ななしの刀剣 2016-03-06 20:44:15 |
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( / 置きレス寝落ちお互い様ですので、如何か気負わずに…っ!
どどど胴上げですか⁉︎喜んで御受けいたしましょう!( ふんぬ / えっ )
何と御優しい…‼︎( 涙だぱー )
了承して頂けて何よりです。此方としても貴方様を十分に楽しませたいと意気込んでおりますっ。
折角ですので、①③、②④の順番に致しましょうか…!早くも胸の高鳴りが止まる事を知りません!←
微々たる可能性では有りますが、物語の設定上前者は若干緩いシリアス風味、後者は仄々ぎゃぐといった風味になってしまうと思われますが、宜しいでしょうか?
畏まりましたっ!では、①では薬研藤四郎④では一期一振を扱わせて頂きますね! ( 親指ぐっ ))
なんてお優しいのでしょうか…!ありがとうございますっ!
気合!入れて!胴上げします!(わっしょい(()
此方も期待と興奮で胸が高鳴っております。口から臓器的ななにかが出てきそうでs((ごふんごふん、大変失礼いたしました(きりっ)
はい、大丈夫ですよ。むしろばっちこいです!ただ、良い感じに漂ったシリアス空気を壊してしまいそうで心配ですね…。
①と③の審神者のPFを作成するにあたりまして、少々お時間をいただきますね。なお、これまでの文はお返事せずとも良いですよ。どうか一思いに蹴ってくださいませ!
大変遅くなってしまい申し訳ございません…!ただいまPFが完成いたしましたので、軽く目を通していただければと思います。不備等ございましたら何なりとおっしゃってください…!
①
名前:朝芝伊織(Iori-Asasiba)
年齢:27歳
性格:一見すると物腰が柔らかな好青年と捉えることが出来る。が、実は冗談を話すことが好きで息をするかのように収集のつかないようなボ.ケを盛大にかましたりする。基本的には穏やかで自身のペースを大事にしている。口癖は「おや」。
容姿:パープルグレージュの髪をワックスでふんわりとクセを付けている。前髪は緩く左へと流し、耳上や襟足を短くした爽やか風の髪型。やや垂れ気味で色素の薄い瞳。着物よりも動きやすいとのことで上が白、下が深い紺の胴着を着用している。
備考:一人称は「私」、二人称は「君」。審神者としての霊力は申し分なく、軽傷程度ならあっという間に治してしまう。家が剣道場を営んでおり、本人も幼少期の頃から習っているため剣道の腕は確かなもの。万が一、本丸に敵が侵入しても足止め等の対処できるようにと身の近くに竹刀を置いている。
③
名前:夜鷹佐京(Sakyou-Yotaka)
年齢:19歳
性格:一言でまとめるなら熱血漢のお人好し。まだ社会に対しての経験が浅いためか、あまり物事を深く捉えずに見ることがある。前向きで行動的だが後先考えないため後で痛い目にあったりも。また人を疑うという前提をしないため、騙されやすい面も。だが意思はしっかりと持っており、一度決めたことは何があっても簡単に変えたりはしない。
容姿:薄っすら瞳に掛かる前髪を左側へ流し、右側は全て後ろへと持っていっている。若干クセ毛のようで短くツンツンと跳ねており、髪・アーモンド型の瞳と共に暗褐色。眉はやや短めで、まだあどけなさが残る顔つきである。服装は至ってシンプルなものが多いが、膝下丈のサルエルをこよなく愛しており常に色違いで季節問わずに着用。身長169cm。
備考:一人称は「俺」、二人称は「あんた」。料理の腕は高くもなく低くもない中間辺り。本人曰く、得意料理は塩むすび。刀剣男士達のことは一緒に戦う仲間や友、兄弟のようであると認識している。動物が好きなようで、よくお供の狐や五虎退の虎などにおやつを与えたりと可愛がっている。
あばば、一つ抜けているところがありました…!
①の朝芝伊織の容姿に、身長181cmと追加しておいてください!誠にすみませんでした…!
( / 只今目を通させて戴きました。どんな方だろうかと胸を高鳴らせお待ちしていました故に、更新した瞬間それはそれは大歓喜で御座いましたよ…っ!
