう。始めてみる余裕のない反応にこちらは片方の口角を上げ、「ふ、思っていた答えを返せず申し訳ないな。組のことなら心配無用だ。俺は中途半端が嫌いだし、何よりお前が思っている以上にあいつらは切れ者だ。そう易々と崩れたりしない。俺はそう信じている。紫──…一松が俺を恨むのは、至極全うなことだ。俺はあいつを救ってやれなかった。あいつが俺を殺したいと思うなら、俺の命を奪えば良い。俺はその選択に後悔なんてしないさ。それはあいつに会ったあとも、絶対に、揺るがない。どんなあいつだって受け止める覚悟は、もう等の昔にできているんでな」。そう静かに告げ、こちらを鋭く睨む彼に再び柔らかな笑みを向け )
奇遇だな、俺もお前のことは大嫌いだ!
…確かに、変、だな。人間なんてもう、居なくなれば良いと思っていたんだがな。何故だろう、俺にもわからない。
>> 十四松
…ならそう呼ぼう。俺もカラ松でいい。
( 屈託のない笑み、最初は無邪気なものだと、ただそれだけの印象だったのだが、見慣れてくればくるほどその笑みが、なぜだか作り物のように見えてきて。それでもその笑みに悪意など感じられず、素直にそう答えていれば続く彼の言葉に一瞬目を見開いて。……探す、か。確かに同業者の彼の方が、あいつには近い存在なのかもしれないな。そのことが妙に心細く、今では遠い存在となってしまった紫の彼を思い描けば、ぎこちなく笑っていて )
俺の片想いなんだ、あいつは俺に会いたくはないだろうさ。
>和泉 十四松
あぁ、顔ね。そういえば世の中には似てる人が三人いるらしいよ。
( 顔ならば良かった、と何故か少し安心感を覚え小さく息を吐き。しかし一体何の気を遣ったのか次いだ言葉に目丸くしては「はっ、何言って…!なんで彼奴なの、いや絶っ対にないから!」と首を振り )
>紫合 カラ松
だって馬鹿じゃん、テロリストに人権なんてあったかな?あれ、そもそも人権って何だっけ?まぁいいや、人間を消そうとしてる集団に入ってる君は馬鹿だよ馬鹿。あんなリーダーさんの変な考えに同意しちゃってね、本当ばーか。
( もう自分の機嫌が悪いからなのか内心そんな事は思っていないのだが仕返しと言わんばかりにほぼ八つ当たりに等しい悪口の様なものを長々と口にし、言い終わるなり舌を出し子供のように挑発し。「…気持ち悪い、そんな簡単に人を信用しちゃって大丈夫なの?やめときなよ、裏切られた時辛いよ?他人を信じるなんて馬鹿みたい、仲間だから信じられるとか彼奴だから受け止めてあげられるだとか何?なんで?僕には到底理解出来ないなー。」と相変わらず不機嫌そうなままで流れる様な問い掛けを幾つか口にし )
…はっきり言われちゃったよ、結構傷付くじゃん。君は僕の何処が嫌いなの?全部?存在自体?
でしょ、人間ってそういう生き物さ。考えは直ぐに変わるんだからね。ねぇ、君此方側につく気はない?
>> チョロ松
……そのリーダーに酷く固着しているのはどこのどいつだろうな?
