ねぎま 2016-03-08 06:06:53 |
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永久のカタカナ病に名前をつけよう
エディ「突発性片言症候群、とか」
彼方「…普通にカタカナ病でいーだろ」
永久(…こくり、こくり)
エディ「あ、寝そう、ってか寝てる永久ちゃんかわいい」(カメラパシャパシャ)
彼方「うちの妹のプライベートを撮らないで下さい」(カメラかち割り)
エディ「わぁ、お兄さんひどいなぁ」
彼方「お兄さん言うな、シバくぞ」
エディ「こわいなー」
永久「…フッ…」
エディ「…永久ちゃん笑った?」
彼方「ンなわけねーだろ、寝てんだからそっとしてやれよ」
エディ「…はーい」
永久「…コノニチジョウガ、ツヅキマスヨウニ」(ぼそ)
ゆっくりしていってね
エディ「…」
ゆっくりとわ「…?」
エディ「何この永久ちゃんにそっくりのゆっくり」
永久「…スゴイナ」
ゆっくりとわ「…ゆ、」
エディ「ゆ?」
ゆっくりとわ「…ゆっくりして、ね?」
エディ(あっかわいい)
永久(あっエディ絶対これ持ち帰るな)
その後 断会
翠「おい、癒和(ゆわ)、これやる」
癒和(ゆっくり永久)「ゆ?かいちょーさん、なぁにこれ」
翠「…押し花の栞、お前本の栞が欲しいっつったろ」
癒和「…ありがちょ!かいちょーさん!」
翠(本物と同じくらいかわいい)
永久「…」(大福もきゅもきゅ目きらきら)
エディ(こっちの方が可愛すぎて悶死しちゃう)
謝罪
謝る、誤る
…謝罪
「それが、君の罪」
永久「ッ…」
放課後
一応行っている学校の図書室で、嫌な夢を見た
永久「…ナツカシイ」
膝をテーブルにつきながら、彼女は瞼を閉じる
現実(寂しさ)から逃げるように
殻(夢)に閉じこもって
そんな彼女の姿を
少年は観察する
エディ「…永久、永久ちゃん」
ふたたび眠ってしまった彼女の頬をつつき
幸せそうに少年は微笑む
エディ「…愛しているよ、トワ」
そして少年は
彼女の額にキスをした
ガラスの破片と死体の中心
うずくまるように
幼い頃の彼女は居ました
彼女は鬼だと恐れられ
ついに周囲の人間から殺されそうになってしまいました
えぇ
彼女のやったことは正当防衛ですよ
当たり前です
…ですが
彼女は自分がやったことに酷く後悔しました
挙げ句の果てに
自ら割れた酒瓶で首を斬ろうとして…
…でも残念
そんな彼女を見かねて
とある断罪者が酒瓶を奪い取りこう言いました
「命を放棄するのならば、その命を断罪に捧げ」
と
それから数年後
大人になった鬼女は…
放棄の断罪者となりました
霧
それが俺の名前
エディ
それが…
僕の名前
そして永久
この名前が…
愛しの少女の名前
そして少年は
病的に、純粋に
彼女を愛し
いつしか…閉じ込めてしまうだろう
自分の世界に
「…もう何回?もう何回?」
「わからぬままに過ぎていく」
「坂道と伸びる手」
「少女は笑みを浮かべながら」
「もう終わり、もう終わり」
「結末はなんとも悲痛な叫び」
「「ごめんなさい」」
「…!」
「あら、新しい子?いらっしゃい」
「…?」
「…私は明日菜、貴女は?」
「…奏」
「坂道…奏」
「へぇ、いい名前ね」
「…言われた、二回目」
「…?他にも言った人が?」
「…ん、止める人」
「そう…疲れたでしょ、今はここでゆっくり休むといいわ」
「いいの…?」
「私が部屋主って訳じゃないけど、ここに来た人は特別だから」
「…何だか、眠くなってきた」
「そう、それじゃあしばらく………」
お休みなさい、奏
「…どうして」
謝るのは俺だ
