主 2016-02-19 19:21:25 |
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>薬師寺さん
…あんたが死んだら、あんたの分も試合に出る回数が増えるから。もしかしたら商品が減った分稼ぐために試合自体が増えるかもしれないし、そしたら余計無意味にこいつらが殺されていく。…いくら俺がクズだっつったって、そのくらい分かんだよ。
(相手を下手に動けないよう囲ったことで漸く安心して虎を甘やかしてやれると思っていたのに、案外肝が据わっているということなのかこんな状況下でもこちらに語り掛けてくる相手に若干の苛立ちを窺わせる乱雑な動作で振り返ると小さく舌打ちをし。殺し合いなどという異常な日常で自身の命に執着がない者などざら、そんな者達に命の大切さなどという偽善者ぶった説法を解く気などこれっぽっちもなく、どんな残酷な世界であろうと変わらない自分の中の優先事項、大切に思うもののための行動であることを相手に告げると虎の頭をひと撫でしてから立ち上がり。そのまま相手の傍まで歩み寄り見下ろすように見つめると顔を隠すように被ったベールを引っ張りながら呟きを漏らし。)
…あんた、さっきから何で笑ってんの。虎…猫とか、そういうの好きなの?
>葉子
そいつぁ無理だな、沸ききってやがるから外に出たら蒸発しちまうよ。当たり前だろ、ひん曲がった頭食い破ってる。……やりたい事ね……まあ。おまえがそこまでして外の世界に希望を持つくらいだ、悪くはねぇ所なんだろうけど。っは、お前が字のセンセーじゃまた厳しそうだ。…けど生き残ったろ、つまるとこ優良なんだ。あいつらにとっては。(相手が自分の例えに便乗して述べた言葉がこちらにも面白かったのかくっくと肩揺らしながら笑み響かせては頭の上で手をゆらゆら動かし。相手の手にある自分には読みきれない字がたくさんの本を眺めながら山も川も海も、人と猛獣以外の生き物も見たことのない自分にははたして外が受け入れられるもので外も自分を受け入れてくれるものなのだろうか。なんてちらと思いながら相手が続けた言葉に表情をやや歪ませるのに胸が痛む感覚覚えてからなんで痛んだ?と首かしげつつ「そうしてくれ、お前がくたばったら退屈だ」なんてけらりと笑い)
>一松クン
……わあ、すごい。…凄いよほんと君……僕には出来ないことたくさん出来るんだなあ、…僕はいつも血飛沫まみれになっちゃうんだよねえ。少しずつ少しずつしか攻撃が利かないもんで…だからじりじりやってくうちに怯えられちゃうし悲しいんだよね。あははっ、虎を怖がらない君には怖くないだろうけどさ。(床へと布の落ちるばさりとした重たい音に首をキョトンとした顔でかしげてみせれば直後、己の黒い影が自分を閉じ込めるかのように檻のように変化していく様子に目を丸くさせて眺めては首もとに掠れたような音を漏らしながら延びてくる影にわあ、影が動くなんて始めてみた。これで締めるのか。なんてまた感動したように笑みを漏らしぱちぱちと拍手をしてみせては歩み寄る相手ににっと柔和な笑顔を見せ己の黒髪をさらりと撫でてはぶわりと膝の裏ほどの大きさまで伸ばし一本一本が意思を持った生き物のように揺らめかせ蛇へと変えては己を包む檻の隙間からそれを相手目掛けて伸ばし襲い掛かると攻撃はせず相手にぶつかる擦れ擦れでその先の壁にぶつけて罅を作らせては面白い子だなあ、なんて笑み浮かべ壁からゆらゆらと蛇を相手の回りで揺らめかせて)
>柊木
…そんなもん普通なんじゃない?自分が嫌いなんてどこにでもいる普通なことだよ、自分に胸張れる子のが少ないさ。自分に、まともな人間関係を作れる自信がない……そういうことかな?(素直に薬を受けとる相手に満足そうににんまりと笑みを浮かべてはそのまましゅるしゅると蛇をしまいもとの髪型へと戻れば自分も相手の真ん前にしゃがんで目線あわせては包帯をくるくると伸ばし消毒を終えた相手の怪我へと当て)
>安田さん
そういう事になる…のかな。よく分かんないけど貴方が言ってる事だと思う。普通っていうのがよくわかって無いけど。