( 先程の余裕綽々といった態度は、一体どこに消えたのだろう。子供のように罵倒しだした彼の言葉を、こちらは先程と変わらぬ姿勢で静かに聞き終えれば、そう、これまた静かに問うて。……これはずっと気になっていたことだ。彼らが互いに、妙な固着を示しているのは端から見ていてすぐにわかった。しかしどうしても、その“理由”がわからない。彼らは対極ではないにしろ、それこそ、己と紫のような立場に立っている。彼らが惹かれ合うのなら、それは部外者が口を挟むことではないため目を瞑っていた。しかし彼らの関係は、惹かれ合う、なんて甘美で艶やかな響きで表現するにはあまりに歪だ。故に、そう問うたのは本当にただの好奇心からだ。彼が我がリーダーに何を思うのか、単純に気になったのだ。少々無粋な質問だったかもしれない、そう自負しているからこそ、彼から流れるように紡がれる問いに、此方も流れるようにひとつひとつ答えていき「…お前が言う通り、人間は裏切る生き物だ。裏切られれば辛いし、悲しい。現に今、俺は人間が大嫌いだしできることなら心を開いた奴等以外排除したい。けど、な。信じるって決めたのは、俺自身だから。勿論受け止めると覚悟したのも俺自身だ。だからどんなしっぺ返しを喰らおうと、受け止めると決めた相手から拒絶されようと、それはその相手のせいじゃない。…全部、俺の選択だ」。言い切れば、目を細め彼を見やり、「……お前の傍にはそう思えるような人間は、いないんだな」と呟いて。そして更に続く問いに少し目を見開いて )
…お前に心を痛めるという感情があったのか。ん、そうだな……。お前の嫌いな所は多々あるが、一番気に入らないのはおそ松や一松のことをゲームの駒としか思っていないこと、だろうか。
愚問だな、毛頭ない。第一、俺なんかを引き入れてそちら側の利益になるとも思えん。
>カラ松おにーさん
その人ってどんな人なの?
(きょろきょろと見回しベンチを見つければ相手の手を掴みベンチに向かうと座り隣をぽんぽんと叩けば首をかしげて
>チョロ松さん
そうなんすか!
(驚いたような顔をして言えば「え、だって赤い人の匂いがチョロ松さんからするからそうかなって」ときょとんとしながら首をかしげると違うの?と相手を見て
>十四松
……ふーん。けどさ、もしお前がそれでぶっ刺されたらその…なんだっけ?桃色の?そいつのこともう愛してやれなくなっちゃっても、いいの?…そいつ、おまえがいなくなっても大丈夫なわけ。(相手の返答を耳にするなりなるほど、この子の行動理由は細かくまでは解らないがきっと自己犠牲心に似たものだろう。自分よりも誰かのことを率先する思考で動くことがどれだけその本人を想う相手が辛いのか教えるべきだろうかとその桃色がテロリストとも知らず少し時間を置いてから口を開き呟くとくつくつ笑って「さぁねぇ、…ひひ。けど易々他の誰かに命渡したりしないほうがいーよ。その子、誰かにとられちゃうかもしんないし。」と煽るように呟き)
>カラ松
…なに…バカな事…、…あいつらが僕を貶めたのと…僕が勝手にあんたを拠り所に甘えていただけ…あんたは悪くない、だからこそ今綺麗なまま消し去りたい…。…ッアハ、泣いてくれるんだ…あの時じゃない今のこんなんなっちゃった俺にも。……、………。(相手に非はない過去というに、自分を飲み込んだ強大な闇から引きずり救い出すためなのだろうか懺悔の言葉とともに味方だと言う相手の声が受け入れるにはそうする強さのない自分には苦しすぎて、一蹴し捨てるには余りにも熱く、暖かくてただ胸にひっかかってしまう。どの言葉も飲み込みきれず吐き出しきれないまま、味方なんてうそだ。ぼくから敵に回ってしまったのだから。僕はもう相手にとっても死神でしかない。そして戻るには遅すぎたんだ。昔のようにくっついてるだけでも互いに裏切り者のレッテルが付き、命も狙われるだろう。相手は仲間を裏切ることにもなる、自分も国家反逆罪として追われる。……何よりも、相手の言葉をすべて信じるには僕は汚れすぎた。最悪の事態。敵に回ったぼくがいえることじゃないのにお兄ちゃんがもし親父たちみたいに僕を裏切ったらと思うとそれだけで震えてしまう。