匿名さん 2016-03-08 23:27:05 |
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(話していた短刀の中には、信長公の所で一緒だった薬研藤四郎と言う刀も居て。あの時はまだ自身は号すら持っていなく、同じ様な兄弟刀も沢山いた為に知られていないだろうと思っていたのだが、どうやら相手は此方を認知していたらしい。“また”宜しくと言った主旨の言葉を言われて快く頷いたものの、その時の自身は二重の意味で“また”と言われたことには気付かないで薬研くんと握手をしていき。続いて、他の刀剣達から歌仙くんが作ったらしい料理を勧められたので、楽しみにして箸を付けていき。人の身を得てから初めて食事をしたのにも関わらず、その何処か懐かしい味に何だか困惑してしまい。思わず箸を止めてしまったので、周りの刀剣達からは喉に詰まらせたのかと思われたのか水を持たされて受け取り。ただ大倶利伽羅と鶴丸さんだけは何か言いたげな顔で此方を見ていたが、其れを言葉にされることは無く宴は続いていき。)
(/有難う御座いますっ。 いえいえ。
でしたら、展開に動きのある前者の方でやらせて頂きたいです。軽い流れは宴の後半に光忠が話し掛けに行く→けど長谷部は気まずくて騒ぎに紛れて抜け出そうとする→それを止めて宣戦布告→で如何でしょう?)
(此方揶揄う之定の刀に眉間に皺寄せ不機嫌なオーラ出しながら黙々と料理食べていれば、ふと短刀達がざわつくのを感じ取り、そのまま其方に視線を向ければ、何やら主役の刀が喉を詰まらせているのか水を受け取っているのが見え。一瞬大丈夫か、と心配胸過るものの此方から声を掛ける事など出来ず、視線そっと背け気づかない振りに撤していれば酒瓶片手に含み笑い浮かべ乍近づく桃色の髪が見え、思わず隠す事などせず盛大な舌打ちをして。その刀が隣に腰掛けるの察すれば、文句を言おうとするも、座るや否や「話しかけないんですか?短刀達に取られてしまいますよ。」などと言われれば顳顬引きつらせ無言貫き通して)
(/了解しました。ではその様に話を進めましょう。提案ありがとう御座います)
(其れから宴は後半に入り、大太刀や太刀は酒が回り始めたのか盛り上がっていると言うよりかは騒がしくなっていて、一方の短刀達は欠伸をし始めた為にそろそろお開きになってしまうのかと一抹の不安が過ぎり。何せ自身はまだ長谷部くんと此の宴で一度も話していない為に、残り時間が少ないと感じれば焦るもので。行動を起こそうと徐ろに立ち上がれば、不思議がる周りに「彼方とは余り話せていないから少し話してくるね」と誤魔化して移動をし。まずは主くんや余り話せていない刀剣達にキチンと挨拶をすれば、最後に近くに居た長谷部くんの方へとさり気なく足を進めて。其の際に途中で歌仙くんに「ご飯美味しかったよ。それと何だか凄く懐かしい味がして食べやすかった」と有りの侭に感じた料理の感想を伝えていき。そして、ちょうど長谷部くんの近くが空いていたので其処へと座っていって。)
長谷部くん、隣失礼するね。まだ君とは此の宴で話が出来ていなかったなと思ってさ。良ければ隣に居ても良いかい?
(/いえいえー。其れでは一旦失礼しますね。)
(宗三の愉快そうな表情と共に紡がれた言葉に無視を貫いていれば、相手にとっては其すらも面白い事なのか隣で酒を飲み始められれば追い払えば良かったと後悔して。そんな彼を気にしていたからか、隣に腰を下ろすもう一振りの刀に気づかずに慌てて彼の方を向こうとすれば、「おや、彼方から来てくれましたね。」と笑い声と共に耳打ちしてくる宗三に苛立ち覚え。何事もなかったかのように主人の方へ逃げていく姿睨み付けながら漸く燭台切の方へ顔を向けると、苛立ち引きずっている為か冷やかな声色で言葉を紡いで)
嫌と言う前に座っている癖にそれを聞くのか?…態々挨拶回りか、ご苦労だな。もう戻って良いぞ、案内の時に俺とは挨拶をしただろう?
