匿名さん 2016-04-12 21:56:21 |
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は、はいできてます!
……あんまり根を詰めて考えても良くないかも……
(お風呂に入る前から、ずっとその事ばかり考えている様子の相手が心配になりそんな一言をつぶやく。そんな事をずっと考えていると病気にでもなりそうとも思っていたり。)
(/お気になさらず!)
……別に、根を詰めているわけではない。考え事をしていないと……呑み込まれそうになるからな……
(ポツリ独り言のように言ってはご飯を食べ始めて「……うまい」と一言言って黙々と食べては箸を止めて「お前は、自分が何者か知っているか?」と突然質問して)
…飲み込まれそうに……
(相手の返事をまた同じようにぽつりと反芻する。自分がどう頑張っても、その気持ちは理解できないのだろうと少し悲しくなり。うまい、と褒められれば素直にぱっと笑顔になり。
相手からの難しい質問に、「……多分、知ってます…」と曖昧な返事しかできず。)
……こんな世界だ。常に考え、生にしがみつく方法を生み出していかなければ、喰われる。そしたら、奴らと同様魂のないアンデットに仲間りだ。
(誰かに、自分に言い聞かせるような口調で上記を言えば自分の問いに対して曖昧な答えが返ってくると「…多分、か」と相手の一言を復唱しては何か言いかけて口を開いたがすぐに視線が外を向いて鋭いモノに変われば口を閉じて何かを察したのかゆっくりと立ち上がり)
……………。
……ですね。私はならないとはいえ、死にたくありません
(こんなに頑張っている人が噛まれればゾンビになり、片や何もしていない自分はゾンビにならない。複雑な気持ちになり。相手の目つきが変わり立ち上がれば、「どうか、したんですか?」と自分では何も感じなかったので首を傾げ)
……静かに。何か、くる──
(相手の口元を己の手で押さえて上記を言えば拳銃を取り出して「この気配……人間だけじゃない、まさか────!!?」その気配に気づいた時には遅く自分の背後と横にある壁が一瞬揺れた直後に静寂を突き破る爆音と共に爆発が起きたのか壁が吹き飛びその衝撃波で自分と相手も吹き飛ぶだろうと瞬時に判断しては相手を護ろうと覆いかぶさっては数m吹き飛ばされ鼓膜を劈くような音のせいでしばらく耳鳴りがしては意識を失い最後に見えたのは黒服の武装した数名の人間とその側で大人しく人間に従うアンデッドの姿が見えて)
ーーえ
(それはまさに一瞬の事。轟音の中、再び助けられた事だけが分かった。咄嗟に耳を塞いだ為意識は繫ぎ止めたものの、迫る相手にどうすればいいのかなんて分からず。気を失った誠を背負うととにかく逃げなければとバイクを探して。)
……っ、くそっ……
(意識が戻ったのかまだ少し耳鳴りはするものの目を開けて爆発の影響なのか辺りが火に包まれているのを見ては「来いっ」と相手の腕を掴んで空いている手には拳銃を持ち少し小走りになって出口を目指して歩いていると出口が見えて相手に先に外に出るよう指示すれば自分は背後を警戒して)
は、はいっ!
(外は外で警戒しなければいけない、ただゾンビは炎が苦手なはず…そう思い飛び出す。失敗だった、そこには槍のような何かを持った化け物が待ち構えていた。細身のその姿はまさに「ハンター」のようだった。)
あ……
っ…!?美沙ぁ!!!