相手にとってあまりに残酷すぎる脅しを持ちかけたことにより離れていく指先や身体にどこか温度が引いていく切なさが残る事に胸が痛くなり、踞る相手をいまだ。いましかない。おわらせる。お兄ちゃんさえしねば、僕はもう痛くない。もしお兄ちゃんを消して生きる価値を見いだせなくなったなら自害したらいい。震える指ではドスは扱えないと見てか地面へと菖蒲の細工がされたそれを落とし代わりにこの至近距離ならば照準がぶれても確実に殺せるからとトカレフに持ちかえ、両手で相手の頭を狙い引き金に手を当て暫し固まったままぶるぶる両手戦慄かせるも引き金が引けない。相手を殺す為に生きてきたのに何で。何で指が動かない?なんで…何で僕の事忘れてたりしてくんなかったんだよ…そしたら、簡単に殺せたのにっ…と表情歪め腕下ろしては相手の側に寄り、そのまま腰落とすと相手の胸ぐらを掴むと半ば無理矢理唇重ねた後に乱暴に引き剥がしすぐに立ち上がると何も言わないまま顔を腕で隠し逃げようと性急に反対方向へと駆け)
>京野サン
渡してもらう?…違うねぇ、奪うんだよ……きひっ。まあでも京野サンがどうかは知んないけどうちの部下によっぽどあんたのこと好きなやつがいてさぁ…流石に俺から見ても簡単に逃げきれるとは思わないくらい。適材適所すぎるよ。(相手が渡そうが渡さなかろうが結果は関係ない。誰が死のうが、誰が消えようが、誰にどう思われようが関係ない。あの青色の息の根を止めるためだけにやっとここまで来たんだ。…でもなんでかわからないけれど、お兄ちゃんが京野サンの物だと思うと何故かむかつく。そして何故か奪って京野サンの手の届かない所に連れてきたくなる。そのままあいつを僕だけのものにしたくなる。…何でだろう?と無意識下での嫉妬に首を傾げつつも緑色の部下の様子や性格を思い返してはくつくつと悪い笑み漏らし)…そりゃ良かった、あの人が仮にあんたにやられたりでもしたら調子づいて無茶するんじゃないか不安でね…。……ま、下手な容赦とか甘えとか甘さとか余計なもん持ってない浅瀬サンは優秀だから易々死ぬとは思わないケド。
>浅瀬サン
…そうでもないよ、捕まってた時は散々罵ってきたおっさんらが血相変えて気に入られよーとぺこぺこしてんの見んの吐き気するし。ふうん、浅瀬サンも裏口………入学じゃないか。にゅーたい?なんだ。(相手の過去や過ごしてきた環境について知らないためか僕の他に特別な措置をもってしてこの組織に入った人も居たのか、なんて目を瞬かせては知らないとはいえ正面からではないとなるとはじめからよっぽどの実力者だったか何かあったかのどちらかだろう。拾われた、という言い方ならきっと後者なのだろうと察しを付けながらため息漏らすと首を降り。「…警察暮らし初めてから何回か食ったぐらいだし…ちょこ…れいと、…白いの?…白い甘いのは三角で苺乗ってるやつしか見たことないからたぶん違うな…」なんて呟きながらも興味津々なのか名前を忘れないようにと何度もちょこれいと、ちょこれいと、と数回小さく繰り返し。「勝手にあれこれしてくれんのはいいけど明らかに見返り求めてる奴見るとどうしても左遷したくなるよね。…ひひ。覚悟だけ、ね。そりゃよかった。…で?なんで浅瀬サンはあの飼い主さん気になってるの?」どこか隠そうとはしていながらも言葉とは裏腹な動きかたをする目線に目を瞬かせては首傾げ好きなの?なんて堂々訪ね)ドーセ何もいいことないのに長生きしてもつまんないし…反対におさけは嫌いだけど。
>> 十四松
……そうだな。随分前に離ればなれになってしまったから、今どうしてるかわからないが。昔は泣き虫で寂しがり屋で、でもとても心優しい少年だったんだ。
( 手近にベンチを見つけた彼に従い、その横に腰を下ろせば目線を紫の空、そこに瞬く星々に向けながらそう答えて。……今どんな青年になっているか、それは解りかねることだが、俺はどんなお前でも受け止めるよ。そう心の中で呟けば、思い出したかのようにもうひとつ、彼に関することを口にし )
あと、猫にやたらと好かれていたな。あいつも猫みたいなやつだったから、納得はいくがな?
