二振り目の君。(非募)

二振り目の君。(非募)

匿名さん  2016-03-08 23:27:05 
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二振り目君を待っています。




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  • No.161 by 燭台切光忠  2016-04-10 02:43:15 



(本当に細かい理由はよく分からないがここは眺めの良い秘密の場所だと、徐々に日が沈んで行く光景を崖上にある桜の樹の下から見ていて。この景色を見て貰えれば長谷部くんも柔らかい表情をしてくれるかもしれないと、淡い期待を抱いて隣の彼へと視線を向けたものの途端に崩れ落ちた相手の姿に「っ_長谷部くん…!?」と目を丸くさせ。訳が分からずオロオロとし掛けたが、とにかく直ぐに膝を着いている彼へと肩を貸そうと手を伸ばしていき。然し不意に、過呼吸気味に告げられた言葉にピタリと差し出そうとしていた手を止めれば。)
…?えっ、其れはどう言う……?
(相手の苦しげな表情に己の心まで締め付けられる様な感覚を感じながらも、小さな声でそう呟き。燭台切ではなく“光忠呼び”だと思いつつも口には出さず、金色の隻眼を困惑気味に揺らせば相手の藤色の瞳と視線を合わせ。けれど、動揺してばかりではなく其の問い掛けには返さないとと考えて声色に戸惑いの色を滲ませつつも言葉を紡ぎ出し。)
…僕は、燭台切光忠。それ以外の何者でも無いよ。_…逆に聞くけれど、長谷部くんは僕を通して…一体“誰”を見ているんだい?


  • No.162 by へし切長谷部  2016-04-10 18:52:19 



(今目の前に居るのが若しかしたら一振り目の彼だとしたら、行きつけだった麺屋を案内したのも、此の”秘密”の場所に来ているのも納得が付く。逆に赤の他人でそんな事出来る筈が無いという独り善がりな思いと、彼が生きている筈が無い、目の前の人物は全くの別人だという二律背反する思いで胸が一杯になり吐き出しそうになるのを堪え紡いだ言葉は相手に届いた様で。此方気遣いながらも戸惑いの色孕ませた彼の瞳と、”誰を見ている”と言う言葉に分かりきっていたが矢張り彼とは別人なのだと悟り、悲痛の息漏らし。)っ、そうだな…お前は燭台切光忠だ。分かってる、分かってるんだ。ただ分かっていても、心が分かってくれないんだ。(支離滅裂な言葉呟きながらぎゅうっと胸元の衣服手で握り締め、振り払おうと頭緩々左右に振るもどうしようも無い虚無感覚え)


  • No.163 by 燭台切光忠  2016-04-10 21:15:41 



……長谷部くん。
(そんな顔をさせたかった訳じゃない、そんな顔をして欲しくないと込み上げてくる気持ちを嚥下してはたった一言、彼の名前を呼ぶのが精一杯で。然し困惑しているのは自身だけではなく、常に気丈な相手がその様に心情を吐露しているのは衝撃的であり。整理しきれていない状況だが、そっと彼の前で腰を下ろすと視線の高さを合わせて今は疑問の全てを振り払えば、兎に角これ以上はいけないと、長谷部くんを苦しめるだけだと察しては優しく語り掛ける様なトーンで声を掛けていき。)
……ごめんね、今は僕からは何も言えないや。_…そろそろ、本丸に戻ろうか。荷物は僕が持つよ。一度ゆっくり休もう…。


  • No.164 by へし切長谷部  2016-04-11 05:37:52 



…違うんだ、済まない。お前を傷つけたかっんじゃ無いんだ。(いきなり取り乱し彼には失礼かも知れない発言をしたのにも関わらず、此方を心配そうに気遣いの言葉掛けてくる優しい様子に、今までの罪悪感一気に感じ、そっと彼の手を掴むと、謝罪の言葉述べ。其れから此の儘では矢張り良くないとずっと目の前の彼が鍛刀されてから感じていた自身に対しての自責の念に駆られ、若干ふらつく足に力込め立ち上がると決意した様に唇開いて)
…聞いて欲しい話がある。時間は取らせない、頼む。

