トピ主 2016-04-12 15:33:43 |
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いいさ、あたしだって気持ちは分かる
(背中をぽんぽん叩いて、慰める。命そのものがこんなに目に見える形で無くなろうとしているのだから不安にも弱気にもなるもの。
しかし、無情にも帰り道では見つからず…ついに、戦った広場に。
「……あ!あれじゃないか!?」
何かが光ったような気がして走り出す。戦いの最中壊れたのか、木材の山をひっくり返せば、そこには青く光るソウルジェム。
「さやか!あったぞ!」)
(/では、少し赤の混ざったソウルジェムという事で。今は魔法少女ですが、以前と変わった点とかあっても良いかもしれません。お任せしますー!)
本当!?
(期待を胸に全速力で相手の元へ。そこで相手と共に目にしたのは輝きを取り戻した見覚えあるソウルジェム。
「あった…ちゃんと見つかったよ。杏子…私、本当に助かったんだね」改めてそれを手に取り以前の穢れから浄化され、透き通った青色を取り戻したソウルジェムを見ると思わず涙が。ここに来て自分が絶望の淵から本当に救われた、これは夢ではない事を再び実感したようで)
(/了解です!少し考えてみますね!)
ったく、あたしのは大事に握ってたくせにさ
(2度も心配かけさせやがって、とつられて少し涙が滲みながらも笑う。髪型が崩れるくらいわしゃわしゃと頭を撫でて。
「……あれ?」
と、ソウルジェムに何か変な色が見えたような気がして。暫く見ていれば、マーブル模様のように、少し赤が混ざっていて。その色は自分のソウルジェムのものにそっくり…)
ん?どうしたの…って…
(少し強めに頭を撫でられれば「えへへ」と照れくさそうな笑みを。いつもなら少文句を言う場面だが、今はその力強さから杏子っぽさを感じる事が出来て心地よさそうに
相手のきょとんとした様子に疑問を浮かべながらその視線の先を辿ると、最初は気が付かなかったが己のソウルジェムに赤色が混ざっている事に気が付く。
「え、何これ…?」と初見の出来事に少々不安そうな顔をして)
……よくわかんねえけど…今、問題はないんだろ…?
なんなら、ここで変身してみたらどうだ?
(色は直ぐに奥に引っ込んでしまう。それでも時折顔覗かせる赤は青の光と拮抗する事なく輝いていて。どうにも悪い事には思えず。
何か変化があるとすれば生身ではなく変身後。時間も相まって誰もいないような場所、見つかるような事はないはず。)
そうだね。やってみる。
(ソウルジェムを手に取ると言われるがまま変身をしてみて。外見的な変化は特にないようだが、試しに剣を素振りしてみると以前よりも身体が軽くなったように感じて。
「上手く言えないけど、凄く調子いい…かな?なんていうか前よりも身体が軽いっていうか…」
さやか自身もこの感覚は上手く言葉に表せないようで困惑した表情を見せながらも、とりあえず異常はない事だけはハッキリとさせ)
なら、問題無いんじゃないか……?
ま、暫くは戦い控えなよ
(大事ない様子。へらり、気軽に言ってみせる。これでも一応心配しての事、心の中では「もし何かあったら」なんて少し思っていて
「ほら、さっさと帰ろーぜ?」)
なんでよ!私も戦うよ!
せっかく魔法少女に戻ることが出来たんだもん。杏子やまどか達だけに任せてなんていられないよ。
(帰宅を促す相手を遮るように言葉を挟むと不服そうな顔をしながら語り始めて。自分を心配してくれての事だとなんとなくわかっているが、それでも素直に納得は出来ないようで)
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