主。 2016-03-05 16:02:01 |
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・同上
なっ!?おい!待て…!
( 審神者の死体に気を取られていた長谷部は乱の存在に気付けず、悲鳴を上げて逃げて行く相手を止めようと慌てて廊下に出て声を掛けるが時すでに遅く、あっと言う間に姿は見なくなって。数秒も経たぬ内に反対側の廊下から内番姿の蜂須賀虎徹と山姥切国広が辿り着き【長谷部!今の悲鳴は何だったんだい!?それに膳も落としているなんて…!】と、尋常じゃ無い事態を察して蜂須賀が問い掛け近付こうとするが、それを制するかの様に山姥切が長谷部を睨み【!…蜂須賀、執務室の様子がおかしい。写しの俺でも分かる。…長谷部、あんた何をした?】と鍔に手を掛けており「俺は何もしていない!主に朝餉を届けようと襖を開けたら、主が亡くなられていて…!それを見た乱が叫び声を上げたんだ!」とこちらの事を疑う二人に右側の襖も開けて、執務室の様子を見せればそう訴えていき。部屋の状況を見た二人が目を見開いた所で【異常事態発生、異常事態発生。審神者の死亡を確認。緊急強制集合を発令。至急、刀剣男士は大広間に集合する様に】との政府からの言霊がこんのすけを通して本丸全体に響き渡っていって )
《〆政府は審神者が死んだと断言。異常事態と判断》
・同上
!?、政府からの指示…。…詳しい話は後にしよう。長谷部、俺達に疑われたくなければ、逃げずに大広間に向かう事だね。
( 蜂須賀がこの本丸に顕現してから今までどんな事が起きても、政府からの介入は無かった為に今の状態がどれだけ異常事態な事なのかが分かり、眉を顰めれば色々と問い掛けたい事はあったのだろうが彼は上記を述べると、一旦追求を止めていき。そして、万が一の事を考えて後ろから斬られない様にする為か長谷部を前に歩かせ様とすれば、相手は大人しく素直にそれに従ってたのでそのまま山姥切と共に大広間へと向かって行って。三人が大広間に着けば大奥の様に左右にはズラリと刀剣男士が座っており、その一番奥の方には本来なら審神者が座っているもののそこには立派な屏風が立っているだけで、全体的にピリピリとした空気が漂っており。蜂須賀は一期一振の側で泣いている乱を視界に入れた後、長谷部を座らせると続いて山姥切と同じく畳に座って他の刀剣男士が揃うのを待っていき )
《〆現時点で居ないのは伊達、新撰組、短刀の数振り》
・同上
( 一期一振は、乱が泣きながら粟田口の部屋に戻って来た数十分前から兄として弟の事を落ち着かせようと、側にいて背中をさすっていて。理由は聞ける状況では無かったのでひたすら嗚咽を上げる乱の側に居たのだが、驚く事に審神者が死んだと政府からの言霊で伝えられて指示が出されれば、乱の泣き様と何か関係しているのだろうと思って弟達を連れて大広間に着き。そこには誰も居らず、一期一振達が一番乗りで。いつも先に座っている審神者は勿論居ない。未だに騒つく弟達に優しく静かに座る様に言った後、他の刀剣男士達が来るのを座って待ち。それから長谷部と蜂須賀と山姥切と言う奇妙な組み合わせに一期一振は首を傾げるが、偶々会ったのだろうと結論付け、ようやく落ち着いて来た乱の背中をさする手を止めていき。そうして、最後に伊達の三振りが席に座った所で普段は審神者が座っている場所に、政府の遣いであるこんのすけが現れればシンとした中、普段と違って威圧的な口調で【お集まり頂いた皆様は後存知かと思いますが、先ほど審神者が死亡しているのが見つかりました。我々政府は他殺と見ています。“誰が審神者を殺したか?”貴方達で犯人を見つけて下さい】と静かに告げる。その言葉を聞いた和泉守兼定が怒り心頭で立ち上がり【はぁ?何だ何だ!政府は調査をしてくれねぇのかよ!こんな小さな本丸に割く人員は無いって事か!?】と政府の対応に怒りを表している様で、隣に座っていた堀川国広が慌てて【兼さん!今は落ち着いて…!きっと政府の方にも何か考えがあるんだよ】と彼を鎮めて座らせていく。その様子を見ていたこんのすけは何も言わずにくるりと背を向ければ【では、一週間後にまた来ます。犯人…否、裏切り者を必ず見つけて下さい】と強く言った後に立ち去って行き。暫く一期一振も含めた刀剣男士達は、その場で静まり返っていて )