如何しても君の隣に座りたかったからね。
(自身が座った辺りで移動した刀剣は確か信長公の所に居た刀の一人だったようなと思いつつも、横の長谷部くんの方に集中してそう告げていき。何やら先程よりも苛々としている相手に、間が悪かったのかなと少し焦りながら無意識に頬を掻いたが此処で怯んでは平行線だ。押す前に引いてどうすると己を叱咤しては、相も変わらず此方は微笑み返していき。)
…そんなこと言わずにさ、挨拶だけじゃなくて僕と雑談等もしてくれないかな? 折角こうして仲間になったんだしね。
雑談?それなら俺じゃなくとも良いだろう?
(此方の冷たい反応に怯むことなく笑顔向ける相手に困惑しつつ、グラスに注がれた侭一口も口を付けていなかった酒を一気に煽り。何故こんなに相手が自身と話したがるのか、案内の時も取り分け良い態度では無かった筈で避けられるならまだしもこの様に寄り添われるのは予想外で。深く息を吐いてグラスを膳の上に戻すと、視線そっと隣の相手に向け素っ気ない言葉紡いで)
…長谷部くんじゃないと駄目なんだ。
(確かに雑談なら誰でも出来るが、自身は単に雑談がしたいのではなく目の前にいる彼と仲良くなりたいからこそ其れをするのであって、だから誰でも良いと言う訳ではない。故に長谷部くんでなければならないのは当たり前なのだが、今日会ったばかりの彼に其の理由を直接言うのは引かれてしまうかなと悩んだものの、然し本心は正直で。なるべく、八つ橋に包んだ言い方で穏やかな声色で伝えていき。)
何だか不思議と長谷部くんの事が気になっていてね。だから、もっと話をして君の事を知れたらなと思ってさ。
お前は…っ。
(優しげな表情と共に紡がれた言葉、ふと過去の記憶と重なり息を飲み。自身が嘗て愛したただ唯一の存在、それと何一つ変わらない顔だが、目の前の彼は自身が好きだった人とは別人だ。頭では分かっているつもりだが感情が追いつかず、どうしようもない焦燥感に泣きそうになるのを唇噛み締めぐっと堪え。今すぐにこの場を抜け出そうと歌仙に断りを入れるべくその場静かに立ち上がり)
長谷部くん…?
(相手のその感情を堪える様な、そして丸で硝子細工みたく繊細で端正な顔にビビを入れてしまった様な、言葉にせずとも彼の何かを傷付けてしまった感覚はひしひしと伝わり。思わず、恐る恐る相手の名前を呼んで、困惑気味に己の金色の隻眼を揺らしたものの彼が静かに立ち上がったのを見れば、恐らく自身から逃げようとしている事が嫌でも分かってしまい。然し如何しても伝えたい事があったので、反射的に声を出せば其の腕を掴もうとしていき。)
__っ!待って、長谷部くん…!
済まない、歌仙。主の寝具の準備をして来るから、ここを任せても良いか?
(此方必死に呼び止めようとしている燭台切の手をやんわり振り払い、何事も無かったかのように淡々と言葉紡ぎ出し。近くに居た刀剣達から何やら物言いたげな視線突き刺さり、それにより更に居心地が悪くなり自身の情け無い顔等見せない様にやや俯き気味で足踏み出し。漸くこの場から抜け出せる、彼から逃げられる、とそんな思い巡らせながら広間の戸に手をかけて)
っ! 長谷部くん!!
