主* 2016-03-26 00:30:34 |
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本当?…無理はしないでね。
( お湯から出した湯気が立つ熱々の薩摩芋を手に指示の下、無心で皮を剥いている様子に心配げに見つめ。それなりに量が多いので自身も熱い薩摩芋を気合で何とか皮を剥いては同じところに置いていき )
死ななきゃ安い。…お前こそ火傷には気を付けろよ?
( そう珍しく冗談交じりに言いつつも相手の心配をしては薩摩芋の皮を丁寧に向いていき。其れから自身の手持ちの全てを剥き終えると、潰す為に木べらとボールを持ち出しては薩摩芋を入れていきながら )
燭台切、次はこれを潰す作業で合っているか?
そういう問題じゃないけど。…うん、大丈夫。
( 珍しく冗談混じりに言う相手に対して苦笑を零しては、逆にこちらの心配もされたのでこくりと頷き。何とか熱いながらも薩摩芋の皮を全て抜き終えると、丁度良いタイミングとボールを持って来てくれた為にその中へと入れつつそう受け答え )
その通りだよ。出来るだけ細かく潰して。
そうか。…よし、丁寧に潰すとしよう。
( 相手の薩摩芋もボールで受け取れば、木べらを上手く使ってぐにぐにと一つ一つを潰していき。固形物の形が無くなるまで潰し終えれば、自分としては何処か満足気な顔でボールごと相手に見せていき )
さて、終わったが…燭台切、これで良いか?
うんうん、バッチリだよ。…そろそろ冷蔵庫から生地を出す時間だ、長谷部くん取って来てくれるかな?
( チェックするようにボールの中を覗き見れば言った通りに、丁寧に固形物の形が無くなるまで潰しているので幾度か頷いて笑み。ふと、あれから一時間は経過していると料理をする者は大体感覚で判るもので、その間に潰した薩摩芋に砂糖とバターを加えてヘラを使って混ぜていき )
さっきの生地か、分かった。
( 潰した薩摩芋が入ったボールを相手に手渡せば、言葉通り自身は冷蔵庫から先程の生地を取り出していき。うどんの生地と似ているなと思いながらもそれを持っては相手に )
そう言えば、これは型抜きのクッキーにするのか?
( 手渡されたボールを持ちつつ潰した薩摩芋に纏まりが付くまでヘラで混ぜながら声を掛けられれば、そう言えば相手の言葉で思い出したが予め何も伝えておらず。折角なら型抜きクッキーを作ろうと思っていたので、星やハートに様々な型抜きを広げては )
うん、そのつもりさ。見た目が可愛いからきっと短刀の子達が喜ぶし。
確かに、短刀達は喜びそうだな。
( 取り出された型抜きを見てはクマのぬいぐるみの形をした其れを手に取り、特に乱藤四郎あたりが喜びそうだと思っていて型抜きを置き直すと麺棒を手に持ち生地を伸ばしていき。そうして、型抜きをする作業に取り掛かろうとしては )
…こんな所か。燭台切、型抜きを手伝ってくれ。
オーケー。…何れにしようかなぁ。
( ボールの上に軽くラップを掛けて型抜きの種類は沢山あり、作業に取り掛かる前に何れを選ぶか悩みながら最初は定番のハートの形をした其れを手に取れば早速伸ばしてくれた生地へと型を押し込んでいき )
…ハート型か、伊達男らしいな。
( 型抜きクッキーにおいては定番中の定番なのだが、相手が使うとよりそれっぽい気がしてそんな事を言っていき。自身は星型や飛行機の型抜きを手に取っては、次々と生地から型を取っていって )
あはは、そうかな。
( 生地から型を切り取った綺麗な形のハートをクッキングシートに置きつつ、ははっと笑いながら何個か同じ型を作っていき。こうして、彼と一緒にお菓子作りをするのが嬉しくて頬を緩ませ、次はウサギの型抜きを取って生地から型を軽く押し込みつつ )
僕ね、長谷部くんと一緒にお菓子作りが出来て楽しいよ。普段はこう言う機会って滅多に無いからさ。
ふっ、そうだな。あまり菓子作りなんてした事が無かったから新鮮だ。…お前とやっているからか意外と楽しいな。
( 次々と型抜きをした生地をクッキングシートに置きつつ、頰を緩める相手を何処か微笑ましく見ては微かに目元を和らげていき。大して興味の無かった事でも好いている相手と行えば楽しく感じるなと、その気持ちを伝えては全ての型を抜き終わったので片付けていき )
ふふ、良かった。楽しいと思ってくれていて僕も嬉しいよ。
( 何処かで楽しいのかなと内心は不安で一杯だったものの、意外と相手から好評な為にホッと安堵の表情を見せ。特別な関係になってからと言うもの、最近では素直な気持ちを伝えてくる彼に嬉しさ感じながらも上記を述べては型抜き作業を終えたのでクッキーを焼きに行って )
そうか、お前も嬉しいのか。
( 自身だけでは無く相手からもそう聞けば単純な事に嬉しくなってしまい、込み上げてくる感情を抑えつつも微かに笑みクッキーが焼かれる作業を後ろから見ていき。それからもう一つの菓子の方へと目をやれば )
さて、スイートポテト作りを再開するか?
( オーブンで180度で約13分に設定をすれば後は焼き上がるのを待つのみ、残りの限られた時間で最終段階のスイートポテトを完成させようと元の位置に戻れば、ラップを剥がし )
そうだね、クッキーを焼いている間に仕上げまで一気に取り掛かろう。形は楕円形に整えてね。
分かった、楕円形だな。
( 相手の言葉に頷くとスイートポテトの種を言葉通りに楕円形へと整えていき、黙々と作業を進めていけばそう時間も経たない内に終わり )
こちらは終わったが燭台切の方はどうだ?
( 自身も器用にスイートポテトの種を楕円形へと整えれば、アルミに置き黙々と作業に集中して繰り返すと相手の後に終わり。まだクッキーは焼き上がらないので仕上げに卵黄を塗る為に、卵と容器に端を用意しては卵白だけ捨てて )
僕も今終わった所だよ。さて、最後の仕上げに卵黄を塗ったら後は焼くだけだ。
卵黄か、混ぜて塗れば良いんだな。
( 相手が用意をした道具を見てはハケが無いなと思い其れを二本取ってきて、それから卵黄のみが入った容器に視線を移すと箸を取って軽く混ぜ、ハケに浸すと自身は右側から塗っていき )
俺はこちら側から塗る。そちらはお前に任せた。
オーケー、任せてくれ。
( ふと、必要な物の用意を忘れた事に気付くも既に相手が取って来ており、内心で感謝しつつ卵黄のみが入った容器へとハケを浸せば左側から塗っていって )
…よし、右側は終わったぞ。
( ハケを使って卵黄のみを右側のスイートポテトの種に塗り終えれば、そう声を掛けて使い終わったハケを洗面台の方に置いていき。そして、相手が終わるのを待ち )
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