匿名さん 2016-03-08 23:27:05 |
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…籠の鳥はお節介だな。放って置けばいいだろう。
(此方の悪態気にした様子無く新たな質問投げかけてくる相手、他の刀達とは違い腫れ物を扱う様にでは無くずけずけ立ち入ってくる相手に今は煩わしさよりも安堵覚え、心内に感謝しながら体反転。相手の顔見つめながら幹に背中預け)
魔王の犬にあげるぐらいの慈悲は残っていますからね。
(ようやくこちらへと振り返った相手に、自分らしくも無く安堵の気持ち覚えつつも最早挨拶の様に皮肉を返し。さて、どんな風に問い掛けた方が良いかと先程のようにもう一度明け透けに聞こうかと少し考えていき。)
俺は魔王の犬なんかじゃない。…第一、お前の慈悲程怪しいものは無いな。後で何をされるか分からん。(吐き出された言葉に苛立ち隠すこと無く盛大に舌打ち一つ吐きながら否定して。更に揶揄い半分でも無く慈悲をかけると言う相手に訝しむ様眉尻顰め話そうとはせず)
(こちらの軽口すら流せないのかと、いつもよりも少し余裕の無さそうな相手に密かに肩を竦めていき。話す気の無さそうな彼に、まあ信用の無さは自身の普段の行いのせいかと他人事の様に思ってはじっと相手を見て。)
…別に何も要求はしませんよ。見兼ねたから声を掛けたまでです。
お前がそんな事をいうなんてな。嵐の前振りか?(夕焼けに染まる夏空見上げながら相変わらず揶揄い言葉紡ぎ、背中幹に預けたまま遠くで聞こえる蜩の必死の鳴き声に瞳閉じ耳傾け乍漸くぽつり素直に語り始め)…なぁ。好きになってはいけない人を好きになったら如何する?
さあ?如何でしょう。
(軽口ひらりと躱しては、言霊と言う事もあるしそれが本当にならなければ良いがと思いながらも、変わらずに穏やかな夏の夕暮れを視界に入れ。そんな中で些細だが心の内を語り始めた相手の言葉に耳を傾けていき、暫く考えた後。)
…如何しようもありませんね。だって、好きなのでしょう?僕は自分の気持ちに嘘はつきたくない質なので、好きなままでいますね。
…ふん。その言い方だとまるで俺は嘘つきみたいだな。(そんなつもりは無いのだろうが相手の紡いだ言葉素直に聞く事出来ず刺々しく言い返しながら態とらしく肩を下げ。様々な天下人に重宝されてきただけ有り、美しい桜色の髪も袈裟姿も全てが見るものを魅了するように思え自身との差に思わず自身が下げ渡された時のことを思い出し)俺はお前の様に綺麗じゃ無い。其れに、俺が彼奴を好きになったら、…俺は光忠を一人にしてしまう。
(/最近返信が遅くなり本当にすみません。)
…相変わらず卑屈ですね。
(元主に提げられた経験があるからか、長い間黒田で大切にされ国宝として認められている名誉ある刀でも、時折相手は自己評価が低くなって考えが悪い方へと偏る寄る事があるので、心中で小さく息をついて。そんな中で本心を告げる彼を見ては確と相手に眼差しを向け。)
…何故一人にしてしまうと思うのですか?例え誰かを好きになっても、その故人を嫌いになったり忘れてしまう訳ではないでしょう?
