同姓・同性・同棲（百合・いちゃラブ）

おはよ。大丈夫？
(寝起きの相手を心配しながら席に着き)

徹夜明けだからやっぱり眠い
(今夜はぐっすり眠れそうだなと話しながらご飯を食べれば「香菜の料理、美味しいよ」と微笑んで)

プロットとかネームは落ち着いた？
(涼子の感想に満足げに机の下で足をパタパタと動かしながらも顔は無表情を貫き、質問し)

月刊誌だから大丈夫だよ～
（ストックがある為、全然余裕だと言えば食べ終えてしまって）

担当さん、もう来ない？……………………………ゴメン。
(この前担当が〆切の催促に来たときの事を思い出しながら質問すると上機嫌に揺らしていた足が涼子の足にぶつかり)

担当さん打ち合わせの度に何度も来るよ？
(相手が嫌なら家での打ち合わせは避けてファミレスかどっかに行こうと考えていて「香菜は美脚だねぇ」とぶつけてきた脚に自分の脚を絡めて)

茶髪の女の人の担当さん？…違う人だったら困るかな。
(存外、人見知りの気質なので少し困惑するような表情を浮かべながら絡ませてきた脚に更に脚を絡ませ)

そうそう、その人だよ・・・・いたた、足つった！？
（相手の言葉に頷きながらさらに足を絡ませられれば日ごろの運動不足の所為で足がつってしまって）

だ、大丈ッ！熱ッ！！涼子ちゃん大丈夫！？
(机が大きく揺れ、目の前の湯飲みからお茶が溢れて脚に掛かり)

明日の旅行大丈夫か心配になってきた
(脚のしびれはすぐに治り相手に濡れたタオルを渡して)

ごめんなさい…
(感情を乱し恥ずかしさのあまり濡れタオルで顔を覆い)

大丈夫大丈夫～明日早いし片付けして眠ろう
（相手の頭を撫でた後茶碗を片付けはじめて）

あ、明日は何時に出るの？
(気を取り戻して食器を片付け、洗い物をし始めながら質問し)

えっと６時起きで８時の新幹線だね
(皿を片付けながら明日の予定を伝えて)

６時…。頑張る。
(予想以上に早起きだったのか多少びっくりしたが何とか承諾して)

それじゃあおやすみぃ～
（皿を片付けるとすぐにベットダイブしてそのまま眠りはじめて）

ちゃんと布団掛けなきゃ…。
(洗い物を一段落させ布団を被せると口付けをし再び片づけに戻り)

んん？香菜もいっしょに寝よ？
(布団をかぶせてもらうと相手のスペースをしっかり用意して寝ぼけていて)

また後で。片付け終わったら入る。
(洗い物をしながら眠りに着く涼子を見て微笑み)

ぐ～すぴ～・・・
（相手を待とうとするもののしばらくするとぐっすりと眠りはじめて）