《〆政府は犯人探しに干渉せず》
・同上
※問題が生じたので一人称ロルに修正。
※視点キャラも長谷部に固定。
( シンと静まり返った中、第一声を上げたのは鶴丸国永で。いつも何かしらの音頭を取っている相手が声を上げるのは何らおかしくは無く、奴は【さてと、悲しむのはここまでにしようじゃないか!先ずは犯人を探さないと主も浮かばれないしな。俺はまだ犯行現場を見ていないんだが、誰か見た奴はいるか?ついでに第一発見者も知りたいんだが】と、この陰鬱な空気を払拭しようと、不謹慎ではない程度の明るさで全員に問い掛けていって。ジロリとボロ布越しから山姥切に睨まれれば、促されずとも名乗り出ると思いながら手を上げていき「…恐らく第一発見者は俺だ。朝、いつもの様に朝餉を主の所に持って行ったら既に亡くなっていた。時間は7時15分だ」と視線が痛いと感じつつも説明をしていって。次に、乱が手を上げている事に気付けば【…ボク、たぶん二番目に見た。長谷部さんの慌てた声が聞こえたから執務室に行ったけど、主さんの死体を見たら気が動転しちゃってその場から直ぐ逃げちゃった…】と弱々しい声で言っていき。それを聞いた伊達の太刀は【うーん、そうかそうか。…そういや、君は何で執務室の近くに居たんだい?執務室の場所は端っこで、近侍の長谷部なら分かるが、粟田口の部屋からは遠いだろう?】と純粋な疑問なのか探りを入れているのか鶴丸がそう問えば、乱は少し視線を泳がせた様に見えたものの直ぐに一期が【鶴丸殿!ひょっとして、乱を疑っているのですか…?】と普段は温和な相手がムッとした顔で見ていて、その様子に【嗚呼いや!済まん済まん。ちょっとした疑問を聞いただけさ】と、さすがの鶴丸も慌てて引き下がり。疑心暗鬼だなと考えつついれば、今度は蜂須賀が手を上げて【次は、俺と山姥切が見た。順番で言えば三番目だね。そこの短刀の悲鳴が聞こえたから、何事かと思って執務室に駆け付けたと言う訳だ。…まあ、実際に行ったら長谷部のみで、俺らは長谷部が主を殺したとばかり思っていたのだけど】とわざわざ“いた”と過去形を使っているが、これは今でも疑っているなと感じ、現にそうでなければこんな大勢の前でその様な事を言わない。第一発見者はよく疑われると言うが、これが正にその状況かと眉を潜めていき )
《〆乱藤四郎が執務室の近くに居た理由は?》
・同上
おい、ふざけるな…!俺が主を殺す訳が無いだろう。
( 己の主を殺すなど愚の骨頂であり主命を第一とする自身がその様な事をする筈が無く、しかし疑われている現状にヤキモチをして舌打ちを一つ零し、ついには蜂須賀達を睨んでいって。するとその間を割って入る様に鶴丸が【まあまあ!喧嘩はよそうじゃないか!疑う事も大事だが、先ずは話し合わないと先に進めないだろう?】と一触即発しそうな雰囲気を制していき。何故蜂須賀達が、自身を犯人だと決めつけたいのかは分からないものの少し予想をしていき、恐らく不安だからこちらが犯人であって欲しいのだと願っているからかと考え、それか相手が犯人だから罪をなすり付けたいと言う可能性もあり、考えれば考えるほど切りが無い。とにかく今は鶴丸の言う通り疑いに掛かっている場合ではないかと思うと「…癪だが、分かった」と頷き、渋々と言った具合に蜂須賀も【全く…分かったよ。山姥切も同意見だそうだ】と同行人の山姥切の意向も伝えて来て。それを見た鶴丸は満足そうに【ははっ、君達は良い子だな!それじゃあ、話し合いを――】と再会させようとした所で、不意に大倶利伽羅の隣に座る燭台切光忠が手を上げて【鶴さん、先に現場検証をしたらどうかな?現場を見たのが四人だけってのは、話も進め辛いと思うしさ】と提案して来て。納得した様な顔で【なら、そうするか!五人一組で見に行くとしよう!刀帳順で行くぞ】と手順良く鶴丸が割り振って行って、それぞれ犯行現場である執務室に足を運んでいき )
《〆蜂須賀と山姥切の疑念》
・同上
→殺人現場 執務室