何方ともタイプの違った魅力がたっぷりな審神者様で思わずpfの方を読み耽ってしまいました( 恍惚 / ← )こここんな素敵な方のお相手を似非感有り余る刀剣が勤めて宜しいのかと些か不安に思いますが、何卒御二方と良い関係を築ければ幸いに御座います…‼︎ )
主様のお気に召されたようで一安心いたしました。今夜は心置きなくぐっすりと眠れそうですスヤァ…。((
此方もPF作成いたしました審神者像からの脱線…をしないよう心掛けて、主様のお相手をお勤めさせていただきたい所存にございます…!
では、そろそろ始められそうですね。絡み文はどちらからお出しいたしましょうか?
( / 当方も素敵な審神者様に恵まれ、今夜は良い夢が見られそうです…( ぐぅ、 )
では、平等に片方ずつから投下する形をとらせて頂いても宜しいでしょうか?貴方様のご意見をお聞きした後、何の伽羅を最初に扱うか決めていければ、と…‼︎ )
(/そうですね、平等が一番ですねっ!では、此方からは朝芝さんから薬研様への絡み文を投下いたします。主様には鶴丸様から夜鷹くんへの絡み文を投下させていただきたく…!
あああ…ぐだぐだなロルになってしまい、すみません…!これはもう目で読むものではありませんね、どうか心の目で読んでくださいませ…!)
私がこの本丸を引き継いでから一年、か…。おや、鶯の鳴き声が聞こえてくるね。
(政府に提出する書類も全て書き終えたため、湯のみに茶を注いでは縁側に腰を掛けて。己の横へ置かれた盆の上には、茶の入った急須ともう一つ空の湯のみ、茶菓子が二つずつあり。誰かと約束をしているわけではなく、ただ此処を通りかかるであろう彼の分で。庭に咲く桃の木をぼんやりと眺め、己の就任日から一年が経過したのだとしみじみ実感していると、何処からか鈴のように愛らしく囀る鶯の鳴き声が。その声に自然と頬が緩み、目を瞑ると鶯の声に耳を澄まして。)
( / ぐだくだ何て素敵なロルに似つかわしくありませんよ…⁉︎読み易く、然し丁寧な描写に憧れを抱いてしまいます‼︎
然しながら貴方様に相応しく無い様な駄文を長々と書き綴ってしまい、申し訳なさで一杯で御座います…( 土下座、 )普段はここまで長くはないのですよ!興奮のあまり勢い余って…!((
若しかせずとも読みづらいの極みでございますゆえ、心の目で、いえ寧ろ読み飛ばして頂ければと…! )
①
( 安寧とした鶯の鳴き声が鼓膜へ訪れ、もうこんな季節が巡ったのかと漠然とした感嘆の念を抱いて。頬を撫でるは暖和な風。その心地よさに緩く頬を緩め。一年前は斯様な所感等一欠片すら感じ得なかった。寧ろ抱くは鬼胎と切迫、それに不活発な心持で。然し彼がこの衰退した本丸に現れてから、今迄の悪夢が嘘の様に消え去り残ったものは安堵と初めての休息であり。最初こそ戸惑いを隠せずに彼に敵意を抱く刀剣も数多く存在した。勿論自身かてその一振りで、思い返せば無礼を働く事等数多くあって。それ程迄に人間に恐怖の念を持ち合わせており、不信に陥っていた事は事実。現在克て微妙な距離を保ち触れ合いに躊躇いを覚える刀剣も存在する。寧ろ無邪気に馴染める方が可笑しいと云うもので。されど此方より歩み寄らなければ変化は訪れず、先陣を切って彼へ干渉した訳で。触れ合いを繰り返すうち彼がどんな人間か理解する様になり、今では彼の一番近い存在に慣れたのではないのかと若干の思い上がりすらあり。今日かて燭台切に言伝を頼まれ彼の元へ訪ねに、丁寧に磨かれた廊下を歩んでおり。彼の部屋の前に漸く辿り着けば襖越しに声をかけ )
