***** 2016-03-11 02:15:52 |
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>キュゥべぇ
狸とか狐とかみたいでふわふわだと思うんだが……あ、ああ!…慣れればジェムを見ずとも魔女の魔力が読み取れる…だったか。…よしっ、…まずは自力で探してみよう。……う、……ううむ……。あ、…あっちか?(ふわふわゆらめく大きな尻尾に可愛らしい見た目。目は無機質目で背中もグリーフシードを回収するのに開くといってもまるでぬいぐるみのような見た目にかわいいのに。なんて首をかしげるも急かすように肩を尾で叩かれればはっとして、相手を肩に乗っけたまま外へ出れば右手の指輪のソウルジェムに頼らぬよう目線外しては目を閉じ難しそうに唸れば路地の方を指差しては兄弟内でも最も能力が低いであろう自分がこのままでは祈りの理由も、誰の役にも立てなくなってしまうという焦りからか眉寄せ)……中々難しいな。皆はもう察知出来るのだろうか…。
>トド松
え、えぇ…。………!。………ばれていたか…、…………。(ぞんざいな扱いではあるとはいえこういった相手との普段通りのやり取りに安心するのも束の間、右手を出すようにとのべる言葉に間違いなくソウルジェムの事を言っているのだろうと察しては気まずげな顔をして左手で頬を掻き。小さい頃からずっと近くにいたこの末弟を誤魔化すのはまあ一番難しいではあろうが、気取られていたなんて兄として少し格好悪いな。なんて思いながら観念したようにポケットからするりと右手出しやや濁った青い宝石の嵌められた指輪見せては目線反らし)……ま、まあまだ魔法は使える範囲だし…次に魔女を倒せば何ともないだろう。
>カラ松兄さん
僕を騙せると思ったの?
( その発言を聞くなりキュゥべぇの"肝心な時に何故か一人で行こうとする"という言葉を思い出し一人胸の中で苛立ちが育っていき。どうせ相手は"迷惑かけたくない"だとか"兄として…"だとか考えているのだろう、とため息一つ上記を述べて。テーブルから先ほど取り出したグリーフシードを手に持つと指輪の状態で浄化できたっけ、なんて考え。)_…最近魔女も使い魔も強くなってるんだよ?ほっといたらまた一人で倒しに行くんでしょ?危ないよ!
>> おそ松
~…僕は、この力を他人のために使うのは、間違ってるって、思ってた。自分の私利私欲のためだけに、この力を使いきろうって、そう思ってきた。その考えは今も変わらない。でも…、(彼の言葉に、今度こそ安堵したようで、ふ、と肩の力を抜けばゆっくりと内に秘めた思いを吐露し始め。自分の信念、信仰とも言うべき魔法との付き合い方。それは今も変わらず自分の軸として存在している。けれどおそ松兄さんやチョロ松兄さん、十四松、トド松、そしてカラ松の、他人のために戦う姿を見て、自分が行ってきたことは間違っているのだろうか、と疑念を抱いてしまい)…みんなの、人のために魔法を使う姿を見て、僕は間違ったことをしてるんじゃないかって、わからなくなって…。
>> カラ松
……ぼくは、(彼の言葉を聞き遂げ、上手く空気を吸いきれない喉ならなんとか言葉を紡ぎ。五線譜を見に纏い、戦闘体勢に入る姿をぼう、と見つめ、自らも仕込み多節棍を解放し周りにまとわりつかせながら真っ直ぐ彼を見て。…彼は、“大切な人の幸せ”の中に、彼自身が存在していることを、まるで考えていないのだろうか。少なくとも僕は、犠牲の上にある幸福なんて要らない。彼は僕の家族で、とてもとても、大切な存在。その彼がいなくなってしまったら、僕は幸せになれる?そんなのNOに決まっている。彼が大切な人を…──僕を、大切だと思っているように、僕も、カラ松が、大切だ。こいつは僕が、キュウべえからこいつの契約内容を聞いていることを知らない。それでいい、僕から言うつもりも勿論ないことだから。けれど、もしカラ松の口からそのことが聞けた、そのときは…──)少なくとも、僕は。アンタが居ない未来になんて、幸せを見出だせない。(至近距離で睨み合った状態で、静かにそう告げ。次の瞬間には上空高く舞い上がり、空中を泳いでいる槍を彼の後ろの壁目掛けて突き刺し先制攻撃を)
