帝都に死す【ML/大正/喰い合い/入り乱れ】

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流れ者の集う世界は夢か現か夢幻の都市に御座いまする。
埃に塗れたる醜い屋敷は饐えた匂いが犇めいて…横行く客人嫌な面。
気狂いばかりの空間に、悪も正義も無いに等しく。
掲げる帝都の日の元にて今宵も飽いるまで時間を共に過ごすのです。

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＞時代
大正浪漫溢れる和洋折衷のその時代、しゃなりと着物をめかし込む婦人が飽和する。
時折香るガソリンの匂いが時代の進みを嫌と伝えて和を殺める。
日の丸を掲げる旗にはきなの匂いが染みついて――。


＞舞台
人混み離れた場所に佇む年季が入り草臥れた木造りの邸。
立派な大きさに不釣り合いな腐敗する木々の床は何時も寒く隙間風が吹いている。
足を進ませるたびに自己主張とし、キイキィと汚らしい音を上げるのだ。
その屋敷に一人、また一人、と住人が増えて来ているそうです。
全員がこの奇人の代表、男性Aの拾い物だそうですが…
塵の寄せ集めのように世間から爪弾きを喰らった人間ばかりが此処に集約されて繰り返す日常の中
ある日、邸の主が一人の幼女を連れて帰って来て――。
奇人による不器用ながらな子育てが始まり始まり。

＞注意
此方のトピはリメイクトピになります。
主の仕事の関係でお雛と弥生の掛け持ちが難しい為、お雛のみの参加をさせて頂きます。
全トピの最後にいらっしゃった紅さんと刹那さんのプロフを最初1週間引き続かせて頂きたいです。
勝手な立て直しの為もう来ないと言うのでも全然大丈夫ですので！

＞人物[募集要項]

※全員リバ気質でお願いします。
　このトピは攻め受けをハッキリさせない喰い合いトピになっております。
　また、CPはハッキリと決めない方向で全員がCPのように入り乱れの傾向になっております。
　(※挨拶代りにキスやハグが当り前と言う事ですので、嫉妬深い方は向いていないかもしれません…)
　もし二人きりが良いと言う場合は此方にも顔出しをして頂けること前提で一対一への移動が可能です。


＞男性A(年齢30~)
・生粋の幼児性愛癖持ち、襖に穴明け時折通るお雛を見ては楽しむ日々を繰り返す。邸の主であり、皆の纏め役、帝である。
　この屋敷の家主であり幼女愛性癖を除くと少々螺子が足りない情緒不安定な精神病を患う起伏が激しい事で有名な物書き。
　幼女Aを拉致して｢お雛｣と名付け寵愛する本人。男性Bと共に下らない話をしながら月夜の晩酒を嗜むのが趣味の一つ。

＞男性B(年齢28~)
・死体性愛を拗らせる男性。愛しい物は愛しい姿のまま生涯自分の傍に置きたいと本気で考える毎日を過ごす。お雛ちゃんを殺めたい。
　屋敷に流れ着いた順では一番の古株に当たる。町に出向いての飴職人として飴細工の販売を行い収入を得ている。
　明るいが馴れ馴れしく飄々と触れ合いが多く隙有れば命を貰おうとする性質の悪い性分。拾ってくれたAに強き信頼を置いている。

＞男性C/刹那(年齢29~)
・重度の人形愛好を患う男性。生きている物は愛するに値しない、無垢なる人形にこそ愛が募ると本気で考える。
　奇人変人それらが集うこの邸の中で頭を取る様に変わっている。潔癖症で完璧主義と堅物を絵に描いた様子の彼は有名な人形職人。
　ある日連れて来られたお雛に心奪われ、お雛の中身を抜いて綿を詰めて人形に変える願望持ち。男性Dとは長きに渡る友人関係。

＞男性D/紅(年齢25~)
・目覚めたばかりの肉体的苦痛愛好者。愛しいと感じた者に殴られ蹴られ暴行される事に興奮を覚える癖を抱えている。
　愛想がよく一生懸命なのが伝わる犬系男児。ただ少々ヘタレで気持ちが空回りする事ばかり。お雛ちゃんに暴力を強要する事に興奮する。
　染め物屋として依頼が来ればその依頼通りに物を染めてくれると若手ながらに人気が有る。男性Cとは幼馴染である。

