cocoa 2016-04-15 16:28:40 ID:50d7601bf |
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ん……お前の血は…うまい…
(褒められ頭を撫でられた事も嬉しいのか満足したのか目を細め瞳の色も元の色へと戻り相手の手から口を離しペロリと己の口元を舐めて上記告げて。相手の血は甘く大変美味でまた飲みたいとは思うが先ほどの様子や今し方血を吸われている時の様子を合算すると彼の了承がなければ難しいなと考えていて。「傷も癒えた筈だ。治しておいた」傷を治すなど普段はあまりしないことだが何だか今日は気分がいい。気まぐれにしたのか彼のためにしたのかは自分はよく分からずに。「あ、そだ。お前に渡したい物があったんだ…少し待っていろ」ふと思い出したのは彼に渡す物があったと言うこと。彼に一言声をかけると足早に部屋を出て廊下を歩き己の自室へ。他の部屋とは比べものにならないくらいに豪華だが既にかなりの年月を過ごした当たり前の空間己の机の引き出しから取り出したのは一つの箱。会場より早めに帰ったのは自分の直属の下僕になる者への贈り物を用意するため。中身は彼に似合いそうな深緑の色をしたシンプルなネックレスで。タクトにはブローチを渡したんだったなと思い出しながらその箱を大切に持ち自室を後にする。しかしいざ手渡すとなり何故かドキドキと緊張してきたのもあの時と同じだと感じつつ彼の部屋に戻ると「…これ、やる。受け取れ。…返品は不可だからな」緊張を隠すようにぶっきらぼうに言い箱を彼に差し出して)
(/大丈夫ですよ~。お気になさらず^^)
血にうまいとかマズイとかあるんだ。
血がサラサラかドロドロか、とか?
(手の甲から相手の唇が離れれば背けていた顔を元に戻し、瞳の色が元に戻っている事を確認すればホッと胸を撫で下ろし。うまいと言われれば、お前の血はということは、不味い血を飲んだことがあるのだろうと、血に味の違いなんかあるのかと尋ね、味の違いについて自分なりの適当な予測を告げ首を傾げ。「治しておいたって……」と相手の発言を不思議そうに繰り返せば、そういえば先程まで感じていた傷の痛みがなく、目視で確認すればやはり手の甲の傷がなかったかのようにきれいになっており、信じられないという様な様子で、怪我をしたはずの手の甲を何度も見て「ホントだ、治ってる。すっげ……」と呟けば相手に「サンキュー」と礼を言い「待ってろ」と言われれば大人しく待つも、渡したい物ってなんだろうと考えており。「え、これ、なに?」とも戻ってくるやいなや唐突に渡された箱を思わず受け取り、相手から返品不可なんて言われれば中身は何なのかと訊かずにはいられず訊ねるも、好奇心が勝ったらしく言い終わるとほぼ同時に箱を開け、少し驚いたように目を見開く。そこには男性がつけても全くおかしくのないシンプルなデザインの深緑色したネックレス。返品不可なんて言うもんだからいったいどんな物を渡してきたのだろうと思えば、意外にも素敵な物に箱を開けた瞬間は少し驚いたが、そういえば相手は伝えベタだったとクスクスと笑いながらネックレスを自身で首へとつければ「ありがとう、大切にする」と箱も大事に己の唯一の鞄に入れ)
でも、なんでくれたの?
(/ありがとうございます!
…あ、さっきの質問の答えは味と香りだ。ドロドロとかサラサラとかはあまり感じない、皆同じだ。きちんとバランス良く食事をしている奴の血はやはり不摂生している奴と比べると天と地ほどの差が味にでる。さっきの奴の血、どぶ川の臭いが味も苦いしで俺、無理…。
(己に興味を持ってくれたのか血の味について尋ねる彼の返事に渡す事にいっぱいいっぱいになっていたため答えていない事を思い出し、言葉を紡いでいき。先ほど吸った血は不味すぎて二度と飲みたくないと考えたため味を思い出したのか露骨にうげーと嫌な顔をしつつそれと比べるのは失礼にもあたるほど目の前にいる彼の血は美味すぎたと名残惜しそうに手の甲を暫しじーっと見つめていたが渡したネックレスを早速身につけてくれる彼にやはり似合う、これにして良かったなんて思い笑みを浮かべていたが何故渡したのかと問われると「…別に…俺は俺のものに印をつけたいんだ…ただの気まぐれでやったことにしといてくれ。…そうしないとお前をアイツ等に取られるかもしれない…タクトも一度取り上げられた…」本当は彼に似合うかもと思い購入したのだが上記を告げて。今回ばかりは伝えベタが原因ではないようでアイツ等と告げるその瞳には影が色濃く滲んでいて。タクトに時折キツい物言いをしている事にもそれが関連されてくるのか大事なものを大事と言うことが出来ない生活を今まで強いられてきたのだろう最後は声も小さくなりぎゅっと己の腕を爪が食い込むくらいに握り締めていて)
(/まったり絡める時に絡めるのが一番嬉しいですし楽しいですからね^^あ、アークの兄の話もちょこちょこ織り交ぜて行きたいと思っているのですが大丈夫でしょうかね?)
