数珠 2016-03-22 17:52:40 |
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…なるほど、把握しました。
(同じく歩みを止め身体の向きを変えては説明にしっかりと耳を傾けており、完全に理解できれば大きく頷いて見せ)
うんうん、それなら次に行こうか(そう言うと歩き出して大広間や厠、厨、馬小屋などと本丸内を順に案内していけば最後に残ったのは彼の部屋で新しい彼の部屋の前へと来ると「さあ、これで最後だよ。ここが君の部屋」と襖を開けて)
とても分かりやすく、助かりました。感謝します、青江殿
(相手の説明、案内の仕方が上手かったのかするすると覚えられ、部屋でそれが終われば改めて礼を述べながら穏やかな表情を見せて)
ふふっ、これでも経験豊富だからねぇ。……案内役の事だよ?(近侍となってからこうして顕現したばかりの刀剣たちの本丸の案内は何度もしているため自然と身に付いたのだろうと思いながらそう言い)
経験豊富とは、素晴らしいことですね。
(相手の意味深気な言い回しを気にする訳でもなくひどく感心した様子で上記を述べ、ふと思い出したように「そう言えば…今更なのですが、何とお呼びすれば宜しいでしょう? 先程から好きに呼んでしまいましたが、」と微かに首を傾げて)
ああ…僕の事はなんとで呼んでくれて構わないよ(相手が呼びやすければそれでいいと微笑むと「それじゃあ他に気になる事とかあるかい?」と最後の確認をして)
分かりました。では、青江殿と呼ば
(何処か嬉しそうに頷くと上記の呼び方に決めたようで、質問に対しては少し考え込んだ後「…いえ、特にはありませんね」と返して)
そう、それならゆっくりしたらいいよ。顕現したばかりでまだ慣れてないだろうし休憩も大切だから(特に何も無いと言われると頷いてきっとまだ人の生活には慣れない事もあるだろうから何も無い間休んだほうがいいと提案して)
それもそうですね、では少し休息を挟んだのち皆様にご挨拶をして来ようと思います
(それも一理あると納得すれば一回頷き、ゆっくりと腰を降ろし正座をしながら上記を述べ。出迎え時から色々と気遣いをしてくれる相手に「青江殿は優しいのですね」と穏やかな表情、音色で伝えて)
そりゃまあ…近侍の務めもあるけど同じ刀派だからね。少しはこういう事をしてみたいと思ってたんだ(自分の周りには兄弟の多い仲間が多かったため何処か密かに羨ましい気持ちもあったようでそれが叶った今は嬉しくて仕方ないようで気恥しそうに頬を掻きながら)
そうでしたか、青江殿に案内をして頂き、良かったです。…兄弟とはまた違うやもしれませんが、何か困ることが出来た場合は遠慮なく私を頼ってください
(その言葉にやはり優しくなければそうは考えないと改めて感じ、相手が嘘をつくと思っていた訳ではないが迷惑になっていなかったようで安心して。あまりでしゃばるのも、と考え言わなかったことを気持ちを知った今ならばと目を閉じながらものの優し気な声で伝え「まだ、新顔故に至らない部分もあると思いますがね…」と付け加えて)
っふふ、頼りになる同派で良かったよ。それなら困った時はよろしく頼むよ(頼ってくれとは仲間からよく言われるが同派から言われるのは初めてのものでそう言い微笑んで)
はい、喜んで
(頼まれると嬉しそうにこちらも微笑みを浮かべながらしっかりと頷いてみせ、立ち上がると「…そろそろ、挨拶まわりに行って参ります。青江殿、また後程お会いしましょう」と述べ、小さく礼をしたあと部屋を出て行き)
(全振りに挨拶をし終わればやはり気遣ってくれているらしく今日は休んだほうがいいと勧められ、言葉に甘え縁側にゆったりと腰掛けており)
挨拶まわりお疲れ様。お茶、飲むかな?(報告も済み厨の前を通ると仲間に声を掛けられ先程挨拶しに来て休むようにと言ったから何処かにいるだろうと茶と和菓子を載せた盆を渡されては相手の姿を探しており見つけるとそう声を掛けて)
有難う御座います。はい、有り難く頂戴致します
(身体の向きを少しだけ変え相手の方を向きながら頷き、少し何か考えるように黙り込み「宜しければ青江殿もご一緒にどうでしょうか?」と話したいと考えたのか間を空けて問いかけるも、無理強いさせるつもりはないようで)
皆さんがあなたのことを教えてくださいました、強くて頼りになる方だと
(相手が隣に腰掛けたのを確認すればもうひとつの湯飲みにお茶を淹れつつ、挨拶まわりの際に聞いたことを話して行き)
っふふ、そう言われると嬉しいねぇ(直接言われることも多々あるがそさこうして口伝いに言われるとまた違う気恥ずかしさがあり恥ずかしそうにしながらもそう述べて微笑み)
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