匿名 2016-03-30 13:36:50 |
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……………。
(散歩なんて、いつ振りかと真田に言われて思う。少しして、「………ん」とごく小さな声で返事をして、うなづいて。 身体の動かし方も忘れてしまったようで、ぎこちない動作でベッドの端まで行きゆっくり立って。)
大丈夫か?
(相手のぎこちない動作に心配しながら上記のように問いかけて。ゆっくりと立ち上がる相手に「歩けるか?」と手を差し伸べながら言えば「今日は天気もいいし、散歩日和だな」と言えば窓の方を見て、空は雲ひとつなくて
(差し伸べられた手をじっと見て、緩い動作でその手を握る。手を握っているおかげか少しふらつくものの大丈夫そうで。窓の外を見れば眩しい外、「行く」という意思表示も兼ねて手を少し引いて)
ん
(こちらの手をゆっくりとした動作で手を握ってくると、軽く引っ張る相手と一緒に玄関に向かい、外に出て。しばらくぶりの外だろうと思いながら常に相手に気を配って歩き始めて
(外に出ると日の眩しさに目を細めて。手は握ったまま、少し遅いくらいのペースで真田の少し後ろを歩いて。「……あ、」と目に入ったのはトトロのような変な猫のぬいぐるみ。UFOキャッチャーの中のそれを少し足を止めて眺めていて)
ん?
(しばらく歩いていると相手が足を止めて何を見ているのかと思いきやそれはUFOキャッチャーの中の猫のぬいぐるみで。「欲しいのか?」と問いかけて
……ん、ううん…だ、大丈夫…です
(それを聞かれると、少し怯えたように首を振って。こういう時には声を出して否定しないと殴られたりしていたためで、本心は欲しいとは思っていて)
そうか…
(こちらが問いかけるが怯えたように首を振ると、まだ怖がっているんだなと思いながら上記のように呟き。するとUFOキャッチャーの方へと足が向けばチャリンと百円をマシンに入れてゲームを始めて
あ………
(ゲームを始めた真田について横へ、申し訳なくなり。 実際にこう近くで見た事がなく、操作をする真田と箱の中とを交互に見て。 目に付きやすい場所のUFOキャッチャーはなかなか取れないようにできているのでアームは殆どぬいぐるみを掴んでくれず、少し肩を落として)
あー、くそっ
(UFOキャッチャーを始めたはいいがアームはなかなかぬいぐるみを掴んではくれなくて。しかし、少しずつ穴の方に近づいてきて、するとアームはやっとぬいぐるみを掴んでぬいぐるみは穴の中へと落ちていき
あ……!
(少しづつ穴に近づいていくのを、ハラハラしながら見守って。もう何度目かわからないほどの動作でついに落ちたぬいぐるみ、小さな声が出て真田の手を握り。)
…あり……がと…………
どういたしまして
(落ちた景品を取ろうとしゃがみこんで足元にある取り出し口からぬいぐるみを取り出すと相手の握る手に力が込められているのに気付き、相手から初めて聞いた言葉に上記のように言えば「はい」とぬいぐるみを渡して
……う
(プレゼントなんてもう何年も貰ったことがなく、嬉しくなって一筋涙が溢れて。もらったぬいぐるみを抱きしめるともう一度小さな声で「ありがとう……ございます」と感謝して。)
泣くほどかよ
(相手が一筋の涙をこぼせば、苦笑しながら上記のように述べて。その涙を人差し指で拭ってやり「ほら、笑って」と相手の顔を覗き込みながら言って
(参加希望ありがとうございます。ですが、既に新しいトピを立ててしまいました。なので、今回はご遠慮いただけないでしょうか?本当に申し訳ございません。)
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