>> キュウべえ
…別に、深い意味はないけど。(今までなら、何の迷いもなくソウルジェムを浄化し続けていた。けれど、他の兄弟の戦い方を外側から見ていて、考えてしまったのだ、“僕の戦い方は、間違っていたのではないか”と…。自分のためにしか戦うことのできない自分と、他人のために戦う兄弟。その差に打ちのめされて以来、自分がどうしたいのかわからず、訳もなくソウルジェムに汚れを貯めていた、本当に、理由などなかった。そのことを素直に、けれど素っ気なく相手に伝え)
>> トド松
……もしかして、他の奴にグリーフシード、分けてたの?(困ったような表情を向ける彼に、こちらの眉は寄るばかりだ。なぜ自分の兄弟は、みんながみんな自分より他人を優先させてしまうのか。自分にはない優しさには痛く関心を寄せるが、今回ばかりは関心できない。ごそごそ、とズボンのポケットをまさぐり、使いかけのグリーフシードを手に握り。無言のまま手に握ったそれを彼の胸に押し付けてれば、顔を背けながらぼそぼそと下記を述べ)……僕のお古だから、一回分しかないけど。
>一松兄さん
…うん、皆最初のうちは魔女探しだって大変だし。それに、僕が助けてあげないと。
( 彼の表情を見ることもなく足元に視線を落とすとそうポツリとつぶやいて。末弟という立場ではあるが、自分が最初の魔法青年。どうしても自分がしっかりしなければというボランティア的感情が生まれてきてしまうのだ。何かを押し付けられ慌てて手に取ると、手中のグリーフシードと彼の顔を交互に見つめ、後記を述べると小さく笑みを見せ )いいの?…ありがとう、一松兄さん。
>トド松
…お前だけは騙せそうにないな、はは。!、な、なら尚更それはお前が持っておいた方が良いっ…!このグリーフシード一個分の魔力でお前の危険が変わるような魔女が現れるかもしれないし…。(ため息を浮かべる相手に、何だかんだ言いながらも兄弟思いの優しい心を持った弟だ。きっと今も心配してくれているのだろうと思う度に胸が痛み、相手がグリーフシードを手にしながらのべた言葉に目を見開かせては慌てて首を左右に振り自分は大丈夫だと宣えば続けるように心配をかけない台詞を探しては笑顔向けて)…俺がもう少し強ければ皆とも戦えるんだが…今のままでは足手纏い所か皆にも危険が及ぶかも知れん。な、慣れてきたらちゃんとみんなを頼るさ。
>一松
――――え、…………。………じゃあ…、……じゃあ…俺が…、……俺がしてきた事って何だったんだ……?……好きな相手の為に契約して…好きな相手の為に戦って…好きな相手の平和を作ってきた津守…だった。でも……ただのお節介で…一松の不幸な未来を作るだけで…正義の味方にもなれないくらい弱くて……?……俺、何のために魔法少年になったんだ……。(相手が真っ直ぐに伝えた一言に頭に電流を駆け巡るかのような感覚覚え、すべての時間が止まったかのように目を見開き向かってくる槍にも、それが真横の壁に刺さることにも何の反応もせずに立ち尽くしては普段の、魔法少年になる前の自分ならばきっと相手の言葉は届いていただろう。今この状態で告げられるその相手の想いにはただただ裏を掻くことしか出来ず、相手の言う幸せの未来とは兄弟みんなが無事なことだろうか。そうだ。これだって別に特別扱いされたわけでもない。ないけど、…相手の言う幸せな未来に反してしまうことをしてしまった。相手の幸せの為に契約したつもりが。そう思う度に精神が限界を迎えたのか五線譜が消え刀も地に落とすと力を抜くと共に変身解除してはそのままソウルジェム片手に持てばそのまま地面へと投げるもそのまま気が遠くなる感覚に襲われるとその場に倒れ)…………、……俺。お前の不幸に一役買ってしまっていたんだな。気が付かなかった…、……なにが赤塚区の平和を守るだ…。………、……もう、こんなもの。……いらない……。こんな………、…………!?…………ぁ………。
>>カラ松
おう!さすが兄ちゃんの弟だな!頑張れよ~