(足の怪我を見つめながら上記を述べ『まぁ、此処の他の能力持ちの人達には少しずつでも話しかけようとは思ってる。恐らく死 ぬまで能力持ちの人達も、私も此処に居ると思うから。逃げられないから当たり前だけど。』と床を見ながら言う)
>安田さん
――ッ、……か、わ…。
(油断をしていたつもりはなかったはずなのに、檻の隙間から伸びてきた影とは違うぬらりとした光を放つ黒い何かに咄嗟に体を逸らすものの、そもそも当てる意思などなかったとばかりに逸れ壁にひびを残したものの姿に流石に動揺を露わにし。陽気なように見えるからこそ本心が読めない相手、地理的優位に立っているとはいえ少しの隙でこうして攻撃が出来ることを証明してきた相手に唇を噛み締めながら向き直ろうとしたその時、先程襲い掛かってきたものの正体だろうか自分の辺りに漂う蛇と目が合うとぱちりと瞬きをしながら思わず固まってしまい。ネコ科の動物を特に可愛がっているとはいえつまるところ動物好き、そんな自分にとって珍しい蛇の顔立ちに相手の能力とはいえ愛嬌を感じてしまったのか思わずぶわりと好意的な雰囲気を撒き散らしながら小さく呟きを漏らすと思わず伸ばしかけた手をはっと引っ込め。)
>柊木
っはは、まあかくいう僕も普通が何かまでなんかよくわかっちゃいないけどね。そもそも普通の世界も見たことないし。(手慣れた様子でしゅるりと相手の足に包帯を巻ききっちりと止めてやりながらおかしそうにくすくす笑みを漏らしながら言えば「…俺は正しいと思うよ、その考えも。出ようってやつが間違ってるとは思わないけどさ、……出るか出ないか迷ってる中途半端なやつが一番よくない。」と呟いて)
>一松クン
…………え?……かわ…?……、…え…マジで?怖くないの?気持ち悪いとか不気味とかないの!?……っ、ふ……は。っあははは!(動揺した様子を見せながら唇を噛み締める相手の表情に、なんとか嘗められたりすることはなさそうだろうかとにんまりと満足そうに口許を緩めるも自分の髪の毛一本一本が変化した蛇にわずか硬直する相手にあ、むしろ苦手な生き物だったりしただろうかと目を瞬かせ様子伺っているも、直後漏れ出た言葉とどこか嬉しそうにも受け止められるオーラにまた数回ぱちぱちとまばたきしつつ嫌悪や恐怖所か可愛いと褒められた…かはわからないが言われたのははじめてで嬉しそうに笑み浮かべながら何度も訊ねてから思わずぷっと腹から笑い響かせてしまい)ま、マジか……予想してなかったわ流石に…っはは、俺のこれ見て…か、かわいいとか…っははは!いや…おまえ、…面白いな…!
>安田さん
包帯までありがとう……まだ入ったばかりの時は此処から出ようって思ってたんだけど、見回りとかに見つかると面倒だなぁって思って。面倒な事って好きじゃないしさ、私。貴族様の楽しみの為に戦うのも面倒。
(包帯を巻いてくれた事に相手の目を見て礼を言い、また床を見ながら上記を述べて『……貴方はいつから此処に居たの…?当たり前だけど私よりずっと前でしょ?普通の世界を見た事無いって言ってるから…。』と少し気になったので相手の目を見て聞き)
>安田さん
ッ、は…え、いや…。え、だってかわいいし…~ッわ、笑ってんな殺すぞボ ケ!
(普段こそ猫を主とした比較的他人にも分かりやすい愛玩対象を愛でていたために自分自身の感覚が笑われるようなものだとは到底理解しておらず、自分の反応にいきなり笑い出した相手にうろたえる様に視線を揺らしながら困惑の声を漏らすとそんな動揺が伝わってか次第に相手を囲っていた檻の影もゆらゆらと揺れ出して。笑われることが次第に羞恥心に繋がり始めたのかじわじわと頬に赤みが差せば限界とばかりに檻の影は霧散する如く消えていき、同時に本人も耐えきれなくなったのか照れを隠そうとするように声を荒げながら相手の胸倉を掴みあげるとわなわなと唇を震わせながら恥ずかしさを堪え必死にそちらを睨み。)
>カラ松本体様
(/素敵なpfありがとうございます!カラ松らしくて安心しました… 。不備はございませんので、絡み文お願いします!)
