匿名さん 2016-04-12 21:56:21 |
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…誠、さん。
私は篠原 美沙っていいます。これからよろしくお願いします!
(相手の仮とはいえ名前、心に深く刻んで。自分の名前を素直に答えると「で、ではお風呂お借りします」とそそくさと離れて)
(/返信遅れてしまいすみませんでした…)
篠原美沙……
(相手が部屋から出ていくと先ほど聞いた相手の名前をポツリつぶやいては彼女が言っていた「ハンター」「レックス」という言葉が気になって散乱している資料を手当り次第に見て「ハンターは、本当にアイツを捕まえるための部隊か?そもそも、ハンターは人間を使ってるのか?まさか……ゾンビが」と独り言をブツブツいいながらパソコンを操作して)
ふわぁ…久しぶりのお風呂……
…あの、お風呂ありがとうございました
(こんな事態なので節水しつつ、お風呂を堪能。渡されたシャツを羽織って、お礼のために部屋に入ろうとして入るなと言われたのを思い出し、扉の前から言うだけにして)
(/どうしますか?「ハンター」やら「レックス」やらにここを襲わせたりしてみますか?)
気にするな。キッチンも奥にある。自由に使え。
(扉越しに聞こえてきた声にむくりと起きては、少し掠れた声で上記を言って。自分が調べものをしている間にうたた寝していたことに気づいて「腹が減ってるならそこを使え」と付け足して)
(/そうですね。それもありです!)
あ、はい。
…誠さんは、お腹空いてませんか?
(もし空いているようなら、一緒に用意した方が助かるかなぁ、と思っての事。洗い物も少なくて済むので経済的でもあったり。)
(/もう暫く親睦を深めてからにしましょうか。)
……別に。……ただ、作るというなら、食べてやってもいい……
(一言でバッサリと言ったが、これでは少しぶっきらぼう過ぎると思い言葉を付け足しては部屋から出てきて「私は風呂に行ってくる。その間に作っておけ」と一言言い残してお風呂場へと向かい)
……わ、分かりました!頑張って作ります!
(相手に期待されているように感じて、嬉しそうに答えて。お風呂へ向かう背中を見送るとキッチンへ向かって。今こそ電気も水道も繋がっているもののいつ来なくなるか分からないので野菜・肉から使おうと、野菜炒めを作り。)
……ハンター、レックス……ゾンビにならない抗体体質、理性をもったゾンビ……
(シャワーを浴びながらポツリポツリと言葉をつぶやく。これまで自分が見てきたものと告げられた確かめる必要がありそうな政府やゾンビに関する情報を先程からずっと考えているが、まだ決まった答えが出てこないでいる。シャワーを止めてタオルで体を軽く拭いては再びいつもの戦闘服に着替えて食卓えと向かい「出来たか?」とキッチンにたっている相手に問いかけて)
(/遅くなりすみません。)
は、はいできてます!
……あんまり根を詰めて考えても良くないかも……
(お風呂に入る前から、ずっとその事ばかり考えている様子の相手が心配になりそんな一言をつぶやく。そんな事をずっと考えていると病気にでもなりそうとも思っていたり。)
(/お気になさらず!)