  • No.165 by 燭台切光忠  2016-04-11 07:42:34 



…気にしないで。色々と事情があるんだろうしね。
(謝罪の言葉を述べる相手に、ふるふると首を横に振っては小さく微笑み掛けていき。彼とはまだ会ってから少ししか経っていないが、相手が何の理由も無しに取り乱す様な性格ではないと分かってはいるので、きっと今回の事は何かしらの事情があったのだろうと容易に察する事が出来て。ただ其れを根掘り葉掘り聞くのは厚かましい事である上に今の彼の心情にも悪い為に、何も聞かずにその手を握り返しては、ぐっと力を込めて丁寧に立ち直させていき。本丸に帰らないとと思った途端、頼むと話を切り出して来た彼に一瞬目を瞬かせたものの其の決意の固い眼差しを見れば断る選択肢なんて最初から非ず。こくりと頷くと返事と共に真剣な眼差しを返していき。)
…!_勿論だよ。…それで、聞いて欲しい話って何だい?


  • No.166 by へし切長谷部  2016-04-11 17:43:44 



…この場所は、俺の大切な場所なんだ。
(此方に真剣な眼差し向け話を聞く体制になった相手に、何処から話そうかと脳内で必死に相手傷付けないように話を組み立て。相手に立ち上がらせて貰う際掴んだ手をやんわり振りほどき、目前の桜の樹の幹を愛し気に瞳細めひと撫ですると、自身の過去を振り返りながら静かに唇開き言葉紡ぎ始めて)
俺は、わりと初期の頃にあの本丸に鍛刀されてな…今ではこうして近侍を任される程になったが。当然俺にも今のお前の様に新人だった頃があってな、そんな俺を面倒見てかくれたのがその時近侍だった奴だったんだ。やたら小言が五月蝿くて、お節介焼きで…。新人の俺が他の奴等と仲良く出来る様に奔走してたんだ。態々他人なんかの為にだぞ?
(懐かしむように胸に手を当て、一言一言慈しむ様に丁寧に言葉述べて視線桜から相手に向け、馬鹿みたいだろうと苦笑漏らし)
でも、感謝しているんだ。彼奴と過ごし共に戦い、共に笑い、…大切な戦友、だったんだ。


  • No.167 by 燭台切光忠  2016-04-11 22:19:07 



(解けた手の体温に名残惜しく感じつつも、何処かしんみりとした雰囲気の中、相手の話を聞いていき。一度だけ心なしか愛おしげに撫でられた桜の樹に視線を移すと、無意識の内に相手の言葉の一部を反芻していって。彼の過去の話に、何だか他人事とは思えない親近感を覚えながらも其の近侍くんは良い人だなぁと感じては、思わず微笑ましい話にくすりと小さな笑みを零し。けれど、続きを急かす様な言葉は述べずに静かに耳を傾けていて。)


  • No.168 by へし切長谷部  2016-04-12 20:52:21 



そんな彼奴とは良く一緒に主命で万屋に行ったりしていたんだ。その帰りには今日寄った麺屋や、金物屋に行ったり、…この秘密の場所で過ごした。だからきっと勘違いしてしまったんだな。彼奴が帰ってきたんじゃないかって。
(愛しい思い出話も、そう長々と語るつもりもはなから無く、再び幹を一撫ですると肩を下げ深く息吸い込み。身体反転させ桜木背後に立つと燃えるような真っ赤な夕日に包まれる目の前の相手見つめ静かに涙流し自嘲気味な微笑み携えながら唇を開いて)
”燭台切光忠”はお前で二振り目なんだ…。