( 己の班は刀帳の順番的に最後で、班員は116番の大倶利伽羅、118番の自身、122番の獅子王、130番の鶴丸、136番の日本号。大倶利伽羅と自分以外騒がしい奴らだと思いながらも執務室へと行けば、何やら白衣を着た薬研藤四郎が一人で残って遺体の検証をしており、鶴丸が目を瞬かせて【んん!?薬研、君は確か二番目ぐらいの班だったよな?何で残っているんだ?鶯丸から戻って来ないのは、厠に行ったと聞いていたんだが…。勝手な行動は俺としても困ってしまうぞ】と眉を下げる様子に、薬研はメガネを掛け直しつつ申し訳無さそうに【済まないな、鶴丸の旦那。ちょっとさっきの時間だけじゃあ遺体を調べ終われなくてな。勝手に行動したのは悪いと思っているが、少し時間を貰ってるぜ】とここで医学に精通しているのは薬研だけな為に、こればかりは仕方が無いと思ったのか鶴丸は眉を顰めて少し考えた後【…分かった、死体の件は君に一任しようじゃないか。但し偽造工作は無しだからな。まあ、君はそんな事をする様な刀じゃないが念の為に言わせて貰うぞ】と、信頼を寄せている為かニカッとした笑みを向ければ大方調べられている犯行現場を一瞥して【さて、なら俺達は周りを調べるとするか】と班員に言うと調査が開始されていき)
《〆8時01分。第5班、調査開始》
・同上
→殺人現場 執務室
嗚呼、分かった。
( 鶴丸の言葉に頷くと、真ん中にある死体を避けつつ周囲を確認していき。壁には刀傷などは見付からず、さすがに凶器に本身は使わないかと考えてはここは薬研の調査の結果を待つしか無く。やはり一番気になるのは執務室の札が無い事で、この札は部屋の襖に貼ってあれば、主が許可をするか近侍しか開けられない仕組みとなっている。更に札には最後に入室した者の名前が浮き出る上に、部屋の中にさえ入ってしまえば誰にでも札は剥がせる。もしかしたら札に犯人の名前が記されているかもしれないと考えながら、執務室に落ちてはいないだろうかと執務机の辺りを見ていると、近くで壁時計を見ていた日本号が【お、そんなとこ漁ってるとは何探してんだ?】と興味津々に話し掛けて来て「…この部屋の札だ。朝、俺が死体を発見していた時には、既に無くなっていたからな。上手くいけば犯人に繋がる証拠になると思うんだが…さすがにそう簡単には見つからないか」と現時点で周りから疑われている今、下手に隠そうとはせずに伝えると、相手は渋い顔をして手を顎に充てつつ【ああ、成る程ねぇ。けどな、お前近侍だろ。下手をしたらお前の名前が記されていて、言い逃れの出来ない状況にも成り得そうだけどなぁ。…まっ、そうしなくともこの執務室は札のせいで主が許可をするか近侍しか入れねぇんだから、どの道お前が疑われて札を探す羽目になるか】と肩を竦めて言われれば、不利な状況は理解しているので眉を顰めて「…そんな事は分かっている」と顔を背ける。それから気を取り直して別の箇所を探ろうとしたところで、何やらこの執務室から出て行こうとする大倶利伽羅とそれを止めようとする鶴丸の姿が見えて、何事かと思い近付いて行き )
《〆執務室の札の行方》
・刀剣乱舞
燭台切光忠とへし切長谷部 死ネタ 豆ロル
_ねぇ、長谷部くん。もしも君は僕が折れたら泣いてくれるかい?( 首傾げ )
……泣かない。そもそも何を馬鹿な事を言っているんだ?お前は折れないだろう?( きっぱり / 断言 )
はは、そう…かな?( 眉下げ笑み )
嗚呼、そうだ。お前は折れないし折らせない。だから仮定の話でもそんな事は言うな。…分かったか?( じっ / 真剣な眼差し )
!…うん、分かったよ。( こくり )
・同上
…長谷部くん、長谷部くん。僕、幽霊になっちゃったね。( 頰掻き / 苦笑 )
……。( 膝抱え蹲り )
…長谷部くん、泣いているのかい?( 申し訳無さそうに )
……泣いて、いない。( 小声 )
…ん、そっか…。長谷部くん、ごめんね。本当にごめん。( ぽつり )
…あのさ、僕が居なくなっても、ちゃんとご飯食べるんだよ。徹夜はあまりしないでね。他の子と口論もしちゃ駄目だよ。それと…、( 指で数えていき )
……お前は、こんな時まで、人の心配をするんだな。( 小声 / 顔膝に埋めたままで )
えっ?だって、長谷部くんが心配だから…。それに、僕がこうして幽霊として君の前に居られるのも一回の数分限りなんだ。だから、声が届く内に伝えておきたくて…。( しゅん )
…僕はもう君にご飯を作ってあげる事も、徹夜した君の肩に布団を掛けてあげる事も、喧嘩の仲裁をする事も、何も出来ないけど…。( 俯き )
っ……お前が。( ぼそ )
…、え?( 目ぱち )
……お前が、心配する余り、この世に未練を残さないようにと、泣かないと決めていたのに。結局、泣かずとも出て来るのでは、意味が、無い…じゃないか。( ぐす / 涙声 )