>> 一松
~…そんなこと、言わないでくれ。一松、お前はいつだって、どんなに月日が流れて立場が変わったって、俺の大切な人に変わりはないんだ。
( こんな安っぽい言葉じゃ、俺の気持ちの数滴すら彼に伝えられはしない。お前は俺の希望だった。お前を見つけて、それで、また笑い合うことを今日までの生き甲斐にしてきた、その望みがあったからこそ、俺は人間への復讐を誓うことができた。彼がもう涙を流さなくてもいいように。その為だけに、俺は存在していたと言っても過言ではない。故に、トカレフの銃口を向けられても、抵抗する気なんて一切沸き起こらなかった。……そうか、いちまつ。お前が笑顔になるのなら、悲しまなくて済むのならこの命くらい易々と捧げよう。だから最後の瞬間は、どうかお前の笑顔を見せてくれ……。そう心の中で呟き、穏やかに笑って見せれば目を閉じ───…ようとした瞬間、突然胸ぐらを掴まれ唇を塞がれたことに目を見開いて。瞬きひとつをし終わる頃には自分に背を向け走り出す姿。……やっと、やっと会えたのにこのまま逃がしてなるものか。そう思った時には力強く地を蹴って追いかけていて、競り上がる涙と嗚咽で上手く息が吸えず、はくはくと唇を動かし名前を叫び )
い、ちまつ!!待ってくれ…っ、いちまつ!!!
>浅瀬 チョロ松
へへっ、お褒めの言葉として受け取っとくわ。
(いま自分と話している彼にはいつも仕事の時に見かけるような殺気だった雰囲気はなく今までの自分の言動からして殺気を向けられることを想定していたのだがそれがないことに疑問を抱くも僅かな動揺を悟られないようにヘラヘラとした笑みを浮かべ。「強がりは体に悪いぞ……なんてな。―――言ってること矛盾してるんだけど……俺の事殺したいの?殺したくねぇの?」否定な言葉を吐かれれば敵に対しての精いっぱいの虚勢なのだろうかそれとも本当に怖くないと思っているのだろうかとどちらなのか分からないも様子からして前者なのだろうと考えながらどこか抜けた口調でからかい気味に言って、本当に撃つわけない、でも残念とどこか矛盾にも似た言葉を口にする相手に自分では無意識のうちに相手を殺していないことは認めつつ、つまるところ相手は自分の事を殺す気はあるのだろうかと少々疑念を抱けばかなり直球に尋ねて。「寂しい、孤独に見える。俺にはね。……愛してやろうか?」どこか意地を張るような彼の口調に感想を率直に述べれば、彼が愛を欲しているのは明白だがそれがいったいなんの種類の愛なのが分からないまでもないなら与えてやればいい、そんな考えにいきつけば自然とそう呟いていて)
はいはい、悪ぅございました。目的?へぇ、どんな?
>カラ松
ぶっ……急になにすんだよ……
(無言になる相手に一瞬愛想を尽かされたのかと考えが頭をよぎったが彼が頬を叩いてきたのは完全に不意打ちで変な声が出てしまい。相手からこぼれ出た笑みとその言葉に、思えば自分は自信がなかったのかもしれない。こちらは家族のように思っていても信念も少しずつ違い境遇も違う彼にちゃんと受け入れられているのかとどこか不安げにしていた気持ちにやっと気づけばそれを気づかせてくれた相手に対し温かいものが心に流れてくるようで「……ありがとな。へへっ、カラ松は俺の自慢の弟だ。」微笑む相手に吊られるようにニカッと笑うとくしゃくしゃと相手の頭を撫で。続けられた言葉に僅かに目を伏せるようにしながら自分の手を見つめながら呟き)
……殺せねぇんだよなぁ。なんでだろう……
>和泉十四松
十四松……あいつと似てるな。
(元気よく答えた相手を見ていると、そういえば顔がなんとなく桃色の彼に似ているような気がし、ドッペルゲンガーというものを聞いたことがある気がしたがただ似ているだけだろうと結論付け。「俺はおそ松、京野おそ松だ!」花の下を擦りながら二カッと笑い)
>蒼止一松
おー、それは怖い怖い。でも俺の邪魔するようなら、どっちみち排除しなくちゃなぁ。
(なんとなくこちらを挑発するかのような言葉に言葉だけで怖がれば表情はどこか余裕そうに作っており、相手の部下と聞けばますます緑の彼が思い起こされ彼が青を奪うために緑の彼にも協力を頼むならこちらとしてもやりづらくなりそうだなと考えれば口では排除といいつつも緑の彼を殺せていないのは事実でありそれを隠すように口角を上げ)
……随分と緑君のこと信頼しているようだなぁ。
>一松さん
あ!そっか!