＞男性E(年齢28~)
・異装症を長年患っている。女になりたい訳ではない、ただ、自分が一番美しくなれる姿が女装であると言うだけ。綺麗の追及者。
　初老の女装家と他の男性陣から言われると怒るが半面にお雛は自分を確り男と扱うので好き。底抜けの明るさと喧しさが特徴的。
　絵描きとして駆け出し中で有りこれから売れる事が予想されている。男性Fとは喧嘩友達のような賑やかな間柄。

＞男性F(年齢32~)
・霊体愛好癖の持ち主で有り、お雛を天の使いだと言って盲信し他の言葉を聞く耳持たない。元々何かに盲目になってしまう一直線。
　優しく温厚なみんなの母親的存在であり、癖が一つ二つと強すぎる彼らを纏める周囲を達観した様子を持つ人物。右足が義足。
　義足の為に動くのがぎこちなく、それでも自分に出来る裁縫などの自宅業務を行って邸の人を助けている。男性Eは兄弟のよう。


＞名簿詳細
名前　振り仮名も
年齢
性格　照れ屋、受け身等の対応は不可
容姿　低身長等受け受けしいものは不可
備考
ロルテ

＞規則
基本的なマナーを厳守
KEEPは24時間
ロルは100~、中から長推奨
喰い合いの為それが受け入れられる、精神的に大人の方推奨
置きレス可能、生活リズムに合わせたやりとりのトピ
お雛はモブのように話の一つとしてなので恋愛不可。


＞お雛
名前　お雛(おひな)
年齢　恐らく5つ程
性格　感情が薄くぼんやりと虚を見ている事が多い、何処か機械的で感情表現が薄く、鈍い。人の行う事に関心が薄い為に自分の行う事が全てだと言う身勝手さが伺える。周囲に向ける意識が極端に薄く何処までも淡々とした起伏の無い幼女。落ち着きが有り人の事も乱さないが、自分の感情も滅多に乱れない。表情が吃驚する程に変わらずに変化が無い、ほんの少しだけ人見知りの気は有るがそれは些細な物で別段警戒心が強いと言う訳じゃ無い。どちらかと言えば無防備で一度親しみを持てば自ら相手の事を呼び傍に置いておきたがる執着心と言うものが聊か強め。マイペースを揺るがす事はなく、それでいて好奇心も強い。

容姿　艶めく黒色の髪は癖無い肩までのおかっぱ。純和風を装う雰囲気を纏う顔つくり、黒色の瞳は何時もぼんやりと何処とも思わ迩虚を見つめる。血色が悪く栄養失調と言うのが伺える薄紫色の肌と不眠症ゆえか、目の下には濃い隈をつくっている。唇も紫色で有り明らかの体調不良を前面に押し出た井手達。白いブラウスの上に黄色をベースとしたワンピースを着用。黄色に赤い水玉のプリントがされた浪漫漂う格好。男性Aに買って貰った白い靴下と紅い艶の有る靴が今のお気に入り。

備考　此処に連れて来られる以前の事は不明であり、人混みは慣れた廃墟のようなこの邸には鬼が住まうと専らの噂。幼心ながらに鬼に喰ってもらおうと死ぬ事を考えて此処に来た所で男性Aに拾われる。あれよあれよと此処の住人となり、今では自分が成長する事で男性Aに嫌われるとこの場所を追い出されて行き場所を失うのでは…と日々成長する自分に対して恐怖心を抱いている。

ロルテ　(未だ重たい瞼を擦り上げる時刻は朝露が葉を湿らす冷たい早朝で、寝巻からお気に入りのワンピースに着替えを行いのそのそと芋虫のように体を動かして古臭い足音を立てつつ邸の中を歩き。早朝に付き未だ誰もいない道すがら寒い寒いとひざ掛けを一枚拾ってはそれを体に纏い「――嗚呼。寒い、」と力無く溜息のような声色でそれを漏らしては窓枠前にしゃがみ込み、朝焼けをぼんやりと眺めて。)