(/いえいえ、お気になさらずに。リアルが大事ですのでこちらの事は気にしないで下さい。むしろお忙しい中、お返事ありがとうございます。)
お前に言われたくは無い。
(卑屈という言葉相手に言われれば、いつも物憂げに天下の象徴やら、侍らすやら紡ぐ彼の方が卑屈だろうと心内で苦笑して。ふと相手を見れば此方真剣な表情で見詰める瞳と此方の交わり一瞬息を呑み込み。)…俺は…っ。光忠を嫌いになれないし、忘れたくは無い。だからこそもう誰も好きになりたくなかったんだ。彼奴との思い出が塗り替えられてしまう気がして…。俺は燭台切光忠と言う刀であれば誰でも良いのかと、そんな風に思えて…浅ましい自分が嫌になる。
…ああ、成る程。…故人を偲ぶ事は悪い事ではありません。ですが、そうやって思い出を大切にしていても彼は帰っては来ないのですよ。
(一人の者を愛し続けると言うのは美徳であるが、いつまでも死んだ者に縛り続けられるのは端から見ている方としては心苦しいものであり、だからと言って亡き者の気持ちなど分からない為に"一振り目の燭台切はそんな事を望んで無い"などと言った安っぽい言葉は掛けずにいて、代わりに辛辣だがそれでも自身の意見を述べていき。次いで、彼が件の相手に対して抱いている苦悩を聞くとじっと見据えていって。)
…それと長谷部、少し落ち着いて考えてみて下さい。貴方が好きになったのは同じ燭台切光忠と言う刀ですが、それぞれキチンと好きになった理由があるのでしょう?
そんな事ッ…お前に言われなくても分かる。
(帰ってこないと言う相手の言葉耳にした瞬間、木の幹思い切り殴りそれ以上聞きたく無いとばかりに頭左右にぶんぶん振り乱し。更にこちら真剣に見つめ言葉紡ぐ相手に理解は出来るもののそう簡単には納得できないのかもどかしいとばかりに胸元強く握りしめ溜息吐き出し隠そうともせず)
例え俺が一振り目と二振り目を別の理由で好きになったとしても、彼奴はそうは思わないぞ。周りだって…
…。
(幹を殴ると言った強い否定を示す言動を見ては、これ以上諭しても逆効果になるかと考えて何も言わずに視線だけを向けていき。そう簡単に割り切れない事は分かるが、思い悩むような彼を見定めて。)
それは貴方の考えでしょう?実際にそう思われるなどと今から決め付けるのはどうかと思いますが?少なくとも僕は、仮に貴方が二人を別の理由で好きになったと言っても信じますけどね。
だとしても…いい気はしないだろう?よりにもよってこんな感じじゃあ一振り目にも二振り目にも合わす顔が無い。…中途半端なんだ。(二振り目を好きになったからと言ってすんなり元の彼をすんなり忘れることなど出来ず、引きずったままで彼を愛するのは不純にも程があると溜息吐いて。目の前の相手は気にしないと言ったものの、燭台切も同じとは分からないために素直に頷けずにいて)
…でしたら、ずっと中途半端なままでいるんですか?僕には手助けなど出来ないですよ。…正直になるのか無かった事にするのか、貴方が決めないといけないんです。貴方の気持ちなんですから。
(どんなに自身の様な他人が言葉で促しても結局の所は本人の気持ち次第であり、咎めるような声色では無く諭す様な声色で一つ一つの言葉を紡いでいって、相手の反応を待ち。)
…正直に告げて、彼奴に拒否されるのが怖い。それならばいっそ、ないことにした方がまだマシなんじゃないか?…なんて考えて、自分が傷つきたくないだけなんだ。
(諭す様な言葉についうっかり自身の弱い所ぽつりぽつり語り始め、一振り目にも二振り目にも等と言いながら結局は自分の保身ばかり考えて前に進めないのだと告げれば背中幹に預けたままずるりしゃがみ込み膝に顔埋めて)
嗚呼もう、しゃんとして下さい!いつもの潔い貴方は何処に行ったのですか?