味と香り、ねぇ……
じゃあ、もしかしたらさっきの人は栄養失調になるくらい、食べ物を食べられない生活をしていたのかもな。
(血に味と香りがあると言われてもやはり自分にはあまりピンと来ず、もちろんその違いも分からないが、確かに父の教育のおかげでお金がないながらもバランスよく食事をするのが習慣になっていたと納得でき。であれば、先程の男性の血がすごく不味かったのは食事をするのもままならない生活を送っていたのではと同情するように言葉を続け、男性が連れていかれ出ていった扉に目線を向け。「アイツ等……?」本当は俺は俺のものであって、相手のものになったつもりはないと訂正を入れようとするところだが、そのあとに続いた「アイツ等に取られるかも」という言葉の方が引っ掛かり訂正はせずに、アイツ等について尋ね。しかし相手のただならぬ様子に、尋ねるよりも相手の気を落ち着かせる方が先決だと、過去に何があったか尋ねることはせずに、相手が爪を立てている手に自分の手を添えて、食い込んでいる爪と腕の間に指を潜り込ませるようにそっと引き剥がせば、相手の頭をポンポンと撫でながら)
大丈夫、俺は何処にも行かないよ。俺は誰のものでもなく俺のものだから。俺は俺の意思で王子の隣にいる。誰の指図も受けないよ。
(/そう言って頂けるとありがたいです!お兄様、いいですねー。登場キャラクターが増えるのは楽しくて大歓迎です!もし複数キャラを回すのが大変なときは当方も複数回せますので仰ってくださいね!
(/レス遅れていてすみません!多忙と体調不良が重なり遅れてしまっています(汗)何とか明日には返せると思うのでもう少しだけお待ち頂ければ嬉しいです!)
(/あれま!体調不良……、多忙による疲労が原因でしょうか。お気にならさず全快したらゆっくり返信して頂いて大丈夫ですよ。体調不良なのに知らせてくれて、ありがとうございます。お待ちしてますね!!
いや…きっと相当の偏食の部類だろう…。栄養失調だと味が薄いんだ。微かに味がする程度で物足りない。
(彼なりに先ほどの激マズ男の血の不味さの理由を挙げればふるふると首を振り。見るからにガリガリで栄養失調の奴から先ほどのように血を飲んだことがあるが不味い等はなく単に味が薄い印象が強かったことから先ほどの奴は余程食にこだわった人物かそれとも限られた物に固執しているかのどちらかだと答えて。兄を思い血が出そうなほど食い込ませていた手を取られ紡がれる言葉を黙って聞いていれば少しは落ち着いたがやはり瞳の陰りは消えずに)
…お前は何もわかっていない。お前の意志は関係ないんだ…兄貴達の目にお前が止まれば必ず俺から引き離される…タクトとも一度離されたんだ…。
(/お待たせしました!昨日は来られなくて申し訳ありません!熱が出て寝てました><;何とか少しは落ち着いたので今日参りましたっ)
偏食、か……
なんか面白いな。
(栄養の偏りで味が異なり、栄養の不足で濃さが異なるなんて、一般人の自分にとっては考えもしない事柄だったが、日々の生活習慣が健康面だけではなく血の味まで変えるんだと若干興味を持ち始め。じゃあ吸血鬼の血はどんな味なんだろうとなんとなく疑問を浮かべ。兄を明らかに恐怖の対象としている相手の様子に、仮にも家族である兄に対して、何がそんなに相手に恐怖感を抱かせるんだと平民には理解できない王族のわだかまりでもあるのかと勘繰りながらも宥め続けるように相手の背中をポンポンと一定のリズムで叩き続け。相手の口から再び過去の出来事であろうタクトの名前が出れば眉を潜めて)
タクトさんを王子から離すって、どういうこと?