>菜雪君
(/いえいえ、大丈夫ですよ。)
…それならそれでいいんじゃないかい、私には関係ないさ。言う事を聞いて欲しくて言ったのかな。それさえ覚えてないや…。まあ、デート・ア・ライブって奴さ。生き残りたいなら戦いなね。
(言う事を聞くつもりはない、と真剣な様子の相手にこくこくと頷いて、己の意見を否定。己でも何がしたいのか分からなくなってきて簡潔に結論を纏めると気味が悪いほどにこやかに人差し指を立ててこの世界を一言で表し。そしてそのにこやかな笑みの後一瞬だけ、弧を描いたままの冷たい瞳で相手見据え。冷たい瞳は一瞬で無くなり、何かを思い出したように「あぁ、忘れてた。手当は気にしなくていいよ。また頑張ってね。」と小さく付け加え)
>一松君
でも殺ると言ったのは君だろう?別に私は私がどうなったって構わないさ。生きるか死ぬか、たったそれだけ。十数年とここに居たからこうなっちゃったね。
(殺る必要はない、と相手の言葉を受けると愛も変わらず余裕な表情で頬杖を付き。事実己の事や相手の事も他人事、己の今の状況下においても"警戒されて、動けなくなっているなぁ"程度のもの。別段命が無くなろうが有ろうが関係ないのでは、なんてあくまで他人事のようにへらへら、飄々と。命が大切か、と聞かれればそうだと答える。逆に命がいらないかと聞かれてもそうだと答える己。どう考えても己の立場他人事にしか思えないのは心が受け入れてないからなのか、長い長い間ここにいたからなのか。そんな思い出に耽っていると、相手が歩み寄ってくることに気が付き。そのまま相手を座ったまま見上げればぽつりと小さく答えて)
嫌いじゃないよ。可愛いからね。ただ…君とネコ科ってよく合うね。見てて微笑ましいよ。
>ヤス
確かにねぇ。それってつまり能無しじゃない?うん、ヤスらしいやり方でなんか安心したよ。赤い夕焼けが綺麗なんだ。…本の言葉じゃ表しきれないから、見た方がいいね。はは、確かにね。特にヤスなんかは付き合い長いから余計に厳しいだろうね。…優良、ね。なんかそれって殺しのプロ見たいだ。
(世に蔓延る富裕層の頭の悪さ、そんな喩えが面白くて仕方なくくすくすと口元抑えて笑うと相手の矯正のやり方に何だか相手らしいと改めて感じ。他人事で済ましている己の中で、唯一他人事から少しだけ逸れる相手との話。それが楽しいからこそ、昔見た美しい景色は本に書いてある文の羅列に寂しさを覚え。もし己が先生ならば厳しそう、なんて苦笑する相手に小さく笑いを零すと確かにそうだなぁ、と己が誰かを教えている姿を想像して。己の白衣がまさに先生っぽさを出しているがそんな優しくはないだろう。優良商品と言われたところでこんな場所じゃ嬉しくはない。しかし相手が退屈になるのなら、と「じゃあ余計にだ。ヤスが退屈しないためにもくたばらないよ。…ああ、じゃあヤスもくたばらないでくれよ、私が退屈になる。」なんて白い歯を見せて笑い)
>薬師寺さん
…あんたの言う"嫌いじゃない"は殺せるくらいには嫌いじゃない?殺せないくらいに嫌いじゃない?…今あいつを殺したらあんたを逃がすって言われたら、殺す?
