【刀剣乱腐】スキキライ【燭へし/bI】

( 己がチョイスした卓上用の江戸風鈴を相手に褒められては、へへっと嬉し気に照れつつ指先で頬を掻き。こちらもその涼しげな音色を聞きながら、彼を見つめ返して )
最初は定番の風鈴にするべきか迷ったんだけど、こっちの方がお洒落で綺麗だしその上置場所に困らないかと思って選んだんだよ。うん、そうしてね。

(/ サブキャラの件、有難う御座います。では出陣の際に誰かしら出させて頂きますね。それはすごく有り難いです、あなた様さえ良ければお願いしても大丈夫でしょうか…。
了解しました。ふむふむ、そちらの流れも自然で良いですね。後は遠征部隊の編成などご希望はありますか？ )

嗚呼、大切にする。
( 相手の言葉を聞きつつ手中の江戸風鈴を愛おしげに眺めた後、壊さない様にそっと箱に仕舞い直していき。それから一息置いては、彼に声を掛けて今度は自身の持っていた紙袋を差し出していき )
…それと、実は俺からもお前に渡したい物があってな。初デートとやらの祝い品だ、受け取ってくれ。

(/ 了解です、お願いしますね。はい、大丈夫ですよ。ちなみにですが、おだてでもどの刀を動かして欲しいとかはありますか？
そうですねー、やはり紅葉狩りに対して好意的な刀が良いですね。風情を理解してくれるなど、…例えとしては歌仙ですかね )

！、…ありがとう。すごく嬉しいよ。
( 江戸風鈴を仕舞い直したのを確認するとそろそろ家の中に入ろうかと思った矢先、突然声を掛けられ目の前に紙袋を差し出してきてこちらも逆に彼から贈り物をされるとは思っておらず、少し驚くものの言葉通り嬉しそうな笑みを浮かべて受け取れば )
長谷部くん、開けて見ても良いかい？

(/ そうですね、こちらは鶴丸と薬研なら動かせる事が出来るのですが伽羅ちゃんと宗三さんはあまり自信が無いのでこの二振りをお願いしたいです。あっ、でも無理の無い範囲で構いません。
成る程、…燭台切と長谷部は遠征部隊の編成に入れますか？もし、入れるなら燭台切/長谷部/歌仙/鶴丸で、残りの刀は三日月/鶯丸/一期一振の中から個人的に紅葉狩りに好意的なんじゃないかなと思うのですが…。)

( 相手のその笑みを見て、こちらは満足気な笑みを浮かべては柄では無かったものの贈り物を選んでいて良かったと思い。それから、中身を見る許可を尋ねて来る彼にこくりと頷いて )
勿論だ、開けて見てくれ。

(/ 了解です、大倶利伽羅と宗三ですね。似非な部分も何かとあると思いますがやらせて頂きます。いえいえ、大丈夫ですよ。お任せ下さい。
二人とも入れた方が良いかなーと思いますが、そちら様は如何でしょうか？三日月/鶯丸/一期一振は確かに紅葉狩りに好意的に思えますね、どれも大体出来るのでそちら様のお好きな刀で良いですよ。)

( 相手から開封の許可を貰えば、さっそく紙袋から箱を取り出すと中身を見ていき。中に入っていた物は季節の花＿菊の花が彫り込まれた黒のボールペンだったので眺めつつ、筆記具は日常生活で良く使う事があるため有り難く思い )
あっ、黒のボールペンだ。それに菊の花が彫り込まれているね。ふふ、大切に使わせて貰うね！

(/ 有り難う御座います！いえいえ、こちらこそ似非な部分が目立つかと思われますのでお気になさらずに。
私も二人とも入れたいなぁと思っていたので入れましょうか。それではお言葉に甘えて三日月と一期一振が良いですねー )

菊は伊達の家紋の一つだったからな。だからその柄にした。気に入ってくれたのなら何よりだ。
( 大切に使うと言う相手に心なしか表情を和らげつつ、黒色のペンは比較的他に比べて多く使う上に、菊は相手が居た伊達の十六葉菊を連想させるのでその柄を選んだ理由を伝えていき )

(/ いえいえ、こちらこそ。
了解しました。三日月と一期一振ですね。両方出来ますので、必要とあらばお気軽にお声掛け下さいね。)