(そのことをまったく考えていなかったのかはっとなり「やっぱり刺されるのはやだっす!」と焦りながら言えば「と、取られるのはやだ!」と必死に言い
>カラ松おにーさん
へぇ…
(相手の言葉を聞けば離ればなれであってもまた会える可能性があるのかと思い少し羨ましそうに聞いていて「猫?僕の上司にも猫好きいるよ!」とはいはいと手をあげればにこっと笑って
>おそ松おにーさん
だれと?
(誰と似ているのだろうと考えながら首を傾げ「どっぺるげんがーってやつ?じゃあ僕死ぬの!?」と言い、ドッペルゲンガーに会うとオリジナルは死ぬという知識を持っているためおろおろと慌てて
>紫合 カラ松
何々、脳内思春期真っ盛りなの?…固着って何?僕が彼奴にべったりって言いたい訳?
( ふと問い掛けられた言葉に表情消しては首を傾げ、一瞬なんと返せばいいか迷い顔を下げ。今までは何でもないものだと考え赤い彼への可笑しな感情は気の迷いだと言い聞かせ続けて来たがそれをまさか他人に問われる等考えた事もなく、更に固着だなんて言われればそんなに彼に関わっていたかと頭を悩ませ。しかし何が何でもそれを認める事は絶対に出来ない、ぶんぶんと左右に首を振ればぎこちない笑み浮かべながらも誤魔化そうと上記を。相手が自分の問いに丁寧に答えていった事に若干目見開いてはそれに対してまたからかってやろうと口を開きかけるも続いた言葉に目細め相手を睨みつければ「…居ないんじゃない、作ってないだけ。」と先程とは正反対に低い声でそう呟き。 )
…普通にあるよ、僕一応人間だから。駒?ゲームの駒かぁ、確かに重くは考えてないね。死んだら仕方ないね、って位?でも蒼止さんにはお世話になってるよ、一応感謝してるのさ。
…あは、仲間が増えるのは良いことでしょ?そっかそっか、ないんだ。それは残念だね、残念じゃない位に残念。
>和泉 十四松
そうみたいだよ、だから別に珍しくなんかないでしょ。
( こく、と相手の答えに頷けば自分に弟が居た事等完全に記憶がなくただ顔が似ているだけなのだろうと勝手に納得し。次いだ言葉に目丸くしては「だから違うっ、というかなんで僕から彼奴の匂いがするんだよっ…!」と必死に否定して。 )
>蒼止 一松
捕まってた?嗚呼、そういえばそうでしたね。そいつ等が気に入られる為にねぇ、想像しただけで気持ち悪いな。
( はふ、と小さく溜め息をつけば相手の言葉を聞きその状況を想像すればクスと眉下げて笑い。そういえば彼は昔捕まっていたのか、と思い出せば一体どんな生活を送っていたのだろうと少しばかり興味が沸くも恐らくこの間話した青い彼の話す相手と全く一致しない程に変わり果てる様な辛いものだったのだろうと、それについて深く問う事はせず。「それはショートケーキ。あはは、なんなら今度色々持ってきてあげますよ。」と薄く笑み浮かべれば名案と言わんばかりに人差し指を立て。「ですよね、プライドなんてきっとないんでしょーね。可哀想。…え、いや別に気になってるとかじゃ…。」相手の口から溢れた問いに硬直すれば、視線を泳がせそれを否定しようとし。何故相手からそう思われているのかが分からずまさかそんなに分かりやすかったかと若干焦りを覚え )
まぁ生きてて損はないんじゃないですかね、死んだら何もないですよ。…酒は無理なのに煙草は大丈夫なんですか?
