トピ主 2016-04-12 15:33:43 |
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えぇそうよ。
今までの私に食を楽しんでる余裕なんてなかったもの
(袋からスティックを取り出すと一口かじってみせ「だからすっかりこれが定着してしまったわ」と。それを本人はを特に気にしてる様子はなく乾いた口の中を潤そうとパックジュースにストローを刺して)
ふうん…そんな忙しかったんだ
で、美味しいの?
(今は好きで食べている様子の相手。その仕草や表情から、なんとなく楽しそうに見え。美味しいなら食べてみようかななんて考えていて。)
味なんて気にした事なかったけれど…強いて言うなら普通ね
不味くもないけど特別美味しくもないわ
(ジュースを啜りながら相手の言葉に耳を傾けていた。どうやらこのバランス栄養食に興味がある様子。チョコレート味と書かれた箱の中に入っている小袋からスティック状になっているそれを1本取り出すと相手に差し出して「食べてみる?」と。)
ふーん……あ、ありがと
(差し出されたスティックを受け取れば少し考えてから一口齧り。微妙に美味しいようなそうでもないような。「普通、だね。……あ、貰ってばっかりじゃあれだから、私のも食べる?」自分のお弁当を開けると、何か欲しそうな物はないかと思って)
え?
じゃ、じゃあその卵焼きを…
(相手からの提案に肩透かしを食らって暫し硬直。相手の弁当箱の中には普段とっている食事とは比べ物にならないぐらいのバリエーションがあり選べと言われてもすぐには決まらない様子。少し経ってごくりと自分の唾液を飲み込むと無難だが定番の卵焼きをチョイスする事にして)
ん、卵焼きね。はい
(相手が卵焼きを選ぶと、特に何も気にせず自分の箸で摘み上げ「あーんして、ほら」卵焼きを手づかみで食べる訳にはいかないだろうと思っての事。それ以外の気持ちが無いわけではなく…)
……!!
(掴み上げられた卵焼きを前に″ハッ″と驚いた顔をしながら再び硬直。よく見ると恥ずかしさから少々顔が赤くなっているようで。しかしせっかくの相手の好意を無駄にする訳にも行かず目を瞑ると意を決して勢いよくパクっと食べ「お、美味しいわ」と。実際には味なんかよりも恥ずかしさが勝り味など気にしてる場合ではなかったようだが)
ん、良かった。作った甲斐があるってもんよ
(相手の赤い顔には気づかなかったようで、自慢げにそう話すともう一つの卵焼きを先程の箸で摘み上げ今度は自分の口に。「そういえば、何か話があったんじゃないの?」と首を傾げて見せ)
えぇ
以前話したワルプルギスの事についてよ
(相手に本題を切りだされれば改めて向き直り真剣な眼差しで本来の目的であるワルプルギスについて話し始める。この世界ではワルプルギスなんて存在しないかもしれない、しかしそうやって楽観視していてもしも出現したらどうなるか、見滝原は壊滅的な状況になる…などもしもという危機感を相手に伝えようと)
ワルプルギスの夜……。
…一つだけ、案がある。役に立つか、分かんないけどね
(神妙な面持ちでほむらの話を聞く。一度キュウベエから話は聞いたものの、まさかここに来るなんてと少しショックを受け。
元はただの思いつき、その案を話す。自分の剣は魔力が尽きない限り幾らでも大きくできる事、そしてグリーフシードを幾つも使う事でそのサイズが跳ね上がる事。「上から落とすとかできたら、使えると思う」大きな魔女を大きな剣で切る、まるで小学生のような案ではあるものの真剣そのもの。)
それって…
いえ、あなたって不思議な人ね。いつも気が付くとペースに乗せられてしまう
(今まで色々な事をやってきたが傷一つ付けられなかったワルプルギス。さやかの剣1つでどうにかなるもではないと考えながらも、冗談抜きの真剣な様子の相手にクスリと思わず笑みを零し「やってみる価値はあるかもしれないわね」と賛意を示して)
……それ、褒めてる?
まあいいや、頭の片隅にでも置いといて
(不思議なひと、と言われてもしかしたらそうかもしれないと思う。自分ではあまり思った事のない事で、言われた事もないがしっくり来るような来ないような。
「ワルプルギスの夜が来ないのが一番いいんだけどね」いつの間にか止まっていた箸をまた動かす。屋上からは見滝原はよく見える、ここが壊滅するなんて実感はなく)
そうね。私も…この時間軸は絶対に壊されたくない
それでね、美樹さやか。
そのワルプルギスについて少し作戦会議的な事をしようと思うの
(彼女と一緒に見滝原を眺めながらぼんやり考える。ワルプルギスが来たら正直勝てる見込みは薄い。負けたらいつも通り時間遡行をするだけ。しかしそれはこのさやかとの関係まで無に帰してしまう。「この世界は特別…」自分が思ってる以上にさやかという存在は大きくなっていたようで)
………。
作戦会議、ねぇ…なるほど。で、作戦会議ってどこでどうするの?誰にも見つからないある程度広い場所、でしょ?
(そういう場所はなかなかない、実際ぱっとは思いつかなかった。ほむらの家に親がいない事を知らないので、まずお泊りなんて考えにもなく。)
私の家でいいわ
訳あって両親は海外に住んでるの。
(両親と別居しているというのは今となっては逆に都合がいいというもの。そしてワルプルギスはさやかが思ってるよりも遥かに強く手強い。万が一にも彼女に危険があってはならないと考えたほむらは「できれば1泊してもらって入念に打ち合わせをしたい」と宿泊を提案して)
(/ほむらの両親がどういう状況なのか把握していない為、勝手に海外に長期滞在している事にしました)
そ、そうなんだ…?
うん、分かった。今晩でいい?
(その訳には触れないように。何はともあれ都合のいい場所なので断る理由もなく。一泊するなんて言うのだから今日で大丈夫だろうとは思っており。)
そうね。早いに越したことはないわ
(こちらから提案をしたもののまさか当日に実現するとは思っていなかったようで唖然として。少し経つと我に返り上記を発した後「それから自分で言うのもなんなのだけれどウチには何もないから食事は済ませておく事をお勧めするわ」と多少申し訳なさそうに)
………、じゃあ、一緒に夕ご飯作る?
(折角泊まらせてもらうのだから、むしろお礼にもなると思い提案。ほむらの料理も見てみたいという事もありいい事づくめ。「ね、いいでしょ?」と作戦会議であるというのにあまり緊張感なく。)
え?一緒に!?
でも何を作るというの?こういう事はあまり得意な方ではないのだけれど…
(突拍子もない事を言い出す相手に大きな驚きを見せ。戸惑いながらも半ば相手のペースに飲み込まれる形で頷いてしまう。しかし作ると言っても料理の種類など星の数ほど存在する。一体何を作るのか相手に訪ねてみて)
んー……カレーとか…?手間かけてもアレだし、野菜炒めとかで済ませてもいいかも
(聞き返された所で考えておらず。一応作戦会議がメインなので時間をかけるのは良くなく、それを踏まえて適当な料理を答えて。「これくらいなら難しくないでしょ?」)
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