( 菊の柄を選んだ理由を聞けば、益々大切にしないとと言う気持ちが一層強まり目尻を下げてそう思い。じっくりと黒色のペンを眺めた後、大事に箱の中へと仕舞えば空が茜色に染まり始めたので、相手を見つめて下記を伝えていき )
…そっか。うん、気に入ったよ！－－…っと、それそろ家の中へと入ろうか。いつまでもここに居ると怪しまれるしさ。

(/ 了解です、その時はお声掛けさせて頂きますね。
今後の展開は大分固まったので、最後に出陣、遠征共に部隊長は誰に致しましょう？ )

そうだな、…名残惜しいが仕方無い。
( 同じく茜色の空を見ては、ずっと玄関口に居ては怪しい上に通行の邪魔になってしまうと思うと、本丸の中へと入って行こうとしていき )

(/ はい、お願いしますね。
部隊長は個人的には誰でも大丈夫ですよ。メイン二人のどちらかでも、全くの第三者でも誰でも平気です )

( 自身も玄関口から本丸の中へと入って行けば、革靴をぬいで靴箱に直していき。屋敷内の廊下を進みながら自室に向かえば、部屋の近くに辿り着いた為に相手の方に向き直ると )
長谷部くん、僕は一旦部屋に戻るね。じゃあ、また後でね。

(/ では出陣の隊長→長谷部、遠征の隊長→歌仙にしますね。)

( 靴を脱ぎいつもの定位置に置けば、廊下へと上がって行って。ある程度歩いて行くと相手の部屋が先に見えて来て下記を述べた後、近くで短刀の声が聞こえたので呼び名に関しては変えてそれを少し寂しげに思いつつも、自身も自室に向かって行き )
嗚呼、分かった。俺も一度自室に戻る。光た…燭台切、また後で。

(/ はい、分かりました。他に相談すべき事はありますでしょうか？)

( 翌日の朝。自室にて身支度を整えつつ昨夜主くんからの出陣命令が下って久々に刀を振るう事が出来るのと、何よりもこの日を待ち望んでいたので腰に本体を帯刀すれば…よしと気合を入れていって。そうして、同室の彼らと共に集合場所である玄関前へと向かって行けばそこには既に薬研くんの姿があり「おはよう、薬研くん。今日は良い天気だね」と挨拶しつつひらりと手を振っては『嗚呼、おはようさん旦那方。絶好の戦日和ってやつだな』とこちらに気付いた様で手を振り返してきて )

(/ そうですね、今は特に無いかと。ただ、サブキャラを提供するに当たってやはり区切った方が見やすいでしょうか？今はロル内に登場させましたがあなた様の意見をお聞かせ下さい )

( 早朝、昨日に白金台攻略の部隊長を主から任されれば快く引き受けて、金の盾兵を二つ装備すると刀の本身を持っては自室を出て行き。集合場所である玄関前へと向かっていれば、前の方には宗三左文字が見えたので少し歩く速度を上げてその後ろから「宗三、今日は宜しく頼むぞ」と話し掛けるといつもの様に“…あなたに言われずとも遣りますよ”と返って来て、相変わらず可愛気が無いと感じながらも慣れ切っているので「本当だな？なら怠慢はするなよ」と言っては集合場所に到着し。既にそこに居た刀達を見て )
よし、皆揃っているな。本日の出陣部隊の隊長を務めるへし切長谷部だ。宜しく頼む。

(/ 個人的にはロル内に登場させた方がやりやすいですね、分けてしまうと文章量が多くなって大変ですので… )

( 隊長と宗三くんが来るまで他愛のない話をしていれば、おもむろに玄関が開いたのでそちらへと身体ごと向けて鶴さんが“嗚呼、此方こそ宜しく頼むぜ”とニッと笑みを見せつつ続いて右隣に居る薬研くんも同じ様に口を開き。ふと、第一部隊の隊員を一人ずつ見ていけば其々専用の刀装を装備し、いつでも出陣が出来るので長谷部くんを見据えて「うん、宜しくね。長谷部くん、準備が整っているから号令をお願いするよ」と皆へと出陣前の号令を頼んでいき )

(/ ですよね、分かりました。ここまで長々とお付き合い頂き有り難う御座いました。またお月見とハロウィンイベントをやる前にご相談させて頂きます。では背後はこの辺りで失礼しますね )