__たーいしょ、燭台切からの言伝を頼まれた。今入っても大丈夫か?
②
…終わっちまったぜ。何をするかねぇ
( 自身が人間を厭う性質だと勘付いたのは、鍛刀され一週間も経たない内で。人の身を得て古の記憶を思い起こす様になり、次第に人間が行った身勝手な振る舞いにいとも容易く玩弄された過去を憶い。現在の主人は他刀剣の接し方を見る限り、昔の人間達とは違うと理解はしており。然し不器用な心持は彼にすら微々たる敵意を抱かせて、日々緩く下降する信頼感を厭でも認識する事になって。何故この様に上手くいかないものか。重苦しい心内を悟られない様に表面上仲間と同様にさも信託している様に振る舞うが、節々に本心が垣間見えて仕舞って。肉体的接触を避け、直接主と触れ合う機会を意図的に逃す。そんな意味無い行動に勿論ながら何の結果も得ず、然れど辞める事は出来ず。何より自身に対する嫌悪感に心が壊れてしまいそうだ。それを覆い隠す様に懸命に内番に励み漸く終了した午後の事。畑仕事の用具を片し終え裏庭にて汗を拭いつつ、一言ぽつりと洩らして )
(/そんな、読み飛ばすだなんてしません!とても美しいロルでしたので、もう何度も何度も読み返してしまいます…!むしろこんなにも素晴らしい主様のお相手が、駄文を生み出すことしか出来ない私で本当に良いのかと恐れ多く感じております…!
レスのムラが激しいですが、決して贔屓しているわけではございませんので…!すみません、ご理解していただければ幸いにございますっ!
っとと、それでは本体はこの辺にて失礼させていただきますね。では、ドロンです!(()
…ああ、薬研か。もちろん構わないよ、入っておいで。
(こんなにも暖かな気候ならば外で昼餉を取るのも悪くは無いかもしれない。中庭で桃の花や鈴蘭水仙、馬酔木などの花を嗜みながら親睦を深める意味も込めてのお花見を近いうちに開催するのも良いなどと考えて。春の陽気というものは人々の心に幸せを運ぶだけではなく、時に睡魔をも乗せてくるようで。目を瞑っていたからかもしれないが、次第に精神がぼんやりとしてきて。やがてこくりこくりと船を漕ぎ始めたところに声を掛けられれば一気に現実へと引き戻され。声の主が待っていた彼であると分かると喜びを感じずにはいられなくて、ついつい口元を緩ませてしまう。瞬時に事態を把握すると手にしていた湯のみを盆の上へと置き、其方へと体を向ければ快諾して。)
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そろそろ内番も終わる頃合だよな。――うしっ!
(審神者として就任して以来、主と慕ってくれる彼らのおかげで日々楽しく過ごさせてもらっている。そうした中で一つだけ気付いてしまったことがある。始めは小さな違和感にしか過ぎなかった。だが、会う回数を重ねていく内に一瞬だけ彼の笑顔が本物ではないように見えて。だんだんと会う機会が少なくなり、今では顔を合わせることが数える程しかなくなってしまった。このまま主と刀という関係で終わらせたくない、お節介かもしれないが人の身を持った以上は不自由なく幸せに暮らしてもらいたい。ふと何気なく時計に視線を向けると、ちょうど彼らが内番を終える時間帯であり。夕餉にはまだ時間もあり、体を動かしたのなら尚更のこと小腹が空いてしまうだろうと考えに至れば綴らせていた筆を置き、立ち上がって。これを機に彼との仲を縮めることが出来ればなどと淡い期待を持ちつつ、台所を借りると人数分の塩むすびを用意して。通常よりも二倍程大きめになってしまったが、育ち盛りの彼らなら大丈夫だろうと謎の確信を得ては靴を履き庭へと出て。それぞれに労いの言葉と共に塩むすびを渡す中で己の求めている人物がいないことに気が付き。同じ畑仕事をしていた者に彼の行方を尋ね、教えてもらった場所へと小走りで向かうと案の定彼が居て。途端、ぱっと笑顔になると其方へ駆け寄りつつ名を呼んで。)
おっ、いたいた!鶴丸さーん!
( / 美しいだなんて…‼︎何と光栄過ぎるお言葉でしょうか…!憧れの貴方様にそう仰られるだなんて、感激で涙が…((
駄文なんてとんでも御座いませんよ⁉︎寧ろお相手願いたいのは此方のほうでありまして…!