(自分とて相手の存在の有無に愛情を注ぐ動物たちが絡まないのであれば相手の様な危険因子はすぐさま殺していただろう、そのくらいにコロッセオという施設における命の重さは軽いと相手同様自分も割り切っていて。しかしそこに加わる動物たちという要素により決めあぐねていた相手の処分を確定するため口にした質問への回答を聞き僅かに目を見開くもすぐに普段の様な眠たげな半目気味に戻り、それから床に座り込んだ相手と目線を合わせる様にしゃがみ込みその瞳をじっと見つめると、言葉遊びにも似た、それでいて相手の真意を深く掘り下げその心を見定めようとするような難解な質問を繰り返して。その根本に据えられたのはやはり動物のこと、背後の虎と自分の命、その重さを相手の中で比べさせるように虎の方を後ろ手で指さしながら緩く首を傾げて見せて。)
>葉子さん
誰かを殺 して生き残ろうとは思ってないから。猛獣も本当は殺 したくないんだけどね。猛獣達こそ何も罪なんて無いもの。
(本当は動物が大好きで動物達を殺 したくないと思っても殺 さなきゃと思った自分が憎くて左手で右手を強く握りながら相手に『でも、豹は本当に油断したら殺 される勢いだから貴女がいつか豹と戦う事になったら気を付けてね。』と低いトーンで相手に伝え廊下に出る。)
>柊木
ああ、いーよいーよ。これで君が無駄に命を捨てる事がなくなると思えば安いものさ。…それは同感だね、あいつらとまともにやりあおうとしたってあいつらが考えを改めることは無いんだから終わりなんかない。(意地を張ることで自分の首を絞めることもあるということをわかってもらえただけでいいと首を緩く振りながら言葉返してみせては続いた言葉に暫し悩みつつ「……まあ、最初から……かな?赤ん坊の時から髪の毛が蛇でさ、ずっとここにその時から商品として仕舞いこまれてたよ。」なんて微笑みながらうなずき)
>一松クン
ああいや、奇怪の目で見られたことしかねぇから嬉しくて…ぷ…っ!ちょ、必死…っはは!あはは…蛇なんかよかよっぽど可愛いわお前……!(純粋に普段から敵や味方、観客含めまるで化け物かなにかを見るような目で見られてきたしだからこそこの狂った舞台に立ってきたのも勿論なのだがかわいいと言われたことに対する喜びだけではなく先程まで自分を苛めるような言葉と共に啖呵を切っていた相手がとたんに蛇相手に人間らしさがましたのがまたおもしろく檻や首もとの影がなくなったことに相手へ視線戻すと胸ぐらを掴まれたことにえらく物理的に出たな、なんて思うもののその表情が赤いことにまったく迫力は感じずにそのまま相手の周りでまた蛇揺らめかせ)別に、お前が興味持ったなら触ってもいいけど?
>葉子
そ。文字どーり脳味噌ナシ。こんだけされたんだ、今さら更正されたって許せるもんかよ。へえ…空の色って青なのに変わるんだな……ふ、ま、いつか見れるといいけどよ。お手柔らかに頼むぜ、残念ながら頭に自信はねぇ。そうでもなきゃ生きられないから…そうなっても無理はねえけどな…。(戦うことでしか生きることを許されなかった自分にとってできることもやるべきことも派手に命を散らして富裕層どもの欲望を満たすこと。それしか出来ないと理解はしていながらもずっと生きるためにしていたとはいえそれが気持ちが悪くて仕方がないのか深く深くため息漏らしながらそんなことをのたまうと相手を優良だと例えるも例えた自分自身が言えるような口ではないと自嘲じみた笑みをくつと漏らしながら「ったり前だろ、……それに。もしも万が一、奥が一ここから出られたらお前がいなきゃ俺は誰に字を教わるかわかんねぇしな」とぶっきらぼうにのべて)
>安田さん
逃げ出そうと思えば逃げ出せるんだけどね。私の能力、時間やものを止めれるし。けど、逃げ出せても行く宛が無い。両親、もうこの世に居ないからさ。
(昔の事を思い出して辛そうな表情を浮かべながら上記を述べ『あぁ、貴方には関係ないからつまらないよね。』と言い『赤ちゃんの時から居たんだ…。そんなに幼い頃から…。』と少し驚いた表情で)
>安田さん
ッな、いや…お、俺なんかより、蛇の方が絶対可愛いだろ…。
(普段の余裕など恥ずかしさやら何やらですっかり吹き飛んでいて、だからこそ出てしまった兄弟相手に喧嘩するときの様な酷く陳腐な物理的な威嚇に相手が怯えるはずもなく、それどころか相手から返ってきた"可愛い"の一言に余計に狼狽えてしまうと羞恥心に頬を染めたまま視線を蛇の方に反らして。本来ならばこれだけ自分を侮辱するように笑い続ける相手を生かしておきたくなどないのだが、むきになって足元の影を揺らめかせた丁度その時持ちかけられた蛇との接触の機会にぱっと相手の胸倉を離すと先走りそうになる手を押さえる様に両手を胸の前でまごつかせて。触りたいのはやまやま、けれど正直に触りたいなどと言える勇気もないのが己で、うずうずとした様子がダダ漏れのままそろりと相手を見上げると酷く聞き取りにくい声で言葉を続けて。)
べ、つに…蛇に触る機会とか、そうそうないし…め、珍しいからってだけで、俺がどうとか言うことじゃないから…。…で、その…へ、蛇って頭と喉だとどっちが気持ちいいわけ…?