  • No.169 by 燭台切光忠  2016-04-12 23:35:25 



(段々と相手の話を聞いていく内に、親近感ではなく既視感を覚えて。つい先程までいた場所の数々を口に出されれば、直感的に雲行きの悪さを感じると嫌な予感で首筋につぅと冷や汗が流れていき。“彼奴が帰って来たと勘違いをしていた”と言った主旨の言葉を聞いてしまえば、告げられずとも次に何を言われるのかは分かってしまうもので。夕陽に照らされてまるで燃えているかのような桜を背に、此方を見詰めてくる彼の瞳から雫が溢れ落ちればこの隻眼を見開き。次いで告げられた“二振り目”と言う言葉に、そちらはある程度予想出来ていたものの矢張り彼の声で言われてしまえば、心臓の辺りが痛むのを感じて思わず眉を顰め掛け。然し最初に真実を知りたいと思ったのは自分自身。それに、長谷部くんと仲の良かった一振り目の彼は本丸では一切見掛けなかったので、恐らく…。言い辛い事や思い出したくない事を教えてくれた彼に胸の内で感謝をして。だが同時に相手の期待を裏切ってしまったと思っては、ぐっと震える声と感情をなるべく押し殺して、申し訳ない面持ちで。)
っ……二、振り…目?…あ、そっか…。そう、…なんだね。僕は、二振り目なんだ。__…長谷部くん、ごめんね…。


  • No.170 by へし切長谷部  2016-04-13 20:29:33 



すまない…分かっていたんだ。彼奴は折れて、もういない事くらい。お前と彼奴が違うんだって。でも、だからこそ…お前が鍛刀された時認めたくなかったんだ。お前を認めたら、最初からこの本丸にいた彼奴が消えてしまう気がして…(無意識に零れ落ちた涙拭おうと手の甲で乱雑に瞳擦り、そっと目の前の相手に視線向ければ、感情押し殺した様に苦しげな表情と声で何とか必死に言葉返そうとする姿見えて。相手を悲しませるつもり等無かったものの、此れまで彼が現れてから自分勝手な都合で、彼を毛嫌いした様な態度を取ったり、現に今、彼を混乱させる様な言葉を紡いで傷つけているのは自分で。本心から申し訳なさそうに頭深々と下げ謝罪述べて)

  • No.171 by 燭台切光忠  2016-04-13 21:27:48 



……仕方がないよ、君にとって一振り目の彼は大切な戦友だったんだろう?……折れてしまったのなら尚更、二振り目の僕を受け入れられないのは当然の事だよ。
(謝る相手に首を横に振っては、彼に何処にも非が無い事を告げていって。其れに、今一番傷付いているのは長谷部くんの方だ。自身は折れてしまった燭台切光忠とは違う二振り目だが、其の外見は同じ。然し中身は違う為に、此の口から彼に向ける言葉の数々は相手が望んでいるものではない。むしろ、傷付けるばかりで。“今日初めて会ったばかり”と言う最初の言葉はどれだけ彼の心を傷付けたのだろうと今になって考えては、やり切れない気持ちで硬く拳を作りつつも。どうか此方に対して罪悪感なんてものは抱かないで欲しいと、身勝手な事だがこれ以上彼の心の負荷を増やして欲しくないと思って。微笑みを浮かべると宥める様な柔い声色でそっと話し掛けて、頭を上げる事を促し。)
僕は大丈夫。さっきは驚いちゃったけど大丈夫だから。…長谷部くん、君が謝る必要は無いよ。だからさ、顔を上げて。_ねっ?


  • No.172 by へし切長谷部  2016-04-15 00:38:20 



…だが、いい気はしなかっただろう?今はまだ無理だが、いい加減俺も割り切らないと。直ぐには出来ないがお前を受け入れていきたいとは思っている。だから、…だから、許して欲しい。(勝手な事情に相手を巻き込んでしまった事深い罪悪感覚えていたのか再び頭下げ。此方に気を使ってか気丈な言葉かけてくる健気な相手の様子に、こんな相手に自分はなんとひどい仕打ちをしてきたのかと自身の行動省みて静かに顔上げると、桜吹雪の中に立つ相手見つめ真剣な眼差し向けて)