勿論で御座います、確り理解しておりますよ( ふんす )
此方も一旦背後は回収されますね←
何か御座いましたら、お気軽にお呼び出しください )
①
ありがとさん。失礼するぜ
( 了承の声を聞き、襖に手を掛け緩慢な動作にて開く。この部屋は以前の主が使用していた、本丸内でも唯一近未来的な設備が整った一室であり。思い返すのも甚だしいが、過酷な出陣を終え重く傷付いた身体を報告の為だけに引き摺り訪ねては、主の満足のいく成果を得られなかった事を罵られ幾度も拳を与えられ。契約を結んでいる内は、主に手は下せない。それは周知の事実で。苦行に耐えられず、折れていった刀剣は数多く自身かて一振り目の存在では非ず。藤色の瞳を通しその光景を体感した故か、今でも情け無い話この部屋の前に立つと若干の緊張感を持って仕舞うのは仕方の無い事で。そんな陰鬱な回想を振り払う様に、口許に笑みを携え入室すれば任された言伝を伝え )
燭台切の旦那から。今日の出陣なんだが、加州の旦那が体調を崩してしまったみたいでなぁ…、代わりに大和守の旦那が出陣する事になった。練度は同様だが、一応大将の耳にも入れておこうと思ってな
②
( 不意に背後より呼ばれる名。聞き憶えのある声音に瞬時に相手を特定すれば、気鬱な思いを噛み締めて。嗚呼、彼か。今現在唯一姿を見たく無い彼の登場により、先程迄脳内を渦巻いていた暗澹たる心持を殊更に悪化させるが主である彼を眼前にしそんな感情を露呈させる訳にはいかない。悟られない様に、触れられない様にくるりと振り返り顔面には仲間内にそうする様に柔かな笑みを貼り付け。一刻も早くこの場より立ち去りたい。屹度今の状態では墓穴を掘るに違いない。腹内を占める仄暗い思いを不器用な笑みで隠し、今日かて彼に好意を持ち合わせている様に振る舞い )
おお、主。こんな所までどうしたんだ?
そうか、加州が…。伝言ありがとう。お礼と言ってはなんだが、この菓子をいただいてくれないかな?
(眉間に皺を寄せて何か考え込むように顎に手を添えては心配に呟き声を洩らし。いくら人の身を得て数ヶ月経ったといえど、まだ不慣れな部分もあるのかもしれない。後で様子を見るついでに粥でも持って行ってやろうと決めると相手に礼を述べて。ふと彼の分にと用意していた茶と和菓子のことを思い出し、たった今思いついた理由を口にすると空の湯のみに茶を注ぎ入れ、未だ手を付けていない己の分と合わせて二人分の菓子を彼の方へと寄せ。)
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内番お疲れさん。そろそろ小腹が空いてくる頃なんじゃないかと思ってな、握り飯を用意したんだ。
(上手く言葉に表すことは出来ないが、何となく良い雰囲気ではないものを感じて。何処かぎこちない笑顔を浮かべる様子を見て、きっと体調が優れないのに己を心配させまいと隠しているのだろうと結論に至れば、あまり長居をしないように完結に言葉をまとめると塩むすびを竹の皮で包み込み相手に持たせるように手渡して。少し言い辛そうに頬を掻いていたが、やがて決意すると心からの言葉を口に出し。)
あー、それと…あんま無理すんなよな。辛かったら、いつでもこの俺を頼ってくれ。
ん、じゃあお言葉に甘えさせてもらうか。大将と茶を飲むのは久し振りだなぁ…
( 彼からの誘いに嬉々として首肯すれば、彼と相対する席へ腰を落とし。眼前にて湯気立つ茶を湯飲みに注ぎいれる様を、ぼうっと見凝めつつ本心からの言葉をぽつりと零して。最近は戦力拡充計画にて不動行光が入隊し、全主が同様だった所以か何かと世話に勤しんでおり。漸く彼もこの本丸に慣れたらしく、今では織田の刀共と酒を酌み交わす程で。懸念も晴れ、気負うものが一つ解消された事により肩の荷が軽くなった様に感じる。そんな頃来に思いを馳せて )
_________
嗚呼、有難う。然し…こりゃあ驚いた。主も、握り飯の一つや二つ拵える事が出来るんだな
( 掌に感じる暖かみに少々反応が遅れて礼を述べ。竹皮に包まれた其れに視線を落とせば、不意に顔を上げ緩く口角を上げつつ軽口を零し。けらけらと笑みを浮かべるが、何やら気まずそうに頬を掻く彼の様子に疑問を浮かべ。真逆、心内を悟られたのか。否そんな筈無いだろ。自問自答を繰り返す事数秒、続いて彼より告げられた言葉に文字通り瞳を丸くして。「…おいおい、君は何か勘違いしてはいないか?」若しや体調を気遣われているのでは、と短絡的な思考が至れば眉根を寄せつつ問い掛けて )
…ねえ、薬研。互いに時間が空いた時は、以前みたいにこうして共に茶を飲もうか。
(時を刻む針の音だけが静かに聞こえてくるこの一室には彼と己の二人だけで。こうした空間の中に居ると、まるで以前に戻ったかのような錯覚に陥り。最近は一人で茶を飲むことが多く、その時に味わった茶は何処か物足りなさと寂しさを感じて。懐かしみつつも今という時間を大切に噛み締めるように茶を少し含めばぽつりと言葉を零し。付け足すように「それに一人よりも、君と飲む方がとても美味しいんだ。薬研パワーの効果かな?」なんて笑えば冗談一つを交えてみたり。)
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んん、違うのか?てっきり腹痛を堪えてるもんだと思ったんだが…。分かった、食当たりだな?
