雛鳥 2016-02-29 12:47:30 |
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(/参加許可、そして奇人には勿体ないお言葉をありがとうございます…!この素敵な世界に似合う子をと足掻いた末に妙な男が出来上がってしまいましたがどうぞよろしくお願い致します!
早速皆様の絡み文に絡ませていただきましたので、余裕があればお相手してくださると嬉しいです…!)
>お雛
さて、鬼が出るか蛇が出るか。後ろの正面――おや猫の顔!
(欧羅巴の美と東洋の艶とが入り交じるきらびやかな流行りもこの屋敷までは訪れず、今日も庭先はささいな草花を咲かせるばかり。退屈な景色にふうとひとつ溜息を零し、絵のモチイフにと花の重みに首傾げる桃の枝をポッキリ手折ればその拍子に後ろの茂みが小さく揺れて。笑いながら振り返るとその声量にギャッと驚き黒猫が物置のほうへ駆けていく、そちらに目をやるとカーテンに紛れて愛しい少女の姿があり「ご機嫌ようモダンガアル。黒猫と隠れん坊も良いが、綺麗なお花と飴玉は如何かな?」あんな埃と蜘蛛糸の巣窟に可愛いお雛は置いておけぬと窓越しにニッコリ笑いかけては、矢羽柄の巾着と桃の一枝を掲げて手招きし)
>紅
――何だ何だ。何処の赤鬼かと思いや紅ちゃん、紅染めでもしくじったのか?
(広いお屋敷はラヂオでもなければ静けさが骨身にしみて落ちつかず。こんな時こそ例のころころよく笑う子犬めいた同居人が居てくれれば良いのだが、染物屋というのは多忙な生業なのか丁度出払っているらしく、ならばと己も町へ繰り出すべくショオル片手に下駄の吟味などしていれば突として目の前の戸が開き。途端鼻をついたのはきな臭い鉄錆の匂い。何か厄介ごとに出くわしたのは明白、しかし彼の歪みを心得ている以上要らぬ邪推が首をもたげ、空々しい言葉と共に一歩また一歩にじり寄ると「それとも何だね。好い人と逢い引きでもして、血の滲むほど良い思いでもしてきたのかねェ?そいつァ羨ましい限りだが。」彼の血で汚れぬよう、袖を押さえて耳元に手を添えるとわざとらしくコソリと、本人にしては抑えた声で囁いてみて)
>all
金襴緞子の帯締めて、姐さんごっこの花嫁人形涙で赤い紅滲む……いや、こいつは幾ら泣いたって滲みはせんなァ。
(絵の具と資生堂ラベルの化粧品とが一緒くたに並べられ、着物が畳の如く敷き詰められた部屋に響くのは自身の囁く童歌ただひとつ。表では人力車だけが去りし明治の名残をカラリカラリと響かせる、そんな静けさに耐えてようやく化粧を終える頃にはお天道様はすっかり高くのぼっていて。初めて棒口紅なるものを使ってはみたものの、唇だけが嫌に赤い気がして落ち着かず鏡を睨み、呟いたが最後気になって気になっていても立ってもいられず「――紅ちゃん、刹那ァ、空蝉の兄さん、誰かいるんだろう?ちょいと出てきておくんな、俺が今日とて美しいか否かその目で確かめておくれ!」バタンと襖を開くと手当たり次第に同居人たちの名をけたたましく呼びながら、神経質に髪を撫で付けて屋敷のなかを彷徨い始め)
>all
うん、今回もうまく行きそうですね
(たくさんの人形、人形になりかけのものに囲まれたほぼ無音といってもいい自分の部屋の中。上記の言葉を口にすればそれは思っていたよりも大きく聞こえて。人形のパーツを組み立てていたためかなり集中しており時間感覚すら失っていて。今は一体何時なんだろうかと考える。すぐそばにおいてあった母からの人形をもちスッ、と立ち上がれば少々立ちくらみをおこすがすぐにおさまり歩き出して。「本当に今はいったい何時なんでしょうか……誰かいますかね」そんなことを人形に話しかけながら床がキィキィと軋む音をたて時計がありまた、人がいそうな部屋へと向かって)
>紅
――彼方此方の塵芥に紛れ塗れて、隠恋坊がおじょうずの黒猫が独法師になったわ(埃の匂いがツンと鼻に残るこの場所で不釣り合いな優しい声色がヒョイと現れるとその軽快な物腰伝わる柔らかい声の音を耳にしつつ、背丈は変わらずに懸命と足首に力を込めつつ窓の外を捉えて、かくれんぼが上手な黒猫が一人ぼっちになってしまったのだと自分が今しがた見ていたその風景を言葉にして。それから漸く足がぷるぷると震え始めるのに合わせて休ませるようにトンと踵を地面につけて振り返り「べには――?」どうして此処に、の意味を込めながらその一言をゆったりと乗せて)
(/全然大丈夫なんですよ!此処はゆったりペースのトピになりますので本当にお気に為さらず、私生活重視の次にここを思い出して頂けると嬉しいです)
>刹那
(黒猫ばかりを追いかけていたその狭い狭い世界に一人の青年が加われば白く焼けてそのまま消えてしまいそうなほど透明感を掻き鳴らす彼の佇まいをボーと虚ろな眼に反射させた後に、ようやくと言うほど遅れた反応で頭をゆらり力無く傾けて「せつな、あそびましょ」窓越しに体をだらんとさせるように寄りかかればそのまま自分を外に引っ張り出してくれと言う様に真顔で告げられたその言葉を聞かん振りして)
(/此方こそご移動などお手数お掛けしてしまい申し訳ないです><!どうぞこちらでも宜しくお願いします!)
>空蝉
(品矢かな尻尾をゆらゆら揺らめかす黒猫一匹、真白に焼け爛れたかのように喉元ばかりが白く、その白が一層と黒い部分を照らしているようだと日に当たるあの子を見てはそう思う。黒ばかりがいやと頭に焼き付いていたその頃に、お雛と自分に漬けられたその名を受けてはぼんやりとした眼を二つ、彼へと向けて。そこにいたのが思い描いていた青年の姿であり、目に残る清潔感のある黒色は先の猫を思い出させるようだと数少ない脳内フィルムがカシャンカシャンと記憶を映し「――うつせみさま、いま、雛はうつせみさまを見ていたのよ。とぉても隠れん坊がおじょうずだったわ」優しいその微笑みを受けるにしては面白味の無い仏頂面で自分が見ていたものを言葉にしつつ明るい光を灯す出入り口へ歩みを進めて)
(/いえいえ!此方のトピは私生活優先ののんびり推奨トピとなっておりますのでお気に為さらず!ゆったりのんびりと進めていければ嬉しく思います!)
>祭
鬼さんが此方と手招く其方はとぉてもおいしそうな蜜、行きはよいこと…帰りはいかが?(大凡猫とは思えぬ力強い鳴き声は小さな心臓を吃驚とさせるに十分な要素であり、その猫が突飛と逃げ出す原因はまるでそう、以前買い与えられて飽きる事も無くクルクルと繰り返し光に宛がった万華鏡の中のようにキラキラと素敵な幾重の模様の布を纏う彼の耽美なる姿。ああ、彼こそがまさに絵画のような存在だ、と、作られた美と言っても謙遜無い美しきその笑顔一つにうっとり見とれ。はた、と我に戻ればぼんやり虚ろの反応薄き二つの眼で彼に目を向けながら意地悪を一つ、紅い水玉のワンピース、ふわりと空気を纏う様にスカートを揺らめかせば物を蹴らぬように気を配りその出口から体を潜りだし「籠目籠目と謡うその先には…きょうもとぉても美しい羽衣さま」ひらひらと布が風に揺れるのを眺めつつ、ちょんとその隣に並べば今一度真っ直ぐと煌びやかで気品のあるその姿を眺めて、美の代名詞でもある天女を表すように羽衣さまと口にして)
(/妙だなんてとんでもございません。本体様の文字選びもとても憧れるものであり、参考にさせて頂いております!)
>>刹那
ごめんな刹那ー。すぐ風呂に入るからさ。(見つからなければいいな、なんて甘い考えはしかめ面した幼なじみによってばっさりと潰え、はぁ、とため息をこぼしながら謝罪して。相手の視線に気づくと戸についた汚れを甚兵衛の裾で拭い、まだ血が固まっていない箇所も軽くぬぐいながら気を付けて風呂場への道を辿り始め。)
(/いえいえ!絡んでいただけて光栄でございます!こちらこそよろしくお願いしますね!)
>>空蝉
あぁ、空蝉さん。こんな為体で申し訳ねぇ…。すぐに風呂で洗い流すから見逃してはくれねぇですかい?(まさか家主に見つかってしまうなんてなぁ、とぼんやりかすむ頭の髄で思い浮かべつつも申し訳ない、と頭を下げて。苦笑いを浮かべながらそそくさとこれ以上屋敷を汚さぬよう移動しようとするものの、動揺して作品をばらまいてしまった相手を手を伸ばすも、ぱたり、と落ちた赤い液体に触るわけに行かないなと伸ばしたてを引っ込め。)
>>祭
あぁ、祭の兄さんか。紅師の末裔にも坐せぬこの為体、どうか笑ってくださいな、と。(カラカラと春の暖かい風の温もりある笑いをする目の前の人はどんな歪みだろうと爪弾きにせず、その為今の自分が見られてもほっとため息をつく程度、染料で布を赤くするならまだしも、匂いがつき、乾くとくすむ血で赤く染めてしまったことを反省しながらも演技たっぷりに上記を語りあげ。「そうだったら良いんだがねぇ…どこの誰かもわからない痛みは悪いが俺には重過ぎる。祭の兄やんがちょいとでもつけてくれりゃそれで満足なんだがな。」と苦笑いを浮かべ。ふと相手との距離が近くなると唇に乗った作られた赤がやけに目の奥に焼き付いて「兄やん口紅変えたかい?」と問いかけ。)
>>お雛
紅はお雛が影法師に連れてかれて、夜の影に収まる前に捕まえに来たのさぁ。(猫がいた窓の外をしばらく見るも生憎自分には運がなかったらしい。残念だな、と窓から離れて扉に手をかけ佇んでいると湧いて出たのは自分がここに来た理由。言葉遊びのようにのらりくらりと口から紡ぎ、最後は驚かすかのように両手を上に、がおー、なんて間抜けな声で。「さ、お菓子を机で囲もうか。お客さんにもらったケェキというもがあるんだ。どうだい?気にはならないかい?」といいながらゆるりと手を差し出して)
(/ありがとうございます!時間に暇ができてきましたので顔出しさせていただきますね!)
(/男性Fをキープして頂いている者です。pf作成に時間が掛かってしまいそうなため、大変申し訳ないのですが、もう少しお時間頂けないでしょうか?また、主様のご許可を頂ければFの男性を霊体愛好者でなく、身体欠損性愛者に変更したいのですが、如何でしょうか…?
(/キャラレスは後日返させて頂きます!申し訳ございません!)
>名無し様
(/キープ延長は最大2間ほど可能ですが、癖は霊体愛好のままでお願いしたく思います。構成するにあたり愛着をもってしまっておりますゆえ、非常に申し訳ございません!)
