サキュバス 2016-02-26 16:19:57 |
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魔法、かぁ…ううん、それはちょっと魅力的かも…
…体験契約、みたいなのってできる?
(夢に見た魔法という言葉。毎晩魂を食べられるというのは少し怖いが大丈夫というのなら大丈夫、だと思う。それにしても何者かよくわからないものと普通に話をしている自分に一番驚いていたり。「…うえええ…ちょっと、なんか流すのやめて!」可愛らしい姿とは裏腹に恐ろしい捕食シーンはクリオネを思わせる。可愛いだけにあまりに気分が悪くなり)
体験なんかないわ、契約したら死ぬまで契約関係よ?まぁ契約しなくても毎晩無料で食事をしにあんたの夢の中に現れるけどね?
(捕食シーンを流すのを止めると相手の前にボンっと巻き物のような契約書を出しては広げてそこには既にサキュバスと名前が書かれており後は相手がサインをするだけの状態になっていて「それで?契約するの?しないの?」と蝙蝠の羽ペンを手渡しながら首を傾げて)
ええー…契約してもしなくても変わんないじゃん…
じゃあ、うん。契約する
(さらっととんでもない事を言われた。このままだと何も変わらないので、そっと羽根ペンを握り、契約書をじっと見る。「身体が相手の物になる」とか書いてあるとたまったものではないので、不審なところはないかと目を皿のようにして)
契約条件その1
契約者はサキュバスから魔力を得る代償として毎晩魂を捧げなければならない。また契約者は魔力を得たからといって自由に魔法が使えるわけではない。
条件その2
契約者の身体はサキュバスの居住地とする。サキュバスは契約者の半径1km以内までしか行動出来ない。
条件その3
契約者は毎晩、一体以上のバクを駆除すること。例え失敗してもその瞬間、目が覚め、身体に外傷は起こることはない。
条件その4
契約者とサキュバス互いに愛し合える。
契約者はサキュバスと愛し合うことで魂はさらに美味なる物となり、それを食べたサキュバスの魔力も強力になる為、契約者の魔力も強力になる。
条件その5
契約者は現実世界でもサキュバスと視認、会話、接触する事が可能になるが、他人には出来ないので注意。
(相手が入念にチェックしたおかげで書いてある契約条件が全て頭に入り、残りはサインをするだけとなって「早くしないと朝になるわよ?ちゃっちゃとサインを書いちゃえ」と相手の手を魔法で動かしてサインをさせて)
…なんだか所々気になるけど…まあいっか
(主に「魔法は自由に使えない」とか「愛し合う」が気になったが、魔法でサインさせられているのに気づかず、さらさらとサインをして。「はい、これで契約は完了?」とサキュバスに聞いて。「そういえば、名前は?」)
はい、契約完了よ?人間が魔法を使うには呪文が必要だからね、呪文さえ覚えれば魔力が尽きるまで使い放題よ?
(相手の首筋を甘噛みするようにキスすれば相手の首筋に契約の証である契約した者にしか見えない魔法痕が付けられると魔法について説明すれば「私の名前?種族名はサキュバスだけど名前はないわ、好きに呼ぶと良いわ」と相手に伝えて)
なるほど、呪文ね…魔法らしいね
…これ本当に人には見えないんだよね?
(首筋ついた契約の証を手鏡で見てみる、他人に見えないとはとても思えず。「サキュバスって、確か悪魔だったような……うーん、呼び方はなんか考えとく」名前がないというのはなかなか面倒臭いものがある。それっぽい名前をとりあえずつけてやろうと考えて)
見えないよ?あ、そろそろ起きる時間だね、それじゃ続きは現実で・・・
(相手の質問に答えると相手の視界が暗転すれば、相手が普段生活しているいつも通りの部屋のベットに戻っていて、ただし、一つ違うのは隣でサキュバスが一緒になって眠っていて)
んん〜っ……はぁ…
…夢じゃなかった、っぽい?
(目を覚まし、まずは大きな伸び。頭がまともに活動を始めると隣のサキュバスに気づき。そーっと、その頬をつんつんとつついてみる。確かに感触があり、現実なのだと分かって。「……置いてくよー?」のそのそとベッドから起き出せば学校の制服に着替え始め。)
ふわぁ〜・・・人間の生活は面倒事が多い物よねぇ
(欠伸をしながら相手の姿を見れば学校に行くのだと分かり面倒臭そうに羽をはためかせてふよふよと宙に浮いていれば相手のスカートをちょっとした風魔法でぺらっとめくりながら「今日は白なのね、それともうちょっと、スカート丈が短い方が可愛いし私好みよ?」と平然とした顔で呟いて)
まぁ、確かにちょっと面倒だけど…いかないとね
(姿見の前で制服を確認する。よし、大丈夫と思った矢先に浮かび上がるスカート。「きゃああっ!?……別にあなたのしゅみなんて興味ないし!」ばっとスカートを抑えて抗議。 興味ないなんて言いつつ、スカートを1段階捲り上げてみたり。)
可愛い反応しちゃって・・・今のが風魔法の中で一番弱い「ソヨカゼ」って魔法ね?
(相手の反応を見てケタケタと笑いながら相手の頭を撫でてやると本来、火の魔法が得意な為、他の属性の呪文は苦手なのだが初級レベルの魔法ならよほど魔法を使うのが下手な者以外なら使えると相手に説明して「人間が使うなら小さな風をイメージして『吹け、ソヨカゼ』って唱えれば使えるわよ?」と相手に教えれば時間だけが過ぎていき、そろそろ登校しないと遅刻してしまう時間帯になってしまって)
な、撫でるなーっ!
…「吹け、ソヨカゼ」
お、おおー………て、もうこんな時間!
(言われた通りにしてみれば窓の閉まった室内に風が生まれて。ふと時計を見ればもう出ないといけない時間。「や、やばっ…朝ご飯食べられないじゃん!」慌てて荷物を纏めて家を飛び出して。)
全くしょうがないわねぇ
( 家を飛び出した相手に向けて指を振ればふわっと身体が浮いて屋根まで浮かせると「屋根を飛んで進んだ方が早く着くわよ?姿は人から見えなくしといたし身体も軽くなってるはずよ」と相手に魔法を使ってあげて)
わ、飛ん…!
……魔法って凄いね…
(身体が浮き上がったと思えば屋根の上。これで誰にも見られていないというのですごい、と本気のほの字も出していないだろうに感心してしまって。「これ、本当に見えてないんだよね…?」自分の目には身体が見えるためなかなか実感できず、スカートの中が気になり)
今のあなたは空気みたいなもんだから誰にも見えないわ、でも制限時間5分だから5分経ったら道路に降りなよ?・・・・まぁ、あんたのパンツに興味があるの私くらいだろうけどね
(スカートを気にする相手を見てクスクスと笑いながら相手に自意識過剰だと伝えればこれから相手も様々な魔法を覚えて行くのにこの程度で驚いているようじゃ先が思いやられるなと呟いていて)
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