穂乃果推しの人 2016-04-13 01:26:02 |
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ああ、俺はここの近所に住んでるんだよ、今日はお使いを頼まれてね
(問いかけに対して自分の身の上とついでにここへ来た理由について素直に話して「お互い、せっかくの休日に親の手伝いなんて大変だよね」相手の苦労を察して、同意を求めるように語りかけ)
そうなんですね、それじゃあ、またお会いできるかもしれませんね!
(純粋にそう思いながら彼に笑いかけたが、「ほんとですよね、私もただでさえ練習ばっかりで休みなんて少ないのに……」すぐに再びの顰め面に戻って無意識に頬を膨らませていて)
そうだね、実はここへ来るのは初めてだけどここのお饅頭は昔から大好きなんだ、母がここの常連でよく買ってきてくれてね…店の場所も覚えたからまた買いに来ようかなって思ってるよ
(また会えるかも、ではなく会いたい、そんな風に思ってはみても当然そんなこと言える筈もないため、ここへ買い物のために寄る機会を増やすことで少しでも会える可能性を増やそうと思ってそう述べて「練習?部活か何かやってるんだ?」どうやらさっきの不機嫌そうな顔は手伝いをやらされていることが原因のようだなと気づいたのと同時に練習という言葉が気になって疑問を投げかけ)
えっ、そうだったんですか!それはありがとうございます、母も喜びます
(彼が色々と試行錯誤している事を全く知らないが故に、そういった単純な返事しか彼には出来ず「実は私、音ノ木坂学院のスクールアイドルなんです!」何の躊躇心も無く当たり前かのように極めて明朗な声色、態度でそう返答し)
スクールアイドル…っていうと…あのA-RISEとかそういうのと同じ?
(最近流行っているらしい、という程度の知識しかないため唯一知っていたグループの名前を出してそれと同じように活動しているのか問いかけてみて「それにしても、音乃木坂かぁ…確か女子校だったっけ?」相手の通っているという学校の名前を聞いて興味を示して質問し)
そうですね、まだA-RISEさんには程遠いですけど、みんなと一緒に頑張ってます
(ここで留まりはしないという意思表示を込めた前向きな返事をすると「そうなんです……あ、えっと、お名前教えてもらってもいいですか?」あなたは、と問いかけようとしたけれど未だに名を聞いていなかったのだと気が付いて、背丈の差も有って若干上目使い気味に尋ねてみて)
そっか、じゃあ目指すはやっぱりA-RISE越えかな?
(やる気に満ちたその表情を見ていると彼女なら本当にそれを成し遂げてしまうのではないか、そんな風に考えながらも笑顔で問いかけて「あ、ああ、もちろん。俺は三上幸隆、音乃木坂近くの○○高校に通ってるんだ、普通の共学校だけど制服着ている生徒ぐらいはみかけたことがあるんじゃないかな?」上目で見つめられて僅かにたじろぎながらも質問にはハッキリと答えて)
うん!あ、はいっ!!
(間違えちゃったと焦り気味に反省の意も込めた声で一人呟いていて「あ、たまに駅前とかで私も見かけます!制服が可愛いって皆が噂にしてたので」若干口調がおぼつかない彼をほんの少しばかりか不思議に思いつつも、そうして己の体験を元に返答して)
別に無理に敬語じゃなくても大丈夫だよ、普段そんなに敬語使う方じゃないでしょ?
(砕けたような口調で話したかと思えば慌ててそれを訂正するのを見て、店の手伝いという名目上頑張って敬語を使っているのだろうと推測をし、こうして話している間ぐらい気にしなくても大丈夫だと告げ「確かに女子人気はあるかもね。ところで良かったらでいいんだけど君の名前も教えてもらえると嬉しいかな」単純に名乗り忘れか言いたくないだけなのかどちらかわかりかねて少し遠慮がちに尋ね)
あー……、実はそう……、なんだ、バレバレ?
(努力したつもりでもやはり己は敬語が苦手なのだと思い知りながら、たははと苦笑し「あっ、ごめん、聞きっぱなしで!私、高坂穂乃果って言うんだ。穂乃果で良いよ!」特に何も考えずいつも初対面の女子に話しかけるかの如く話しかけ、まるで千変万化という言葉其の物かのように、はっと目を見開いていたのが今ではニコッと口角を上げて笑っていて)
うん、正直わかりやすかった
(既にバレているということを苦笑混じりにハッキリと告げ「穂乃果さん、か…えっと、よろしく」いきなり下の名前で呼ぶというだけでもハードルが高いというのに、呼び捨てなんか出来る筈もなく緊張しながらもどうにか動揺を表に出さないように友好的な笑みを此方も見せて)
うぐっ
(ハッキリと報ずられたのが多少なりとも感じる物があったのか低めな声色でそうぼやきつつ「さん付けなんてしなくてもいいのにー」罪な程に彼の意向を察せれない為、そう笑いかけるだけで)
…そうは言われてもやっぱり急に女の子を呼び捨てはいくらなんでもね…
(相手のわかりやすいぐらいに素直な反応を見てクスッと小さく笑ってしまいながら、さん付けはいらないと言われるも、やはり照れ臭いようで頬を掻いて遠慮がちにそう呟いて)
ぇ……、あ、あー……
(女の子を、という言葉が普段から言われ慣れない為なのか、そっと視線を外して頬を赤らめて恥じらいを見せては「で、でも、やっぱりさん付けはちょっと堅苦しいし、慣れないし……そ、それにほら!私が敬語使わないんだからそっちがさん付けなんてフェアじゃないじゃん?」要するにはさん付けはやめて欲しいという意思表示だったのだろうか、恥ずかしさも相俟って多少早口な口調で述べて)
…確かにそう言えないこともない、のかな…?
(恥じらうような反応を見せつけられ、改めて相手のことを異性として意識してしまえば、やや強引にも思える彼女の理屈にも反論をするだけの気持ちの余裕もなく、それを受け入れてしまい「…えっと、それじゃあ…穂乃果…?」相変わらず呼び捨てにすることに抵抗はあったものの、こうなった以上は誤魔化すことも出来ないため照れた様子で控えめに相手の名前を呼び捨てで呼び)
……、はいっ、幸隆!
(己の名を呼ぶ慎重な声に続いて、はにかみながらもこちらも応答代わりに彼の名を呼び捨てで呼び「やっぱりそっちの方がいつも通りで良い感じする!」と感想を付け加えて)
そ、そうか…?でもやっぱりこれ恥ずかしくないかな…?
(こんな風に互いに呼び捨てで呼び合うと単純な友好関係以上のものをどうしても意識してしまうもので、今更やめようとは言わないものの、相手は気にならないのか問いかけるようにそう口にして)
?そうかな?
(きょとんとした顔で首を傾げて暫し間を置いた後「……なんかね、幸隆は私が幸隆って呼んだら穂乃果って呼び返してくれるような気がしてね、それで、つい」何でかそう自然と思えたんだと摩訶不思議染みた事を再度はにかみながら言ってみて)
はは…変だね穂乃果と俺は単なる店員と客なのにそんな風に感じてしまうなんてさ
(何の根拠も理由もないのにそんなことを言えてしまう相手の言葉になんとなくだが共感出来てしまい、それでもそんな風に思えてしまうのは何故なのか自分でもよくわからず困惑したまま苦笑混じりにそう呟き)
もしかしたら私達テレパシーで繋がってるのかも!
(苦笑いする彼にぱっと今度は歯を見せ悪戯っ子染みた笑顔を作り半分冗談の気持ちでそう述べてみて)
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