>京野 おそ松
…本当に都合のいい頭だな。
( 何処か困ったかのような笑み浮かべれば呆れたように肩竦めて見せ。なんだか彼と話していれば自分が相手と敵同士だなんて事忘れてしまい、無意識の内に首を傾げており。「だから強がってなんかないって。…っ、あはは、ごめんね。僕頭悪いから、言語能力とか皆無だから言ってる事矛盾してたりとかよくあるからっ…、」次いだ相手の問いにさぁ、と体から血の気が引いていくのが分かれば一歩相手から離れなんとか平静を装おうとぎこちなくも笑みを向け苦しい言い訳を。人の事を馬鹿にしておきながら自分の方がよっぽど馬鹿じゃないか、と自分に呆れれば一度小さく舌打ちして。「…見えるだけでしょ、僕はそこそこ楽しく生きてるよ。多分。だから君のそれは完全に勘違いさ。……っは?え、本気で言ってんの?それともからかってんの?」きょとん、と目見開き相手見つめれば暫く頭が真っ白で何も考えられなくなり自分で言った事なのにまさかそんな答えが返るとは考えておらず動揺の色を見せ、それが自分の発言の後者であって欲しい気もするが逆であって欲しいと僅かに考えてしまうのも確かで )
全く反省の色が見えない。…金だよ。僕は金が欲しいから人を殺し…じゃなくて、働いてんの。
>> おそ松
当然だ、俺を誰だと思ってるんだ。
( ぐしゃ、と乱される髪。夜中の、人目を避けた散歩だとしてもその髪はきっちりとセットしてきたわけで、崩れた髪型に「クールな髪が台無しだ」と唇を尖らせるものの相手の表情にこちらは安堵の笑み溢していて。……よかった、いつものおそ松だ。そう心の中で呟けば、彼の屈託のない笑みを見詰めて。しかし続く一人言のような呟きに、その表情は少し崩れ今度は真剣な表情へと変わり )
…お前がそうだとしても、相手は何を思ったいるかわからん。奴は特に、感情を読み取るのが難しい。……殺せ、とは言わん。ただ用心はしろ。
>> 十四松
そうなのか?……なら、俺の探している奴と仲が言いかもしれんな。
( 警察のなかにも、愛玩感情を持ち合わせている奴はいたんだな。とどこか他人事のように思考巡らせ相手へと小さく笑いかけ。ふと、彼が探しているという“桃色”の“あざとい”人物について思い出せば「そういえば、」と言葉を発し。恐らく彼は、俺がその人物と面識があることに気付いている。けれどここで明確に繋がりがあると伝えることで彼がどう動くのか、まるで検討がつかなかった。第一今現在どこにいるのかは、本当に知らなかった。故にあくまでも他人のように、自分には関係のない話だと言うようにその話題へと触れ )
十四松の探している桃色の奴は、どんなやつなんだ?十四松は悪いやつを捕まえているんだろう?…話を聞く限り、桃色はテロリストとみえる。お前は桃色を捕まえようとしているのか?
>> 浅瀬
べったりというより、俺には酷く赤にこだわっているように見えてならない。
( 困惑の色を滲ませる彼。彼から出た問いに素直にそう返せばまさか無意識なのか?と心の中で自問自答を。……そう、この男は何故だか赤にばかり目を光らせている気がしてならない。この反応を見る限り、強ち間違ってはいないようだ、が。赤がこの男の反感を買っている、というわけではないようだが、果たしていつ彼の刃が赤に降りかかるともわからない。警戒しておくに越したことはない。そう思っての質問だった。自分の答えを素直にそう伝え、続く彼からの言葉と鋭い目付きを受け止めれば「……そうか」とだけ返して。しかし次の言葉に、次はこちらが目付きを鋭くし )
……先に言っておく。一松に手を出した時点で命はないと思え。
お前の所に行くくらいならここで死んだ方がましだ、期待に沿えずすまないな。
>紫合 カラ松
……こだわってる、ねぇ…。君からはそう見えてるだけでしょ?そんな事ないよ、まぁそれも人それぞれって言うの?価値観?まぁいいや、兎に角君が思ってるようなものじゃない。勿論…__、殺せないって訳じゃあないからね?
( 相手の言葉を耳にすれば少し困った様な表情を浮かべるもそのままくるりと相手に背を向け一度目を瞑り何故彼の話題に変わっただけで此処まで動揺してしまっているのか考えるも結局はそれも無意味であり兎に角これ以上動揺している事に気付かれない様に、と小さく息を吐いて。いつもの様におどけた様なふざけている様な笑みを貼り付ければ振り向き相手に笑い掛け上記を、言い終われば手で銃の形を作り相手に向けて撃つ真似をしてみせ。相手がこれ以上深く聞きこんでくればどうしようかと考えていたが、会話を途切れさせてくれた事に若干安堵しつつニヤリと不敵な笑みを浮かべると挑発でもしているかの様に「…なぁに、馬鹿にしてるの?昔のお友達をずっと信じて追ってる君には分かんないだろうね。…それに僕だって本当はいい子なんだけどな、そうは見えない?」とおどけてみせ、自分で言っておきながら無意識なのか最後の一言をは呟く様に。次いだ相手の言葉と表情にわざとらしく肩竦めて見せ )
おぉ、怖ぁ。そんなの知らない、覚悟?嫌だ嫌だ、僕死にたくないし痛いのも嫌だから覚悟なんてしない。逆に僕に手を出したらそっちが覚悟しておきなよ?
