電脳ガールと赤ジャージ。[シンエネ/豆～短/募集]

( 係員の指示があり、ジェットコースターが出発して。ぐんぐん上がっていったかと思えば一気に急降下し、気持ち良いと楽しんでいるとくるくると座席が回転し出して )

( いえいえ、此方もわりとレスペース下がってきているので大丈夫ですよ )

うお、何だこれ座席がっ…え!?
( いよいよ始まるジェットコースターにドキドキしながら前を見ていると、突然の座席の回転に驚き )

( ありがとうございます！気をつけますね )

ご主人、前の人がやってるの見えてなかったんですか？
( これ以上変人に見られるのも可哀想だと思い声を潜めて訊ね )

( 此方こそです。緩くやっていきましょう )

そんな余裕なかったんだよ…!
( 相手に合わせ小声で上記を呟いて )

( 緩くなんてとてもうれしいですね～!本当にありがとうございます )

やっぱり...怖かったとか？
( くすくすと笑いながら上記述べては、上下逆さになって )

( いえいえ、そんなことないですよー。ただ、失踪される方が多いので長続きできると良いなぁと ← )

怖くは…ねえって!!あと今逆さだと、目回りそうなんだけど…
( 正直に言うとビビッたのだが強気に言って )

( 暇な時が多いので、長期楽しみたいですよ！失踪しないように気を付けます )

本当ですか？
( ニヤニヤしていると座席が元に戻り、回転する部分は通りすぎて )

( はい。かなり遅くなる時や来れない場合はその都度連絡致しますね )

本当…だし？で、次は何が来るんだ…
( 怪しげに声を小さくして言うと回転が終わり、次の試練に備え、拳を作り身構えて )

( はい、お願いします。こちらも連絡しますね )

( 再び上がったり下がったりの小さい山を越えてから、ジェットコースターは最初のところに戻ってきて )

( 今週のを早めに言っておくと、17日は部活でのコンサートがあるので来れないです。把握お願いします )

ま、まぁ、これがジェットコースターというものなんだよな…
( 山を越える度内臓に悪いと思いながら、初めのところに来ると上記を述べ息を途切れさせ )

( 了解です。部活のコンサートなんて、すごい良いですね！頑張ってください！ )

はいっ
( ニコニコしながら頷いては、ジェットコースターを降りた直後に「コーヒーカップ行きませんか？」と訊ねて )

( いえいえ、全然ですよー 笑 )

コーヒーカップか…まぁ良いけど
( ジェットコースターを降り、疲れていると相手の言葉を聞き、しばらく考えて )

( 私は部活入ってなi…応援します！ )

うーん...でも、私回せませんし......ご主人のことだからゆっくり回しそうですよねー
( ふむ、と顎に手を当てて考え込むと、じとっとした目で相手を見て )

( 成程、無所属ですか。応援有り難う御座います )

あぁ、オレはゆっくり回すけど…ちょっとなら速くして良いぞ？
( 相手の言葉に納得するとたまには速く、と思い上記を述べ )

( はい、だから暇なんですよね…← いえいえ！ )

誰よりも速く回して良いですか？
( 答えをわかっていながら真顔で訊ねて )

( すっごい面倒なときもありますけどわりと楽しいっすよ ← )

えっ…そんな、オレ、ガキじゃねえし…
( 速くすると言ったものの相手の言葉に汗を流し )

( そうなんですね～！楽しいことを見つけると生活は充実するものですよね )

仕方ないですねぇ、じゃあ少しだけ速くします
( はぁ、と溜め息をついてはやれやれといった様子で )

( はい。私の場合は元々音楽好きだったので )

おお、じゃあ行こうぜ
( ゆっくり回すということで話が取れると移動を始めて )

( 音楽は良いものですよね～！ )

はいっ
( 出来るだけ速くしたいが、相手のことだし速すぎると前のジェットコースターのときのようになりかねないと思って。数分並ぶが、やはりジェットコースターよりも列が短いため待ち時間はそんなに長くはなさそうで )

( はい。最近は大会の曲ばかり聞いてるせいでずっと頭の中に流れてます 笑 )

…コーヒーカップって、なんでマグカップって名前じゃないんだろうな…
( 列に並んでいると、ふと暇潰しに相手にそう言ってみて )

( ずっと流れる曲ってありますね～。ふと気づくと、頭に流れてます )