>31 お雛
えぇ、遊びましょうか……そうすれば貴女も嬉しいでしょう
(相手の言葉に残念、聞かなかったことにされてしまったと思うがその後の言葉にその気持ちは大分薄れて。最初はお雛に向けて言っていたが最後は人形に向けて言い。お雛が言いたいことをなんとなく理解し窓からお雛を出すとそのまま地面にストン、と下ろして。「大丈夫ですか?どこも怪我などしてませんよね?」と問いかけて。可愛らしく愛しい彼女。そんな彼女を綺麗なまま人形するまでけして傷つけてはならない。そう思い上記の言葉を投げ掛けて。)
>32 紅
ねぇ、紅……俺貴方のことも結構気に入っていると思うんです、どうです?人形になりませんか、それならこうして血に濡れることもないじゃないですか
(いつもならばそこで満足し去ろうとするのだが今日はなんとなく彼と話したい気分で風呂場へ向かう相手の後ろにつき上記を独り言の様につらつらと並べて。愛しいものを見るような瞳で人形を見てそしてそのまま相手を見る。「……どうです?人形になりませんか?今まで味わったことがないくらいの痛みを体験できると思います、多分」先程の問いと同じことをいい。さらにもうひとつ言葉をつけたして。痛いのは当たり前だ。だって死ぬのだから。ただ彼は痛いことが好きだったはず。それなら人形になってくれるのでは、と思いそう問いかけて。)
>紅
まあ、まあ、影法師のお戯れ一つ恐るることないわ。ここはたくさんの鬼っ子が住まう邸だと町の子はあの子もこの子も口を揃えて謡うのよ(言葉遊びのようにふわふわと舞う言葉の羅列に面の部品一つと動かすこと無く首傾、不思議がる風ですらあるその物腰で鬼が住まう噂を便りに来た自分にた怖がる事など一つと無いと語る傍らで埃や転がる砂等ですっかり汚れてしまった白い靴下をスポンと脱いで。遊ぶような戯れの滲む彼の動作に下唇を少し噛んでから「影法師よりも、べにがおっかないわ」まぁ怖い、なんてさして感情がある風では無いが意地悪一つと言うように口元に両手を添えながら紡ぎ「だからね、けえきをたべたら退治するの」未知の食べ物であるそれに興味をもちながら、先にその事を添えやりつつ意地悪をもう一つ)
>刹那
雛がけがをしても大丈夫よ、雛はせつなが時を巻き戻してまたきれいにしてくれるから(一瞬、ふわりと空に浮く不思議な感覚を経て自分を案ずるその言葉に平生とそれは自分を人形としてではあるが直してくれるとその言葉を向けて。「てんてんと蹴鞠をつくのも楽しそう、黒猫の隠れん坊を探すのも、東の空が真っ赤になるまでお雛はあそびたいの」彼が持つことで自分の背丈に合い目線の合うお人形さんへ話しかけるような口ぶりで言葉を並べ、撰ぶように考えて)
>名無し様
(/せっかくのご提案でしたのに申し訳ございません!キープ承りました!)
要(かなめ)
年齢 33歳
性格 幼い頃より人ならざるものが視え、手を焼いたせいか何かに驚く事が少なく、何でも受け入れてしまう懐の深さを持つ。基本的には穏やかな気性の持ち主であり、柔和な笑みを浮かべ、他者の世話を焼くのが好きである。「しょうがないなねェ」などと呟きながら屋敷の家事をこなす姿はさながら母のよう。自身の小言を聞き流す住人らに笑顔で皮肉や暴言を吐く腹黒さも持ち合わせているが、彼なりの愛情の裏返しである。何かに集中してしまうとそれしか見えなくなる一面がある。時折1人で何やらぶつぶつと呟いている事があり、そのような時は“何か”と会話している時。お雛と会話している時も時折似たような雰囲気になり、他者の言葉には耳を傾けなくなる。極めて稀だが、怒ると普段の穏やかな口調からは想像出来ないほど乱暴な口調に変わる。
容姿 黒味の強い灰色の髪はきっちりと整えられ、前髪は長く真ん中で分けている。彫りの深い顔立ちであり、鼻筋はスッと通っている。黒い瞳は切れ長で彫りの深さと相まって目力が強く、気を抜くと睨んでいると勘違いされるため、常に笑みを絶やさない。
近代化の流れについていけず、羽織袴を好んでおり、男性Eのような煌びやかな装いは目がくらむ、とよく口にし自身は地味な色合いの着物ばかり。外出時、靴だけは独特の音を奏でる下駄や雪駄を嫌い、自身の義足の音が紛れるブーツを好み、義足だけでは心許ないのか必ず杖を持ち歩く。身長173㎝。
備考 物心ついた時から人では無いものが視え、家族から疎まれていた事もあり“それら”と過ごす事が多かった。いつしか“それら”が自身以外には視えないのだと分かると、一時距離を置こうとした時期があったが、“それら”の口車に乗せられ、山奥に入り込んでしまい足の骨を折る大怪我をした。その結果右足は義足になる。この一件で、自身の心の拠り所が“それら”であるのと同時に“それら”もまた、自身に縋るしかないのだと感じるようになり、愛情を持ち始める。“それら”が果たして霊なのか、それとも神と呼ばれる類なのか彼にも分からず、ただ“それら”や“彼”などと呼ぶ。
出生は旅館の主人が芸者との間に作った不義の子であり、父に引き取られはしたものの、跡継ぎには既に正妻との間の子が居たため父は自身に無関心であり、義母や義兄には嫌われていた。父の死をきっかけに義兄が旅館を継ぐ事になり、それを機に家を追い出される。義足のせいで自身1人で生活する事も出来ず、女の家を転々とするが“それら”との会話を不気味がられ追い出される事が多かった。行くあてもなくなり、途方に暮れている時に“それら”が街はずれの屋敷に行けと囁き、言葉に従った結果、男性Aに拾われた。
自身の右足の幻肢痛に悩まされていた時に男性Aがお雛を連れてきた。彼女を一目見た途端に幻肢痛が無くなり、お雛には不思議な力があると信じて疑わず、歪んだこの屋敷の住人らを哀れんで神が引き合わせたのだと考えている。また、お雛の身の回りの事を世話焼くのが好きであり、抱き上げたり膝に乗せたりできない代替の様にお雛を構い倒す。
男性Eを喧しい弟のように思っており、ついつい口うるさく小言を言ってしまう。
ロルテ 雛、お雛や。…どこに行っちまったのかねェ。た
(夕暮れ時、屋敷もほの赤く染まり、いつにも増して夢か現か曖昧な出で立ちになる。ぎっ、コツ、ぎっ、コツ、と不揃いの音を立てながら、お雛の名前を呼び仄暗い廊下を進むが、返事はない。せっかくおべべを繕ったに、とため息を吐き。ふと、“それ”が目に入ると「お雛を知らないかい?」と尋ねるも、つれない反応。何処かで遊んでいるのだろうかと、とりあえず庭へと歩みを進め)
(/何かとお手数おかけして大変申し訳ありませんでした。pf完成致しましたので、ご確認ください。なにか不備や不足など御座いましたらお申し付け下さい。
>要
(/不備などございません。こちらこそ多々申してしまい返って申し訳ございませんでした><!とても素敵なプロフに感謝いたします。上に出されております絡み文を拾って頂くか、新規で出していただけると嬉しく思います!)
名前 夜鷹(よかた)
年齢 28
性格 自由気ままに楽天的、自分勝手に飄々と毎日を過ごしてる。楽しければそれで良いし、辛い思いや大変な思いはしたくない。悪い方向ばかりに頭がキレる。小賢しく狡がしこい事に掛けては右に出るものが居ない程。普段は誰しもをからかい、ちょっかいを掛ける意地悪なあんちゃんと言う立場。頭はイイし要領もいいのだか、自分の事を二の次に。何よりも先ずは男性Aを優先して考えてしまう為、世渡り上手で愛想が良い。その反面で何処までも人を裏切れるし人に憎まれることや嫌われることが怖くない。悪い方向に話が進むと分かっていても敢えてその行動を取るなどと馬鹿げた真似をしてしまう。必要以上に触れ合う事を好み、人の体温と言う物に恋焦がれている。体温に焦がれ過ぎた結果、独占欲と執着心が人と比べて少々強く病ンデレを齧っている猟奇的なまで一人を求める様は今で言う束縛型のメンヘラ。先走る妄想の中では自分がこんなにも貴方を好きなんだから貴方も自分の事を好きなはずだし、だったら四六時中でも傍に居て寄り添うのが幸せだと傲慢で自己中心的な愛を盲目的に信じる身勝手を拗らせる。有る事無い事嘘っぱち、お雛に吹き込むことが好き。
容姿 黒八丈の泥染めの黒い絹織の着物を着用し、白黒ストライプの袴を合わせている。少し大き目の黒い羽織を使い黒の山高帽を被っている。全身同様の黒色の髪の毛を持ち、手入れなんて生まれてこの方たった一度とした事がないため、世辞にも綺麗とは言えない傷んだ短髪。一本一本が固く外ハネの癖があり項を覆い隠す程度の長さを持っている。前髪は今で言うM字であり、鼻の頭に軽く掛かる長さ。首には黒い紐に付けられた鈴を一つ括っている。黒色の一本下駄を使いカンらこんろと軽快な足音を鳴らす癖がある。黒色のステッキを持ち歩き手足の如く自在に扱う。胡桃のような褐色の肌を持ち、その肌は健康的で細すぎず太すぎず。細身ながら健康的な引き締まった筋肉を持っている。爪が少々長めで且つ鋭く先が尖った形状であり、その爪には黒色の塗料をマニキュアの要領で塗り込んでいる。瞳は愛嬌のある大きく吊り上がる猫のようなアーモンド形でその色は全体の黒い色味の中で目を引くような琥珀の色を持っている。下睫毛が主張的に長く多いのが特徴の一つで左目の下に泣き黒子が一つ。全体的な顔づくりは悪くないが頭出るほど端整ではなく良くも悪くも親しみやすい雰囲気がある。いつだって感情がわからない程ヘラヘラと謙る笑みを浮かべている。誰よりも愛しい母の薬指が入る小瓶が入る巾着をいつだって首からぶら下げている。褐色の肌の背には大小と幾つもの曼珠沙華の華が入れ墨として色鮮やかに残されているのが特徴一つ。
備考 妾の子として生まれる。父親と言う物が存在しない所か生まれたが為に育てられるもそこに愛情は無く、生まれ乍らに母から一番と教えられたのは愛ではなく嘘であり、弄ばれた母よりも何よりと弄ばれたのは自分である。それでも生れ付いたからとなけなしの罪悪感からか生きて行く程度の食料と住処と衣類を唯々与えられてきたと言う幼少期。渇望する愛は拗らせを拗らせ、最初は虫に始まり、次は犬猫、欲しいと思った物が自分の物にならないと解るや否やその命を奪い自分だけの物にしてきた青年期。そうして、最後は自身の母親を二十歳を迎えるその晩に奪い死体愛性として自覚をする。その後、事の重大さに浸る事も無く自分の母親を自分だけの物にしたと言う愉悦の感情ばかりを持ち、母の右手の薬指の骨を小袋に詰めて宝物として持ち歩く。一種の母親愛を拗らせたマザコン齧り。今は行き場の無い自分を拾ってくれた男性Aに全面的信頼を寄せつつ、女性特有の柔らかさを持ち仄かと母親に面影を持つお雛を愛しく思い、殺めて独り占めしたいと願望を持つ。幼い声で泡を口端から垂らし見開く眼に自分ばかりを映すのだろう、それを妄想する恍惚感で今日も生きている。また、この邸に住まう男性は皆美しく、自分の物にしたいので隙が有れば誰彼構わずその命を奪おうと隙を狙っている野蛮な節が見られている。それでいて化粧品の香りを纏う男性Eには矢張り外見的な意味合いで、男性Fには内面的意味合いで母を連想してしまうようで心酔し尊敬する世界の全てが男性Aだとするならば、雛と同様自分の世界をすべて新規とさせようとする男性E、男性Fには失言が過ぎぬよう必死。飴細工屋として時折町に下りては賑やかに実演販売を行う。街で見かけた可愛いアノ子、優しくしてくれたアノ御人、ああ、ああ、欲しくなっちゃって我慢が出来ずに殺めてしまったその宵口、月に照らされて背には曼珠沙華の入れ墨を一つ咲かせる事を決まり、規則としている。
ロルテ さぁさ、オひなチャン、どうぞご覧あれ。この小鳥の晴れ舞台を一緒に見守って下さイな、(夕暮れ差す茜色のリビングで、アップリケが繰り返し張られるソファーに腰を下ろしながら飴細工の材料を目の前の木造の机に並べて割りばしに付けた飴を言葉を纏いながら形を変化させていき、あっと言う間に小鳥を生み出すと実演は明日行う実演販売に向けての事だったようで完成したそれをリビングの裸電球にかざして煌めくそれを満足気に眺めつつにんまりと笑みを浮かばせて「はいな、ヨタカは雛が喜んでくれるなら番いの鳥でも犬ころでもなんでも作っちゃります。」とご機嫌なホラ話しまで一つ二つと口にして)
(/皆さま素敵なお子様で埋まる中、男性Bばかり埋まらずに寂しかった為、主の仕事休みの時にまとめてレスを返す形になってしまいますが男性Bもやらせて頂きたく思います。こちらも仲良くして頂ければ嬉しいです!)