ようこそ、アニさん　此処は見るも無様な隔離場所、ようこそ、アネさん　これから始まるショーをご覧あれ(パチンパチン、力無き拍手が煽り文にも似た言葉と共に紡がれる。踏めば軋む腐った床を踏みしめ少女は歩む、行きも帰りも真っ暗で行灯一つ見えやしない犇めくのは幾つも並ぶ髑髏か。眺める畜生共には慈愛の笑みを、すうを饐えた酸素を肺に送れば少女は謡う)

"お待たせしました。これにて募集をはじめます"

(/美しくも退廃的な雰囲気に一目惚れしてしまいました…！ぜひ男性Eのkeepをお願い致します。)

＞匿名さん
ようこそアニさん、アニさんの描く絵のように、額縁の中同様に素敵かどうかは参加してから決めしゃんせ(逃れよ、逃れよ、壊れたレコオドのように繰り返し言葉を紡ぐのは頭の奥底だったのだろうか、口角をゆるりと僅かに上げれば微笑み一つを連れて以前彼が描いていたその作品を手の先でツウと指示し)
アニさんの名簿をおまちしております

(/んんん！素敵トピ！残りのものどれを選んでも捨てがたいですがここは是非とも男性Bのkeepをお願い致します！)

(/お久しぶりです、主様！前トピでお世話になった刹那の背後でございます。また、こうしてお話できることがとても嬉しいです！pfの引き継ぎありがとうございます。再び参加したい、と思っているのですが宜しいでしょうか……？そしてその場合pfはのせたほうがいいでしょうか。お返事お待ちしております)

＞匿名さん
ようこそアニさん。アニさんの作る飴細工のように繊細であまぁい…此処はそんな場所かしら？(無機物の如く背筋を伸ばした凛とした立ち振る舞い、フワリとスカアトを時折翻せば右の手には淡いキイロで彼により作られた細工飴を持ちペロペロ)
アニさんの名簿をおまちしております

＞刹那さん
またお会い出来てうれしい。名簿を彼方から此方へ連れて来てちょうだいな(再び現れた早朝の澄んだ空気のように透き通る端麗な彼、ちょんと一礼すれば忘れていたと言う様にひゅんと短く息を肺に送り込み)
愛らしいお人形ちゃんを忘れちゃだめよ

(/お久しぶりです！折角愛有る世界観にも拘らず中々安定して来れる時間が作れなくて申し訳ないです><！今回は掛け持ちを止めてお雛一人なので今までよりは時間が作れるかと！　プロフ移動だけお手数ですがお願い致します！)

(/お久しぶりですお雛さん、主様！以前トピに参加させていただいておりました紅の背後です。お言葉に甘えて再び参加させていただきたく思いコメ投稿させていただきました！)