…!…長谷部、くん…。( 目頭じわ ) …そんな事、考えていてくれてたんだ…。ありが、とう。ありがとう…。( 涙ぽたり )
…でも僕、未練だらけで出て来ちゃった。格好悪いよね。けどやっぱり本当は…もっと君と一緒に居たかったよ、もっと君と色んな場所に行きたかったなぁ。…何で僕、死んじゃったんだろ…。( ぼそ )
……っ。( ギリ )
長谷部く…。あ、…ごめんね、長谷部くん。そろそろ、時間みたいだ。行かないと…、あちら側に逝かないといけないんだ…。( すっ / 立ち上がり )
…燭台、切。行くな…。( 掠れ声 )
それは出来ないや、ごめん…。( 首振り )
もしも…もしもさ。僕に次があったのなら、次こそは絶対に、置いて行かないから。絶対に君の側に居るから。…だから、だから長谷部くん。…僕の事、忘れないでね。( 泣きながら柔く微笑んで )
っ、燭台切…!( 彼の手を掴もうとするがすり抜けてしまい )
…またね、長谷部くん。…また、会おうね。( 光の粒となって消えていき )
…っ、…!( 伸ばした手は空を切り )
_…絶対に、絶対にだ。お前の事を、忘れはしない、また必ず見付けてやる…。( ぎゅっと拳握り締めて )
・刀剣乱舞
設定書き チラシ裏
先程の豆ロルの後の話は現パロで。
燭台切は大学生で、長谷部は刀のままか人間に転生してるかで。同じ大学生でも良いし先生でも良いなー。
(/作業用BGMは前前前世。)
・刀剣乱舞
現パロ特殊設定 中ロル
大学生の長谷部と燭台切
( 只今朝の八時三十五分、電車では無くバスの遅延で一時限目に五分遅刻している状況で。鞄にカロリーメイトを忍ばせつつ格好悪い事に廊下を走っていれば、不意に角で誰かとぶつかりそうになって急いでブレーキを掛け。何とか衝突は免れたものの、勢いで鞄を落としてしまえば中の物が全て出てしまい。謝りながら中身を回収していると、そっとノートが差し出されたので顔を上げて感謝の言葉を述べていき )
あっ、僕のノート…。ありがとうございます…!
・同上
( 本日は二限目からの授業で、余裕を持って大学に着き。近くのラウンジで予習をしておこうと思いながら廊下を歩いていると、不意に慌ただしい足音が聞こえて来て角を曲がったところで誰かとぶつかりそうになり。しかし相手が咄嗟に止まった為か正面衝突は免れて、ただ走って来たのは向こうの方だったので文句の一つでも言ってやろうかと相手の顔を見た瞬間、固まってしまい。見覚えのある顔、忘れもしないあの刀で思わず「…燭台、切」と呟いてしまうがハッとして、誤魔化すように落ちていたノートを差し出し。視線を逸らしつつぶっきらぼうに答えて )
……嗚呼、礼には及ばない。
(/久々に刀剣乱舞卓ゲ見てたけど、すごい好みの発見してテンションが上昇。嗜み程度のえぐみと血生臭さと後味の悪さとか大好物です。
六道の辻に迷うなよ、或る孤独の結末、三千世界に於いて、のシリーズが好みで…。あとPLかつPCの歌仙さんイケメン…。リアルINTも高いし)
(/と言うか、刀剣乱舞の世界観で出来るCoCシナリオが少しだけあるなんて知らなかった…!知ってればこっちでも遣りたかったなぁ、本丸で起こる冒涜的なシナリオを回してみたかった。けど数が少ないのがネック…)
(/次は初っ端から鬼気迫る様な感じのシナリオを回したい。となると、シティ系よりもクローズドサークル系のが良いのかな。毒入りスープとかラズベリージャムとか。でもロストはなるべく避けたいしな…殺意高めでも調整で何とか行けるかな…)
(/それと、なるべく動画化されていないもの。ただ刀剣CoCは幅広だからこれは難しいよなぁ。毒入りスープやろうと持ち掛けて微妙に知ってるとか言われたから、有名どころは厳しいか)
(/久々にここに書くけど未だに、くりみつもへし燭も燭へしも燭燭も、どれも好きだから困った。あとは花丸はほのぼのしていて安心して毎回見てる、シリアスとほのぼのは本当に分けて正解だなぁ。それと伊達組ED曲はよ。)
(/最近のブームが燭燭だから燭燭がやりたい…。マイナー以前に同顔と言う特殊性が高いCPだから募集なんてかけられないしなぁ。支部を見て癒されるしかない。)
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