>人物[募集要項]
※全員リバ気質でお願いします。
このトピは攻め受けをハッキリさせない喰い合いトピになっております。
また、CPはハッキリと決めない方向で全員がCPのように入り乱れの傾向になっております。
(※挨拶代りにキスやハグが当り前と言う事ですので、嫉妬深い方は向いていないかもしれません…)
もし二人きりが良いと言う場合は此方にも顔出しをして頂けること前提で一対一への移動が可能です。
>男性A/柳 空蝉(年齢33)>No.19
・生粋の幼児性愛癖持ち、襖に穴明け時折通るお雛を見ては楽しむ日々を繰り返す。邸の主であり、皆の纏め役、帝である。
この屋敷の家主であり幼女愛性癖を除くと少々螺子が足りない情緒不安定な精神病を患う起伏が激しい事で有名な物書き。
幼女Aを拉致して「お雛」と名付け寵愛する本人。男性Bと共に下らない話をしながら月夜の晩酒を嗜むのが趣味の一つ。
>男性B/夜鷹(年齢28)>No.40
・死体性愛を拗らせる男性。愛しい物は愛しい姿のまま生涯自分の傍に置きたいと本気で考える毎日を過ごす。お雛ちゃんを殺めたい。
屋敷に流れ着いた順では一番の古株に当たる。町に出向いての飴職人として飴細工の販売を行い収入を得ている。
明るいが馴れ馴れしく飄々と触れ合いが多く隙有れば命を貰おうとする性質の悪い性分。拾ってくれたAに強き信頼を置いている。
>男性C/刹那(年齢29)>No.10
・重度の人形愛好を患う男性。生きている物は愛するに値しない、無垢なる人形にこそ愛が募ると本気で考える。
奇人変人それらが集うこの邸の中で頭を取る様に変わっている。潔癖症で完璧主義と堅物を絵に描いた様子の彼は有名な人形職人。
ある日連れて来られたお雛に心奪われ、お雛の中身を抜いて綿を詰めて人形に変える願望持ち。男性Dとは長きに渡る友人関係。
>男性D/紅(年齢25)>No.12
・目覚めたばかりの肉体的苦痛愛好者。愛しいと感じた者に殴られ蹴られ暴行される事に興奮を覚える癖を抱えている。
愛想がよく一生懸命なのが伝わる犬系男児。ただ少々ヘタレで気持ちが空回りする事ばかり。お雛ちゃんに暴力を強要する事に興奮する。
染め物屋として依頼が来ればその依頼通りに物を染めてくれると若手ながらに人気が有る。男性Cとは幼馴染である。
>男性E/祭(年齢28)>No.21
・異装症を長年患っている。女になりたい訳ではない、ただ、自分が一番美しくなれる姿が女装であると言うだけ。綺麗の追及者。
初老の女装家と他の男性陣から言われると怒るが半面にお雛は自分を確り男と扱うので好き。底抜けの明るさと喧しさが特徴的。
絵描きとして駆け出し中で有りこれから売れる事が予想されている。男性Fとは喧嘩友達のような賑やかな間柄。
>男性F/要(年齢33)>No.38
・霊体愛好癖の持ち主で有り、お雛を天の使いだと言って盲信し他の言葉を聞く耳持たない。元々何かに盲目になってしまう一直線。
優しく温厚なみんなの母親的存在であり、癖が一つ二つと強すぎる彼らを纏める周囲を達観した様子を持つ人物。右足が義足。
義足の為に動くのがぎこちなく、それでも自分に出来る裁縫などの自宅業務を行って邸の人を助けている。男性Eは兄弟のよう。
>雛鳥/お雛(齢5ほど)>No.2
・幼心に成長恐怖症を患う幼女。ワンピースは黄色に赤い水玉てんてんてん。
>>刹那
刹那に人形にされて痛み続けるのは素敵だねぇ…でも遠慮しとくよ。(刹那の口から紡がれる「気に入っている」、「今まで味わったことのない痛み」という単語は甘美な響きでついうっとりと目を細め。しかししばらくの後「でも血が出ないのは嫌だなぁ…。だってほら、刹那が心配してくれないだろう?」と言いつつ振り返り。「それにこうやって刹那の温もりも感じられない。刹那がぶったとしても一瞬の衝撃とその後のじんわりとした痛みもわかんないからな。」と甚兵衛で拭い、綺麗になった掌で刹那の頬に手を添えて。「このまま口吸ひの一つでもしたいところだが、生憎鉄の味しか今はしねぇ。機会があればまた今度。」と唄うように告げて。)
>>お雛
おやおや、それはなんとまぁ。さしずめ俺は赤鬼かい?(この邸が噂になっているのは知っていたものの子どもたちまで言うておるとはつゆ知らず。鬼っ子が住まうと言うのなら忌み嫌われる赤い髪を持つ己にはそれがピタリと当てはまる。「そんならお雛ちゃんは小さな鬼子かな?それとも童子の桃太郎かい?」顔色一つ変えないお雛はさてはて一体どちらだろうと意地悪げに笑みを傾けながら小さな彼女に問うてみて。「はは、そうかい?そいつはちょいと光栄だ。」いつもは顔色を変えないようなお雛の口からいじわるな言葉が出るとなんだか嬉しく、カラコロと弾むような笑いとともにそう告げ。「ケェキの前にきちんと手を洗うんだよ。」と付け足し。)
>刹那
ひとたび湯水を注ぎたれば夜より黒く死の如く濃し。遠き灼熱地獄の國では大衆を堕落せし毒と評さるる……、あァ刹那、お人形遊びはもういいのか。
(陽光傾けば屋敷もセピアの光に染められ情緒ありげな顔をする夕暮れ。洋式の白いエプロンをつけ、カンバスの前ではなく台所に立つと白煙を吹くやかんから大輪の花が描かれた珈琲茶碗へそうっとそうっと湯を注ぎ。舶来品好きの洋画家から教わったこの珈琲なる飲み物は、苦く焦げ臭いけれども洒落た異国の味がする、と鼻歌代わりに誰かの受け売りを歌い上げながら居間まで茶碗を運んでくると朝から姿を見掛けなかった人形師の彼に出くわし揶揄うように声をうわずらせ。どうせ飯も食わずに人形を弄くっていたのだろう。白粉を叩かずとも白く透けるような頬にチラとだけ目をやると「そうだアンタも一杯飲んでご覧、甘い甘い洋菓子もある。そちらのガアルも是非ご一緒に、さあさあ、早く此方へお座んな。」ふと考えついて彼の分、そして彼が抱く人形の分、二つの椅子を引いて給仕のように恭しい仕種をもって思いつきの茶会へ誘い)
>お雛
――アハハッ、あァ、あァ、あの与太郎の言うとおり、お雛は天のお使いらしい。鬼は羽衣天女は般若、行きはよいよい帰りは怖い。美なるものこそ恐ろしい、この世の理屈を底の底まで見抜くとはねえ……いやはや参った。飴玉はぜえんぶ遣るからもう堪忍しておくんな。
(真黒いびいどろ、墨を塗りこめた雛人形の冷たいまなこ。血の通わぬものばかり思わせる童女の瞳は自分をじいと見つめるけれど、見つめ返せどそこに宿っているはずの感情を拾い上げることはかなわず。しかしそんな事よりも折角の洒落たスカアトが汚れぬかそればかりが心配で、チクリとも痛くない意地悪に吊り上げた唇の端だけで応えては少女が側へやって来るまでの一部始終を珍しく黙して見届けて。そして凍えたような菫色の唇――今しがた己を鬼と喩えたその口が羽衣さまと愛らしく紡げば瞬きひとつの間を置いてカラリと高らかに声を響かせて笑い。かの霊体愛好者の言葉を拝借しつつ出鱈目とも誠とも知れない世の理とやらを語ってみせ、白旗代わりに摘んだ羽織をヒラヒラ揺らすのも褒められて機嫌を良くした証。裾を気にしながらしゃがみ込み巾着を開くと飴玉ひとつつまみ上げ「そらお雛様、桃の味。」一言唱え、薄桃色の菓子を唇にそっと押し当ててやり)
(/私もお雛ちゃんの言葉遊びにずっと魅了されております、後ほど夜鷹さんに絡ませていただくのも楽しみで仕方がありません…!お二方とも仲良くしていただければ幸いです!)