一体お兄さんに何をされたって……?
(/お帰りなさい!お待ちしておりました。もうお身体は大丈夫そうですか?
……あいつが来て二年くらい経った時、兄貴達が気まぐれにこの城を訪ねてきた。…俺はタクトに予め兄貴達が来たら俺には構うなと伝えてあった…。でも兄貴達に罵詈雑言を並べ立てられている俺をあいつは放っておかなかった。あろうことか兄貴達に楯突いた。
(眉を潜め尋ねる彼に淡々とした口調で話し出し。その時の光景を思い出しながら話しているのか時折眉間に皺を寄せ言葉を紡いでいき。「王子の中でも地位の低い第三王子のたかだかお目付役が第二王子と第一王子に楯突いたんだぞ。あいつは阿呆だ…。でもそれで俺がタクトに気を許してると兄貴達にバレた。兄貴達は“よっぽどお気に入りのようだね、彼が。なら僕達が貰ってあげるよ。君に拒否権なんてないはずだよね?」呆気ないもんだ誰も逆らえる奴はいない。俺は逆らったがタクトの不始末込みで個室に連行され懲罰を受けさせられた。その間にタクトは連れて行かれた」と話して)
(/お待たせしてすみません!まだ完全には治っておらず…大変申し訳ありません!)
実の兄なのに罵詈雑言なんて……、そりゃタクトさんの気持ちも分からなくもない。
(罵詈雑言がどんなものかその場にいなかった自分には分からないが、相手の辛そうな表情を見ていれば酷い言葉を浴びせられたのだろう事は容易に想像でき、それを間近で聞かされ、しかも自分しか王子を庇える人物がいなければ、どんなに口止めされていても庇わずにはいられなかったタクトさんの気持ちもわかるという様な発言をし。その後の第一王子と第二王子の行動を聞けばまるで自分のことの様にイライラがどんどん募っていき、その場には王子しかいないにも関わらず感情に沿って声を荒げ)
なんなんだよそれ!第一第二とか言う前に実の兄弟だろ?弟のお気に入りを取り上げ、あまつさえ当人には懲罰って……、我儘なガキのする事じゃんか!!
(/心配しておりました!まだ具合が悪いのですか……大丈夫ですか?
……怒ってくれてありがとうな…。俺はタクトを取り返すためその後来た兄達の使いの者に敢えてタクトはもういらないから好きにしろと言った。せめてタクトに嫌われてもいいからこちらに戻したかった…。
(まるで自分のことのように感情を露わにし怒ってくれた相手に少し驚いたように目を見開いたがそうしてくれた事で落ち着きを取り戻し笑みを浮かべて礼を口にして。そして再び話を続けると言葉を紡いでいって。「俺が興味をなくしたフリをすればあいつらも興味をなくす。すぐにタクトは戻ってきた」と告げて)
(/すみません!遅くなりました!ようやく落ち着いてきたのでこれからはあまりお待たせしないようにします><;)
あ、いや、つい……
(相手の礼で我に返れば、当事者でもない自分がついカッとなってしまったと苦笑混じりに頭を掻いて。相手のとった作戦に成る程と納得しながらも、タクトさんなら王子の作戦も勘づくだろうし、王子を嫌うことは決してないだろうと想像し、相手を安心させようと更に言葉を繋げて)
そっか、取り戻せて良かったな。
また何か取られても、その作戦で行けばオッケーじゃん。
(/おお!良かった。心配しておりました。おかえりなさい!!
…俺は嫌われると思っていたんだがな…それでも良いからあいつらから取り返したかった…。
(何を犠牲にしても取り戻したかったと告げるが彼の表情を見ればタクトが己の作戦に気づかないはずがないということを言わずとも理解していることが見て取れそれ以上は何も言わずに。その作戦でこれからも行けばいいと言ってくれる相手に頷いては「だからお前ももしもの時は…わかってるな…?」と笑みを浮かべてながら問いかけて)
(/すみません!体調は落ち着いたのですが仕事は相変わらずで…!心配して頂き有り難うございます!ただいま戻りました!これからはせめて二日に一度は来れるように頑張ります!あなた様と絡むのはとても楽しい時間なので…出来るならもっと来たいのですけどね…(汗))
おう。王子の悪いところを切々と語れば良いんだよな。任せとけ!
