貴方と本の出逢い

貴方と本の出逢い

風人  2016-04-04 04:41:02 
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古典文学、ライトノベル、ノベライズ、ベストセラーあるいはあまり人に多く知られてない本などあると思います。
あなたが本を読むきっかけや感動した一冊、人生を変えた本などをご紹介ください。
ただし漫画はご遠慮ください×。

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  • No.221 by 風人  2017-04-17 15:13:47 

『きみが見つける物語』二冊見つけたけどまた間が空く。
短編集なために短いけど物語ひとつひとつが丁寧。
作家さんの個性が垣間見えるのも面白い。

  • No.222 by 風人  2017-04-19 04:46:38 

久しぶりにアニメ『おジャ魔女どれみ』を見たら小説『おジャ魔女どれみ』と繋がってますね。
いつまでもチャイドルでいたくないというおんぷちゃん。
どれみちゃん四人とは違うスタンスが彼女にある。
小説『どれみ』でもどれみちゃんはづきちゃんあいちゃんと違いはじめは物語に出てこない。
北海道にいると知り偶然オヤジーデに出会いなんとか居場所がわかるけど時間が足りなくてその時は会えずじまい。
結果的におんぷちゃんに会えなかったことをきっかけのひとつとして再びどれみちゃんたちは“魔女見習い”として復活する。
ただし自分のために魔法は使わないという女王さまとの約束。
おんぷちゃんは“魔女見習い”として復活はどれみちゃんたちとちがいしばらく時間がかかるというのもある。
安易に魔法に頼らない生き方や考え方を見据えてるけどどれみちゃんたちと一緒にいたいという思いもある。
ミュージカルや舞台をしながらMAHO堂に通いながらやや大人に近い生き方を歩みながら彼女なりに模索している。
また芸能界という職業柄からどれみちゃんたちとはちがう情報を伝えることをしている。
おんぷちゃんがそういう意味ではひとつ“大人”。
あいちゃんも両親の離婚を経験してるからそういう意味ではつらいけど“大人”になりつつある経験をしている。

  • No.223 by 風人  2017-04-19 16:10:01 

小説『おジャ魔女どれみ』は次は四巻。
あいちゃんの陸上部というのも納得。
だけど怪我して運動できないのは思春期にとっては挫折経験のひとつ。
他人から見ればたいしたことないことでも本人にとっては大きな物事。
大人になる過程のひとつひとつの積み重ねを『おジャ魔女どれみ』は思い出させてくれる。
アニメ『おジャ魔女どれみどっか〜ん!』の「素顔のおんぷ」の回はおんぷちゃんがチャイドルとして終わりたくないと考えながらハナちゃんがよけいなことをするけど結果的に英会話教室に間に合うという。
写真集のモデルのおんぷちゃんは実はハナちゃんが変身した彼女ではじめは不満を母親に撮り直してとお願いするも写真を見たどれみちゃんたちに「自分たちといる時のおんぷちゃん」と言われ自分を見つめ直して承諾する。
小説おジャ魔女どれみもそれぞれ悩みながら少しずつ成長してゆく過程が素晴らしい。

  • No.224 by 風人  2017-04-24 11:19:13 

又吉直樹さんの『火花』のドラマは来週最終回。
物語の時代は平成なのに昭和の雰囲気。
雰囲気が漫画『じゃりん子チエ』に近い。人間模様の描き方が関西寄りな感じ。
適度にシリアスに適度に笑いにもっていきながら芸に生きる者たちの物語。
『火花』は文章自体は派手さはない。だけどすんなりしっとり入ってくる。
神谷さんの尖り方は『じゃりん子チエ』のテツに似てるかな。
徳永がチエちゃんみたいに常識ありながら突っ込むみたいな形かな。

  • No.225 by 風人  2017-04-27 14:45:37 

ここ最近はジブリ関係の小説を購入している。
はじまりは『天空の城 ラピュタ』年明けに『海がきこえる』。
次いで『となりのトトロ』。まだちゃんと読めてないですが。
購入したのは『魔女の宅急便』。
若い頃に読んでたモノがけっこうちがってくる。
歳を感じずにはいられない。

  • No.226 by 風人  2017-04-27 15:02:45 

昨日の番組『一周まわって知らない話』で女芸人、仲の悪い芸人が取り上げられてましたが又吉直樹さんの『火花』にリアルにかぶるなと印象あった。
女芸人の話は『火花』にはなかったと思いますが仲の良し悪しは『火花』でもリアルに書かれてたと思う。
主人公徳永が自分たちのスパークスがうまくいかないことやネタの打ち合わせなどでいざこざがあったり最後は解散する憂き目にあう。事務所の社長は彼らの実力は認めたくだりもありましたが。
また尊敬してる神谷さんの相方が「神谷はお前(徳永)のことが好きやねん」と語る場面。
『一周まわって……』の南海キャンディーズの山里さんとしずちゃんのお話はリアルに怖かった内容もあったけど人間ですし男女のお笑いのセンス、ニュアンスもちがうから溝ができてしまう。
嫌いという気持ちの程度にもよる。嫌いであっても相方の長所や気持ちを認める関係でありビジネスパートナーと番組でおっしゃってた。
芸人を続ける続けられない境目や道のひとつなんでしょう。