>紅
――これは吃驚、貶せや笑えと言っときながら紅を見る目は一級品ときた。嬉しいねえご名答、上流のご婦人がた御用達の棒口紅も、今や男の身の上で扱える時代になったわけさ。ちぃと赤過ぎる気もするが……
(流れる血も心についた奇怪な癖も、自嘲する彼の声音に同じくお芝居のような他人事。わざわざ言われずとも怪我を案ずる気遣いなど見せずただクツクツ喉を震わせ面白がっていたが、その黒い目が唐突に赤く飾った唇へ向けばつい大仰に肩を竦めて。都市にてレエスの手袋やら細やかな美を好む女連中、己のシャツの皺や埃には敏感な男共でさえ他人の口紅の色など気にも留めないというのに。素直な喜びと感心とをよく回る舌で表せば、指を唇のふちへ添えてニイ、と悪童めいた顔をひとつ。「……"お似合い"と褒めてくれりゃァ紅師の坊や。些細な礼の一つや二つ、考えてやらんこともないがどうかな?ま、殴る蹴るだの此方の肌に痣がつくのは勘弁願いたいがねェ」それはほんの気まぐれの思いつき。相手の悪癖なぞさして理解してみたいわけでもないが、たった今自分が喜ばされたように、この男を少し喜ばせてみようかと薄く紅色の移った指を立ててどうだ、とゆったり首を傾げ)
>紅
べには何方とおもう?――雛は未来を見て喜劇だって笑う人の子でいるより、今を謡って先には悲劇と笑う鬼の子でいるほうが最後に拍手を送れるわ(自らを赤鬼と称す彼の言葉に耳を傾けながら、淡い色濃淡の強い色と数々の染め物に交わるその赤はとても綺麗なのにと胸で落としつつ、問われるそれにパチ、パチ、パチと遅すぎる間隔の拍手を送り。手を洗うと言う言葉に彼が布を洗う際に泡立ちシャボン玉が一つ二つと浮び上がるのを思い出し「紅はいつもしゃぼんの香りがする」連想のままにすん、と鼻を動かすように息を吸い込んで)
>祭
―――(それはまるで綺麗な歌を聞いているような、カラカラとフィルムが回る音付映像を見ているような、目の前に人がいるとは思えぬ不思議な感覚。綺麗すぎる彼が爛々とした物腰雰囲気で呼吸をする様に自然な流れで幾つもの言葉の羅列を謡うからだろう、ただそれでも都合が良い、その様子をだんまりで見つめる切欠を彼は与えてくれたのだ。唇に当てられる透ける様な煌めきを持つ飴玉一つの感触を、少しだけヒヤリと冷えている固い駄菓子の重みを跳ね返す唇で感じながらそれを薄く開いて口内に受け入れて。口内の唾液と交わりスンと鼻を抜ける仄かな甘い疑似的な桃の香しき匂い、嗚呼なんて甘い。とじゅわと滲む甘さを目一杯に頬張り、カランと歯に飴玉が当たる音を立ててから飴を片頬に寄せて「雛は、赤色差すまつりが好きよ。今日は柘榴のように綺麗な唇ね」色白端麗な彼には映えるような赤色が良く似合う、柘榴の実、それよりも柘榴の華のような鮮やかさを持つその紅は誂えたように彼の為の色だと惚けて、自らの人差し指を先程彼が自分の唇に飴を宛がったように飴無きのままフニと触れて)
(/そう言って頂けて恐縮ながら本当に嬉しいです!此方こそ仲良くして頂けると嬉しいんです>///<!)
>ALL
(/夜鷹のレス頻度は低いですが出しておくので余裕が有る方は拾って頂けると嬉しいです。)
雨降れ、もっと降れ、――シトドの雨や、お雛を此処に閉じ込めておくんなし(ポツリポツリではない、バケツの水をひっくり返したような重たい雨雲の土砂降りの雨。ザーと降り続くその陰気になる音は止む事を忘れた自鳴琴のようにもう長い事鳴り続いていて、継ぎ接ぎだらけのリビングのソファーに猫のように体をコロンと丸めて寝るお雛、その横に腰を下ろして規則正しい寝息を立てる雛の頬を時折撫でながら「このままズート、ずっと、この狭い籠の中でヨタカに閉じ込められてしまえば――嗚呼、ヨタカは魔がサして…」頬を撫でる筋張る手の平を後半の言葉に合わせて幼子故に細い首に這わせて口元には歪に笑う吊り上げる口角を示しその首を今にも絞めてしまいそうな張り詰めるピリピリとする空気を、演者は自分、主演はお雛、観客は数多の雨粒達と言う様に愉しんで)
>>祭
…はは、紅を見る目だけだがな。朱と着物の色だけは任せておくんなせェ。なに、赤はキツけりゃキツい程衝動をかられる色だ。あんたにかかりゃ色あせちまうがな。(相手がどうやら心配してくれないようだとわかるとつまらなさそうに唇をとがらせ。しかし思っていたよりも自分の放った言葉に面白いように反応を示し、耳に優しく響く言葉を聞くのが楽しくなってきて。自分も好奇心からか親指に流れる血をちょいとつけるとびぃい、と口紅でも塗るように唇に赤を引き、目尻にも少しつけるとにまと笑い「どうだい?兄やんとお揃いだ。」とからかい。「おんや?いいのかい?あぁ、心底殴って貰いたいがそれは兄やんの綺麗な指が可愛そうだ。…そうだ、こいつを使ってもらおう!」うんうん、と唸ってどうしようか、折角相手が言ってくれたのだからと悩んでいたが腰から小刀を抜くと「ちょいと、ちょいとでいいんだ。どうか傷跡をつけておくんなさいな。」と肩甲骨がみえるように甚兵衛をはだけさけ)
>>お雛
お雛はどちらにもなれるんだ。どちらを選んでもいいんだよ。…と、まぁ言いたいが。(お雛の言葉は小さいながらも独特な正しさを秘め、いつまでも聞いていたくなる柔らかくも高い音に笑顔で返すも途中から表情を崩し、「俺のわがままとしてはお雛は汚れずずっと蕾でいておくれ。お雛の素直な声をいつまでも聞いていたいと思うよ。」と本心を語り。「おや?そうかい?」と自分でも驚いたように甚兵衛を嗅いで少し悩み。すん、となるお雛の鼻をちょん、と触れると「お雛は甘ぁい駄菓子の香りだ。」と自分もすん、と鼻を動かし。)
>>夜鷹
おやおや、夜鷹の大将さん。占めるならこちらの首にしやしゃんせ。(仕事もどうやら一区切り、持て余している静寂を誰に埋めてもらおうか、と自然に足の向くまま赴くままにリビングに漂いこむと目に入ったのは夜鷹とお雛。お雛の白い首にかかる同じように白く繊細な指は甘美な空気を織り成すも、お雛を失っては嫌だと思えば後ろからそっ、とその手に自分の手を重ね。「そりゃあ俺のは白くも細くもないけれど、お雛のはしめちゃ駄目ですぜ。」とそれとなくお雛の首から手をどけさせて。)
>紅
お雛:(お天道様を見ているような暖かさ、朗らかな彼からはシャボンの清潔感が有る優しい香りと太陽の清々しさを与えて気持ちを落ち着かせる安堵感の強い香りが合さる、其処に刺激を添える風に混じる染め物の作られる香り。彼を表現するには語彙が足らないと言葉の羅列を脳内で懸命に廻りつつ、拍手の音を止めれば表情の薄いその顔にゆるりと小さな笑顔を浮かべ「雛は雛鳥でなくちゃだめなのよ、でないと…うつせみさまが雛を空に羽搏かせてしまうから」蕾と表現するその言葉の類似を選び、浮かべる笑みを元に戻すその際に鼻に指先が触れれば返事を返すよりも先にむず痒さに勝てずくしゃみを一つ)
夜鷹:(疚しい気持ちが有るからか、悪事を発覚された悪餓鬼のように唐突の声に肩を跳ねさせビクりと硬直し。すっかり乾いていた張り付く喉のせいで一言目がスルリと抜けず、重なる手の体温に浸る場合じゃないと叱咤しつつ意識をそこに向けてから彼の姿を瞳に映し。そこでヘラヘラと緩い笑みを面にすると「――あやや、生憎の雨ですモンね、そりゃそーです。今日はベニの坊ちゃんのお仕事はお休みってモンだ」彼の仕事を頭に、自分同様雨であれば休みで間違いないと今更ながらに気付きつつ変わらず音を立てる雨粒を背景にゆったりまったり紡ぎ、「ね、坊ちャん。此処はヨタカにゃ、ちーゐとばかし喧し過ぎてネ。向こうで暇潰しに付き合っておくれよ」お雛を起こさぬようにシイと潜める声、ヒソヒソ話等いつ振りかと面白がりながら首から離れた手をそのまま彼の手首を掴む事で落ち着かせつつ誘い掛け)
>37 お雛
夕焼けのその、赤が失われる刻になるくらいたくさん遊びましょうか、目の前にいる人が誰だか分からないような誰そ彼時……そんな不思議な時間に遊んだら楽しいでしょう
(遠回しに彼女に何かあったら人形にしてよい、と。その意味ととらえ満足げに目をほそめて。続く相手の言葉にうなずき上記を言って。黄昏時、誰そ彼時。目の前にいる人は本当にその人なのか、そして自分は本当に自分なのか。そんな全てが曖昧になるようなその時間帯は少々気に入っており。その時になるくらいたくさん遊ぼう、と。そう言うと何をするか考えはじめて。「さて、本当に何をしましょうか……彼女は貴女が楽しいならば何でもよいと言っていますが、もちろん俺もそう思っています…お雛が決めてよいですよ」と言い、相手の返答を待って。)
>42 紅
俺は貴方をぶったりなんてしませんよ、俺だけでなく貴方も汚れてしまうでしょう……
(相手の言葉にそう返答して。彼をぶつことで何かが変わるとも思えない。ただ、彼が傷つき己の母のように汚れるだけだ。そんな事を考えながら相手をじ、と見つめて。拭われ血がおち、綺麗になったその手はどこか人形を思い出させて。「それは残念、とでも言っておきましょうか……まぁ、構わないです、俺も鉄の味がする口づけは気に入らないですから……そのかわりこれで我慢することにします」と言うと珍しくフ、と微笑み相手の手をとるとそのこうに口づけをして。リップ音を立て顔をあげるとその表情はもういつもの通り無表情で。)
>43 祭
……えぇ、いただきましょうか
(相手のまるでからかうような、詩を語っているようなそんな言い回しはなんだかおもしろく。それに付き合うのもいいと思い相手の誘いにうなずいて。誘われるまま椅子に座り、また人形も座らせて。茶碗の中に入っている黒い液体は遠い異国のものだろうか。香ばしいようないい香りをたてていて。どこからこういうものを持ってくるのだろうと考えつつ最初の目的を思いだし。「ところで今は何時でしょう……ずっと集中していたもので、わからないのです」と話しキョロキョロと辺りをみまわしながら時計を探して。)
>44 夜鷹
魔がさして……殺 しますか?お雛のことを
(まるで劇を見ているかのようだ。部屋の中をのぞき見たときの第一印象はそれしかなく。それほど何か、作られたような印象を与えていて。が、とりあえず声をかけようと上記を話して。わざわざ殺すことをすすめはしないが止めることもせずに。「お雛を壊したら、体は俺にくださいね…綺麗な姿に戻しますから」とだけ言って。どうせ彼はお雛のことを殺さないだろう。そんなことを考えつつ彼のそばへ向かってもう一度、「殺 すのですか?」とだけ問いかけて。)