(相手の言葉にニッと笑みを浮かべては上記のように告げ、相手のしっかりとした目の相手に立派な次男になったななんて思っては相手を見張れるのは自分くらいだと言う相手に「確かにな~」なんて鼻を擦っては述べ、防御魔法を掛けられると「了解~信じてんぞ~」なんて言い)
>>キュゥべえ
へぇ~・・・俺にそんな力あるんだ
(相手に自分の持つ力を自覚した方がいいと言われるとあまり気にしたことが無かった為首を傾げながらも上記のように述べ、その気になればどんな魔女でも倒せるなんて言われると「え!?俺が!?」と驚きながらも言い魔女狩りに付き合うと言う相手に「マジで?じゃあ行くか!」なんて告げながらもニッと笑い)
>>トド松
うわ~お前確信犯かよ~
(相手のウインクや言葉に笑顔を浮かべながらも上記のように述べ、駄目だと述べる相手に「まぁそれもそうだけどさ~・・焦りすぎてもいけないと思うし・・やっぱこういうのって難しいよな~」なんて苦笑いをしながらも言い)
>>一松
・・うん。そっか~
(相手の悩み等を真剣で尚且つ優しく聞くと、上記のように呟き「(魔法少年って)難しいよな~・・」なんて述べてはどう答えれば彼の不安を取り除けるだろうなんて考え、微笑みを浮かべながら「あー・・上手く言えねぇけどさ、自分が間違ってるんじゃないかって思っても今はお前が望むようやればいいんじゃねぇかな」なんて述べては「考えることは人それぞれだしさ、俺達六つ子だから力合わせればそんなの関係ないんじゃないかって思うって言うか・・・」と言いたいことを伝えようと苦笑いをしながらも告げて)
>> トド松
……別に。僕がしたくてしてることだから。(小さく笑う末の弟の横顔、更に告げられた言葉にだんだんと熱くなる頬を引っ張り上げたマスクで隠し、素っ気なく言葉を紡ぎ。誰かのため、なんて自分には似合わない。今回のこれだって、彼のためではない、僕自身のためにした行動だ。彼がいなくなってしまうのは、少し寂しいし悲しいことだから。それを隠すように目だけを彼へと向け、その頭をぎこちなく撫でてやり)
>> カラ松
っ!!カラ松!?!!?(飛び退いた上空、自分の手元から伸びる槍の先で微動だにしない彼に訝しげに眉を寄せていた刹那、前触れもなく倒れた彼の名前を呼び。壁に突き立てた槍を瞬く間に元の形状へと戻しつつ倒れた彼の元へと降り立てば肩を掴み、体を揺さぶり。──…一体何が起きたかわからない。さっき僕が言った言葉がいけなかった?あの言葉がカラ松を追い詰めた…?脳裏で先程の言葉を反復する。自身にしては珍しい素直で真っ直ぐな言葉、の、つもりだった。けれどカラ松には届かなかったのだろうか、ああどうして僕は、いっつも、大切な人を傷付けてしまうのだろう。倒れた彼の体を支えるように、腕の中で仰向けにする。ふ、と、視線の片隅に入った青く光るものを、視線で追う。カラ松のソウルジェム。普通なら澄んだ青をしているそれは黒く濁ってい、て、)~…か、カラ松、お前……っ。
>> おそ松
……おそ松兄さんは、嫌じゃないの。こんなクズが、弟で。(自分の戦い方に、嫌悪も軽蔑も示さない彼。それどころか、自分を安心させようと優しさをくれる。嫌じゃないのだろうか、というのが今の自分の本音だった。それを素直に言葉にし、ぼそぼそと伝え終えれば普段は殆ど動かない眉を、心なしか少し下げ彼をちらりと見て)
>おそ松
ああ…!……行くぞ、……避けてみろ……っ!!…はぁあっ!!…っ、刺さったのにまだ動く……うおっ!(さすが、と続けられる台詞が実の兄からもたらされたものだと思う度にたまらなく嬉しく力強くこくりと頷けば魔女へと飛び込むように躍り出た体を捻り、正面から魔女の身体へ向けて青い目映い光を放ちながら三本の刀を突進し、まとわりついている使い魔達の相手もしながら踊るように素早くぶん投げては得意気に笑み漏らすも攻撃がまだ甘いのか刺さっても尚力強く動く魔女から棘の蔓を伸ばされ足を捕らえられ、足に食い込む刺の痛みに表情歪めつつ宙へとぶらさがるもキッと魔女を睨み上げてはそのまま右手振りかざし力強く刀を突き刺しダメージを与えるも高いところから蔓から解放されたのみでマント翻しながら地面へ着地し)…っ、まだ手こずるか…!