……別に、根を詰めているわけではない。考え事をしていないと……呑み込まれそうになるからな……
(ポツリ独り言のように言ってはご飯を食べ始めて「……うまい」と一言言って黙々と食べては箸を止めて「お前は、自分が何者か知っているか?」と突然質問して)
…飲み込まれそうに……
(相手の返事をまた同じようにぽつりと反芻する。自分がどう頑張っても、その気持ちは理解できないのだろうと少し悲しくなり。うまい、と褒められれば素直にぱっと笑顔になり。
相手からの難しい質問に、「……多分、知ってます…」と曖昧な返事しかできず。)
……こんな世界だ。常に考え、生にしがみつく方法を生み出していかなければ、喰われる。そしたら、奴らと同様魂のないアンデットに仲間りだ。
(誰かに、自分に言い聞かせるような口調で上記を言えば自分の問いに対して曖昧な答えが返ってくると「…多分、か」と相手の一言を復唱しては何か言いかけて口を開いたがすぐに視線が外を向いて鋭いモノに変われば口を閉じて何かを察したのかゆっくりと立ち上がり)
……………。
……ですね。私はならないとはいえ、死にたくありません
(こんなに頑張っている人が噛まれればゾンビになり、片や何もしていない自分はゾンビにならない。複雑な気持ちになり。相手の目つきが変わり立ち上がれば、「どうか、したんですか?」と自分では何も感じなかったので首を傾げ)
……静かに。何か、くる──
(相手の口元を己の手で押さえて上記を言えば拳銃を取り出して「この気配……人間だけじゃない、まさか────!!?」その気配に気づいた時には遅く自分の背後と横にある壁が一瞬揺れた直後に静寂を突き破る爆音と共に爆発が起きたのか壁が吹き飛びその衝撃波で自分と相手も吹き飛ぶだろうと瞬時に判断しては相手を護ろうと覆いかぶさっては数m吹き飛ばされ鼓膜を劈くような音のせいでしばらく耳鳴りがしては意識を失い最後に見えたのは黒服の武装した数名の人間とその側で大人しく人間に従うアンデッドの姿が見えて)
ーーえ
(それはまさに一瞬の事。轟音の中、再び助けられた事だけが分かった。咄嗟に耳を塞いだ為意識は繫ぎ止めたものの、迫る相手にどうすればいいのかなんて分からず。気を失った誠を背負うととにかく逃げなければとバイクを探して。)
……っ、くそっ……
(意識が戻ったのかまだ少し耳鳴りはするものの目を開けて爆発の影響なのか辺りが火に包まれているのを見ては「来いっ」と相手の腕を掴んで空いている手には拳銃を持ち少し小走りになって出口を目指して歩いていると出口が見えて相手に先に外に出るよう指示すれば自分は背後を警戒して)
は、はいっ!
(外は外で警戒しなければいけない、ただゾンビは炎が苦手なはず…そう思い飛び出す。失敗だった、そこには槍のような何かを持った化け物が待ち構えていた。細身のその姿はまさに「ハンター」のようだった。)
あ……
っ…!?美沙ぁ!!!
(相手を先に行かせて背後を護衛していたが何かの気配に気づいてすぐに前に視線を向けるとそこには敵の姿があり、彼女を見つけ槍のような武器を手にした多分「ハンター」だろう。構えるやいなや猛スピードで距離を詰めてくるとっさに彼女の名前を呼び気づけばハンターと彼女の間に入り込んで両手を広げていた。そして、鋭く赤黒く光る槍のようなものが自身の体を貫いて血が吹き出せばすぐに拳銃を抜いて敵の頭を撃ち抜く。敵はそれ以上は何も攻撃することなく、まるで目的を果たしたかのようにその場から撤退して「……っ…」気がつけばその場に倒れ込むよう足元を崩して)
(ハンターが来る、それに何も対応出来ず本能的に目と耳をふさぐ。自分の名前が呼ばれたような気がする。 痛みが来ない、眼を開けてみれば槍に貫かれた誠。「……誠、さん……?」崩れ落ちる前に身体が動き、倒れる誠さんを支える。
血をとめるには…身体が勝手にそうさせた。唇を切り、口移しの形で血を飲ませる。槍を抜いてやる事もできず、泣きながら「誠さん…っ!」と祈り続け)
……っ、聞こえてる……怪我は、ないかっ…?
(少し目を開けては相手の頬に手をそえて親指の腹で涙を拭って上記を言えば苦痛に顔をゆがめてまだ槍が刺さっていることに気づいて「この槍抜いてくれ。自分では、手加減してしまう」と相手に頼んで)
私は…それより、誠さんが…
(こんな状況でも私の心配をするなんて、とまた涙こぼし、腕でそれを拭って。「わかり、ました」抜くだけ、抜くだけと血が出る様を想像しないようにしながら、思い切り引き抜く。返しが少しついていたようで嫌な感触がし。)
っ…ぅぁぁっああああああっ!!!