  • No.227 by 風人  2017-04-28 05:30:05 

小説『仮面ライダー電王』の白倉伸一郎氏の文章は目立った特徴はない感じだけどなにか独特。
ト書きに近いような感じもあるけどなにか違う。
『火花』の又吉直樹に近いところもないとはいえないだろうか。
井上敏樹氏や米村正二氏ともまた違う。
白倉伸一郎氏は文章に長けてるのでしょうか。
小説『電王』は主人公良太郎の一人称で語られ物語が続いてゆく。
つくりは小説『クウガ』や『ディケイド』に似てなくもないが。

  • No.228 by 風人  2017-04-28 17:38:24 

小説『仮面ライダー電王』意外に内容が深い。
たんなる勧善懲悪ものにしてないのは当然ながらイマジンが求めてたのは良太郎の姉の愛理さんのお店だったというラストの場面。
良太郎とモモタロスたちイマジンの会話の場面は漫画版『仮面ライダー』を彷彿させる。
その都度、良太郎の人格が変わるのは面白い反面実際イマジンに憑依されたらモモタロスたちとうまく付き合わないといけないだろうなと共感して笑えた。
時間がひとつの流れではないというオーナーの話。
これもまた深い内容。
時間をどうとらえるかはひとしだい。いいも悪いも同じでありまたちがうのと同じ。
他の平成ライダーの小説とは一線を画す一冊かもしれない。
『クウガ』『ディケイド』に限っては私的に別格ですが。

  • No.229 by 風人  2017-04-29 05:43:24 

『マリア様がみてる』では黄薔薇革命の前と後では由乃ちゃんの外見と中身のギャップ(笑)。
「黄薔薇革命」を読むと当時の由乃ちゃんが命がけなのは伝わる。
ただこの時点においても令さまを引っ張り回すやんちゃじゃじゃ馬ぶり。
結果的に有馬菜々を妹にする黄薔薇遺伝子の特殊さ。
江利子さまと張り合いながらもよき関係。「仮面のアクトレス」収録の年明けの令さま対有馬菜々の剣道対決でそれまでの令ちゃん好きから妹にしたい菜々へと気持ちが移り変化している。
興味が菜々へと変わることで先輩や姉としての自覚を芽生えさせてる。

  • No.230 by 風人  2017-04-29 20:35:52 

有川浩さんの『県庁おもてなし課』を読書中。
高知県が舞台だったのは気づかなかった。
ロケ地がある地元だったのに。
だけど役所が融通が利かないというのは『極北クレイマー』と似てる。
『極北クレイマー』では病院のトイレを和式から洋式に変更するまで市長の一声を待たなくてはならなかったために今中先生は苦労した。
役所に民間感覚を持つというのは彼らもまた公務員だから隔たりがある。
小説『パトレイバー』で特車二課の隊員たちがはみ出し者や愚連隊であっても彼らの本質はいちおう警官という職業。
市民からいくら文句ややっかみあっても業務を遂行しなくてはならない点は同じであり重なる。
公務員という職業のむずかしさ。

  • No.231 by 風人  2017-04-30 16:08:03 

『桜宮サーガ』シリーズもだけど『県庁おもてなし課』もひとつひとつ壁をなくしていく作業。
『桜宮サーガ』は白鳥さんや彦根先生は飛躍した発想や行動だけど現実には『県庁おもてなし課』みたいに地道に地味がふつうであり常識。
ただし役所と民間の意識のちがい。
一般的な会社にもお役所みたいにあたま堅い上司などはいますから本来拓ける発想に蓋をしてしまうのが現実。
高知県の観光事業も昔と今ではちがう。
昔は待ってたら観光に来るだろうという受け身。だけど今はどの県も攻めの姿勢。
観光に利用できる事柄を何でも発掘してゆく。
昨年度は高知県は道の駅スタンプラリー、今年から二年間は維新博。
他県のことはわからないけど『県庁おもてなし課』は主人公たちが奮闘してる姿がおもしろい。

  • No.232 by 風人  2017-05-01 04:36:27 

あとがきがやたら多いのは海堂尊先生の『桜宮サーガ』シリーズ文庫。
医者、作家、政治家などいろいろな著名な方たちが書かれ感想や意見してる。
『相棒』シリーズも同様。『相棒』シリーズは作品の魅力に触れられてることが多いでしょうか。
『マリア様がみえる』は著者である紺野緒雪先生の日常や書いてることに思うことなど。
あとがきに最後にいいことを書いてある本もある。