そこまで嫌?まぁ良いけどさ、君には沢山仕事して貰わないと。
>カラ松
…大切でも、寄り添えなかったら意味ないだろっ!……くんな、…っくんなよ…っ!おまえがいるとなんもかんもわけわかんなくなるんだよばかっ!!このっ……――ぁ…っ…!………!(相手と引き剥がされてからは人を殺める力は持っていても人とかかわる力のない自分は自分以外の人間を信じないことだけで身を守って生きてきた。どの人間も腹の中なんてわからない。どんなに信じてても同じ。しかも信じていれば信じていたほどその時の痛みは増す。許したって謝られたって苦しくなるだけ。だからこそ親父は殺した、…だからこそお兄ちゃんも殺したい。お兄ちゃんにだけは裏切られたくない。たった一人だけ自分の世界で味方で居てくれた彼に裏切られたら?見限られたら?そんなの耐えられない。だから僕はお兄ちゃんを殺すためだけに生きてきたし覚悟もしてきた。…のにも関わらずいざ顔を会わせたら沸いて出る感情は何だ?顔を見ると胸が暖かくなった。抱き締められたら涙が出そうになった。覚悟が揺らいでぐちゃぐちゃだ。殺せもしなかった。―きっと自分が殺したかったのは、お兄ちゃんなんかじゃない。きっと素直にお兄ちゃんの元に戻れずに孤独に負けて壊れた自分だ。じゃあ何?じゃあ何?ただ僕は孤独に負けて狂った殺人鬼ってだけじゃないか!――幾度となく脳内を駆け巡る叫びに絶えきれず大粒の涙と共に相手を振り払おうとしながら必死に施設の跡地から離れようと走るもののひきつる呼吸が苦しく、このままじゃ追い付かれると思ったのか威嚇射撃をしようとトカレフを相手の足元向け撃とうと引き金に指を当て普段ならなんのミスもなく正確に相手の足元の地面へと射撃ができていたのだろう。振り返ったと同時に足を滑らせバランスを崩し、反射的に驚いた身体は銃口がぶれていても銃身を支える力の準備ができてなくともトリガーを引いてしまう。ガァン、と鈍い音を立てた直後ぎゅっと目を閉じも暫くするもなにも起きていない…いや、違う。感覚がなかっただけだ。自分の脚へと誤射した事によりぬるりと出る血液と焼けるような痛みに顔青く染めがくりとその場に膝を付くも声を上げじとぎり、と歯を食い縛り踞り)………?…、!!……!!……ッ、……!!!……っっっ…!!!