(相手に槍を抜くようお願いしたのはいいが引き抜くまでの間に全身に鋭い痛みが走って叫んでは槍が抜けた瞬間に胸の真下にベルトをきつく巻き付けて応急処置として一応止血させて「……はっはぁっ……悪かったな、こんなことさせてっ…」と起き上がりながら相手に頬に手を添えて。いくら自分では手加減するとはいえ、何も知識を持っていない相手にこんなことをさせてしまったことが少し申し訳ないと思って「ここに長居は危険だ。はやくっ移動するぞっ……」とフラフラと立ち上がって)
は、はい……っ
(痛々しい誠の様子を見ていられず、目を閉じかけて。逃げないとまたいつ襲われるか分からないので逃げるしかなく。「肩、使って下さい…」相手を支えて歩き出す。とにかく安静にできる場所を探して)
その車に乗れ……
(相手の肩につかまりながら歩いていると倉庫にある車を指さしては乗るように促して相手が乗るのを確認しては自分も運転席へと乗り込んで一息つくと痛みに顔を歪めて「…出るぞ、捕まってろ…」と言うとエンジンをかけて走り出して)
こんな所に車が…
(驚くのもそこそこに、車に向かい。2人が乗り込めば走り出す車、周りを一応警戒して。一瞬先の黒服が見えたものの、この車の速度なら振り切れるように思える。「…私があそこにいなければ、襲われる事なんて無かった……」あの隠れ家が襲われた理由は自分だと思い、俯いて)
「このまま、私がこの人といたらきっと迷惑をかける」なんて考えているんだろ。
(車を走らせながらも辺りに敵はいないか視線を動かしていると彼女の言った言葉を追うようにして上記を言えば小さくため息をついて、「お前があの場にいようが、いまいがどっちみち、あの家は襲撃を受けてた…」と淡々とまるで見てきたかのような口調で言って)
…………。
……一緒に、居ても…いいんですか…?
(申し訳なさに消えたくなる。それでも、求めて貰えるのなら自分はここにいられる。いなければいけない。施設から逃げ出した日、それまでに自分が自殺しなかったのは今のためかもしれないなんて運命的な物も感じて)
…好きにしたらいい。
(あまり良い言葉が見つからなかったが、今ではこの言葉しか言えずに上記をポツリ言ってはしばらく車を走らせるとある所まできて車を止めては「降りろ」と言って先に車を降りるとそこは廃墟と化した病院のようなところで「中に入ってろ」と伝えると拳銃を手にして周りが安全か確認しに行って)
……ありがとうございます
はい、わかりました……
(今度は先ほどのような事にならないように、慎重に中に入る。大怪我をしている誠を1人にしたくないものの、従うべきで。
中にはゾンビの一体もおらず、逆に不気味に感じ。きょろきょろと見回しながら、誠の事を待って)
…近くにはいないか。
(周囲の安全が確認できればふぅと息をはいて先ほどの建物に戻るために踵を返して歩き出して。建物が近くに見えてくればふと足を止めて何かの気配が建物の中にあることに気づいて拳銃を握りしめて彼女も気づいているかもしれないと思いすぐに彼女の元まで戻れば背後から近づいて左手で相手の口を後ろから塞いで「しっ、動くな。何かいる」と端的に相手の耳元で囁いて)
(いきなり口を塞がれ、慌てて暴れようとするもすぐに誠と気づきやめ。何かいる、それはなんとなく感じていた事でじっとしていると、何かが奥から来るような音。現れたのは赤黒く脈打つ「肉の塊」。
病院の通路にぎりぎり収まるような「それ」には大きな口と呼吸口がある代わりに目と思しき物がなく、じっとしていれば見つからないように思える。
「ひっ………」思わずあげた小さな声にピクリと反応したものの、気のせいと思ったのかこちらには来ず。目の前を通り過ぎ別の棟へズルズルと進んでいった。)