>一松
……………。(ソウルジェム、もとい自分本人の本体でもある宝石を失った体を支えきれずぼんやりと生気の無い瞳でただただ焦点も合わせずに虚空を見つめるのみであり、想い人である相手を助ける祈りは無駄な余計なことで終わり。想い人の住む町の平和を守る使命は自分の力不足から出来ない単なる夢で終わり。そして想い人や兄弟のために命を懸けて戦うことは幸せの為に魔法少年にまでなったにもかかわらず相手の不幸せに繋がってしまう。つまりは単なるエゴのみである自分だけの自己満足だった。ぽつんと転がった穢れを溜めたそれはそんな絶望達や自己嫌悪を抱えた青色はさして巨大な魔法を使ったわけでも無いにも関わらずどんどん黒く侵食されており)
>> カラ松
魔法……使ってる訳でもないのに、なんで……(目線の先、少し離れた地面に転がるソウルジェムは、みるみる濁りを深めていて。その光景に息を詰め、握っていた槍を伸ばしソウルジェムを弾けば、その衝動を利用しそれを自分の手中へと納めて。黒く染まっていくソウルジェムに、自分が持っていた予備のグリーフシードをくっ付け、なんとかこれで浄化できることを祈りつつ、視線は再び、虚ろな目をしている彼へと注ぎ。─…ソウルジェムが完全に濁りきってしまうとどうなるか、それは僕にはわからない。けれど今のカラ松の状態は只事ではない、このままではカラ松が……─。脳裏を過る嫌な予感を振り払うように、頭を振る。そしてソウルジェムを持たない方の手で肩を揺すり、必死に彼の名前を呼んで)カラ松、カラ松ッ!!こっち見ろ!!僕がわかるか、僕の呼んでみろ!!
>一松
―――――……ぁ……?………俺……?……一松……?……何……なにが、起きたんだ…………!おまえっ、それ…っ!(少し離れた地面からすぐそばにいる相手の手の中へとソウルジェムが移動し、近付いた為だろう意識が徐々に体へと戻り遠くから聞こえる相手の声に薄く目を開ければぼんやりとした意識と瞳で相手を見つめ、何が起きたかも解らずにただただ“…たしか…ソウルジェムを投げて…そこから意識が、…無い…?”なんて訝しげに自分が倒れたとも知らず何故こんなところで横たわっているのだろうかと訳もわからないといった様子で体起こそうとするも相手の手に自分のソウルジェムとそれにつけられたグリーフシード目にしては慌てて手を伸ばし)な、何しているんだ、それはおまえの大事な物だろう!もう俺には魔法なんか使えなくていいから止めてくれっ……それに、俺、いったい。
>カラ松兄さん
_…僕はまだ持ってるの。だからこれは兄さんが使ってよ。相当溜まってるんじゃない?
( 目を伏せ、彼の言葉に当たり前でしょ、と呟いた。更に続いた彼の言葉に、目を見開くと真っ直ぐ見て。嘘をつくのはこういう時だけ少々心苦しいものがあるが、こうと言わねば彼は絶対に僕に渡してくるだろう、と笑顔浮かべては上記を。なんとも自己犠牲の激しい男だ。だからって一人で戦い続けるのか、もし動けなくなってしまったらどうするのか、そして、一人で死んでいくのか_そんなの絶対に嫌だ。双眸をすっと細め彼の言葉を聞き終え、)慣れるまで、‥カラ松兄さん一人のせいで危険が及ぶ、って…、見くびらないでよね、僕は_いや、他の皆も、それほど弱くなんてない。正直言って、僕は兄さんよりも強いかもしれない。だからこそ、僕等は兄さんと一緒に戦わないといけないんじゃないかな。
( 言い終えると一気に酸素を吸い上げ、そして呟いた、「一人になんかしたくないんだよ。」)
>おそ松兄さん
( 彼の言葉に少しばかり得意げそうに相手を見ては小さくうなづいて。その言葉にそうなんだ、なんて返そうと口を開くも「_…魔女、…いや使い魔?」反応しだすソウルジェムを見ては辺りを見回し、「あそこらへん、かな」と言うなりそちらへ行こうとして。)
>一松兄さん
助かった。_えへへ、どうしたの一松兄さん。
( そっけない言葉であってもその行動に感謝する意で上記を述べる。頭の上に体重がかかり、ちらりと見やると彼が自分の頭を撫でているようで。珍しい、とも取れる彼の行動にうれしそうに撫で受けするが目をぱちくり、と瞬かせ小首をかしげてはそう問いかけてみて。
>> カラ松
……はぁ、(徐々に正気を取り戻したようで、こちらを焦点の合った眼差しで見つめる彼に安堵の溜め息溢し。何が彼をああさせたのかはわからない、けれどこのソウルジェムには、何か自分たちが知らない秘密があるのではないだろうか。そう思案していれば、ソウルジェムに伸ばされた彼の手に気づき、咄嗟にそれを高く掲げて回避し。ちらり、と手中のグリーフシードをみればソウルジェムの汚れを吸いきったようで、黒く染まっていて。その事実に、ソウルジェムを染め上げていた黒い汚れを取り除けたことに酷く安心し、掲げていた手の力を抜き地面へと落ち着かせて。しかし、安堵すれば次に沸き上がってくるのは彼への怒り。無茶ばっかしやがって、やっぱまともに、浄化もできてないじゃん。と、心の中で毒づけば、片手で彼の頬を思いきりつねってやり。……クソ松がなんか言ってたけど、そんなの、勿論ガン無視だ)クソ松てめぇ浄化もまともにできねぇのか、あ?