  • No.173 by 燭台切光忠  2016-04-15 07:53:58 



…長谷部くん、今の言葉でも僕には充分過ぎるほど勿体無い言葉なんだよ。_僕はいつまででも待てるから。無理だけはしないでね。
(許して欲しいと頭を下げる相手に眉を下げて微笑めば、受け入れていきたいと言ってくれた彼の言葉に其れだけでも此方としては有り難い事なのでそう返していき。待つ事には慣れている、政宗公に実戦刀として振るわれるまで長く飾り刀として時間を有したから。そんな事を思いつつ夕日に反射して火の粉の様に舞う桜吹雪の中、つい水戸での火災を思い出し掛けて躊躇うも。此方を真っ直ぐに見る相手を、同じく揺るぎ無い瞳で見つめ返していき。)


  • No.174 by へし切長谷部  2016-04-15 21:11:08 



嗚呼。…話はそれだけだ。くよくよばかりしていられないからな。改めて宜しく頼む、燭台切。(此方の言葉に真剣な眼差し返してくる相手に安心したように胸撫で下ろし。以前彼から差し伸べられた手を無下に振り払った事も有り、やや少し躊躇いながらもぎこちない笑顔浮かべ握手求めて)

  • No.175 by 燭台切光忠  2016-04-15 22:30:08 



此方こそ、改めて宜しくね長谷部くん。
(相手から握手を求められれば感動で込み上げてくるものがあり、其れを抑えてその片手を取って握ると、ぎこちない彼の笑みに配慮してか己は控え目に笑みを浮かべていき。緩やかにその手を離せば、ひらひらと舞う桜吹雪に居る相手の姿を見ては柔く目を細め。)


  • No.176 by へし切長谷部  2016-04-16 18:56:00 



(重なる掌の温もりにぎこちない笑み止め素直に喜ばしく微笑むと手を離し。ふと大分太陽が傾いているのが見て取れこのままでは夕餉前に帰れず本丸の皆、何より主に心配や迷惑を掛けてしまうと気づき顔僅かに引きつらせれば購入した菓子折り抱え直し走り出して。呆然と立ち竦む相手急かすように叱責の言葉述べ)
まずい、早く帰らなければ。ほら、ぐずぐずするな。行くぞ!

  • No.177 by 燭台切光忠  2016-04-16 20:26:16 



!?_いつの間にかこんな時間…。そうだねっ、了解!急いで帰らないとね!
(手を離す際に一瞬相手が自然に微笑んだように見え、其の様子に心音が高まったものの何故五月蝿くなったのだろうと、まさか其れが恋心の類とは知らずに疑問に覚え、然しそんな時間も無く気が付けば辺りは段々と茜色を濃くしていて、そして長谷部くんから急かす声を掛けられれば自身も荷物を脇に抱えては後を追って山道を走り出し。)


  • No.178 by へし切長谷部  2016-04-16 22:28:20 



(何度と無く歩んだ山道慣れたように駆け下り、来るときに通った一本道を菜の花畑や夕陽反射する小川等見向きもせずにひたすら足を進め。行きよりも何倍も早く帰路に着き、立派な木製の門扉に手を掛け我が本丸の中へと入り相手振り返り見て)
…さて、俺は主に帰城の報告をしてくる。


  • No.179 by 燭台切光忠  2016-04-16 22:45:19 



あっ、長谷部くん、ちょっと待って。
(何とか日が暮れる前に本丸へと戻って来れば、そのまま主くんへと報告に行こうとする相手を一旦声を掛けて止めていき。此処で渡せば荷物になってしまうかと思ったものの、逆に夕餉の時に渡せば彼が荷物を置くのに二度手間になってしまうかと考え直して、手に提げていた藤の花の蝋燭が入った品の良い紙袋を差し出していき。)
此れ、良ければ君に受け取って貰いたいんだ。先日の出陣でお世話になったお礼がしたくてね。


  • No.180 by へし切長谷部  2016-04-17 19:21:12 



…いや、受け取れない。あの出陣の件は俺も悪かったんだから。(呼び止める相手が差し出してきた紙袋に最初は一体何事かと首捻りじっとそれ見つめ。相手が紡ぎだした言葉を聞けばどうやらこれは自分への贈り物だというのが分かり、手を胸の前突き出し左右にひらひら振りながら慌てて紙袋突き返して)

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