(/参加許可ありがとうございます。絡み文のある方には絡ませて頂いたつもりですが、見逃しがあるやも知れませんので、その際は私の絡み文を拾って頂けると幸いです。口うるさい小姑のような我が子ですが、どうぞよろしくお願いいたします。)
>お雛
おや、お雛。そんな所にいるとおべべが汚れちまうよ
(寂しさを感じる屋敷でもなにか音楽があればもう少し明るくなるか、そういえばレコォドが埃を被っていたなどと思い立ち。舞い散った埃が日差しでキラキラと光り、息を吸い込むだけで鼻がむず痒くなるような物置の中。ボルドー色のカーテンの傍らにおかっぱの少女が居るのを見遣ると、どこかの絵画のようなあまりに幻想的なその姿に思わず目を奪われながらも、不揃いな足音を立てながら近づき、着物の袖で口元を覆いながら声をかけ
>夜鷹
お前さん、何してんだい
(雨が降ると流石に古傷が痛み、お雛に撫ぜてもらえば多少は引くだろうと彼女の姿を探す中、リビングのソファに彼女と夜鷹の姿を見つけると、その光景にゴツリ、と義足の音を派手に響かせながらもかけた声はザァザァ降りの雨音に掻き消されそうな程か細く、顔には笑みはなく。「こんなに野次馬集めちまって」彼らの周りに集まる“それら”を見遣ると、やんわりと笑みを浮かべてお雛は寝ているだけで色んなものを引き連れるのかねェ、なんて考え。彼らに歩み寄るとお雛の生糸のような髪を手で梳き
>紅
…こりゃ驚いた。名前に違わぬ姿だこと
(静かな屋敷“それ”に話し相手になってもらおうかと思うたが、然りとて今日はつれない態度を取るので自分には面白くない。外に出るのは億劫だしせめてと、ふらり、ふらり、屋敷を歩き回っている中、ガラガラと玄関戸の開く音につられるようにゆったりと歩を進めると、所々紅く染まった彼を見つけ。彼が怪我をするのは然程珍しくもなく、言葉とは裏腹に表情はいつもの柔らかい笑みを崩さずに「帰ってこれたってんなら手前で歩けるね?手当してやるからこっちきな」と声をかけ踵を返し、奥の洋室へと進み
>祭
全く喧しいったらありゃしない…どうせならもっと淑やかに出来ねェのかい
(ギィギィと音を立てる揺り椅子に腰掛け、同居人の著書を読みながら穏やかに過ごす午後。暖かな日差しに微睡んでいると部屋を隔てていても聞こえる彼の声。次第に声は近づき大きくなり、遂には小気味良い音を立てて開いた襖に向かって思わず眉間にしわを寄せ、小言を呟く。
>all
あんまりおイタしちゃァ、ダメじゃないか
(彼の声のみが響く応接間。“それ”が遊んでくりゃれと言うもんだから、手を引かれる様に応接間に赴いたが、椅子は他の部屋の物と綯交ぜになっているわ、壁に掛かった絵画は悉く傾いているわで思わずため息を吐き。足の悪い手前にはこれは直せやしないよ、と手を焼き誰かに手伝って貰わねば、などと思いながらも半ば諦め手頃な椅子に腰掛け
>刹那
お雛:まあ、まぁ、自由は難しいのね。やりたいことが沢山…ねぇ、お雛はあやとりがしたいわ(散々と迷った挙句、この暖かな空の下で行う遊戯ではないそれを選び。彼の裾をくい、くい、と呼びかけるように数回引いてからゆったりとした声色で自分が行いたいと思うその遊びを強請るそんな口振りで続けて)
夜鷹:――あっちゃア、ばれちまった。魔がサしちまったんならしゃーないです。ヨタカにゃ悪気はねーんですもん(ザアザア音だけが響く冷たい部屋でもう一つ新たな声が届くと止める訳じゃ無いその言葉に悪びれる様子もなくあっけらと笑い声を上げて。その後今一度問いかけられるその質問を受けるとゆるやかと弧を描く笑みを浮かべて「ヨタカが雛娘を殺めたら、あややザンネン。その亡骸もぜんぶヨタカが独り占めしちまいます。でも、そいでセツに嫌われるの嫌だア」ぶうと文句を垂れる様な、迷いを見せる様な、そんな事を控えめな声量告げて)
>要
お雛:(まるで舞い落ちるかのような優しい声、埃臭いこの場所には不釣り合いな暖かさを纏うその空気に反応するようにゆらり、顔を振り返らせて「――かなめ、猫がいたのよ。隠れん坊がおじょうずなの」今し方自分の両目で見届けた風景、それを伝えるように拙い口振りで言葉を紡ぐと他の荷物を蹴飛ばしてしまわぬように気を配りつつ彼の元へ歩み寄り「かなめは何をしにきたの?貴方も隠れん坊?」少しだけ頭を拉げつつゆったりと問いかける様に続けて)
夜鷹:ヤジウマ、ありゃりゃ。ヨタカにゃあ見えやしねぇんですが、此処には雨粒以外にもたっくさんの観客がいらっしゃるよーだ(普段暖かな声がひやりと低温になる事ほど恐ろしいことは無い、彼の優しい声とは程遠い土砂降り雨同様の背筋を震わせて自分を自分じゃ無くさせる魔法を持つようなその声色に手に入れかけていた力を抜いてから雛の首に這わせていたその手を反射的に外し。表情には気が緩むようなへらりとした笑みを浮かばせて「そんな観客が多かったら照れちまいます。今日は止めだい、やめ!」パッと両の手を開いては胸元で興産の意味を示すように広げて見せて)
>48 要
これはすごいことになっていますね
(休憩中の気まぐれに応接間に足を運ぶと相手の声が聞こえて。誰に向かって話しかけているのだろうなんて考えながら扉をあけるとそこにはぐちゃぐちゃになった部屋が。思わず上記の言葉を口にし呆れたようにため息をついて。部屋には彼以外の人間はいない。また見えない何かと話していたのだろうと考えるとそこらへんに転がっていた椅子をもとの位置に戻しはじめて。「俺には見えない何かが貴方には見えている、少々羨ましいような気もします」なんて言い相手を見て。)
(/絡みます!素敵な要さんに本体はもう悶えております……!これからよろしくお願いしますね)
>49 お雛
それではあやとりをしましょうか
(彼女が選んだ遊び。それに否定の感情など持つわけがなく。相手と共にいる。そのことを考えると胸が温かく感じて。そしてそんな彼女のことを人形にしたいという強すぎる欲望も。それを隠し優しく彼女の頭を撫でてはなにかあやとりができそうな紐を探すが持っておらず少し困ったような表情になり「すみません……紐を持っていませんでした、貴女はなにか持っていますか?」と問いかけて。)
>49 夜鷹
俺が貴方を嫌う?そんなこと、有り得ませんよ……ええ、絶対に有り得ません
(相手の言葉とその声色に不思議そうに少し首をかしげるもすぐに理解したように頷き。なんだかとても面白くクスクス、と笑うと相手の元へと向かって。彼の事を見下ろすと琥珀色の瞳と目があって。嗚呼、彼も人形にしたら綺麗だろうなんて考えつつその頬を両手で包んで。耳元に顔を近づければ「俺はただ、貴方から奪い取るだけです……その時はお雛だけでなく貴方も人形にしてあげましょう」と暗く濃い闇の様な熱をもった欲望を隠しきれない声色で彼の耳元でささやいて。)
>お雛
おや、そうかい。鬼に見つからないといいね
(鈴の音のような愛くるしい声で拙い言葉で、そんな風に彼女に言われたらこの屋敷の住人は誰しもが笑みを溢さずにはいられない。濡羽色の髪を揺らし自身に歩み寄る少女の姿がそれこそ猫の様で、目線を合わせるようにしゃがむと毛並みを整えてやるように彼女の頭を撫ぜて「隠れん坊?…そうさね、あたしゃ探す側だねェ。お雛も一緒に探してくれるかい?」とは言ったものの自身だけならまだしも、彼女と探すにはこの部屋は些か埃が舞い過ぎるやも知れない
>夜鷹
(“それ”がこちらを見据え、そんなにも彼等に執着しているのかと訴えかけてくるのを苦笑いしてやり過ごせば、悪びれる様子もなくへらりと笑みを浮かべながらも手を離した相手を見やり、呆れたようにいつもの笑みに戻し「まったく、寝込みを襲うなんて野暮なことすンじゃないヨ。」と彼を揶揄すると足が痛むのか立つのが辛いのか、彼と少女で満員のソファの肘置きに腰を落とし義足の付け根を軽く撫ぜて
>刹那
おや、ありがとさん。悪戯好きが居て参っちまってたんだ
(いつものどこか気難しさの混じる凛とした雰囲気をや纏い部屋に入ってきた彼がさも当然かの様に椅子を元に戻すのを目にすれば、子を見守る様な心持ちになるが「刹那に見えちゃあ、あたしだけの“こいつら”じゃなくなっちまうから、ダメだよ」と彼の言葉には些か過剰に反応するのは、目鼻立ちの整った彼にそう言われ“それ”が浮き足立つのを感じ取ったからで
(/絡んで頂きありがとうございます!こちらこそ刹那くんにときめいてしまいます…!どうぞよろしくお願い致します)
まぁまぁ。あたらしいアニさんがいらっしゃる。
そこゆくアネさんの好みのアニさんはいらしたかしら。
もし、いらしたら、さぁさ。手でも叩いてさぁさ、まざりましょ。
>男性G(年齢29~)
・食人性愛を患う狂人、お雛の柔らかな肉に歯を立てて仄かに苦く、甘酸っぱいであろう血液を余すことなく啜りたい。
紡ぐ言葉は支離滅裂、何処までも自分主義で人の言葉など聞く耳持たず。楽天的で生きるこの世は全てが遊び、そうして舞台!
元々風来坊、町を渡る芸達者。男性Aに見初められ連れて来られたその邸にてお雛に胃を掴まれる。男性Hが悪友的存在。
>男性H(年齢29~)
・強い自覚の有る窃視性愛を基盤に持つ。誰かがお雛に手を出し各々の望む方法でお雛がお雛では無くなるその過程を見ていたい。
少々卑屈で嫌みたらしく根暗と言う例えが良く似合う。外が嫌いで引きこもりがち。邸では簪を作り、町へ出る誰かに委託をし販売する。
お雛の事は年の離れた妹か、将又年の近い娘か、肉親のように可愛がる半面で彼女の朽ちる果てを待つ。男性Gが悪友的。
>男性I(26~)
・綺麗な物を収集する癖が有り、気付いた頃には眼球性愛に目覚めていた。小さくて深い黒を持つお雛ちゃんの眼球をぺろぺろしたい。
甘いものが好きでいつも飴玉を舐めている。ゆったりマイペースを極めたぼんやり気質の青年。自己の世界が確立しており惑わされない。
この邸に住まう事を隠し、町の菓子屋にて販売を行い金を得ている。男性Jの行き過ぎた行為を心配しつつ止める事はしない。
>男性J(25~)
・水に沈む事を好み、水に沈める事を好む溺水性愛の持ち主。お雛に沈められるでも、お雛を沈めるでも、そのどちらも叶う無理心中を望む。
社交的で人当たりが良く、少々口は悪いが頼れる青年。とは言え、水辺に彼を近づけると一転し、途端に哲学に染まりこの世に絶望してしまう。
血気盛んな粗々しさ、力強さを使い、町では人力車を営み収入を得る。男性Iの菓子屋で休憩を取ると名目の元、菓子を強請るあざとい青年。
(/新しい子を追加します。レスは今日の夜にでも返しますねー!)
