同姓・同性・同棲（百合・いちゃラブ）

フフ。お疲れさま。
(洗い物と片付けを終え、消灯し布団に入ると涼子の首もとで猫のように丸まり)

んあ？香菜ったら大胆なんだからぁ・・えへへへ
(どんな夢を見てるのかよだれを垂らしながら気持ち良さそうに眠っていればいつの間にか朝になってしまって)

涼くん、朝。しかも涎凄いかかってる。
(目覚めはわりと良い方だったので先に目を覚まし、涼子の目の前で少し文句を垂れ)

んん？おはよう、出かける準備ができたら行こうか？
(目が覚めれば相手にキスをしていて服を着替えて出かける準備をして)

涎も拭いて。ん、できた。
(顔に付いていた涎を拭き取るとまとめていた荷物を持ち準備を完了させ)

それじゃあ駅まで行こうか？
(準備が出来れば最寄り駅まで歩いていって)

あの、さ。コレどう？
(駅までの道中、隣を歩いていた涼子に顔を向けて)

ん？・・・んんっ
(相手が顔を向けられれば何のことか分かっておらず取り敢えず口付けして)

違ッ！そうじゃなくて、化粧！してみたの…。
(突然キスをされ、驚いて距離を取ったもののもう一度顔を近づけ少し色づいた顔を見せ)

香菜、可愛いから気が付かなかった、似合うと思うよ？
（相手に違うと言われて首を傾げながらも化粧だと言われて納得すればパシャッと相手と顔を近づけて先ずは旅行写真の一枚目を撮って）

ひゃう！ちょ、ちょっと…。急に撮らないで。
(フラッシュに驚き目を萎ませたと思えばムスッとした表情で抗議を行い)

怒らない怒らない、せっかくの旅行なんだし楽しもう？
(怒る相手と腕を組んで駅まで来れば「朝ごはんまだだけど駅弁買って新幹線で食べる？」と駅の購買を指差して)

今度からは言ってね？ご飯は涼くんに合わせる。
(腕を絡ませながら駅前まで来ると涼子を見上げて意見を求め)

私、お腹減ったから駅弁買ってく、香菜はどれにするの？
(購買に置かれた弁当はいろいろ種類があってどれにしようか迷っていると相手は何にするのかと質問して)

サンドイッチ…も良いけど、海苔弁も素敵。うーん、うーん。
(屈み混みながらショーケースの中の商品とにらめっこしウンウンと悩み)

香菜、そろそろ新幹線来るよ？おばちゃん、私は幕の内弁当と緑茶ね
(悩む相手を見て腕時計を見せては自分はさっさと決めてしまって)

サンドイッチとカルピス下さい。涼くん、お代は後でいい？
(注文を受け取り財布が鞄の中にあることに気づき後で払うと言い)

別に良いよ？新幹線に乗ろう
(相手の分も一緒に出してやると新幹線に乗り込んで「ここから3時間くらい乗るのかな？」と伝えて)

最近、忙しかったみたいだけど寝る？
(ブランケットを取り出すと使うかどうか尋ね)

え？
(相手の質問にキョトンとした顔でゲーム機を取り出していて「せっかくの休みだからやれなかったゲームを新幹線でやろうと思って・・・香菜もいっしょにやる？」と相手の分のゲーム機を取り出して)