(払われた此の手を握り締め。自身でも驚く程の大声を出せば、己で己を追い立て急かすかの様に立ち上がり。今度は其れこそ出て行こうとする相手の腕を確りと掴んでいって。瞬間、賑やかだった周囲がシンと静まり返ったが、今の自身には長谷部くんしか見えておらず。周りの刀剣達の不安げな視線も何だ何だ?と尋ねる騒つきも気に掛ける事なく、目の前の彼をただただ見詰め。言いたい事は山程あったが、先ずは此の感情に突き動かされるままに口を開き。)
僕が君に避けられている事は分かってる!けど、其れでも、僕は君と話がしたい!仲良くしたいんだ!!
仲良く?
(手を今度は振り払う前に掴まれれば、大きく肩を揺らして。先程までのざわつき嘘の様に静まり切った広間の中に響く燭台切の真剣な眼差しと言葉に、心揺らぎ震える唇で言葉紡いで。入り口から視線を彼に向け、思わずその愛しい姿に嘗ての日々思い出され一瞬優しげな表情見せるも、そんな姿を見ていた刀剣達から冷やかしの言葉受ければ羞恥心からか直ぐにその表情消し。力付くで腕離そうと抵抗しながら声荒げ)
っ、離せ!俺はお前と仲良くするつもりなんて、無い!
けど、僕にはあるんだよ…!だから、長谷部くん。此れはある意味で君への宣戦布告だ。受けて立ってよ。
(一瞬だけ見えた相手の優しげな表情に動揺し掛けるも、途端声を荒げた彼に対して、其れに気圧されない様に力強く言葉を発していき。裏側に滲む焦燥は此の胸を焦がす程の熱を持っていて、其の様な熱気に充てられたからか、自身の頭は今は周りの冷やかしすら聞こえず、相手を見据えていき。まるで此の状況は彼と己の合戦を告げる様だと思いながら、其の狼煙を上げる為の最後の言葉を紡ぎ出していけば相手の手を離し。)
…もしも本当に嫌だと思った其の時は叩き斬ってくれても構わない。僕は何時でも君に斬られる覚悟で、何度でも君に話し掛けるから。
ずいぶん身勝手な宣戦布告だな。
(突如告げられたのは好戦的な言葉で、相手からその様な言葉が出てくるとは思っていなかった為、藤色の瞳見開いて。一度燭台切の破壊を目の当たりにしているからか、彼の口から叩き斬られても構わないという言葉が出た事に思わず目の前の相手に掴みかかりたくなるものの、周りの刀剣達の声に熱くなってしまった自分制御して。離れた手の温もりに何処か寂しさ覚え戸惑いながらも、一度相手をまじまじと見つめ睨み付けてから、足早に退出し)
…勝手にしろ。
(/いやぁ、光忠の男らしさにキュンときました。さてさて、この後ですが如何しましょうか。また光忠サイドと長谷部サイドに分かれてやり取りしてから日常パートに入りますか?)
! ありがとう…!
(相手の口から出たのは肯定の言葉ではなかったものの、逆に言えば其れは否定の言葉ではなく己の宣戦布告が却下された訳ではなかった為に、思わず去って行く相手に礼を言い。ふと、ようやく其処で頭から熱が抜けて冷静になり。此れは皆の前で凄い事を言ってしまったのでは?とぎこちなく首を動かして背後を見れば、酒が入っている事もありニヤニヤとした笑みを浮かべる一同が居て。『きゃー!大胆な告白ね!』やら『燭台切の旦那も意外とやるな』などと大小問わずに弄られていき。矢張り凄い事を言ってしまった事を自覚すれば、途端に恥ずかしくなってしまうもので。手を振ったりして誤魔化していると、徐ろに鶴丸さんがこちらの肩を叩き『今のは良い驚きだったぞ!俺は君の事を応援しているからな』と笑顔で言われ。其の言葉は有り難いと思いながらも、然し他からは再び先程の事で弄られていき。)
(/ありがとうございます…!そうですね光忠はこのまま終わらせても大丈夫な感じですが、長谷部サイドだけは少しやりましょうか?またその際は誰を行かせた方が良いですか?長谷部サイドが終わったら次の日もとい日常パートに戻りましょう。内番か初陣か初遠征のどれかをやってみたいものです。)
(半ば逃げる様な形で広間飛び出してしまった為周りの刀剣や、なにより主人には心配をかけてしまったかもしれないと後悔の念に苛まれながら中庭迄出て。端っこにある、蕾が息づく立派な桜の木の元まで足を運べば、幹に手を当てて漸く肩を下ろし息を吐いて。そう言えばこの桜の木の下には良く一人目の燭台切と訪れたものだと、愛しげに其の幹撫でながら夜空見上げて。)
…俺は、どうしたら良いんだろうな。
(/長谷部サイドも飛ばして頂いて結構ですよ。では日常パートにしましょうか。内番、となると畑仕事あたりですかね?それか初出陣…しかし練度の問題で二人が同じ部隊にいるのは微妙ですかね?)