>刹那
お雛:(出した要望を否定の色無く受け入れられれば満足に、彼方此方で響き渡る風の音も木々の揺らめきも全てがやんやと囃し立てる拍手喝采にも似ていると思いつつ。頭を撫でるその手つきに心地よさを覚えながら「えぇ、もちろん。お部屋に戻ればうつせみさまから貰った毛糸があるわ。赤色で可愛らしい、その毛糸でやりましょう」両の手をパと開きながら空にてあやとりを行うように指先を動かして)
夜鷹:―― 。(嫌う事が無い、そう話す彼の顔の端麗で麗しいこと。凛とした佇まいも端麗な容姿も安易に手が出せない高貴さを表す白百合のようだとその毒気にやられんばかりに頭がくらり、それは単に彼の魅力にやられて酸素を吸い込むことを忘れていただけかもしれないが今となればどちらでもどうでも構わなく。耳元で謡われる言葉で我に返ると心臓を引っ掻き傷つけるかのようなその声色に目尻を細め「嫌ァだよう。ヨタカはみんな独り占めしたいんですもん。ヨタカが誰かのモノになるなんざ御免です」アハと軽い笑い声を一つ落としてから近付くその顔に自身の顔を近づけてトンと頭を触れさせ「此処じゃあヨタカは腹抱えて眠りゃァしねーんで、あっちに行きましょ」場所の移動を促す言葉を一つ)
>要
お雛:鬼は雛、でもだめよ。雛の負け。(結局は見失ってしまった現状を思えば之がかくれんぼだったとして見つけられなかった自分の敗北だと言葉を選び、彼から向けられた誘いにも近いその内容に頭を少し傾けると「えぇ、もちろん。でもお雛は隠れん坊がとくいじゃないわ」誘われれば嬉しくて、その誘いを断る考えが無いように受け入れて、然し舌の根が乾かぬつい数分前の出来事を思えば見つけられる自信が無いと黙り)
夜鷹:雨が煩イのが悪いんです。ヨタカは人と比べてちーっとばかし流されやすいモンで(変わらずにザーザーと止まないその雨音を耳にしつつ雨が煩いから、雨が煩いせいでそんな浅はかな考えに身を投じてしまうのだと清々しい言い訳にもならない内容を高らかに謡い。隣に座る彼を見るようにツイと顎を少しだけ上げると「あやや。ヨタカなんかの近くにも要サンのあの子やその子が今この瞬間だっていらっしゃる?」彼が先ほどから周囲を気にする素振りを向けるからこそ不意に気に成ったそのことを問いかけるように言葉を向けて)
(/長らくお返事ができずすみません。今週中には時間がつくれると思いますので、申し訳ありませんがレスはもうしばらく待ってくださると幸いです…!)
アニさん、アネさん、案ずる事はひとつと無いのよ。日が昇り暮れる都を繰り返すのを待つのは難しいことじゃないもの。(ふー、と漏れる吐息が一つ、手に握られる風車をカラカラと揺らし)
御二方の御戻りをゆぅくりまっているわ
(/ご連絡ありがとうございます!私生活優先トピですのでお時間ある時にで大丈夫です!)
>>お雛
お雛にも怖いものがあるんだね。どれ、赤鬼さんがその怖ぁい成長とやらを食べてやろう。(この屋敷にお雛が来た理由、家主の悪癖を知っているとお雛の言葉は頷ける。悪癖は人のことを言えないか、と苦笑いを浮かべるとけして綺麗ではないが大きな手でゆるりとお雛の頭を撫で。その後言葉に合わせてお雛と視線を合わせたまま空いた左手をわざとらしく虚空で舞わせ、そのまま空想の成長という鬼を掴み取ると見えもしない獲物を誇らしげにお雛に見せ。「はは、可愛らしい嚔だ。埃のせいか、俺のせいか。ははは。」小さなくしゃみをお雛がすれば、なんとも愛くるしい姿に自然に笑が溢れ出し。すい、とお雛の手を引けば廊下にギシリ、と歩を進め。)
>>夜鷹
こんな天気じゃ商売上がったりだ。乾燥させた草だって駄目になっちまいそうだ…。そんな時には気分転換をしたくなるもんだろう?(びくり、と跳ねた白い肩。これを見て楽しまない者がいるものか、とにやりと笑った欲が心の中で鎌首もたげ、上記を語りながらつつ、と夜鷹の背骨をじんわりなぞり。「おや、俺も暇を持て余していたんだ。そう言ってもらえると嬉しいねぇ。」掴まれる手首から伝わる他者の熱は酷く熱く、体を内側から溶かしてしまうのではないかと錯覚してしまう程心地よく、目尻をとろりとまどろませ。)
>>刹那
汚れてしまっても刹那だったら良いのさ。しかし刹那が汚れるのが嫌だと言うのならそれは仕方ないことだ。(じと、とした視線を感じると微笑みを浮かべながらそう告げ。刹那が自分に傷をつける、痛みを残すというのは汚れには入らないと思っているが口には出さず、ただただ笑うだけで。「…おやおや、刹那がそんな事してくれるなんて珍しい。ありがとう。」手に落ちた唇の感触に目を丸くしているとこちらと合った黒い眼に、とくんと胸を踊らせ。すぐに礼を述べながらすいと耳元に綺麗になった方の手を添わせ。)
>>要
へへ…いつもすみません。(玄関を開いた後に聞こえてきた声はあたたかい母のような彼のものであり、少しの安堵感を感じて。はは、と苦笑いをしながら行き場のなくなった手を後頭部にあて。「ありがとうございます要さん。ちょいとお土産もあるんです。よければ後ほどどうですか?」ひょいと奥の洋室までの廊下に足を運んで礼を述べ、所々自分の血がついた袋には団子が数本入っており、気遣い故に「お茶でもいれますよ?」とおどけてみせて。)
(/なかなか顔出しできなくて申し訳ございません!これからも亀更新だと思いますがどうかよろしくお願いします!)
>紅
お雛:――まぁまぁ、優しい鬼さん。そんな鬼さんは此方と手を叩きましょ(当り前と言う顔をして時間と言う物は進み行くもので、それは嫌と駄々を捏ねた所で変わりはしないと思うからこそ彼の言葉は子守唄を聞くかのように優しい気持ちにして貰え。男性らしいその手で頭を撫でられれば続く動作にまじまじと目を向け、そうしてその優しさにどっぷり浸りぎゅうと抱き付いて前述を。埃臭さが嘘のように体が廊下へ踏みでれば先程とは違いスウと澄んだ空気に変わり「夕暮れ色したハンケチがほしいわ、雛はたくさんお手伝いをしてお小遣いをもらうの。そうしたら、お気に入りのハンケチを夕暮れに染めてちょうだい」引かれる手をゆらゆらと揺らして)
夜鷹:(ジジジ、と今にも切れてしまいそうな電球の音と交じり合うザアザア雨の音が閉鎖的な空間を作り上げており。そんな中で響く声は熱に溢れていて背骨をなぞるその手つきに冷える部屋とは不釣り合いと体温が上がる様で、目の前の彼を独占したいと思いが浮上。何処か薄暗さを残す古い邸の中で揺らめくように見える彼の官能的な面は嫌と目を惹き、そうして手放さず「やんや、ヨタカも嬉しいですよ。紅の坊ちゃんはめんこいめんこい」喉が下に落ちるように息苦しく心地よいその感覚を抱きながら歪に上がる口角を隠すように意識して、椅子から体を起こすと掴んでいた彼の手をそのまま引っ張るよう引き連れて「坊ちゃんの部屋の塗料の匂いで良からンことを考えるヨタカのおつむを冷ましてくりゃしゃんせ」連れて行くのか連れてかれるのか曖昧な物言いで言葉を選び、次ぐ行き先を述べて)
(/全然大丈夫なので本当にお気に為さらないでくださいね!私も仕事の合間になるので人の事を言えませんので!)
ようこそアニさん、ようこそアネさん、此処はユメの都市よ。
あちらにもこちらにも、魅力に溢るる螺子の足りない素敵な方々がたぁくさんと御座います。
http://www.saychat.jp/bbs/thread/595096/res/52
あちらの名簿にてまだまだ募集をしているみたい
四人並んだお顔は狸が化けたか髑髏か、小鳥の囀る鳥籠におかえりよと金糸雀が鳴くの。
まぁまぁ、たいへん。行灯の明かりがなければ埋もれてここの場所はどこへ?いずこと見失ってはもう貴方と貴方と夢の都市でしか会えやしないわ
(/長らく顔を出せず本当に申し訳ありませんでした…!今後も遅レスになるかと思われますが、よろしければまたお相手をお願い致します!)
>お雛
(童女はそこいらの女子供よろしく菓子ひとつで笑みを咲かせてくれやしない。けれど何か孕んだようにぽこりと膨れるまぁるい頬はそれだけで背が痺れるほど愛おしく、赤く染め上げた爪の先でツンと小突いてやればちょうど相手も己の唇に指をあてがったところであり「――あァ、あァ、お雛の指も紅化粧、か。柘榴はお雛、人食いの実だ。可愛い七つの赤子をかじって腹から湧き出る血を啜る、そうしてまつりは毎朝紅を差しているのさ。」自分の紅が剥がれることより何より、無垢な白い指が汚れてしまうことに耐えかねふつりと声音を落とせば"柘榴"の一言を大きく膨らませたおどろおどろしく陰惨な虚構を語って脅かし「さァさァお雛、お雛も紅を引いてみるかい?」自身も節くれ立った指の腹に紅を移すと紫の唇にスゥと近づけて)
>夜鷹
――哀れ少女は夢の中、常夜の闇へとねんころり。目暗の小鳥は何処へ行く。まぁるい鳥目じゃ極楽奈落もわかりゃァせん。哀れ小鳥は闇の中、少女のぼんぼり二度とは燃えぬ、夜鷹堕つりて世にも哀れな物語、これにて終劇――……と。
(長雨に湿る障子の穴から覗くのは、幼き日に見たからくり芝居よりずっと奇怪で面妖なるもの。今にも童女の首を締め上げんとする男の姿にざわりざわりと雨も騒げば古ぼけた居間は不気味な芝居小屋へと姿を変えて、歪に笑う男の唇がこれまた陳腐な台詞を零せば見世物役者の血がたぎり。台詞の余韻に震える空気を吸っては演者は男、主演はお雛、やかましい雨粒が観客の舞台へ語り部として踊り出て、ただ舌が動くままに不吉な予言めいた出鱈目を並べ立て。雨音に掻き消されるほど小さく小さく歌っていたのは眠るお雛がいたからか。ぴしゃり、と乱暴な唐突さで彼の芝居を終わらせてしまえば「――さァさ三文芝居は終いだ。お雛は此処へ閉じ込めておこう、お前がこっちへ出ておいで。」障子の隙間から手だけ差し込むとゆぅらりゆらりと手招きをして。その声は悪戯めいて弾んでいるものの、穴から彼を見据える瞳は愛想笑いのひとつも見せず)
>紅
あァあァ、何て可愛い坊やだろうねェ!鬼に取って食われやしないか心配だ!あんまり華を持たせちゃァ妙な虫が寄ってきちまう。
(歪に引かれた紅はまるで母親の真似事をする幼子を思わせ、己もまたままごとめいた――元より模すべき一家の風景なぞ知らぬため、やはり芝居がかった"母"になってしまうのだが――親のように可愛い可愛いと紅い頭を撫で回し。それでいて親であれば決して浮かべないような笑みを彼の目尻に寄せると余った赤色を舌先で軽くぬぐってやり。「――何だ、俺の名前でも掘り込んでやりゃァいいのかい。良いねェまるで遊女花魁の再来だ、たまには古きを尊ぶも悪かァないな。」受けとった小刀をしばしくるりと弄んでは、全くどこでつけてくるのか痣に擦り傷にと賑やかな背中にズリ、と一度刃を入れて)
>刹那
今――そうさね今は魍魎死霊が跋扈する、奇々怪々の逢魔が時だ。箪笥の影にゃァ濡れ女。椅子の下にはのっぺら坊。確り抱いてなきゃァ可愛いその子もとられちまうよ。
(湯呑みをどす黒く満たしつつ、背中の向こうで問い掛ける彼へひゅうどろどろと声を震わせて答えてやるが伏せた瞳に時計はちらとも映っておらず。ただ塵を透かして差し込む光の甘やかさ、ほんのりと熱の失せた金色を頼りにほらを吹いただけとはいえあながち見当違いでも無かろう。そもそも朝な夕なお人形さんを弄る相手に確かな時間など要らぬはずだと当人の前に珈琲と焼き菓子とを並べてやりながら「さァさ、ボォイもガァルも召し上がれ。毒の冷めぬ間に、死人にヒョイと摘まれる前に食っちまいなァ」言っている己が赤い爪でクッキーをひとつ奪いながらもパンパン手を打ち愉快な茶会の合図として)
>要
――静かなる美をお求めかい、そんならお人形さんでも抱いてりゃいいさ。囀り騒ぐは人の性。性を忘れちゃァ"これにて終い"だ。
(振り仰いだ先には部屋に満ち満ちる陽光に似た、
埃臭いくせにほうと溜め息を吐きたくなる懐かしき装いの男がひとり。今度ばかりはカラリと鳴るは人力車でなく己の喉で。ぬくぬくと椅子に揺られる様へヤイ老いぼれと野次のひとつでも飛ばしたくなるが、いっそ呪術めいて赤い唇はお馴染みの小言に食ってかかるのに忙しくパンと手を鳴らし礼をしてやれば垂れ下がった髪が紅に張り付きひっそりと眉の根をひそめ。「それとも何だね。あんまりお岩姉様がたとよろしくしすぎたモンで、死んだような別賓にしか興味が沸かなくなったのか。そいつァ哀れ、さァさ皆様、この哀れな阿呆に泣いてやってくださいな!」見せに来たはずの顔を椿油に艶めく髪で覆ったまま手首を折って突き出すと、あァ恨めしや口惜しやァと一言歌い、今度は彼の"見えない取り巻き"を煽るように花柄散りばめる袖を振って)
(/支援上げありがとうございます。長らく顔を出せずに申し訳ありませんでした!当方の仕事の関係とは言え連絡無く音信不通をしてしまい誠に申し訳なく思います。
参加者の方で今もいらっしゃる方は居ますでしょうか、今月一杯程、以前の参加者様の中で未だ参加を続けて頂けるかどうかを待ってみて、もしいなかった場合は再募集と言う形を取らせて頂きたく思います。
唐突の事では有りますが、ご了承頂ければ幸いです。)
(/おかえりなさいませ!こちらこそ長期間レスを返せず申し訳ありませんでした。
今後も不規則な参加になるかもしれませんが、大好きなトピックですので是非これからも参加させていただきたいと思っております。何卒よろしくお願い致します…!)