>>トピ主様
((/す、すみません、まさかそんなに心配されていたとは…安心してくださって本当によかったぁ!拙い文章になりますが絡み文提出させて頂きます;))
>>all
――フッ、水も滴るいい男…流石俺( 己の勝利確定の瞬間に沸き上がる熱と拍手の雨に紛れて聞こえてくる醜い声に耳を傾け戦闘終了の意を体全体で受け止めるかのように震える両手を大きく広げる。視線下方にちらりと見やり戦意損失した相手への労りなく濡れた前髪を掻きあげれば観客へ視線を向けて紳士的に一礼。人好きそうな笑みも品のあるしぐさも全てこの日の為に考えた台本通りの台詞であり仮面ともいえる代物で。颯爽とはければ事前に用意しておいたタオルで髪を拭き今回の衣装である黒いジャケットを脱いでベスト姿になり薄水色のシャツの袖を捲くり一人格好つけて )
>一松君
後者かな。不用意に殺すなんて可哀想じゃないか。…その子を殺す位なら私がここから動かない方が君にとって良いだろ?…つまり、その子を殺す必要は無い。
(相も変わらず解けない誤解、相手にとって己はただの敵。すぐ様人を信じるなどこのコロッセオにおいては相当難関なこと。一緒にいて情が湧いたら殺せなくなる、だとか自身に危害を与えてくるだとか、そんな警戒は沢山目にしてきた。しかし目の前の彼の警戒は自身のことではなく、背後の彼の好きな動物。目線を合わせてきた相手の目をじっと見据え変わらぬ頬杖、余裕そうな表情と声音、しかし伝える言葉はストレートではなく遠回しに。何も動物嫌いな訳では無いし、無駄な殺生をする為に居るわけでも無い。寧ろこの場で殺さないでいた方が彼の利点が多い、三人称視点から見ていると一番正しいと思える選択だ、と判断するとふぅ、と一呼吸置いてからこれまた少し遠回しな結論を伝え)
>菜雪君
ははは、そうだねぇ。豹はとっても頭のいい動物だ、でもね…心理戦、頭脳戦において私が負けたことは一度も無い。
(手を強く握る相手には彼女自身への恨み、辛みが篭っていることを冷静に判断すると、心配の言葉を掛けてくれる相手に真意のよくわからない笑いを浮かべ。同じく部屋から出ると己の得意とすることを二つ上げ、ニコリと相手に微笑みかけて。そして何かを思い出したように手を打つと、「ちょうど次から私の試合なんだ。私が死ぬかも知れないが来るかい?」なんて誰が相手かもわからぬ舞台を臆することなく指差し)
>ヤス
結論でちゃったねぇ。まあね、私だったら精神壊滅するまでお偉いさん共のプライド引き裂いてやろうかな。そ、茜色になるの。でも夜の暗さとか雨とかはわかるでしょ?ああ、その辺は多分大丈夫じゃないかな。そしたらヤスは優良通り越して最高じゃないか。
(相手にとっても動物殺しは気持ちの良いものではなく、それでしか生きられない悲しい術だと言うのはヒシヒシと伝わってきて。空の茜色を思い浮かべて、あの日隣にいた人は誰だったか、隣に誰かいたのかなんて思い出に浸っているのも束の間、そんな無駄なことはよそうと己の中で茜色を黒く塗りつぶし。己を優良、と例えた相手は生き抜く術を良く良く身につけている為最高に値するなんて例えて相手の肩をポンと叩き。「ははは…そうだね。どっちかがくたばったらどちらも何も出来なくなる。」と何かを皮肉るように嘲笑的な笑みを浮かべて返し。)
>カラ松君
(/いえ、何だか気を使わせてしまってすみません…!カラ松らしいものを期待していたのでとっても嬉しかったです。これならよろしくお願いします!)