(軽口を叩かれては可笑しそうに笑みを零し「おうおう、俺を侮ってもらっちゃあ困るなぁ。」などと若干ふざけたように返しては軽く腕を小突いてみて。どうやら己の答えは外れたようで、胸の前で腕を組むと顔をしかめて小さく唸り。検討は違ったものの何処か無理をした様子は気のせいのままにしておけなくて、再度思考を巡らせ。ぴんっと閃けば何処か自信に満ちた表情で、きっと相手も呆れてしまうであろう答えを出して。)
っふ、あはは!俺っちは戦以外何の力もねェが、大将のお誘いなら乗るしかねェなぁ
( 静かに湯飲みに口を付けつつ彼の語る言葉に耳を傾けていれば、合間に鼓膜へ届いた『薬研パワー』という単語に不意に笑みが溢れて。けらけらと笑みを浮かべつつ、上記の言葉を。本来の刀剣の役目以外にも存在を肯定する様な頼み事は存外非常に嬉しいものであり、無自覚にも口角が上がってしまう。それを隠すべく茶を一口飲み込んで。彼にも何か御返しが出来ないものだろうか。ぐぬぬ、と数秒思考を巡らせるが明確な結果は得られず。ここで自身の癖が出て、無作法にも彼当人に恐るおそる問い掛けて )
…なぁ、大将。あんたがされて嬉しい事ってなんだ?
________
んん、食あたり…でもないんだよなぁ。
( 自身で満ち溢れた表情で大幅に的外た解答を述べられ、瞬間再度瞳を丸くしてしまい。彼が何故か自身の体調を気遣っている、という眼前の状態のさい疑が確信に変化する。どう誤解を解こう、腕を組み首を垂れては脳内を廻し。誤解を解くには明確な回答が必要と嫌でも思考が至り、然し本心を当人に打ち明ける事など是が非でもしたくはない。「…否、悩み事か?」不明瞭乍ら出した答えは無意識に口から出ており、気づいた事には時既に遅し。冷や汗が伝う顔を勢いよく上げて )
おや、私にかい?そうだね…主ではなくて、おとん呼びをされたら嬉しいかな。
(口に出さないものの次々と反応を変化させていく彼が微笑ましくて、思わずくすくすと笑みを零してしまい。己のことについて頭を悩ませていたのだと理解しては、なんだか無性に可愛がってあげたい衝動に駆られ。表へは出さず上手く内心に留まらせると、訊ねられた言葉に何処か真面目さを交え言い切り。「…っていうのは冗談で。近い内に皆で花見をしたいと考えていてね。それを少し手伝ってくれたら嬉しいな。」ゆったりとした口調で話すと、空になった湯のみを盆の上へ置き。)
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悩み…。こう見えても俺、相談に乗るのは得意な方なんだぜ。ふっふっふ、頼れる兄貴に任せなさいって!