やはり……
(怪物に目が無かったことが幸運だった。こちらが気配を殺きていれば、怪物は気つかず目の前を通り過ぎっていった。そして、相手の口から手を離して「ここも、勘ぐられているな」と言えば車からとってきた大きめのブリーフケースを開ければそこには閃光弾1つと、ナイフが付いている少し大きめの銃が入っており部品を手早く装着して「お前はここにいろ、アイツを野放しにしておくわけにもいかない。それに、怪物ではないが人間の気配もする」と辺りを睨みつけてはマガジンを入れて)
何かあれば、これで知らせろ
(と、相手に照明弾の入った小型の銃を手渡して「合図があれば、必ず駆けつける」と言うと先ほど怪物が向かった方角を見て。目の前にはただの闇が広がっており。ゆっくりと歩き出すが傷が鈍く痛み)
む、無茶ですそんな身体で……
(身体に穴が開いている、動きが遅かったとはいえそんな状態で挑んで大丈夫とは思えず。すぐに駆けつけるといっても無理はさせられない、やはり一緒にいるべきと手を取って。
「あの怪物なら部屋の中には入ってこられません、まずは身体を休めるべきです……」これ以上無理をしたら死んでしまう、そうなっては欲しくない。悲痛な思いで)
その間に襲撃を受けたら?“怪物以外”の“敵”が部屋に入ってきたら?こんな状況で、敵に隙を見せたらそれこそ足元を掬われる!だったら、こっちからっ……
(相手の手を振り払って荒い口調でいうがやはりまだ深手は言えておらず傷口を押さえてその場にしゃがみ込んで顔を少し歪めるがすぐに何かの気配に気づいて立ち上がって相手の前に立って辺りを警戒し「この気配…奴らか…?」と少し額に汗を垂らしながら呟いて)
でも、そんな怪我でっ……
……私も行きます…それを言うならどこにいたって危険なんです
(もう止められないとは思う。しかし恐らく自分の場合は生け捕り、それで人質になればやはり足を引っ張るだけ。離れる意味は薄いと感じた。
「………あっちからですね…私に任せてください」3人掛けのベンチに手をかける。ギシリと歪むそれはあまり重く感じず。その何者かに向けて投げ飛ばそうと考えており)
……好きにしろ
(相手の言葉を聞いては今更何を言っても自分が巻き込んでしまったことだと考えて上記を言えば相手がベンチを持ち上げるのを見て目をパチくりさせてはすぐに異変に気づいて「待て!それは、罠だっ…!!」と相手に注意を呼びかけようと腕を伸ばし)
……え?
(相手の注意を受け、静止。罠だとして、まだ作動していないなら動いてはいけない。見た目はごく普通のベンチ、それ故に持ち上げられるのはおかしく見える。ただ、あの細かった腕が青筋が立ち隆起し、同じ物と思えないように変容している。いくら力が限界まで出るとはいえこのままの体制は辛く、口元を歪ませて)
伏せろっ!!
(ベンチは罠。ベンチの先に付けられた強力なピアノ線の様なものがプツン、と乾いた音を立てて切れると同時に相手に向かって飛躍し彼女を庇うように覆いかぶさるが早いか爆発が起きて爆風で壁に吹き飛ばされ体を壁に強打するがすぐに爆発は終わって炎が舞い上がりゾロゾロとゾンビがこちらに向かってやってくるが衝撃で体が言う事をきかないのかその場に膝をついて「先に逃げろっ…」と相手を手口の方へと追いやって)
っ……誠さんを置いていけません!!
(何体ものゾンビがやってくる。しかし自分は噛まれても問題ない人間。逃げる手は無いと思い、近くの鉄の棒を掴みゾンビと誠の間に立つ。
先制して殴りかかるもゾンビは倒れただけで再び迫り来る、体ばかり狙うため止めをさせないようでだんだんと不利になり)
ぁ、バカっ…!