(自分もタクトさんと同じように、もしもの時相手が自分の事を悪く言ったとしても疑うことなく、あまつさえ、仲の悪さをよりアピールするために第一王子や第二王子に第三王子である相手の悪口をどんどん言ってやるとニィと得意気に笑って見せ冗談っぽくおどけながら言葉を続け)
悪口には事欠かないなー。楽で良いや。ワガママ第三王子様は。
(/わーいわーい、お返事ありがとうございます。当方もあなた様とのやり取りとても楽しみにしております!お仕事大変かと思いますが、お身体に気を付けて乗り越えて下さい。応援してます!
…加減はしろよ。あんまり言い過ぎるのも返って怪しまれる。
(おちゃらけたように話す彼からは悪意のようなものは全く感じられず思わず笑みを浮かべてしまうも一応言っておくかと言い過ぎることも怪しまれる恐れがあるから注意するようにと話しては「…あ、そうだ…お前もう今日は休むのか?…もしまだ休まないなら夕食はお前が作る物を食いたい…」壁掛け時計が視界に入り気づけばもう夕食時で。何だか今日はこのまま相手と一緒に食事を取りたいと思い、出来るなら彼の作る物が食べたいと素直に口にして)
(/ありがとうございます!その応援に答えられるように返せる時は早めに来ますねー^^)
加減かー、次々思い付きそうだからなー、出来るかなー…
(思い付いた悪口は次々と口に出してしまいそうだと軽口を繋げればからかうようにニヤニヤと笑い。夕食のリクエストを受ければ時計に目をやり、「もうこんな時間か」と意外そうに呟けば、「ん!じゃあ今日からお城でお世話になるお礼に腕を振るいますか!」と気合いを入れて楽しそうに微笑み、ふと王子を眺め)
俺が作れるのはつまみ系だけだけど、王子はー……まだ未成年だよな?酒はタクトさんの分だけ用意すればいいか?あ、それともこのお城の使用人全員分作った方がいい?
(/はーい!よろしくお願いします!!
お前は良い性格してるな…。
(ニヤニヤとして意地の悪い言い方をする相手を苦笑いを浮かべて上記告げるも悪意はなく相手が楽しそうだからいいかと思うことにして。己の提案が簡単に受け入れられると嬉しそうに笑みを浮かべては「酒のつまみという事がなら今日は酒を飲むことにする。それが一番うまい食い方なんだろ?俺は成人しているぞ?吸血鬼は16歳から成人扱いされるからな。人間は違うみたいだな」何やら相手が自分を未成年だと言ったのが気にかかり吸血鬼の中では16歳を迎えた瞬間に成人と見なされることを話して)
(/はい!お願いします!プチ設定でアークは酒呑みではないという事を添えておきますねwどちらかと言えば美味しい物を食べる方が好きみたいですwお酒は嗜む程度という感じですw)
え、そうなの!?
なにその便利設定ー。
(16歳から成人なら自分も酒が飲めたのになんて軽口を叩きながらも、ふと父と一緒に自分達の居酒屋で酒を飲み交わしたかったななんて懐かしく思い。そうと決まれば材料を確認しなくてはと相手に「厨房って何処?食材とか買い出しに行った方がいい?」と尋ねながら、歩みは既に扉へ向かっており)
(/アークさんの設定了解しました!
…設定言うな。…まぁ楽しみにしといてやる…。厨房はこっちだ。材料は買う必要はない。ある物を使えばいい。
(吸血鬼の世界ではそれが基本。設定と言われる謂われはないとばかりに口を尖らせて言えば彼が今晩は腕を奮うのでいつもの食べ飽きた城の夕食ではない物が食べられると内心ワクワクしていて。彼は既に作るモードなようで扉に向かう相手に追いつき扉を開けて廊下へと出ると厨房を案内しようと先に歩き出しては後ろを振り返り着いてこいと告げると食材に関しては色々揃っているからと言う意味合いを込めて自由に使えと付け加えてはスタスタ歩いていって)
(/後付け申し訳ありません。この方が面白いかなと思いまして^^;)
おう。
まあ、ご期待に添えるよう頑張るわ。
少しだけ期待してて。
(「楽しみにしといてやる」なんて可愛いげのない言い方をされても、王子の素直な面を知った現時点では脳内で勝手に「凄く楽しみにしてる」と変換され、そんなにハードルを上げられては困ると言葉を付け足せば、食材の買い出しが不要なんて流石お城の厨房だなと感心しながら相手の後ろを着いていき)
(/いえいえ、またなにか追加があったら教えてください!
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