…松野の次男坊君、出待ちしてみようか。
(先程の試合を廊下から観ていた、それを簡単に思い返す。能力を使わずに分かるのは相手が水の能力を使うこと、相手は試合で倒れた人を殺してなどいないこと。まさか殺生せずに試合を行えるとは、と興味をそそられ、相手を後ろからこっそり追うと小部屋に辿り着き。先程の戦いでびしょ濡れになったのだ、体を拭いて着替えるのだろうと判断し、男性の着替え中に入るのはどうかとも思い接触を図ろうと部屋の前で待つことにして。時折聞こえてくる一人格好つけのセリフにくつくつと笑うと「…イタイなぁ」なんて呟き)
参加考えている者なのですが、、、
ロル50って台詞でロル稼いだ50でも大丈夫なんですか?
ちょっとそこの判断がつかなくて、、、
>53様
(/ご質問ありがとうございます。緩い、と思う方もいらっしゃるとは思いますがここでは"セリフでの50以上でも大丈夫"、という事にしています。詳細を書いておらず申し訳ありません…!)
>柊木
へえ、…けどそれは行くあてがないからってだけで何れは出たいって事には繋がったりしないの?君はまだ若いけどじきに大きくなる。それに、誰だって親なんて何れは居なくなるし…。(ここから脱出したところで行く当てがないのは自分も同じ。とはいえ自分と違い外の世界を知る相手には何か外にやり残したことやしたかったことなんかが残ってないのかと純粋に気になってか訊ねては「いいや、僕には馴染みない話で新鮮だし構わないよ。……まあ怪物が生まれてきたら街や集落では村八分にされちゃうしここに売り飛ばされても無理はないよ。」と何もおかしなことはないと頷き)
>一松クン
そこまで蛇にメロメロかおまえ、っはは……あー、すっげぇ笑った…。さっきまであんな脅し方してた癖に可愛いトコ有るもんだな、面っ白い奴。つーか真っ赤。(先程まで自分に見せていた人間離れしたような心の持ち主に見えるそぶりとは打って変わって蛇に反応したり自分の形容詞に反応したり忙しない様子の相手がひどく人間らしく有り、まあそもそもに最初から虎を庇う戦い方をする相手な訳だし納得も行くとひとり内心で頷きながら相手の顔の色を指摘するもふいに再び延びてこようとする黒い影が蛇の存在に引き、そればかりかああもう顔と腕の方から触りたいのが出ちゃってるよこの子…とどこかほほえましくも素直になれない様子の相手が突っぱねながらも蛇の触り方を尋ねてくるのがまたなんとも言えず吹き出しそうになるのを必死に押さえ込みながら髪の蛇の内の一匹を相手の頬に擦り寄らせて)珍しいなら触っときゃ良いだろ、…っ全身全霊から触りたいの駄々漏れじゃん。哺乳類じゃねえから好きに撫でてほしいとことかねぇけど痛くなけりゃ大概平気。…ほら、さっさと素直になっちまえって。
>カラ松クン
…失礼、どーもお疲れさん。さっきの試合見させてもらったよ……えっと、君は次男だったかな、君たちに興味が湧いて来てみたんだ。…確かに戦っているのに残酷さが無かった。あの子もそうだったし…君たち六つ子は皆そうなのかな。(相手が戦う姿を観劇していたらしく命と命のやり取りを最もとするこの闘技場においてそれこそまるで平和的に武道会でも行っているかのような血生臭さを感じない戦いに目を惹かれて相手の名前を聞けば先に邂逅を果たしている人物の姿連想させては自分にはない能力や自分が知らない世界を目に出きるやもと好奇心に駆られ相手がはけた部屋へ軽快にノックを響かせてから入室し明るく声を掛けるものの腕を捲る相手の姿に何かの劇かなんかの練習だろうかなんて外れたことを考えながらきょとんとしては「まるで何かの役者さんみたいだ…ああ、ごめんね。申し遅れたよ…僕は安田霧哉。君たちと同じ能力者だよ」と飄々と挨拶を述べて)
(/はじめまして、創作男本体にございます!突然ですが絡み失礼いたします、これからよろしくお願い致します!)