(相手を引き止めようと思ったがすでに相手は敵に立ち向かって行ってしまい腕は空を切った。だが、ゾンビの動きが少し鈍くなるだけですぐに拳銃を構えて相手を擁護するかのようにゾンビの脳天に銃弾を確実に撃ち込んで「来い!このままでは、埒が明かない」と奥からどんどんやってくるゾンビの数と今の自分たちの戦闘能力を計算して相手に向かって叫んでは退路を探して)
は、はい!
……あいつまで…
(走ればゾンビに追いつかれるような事はない、手負いの誠でも止まらなければ逃げ切れる。しかし例の怪物がゾンビの後ろから迫る。
動く物ならなんでも食べるようで、ゾンビの捕食を始めた。相手には見つかっていても、暫くはやって来そうになく)
くそっ!こんな時にっ…!
(先導するように走っていたが先ほどの傷が開いたのか激痛が走ってふらつくがなんとか耐えて建物の外まで来ると車に乗り込み「急げ!」と相手に車に乗るよう促して)
はいっ!
き、来ます!
(誠について車に駆け込む。鉄の棒がじゃまになり投げすてる、その際に建物の中が見える…ゾンビを喰らい尽くした怪物はこちらに向かって走り出しており)
くそっ!出すぞ!
(相手が乗り込んだのを確認してはルームミラーで背後を見ると確かにあの巨大な怪物がこちらに向かって走ってきているのが見えて。すぐにエンジンをかけて車を走らせると向こうも巨体の割にはスピードが出るのかどんどん距離が縮まっていき)
誠さん!あそこです!!
(迫る怪物に何かできないかと辺りを見渡すと、建物の中に通り抜けができる所を見つける。本来歩行者用なのでかなり狭く、怪物は通れそうにもなく。)
一か八かっ!
(相手の言われた通りにすぐにハンドルを切り返してその建物へと向かい、猛スピードでくぐり抜ければ敵は来ないと安堵したが、怪物はその巨体を建物に体当たりさせて破壊して再び背後に現れた「くそっ!なら今度は、こちらの番だっ!」と数百メートル先に太い鉄筋の棒が数本地面から空に向かってむき出しに出ているのを見ては、前記を言って車のスピードを上げる。すると、怪物もスピードを上げて迫ってきて「合図したら、伏せろ」と相手に指示して)
嘘…っ
(巨体ではあるものの、建物を打ち崩せる程とは思っておらず言葉を失って。少し放心していれは誠の声にはっと気がつき「わ、分かりました!」と訳も分からず伏せる準備をして)
今だ!伏せろ!
(車が太い鉄筋の棒へと加速する。ルームミラーで背後を確認すると、怪物が距離を詰め足にグッと力を入れたのを目視すると、上記を叫び、怪物が飛び上がってきたのと同時に車のブレーキを一気にかけてサイドブレーキを素早く下げるとタイヤにロックがかかり、地面とタイヤが擦れる音が響き、車が停車すると怪物はその飛躍から車を飛び越えて、先にある鉄筋の太い棒に突っ込み体が棒に突き刺さり動きが止り「……はぁ、これでなんとかなったな」と息を吐いて呟いて)
……うぇ……
(激しい揺れと共に止まった車、少しして頭を上げる。そこには無残にも鉄骨が突き刺さっている化け物、青白い血が流れまだビクビクと動いているさまを見れば吐き気を催し。「……目が見えないのが幸いしましたね」吐くのはなんとか堪えながらつぶやき)
あぁ……っ!!
(肩の力が抜けたのか椅子に背中を預けていると、傷口が開いたのか体に痛みが走って苦痛に顔を歪ませて傷口を手で押さえて「とりあえず、ここから離れるぞ」と額に汗を滲ませながら車にエンジンをかけて走り出して)
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