依存症の治し方。【非募】

それは良かった。…そうだなぁ…口下手な子、かな。最初は全く口も聞いてくれなかったから大変だったよ
まあ、今はこうして不器用なりに話してくれるようになったから、もう暫くすれば退院できるかもね
(あえて大事だとか好きだとかの言葉は使わないように答える。それでも、随分手を焼いているのは分かるはず。「嫌な時にこわーい絵を描いてるのかと思えばそうでもないんだよね。…みいはどうだった？」と目線を合わせて逆にきき返す。)

嫌いにはなれない感じの子だった…
( 相手の雅に対する気持ちを聞けば若干ﾑｽｯとし相手を見れば「雅ちゃんの絵は､素直な気持ちが書かれてる気がするし…､せんせは雅ちゃん大切みたいだから、今日は雅ちゃんのとこ行ってもらって大丈夫です｡」と嫉妬全開しすぎてわけのわからないことを言い出し)

んー、なら大丈夫かな？
(悪くない評価のみいに満足そうに笑い。みいの嫉妬に「……でも今日は部屋の改造をするんでしょ？私がいなくて大丈夫かな？」と苦笑しつつ聞き返して。「誰が一番大切、なんて物はないから気にしなくていいよ」と頭を撫で)

でも…
( 上記を言えば途中で俯き「…一緒に、いてください…」と弱々しく呟き頭を撫でてくれた相手を見つめその手を掴めば離そうとせず)

うん、大丈夫大丈夫。一緒にいるから。
(少しだけ軽い口調で、そして笑顔を欠かさずその手を握り返す。そして、ぐっと顔を近づけてーー
「約束だ。」
額同士をくっつける。キスするような顔の近さ、それもすぐ離し「さぁ、今日は思いっきり改造しようじゃないか」と相手を誘って)

___っ｡
( ｷｽされそうになるぐらい近づいた相手に驚き目を見開くがすぐに離れたので若干寂しそうに見つめ｡改造しようと提案されれば「んー、どんな感じにしようかな…」と考えながらも少しずつ改造していき、ある程度できる頃には真っ暗になっており｡)

…もうこんな時間か。

夕食にしよう。ああ、説明していなかったね。夕食は「一応」1人で食べてもらう事になってるんだ…
まあ、私は咎めないから実際誰と食べてもいいのだけどね。
(腕時計を確認すればもう6時過ぎ。随分変わった部屋内を見渡して「うん、誰か招待してもいいんじゃない？夕食はそれぞれの部屋に配られるから、看護師さんが帰るまで出ちゃダメだからね」と部屋を後にしようとして。)
(/止めても止めなくても。止めなければしばらくして配膳の方が来る感じですね)

あ、待ってせんせ__!!!
( 相手を呼び止めれば「誰か招待してもいいって…せんせもはいってる？」首を傾げ相手を見つめれば微笑
)

ん？ああ、そうだな…ううん
(そうだ、と言う割にはあまり乗り気ではなさそうで。少し考えてから「ごめん、私は無理だ……明日の昼食ならいいんだが」とため息をついてさらに答え。)

あ、そ、ですか…
( 一生懸命笑顔を作れば「ん､わかりました…」とﾍﾞｯﾄﾞに座り毛布に入り込み「寝ます｡もう1人で大丈夫です」と背を向けながら伝え)

……すまない

…朝食は8時だ、カウンセリングルームに着てほしい。
遅れても大丈夫だからね
(ぽんぽん、と背を向けてしまったみいの頭を撫で。少ししてから部屋を後にした。

翌朝、控えめなアラームが7時過ぎに鳴る。熟睡していれば通常起きないぐらいのもの。 9時まで起きてこなければ、呼びに歩が扉をノックする。)

っ__
( ﾄﾞｱをﾉｯｸする音にﾋﾟｸﾝと反応すればﾑｸと起き上がり目を擦り眠たそうに欠伸をすれば小さな声で「はい…？」と声を出し)

私だ。入るよ。
(返事が聞こえると名乗り、そっと扉を開けて。「やあ、みい君。おはよう」と手を挙げて挨拶して。「実は、今はもう9時なんだ。…次から慣れてくれればいいんだが」と苦笑いしながら腕時計を確認して)

ごめんなさい｡
( 素直に謝れば眠そうに再び目を擦り「わざわざ、ありがとうございます｡すみませんでした…」と再び謝りﾍﾞｯﾄﾞに腰掛け着替えだし)

ああいや、責めてるわけじゃないんだ。君も慣れない事が多くて疲れただろうしね。
(謝られてしまうと逆に困ってしまう。ぼんやりと着替えを眺めながら、「さ、食べに行こうか」)

食べに行こうか…？
( 着替え終わり相手の言葉を不思議そうに復唱すれば「せんせ､ご飯食べてないの…？」と問いかけ)

まあ、うん。他の子はみんな先に食べちゃったけどね。

(あはは、となんでもないように笑って答える。自分にとっては本当になんでもない事。「さ、早く食べに行こう。お腹がぺこぺこだよ」と扉に向かって)

あのっ､あたし…朝ごはんそんなに食べれないんですけど…
( 相手を見つめれば眉を下げ申し訳なさそうに伝え｡ ﾍﾞｯﾄﾞから離れず俯けば「なので､今度からは待たなくて大丈夫です｡ 」と呟き)

ううーん……いや、待つよ。少しでも朝ごはんは食べて欲しいしね
(あはは、と戻って来れば優しく頭を撫で、「無理に早起きしなくていいからね。」と隣に座って。)

(/返事遅くなってしまい申し訳ありません…！)

…､せんせこそ無理してほしくない｡
( ﾎﾟﾂﾘと呟けばﾁﾗと視線を向け相手から撫でられれば顔を上げ「早起き､頑張ります」と小さく可愛らしい笑みを見せ)


( /いえ!!ﾘｱﾙも大事ですのでそちらを優先しちゃって大丈夫です！！)