> 主様
(/おかえりなさい!長らくレスを返せずすみません………今後こういう事が無いとは言い切れませんが是非参加させて頂きたく思っております。どうぞ、よろしくお願いします!)
>all
さぁ、貴女に身体をあげましょう、自由に跳ねる、そのために……貴女に心をあげましょう、だけどその眼は俺だけを
(日の光がさしこみ、影を作っている部屋でまるで子守唄でも歌うような穏やかな声で上記を呟く。今回は珍しく布と綿でできるぬいぐるみを作っていて。それはとてもお雛に似ているように思う。そう感じるのはきっと、この屋敷にいる全員だろう。そんなことを考えながら最後の仕上げを終えるとそのぬいぐるみに軽く口付けをして。そしてそれの首をそっと撫でる。本物のお雛を人形にできる日はきっとこないのだろう、なんて考えてしまう。そんなこと、許すはずがないのに。そう自分に言い聞かせると暗い色の炎か宿っているような瞳でそのぬいぐるみを見て。「必ず………俺の望み通りに」人形にします。その言葉は言わずただ静寂がその覚悟を全て物語っているようで。が、次の瞬間いつもと同じような雰囲気に戻り片付けを初めて)
>all
(/大分流れていたので新しく絡み文投下させて頂きます。せっかくのレスを蹴ってしまい申し訳ありません!こちらに絡んでいただけると幸いです)
>祭
お雛:(頬を押されりゃ飴玉が歯列を撫でてカランと乾いた音をくぐもるように一つ、口内には飴玉の動きに合わせてふわりと甘みが立ち込めて喉を通る唾液すら甘くて美味しい事。例え噺を語る彼の表情を見やるもその内側は見る事出来ず、舌で飴玉を押しては頬の片方に寄せて短く息をスウと吸い込み肺へと落とし紅い実柘榴に伴う御話は嘘か真か、雛鳥が誠と受け取るのは目の前の大人が語る夢事全て。疑う間もなくそれを事実と捉えると「まあ、まぁ、ああ恐ろしい。お雛はいやよ」近付く赤色、赤子の内部、嗚呼なんと慄く話だろうかと頭を左右に揺らし「お雛はみてるだけで十分、」白に映える紅は目の前の彼だからこそ似合う物だ、端麗な外見にこそ恐れる赤は良く似合うと無意識に感じれば紅い唇を見上げ。)
夜鷹:――(唐突と雨を切り台詞の羅列が始まると、嗚呼なんとも陳家な心臓がドクンと高鳴り喉をキュウと締め付ける。誰の事とは言わないが、語られる登場人物は身近に思え気付けば降りしきる雨のように冷汗が背を伝う。忘れていた呼吸を再開する頃に障子の隙間からスラリしなやかな腕が覗き自分の事を呼ぶもので、ちらり横目に見た障子の隙間、気のせい気の迷いその可能性とて微々と有るが普段の麗しいその風貌、凛と優しいその眼差しでは無かったようだと息が詰まる。逆らう事等出来やしないと雛鳥に宛がう手の平をズルリと退けて。魔が差したと安い言い訳を宣う口を制裁するように今の今までお雛の首を捉えていた手を使いバチンと自身の頬を叩いてからお雛を起こさぬように隣から腰を上げ少々猫背の頼りない体制で再三背けていた顔を障子へ正面切って向かう頃にはへらへらと普段通り気の抜ける調子のよい顔付で"あいあい"と呼ばれたことに反応する返事を添えつつ障子を抜けて後ろ手にパタん、と世界を区切り)
(/優しいお言葉嬉しく思います!またお会いでき本当に重ねて嬉しくてならないです!レス頻度は落ちてしまうかもしれませんが長く続けていけるように顔出しをして行きたいと思いますので、これからもどうぞ宜しくお願いします!)
>刹那
お雛:みぃつけた。お雛はずっとさがしていたの(硝子玉や指人形その他諸々小さなお雛の小さな宝物が詰まる小さい巾着の、その裾部分が解れてしまったようでその手に手慣れた彼の姿を探し一番に彼の部屋にやって来たもののそこはタイミングが合わずにすれ違い、その後は誰か他の部屋にいるのではと一つ一つの部屋に顔を出し、それでも見当たらないその姿に諦め半分に最後にもう一度彼の部屋へとヒョコリ顔を覗かせて。そこで見かけた目的の姿、幾分か瞳を大きくさせながら前述を紡ぐと彼の部屋へと足を踏み入れ「お雛はおねがいがあるの」願うべく、ほつれた巾着の修繕を訴えるため巾着を掲げてはそこでそこに有る人形に気が付いて「まあ!あたらしいお人形」灯台下暗しとは良く言った物、自分がモチーフとは思わずに器用な彼が作った新しいお人形に好奇心を持ち)
夜鷹:要サン、要サン。ヨタカがべっこう飴のお裾分けに来ましたよぉ(細い木の棒に付いているのは丸っこく手作り感が滲むべっこう飴が二つ、筋張る手に握られていて。それを持ちながらやってくればヘラヘラとした笑顔を浮かべつつ彼の許可を得るより先にその扉を開き上記を告げつつ部屋に入り。部屋に入った所で"あや"と気付くのは転がる人形、パチパチと瞬きをすれば「わあ!なんて愛らしいコノ子は――?行き場の無いコならヨタカにおくれ」今も自由に何処かに飛び立っているだろう雛鳥を連想させるその人形に死体性愛を拗らせる性分が疼くと動かないその姿は正に死体のようだとゾクゾクする感情を抑えて)
(/また来て頂けてとても嬉しく思います!置きレス推奨なので全然お気に為さらないで下さいませ!そして新しいのに絡まさせて頂きますね!)
>お雛
おや……それは申し訳ないことをしましたね、それでお願いとは?
(沈黙をやぶって聞こえてきた彼女の声。その内容は己を探していたということ。それを嬉しく思いながらも探させてしまったということに謝罪する。そのまま相手のいうお願いの内容を聞き、目の前に掲げられた巾着を見て。すぐ、どれくらいで直せるか等、思考を巡らすもそれは彼女の言葉ですぐに別の場所へ行って。人形を興味津々に見る彼女に少し拍子抜けする。それを表情には出さないが驚いたような目で見て。もしこれが相手に似せて作ったものと気付いたら彼女はどう思うだろうか。もしかして彼女自身を人形にさせてくれないか、なんて薄い希望が浮かんできて。それを考え思わず笑みがうかび。これ以上感情を表に出さないように相手に話しかけて。「この子が気になりますか?」と問いかける。もし気に入ったようならば上げても構わないか、なんて考えながら彼女と彼女に似た人形を見比べて。)
>夜鷹
ええ、いいですよ……是非もらってください
(突然扉をあけて入ってきた彼。その予想していなかった音に無意識に肩がビク、とはねて。そちらをむけば甘い香りを漂わせながら笑顔を浮かべる彼が。相変わらずの彼に何か言おうとするがそれよりも前に先程仕上げを終えた人形に相手が気付き。その要望に了承の言葉をかける。が、その純粋そうに見える物欲の裏にみえかくれする食らい熱に気付き。人形を拾い彼に近づくとじ、と彼の瞳を見つめる。そして人形を彼の目の前に差し出し。「これがあれば貴方はお雛を殺 しませんか?」と、問いかけながらもそれはきつと無理なことだと理解していて。だから答えを聞かずに人形を彼の手に握らせ、どうぞ、とだけ言って。)
(/お久しぶりです。長らく顔を出せず、大変申し訳ありません。また皆様がお戻りの様で嬉しく思います。当方の仕事が今月いっぱいは多忙を極めておりますので、引き続きあまり顔を出せないとは思いますが、好きなトピックですので今後とも参加させて頂けたら、と思います。宜しくお願い致します
>刹那
お雛:お雛の大切な巾着に、ポッカリ穴が空いてしまったの(お願いを問いかけられれば待っていましたと言わんばかりに手にしていた巾着をツイと彼に向けて差し出して、浮かべる表情は心なしか普段と比べても幾分かしょんぼり気落ちしたようで。その気落ちの理由として彼ならばきっと綺麗に直してくれる事だろうという期待と、もしも直らなかったら?と言う不安が隠れるようで。しかし子供というのは単純で、再び意識に人形を取り入れられるとあっと言う間に興味を引いて「いつものお人形さんとは違うわ。やわらかい」そ、と手を伸ばし人形を拾い上げると彼が普段作っている瀬戸作りであったりの人形ではないこれこそが、手縫いの優しさが幼心にはシックリと嵌り、いいこいいこと言うように髪の毛を撫でて)
夜鷹:ふは。どーでしょ。ヨタカにゃあなんとも…少しは自制になるやもですが。イヤハヤ、こればっかりはナニとも言えやァしません(強請る要望に彼が承諾をしてくれれば浮かべる笑みは一層と明るくうれしそうなものに変わり、しかし受け取るその間際に向けられたその言葉、まるで刃先のように突き刺さるその言の葉に眉尻を落とし困惑を添えつつヘラヘラヘラリと笑みを変えず何処までも曖昧な底の見えぬ返事をして。握らさる人形を大事に抱えれば「ヨタカはとォてもうれしいなあ。有難う」強請るものを貰ったことが一層の嬉しさに変わりつつ「刹那サン、飴でも食べてノンビリしましょ」人懐こいしゃべり方で手にしていた飴の棒を差し出して)
>要
(/お久しぶりです!また来て頂けて大変うれしく思います!皆様事情や私生活が御座いますと思いますので勿論そちらを優先して下さいませ!お時間のある時に顔を出して頂けると嬉しいです!)