嗚呼、分かった。―これから出陣するのは白金台だ。他とは違い雨が降っているため視界も足場も悪い。常に注意は怠るな、慢心は死と思え。
( 号令を促されればこくりと頷いて。号令は士気を上げる為にも大事な事なので、明瞭な声でそうハッキリと伝えると白金台へと繋がる門を開いていき。それから後ろを一瞥した後、下記を述べれば先に潜って行って )
―それでは、行くぞ。

(/ いえいえ、こちらこそご丁寧にありがとうございました。はい、分かりました。自分も失礼します )

( その場に居る全員は真剣な面持ちで号令を聞いていけば静かにこくりと頷いて、長谷部くんに続く様に白金台へと繋がる門を潜って行き。無事に目的地へ到着すると眼前に広がる光景は言われた通り、雨が降っているせいで視界は薄暗く足場も悪い為に慎重に行動しようと心中でそう呟くと“今回はボスマスに辿り着けると良いなあ。それで願わくば貞坊を連れて帰りたいところだが…”と鶴さんが皆に向けて話し掛けていき )

( 顔に打ち付ける小雨を払いつつも、周囲を見渡して敵がいない事を確認すると手中の賽子を一度見ていき。不意に、鶴丸がこの時代で顕現するとされている太鼓鐘貞宗の事を口に出せば、珍しく“…嗚呼。そうだな”と大倶利伽羅が同意をしていて。確か長く共に伊達家に居たんだったなと思っては、下記を告げるとさっそく賽子を振っていき )
そればかりは、戌の目が出る事を願うばかりだな。

( 彼とは愛称で呼び合う程の仲ゆえ絶対に見つけて皆で本丸に帰ろうと、心中で思ってはこればかりは長谷部くんの出目を信じていって。周囲に敵の気配がしないもののもしもの事も考えて警戒しつつ、長谷部くんの傍に近寄った薬研くんが“…旦那、戌の目は出たか？”と賽子を一瞥していき )

嗚呼、戌の目が出た。幸先が良いな。
( 手中の賽子を薬研に見せては、ボスマスに最短で行けるルートだった為にやや満足気に口の端を上げていき。“…長谷部にしては運が良いですね。京都の市中の時が嘘の様です”と、賽の目に振り回された時の事を茶化す宗三を一度睨んでは「全く…お前の口は皮肉しか言わないのか？あの時はお前だって散々賽の目に＿」と言うとした所で、大倶利伽羅が“…先に行くぞ。あんた達の口論に付き合っている暇は無い”と、いつに無く急ごうとする相手に少し驚きつつも、太鼓鐘貞宗が絡んでいるからかと存外分かりやすい奴だと思いながらも単独行動は危険ゆえ止めようとした瞬間、戌の目の方向に進んだと同時に何振りかの敵が出現し直ぐさま刀を抜刀して )
―っ！？敵か…！全員戦闘態勢に入れ！陣形は横隊陣で行くぞ！

( 如何やら賽の目は戌が出た様でこれなら態々遠回りする事なく最短ルートでボスマスに行けるため同じく喜んでいるのも束の間、些細な事で口論を始めた二人を交互に見つつ“まあまあ、落ち着けよ旦那方。今は任務に集中しようぜ”と薬研くんが宥めていき。と、ほぼ同時に先を急ごうと伽羅ちゃんがしているので“おいおい、伽羅坊。一人で行くのは危険だぜ”と、鶴さんも単独行動を止めようとした刹那、突如複数の敵が出現して長谷部くんの掛け声で全員刀を抜刀して横一列の陣形になって戦闘態勢に入るが、敵槍の機動が自身よりも素早いせいで上手く一撃を避けきれず服越しに脇の下を抉られる感覚に眉を顰めていき )
―これなら…想定内だ。

ッ、圧し切る！
( 斬られた燭台切が一瞬視界に映り動揺し掛けたが、敵は眼前にいるため駆け寄りはせず。それに彼の力量は知っている上に、あの敵に折られるほど弱くは無いと信頼もしているので、そのまま自身は目の前の敵に集中して斬り伏せていき。それぞれ上手く立ち回っている宗三や大倶利伽羅などに視線配りつつも、ぬかるんだ道に足を取られないよう刀を振るっていき )