>> トド松
…無理すんなよ。(不思議そうにこちらを見る彼に、そう一言だけ呟いて、しかし頭を撫でる手は止めずに。…僕の家族は、自己犠牲精神が強すぎる。誰も欠けて欲しくないと思うのに、みんな自分を簡単に投げ売ってしまう。それは僕には理解し難いこと、──…同様に、彼らにも僕の戦い方は理解されないだろう。それでも、彼らは、彼は僕の家族だ。いなくなってほしくない。それゆえ、今回この末弟のソウルジェムを浄化できたことは僕にとって救いだった。放っておけば、また命を粗末に扱いかねないけれど。だから、掌に込めて、彼の頭を撫で続ける、…もっと自分を大事にしてほしい、と念じながら彼を撫でる手を動かし続けて)
>トド松
……とは言っても、これはおまえが命懸けで取ったものじゃないか…。…トド松……、……ありがとうな。心配、してくれて。でも、だからこそ今は頼る訳にはいかない。皆だって努力して強くなって今がある…だから次、…魔女が出たら声、掛けるさ。グリーフシードも半分こだ。(相手の手にあるグリーフシードは本来相手のためにある相手の物。命を懸けて戦い、勝ち取ったもの。それを非力であり自ら倒したわけでもない自分が受けとるのは意地を抜きにしても性格上難しく気まずげに眉潜めながら言葉紡ぐも、相手の続けた言葉に目を見開かせては四男との会話をちらと思い返し自分が危なくなることや自分が命を懸けて戦うことが、ほかの兄弟にとっても不幸に繋がる事なのだろうかとはっとなるもなればこそ自分だって出来る限りこの大切な末弟のリスクは少なくしたい。絞り出すように口にした代案がせめてもの兄としての意地に邪魔され精一杯だったがその時は頼ると頷くとそれでも相手の想いは魔法少年としてよりも自分自身として嬉しかったのか表情綻ばせ)……こんなに優しいブラザー達に囲まれているんだ、俺だって早々くたばらないさ。…でも、ありがとう。
>一松
いっ!!!っ、い、いはい、ひはいってぇっ!…っ……浄化?……いや、今日は綺麗なままだったぞ…?昨日、魔女にやっとありつけたばかりだったし…先程ちょっと使ったくらいしか魔法も……。…え…、あれ…?…それ…全部俺の穢れ…だよな。どうしてそんなに…。(ソウルジェムを取って浄化作業を中断させてしまおうと思ったのも束の間、より遠ざけられてしまいあっと思ったところで頬を容赦なくつねる手に先程までの威勢は一体どこへやら涙目でひとしきり喚き散らすも浄化ができていない、といった言葉にきょとんとしてはいや、今日変身する前はきちんと綺麗な状態だったし……そんなに黒く染まるほど魔法も使ってない筈だ。と目を瞬かせ相手の手にあるグリーフシードの吸いとった穢れの色に気がつけば先に浄化していた相手がまた使うとも考えられない為、確かに自分の穢れだろうと察することができるもならば余計になんでこんなに…と全く訳がわからないといった体で首をかしげるも突然倒れた体、急激なソウルジェムの濁り…こるは一応キュゥべぇには話を聞いた方がいいかもしれないと考えてはそのままソウルジェムを見せに行った方がいいと思い右手伸ばし)…何か妙だ…一度、キュゥべぇに言った方が言いかもしれない。…………その。グリーフシード…すまん。大事な物なのに。…今は無理だが…ちゃんと、返すな。
>> カラ松
………要らない。(今朝は汚れが全くなかったと言う、彼。しかし先程見たソウルジェムは確かに黒く染まりきってしまう直前だった。──…何かが、可笑しい。と、彼の方も気がついたようで右手をこちらに伸ばすその表情はどこか困惑の色が窺えて。その右手に、静かに彼のソウルジェムを返しつつ、投げ掛けられた申し出はバッサリと断り。彼のなかでは、どうやら僕の物差しはグリーフシード>カラ松のようだ、ふざけんな。それに、僕に分け与えるだけのグリーフシードがあるなら、自分のソウルジェムをしっかり浄化しろ。そんな意を込め、彼の言葉を一刀両断しつつ、今度は頬をつねっていた手で鼻をぎゅっと摘まみ、イライラしたように下記、呟いて)……あんなのよりアンタのソウルジェムの方が大事に決まってんだろ、頭かち割るよ。
>>一松
嫌?そんな訳ねぇだろ?
