穂乃果推しの人 2016-04-13 01:26:02 |
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あー分かる分かる
(腕を組んで素直にこくこくと頭を上下に振り彼の意見に賛同すると「あっ、そうだね、ごめん、話は手順を踏んで進めなくちゃいけないってよくお母さんに言われるのに……」猪突猛進的な行動をする事が多い彼女を問題視した母親から注意され続けているのだろう、一人ぽつりと呟いて)
穂乃果もあまり嘘は上手では無さそうだよね
(此方の発言に賛同するのを見れば恐らくは相手も嘘はあまり得意では無いのだろうと考えて、例え嘘を吐いたにしてもすぐにバレてしまう様子が容易に想像が出来てしまい「はは、謝らなくても大丈夫。とりあえずえっと……はい、良かったらここに連絡してよ」申し訳なさげな相手へと軽い調子でフォローを入れてからメモ用紙に電話番号とアドレスを書き込んで渡し)
あまり?そんなレベルじゃないよ……
(冗談を込めそっぽを向くと乾いた笑いを溢し彼の言葉に同意している事を暗示して「ありがとー。……、私、そういえば男の子に連絡先聞いたのも教えてもらったのも初めてだ」メモを受け取ると暫くじっとそれを見詰めやがて顔を仰げば、はにかんだような喜んでいるような笑顔を零して)
はは、でも素直なのは悪いことじゃないし俺はそれでいいと思うけど
(ズバリ言い当てられたことが照れくさいのだろうことがリアクションからしてわかり、しかし別に嘘が苦手なことは悪いことではないのだからそれはそれでいいのではないかと自らの考えを述べ瞳を細めて笑い「え…?そ、そうなのか?それは意外だね…穂乃果はその、可愛いし連絡先の一つや二つぐらいは交換してると思ったんだけど…」相手ぐらい魅力的な女の子なら言い寄る男も居そうなものなのにと考えて、だからこそ意外に思えて)
んー……でも、すぐに考えてることとか顔に出るからもうちょっとなんか、分からない感じにしたいんだよね
(こうね、と手振り身振りでどうにかして伝えようと試みている所から要するに感情をそっくり表情に映してしまうことをやめたいと言いたいのだろう。その様子は何処となく必死染みていて「え~?何それー。私、女子高通ってるし妹しかいないからかな、高校生になってから男の子と関わる事自体が少なくなったんだよね」可愛いという言葉をまさかかけられるとは思ってもみなかったのだろう、只の冗談だと思い込みそれ相応の返事をして)
なるほど…でも、出会って間もない俺がこんなこと言うのもなんだけどさ、穂乃果のそういう表情豊かで素直なところは魅力の一つなんじゃないかな…
(癖を直したいとは本人は言うが、そう言っている間にも表情から感情が伺い知れてしまっていて、多分直そうと思ってすんなり直せるようなものでは無いだろうなと考えながら、出会って間もない己がまるで相手のことをわかったかのような物言いをすることには軽く抵抗があるのだが、短所などではなくむしろ魅力として前向きに受け入れてもいいのではないかと、そんな風に言ってのけて後から気恥ずかしくなって頬を掻き「そっか…確かに出会いもなければそういう機会もないのか…そう考えるとこれは中々不思議な巡り合わせと言えるね」音乃木が女子校であるという事実に合点がいった様子で)
……魅力?
(顔にやたら感情が浮き出る事に何か利点が有るだなんて、経験からして一度たりとも思った事は無く、しかもそれが己の長所にも成り得るのではないのかという彼の言葉に多少なりとも驚嘆と共に疑問を抱き、軽く首を傾げ「そうだね、私も普段はこの時間帯にここ居る訳じゃ無いし」アイドルのレッスン等などの理由で基本的に今の時間に店の番をしている事は無いのだろう、納得した様子の彼にそう返し)
これも俺個人の意見になっちゃうけど、穂乃果みたいに裏表がなくて感情豊かな子と一緒にいたら楽しいし飽きないだろうなって、そう思うから
(自分の思うまま、感じたままを相手へと真っ直ぐに告げては笑みを浮かべ、下心抜きに相手のような子と友達だったならきっと楽しいのだろうなと考えていて「そっか、じゃあ今日は本当にラッキーだったんだなぁ、お使いに来て良かった」尚更今日こうして知り合えたことは幸運なことだと感じて)
…幸隆は私が面白いって言うけど、幸隆も十分面白い事言うね
(誠実なまでに真っ直ぐな彼を見ていると何故だか笑いが零れ、くすくすと微笑みを落とし「そうだね、私も新しい友達ができたしお店番も悪くないなって思ったよ」彼の言葉に賛同しながらにこりと笑顔を浮かべ明るい語調でそう返し)
そうかな?そんなことを言われたのは初めてだな…
(相手の真っ直ぐ過ぎる笑顔を直視出来ず、少し照れ臭そうに目を逸らしながらもそう返事をして頬を掻き「もし、そう感じたとするならきっと穂乃果がいつも頑張ってるから神様がご褒美をくれたのかもね…って、肝心のご褒美が俺じゃ締まらないか」ついつい浮かれてそんなことを言ってしまうが途中で自分が恥ずかしいことを言っていると気づいて苦笑して照れ隠しにそう最後に付け加えて)
そうなんだ?…でもやっぱり幸隆は、他の人とは少し違う視点で物事を見てる感じだね
(若干の間の後、自分も彼の発言のように、己自身が思った事をそのまま言葉に乗せ告げれば「理由はって尋ねられると上手く言えないんだけど」と苦笑いで納め「ううん、そんな訳ないよ。今日出会えたのもこうして話せたのも、幸隆で良かったって思ってる」彼の瞳をはっきりと捉えながら笑顔でありながらも真摯な語調でそう返し)
なるほど、つまり穂乃果から見た俺は変わり者ってことかな?
(それが果たしていい意味で捉えているのか、悪い意味で捉えているのか、どちらかイマイチはっきりしない態度でただそう質問を投げかけるその表情は穏やかな笑顔で「あー…うん、こうして改まって正面から言い切られると流石に少し照れ臭いな…」裏表のない相手の言葉だからこそ、より心が籠もって聞こえて、自分にとって特別気になる存在である相手の発言であることがより己の心をくすぐり)
んー……なんて言うんだろ……。…でも、私は面白くて良いと思うよ?
(そう相手をフォローする言葉をかけ悪い意味合いで言ってる訳じゃ無いよ、と苦笑気に付け足し「そうなの?…でも、これぐらいハッキリ言わないと気持ちって他の人に伝わらないかなって」照れた様子の彼を見ると不思議そうに呟きすぐに穏やかな顔色で返し)
はは、ごめん。気を遣わせたかな?でもそう言ってくれて嬉しいよ
(フォローを入れてくる相手へと、最初から悪意がないことはわかっていながら敢えて試すような態度をとり、気を遣わせてしまったことについて素直に謝罪をしては笑顔を浮かべたまま言葉を受け入れて「確かにそうかも…だけど素直に気持ちを伝えるって案外簡単なようで難しいし、それを当たり前のように出来るって穂乃果は凄いよ」納得して頷いた後で自分なりの考えを述べ)
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