とある女子高生 2016-03-09 21:53:23 |
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( / その事に関しては私も先程話し合っておけば…、と思っておりました!そうですね…、お互い知っておくと何かと面白い絡みが出来そうだなと思っております! )
あら、今日は女の子と一緒じゃないのね。
( 己の名字を呼ぶ声に反応しそちらの方へ振り向けばそこには敵視する彼の姿があり。一度鋭い目付きで見据えるも直ぐに普段通り柔らかい笑みを浮かべればわざとらしく相手の周囲をきょろり見回し首を傾げ )
人を女たらしみたいに言わないでくれるかな?
( わざとらしい仕草やその微笑みに見惚れる男子を見ては、彼女の素顔を知っているからこそ暴言を吐きそうになるも気持ちを抑え。彼女の方へ歩み寄れば己も綺麗に口角を上げて笑みを作り優しい口調で述べ )
(/ ですねですね!貴方と考えることが同じで嬉しいです。ではそういう設定でお願い致します! )
( / では一旦此方は失礼させていただきますね!また何かありましたら本体をお呼びください! )
そうと違くて?…まぁ今はいない方がありがたいわね。
( 否定されては軽く自身の口許に手を添え驚いた様に目を丸くし。しかしここで今日、わざわざ自分から出向いた目的を思いだし小さく咳払いをして区切りをつけると「今日こそ決着をつけた方が良いと思ってね」なんて身長の高い相手の耳許まで背伸びをして抑え気味に囁き )
ああ、そうか。今日は君が俺に落ちる日だったね?
( 学習一の高嶺の花が学園一のモテ男である己に囁く、こんな状況にどよめきが起きない筈もなく。それを良いことに、わざとらしく張った声で上記述べ微笑めば、相手の手を取り小さな歓声が沸く中、生徒の目につかない場所へ行こうと教室から出て )
それは反対よ、正しくは貴方が私に…ね。
( 周辺の生徒達からの眼差しや歓声等は気にとめず、余裕そうな笑みで暫し相手を見詰めていると手を取り移動する様子の彼。確かに騒がしい此処で万が一粗祖をしでかしては今後の学園生活に支障をきたす為、大人しくその後をついていき )
――それで?どうやって落とす気?
( 此方の意図を悟ってか特に抵抗もせずに着いてくる相手に“今日こそ惚れさせてやる”とほくそ笑みながら空き教室を探し、使われていない教室を見つけ中へ入れば小さく息を吐き。そして壁に寄り掛かり相手を見下ろせば、口元だけに笑みをつくり )
そうね、何をしても今まで落ちなかったんだから逆にどうすれば良いか知りたいものだけど_、
( 開き教室へと辿り着けば丁度近くにあった机の上に軽く腰掛け、相手からの問いに思案するような仕草をみせ。しかし直ぐに顔を上げるとゆったりとした足取りでそちらの方へと詰め寄り「やっぱり貴方には色仕掛けが一番だと思うのよね」とぽつり呟いては優しく掌で相手の頬を包んで )
へえ、お手並み拝見、としようかな。
( 思案する様子を見せたもののすぐに挑戦的な言葉を述べ色仕掛けを仕掛けようという相手に、大人しくされるがままで居ながら挑発的な笑みを浮かべ )
随分と余裕そうね…、流石女たらし。
( 一筋縄ではいかない相手だということはわかっているも、やはり己を挑発できるまでの余裕がある態度に一瞬顔を顰めては相手に体を添わせ潤んだ瞳で下から見上げるようにして見詰め )
そこまで、たらしじゃねぇし。
( 確かに彼女はよく変わるが、自身では女たらしと自覚がない為に上記述べ。いっそう縮まった距離に相手の顔を見下ろせば潤んだ瞳と目が合い。こんな表情をされれば男はイチコロだろう、ぼんやりと考えながら顔を近づけると耳に唇を這わせ )
―アンタもさっさと落ちれば良いのに。
あら、裏の顔出ちゃった?お口が悪いわよ。
( 耳許で囁かれたその言葉にふっと小さく鼻で笑って返しては相手の口を片手で覆い、本性の方であろう女たらしを否定する口調について指摘し。そのまま滑らせるように唇から一直線、人差し指を降下させると胸の中心辺りでその手をとめ )
_そう簡単には落ちないわよ、悠也クン?
