ツバメ 2016-04-09 21:14:49 ID:1c36a587b |
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あら、どこかで見たような気がすると想いましたら、あなたでしたのね。元気にしておいででしたの?
(支部に歩いて行く途中 、右手でスマフォをいぢりながら ふと顔を上げると ベンチにすわった男に気がつく。 どうやら見たことがあるような人物で 想わず声をかける )
《 この前の続きから書いてみました。たしか、まだ顔と名前、学園都市をひとりでふらついてるくらいしか知らない感じでしたね 》
___よう、白井か。
(膝の上におかれた開いている本から顔と視線を声のした方へ向ける。そこには久しぶりに会った黒子の姿だった。)
嗚呼、元気だ。
_____あんたも元気だったか?
(頷けば本を閉じて座ったまま腕をくみ。珍しく笑みを浮かべながらそうたずねかえす。)
【了解。キミとまたなりきりできて本当に嬉しいよ。】
>黒子。
( 視線が合うと同時に聞こえた答えと向けられた笑みに満足すると 軽くうなづいて ) えぇ、もちろんですの♪ ジャッジメントなんて体力勝負ですのよ? ( 言葉とあわせて 自信いっぱいで得意げな表情で笑みを返して♪ )
(まえから住む場所が無いことを心配していたのを 想いだして )ところで、ゆっくりくつろいでいらっしゃいますけれど、どこか住むような場所でもみつけましたの? ( ふたたび視線をスマフォに落とすと、着信が無いのをもう一度確認して カバンにしまいながら。 )
_______嗚呼、そうか。
何にせよ、元気ならよかったぜ。
( 軽く頷けば自信ありげに得意気な顔をしながら笑む黒子に対して冷静で平然とした態度で返すが言葉の奥には黒子の笑顔を見れて嬉しいと思っている自分がいた。 )
…まあ、一応な。
( ある有名会社が倒産してから現在使われていない廃墟のようなボロいビルをちら、と黒子から視線を向ければそう答える。学生ではないが歳的には高校生に当たるため特例として住むことに許可を得ている。だが、中は汚くむしろ近くの賃貸マンションに住む方がよっぽどいいようなほどである。 )
(ツバメのほうを向き答えを聴いて「良かった」の言葉に少し気恥ずかしさを感じながらも顔にわ出さず 感謝の気持ちでいちどかるく頭を下げるが、ツバメには うなづいたようにみえたかもしれない ・・・と、ツバメの次の言葉が届き )
まぁ、あてがあったのなら安心・・・って、あの建物・・・ですのっ!?
( 安心しかけたが 一瞬 ツバメが視線で追った先をたどった先にある「廃墟同然」のビルを見て 心配の気持ちがこみ上げて、想わず言葉を詰まらせながら眉をしかめて、まるでツバメに本気かと尋ねるような表情で。。。 )
…ああ。
(やはり軽く頷いただけに見えたためか、笑もうとしたがやめる。怒ったり不快になったりせず表情にぶれはない。)
______取り壊しするにも金がかかる、それに在っても悪どい奴等がたまる一方だったみたいだからオレが住むのには都合がいいらしくてな。
( 言葉をつまらせながら驚きを隠せなかった黒子に対してそう説明する。オーナーも存在しないため公的所有とはいえ自分がこの都市に居るまでは私的所有なため家賃はもちろんタダである。 )
それ・・・スキルアウト対策のようなものですわね。( うなづきながら ひとりごとのようにつぶやいたあと、こんな条件でもないと まとまったお金も持ってなさそうなツバメが住む場所なんて見つからないか・・・と 納得して。 )
まぁ、 理由がどうであれ 都合の良い場所が見つかって 結構なことですわ。 ・・・にしても、そんな用心棒のような生活をずっとして行くつもりでして?
( あまり訊いても おせっかいと想われないか 少しためらいながらも気になる様子で )
そういうことになるだろうな。
(即答。用心棒のような生活でもそれで生活できるなら是非はないらしい。また、自分のいた世界には色々と揉め事もあるため、いつまでもこの学園都市に居座っていられない。そのため、情報を集めていくようである。そして、膝にのせていた小型の本を手に取りそれをズボンのポケットにしまえばベンチから立ち上がり黒子に少し近づき。)
