時の政府 2016-03-05 19:51:57 |
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そうも行かないよ。信念と言えば立派だけど君達は此の世にあるルールを破ろうとしている。悪いけど見過ごせないんだ。 (前に主くんが言っていた、正義の反対はまた別の正義だと言う言葉を思い出しながらそう言っていき。相手の敵意をひしひしと感じつつも、なるべく手荒な真似はしたくないので手は上げたままでいて)
破らなければ前の主は無念のままに散るだけだ、俺達はそれを救う。何を言われようと曲げないからな(ここにいる仲間達は前の主を救いたい一心で動いている、それがこの世の規則を逸れているのはわかっていてもそうするしか手がないのだから仕方が無いと伝え)
……このまま話していても意見は平行線だね。まあ、僕は諦めないけど。(交わる様子の無い意見に溜め息を吐き。だがこの程度で折れる自身ではないので、最後にそうハッキリと付け加えていき)
勝手にそうしていろ、俺達は歴史を変える。(反する考えを持つ者同士が話し合いなどする方が時間の無駄、そう言い残せば他の仲間から次の出陣の場所を伝えられて「次は阿津賀志山での歴史改変らしい。貴様はここでその様子を見ていたらいいさ」と続け)
いいや、付いて行かせて貰うよ。長谷部くん達を止めるのが僕の使命だしね。 (歴史改変と聞いてしまえば見ているだけなど出来ず。ここはかっこ悪くとも無理矢理にでも付いて行こうとしていき)
止めれるものか(綺麗事を、そう言いたげに眉を寄せて出陣の準備をするために出陣ゲートへと向かって行き「本当に面倒なやつが来たな」とため息混じりに呟いて)
良く言われるよ。 (面倒見が良過ぎて面倒だと言われた事はしばしばあるので後を付いて行きながらそう答えていき。「……それにしても阿津賀志山か。確かこの戦いで、源義経を自殺に追い込んだ奥州藤原氏が滅亡したんだよね。何をどうやって歴史を変えるつもりだい?」と一応尋ねていき)
そうだな…義経公をお守りしたいというのが此方の今剣の想いだ。俺には何ら関わりはないが仲間の信念を守るのも俺の勤めだ(もっと義経公と共に居たかったという仲間の想いから今回行動する出陣。自分には関わりはなくともその大義を援護しようと考え)
成る程ね。今剣くんの想いか。(彼は義経公の守り刀だったなと記憶を思い起こしては納得し。然し、其れは其れは此れは此れ。如何なる事情があっても歴史を改変する事は禁止されている。特に今剣くんには注意を払っておこうと、敢えて口には出さずに胸の内に秘めて、出陣ゲートに辿り着き)
貴様、本当についてくるはな…斬り伏せられても文句は言うなよ(出陣ゲートをくぐり阿津賀志山へとたどり着けば隣には彼の姿がありじとりと横目で見やれば呆れたと言わんばかりの溜息をついてそう言い歩き出して)
ああ、その点に関しては大丈夫。文句は言わないよ。それに僕だって刀だ、自分の身は自分で守れるしね。(加えて、主くんから貰ったお守りや刀装がある。簡単には斬り伏せられないと言った主旨の言葉を述べれば、阿津賀志山の合戦場に警戒を強めつつも此方も歩き出して行き)
さて、今日こそ歴史を変えようか(合戦場につき隊長からの指揮を仰げば何度か歴史改変に失敗している為今回こそは、と気合いを入れ直して刀を抜き/次回戦闘終了)
さて、今日も歴史を守ろうか。(敢えて彼の言葉とは反する事を告げれば、今剣くんに注意を払いながらもなるべく長谷部くんからも距離を開けない様に、自身も念の為に刀を引き抜いて戦闘へと出て行き)
…今回もダメか(結果としては改変失敗、何が間違っているのかは見当もつかずに落ち込む仲間達を見て眉を寄せつつ負傷者がいないか確認をして)
…ふう、何とか済んだか。(そう小声で呟いては歴史が変わらずに済んだ事に安堵の息を付いては、自身も辺りを見回して負傷者がいない事を確認していき。「怪我をしている人は居ないみたいだね。長谷部くんも怪我は無いかい?」幸いな事に誰も怪我をしていなかったのでホッとして、隣の彼も大丈夫だろうかと聞いてみて)
変な心配などかけなくていい(特に外傷もないためふいっと目をそらしつつそう言えば腕を組み「どこで間違ったのか…また考え直さなければいけないな」と他の部隊の者に声を掛けて)
…あまり無茶だけはしないようにね。(こうして戦場へと出て歴史を変えようとする事や、また本丸に帰っても根本から歴史を変える方法を模索しようとする事など、何だかいつか周りが見えなくなって大怪我したり倒れてしまいそうだと危惧しては、他の部隊に声を掛けている長谷部くんに向かってそう告げていき)
主命でなくともこれは俺達の信念だからな。死ななきゃ安いさ(共に歴史を変えようとしていた主はもういない、ならばこの本丸を仕切っていかねばと人一倍に腹を括り覚悟はしている、それ故の何かしらの支障が起きても仕方がないだろうという意を込めて述べると帰還するためにゲートへと向かって)
……安い、か。(自分達は元は刀だからか、己の命については何処か軽んじている節があることは自覚しているが、相手の言葉は更に自虐している風に聞こえたので、危ういなと思いながらも自分も帰還ゲートへと足を進めて行き)
今日の出陣はこれで終わりだな、後は各自自由にしてくれて構わない(帰還ゲートで本丸へと帰ってくるとそう仲間に言い残し自分は今後の戦略などを一度洗い直してみる為に自室へと向かって)
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