名前:刹那(せつな)
年齢:29
性格:表情筋が固いのかいつもほぼ真顔。頭も固く柔軟な考え方、気楽な考え方というものができない。そのせいか自分としてはかなり真面目に言っているつもりが頓珍漢で狂ったことを言っているということも。綺麗なもの、綺麗なことが好きで汚いと感じたものはもう触れたくないし関わりたくもない、という重度の潔癖症。自分の芯というものをしっかり持っており基本流されることはない。が、それ故に自分の考えを変えようとしない頑固なところがあるため人と対立することも。また何事も自分が満足し、さらに完璧になるまで止めない。転じて言えば自分で完璧に出来たと思ったらそれには興味はもうなくなる。けれど人形造りはたとえ完璧にできたと思ってもやめない。
容姿:かなり黒に近い暗い藍色の髪。長さは短く、前髪がめにかかるくらい。後ろが首の真ん中らへん。横がそれより少し長いくらい。前髪が邪魔になることもあるため右にながしている。瞳は基本何も見ない、というように閉じられておりいわゆる糸目に近い状態。結構つり目で目尻に赤い紅をさしている。瞳の色は少し暗い青色。服装は書生スタイルで暗い濃紺の着物の下に白いシャツ。そして黒い袴という和洋が混じったような服装。眼鏡をかけ、足には下駄をはいており頭には黒い学生帽のようなものもかぶっている。身長173cm。ほぼ外に出ないため色白。細身で筋肉はあまりついておらず全体的に薄い体つき。
備考:娼婦とその客との間にできた子。貧しいながらも母と普通の幸せ、と呼べる生活をおくっていた。母のこともそのころは愛していた。が、時がたつにつれ段々母は客に乱暴に扱われるようになり、そのストレスからか笑わなくなり話そうともしなくなってくる。そんな日々をすごしているとある日、母が殺されていた。青い痣、真っ赤な液体、茶色の土。それらにまみれた母を見て初めて汚いと感じる。その時かなり昔に幸せだったとき、母からもらった人形にきづいて。それは茶色く土に汚れていたがそれでもぬぐうとすぐに綺麗になり。その時から老いることがなく、傷がついた時にも汚くならない人形のことを深く愛するようになる。それからは何処にもいくあてがなく盗み等、色々なことをしてなんとか生きていたがある時、男性Aに拾われた。幼い時母からもらった人形を今も持っておりそれをいつも持ち歩いている。さらにそれと話すというかなりの変人。もちろん、人形が話すことはない。かなりボロボロで傷もたくさんついていて、それを全て綺麗直せる技量ももっているが直すことはない。いつかお雛のことを人形にしたいと本気で考えている。会うたびその提案をお雛にもちかけている。

ロルテ/
うん、今回もうまく行きそうですね
(沢山の人形、人形になりかけのものに囲まれたほぼ無音といってもいい自分の部屋のなか。上記の言葉を口にすると思っていたよりも大きく聞こえ。人形のパーツを組み立てていたためかなり集中しており今は一体何時なんだろうかと考える。側に置いていた母からの人形を持ちスッ、と立ち上がれば少々たちくらみがしたがすぐに直り部屋を出て。「今は何時なんでしょうか……誰かいますかね？」そんな事を人形に話しかけながらキィ、キィという板が軋む音をたてながら時計があり、さらに人がいそうな場所へと向かって。)


(/pfを持ってきました！不備などありましたらお願いします)

＞紅さん

アニさん、また会えてうれしい。名簿を此方に連れて来て頂戴な、綺麗な布に幾重に包んで落とさないように、たいせつにたいせつに(羽衣のように淡く染められた大きな布を肩に掛けて、春色に染まるその布をヒラヒラハラハラ物騒な隙間風に煽られながら一礼。再び顔を上げればその瞳に太陽を連想させる暖かな彼の姿を映して)

(/お久しぶりです！また来て頂けて本当に嬉しく思います><><！お手数をおかけしてしまうのですが、プロフのご移動だけどうぞ宜しくお願い致します！)



＞刹那

(/プロフのご移動ありがとうございます！どうぞこちらでも宜しくお願い致します！)

名前　紅(べに)
年齢 25
性格　愛想がよく一生懸命なのが伝わる犬系男児。あまり賢くはないが仕事や家事の要領はよく、楽観的で何事も笑っていて、その度にコロコロと表情を変える。依頼が入ると心底楽しそうにするが、次の日になるとプレッシャーで逃げ腰になることが多々ある。最初のうちはあまり無かったが、最近は自ら｢蹴って！殴って！！｣と徐々にオープンかつ、大胆に強請る。それは子供のお雛にも同じで、拒まれても諦めない。普段は紺屋(染物屋)として仕事しているが、本職の紅師の仕事が入った時や、呼ばれた時には大喜びする。

容姿　身長175cm、大きな釜を混ぜるため、しなやかな筋肉質であり、特に腕の筋肉は強い。適度に筋肉のついた背中には大きな火傷の跡がある。また仕事上、手は黒ずんでいて、硬く、指が長い。仕事中や部屋着などは白い生地に色々な染みがついた甚平を着ているが、外出時は紺色の外套と揃いの色の袴、下駄を着る。名前と同じような赤茶けたきしんだ髪をおでこがほぼ見えるような短さに揃えており、右耳の後ろの髪だけ伸ばして細い三つ編みに編んでいる。ほかの後ろの髪も短く切りそろえていて、健康的な褐色な肌と、はつらつとした黒い目に合っている。