(相手を先に行かせて背後を護衛していたが何かの気配に気づいてすぐに前に視線を向けるとそこには敵の姿があり、彼女を見つけ槍のような武器を手にした多分「ハンター」だろう。構えるやいなや猛スピードで距離を詰めてくるとっさに彼女の名前を呼び気づけばハンターと彼女の間に入り込んで両手を広げていた。そして、鋭く赤黒く光る槍のようなものが自身の体を貫いて血が吹き出せばすぐに拳銃を抜いて敵の頭を撃ち抜く。敵はそれ以上は何も攻撃することなく、まるで目的を果たしたかのようにその場から撤退して「……っ…」気がつけばその場に倒れ込むよう足元を崩して)
(ハンターが来る、それに何も対応出来ず本能的に目と耳をふさぐ。自分の名前が呼ばれたような気がする。 痛みが来ない、眼を開けてみれば槍に貫かれた誠。「……誠、さん……?」崩れ落ちる前に身体が動き、倒れる誠さんを支える。
血をとめるには…身体が勝手にそうさせた。唇を切り、口移しの形で血を飲ませる。槍を抜いてやる事もできず、泣きながら「誠さん…っ!」と祈り続け)
……っ、聞こえてる……怪我は、ないかっ…?
(少し目を開けては相手の頬に手をそえて親指の腹で涙を拭って上記を言えば苦痛に顔をゆがめてまだ槍が刺さっていることに気づいて「この槍抜いてくれ。自分では、手加減してしまう」と相手に頼んで)
私は…それより、誠さんが…
(こんな状況でも私の心配をするなんて、とまた涙こぼし、腕でそれを拭って。「わかり、ました」抜くだけ、抜くだけと血が出る様を想像しないようにしながら、思い切り引き抜く。返しが少しついていたようで嫌な感触がし。)
っ…ぅぁぁっああああああっ!!!
(相手に槍を抜くようお願いしたのはいいが引き抜くまでの間に全身に鋭い痛みが走って叫んでは槍が抜けた瞬間に胸の真下にベルトをきつく巻き付けて応急処置として一応止血させて「……はっはぁっ……悪かったな、こんなことさせてっ…」と起き上がりながら相手に頬に手を添えて。いくら自分では手加減するとはいえ、何も知識を持っていない相手にこんなことをさせてしまったことが少し申し訳ないと思って「ここに長居は危険だ。はやくっ移動するぞっ……」とフラフラと立ち上がって)
は、はい……っ
(痛々しい誠の様子を見ていられず、目を閉じかけて。逃げないとまたいつ襲われるか分からないので逃げるしかなく。「肩、使って下さい…」相手を支えて歩き出す。とにかく安静にできる場所を探して)
その車に乗れ……
(相手の肩につかまりながら歩いていると倉庫にある車を指さしては乗るように促して相手が乗るのを確認しては自分も運転席へと乗り込んで一息つくと痛みに顔を歪めて「…出るぞ、捕まってろ…」と言うとエンジンをかけて走り出して)
こんな所に車が…
(驚くのもそこそこに、車に向かい。2人が乗り込めば走り出す車、周りを一応警戒して。一瞬先の黒服が見えたものの、この車の速度なら振り切れるように思える。「…私があそこにいなければ、襲われる事なんて無かった……」あの隠れ家が襲われた理由は自分だと思い、俯いて)
「このまま、私がこの人といたらきっと迷惑をかける」なんて考えているんだろ。
(車を走らせながらも辺りに敵はいないか視線を動かしていると彼女の言った言葉を追うようにして上記を言えば小さくため息をついて、「お前があの場にいようが、いまいがどっちみち、あの家は襲撃を受けてた…」と淡々とまるで見てきたかのような口調で言って)
…………。
……一緒に、居ても…いいんですか…?
(申し訳なさに消えたくなる。それでも、求めて貰えるのなら自分はここにいられる。いなければいけない。施設から逃げ出した日、それまでに自分が自殺しなかったのは今のためかもしれないなんて運命的な物も感じて)
…好きにしたらいい。
(あまり良い言葉が見つからなかったが、今ではこの言葉しか言えずに上記をポツリ言ってはしばらく車を走らせるとある所まできて車を止めては「降りろ」と言って先に車を降りるとそこは廃墟と化した病院のようなところで「中に入ってろ」と伝えると拳銃を手にして周りが安全か確認しに行って)
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