(ぽつりと放たれた言葉を静かに復唱して。途端に嬉しいやら感動やら色々な感情が込み上げてきたが、なによりも少しだけ真実に近づけたことが嬉しくて。勝手に上がってくる口角を抑えようと自然な振る舞いを装うが返って目立ってしまい、そわそわとうずうずと何だか怪しい人物が出来上がり。とんっと軽く胸を叩くと無駄に輝いた笑顔を向け。ちょうど日当たりの良い場所を見つけ「おっ、相談日和な場所発見!さ、鶴丸さん行こうぜっ!」彼の手首を軽く掴むと誘導して。)
( おとんと呼んで欲しい。そんな簡単な物で良いのかと疑問を浮かべた0.5秒後、彼特有の柔和な口振りに添えられたものが冗談と理解し、むぅ、と悔し気に眉を寄せ。子供扱い様にも取れるが、彼の言動にいつ何時ペースなる物に巻かれては調子が狂ってしまう。然し、それを心地良く感じる自身がおりそんな心持ちに漠然とした疑問すら浮かび上がり。若干の間を置き彼の発する言葉に耳を傾け。「花見…。いいねぇ、風流だ。…本丸中の奴らが喜ぶぜ」彼らが桜の下、楽し気に会話や酒を酌み交わす様を脳裏に写し、くすくすと機嫌よく笑みを零して )
そうこなくっちゃなぁ。俺で良ければ何だって助太刀する。
______
( 零した言葉は難なく相手の鼓膜へ届いた様で、ぶわり先程より滲み出る汗を誤魔化す様に拭い取り。そんな心情とは正反対に輝く笑顔を向けられれば、硬い結び目が次第に絆される如く困った様な、然し紛れも無い笑みを浮かべて。彼にだったら自身の心情を告白出来るやも知れぬ。小さな希望の芽が顔を出し、次第にそれはぐんぐんと成長していき。腕を掴む彼の掌の暖かみに、そっと唇を噛み締めれば冗談風味に下記の言葉を )
…兄貴ってなぁ。俺の方が何百も先輩なんだぜ?後輩に相談だなんて、恥ずかしいものだなぁ…
はは、それはありがたいなぁ。…うん、やっぱり君は頼りになるね。いつも感謝しているよ。
(快く承諾する様子に軽笑しては日頃から感じていた思いを称賛に乗せて。その頼もしさ故に気負ってしまうことも多いのではないだろうかと心配になったが、口には出さず胸の内に秘めておくことにして。彼の容姿を目にすると、つい弟や息子に対するような接し方や気持ちになってしまうことが多々有り。すっと腕を伸ばすと穏やかな笑みを浮かべつつ彼の頭をぽんぽんと軽く撫でやり。)
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まあまあ、其処は気にしない方向性で。よっし、着いたな!
(掴んだその白い腕は今にも消えてしまいそうな温度で。絶対に手を離してはならないと本能で悟り、意志を強く固めて。やがて指定した場所に辿り着き、相手の肩に手を置いて縁側に座らせると己も隣へ腰を下ろし。暖かい日差しが降り注ぐながらも程よく風が吹いてくる良い場所で、ちょうど人の目も届きにくい位置にあり。此処なら気兼ねに話すことが出来るだろうと頷くと其方へ顔を向き「…さ、俺に話してみ?」柔らく微笑んでは優しく促し。)
俺っちだって、大将に感謝しているぞ。勿論他の連中もな。みーんな、あんたの事を好いている
( 主から素直に褒められると心内が擽ったく、誤魔化す様に上記の言葉。賞賛等仲間内から受け取れば、何とは無しに交わしたり受け入れられるものの、彼が相手だと普段の調子が狂って。ぽふ、と頭上に感じる彼の掌の温もりに刹那驚愕に肩を揺らすも、柔和な笑みが視界に映りぶわっと顔に熱が上がって。切り替える様に一つ咳き込み、花見の計画について催促染みた言葉を零し )
散っちまう前にやりたいな、花見
______
( 春の陽光で陽だまりの様に暖かな縁側に普段ならば気が抜ける程心地よく感じる筈が、今回に至ってはそんなもの一片足りとも意識に置けず極度の緊張状態にあり。庭園を駆ける短刀達の笑い声を遠くに聴きつつ、心情は荒れ果て如何にしてこの場を抜け出せるか、等とのもの。柔和に微笑み、優しげな声音で催促されれば一層の事全て打ち明けたい願望に支配されるが、この場で伝えた所で一体何が変化すると云うのだ。唇を緩く噛み締め、へらりとした笑みを浮かべて )
…なーんてな、驚いたか?俺に悩み事何てある筈ないだろう?
それじゃあ、明日の昼時辺りにでも開催しようか。――となれば、早速準備が必要になってくるね。
(赤く頬を染めた彼の顔を目にした途端、まるで反映するように此方まで頬に熱を帯びていって。伸ばしていた手を下ろすと膝の上へ置き、同意して頷き提案を。花見に必要なものは何かと考えようとしたところ、先程よりも本丸内が賑やかになっていることに気付いて。時計を見るとちょうど十二時を回ったようで、一人の者が襖の外で昼餉が出来たと知らせに来てくれて)
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あっくそ、騙したな!鶴丸さんなんてこうしてやる!
(もしも彼が精神的に苦痛を感じているものがあるのなら、出来るだけ取り除いてあげたい。その一心で待っていたが、悩み事など無いと分かれば安心して一息吐き。しかし何処か腑に落ちない部分もあって疑問は残るばかりだが、時が来たらいずれ解決するだろうと楽観的に考えることにして。若干大袈裟にも取れる反応をすると、じゃれるように相手の横腹を擽り始め)
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