(膝に顔を埋める相手に、ここでどこぞの鶴の様に優しい言葉を掛けても堂々巡りになると判断すれば、いつもの皮肉とは違った意味で心を鬼にして上記を述べていき。手助けは出来ないが背中を押す事は出来ると思っては、下記を告げていって。)
そもそも、たった一度きりの刃生なんです。どっち付かずは駄目ですが、傷付く事を恐れて無かった事にするのも良し、覚悟を決めて想いを告げるのも良し。きちんと貴方が後悔しない道を選んで下さい。
刃生…か。確かにお前の言う通りだな。これじゃあへし切るなんて言えない。(するり膝から顔だけあげ自虐交じりに小さく笑うと未だすっぱりと気持ちに整理が付いたわけでは無いものの、どうするか決めたのかゆっくり膝に力入れ立ち上がり)お前に言うのも何だが…振られたら話くらいは聞いてもらうからな。
(緩慢な動作で立ち上がった相手を見れば、先程よりかはだいぶ落ち着いた様に見えて。振られた話などと状況が状況故にいつもより弱気だと思うものの、まあきっとそんな話など無いだろうと内心で思えば、微かに口の端を上げていき。)
ええ、聞いてあげましょう。…ああ、ちなみにですが、振られた話だけとは言わず成功した場合でもお聞きしますよ。
は。もしいい結果の時はお前には言わない。小言を言われたくは無いから。
(楽し気な相手の様子に僅かに顔引きつらせ、惚気話等してみれば目の前の相手が嫌味言うのは明確で。手をひらひら振りながらきっぱり断ると最後にもう一度木の幹撫でて)
(/さて、長谷部が漸く決心したところで、次くらいからサイドを変えましょうか?)
おや、釣れないですね。
(クスクスと着物の裾で口元を隠しながら笑えば、何はともあれ結果を楽しみにしておこうと心の中で思い。桜の木の幹を撫でる相手を見た後、下記を述べて本丸へと戻って。)
_では僕はこれで。吉報お待ちしていますよ。
(/そうですね、次から歌仙と燭台切に変えましょう。ガツンと怒ってやって下さい。)
ああ、…。
(すんなり本丸に戻る相手の背中見つめ見送ると、自身も戻ろうと足踏み出し始めるも直ぐに振り返りその場に暫し止まり桜の大木見つめると瞳閉じ深く息吐き出し。決心した様に頰軽く叩きやる気出せば踵返し本丸の中に帰って行き)
(/では次から歌仙でいかせて頂きますね。わー、怒れるかな?が、頑張りますね。)
(あれから夜食を作っては届けていたものの、ぎこちなさは拭えなく。相手も夜戦が終わり、今は太刀にも白金台の攻略が言い渡されて前よりかは彼にも時間が出来ていると言うのにも関わらず、どうにも自分から会いに行くのは躊躇われてしまい。関われば関わるほど相手を傷付けてしまうと胸内で小さく溜め息を付けば、何処か上の空で、夜の縁側に座り込んでおり。)
(/ではでは、お願いします!)
(本日の夕餉の片付けも終わり、内番衣装のまま自室に戻ろうと廊下に出て、夏の夜の庭先に見える蛍の光実に風流だとぼんやり眺めながら歩み進めていれば、ふと縁側にぽつり大きな背中見え。どうやら先ほどまで厨で一緒に仕事をしていた伊達の刀で、一体どうしたものか、まさか今から誰かと待ち合わせでもしているのでは等と邪推しながら徐々に彼に近づいていけば、微かに聞こえた相手のため息に思わず声をかけずにはいられず。)やぁ、燭台切じゃないか。君がため息なんて珍しいね。どうしたんだい?
あ、嗚呼…歌仙くんか。今晩は。
(心ここに在らずの状態で春から梅雨_梅雨から夏に移り変わった夜の中庭を眺めていれば、唐突に背後から声を掛けられて夜目が効きにくいため全然分からなかったと思いながらも、微笑んで挨拶を返していき。その後に先程の溜め息を聞かれていた事を知ると、詳しく言うのは躊躇われたのでボヤかすように伝えて。)
…ちょっと考え事をしていてね。格好を悪い所を見られちゃったな。
嗚呼、今晩は。はは、夏の夜に縁側で考え事っていうのもある意味風流かもしれないね。隣いいかい?