紅色似合うアニさんと、墨の匂いが似合うアニさん、日付が迫るわ。時間が待ってくれないから、お雛が逃げてもあっちにこっちと追掛けてくるの。
(/キャラクタアのキープ期間が明日までとなっております。明日を超えますと紅さん、柳さんのキャラ枠を新しく募集と言う形を取らせて頂きますのでご了承くださいませ)
※全員リバ気質でお願いします。
このトピは攻め受けをハッキリさせない喰い合いトピになっております。
また、CPはハッキリと決めない方向で全員がCPのように入り乱れの傾向になっております。
(※挨拶代りにキスやハグが当り前と言う事ですので、嫉妬深い方は向いていないかもしれません…)
もし二人きりが良いと言う場合は此方にも顔出しをして頂けること前提で一対一への移動が可能です。
>男性A(年齢30~)
・生粋の幼児性愛癖持ち、襖に穴明け時折通るお雛を見ては楽しむ日々を繰り返す。邸の主であり、皆の纏め役、帝である。
この屋敷の家主であり幼女愛性癖を除くと少々螺子が足りない情緒不安定な精神病を患う起伏が激しい事で有名な物書き。
幼女Aを拉致して「お雛」と名付け寵愛する本人。男性Bと共に下らない話をしながら月夜の晩酒を嗜むのが趣味の一つ。
>男性D(年齢25~)
・目覚めたばかりの肉体的苦痛愛好者。愛しいと感じた者に殴られ蹴られ暴行される事に興奮を覚える癖を抱えている。
愛想がよく一生懸命なのが伝わる犬系男児。ただ少々ヘタレで気持ちが空回りする事ばかり。お雛ちゃんに暴力を強要する事に興奮する。
染め物屋として依頼が来ればその依頼通りに物を染めてくれると若手ながらに人気が有る。男性Cとは幼馴染である。
>男性G(年齢29~)
・食人性愛を患う狂人、お雛の柔らかな肉に歯を立てて仄かに苦く、甘酸っぱいであろう血液を余すことなく啜りたい。
紡ぐ言葉は支離滅裂、何処までも自分主義で人の言葉など聞く耳持たず。楽天的で生きるこの世は全てが遊び、そうして舞台!
元々風来坊、町を渡る芸達者。男性Aに見初められ連れて来られたその邸にてお雛に胃を掴まれる。男性Hが悪友的存在。
>男性H(年齢29~)
・強い自覚の有る窃視性愛を基盤に持つ。誰かがお雛に手を出し各々の望む方法でお雛がお雛では無くなるその過程を見ていたい。
少々卑屈で嫌みたらしく根暗と言う例えが良く似合う。外が嫌いで引きこもりがち。邸では簪を作り、町へ出る誰かに委託をし販売する。
お雛の事は年の離れた妹か、将又年の近い娘か、肉親のように可愛がる半面で彼女の朽ちる果てを待つ。男性Gが悪友的。
>男性I(26~)
・綺麗な物を収集する癖が有り、気付いた頃には眼球性愛に目覚めていた。小さくて深い黒を持つお雛ちゃんの眼球をぺろぺろしたい。
甘いものが好きでいつも飴玉を舐めている。ゆったりマイペースを極めたぼんやり気質の青年。自己の世界が確立しており惑わされない。
この邸に住まう事を隠し、町の菓子屋にて販売を行い金を得ている。男性Jの行き過ぎた行為を心配しつつ止める事はしない。
>男性J(25~)
・水に沈む事を好み、水に沈める事を好む溺水性愛の持ち主。お雛に沈められるでも、お雛を沈めるでも、そのどちらも叶う無理心中を望む。
社交的で人当たりが良く、少々口は悪いが頼れる青年。とは言え、水辺に彼を近づけると一転し、途端に哲学に染まりこの世に絶望してしまう。
血気盛んな粗々しさ、力強さを使い、町では人力車を営み収入を得る。男性Iの菓子屋で休憩を取ると名目の元、菓子を強請るあざとい青年。
(/期日になりましたので現在の募集をアイ改めて。もしも気になるコがいらしたら、サアサどうぞお越しくださいませ。)
(/またもや長らく間が開いてしまい申し訳ありません、枠を取っておいてくださり本当にありがとうございます。これからお一人ずつお返事をさせていただきますのでもう少しだけお時間をいただけると幸いです、重ね重ね申し訳ありません…!)
>夜鷹
よォしよし良い子だ、鷹狩りはこうでなくちゃァいけねえや……お前の前足が止まるんにはなァ夜鷹、真白に可憐なるお雛の首は細すぎる。
(パチンと響く障子の音を芝居の始まりを告げるカチンコと捉えては、相手同様さっと華やかな微笑を被って飼い鳥を愛でてやるようにするりするりと頬を撫で。湿ってだらりと垂れる黒髪は四ツ谷のお岩か皿屋敷かという乱れ髪ながらその目つきからはとうに無愛想は消え失せており。他の住民のようにお雛は我が物と願ってはいないせいか、叱り付ける言葉は含み笑いに混ぜた一言だけで済ませてしまい「鳥は自由に飛んでこそだがねェ――しかし嗚呼、夜鷹。我等がガアルフレンドをかすめ取っちゃァ、アイツもコイツも黙っちゃァいない。締めるんならそうさなァ……あの痛がり屋、染め物屋の坊やなんかどうだい?」ヒソリと雨音に隠れて囁くのは可愛いお雛のためだけでなく、屋敷連中の目から彼の過ちを隠してやっているようで。方々へ跳ねる毛先をつまみつつ耳元で口ずさむことがまた悪巧みめいた空気を醸し出し「別賓が良いなら此処にも一人――なァんてな」最後にそっと付け足した言葉こそは紛うことなき悪戯心で、オイデルミン化粧水をたっぷり叩いたばかりの肌には痣一つさえ付けたくない癖に、首を見せ付けるように顎を逸らしては悪童に似た笑顔を一つ)
>祭
(/いえいえ!もともとが私生活優先ののんびりトピですので全然お気になさらないで下さいませ!)
(それはまるで教育の一環、頬を撫でる手つきは愛玩動物へ向けるものと同様だろう優しさを持ち。名は上げないが誰を示すか直ぐにわかる同居人、雛鳥ではなく彼はどうかと例を上げられればそれに伴い頭の内にその姿を浮かばせて、煙が空に馴染む様にジワリと滲み消える程呆気なく、続く彼を示すその一言にスーと無くなり。悪戯好きな悪鬼かと、戯れに胸の内をかき乱すその笑顔だけではなく、何よりも。自分の性癖を掻き立てる化粧品の香り、白粉の粉っぽい香りも紅の蜜を煮溶かしたような香りも、母を連想し隠さなければと思う癖を掻き立てる。火傷だらけの皮の分厚い手の平をスウと伸ばせば表情だけは何処までも微笑ましくヘラヘラと遜るように笑顔を浮かべ「ヨタカは祭サンがズートずゥとヨタカの小瓶になってくれンなら、瓶詰少女の夢を諦めます」向ける言葉は衝動的な感情を誤魔化すに過ぎず、一つほしい物を手に入れたら続いてまた一つとなるのが人間だろうに、それでも端麗な彼を一つ手に入れれば暫くの期間愉悦に浸り満足し他の誰かへ現を抜かす事無く過ごすことだろうと伸ばした手で湿気を含む彼の髪を撫でるように指を滑らせて「祭サンから香り立つのは甘美な餌か、学の無いヨタカにゃ言葉にするのがてんでむつかしい。でも、鷹を狂わせるに十分なもの」スンスンと雨の匂いに交じる女性的な化粧品の匂いに懐かしさこそ浸り思い出を呼び戻して)
(/ご無沙汰しております。なかなか参加出来ず申し訳ありません。漸く少しずつ私生活が落ち着いてきたので、以前より時間を作れると思います。お一人ずつになってしまいますが、少しずつスレを返していきたいと思いますので、何卒よろしくお願いします)
>お雛
おや、そうかい?…そうだねぇ、そりゃあこの窓の外は彼方さんの領分だ。お雛が負けちまうのも仕方ない。
(憂いを帯びた表情で黙る目の前の少女を傍目に、ガラス窓を指差すとすっと線を引く様に指を横に滑らせ「だけどね、お雛。此方側ならお雛が知らない場所なんて、ないだろう?」まるで彼方と此方は違う世界だとでも言いたげな言葉は悪戯好きの子供のような笑みを浮かべた口から紡がれ。どうか外の世界何ぞに興味を持たず、この屋敷の形をした檻に囚われたままの彼女であって欲しいと願いながら、その頬につ、と手を這わせて「だから今度はこの要と一緒に鬼になっておくれ」言葉自体は懇願にも似たそれは、しかし断る余地などまるで無いような響きで
>夜鷹
そうだよォ、何時だってお前さんの近くにゃアタシの可愛い子が居んだ。おイタを見逃しちゃァくれないよ
(異装症の同居人がつらつらと止めどなく歌う様に紡ぐのが皮肉混じりの煌びやかな喜劇だとすれば、これは宛ら雨戸を叩く雨音の響きに紛れる様なひやりとする低さをも持つおどろおどろしい怪談か。くつくつと喉を鳴らす笑い声と共にまるで幼子を脅かす様な声色は母を知らないながらも、彼らにその様な情愛を向ける中で身につけた術だが「お前さんは何処にいても誰かを寄せ付けるんだろねェ」と小言のように呟きながらも目尻を下げ柔和な笑みを浮かべるその姿の方がそれらしく、まるで子の色恋を見守る様で。
(/唐突乍ら、素敵な世界観に見惚れ参加希望をさせて頂きます…!実は前々から気になっていたのですが、魅惑的な皆様に圧倒され恥かしくも怖気付いておりました…。漸く決心が付きました故、男性Iのkeepをお願いしても宜しいでしょうか?お手隙の際で構いませんので、御返事密かにお待ちしております。)
(/キャラレスはまた後日返させて頂きます><!)
>匿名様
(/参加のお声がけ有難う御座います!プロフを提出して頂ければ勿論参加大丈夫でございます。KEEP自体は24時間となりますのでもし伸びてしまうようでしたらその都度ご連絡貰えれば嬉しいです!)
(/キープ期限を大幅に過ぎてしまっているのですが、こちらの名前を使わせていただきます。大変長らくの間を空けてしまい申し訳ございません!受験シーズンと被ってしまい、あれやこれやと機会を逃してしまい、今に至ってやっと顔を出せたという惨状でございます。誠に我儘な申し出とはわかっているのですが、もう一度参加をさせてもらえませんか…!)
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