(次の日の朝。あれから散々弄られた後に、やっと解放されて自身の歓迎会だった宴はお開きになり。そのあとに長谷部くんの姿を探したものの見つける事は出来ず、結局大人しく自室に戻って眠りにつき。そして、こうして目覚めた訳で。同部屋の鶴丸さんや大倶利伽羅に朝の挨拶をすれば身支度などをして、廊下へと出て行こうとしていき。)
(/そうですね、畑仕事あたりですね。ふと思ったのですが中弛みが怖いので、今回は比較的動く初陣の方にしても大丈夫でしょうか? でしたら、光忠の初陣と言う名の、新入りの合戦場研修の担当者として長谷部が主命を授かった、と言うのは如何でしょう?)
(昨晩の事頭の中でリセットしながら本日の主命を承るべく主の部屋へと向かい。普段なら近侍として且つ第一部隊の隊長として難易度の高い時代へと出陣する筈だが、主から告げられたのは第二部隊の隊長で。一瞬近侍の命も解かれるのかと不安顔に出せば、そうでは無く一時的に他の刀剣達の練度向上の指揮を取って欲しいとの事で。渋々その主命に頷きながら、呼び上げられた同行者の名前に耳傾ければ、その中に昨日鍛刀されたばかりのあの一振りの名が有り。思わず眉間に皺寄せるものの、抗議など一切無く受け入れ、主に頭を下げその場退出し。軽く自室に戻り刀装等確認すれば出陣ゲートの前へと向かい)
(/了解しました。では其方様が言ってる通り初出陣というかたちで始めさせていただきますね。)
(ふと、本日の本丸の連絡板には出陣する編成部隊に自身の名が書かれていて。さっそく戦える事は己にとっては朗報だった上に何故か近侍の長谷部くんが隊長だったので、微かに目を輝かせて。まあ、昨日に宣戦布告をしたばかりなので初日の今日は益々避けられるだろうなと腹を括りつつも、直ぐに支度をする為に自室へと戻って行き。刀装はどれにしようかと悩んでいれば、初陣祝いと称されて、鶴丸さんに金の盾兵を渡されたのでそれを付けていき。急いで出陣ゲートへと向かえば、既にそこには彼が居たので話し掛け。)
! おはよう長谷部くん。今日は宜しくね。
(/ありがとうございます。取り敢えず初陣と言うこともあって、軽中症辺りを負おうと思いますが大丈夫でしょうか?)
(ゲート前で待機をしていれば徐々に集まり出した短刀と脇差の元気さに若干既に参ったように額に手を当て溜息を吐き。最終チェックとばかりに主から託されたメモを見つめていれば、いつの間にか隣に立っている相手に目を丸くして。昨日の宣戦布告もあってか硬い表情浮かべ、そっと視線逸らすと部隊の皆の集中集めるべく手を叩きながらゲート前に立ち。部隊長としてそれらしく士気を高めるような言葉を紡ぎ出して)
いいか、今日行くのは鳥羽だが油断するな。燭台切は初出陣だから皆、フォローしながら進軍するぞ。怠慢は許さない。
(/そうですね。そうなった方が中身のあるやり取りが出来ると思うので賛成です。)
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