備考 黒くない赤茶けた髪色故に家ではあまり可愛がられていなかった。しかし染物屋の親せきにあずけられている時、誤って火の中に背中から落ちてしまい、その時に親戚にえらく心配され、それ以来愛されたことから痛みと愛を直結していたが、それが拗れて与えられる痛みに興奮するようになった。ちなみにその染物屋の親せきが師匠である。部屋には様々な染める材料がびっしりと棚に収まっていて、中には何に使うものか検討がつかないものまであり、生きた蛇が棚から逃げ出したこともあった。

ロルテ なんだいなんだい…雨だと仕事が出来ないじゃないかよ…(窓辺から差し込む雨の匂いにふ、と顔を上げると外はしとしとと静かに雨が降っていて、静かな雨に合わせるように、ふぅ、と小さくため息をつきながら見ていた締切と客を書いた帳簿をたたむと｢晴れておくれよ頼むからさぁ…｣と半分諦めたような声で呟きながら棚の中の材料が湿気ってはないだろうか、と一つ一つ戸棚を引いて中を確認して)

(/移動完了しました！どうかまたよろしくお願いします！)

＞ALLさん

黒猫がいっぴき、あらら。隠れん坊がおじょうず(沢山の物が山積みとなる埃塗れの湿った物置に紛れると破れ穴の開いたボルドー色のカーテンの隙間を覗き、蜘蛛の巣が張る窓硝子の向こう側、広々とした外で黒色の猫が庭にいるのを見つけてカーテンを開いて目一杯に背伸びをしてはその猫の動きを視線で追いかけていたのだが結局は直ぐに見失ってしまい表情を変えぬままパチパチと拍手を送り)


(/一先ずお雛の絡み文を置いておきますのでもし宜しければ拾ってくださいませ！)

＞紅
(/移動ありがとうございます！絡み文を投下して頂くか上のに絡んでいただければ嬉しいです！)

(/以前のトピより気になっておりましたが時機に恵まれず参加を逃してしまいまして、再建されたことに喜びを隠せませんでした。もし宜しければ男性Aのkeepお願いできますでしょうか？)

＞名無しさん

アニさん、アニさん、ようこそいらっしゃい。此処がアニさんの小説と同じ程に不思議ニ夢の都市で有るかどうか、一緒に過ごしてからどうぞごゆるりと決めしゃんせ(パラパラと糸で縫い付けられる小説の原本、感じの羅列は読めやしない。目に入るも頭に入らないその文字の海を泳ぐようにツーと這わせ)
アニさんの名簿お待ちしております

(/男性Eをkeepして頂いている者です。期限の24時間が過ぎてしまったのですがなかなかpfが纏まらず、もう少しだけお時間を頂きたいのですが可能でしょうか…？ご迷惑をおかけして申し訳ありません。)

＞匿名さん
恐るることはないわ、アニさん。アニさんの絵画はそうも簡単に出来やしないでしょうに(壁にかけられる作品をただ黙ってジーと閲覧、手は後ろで繋ぎながら独り言のように言葉を一つ二つ。手のひらを前に持ってくれば｢今日より2日間、お天道さんが2回そのお顔を見せるまででいかが？｣ひーふー、と指を二つ立てて)

(/わざわざご連絡ありがとうございます！一先ず2日ほどキープとさせて頂きますね！それよりも掛かりそうであればまた教えて頂けると嬉しいです！)

名前　柳 空蝉 (やなぎ うつせみ)
年齢　33

性格　他人の言葉にあまり耳を貸さず自分のやりたいよう振る舞う様には我が儘な子供もにも似た横暴さも滲むが、自身の感性にさわった邸の住人たちには人並み以上に愛着や執着が強い様子。上機嫌で帰ったかと思えば用事を一つ忘れて絶望、と喜怒哀楽の移り変わりが激しくその激しさたるや他人はおろか自分の心までもを置き去りにしてしまう程。自己評価も同じく尊大さと卑屈さを併せ持つがため浮き沈みの多い性質。何かと逃げの体勢に入ったり都合の悪いことを忘れがちなのは意識してのことでなく一度は完全に壊れかけた心を淵で保ち続けるための自己防衛。強くストレスがかかると体調面や精神面に不調が出、幻覚や幻聴に苛まれる。生まれついて幼女愛の性癖を持ち専らは幼女の姿形を愛でるのみに留まるが、お雛を邸に連れ込んだりと常軌を逸する行動をとることもちらりほらり。生活力が著しく低い。

