主* 2016-03-26 00:30:34 |
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ふふ、そんなに褒めても何も出ないよ?
( 美味しいと言う相手に褒められて余程嬉しいのか、にこっと笑みを零すと冗談を口にし。早速自身も食べようと食べやすい大きさに切り分けた羊羹を口に運んでは、口の中に広がる甘さに美味く出来たと内心で自画自賛していて )
(/ はい、ありがとうございます!まだ本調子じゃないですが、身体を暖かくして過ごしますね。)
既に美味い栗羊羹が出ている。それ以上は求めない。
( 相手の冗談にこちらも軽口を返すと口元を緩ませては笑み、その後は黙々と食べ進め栗羊羹を綺麗に完食をすればお茶を飲んで一息つき。ふと、改めて歓迎会の様子が目に映ると思った事を口に出して )
…秋は物寂しくなる季節だと言うが、この本丸にはまた新しい一振りが来て賑やかになるな。
(/ そうですね、冷えると悪化してしまうので温かくして御自身の御身体を労ってあげて下さい。陰ながら早期のご回復を祈っております )
はは、そっか。君ならそう言うと思ったよ。
( 相手の言葉に思った通りと言わんばかりの発言をすればくすりと笑い、こちらも黙々と食べ進め栗羊羹を彼の後に続くかの様に完食をし。温かいお茶を飲んでホッと一息つけば横目で彼を見た後、賑やかな歓迎会に目を細めて )
そうだね。…長谷部くんは、賑やかなのは嫌いかい?
(/ 分かりました、ご助言ありがとうございます!ではでは、これにて背後は失礼致しますね。)
お前の側にいて、俺が賑やかなのが嫌いだと思うか?
( 己が零した言葉に対して返って来た相手の言葉を聞くと少し目を瞬かせたが直ぐさま緩く柔い微笑を浮かべては、彼の影響を受けている事を暗に伝えつつも逆に問い掛けていき )
(/ はい、こちらの背後も失礼致しますね )
…ううん、思わない。ごめんね、変な事聞いちゃって。
( 歓迎会の様子を眺めながら逆に問われたので、これまでの事を思い返せば自ずと答えが出て来て緩く首を横に振り。そうして、楽しい歓迎会の時間も閉会を迎えるとその事を察した主くんが席に戻ろうとしたのでお盆に皿等を重ね合わせていき )
いや、気にするな。
( 如何やら意図が伝わった様で、己は微かに満足気に笑みを零すと視界の端に主が此方へと戻ろうとしていたのが見え、そろそろ終わりかと考えては食器を片すのを手伝っていき。それをしつつも、戻って来た主の歓迎会の締めの挨拶を聞いていっては再び食器を重ねていき )
( 戻って来た主くんが視界に入ると自身も動かしていた手を止め、歓迎会の締めの挨拶を聞けば再度食器を片していき。一旦炊事場へと運ぼうと立ち上がり、膳を下げるので両手で確りと持ちつつも流石に全部を片すとなると人手が欲しいゆえ彼にも手伝って貰うよう頼んでみて )
…あの、長谷部くん。今大丈夫かな?出来れば、一緒にこれを炊事場に運んで貰えると助かるんだけど。
嗚呼、良いぞ。これを炊事場に運ぶんだな。
( 相手からの協力要請に断る気など元から無く頷いては、同じく食器を持って炊事場に運ぼうとしていき )
うん、じゃあお願いね。
( 己の頼みを聞き入れてくれた相手に感謝しつつも、一緒に炊事場に運ぶのでその方向へと向かい。戸を開けて中に入ると先ずは流し台に食器を置いて、洗い物の準備をすれば早速洗い始めていき )
( 同じく流し台に食器を置いてはこのまま居間に戻っても遣る事が無い為、側に掛けてあったタオルを手に取って相手に近付き尋ねてみて )
燭台切、食器を拭くのも手伝えるが如何する?
( 黙々とスポンジで食器を隅まで丁寧に洗って流せば横の作業台に置いての繰り返しをしており、隣にいる相手に尋ねられれば顔を見て )
本当かい?それは助かるよ。ここに洗い終えた食器を置いてるから頼むね。
分かった、任せてくれ。
( 次々と重ねられていく濡れた食器を見ては、一枚一枚手に取ってタオルで丁寧に拭いていき。それを何度か繰り返していって )
よし、終わったね。長谷部くんお疲れ様。
( 最後の一枚の皿も洗い終え、確りと手を綺麗に洗うと台所の手拭きタオルで拭いていき。ちょうど相手も作業を終えた様子だったので労いの言葉を掛けるとピカピカになった皿を持ち上げ、食器棚に並べていって )
嗚呼、お前もお疲れ様だ。
( 相手が終わったタイミングから少し遅れてこちらも食器を拭き終えれば、労いの言葉を掛けていき。棚へと食器を並べている相手に自身も手伝って並べ終えると横の相手を見て )
さて、今日はゆっくり休むと良い。色々とあったからな。
うん、そうするよ。今日は何だか疲れてすごく眠たいや。
( 出陣先から帰城した後はバタバタと歓迎会の準備やらで、疲労が溜まり少々眠たげな隻眼で彼を見ればこくりと頷いて )
そうだな、疲労も溜まるだろう。
( 立て続けに色々な事が続いた為に疲れるのは百も承知で、眠そうにしている相手を視界に入れればふっと笑みを零して一度その頭を撫で、ゆっくり手を離した後下記を述べると自身は部屋へと戻ろうとして )
では、俺も失礼する。
おやすみ、長谷部くん。
( 頭上に感じる手の感触に撫でられるのが好きなので嬉しそうな笑みを零しては、徐々に離れていくと名残惜しく少し不満はあるものの睡魔は限界で手を振りつつ就寝の挨拶を伝え。彼を見送った後、炊事場の電気を消して自身も部屋へと戻って行き )
( あれから数日後の、秋の気配も深まった頃。紅葉の絨毯が敷かれた秋模様の中庭を見ては、そろそろ落ち葉焚きが出来る頃合いかと考えながら本日もやや忙しなく縁側を歩いていて )
(/ 今晩は。事前に決めていたハロウィンですが、過ぎてしまっている為に如何致しますか?)
( 本日は非番と言う事もあり、審神者の書斎から借りていたレシピ本をパラパラと捲りながらお八つで悩んでいて。そう言えば、先程粟田口の短刀くん達が何か飾り付けがどうとか言っていた事を思い出すと小首を傾げて呟けば、直接聞きに行こうと部屋から出て )
あれ、今日って何かあった…?うーん、考えても分からないし聞きに行こうか。
(/ そうですね、事前に決めていましたし個人的にもハロウィンはやりたいので過ぎちゃいましたがやりましょう! )
( 縁側を歩いていると直ぐ横を慌ただしく短刀達が駆けて行き、何やら手には布やら南瓜やらを大事そうに持っていて。ふと、今日はハロウィンかと前主の影響か外来の事には興味があった為に直ぐに思い当たり。なら、後でお菓子を用意せねばなと思いながらも足を動かしていれば、前方に光忠が見えたので声を掛けていき )
――燭台切、何をしているんだ?
(/ 了解しました。ではではハロウィンをやりましょう。 )
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