アンタこそ、その厚い皮の下がバレたらどうなんのかな?
( 己の性格のことを指摘されれば相手の裏の姿も己と大差はないだろうと指摘し、厚い皮を表すように指でその輪郭をなぞり。仄かな感覚に刺激されれば己の胸のあたりに降ろされた指を柔らかく掴み、あくまでこの状況を楽しんでいるようで、その付け根から指先まで舐め上げてはゆっくり口を開き )
強気な女、俺好きだよ。落とし甲斐あるよね。
さぁ、どうかしら…。でも私、ムキになってつい本性出しちゃう様な粗祖はしないから。
( 先程の相手の言動を話題に出すと同時にくすり、意地悪そうな笑みを浮かべては目を細めて。手に取られた片手を少々恥ずかしそうに己の方へ引き戻すと再度机に腰を下ろすと足を組み、視線を下から見上げるように移動させ相手の瞳と合わせ )
そこは私と同じね。抵抗されればされる程、燃えてくるものよね。
別に、アンタの前で隠す必要はねぇし。
( 彼女の前で皮を剥いだことをからかうような口調に少しムッとして言い返し、しかし嘘ではなく素の姿でいる方が気持ちは楽であるための本音で。瞳を見つめ返し、燃えると言う相手に対し己は何故ここまで目の前の彼女を落とすことに執着しているのだろうかと今更ながらに思い、脈絡のない言葉を )
……アンタの魅力ってなに。
あらら、随分と私に心開いてくれちゃってるじゃない。
( 一瞬、瞳を丸くし驚いたような表情をみせるも直ぐ様にたりと口許を緩め冗談半分に述べて。しかし直後に問われた質問に関しては己でもわからないのだろうか、頭上に疑問符を並べられたような困り顔をすると組んでいた足を直しては自分の胸に手を当て )
自分の魅力なんて自分ではわからないわ_、だから貴方が見つけてちょうだいよ。
……顔?
( 自分では分からない、そう述べた相手にその容姿をまじまじと見つめ割と真剣に考えては真顔で答え。先程は雰囲気に誘われ述べたものの、女なんて誰も似たり寄ったり、そんな考えを持つ己は特に強気な女性が好みな訳ではなく、気持ちは良いが"1位"にもそこまで執着する程の興味はない筈。なのに此処まで己を突き動かす彼女は一体…。一歩近づけば指先は相手の頬を撫で上げ )
それか…、身体の相性?
そうねぇ…。でも皆、私の何かしらに魅せられてるわけだし、やっぱり他の子とは違うものがあるのかしら?
( 頬を撫で上げられた直後、その箇所に手を添えると緩く笑みをつくり自身も相手が背をもたれる壁へと体を預け。何気ない雰囲気でそのまま肩が触れあう程に距離を詰めると顔を覗き込むよう相手を見上げては口許に人差し指を添えながら )
それで…?逆にタラシくんの魅力とやらは?
だから、その呼び方……、俺の?
( 相手の行動は一つ一つ計算されたものなのだろう、日頃から己に言い寄ってくる女子もわざとらしく計算された言動をするものだ、口に人差し指を当てる彼女を見ながら思い。再び"タラシ"呼ばわりされては訂正するしようとするも、魅力を聞かれはた、と考え。自身の魅力など考えたこともなく )
…そんなん知らねぇし。俺は何もしなくても女は寄って来るんですー。
何よ、こっちの方が何だか呼んでて気分が良いのよ。
( 相手の反応が満足いったのかどこか嬉しそうな笑みを溢すと腕を二・三度つつきながら述べて。気分が良いのはきっと人を見下しているから、自分でも嫌な性格だとは思いつつもこれが自分だなんて開き直った考えに切り替えては己が出した問に返ってきた相手の答えに相槌をうちつつ )
まぁ、貴方程のルックスでなら女の子の扱い方さえわかってればモテるわよね。
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