_____来るか?
(身長はこちらが上だったのか顔を少し下へ傾けて視線を向ければ、そう尋ねて。)
>黒子
( 来るか?と訊かれると 崩壊しそうなビルの中を想像して想わずためらうが、もしも これから用心棒だか何かのトラブルが起こった時にそなえて 建物の中の様子を知っておくのも無駄でわないと考えて。 )
・・・、そうですわね、この後の予定が空いてしまって退屈でしたし、お邪魔でなけれ いちど伺って どんなところか見せてもらいますわ。
( ツバメがベンチから立ち上がって近づいたことで なおさら見上げるようになった顔を見て、 会う直前に延期になってしまった予定のことを口にしながら。 )
そうか_____
歓迎するぜ。
(黒子の返事を聞けば、腕組みを解いて黒子の頭の上に右手のひらを乗せれば子供扱いするかのように優しく左右に撫でる。その時、珍しくもその表情には笑みがこぼれており。 )
まさか、白井が来てくれるとはな。
(この都市に来て最初に会話した人物であり色々と教えてくれたため黒子には感謝しつつ、ただし性格上来てくれるか分からなかったため、そう口にして。黒子の頭から手をどかして腕を組み直せば黒子の前を横切って先程言っていたボロいビルに向かって歩き出す。)
( 咄嗟に 頭をなでる手を払いのけようと向き直ろうとするが 意外なツバメの笑みに気づくと なにごとかと動きをとめてしまい 中途半端に振り上げた右腕のやり場を失ったまま言葉を聞く。。 右腕をゆっくりおろしながら 軽く ため息にも似たような息をつくと 歩き出すツバメの後を追い。 )
用心棒まがいのことなんてしていれば、いつかトラブルが起こらない友限りませんし あらかじめ下見くらいしておきませんと。。
( 後を追いながら冷静な声で さもジャッジメントの責任といった口調で。)
下見…か、成程な。
(撫でる自分の手を振り払おうとしたが突然動きを止めた黒子に不思議そうに思う。だが、気にしないことにしそのまま話を進める。)
…まあ、下見は大切だもんな。
(後ろについてくる黒子の方へは向かず前へ歩きながらそう口にする。道中、さきほど黒子を撫でたことを思い出せば少し頬を赤くし。)
>白井
( 途切れ気味に話しをするツバメの表情など知る由もなく、さっそく周りの様子を観察しながら ツバメの後ろ姿に数歩おくれて歩く )
ほかにヒトがいるような気配もありませんわね、たしかに ワケアリな人物が ひとりで住むのにわ都合が良いと・・・
( ひとりごとのようにビルの周辺のようすの感想を言いつつも、路地の形や茂みの場所などをチェックして )
「… 」
チルダ、アル、など、自分達のいた世界に置いてきてしまった仲間たちの事を思い浮かべる。ただぼーっと目の前をみてるような外見だが色々と頭のなかを整理しているようだ。だから、先程の頬の赤みが嘘だったかのように消えており普段のような真剣で冷静沈着な表情・態度をとっていた。そして、例のビルの前まで来れば足を止める。
「 いま、此処でオレを取っ捕まえてもいいんだぜ?_____許可はもらったが正式に此処の住人になったわけでもねえんだ。 」
黒子の方へは向かず、腕を組ながら、あのビルの入り口の前で立ち止まれば、そう言う。伝えたあと、勝手に一人ですたすた、とビルに入っていく。
>
( ツバメの心の中で想いを巡らせているのをよそに 辺りを観察していた黒子にとって いきなりの言葉にわけがわからずに きょとんとして。言葉の意味を理解しようと数秒のあいだ、立ち止まったツバメの背中を見つめながら )
・・・、な、何ですの? いきなり?
( ふたたび歩き出してビルの入り口へ入っていくツバメを小走りで追いかけながら あわて気味に )
どうしてわたくしが あなたを捕まえないといけませんのっ!?
たしかにどこから来たとか素性がわからないところなどありますけれど、
べつに誰かを傷つけたり物を壊したり事件を起こしたわけでもありませんのに。。。
( 物を壊して、のあたりで 自然とルームメイトの日頃の行い(自販機の・・・)を想い出して すこし後ろめたい気持ちになりながら。。 )
「 … 。 」
慌て気味に語っている白井に対して無反応。だが彼女の言葉は聞き入れており少し俯けば考え事をするようにいつの間にか解いていた腕を組み直す。2階への階段を前に(このビルは2階建て。)再び立ち止まり階段の上に座る。
「 ____なにか心当たりありそうな顔だな。」
前を向いていたため顔を直接みておらずやっと白井の顔を直接みれたと思えば顔に出ている少し後ろめたい気持ちに気づけばそう口にする。
( 立ち止まり座り込んだツバメのすこし手前で足をとめて )
あ、べつにお気になさらずに・・・
( 一瞬あたまに浮かんだルームメイトの顔をかき消すように なんどか首を横に振り )
で、ここ・・・ですの?
(1階のどこかの部屋に行くか、2階に登るものと想ってたのに 急に しかも 階段に座り込んだツバメの心境が読めず すこし戸惑いながら返事を待ち・・・ )
階段に座り相手のその心当たりのある人物の話を聞く体勢に入ったのだが、当の本人は自分の行動の心境がわからずキョトンとしていた。
「 ___なんだ、言わねえのかよ。折角今すぐ聞いてやろうと思ってたのによ。」
話をしないことが分かればすぐに立ち上がり少し不満そうに階段を登り始めた。
「 心配するほどのことでわありませんし、あえてお話しすることでもありませんから 」
(ジャッジメントである自分のルームメイトが自販機をこわしたり 事件に首をつっこんで騒ぎをおこしそうな心配事なんてヒト言えないと心で想いながら またツバメの後を追って階段を登りはじめて。 )
それにしても、ひと気のない建物だなんて殺風景ですわね。。
( また周りをみわたしてヒトが住んでる気配すらない雰囲気の感想を口にしながらツバメから離れすぎないように階段を登るペースを早め。 )
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