全部俺のせいなのに
「…なんでっ」
なんで
「止められないんだよ…!」
「…あの子を、奏を止める力が無いからよ」
「ッ…誰だ!?」
「…神」
「はっ…?」
「とにかく着いてきなさい、話はそれから」
「っちょ、待てよ!」
「なぁに?」
「…なんで、奏の事知ってんだ」
「その話も、後で話すわ」
…何なんだよ
こいつは
「…ふぅ」
私は画面を触る手を止めて、コーラを飲みながら
携帯端末の電源を切った
黒い画面にうつるのは
気の抜けた私の顔と…
私にナイフを突き付ける黒髪の少女
その少女に私は言った
「あのさ、飽きないね」
すると少女は
「貴女がどうすれば死ぬか試したいだけ」
と冷静に言った
そして私は今日も
何度目かわからない死を体験する
私の主は
死なない
「あのさ、一応鈍くはあるけど痛覚あるんだよ…?」
そう
鋭いナイフで首をすぱっと真っ二つにしても
死なない
火で燃やしても
水で溺れさせても
首を絞めても
心臓をえぐり出しても
「死なないね」
「いや」
「**ないんだよ」
私の問いに
いつも通りの答えが返ってきた
…
あれから何年経ったろうか
神より厳しいあいつの修業を乗り越えて
俺は時に介入する能力を手に入れた
後は、この選択だけ
「これで助けられるのか…?」
「それはお前の選択次第さ」
『繰り返す代償に、繰り返された分の寿命』
『それを、後払いで私におくれ』
俺の答えは…明確だった
そして神は微笑んだ
七ツまでは神の子で
八つになれば人の子で
「とおりゃんせ、とおりゃんせ」
狐と狸の化かし合い
兎と死神の純粋な愛
人と堕天の奇妙な世界
「この子の七ツのお祝いに」
生まれて七日間
その間の赤ん坊は
まだ神様の子である
「お札をおさめに参ります」
今日は八日目
さぁ
名付け札を納めに参ろうか
「行きは酔いよい帰りは怖い」
『こわいながらもとーりゃんせ!』
『通りゃんせ…』
『お七夜も終わり』
『今日から私は』
『やっと、やっと』
『人になれる』
どぶ川
偶然どぶ川に小石を投げたら
「いだっ!?」
「…ひ、ひと!?」
野球着を着用しバタフライ泳ぎをしている人に
石がぶつかってしまいました
「…わたし?るりだよー」
「僕は十四松!よろしく瑠璃ちゃん!」
テンションがおかしいのも
「うわああああ!クワガタ!クワガタ!」
「ち、違うよ!それゴキブ…十ちゃんそれ持って近付かないでぇえ!」
目の終点が所々あってないのも
「寂しいね」
「苦しいね」
こころにいっぱい
つらいのをかくしてるのも
「「似てるね、僕(私)達」」
私と僕は、友達?
繰り返す内に
死ななくなった
身体だってもげる
焼けたり、穴も空いたりする
血だって流れる
でも
死なない
いや
死.ねない
「…」
右腕にカッターナイフ
頭には銃口
どうやったら
死ぬかな
注意 事後のような描写あり どろぬま?
「…」
雨が降りしきる中 甘い声が沈んだ後
隣に眠る男の頭を撫で、自らも服を着なおし
「…ねえ、これは間違いよね」
それは一夜の間違い
…たった一夜の間違いで
彼女は子を孕んだ
その子の名は………
「雨音」
「…何です?」
「何でもない」
「…そう、ですか」
ふ、と笑いながら、少年は人狐と店を開く
「…てが、み?」
「…そうですね、久しぶりに書いて見てもいいかもしれません」
「でも」
「届く事がない想いなんて、要りませんよね」
「…どうか、どうか大好きな吸血鬼さんが」
「ロザリオさんが幸せでありますように…」
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