時の政府 2016-03-05 19:51:57 |
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……君は本当に。(前の持ち主と言う死神に取り憑かれている様だと本能的に感じてしまい、どこかその瞳に気圧されそうになったが「ごめん。やっぱり何でもないよ」と言葉は最後まで言わずに、誤魔化す様に苦笑を浮かべていき)
……。(相手の呟きを聞いて少し黙り込んでいたものの徐ろに「__なら君の心の整理が着くまで、僕が何度でも止めてあげるよ」と、敢えて此方も独り言の様に呟けば夕食の支度を再開させていき)
ふん…(止められるものか、この信念は果たされた後でも続くのだろう。変わった歴史を守るために、そう続けようとしようと思ったが敢えて口を閉ざし)
__よし、唐揚げは完成したよ。(流れを変える様に、油でカラッと揚げた沢山の唐揚げを大皿に盛り付けていき。ついでに片手間に作っていた野菜スープも良い感じになっていたので、長谷部くんの方を向いて「サラダはどうだい?」と尋ねていき)
ああ、こちらも終わった(ちょうど終わったようで皿へと盛り付ける、というよりは乗せただけの飾り気のないものを見ながらどこかの満足げにしてそう言い)
お疲れ様、ありがとう。(サラダを作ってくれた長谷部くんに労いの言葉を掛けていき。料理を運ぼうと思ったが、よくよく考えれば何処に置けば良いのか分からなかったので「そう言えば、此処の本丸はみんな何処で食事を取っているんだい?」と問い掛けていき)
ああ…人数は少ないが大広間で食事はとっている。そろそろ集まっているだろうさ(そう言いながら茶碗へとご飯をよそっていき盆へと乗せるとそれを持ち行くぞ、と行動で示すように歩き出して)
大広間か、分かった。(作った料理を持って頷き、正直に言って自分以外は別本丸の者であるため飛んで火に入る夏の虫だよなぁと思いつつも、まあ何とかなるかと大広間へと歩いて行き)
おい、持ってきたぞ。各自好きな分だけ取って座れ(大広間へとつくと机に置き取り皿を配っていきそう言うと自分は最後に取るのか所定の位置へと座り)
えーと、はいどうぞ。あっ、食事ぐらいは一時休戦と言うことでね。はは…。(スープの入ったお椀を配っていると何名かの者から敵本丸の奴との指摘を受けたので、苦笑気味に誤魔化しては配膳を手伝っていき。其れを配り終えると、取り敢えず余っていた分を取っていって適当に空いている場所に座ろうとしていき)
俺達の邪魔をする時は構わずに斬り伏せろ(そう言うと立ち上がり自分の分を皿へと入れて「全く、まるで貴様はここに元から住んでいたような佇まいだな」と燭台切へと向けていうと監視の為もあるのか目の前へと座り)
はは、そう見えているのなら嬉しいよ。けど割と緊張しているんだよ。(目の前の席に着いた相手に笑い掛けていき、前にこの本丸には自分とは違う燭台切光忠が居た様なのでそのお陰もあるかもしれないと、何処か複雑そうにこちらを見る周りの者達を一瞥しては心の中で思っていき)
そうは見えんがな。そう言えば部屋は見つかったのか?(部屋の管理までは手が届いておらずどこ部屋が空いているのかまでは把握していなかったようで唐揚げへと箸を伸ばしつつそう問い)
ああ、うん。ちょうど鍛刀部屋の近くの部屋が空いていたから其処を借りさせて頂いたよ。(余りの外れ部屋かと思いきや、中庭が良く見え風通しも良い部屋で。中々の掘り出し部屋だと思いながらサラダに箸を付けていき)
ほう、まだそこの部屋も空いていたか。(鍛刀部屋も最近はずっと使っていないな、まあ審神者が居なければできないのだから仕方ないと思いつつ久しぶりの唐揚げが美味いことに内心驚きつつ)
結構、綺麗な部屋だったよ。つい先程まで誰かが使っていたみたいだった。(てっきり机は埃が被っていると思っていたが綺麗に磨かれていたので、此処の本丸は掃除が行き届いているんだなぁと呑気に思いながらそう告げて。そして、少しばかり唐揚げは相手の口に合っているのだろうかと気になりつつも、何も言われないのだから恐らく大丈夫なのだろうとホッとしていて)
綺麗好きな誰かが気紛れでしたんだろう(そんな会話をしているうちに食事を終えてしまいポツポツと食器を片付けに行く者達を横目で見ながら自分も片付けるために立ち上がって)
成る程ね。(そう呟き、そして夕飯を食べ終えたので自身も食器を片付けようと立ち上がれば盆に置いていき。もう食べている者はいなかったので、全ての食器を其処に乗せ持ち上げれば「それじゃあ、僕は食器を洗って来るよ。長谷部くんにも手伝って欲しいんだけど良いかな?」と問い掛けていき)
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