  • No.233 by 風人  2017-05-02 06:13:44 

『県庁おもてなし課』は途中ところどころに考えさせられる内容がある。
地元のことはもとより役所と民間の関係、人物たちの紆余曲折。
等身大の人間として有川浩さんは書かれてるのが伝わる。
地方に住む人にも様々な事情がある。年配の人たちは土地を愛してるわけたし親や先祖から受け継いだ有形無形がある。
若い人たちにしても新しいことは地方はなかなかできない。そもそも就職口がない痛手。
これが若者を都会や中央へ流出させてる。
地元にいいところがあるのは潜在的には理解してるけど物足りない。何かが足りない。
年配と若い世代の隔たりもある。
近年はお見合いなどのイベントなどで活気づいてはいる。
地域コミュニティはある。そういうところは密接、だけど浸透し伝わってるかはまた別な話。

  • No.234 by 風人  2017-05-03 04:51:12 

小説『県庁おもてなし課』よもや遊ぶところがないところを自虐ネタにはしるとは思わなかった。
だけどないもの尽くしならないことを逆に見れる遊べる空山川海と四大自然の利点になること。
実際平日でも仁淀川河口にはサーファーいるしパラグライダーで飛んでる人たちいる。
平日でも観光客らしい人やビジネスマンらしい人たちがはりまや橋を見に来る。
有川浩さん高知県を理解してる。

  • No.235 by 風人  2017-05-03 07:00:12 

本とは話題がズレますが今年はちょっと落語に興味あったりする。
去年に放送された『落語 THE movie』の流れ、現在もこの番組は教育テレビEテレに移り一部江戸文化や落語についての知識を付加させながら再放送。
おなじくEテレの『落語寄席』この番組も子どもむけながら息が長い。
いくつかはこの番組から落語のネタ(題)に興味持ったりもした。
両方ともテレビというメディアだから落語に映像を付加させてる。
『movie』の方は俳優さんたちが演じて噺家さんの声が入る吹き替えに近い形、『寄席』の方はアニメーションに噺家さんの声が入る。
落語も物語というのがあるのを知ると面白い。
『寄席』の方は五分という短いなかによくまとめられるといつも思う。

  • No.236 by 風人  2017-05-03 13:53:46 

落語。
落語といっても『落語 THE movie』と『落語寄席』程度だけど小説の物語に似てなくもない。
物語に高低差ののぼりくだりがある。
そこに人物の感情や気持ちだったりいさかいがあったり物語だと人物たちのとりあえずの終着点、落語だとこれでおしまいですよというオチ。
『相棒』シリーズでは杉下右京が落語好きで鑑識の米沢さんと親交ある同好の士。
落語から物語にみえる共通点、どちらも物語という点は酷似してる。

  • No.237 by 風人  2017-05-03 14:56:01 

『県庁おもてなし課』を読むと地元を見直すきっかけになる。
世の中が知らないことだらけで出来ている。だけど目にするものをあたりまえにしすぎてはいけない。
常に新鮮な気持ち。
『お遍路ガールズ』もでしたが歩みを進めることの大切さ。
むずかしさ。
むずかしい。

  • No.238 by 風人  2017-05-05 05:52:33 

もう少し若い時期にいい本や作品に出逢ってたらちがったでしょう。
若い時は若い時に興味しかないモノにしか向かない。
気持ちや感性はコントロールしづらい。
本が伝える文化。
『県庁おもてなし課』のあとがきにありましたが勉強することを意識させないで学ぶことができるのが小説。
意識しないで読んだことが疑似体験や知識になるのが本の長所。

  • No.239 by 風人  2017-05-05 08:38:46 

普通の小説はたいがい模範的な日本語や表現で書かれていることに気づく。
もちろん編集者や出版社などが添削などもされているでしょう。
気づかないもの。
素直にいえば普通の日本語が身についていない浸透していないのもある。
たまにテレビなどで間違えた日本語や表現の使い方が取り上げられるけど小説を読みなれるとああ自分はけっこう間違えてるなと本に言われてるみたい(笑)。
物語を通して学べるのは本の長所、読むという行為をしなくてはならないが。

  • No.240 by 風人  2017-05-05 10:31:55 

カルーセル麻紀さんの『私は女』を読むといろいろな交友関係。
なかにはすでに故人になられたタレントさんが本の中に生きている感じ。
勝新太郎さんや美空ひばりさんなど昭和時代の名優たち。
芸能人も素はふつうの人であるということ。
だけどタレントであるがために本音やストレスなどが見せられるのはもしかしたらごくわずかかもしれない一面。
カルーセル麻紀さん自身の半生も凄い。
性転換にして男から女になる。だけど当時の性転換手術の未熟さかあるいは副作用か。
熱をもってしまう。
このくだりは読んでてこわいものを感じた。
だけどテレビ番組や芸能界がおおらかな時代でもあった息吹きは著書を通して感じる。規制もおおらかでおおざっぱな時代だったんでしょう。
いちおうカルーセル麻紀さんポロリはしたらしくスタッフを大いに慌てさせたらしい(苦笑)。

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