(何処か心此処に在らずな相手の事を放って置くこと出来ず、悩みならば自身が聞くことによって少しは気も楽になるだろうと多少御節介かもしれないが勝手に相手の隣まで足運び、返事を聞くより早く相手の隣に腰掛けて)
そう見えたのなら幸いだよ。_うん、どうぞ。
(風流かもしれないと述べる相手に、それだったら格好悪くはないかなと思いながらも少しばかり気が紛れて微笑を零し。隣に腰を掛ける動きをした彼に頷いては、少し左側に寄って場所を空けていって。中庭の蛍を何気無しに見ては、ぽつりと下記を述べて。)
…蛍、綺麗だね。
おや。…そうだね、綺麗だ。沢山の歌人が蛍を見ては歌を詠んできたんだけど、その中に、さゆり葉のしられぬ恋もあるものを身よりあまりて行く蛍かな…、って歌があってね。知ってるかい?
(昼間とは違い騒々しい蝉の鳴き声も消え、頬なでる風心地よさそうに瞳細めながら特に意味もなく自身の引き出しから故人の歌を詠んでみせ。淡い光放つ蛍の光でぼんやり浮かんだ相手の顔みつめながら何処か楽しげに解説をはじめ)
簡単に言うと恋の歌なんだ。蛍はどうしても幻想的で儚く美しい虫だからそういった歌が多いんだけど、ひょっとして君も恋の悩みかい?
いや、知らないや。…ごめんね、あまり歌には詳しくなくて。
(料理や家事などはするもののあまりそう言った娯楽には詳しくなく、けれど伊達政宗公も歌を詠んでいたなと懐かしく思っていれば、先程の歌の意味を解説する相手に目を瞬かせて。おもむろに図星を指されると困った様に眉を下げて笑みつつ。)
!…当たってはいるけれど、僕そんなに顔に出ていたかい?
まぁ、恋の悩みというのはこの蛍の光みたいに外側に溢れ出ちゃうようなものだからね。(此方の指摘図星だったのか慌てる相手にくすり喉鳴らし笑うと、興味津々とばかりに相手の方を向き率直に問いかけて)で、君は想い人がいるんだろう?溜息を吐いてたということは、上手くいってないのかな。
そっか、それは困ったなぁ。
(察せられる人ならば雰囲気で分かってしまうのかなと、漂う蛍を見ては苦笑を零し。その後に興味有り気に尋ねてくる彼に視線を向けると、脳裏に長谷部くんの姿を描いては同時に一振り目の事も考えて。)
…まあ、そうだね。上手くいってないかな。…そもそも、叶わない恋だけど…。
おや、伊達の刀といえど恋愛には其処まで強く無いのかな?
(素直に上手くいって無いこと認める相手に驚いた様に瞳見開き冗談交じりに笑いながら励ます様に肩をぽんぽん叩いて。叶わない恋、と言われて直ぐに彼が思っているであろう生真面目で主命第一の男脳裏に浮かべ)
叶わない恋か。…妙な事を言うね。君の相手は故人というわけでもあるまいし。
(肩を叩かれれば気を遣ってくれる相手に感謝しつつも、苦笑気味にこくりと頷いて。故人と引き合いに出されると、確かに故人ではなく生きてはいるが、しかし如何にも手など出せなく眉を下げていき。)
それはそうだけど…。何と言うか、…その人は言葉は悪いけど、未亡人みたいなものなんだ…。亡き恋人の事が、今でも忘れられないそうだから…。
(相手の「亡き恋人を忘れられない」という言葉に話題の人物が矢張り自分の想像した通りあの主命馬鹿だと分かり、然しながら未亡人と言う言葉にはそんな柄では無いだろうと思わず笑こみ上げてきてしまい、隠す事なくくすくす笑いながら相手見て)はは、未亡人!成る程ね、〜はは。いや、済まない済まない。うちの本丸に未亡人がいるなんて可笑しくて。
(突然笑みを零す相手に驚いたものの、うちの本丸と言っている辺りこれはひょっとしてバレてしまったかなと思いつつ、確かにあの様に怜悧で気高い彼の事を未亡人と表すのは失礼過ぎだが他に言葉が見付からなく、やや口を濁していき。)
…うっ、その様子だと歌仙くんは気付いた感じかな?未亡人って言葉は、確かに当て嵌らないけど…。
まぁね。一緒に厨担当してる位だから君の想い人くらい容易に想像つくよ。薄の君だろ?