容姿　額半ばで切り揃えた前髪を左へと流すさっぱりとした黒の短髪。一重の細目に薄い唇と、印象の薄い顔立ちではあるが奇怪な言動と併せ醸し出す空気は不思議と人の目を奪う。背丈は178cm余り。不健康そうな蒼白い肌と薄っぺらな躰で節の目立つ細長い指の先には硬いものを引っ掻きつづけ磨り減らしたように歪な形の爪がある。服装は洋装和装も気分次第で綿のシャツにサスペンダー、和装時には赤墨や黒橡を好み鼠の袴を履き、文机に向かう時などには首にかけるためのチェーンと細かな装飾のある眼鏡をかける。靴は下駄であったり革靴であったりと定まらないが、上着は常に蝋色のインバネスコート。

備考　空蝉というのは所謂ペンネーム。本名は孝雪(たかゆき)で以前は此れを｢こうせつ｣と読ませたものペンネームにしていた。孝雪名義で書いていた頃は生真面目な文体が特徴で、筋道が立ち論理的な書き筋で数人の名のある作家にも将来を有望視されていた。然しまだ小さいながら近年稀に見る大成功をさせた貿易会社の家に生まれ、文学などに触れずとも己の力で成り上がった父親は文学への理解を持たず家を継がせようと文学への弾圧をしてきた。そのために隠れて書くより他なく隠れながらも書きつづけていたのだが、弾圧されながら書きつづけるは果たして正しいのか、自身の気持ちと父の気持ちとの間で揺れる内、とうとう父親に見つかり文学に関わるもの全てを処分され世話係と銘打った監視役をつけられた。自分を殺し会社の勉強や仕事を真面目にこなす中、心はズリズリと磨り減っており、ある夜とうとうそれが限界点に達し家を飛び出してしまった。酒に溺れ常時煙草を手放さず、アルコールかニコチンを常に摂取しなければ発狂して頭がどうにかなってしまいそうな状態が続き、気が付くと此の邸にいた。空蝉は此の邸に住み着いてから使いだした名前で、空蝉名義の作品は怪奇や耽美等の表現に寄り、どの作品にもえぐみを抱えたものが多い。作品を譲渡する出版は限られていて、催促の手紙も決まった者からでないと返事もない。
酒煙草は今も好きだが常にないと駄目と言うほどではなく、ただ常人より多いというだけ。特に男性Bとの晩酌を楽しみにしており、酒で火照った躰を夜風が冷やす中男性Bの声がポツリポツリと聴こえるのが好きだという。
部屋は我楽多まみれで食事睡眠を忘れやすい。

ロルテ

お雛、お雛。お雛は何処だ？
(原稿を届けがてら散歩をする、昼過ぎには戻ると邸を出たのは朝方のこと。辺りはもう日が落ちかけ薄暗くなっているが、此のように遅くなってしまったことにも悪びれず上機嫌そのもの鼻唄まじりで紙袋を抱えて。下駄を揃えもせず脱ぎ捨て邸へと上がると、ただいまの言葉よりも先にお雛、お雛、と愛しい少女の名を呼びながらぎしぎし音のする廊下をふらりふらりと歩き回り。)

(/>15の者です。pf完成しましたのであげさせて頂きました。主様の思い描かれる男性像と齟齬がありましたら斬り捨てていただいても構いません。他に記入漏れなどありましたらお申し付け下さいませ)

＞空蝉

(/とても素敵で何とも儚く凛とした物書きさんの参加を心から嬉しく思います！不備などございませんので、絡み文を投下して頂くか、上に出しております絡み文に絡んで頂ければ嬉しいです)