(相手に嫌じゃないのかなんて聞かれると首を傾げながらも上記を述べては「俺はその程度の事で兄弟を嫌うような男じゃねぇから安心しろって!」なんて言いながらもニッとしては相手の頭をわしゃっと撫で)
>>カラ松
・・・まったく・・知らないうちに勇ましくなったもんだな
(相手の戦う様を眺めてはフッと笑みをこぼしながらも上記のようなことを呟いては魔女の方へと目線をおくり、睨み付けては「今回もグロいというかエグいというか・・・奇妙な容姿をしやがって」なんて苦笑いをしながらもボソッと)
>>トド松
あー・・・やっぱりか~
(相手の発言や自分のソウルジェムを見るなり苦笑いをしながら頭を掻いては自分が不安を感じた理由が分かった為上記のように述べ、しかし自分の感じた不安はこれだけのものでは無いであろうもので嫌な予感はまだ消えておらず、結界の方へ行こうとする相手に「行くなら俺も着いてくわ~」なんて述べ)
>一松兄さん
へ?_う、うん。兄さんこそ、って言えばいいのかな。
( "別に"なんて答えが返ってくるだろうと思っていたものだが予想外の彼の言葉にもう一度目をぱちぱちと瞬かせ。いま、彼が何を考えているのは僕にはわからないけど、とにかくこうやってやさしく人に頭を撫でられるようなことは、子供時代でもそうなかった。寧ろ、頭に伸ばされた手を見ると、この次の行動は叩くこと、という反射思考が出来上がっていたくらいである。慣れない感覚にこそばゆそうにしては上記を戸惑い見せつつも。)
>カラ松
…。命懸け?そうかもね。でも、僕のはまだ、きれいだから。
( その言葉を聞く、否、頑なに僕を頼ってくれない兄の言葉に耳を傾ける。自分でも悔しさか、寂しさか、よくわからない感情で無意識に下唇を噛んでいたのだろう、口の中に血の味が染みてきて。彼から目を背けその右手を取ると、指輪にグリーフシードを当てる。少しずつ浄化され本来の輝きを取り戻していくその宝石をぼんやりと眺め、やがてそれをゆっくりと移すと。その行動は、少し無理やりでもあったが兄たちへの思いの深さであり。拒まれても、僕は兄さんたちへついていく、そしてどんな時も助ける。_相手をまっすぐと見やると、せめてこれぐらいは助けさせてほしい、なんて上記を述べつつ伝えようとして。くたばられちゃ困る、釣り堀に一人で行くなんて御免だからね、小さく微笑み見せると)うん、僕らにはそれぞれ、5人の味方がいる。
>トド松
…うん。_魔力が強い…。
( いったんその足を止め、彼へ振り向き目線を送ると頷く。その決壊へと足を踏み入れするりと変身すると早速襲い掛かってくる使い魔をマスケット銃で制圧していくもこれはただの使い魔ではなさそうだ。もしかしたら大きな魔女の結界へ来てしまったかもしれない、なんて思ううちに使い魔の一つに吹き飛ばされてしまい。
>>トド松
いつもに増して雰囲気がヤバいな~・・・
(周りを見回しながらも上記を述べ、相手が吹き飛ばされると「・・・ッ!?大丈夫か!?」なんて問いかけると目の前より刃物を持った使い魔が襲い掛かってくると一瞬ビクッと怯える様子を見せるも弟の前で格好悪い姿を見せるのには抵抗があったらしく耐えながらも素早くその使い魔の刃物を持ったほうの腕らしきものを掴んでは変身し「俺ここの使い魔嫌いだわ~」なんて苦笑いしながらも述べ)
(/返信遅れました!すみません!)
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