(と言うより寧ろ目の前の相手も、すすき色の髪を持つあの近侍も互いを気にしすぎていると前々から思っていた為勘の良いもの達にはバレバレだぞ、と内心苦笑しながら更に彼らを見てヤキモキしてしまっていた事もあり、さらりと告白勧め出し)
未亡人だったら横恋慕にはならないんだから、早くけしかけたらどうだい?
うん、正解だ。
(薄でもあり藤でもある相手を脳裏に浮かべては素直に頷いていき。自身は自分で思っている以上に分かりやすい態度を取ってしまっているのかと、やや恥ずかし気に思っていれば告白を促してくれる彼を見て、応援の様な言葉をくれるなんて有難いと感じながらも眉を下げて微笑んで、己がこの本丸の事情を知っている事はバレてしまうが本心を告げていき。)
…そうしたいのは山々なんだけどね。でもやはり気は進まないよ。それに仮に成功したとしても、僕はきっと彼の事を幸せに出来ない。…二振り目なんかの僕ではね。
(此方の言葉に困った様に微笑む相手から紡がれた消極的な言葉は、二振り目だと言う事実を知っていると言う事実よりも自身の中で引っかかり、主命大好きなあの打刀も、目の前の気障な太刀も、自分からすれば相思相愛に見えるのに互いに色々考え過ぎていて拗れ過ぎだろうと盛大に溜息ついて。額に手を当てぺちぺちと己の晒された額軽く叩きながら非常に面倒だと言うオーラ隠すことなく語り始め)
はぁ〜っ。あー、つまり二振り目の君は彼を幸せにする自信は無いと、そういう事かい?
好きだけど自信が無いから告白はしないって事だろう?
……そうだね、格好悪いけどそう言う事になるよ。
(彼が一振り目の事を忘れられないから言って良いのか躊躇う、と言う理由もあるがそれは現時点では自身の言い訳にしか過ぎなく、結局のところ告白出来ないのは目の前の相手の言う通り、幸せにする自信が無いからで。情け無いとは分かっている為に、やや目を伏せていき。)
はぁ、伊達の刀が聞いて呆れる。所詮君の好きはその程度って事さ。自分に自信がなくて告白する気もないのに、うじうじ悩む理由が僕には分からないね。
(眉間に寄った深い皺伸ばすように揉み解しながら態とらしくため息を吐きだせば、励ます気等一切無いとばかりに一刀両断すると、ふと視界に入った蛍を見て先程の和歌は間違いだったなと相手見つめ)
…悩むのは、告白しない癖に未練があるから。
(ぐうの音も出ない事を言われれば上記を小さく述べるだけでいて、告白はしないのに未練があるとは随分矛盾しているなと自身ですら思っては、ぽつりぽつりと本心零していき。)
…本当は直ぐにでも好きって言いたい。…形振りなんか構わないで伝えたい。
君ね、もしあの刀が他の刀に告白されて付き合う場合だってあるんだよ?それでも良いのかい?君以外の誰かと恋仲になっても。
(紡がれた本心には素直に男らしい欲見えて、これはあと一押しか、と心内でほくそ笑むともしもの場合の仮定で更に言葉捲し立て相手刺激して)
…それが彼の幸せになるのなら。…いや、やっぱり嫌だな。それは。
(相手が亡き恋人以外を好きになると言う事など全く考えておらず、その事を言われて最初は体裁の良い言葉を述べたが少し考えた後、やっぱりと本心を話していき。)
ああ良かった。もし君が最初の言った「それで彼が幸せになるなら」だっけ?それだけしか言わなかったら君の事を殴っていたかもしれないよ。
(相手の前に当たらない様に拳突きつけながらにこり口角上げ微笑んで見せ。本心と見受けられる相手の言葉に満足したのか拳しまいながら夜空見上げ)