>京野サン
……知り合いなんでしょ、浅瀬サンがあんなに固執する人間なんか珍しいし…報酬だけを求めてるなら何もあんた一人だけに絞る理由はないからね。いくら頭狙った方が勲章になるとは言え、他大勢は興味ないなんておかしい。報酬が欲しいならそいつらもどうにかするだろうし。(飄々としたそぶりと口ぶりで排除、なんて口にする相手をジッと観察するように眺めるとまあ証拠も話もなにもないからただの勘や推測の域は出ないし、浅瀬サン自体警察を裏切ってこの人の味方してるわけでもないからさして問題はなにもないからいいんだけど捨て置くにはなんだか少し勿体無い。理由次第によっては本格的に浅瀬サンに丸投げして僕はお兄ちゃんに全力注いでもいいならそうしたいし。なんて打算を胸に首を傾げ)……信頼?違うよ、信頼してんじゃなくてあの人にあんたを任せた方が確実性が高いだろうと分析したダケ。俺には信頼できる奴とかいらない。
>十四松
だろぉ?…だからさ、あんまり軽々と自分のやりたいことほっぽるもんじゃないよ…しかも赤の他人相手に。大事な物の為なら戦わなきゃね…。(とっさに慌てふためきながら撤回する相手にきひ、とどこか俗っぽさに溢れた笑みを漏らしながら再度尋ねると懐へと短刀仕舞い、まあ実際伝えたいのは下らないお人好しで死ぬのは馬鹿馬鹿しいということなのできれいごとに聞こえるだろうが汚い言葉で直接教えても彼みたいなタイプには飲み込みづらいだろう。と思ってかそう呟くと「その子のために何があっても生き抜いてやれば?」と続けて)
>浅瀬サン
……そ。濡れ衣だけどね。散々いーよーにしてくれたクソ共が急にちやほやしてきたからね………遠方に飛ばしたけど。(相手がまさか自分が探し求め、いい意味でも悪い意味でも愛して止まない青色と言葉を交わしていたことがあるとも自分の過去の様子を知っているとも知らず知らずに当時重罪人としてひどい扱いをさせられた監守やら警察やら思い返しつつも何ら悪びれる様子すらなしに左遷したとあっけらかんと呟き。まあ面白かったのはあっさり左遷した僕よりかそれをあっさりいい顔で一松くんが望むならそうしたまえよ、なんて認めた署長の方なんだよなあ。なんて思いつつ「…ふうん……?…ちょこ、れいと…とはまた違うんだ…。……紫煙まみれになっても、いーなら好きにしたら。」等と、本当は馴染みのなかったお菓子が嬉しいのかどことなくそわそわとしつつも無愛想にぽそぽそと呟くと「…部下を可愛がれ、って意味かなって思ったからね…経験積ませてやろうと激戦区鎮圧や大量の書類押し付けといた。ひひ…経験積ませてやろうとね。………気にならないけど好きなの?」投げ掛けてみたにしてはあまりにも良すぎる反応にお、と面白さのようなものが芽生えたのかにやにやしつつ聞き返しては相手の表情伺ってみて)フツーはね。俺は存在理由がいっこしかないから変わんないだけ。……お酒はなんかぐるぐるするし…苦いの多いし。
>> チョロ松
…簡単に殺せると思うなよ?
( 何せ彼の前には、ひとつ壁かある。───俺という、壁が。その程度の覚悟ならできている。今の組織に足を踏み入れたときから、自分の命を投げ打つ覚悟くらい、とっくに。そう意を込めて言葉を返し、一度表情を隠した彼が何を思ったかわからないが、この牽制が少しでも効けばいい。ポンコツだと言われていても、こういった局面では良く頭が回るのだ。しかし不敵に笑う彼の表情には、頭など使う暇もなく少し眉を寄せてしまい「馬鹿にしたつもりはない、少なくとも浅瀬、お前よりはな。…良い子、か。確かに今の政治家や権力者にとってお前はそうなのかもしれんな」と。その後、肩を竦め言葉を返す彼に今度はこちらが返答し )
そんな覚悟、とっくに出来てるさ。
………どういう意味だ?
>> 一松
……!!
( どんなに信じていると、愛していると叫んでも、相手に伝わらなければ意味がない。彼はきっと、ただ怖いだけ。過去のトラウマに飲まれて、周りを闇に沈めて。──…声が届かない訳じゃない。ただその言葉を、信じることが怖いんだよな。それなら、信じられるまでずっと、俺が言い続けるから。“ずっと傍にいる”“大好きだ”。言い続けて、お前がもう一度光の道を歩めるように。だから一松、どうか闇に一人で取り込まれないで。俺にもその闇を、少しでいいから分けて。そう思いを込め、もう一度ヒリヒリ傷む喉で名前を呼ぼうとしたその時。───…一松の体から流れる“赤”に、数秒その場で止まってしまって。そのまま座り込む彼の名前を叫ぶことができたのはそれから数十秒あとで。気付けば必死に、「いちまつ、いちまつ!」と譫言のように叫びながらその場に駆け寄って。彼を失うかもしれないという恐怖、カタカタと体全体が震える。けれど傍にしゃがみこみ自分の服を躊躇もなく引き裂けば、それを撃ち抜いた箇所より少し上でぎゅっ、と強く結び止血を。その間にも頬を恐怖から青に染め、涙の滲む瞳で彼を見詰め血の流れる箇所を手で抑えながら必死に言葉を紡ぎ )
っぁ、すぐどこか、休めるところ、連れてくから……っ!
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