彼が幸せになるなら身を引くなんて格好悪いことをして、僕を失望させないでくれよ。そんな事を言うのは相手を幸せにできる自信が無いのと、他の奴よりも自分の愛が弱い証拠だ。
(言葉と共に拳を突き付けられれば、確かに殴られてもおかしくない発言をしていた為に眉を下げて小さく笑みを返していき。相手の言葉を聞いた後、一度だけ両手で自身の両頬を叩いては心中で…よしと気合を入れ直していって。)
うん、そうだね。…僕さ、大事な事を見失っていたよ。覚悟が足りなかった、諦めようとしていた。でも、今は彼を絶対に幸せにする覚悟も、彼に断られてしまうかもしれない覚悟も全部持ったよ。…歌仙くん、ありがとう。
うん。どう致しまして。少しはマシな顔になったじゃないか。まぁ、振られたら励ましてあげるよ。
(前向きな表情浮かべる相手に、此方も満面の笑み浮かべ肩をペシペシ叩き冗談交えながら相手の背中を押し)
さて。そろそろ僕は戻るよ。君も風邪ひかないようにね。(片足に力込め豪快に立ち上がると軽く袴の皺伸ばし、身体反転させながらその場後にして)
…ありがとう。振られた時は宜しく頼むね。(相手の冗談にくすりと笑み零しては、そう感謝の言葉と共に頼んでいき。それからこの場から立ち去る彼の背に向けて、下記を述べつつ手を振って。)
うん、分かった。歌仙くんも風邪には気を付けてね。
(/歌仙をやって頂きありがとうございました。この後の展開なんですが、前お話した出陣(検非違使)か遠征(遭難)のどちらかをやって、かつ燭台切と長谷部が同じ部隊になる感じでしょうか?)
(/背後のみ失礼します。うざい感じの歌仙ですみませんでした。
そうですね。個人的には二人が同じ部隊で遠征中遭難がいいかな、と。その他のメンバーは長谷部と燭台切に合わせて打刀と太刀あたりで適当に決めて。
尚、その際は部隊長を誰にしましょうか。)
(/いえいえ、むしろ喝を入れて頂きありがとうございました!
ふむふむ、遠征中遭難ですね。遭難方法ですが、敵の奇襲にあってベタに崖から落ち掛けた片方を助けようとして、結局二人とも落ちてしまうとかはどうでしょう?
そうですね、メンバーは適当に決めましょう。部隊長はどの刀でも大丈夫ですよ)
(/遭難方法はそれで構いませんよ。最初に崖に落ちる方は何方がいいですかね。個人的には長谷部がやらかして燭台切が助けようとするのが合っているかと。長谷部だと燭台切の方が大きいから助け出すの難しいですし…如何ですか?あと本来なら部隊長は長谷部がやるべきなのでしょうが、部隊長が遭難となると残ったメンバーが統率とれないかなー、とか。いっそ加州と歌仙を入れてあとは適当に大和守とか倶利伽羅とかでいいんじゃないかとか考えたのですが。どうでしょう。)
待たせて悪かったな。
今迄色々と我儘に付き合わせてしまったな。それでも応えてくれて嬉しかった。
楽しい時間をありがとう。また何処かで見かけたら話できたらいいな。
またな。
…僕の方こそごめん。
本当は返信の間隔が開く度に、飽きられてるんじゃないかって、いつか返事が来なくなるんじゃないかって勝手に怖くなってしまって、君が忙しいという事を考慮せずに、結局それに負けて身勝手な事に僕から返事を絶ってしまってごめんなさい…。
…半年間の積み重ねを僕が壊してしまって本当にごめんなさい。…こんな僕と、半年間やり取りをしてくれてありがとうございます。
長谷部くんと背後さんが、僕や僕の背後なんかよりもずっとずっと良いお相手様と巡り会える事を…、僭越ながら祈っています。
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