>葉子
そゆ事、馬鹿に付ける薬なんかねぇな。っくく、怖ぇ女だな相変わらず…おまえがそういう奴で良かったぜ。ほんと退屈しねえ。試合中にちらっとしか見たことはねえけどな、にしても茜色か…空っつーと青か黒か紺だったから想像つかねぇな。多分か…まー努力しなくもねえけど。最高…ね、そうでもなきゃ駄目だろ。俺は。商売道具としてしか存在してねえんだから他の特技なんかねえし、…他に負けたらやってきたことが覆されちまう。(命を奪うことでしか自分の命を続ける資格を手にいれることが叶わない人生を見つめ返すような気持ちになりながらもそれを顔に出すような事はなくくっくとさも面白おかしそうに冗談を毒舌混じりに並べていきながらきっと自分が知って思い描く茜色よりも鮮やかできれいな色を放ちながら輝く夕焼けを想像してみるものの見てみたいと思う反面でそれだって自分の存在意義を否定することにもなるし、そもそも俺には解らないと想像を止め。優しく肩を叩きながら己を最高だという相手にけらりと軽く笑みながら肩をすくませては一から百まで何もかもこうすることしか知らなかったし習わなかった自分なのだから負けても仕方ないは通用しないと首を左右に振り。「俺にそこまで必要性を感じてんのか?はは、まあ退屈は困るしな。退屈しねー様お前が苦手な対戦相手は食いちぎっといてやるよ」と舌を出して笑い)
>ヤス
つける薬を飲みそうだよね、あいつら。ヤスほど怖くはないよ、私は物理手段が苦手なだけさ…そうかい、ありがとう。私も普段と今のヤスの性格の差は退屈しないかな。…そっか、ここは夜は松明の灯りで全部かき消されるけど夜には宵闇の外に青や赤、白…いろんな色の星があるよ。見れるかわかんないけど。ヤスは生まれた時からここにいるからね。それしか知らないのも無理はないさ、私は強くないから他者との接触しか道がないんだ。はは、皆のセラピストにでもなろうか。
(相手と同じくくつくつと笑いながら語る富裕層への不満は止まらず、怖いと言われるとそうでもない、相手よりは良いだろうと苦笑零しながら塗りつぶした赤い夕焼けの上の黒、そこにはまた淡い希望などという星を散りばめ、相手に語り。そんなことしたってなんの意味もない、本来ならばここから出られるわけもないし、相手の存在価値を潰したくないという冷静な己は、心の奥底にある希望をわざと塗り潰すように己を否定し、希望など無いと宵闇に閉じ込め。己に出来るのは他者やものを分析、分解して暴くことのみ、果たして本当にそれが優良なのか。商品としての価値は下がっている、と結論出すとそれでも良いかと笑顔貼り付け。「必要性、か。まぁあながち間違いではないかな、退屈はしたくないからね。ああ、それは助かるよ。じゃあ私は君が苦手なタイプを潰しておくとしよう。」と満足そうに微笑むと眼鏡を押し上げて)
>カラ松
あー疲れた、無理ほんと無理やる気切れた……――で、お前誰。
(相手と並行で開催されていた闘技場での試合を終わらせてきたのかその背後からぬっと姿を現すと格好つける相手のことなど気にも留めずその背中を半ば踏みつける様に蹴り飛ばしながら前方へと押しやって。勿論そのことに対する謝罪など一言もなく、ベールの下のぼさぼさな前髪を掻き上げながらぐちぐちと不満を漏らして。そうしてから前方にいる相手、正しくは"演技という仮面を被った人格"かどうか訊ねる様に低い声で問いかけるとじとりとした目つきで品定めでもするような視線を浴びせて。)
(/初めまして、早速絡ませて頂きました!公式の通りの関係、となるとどうしても乱暴な扱いばかりしてしまうかと思いますがもしやり過ぎ!ということがありましたらすぐにお申し付けくださいませ;;どうぞよろしくお願いいたします。)
>薬師寺さん
――…あっそ、ならいい。
(もしかしたらこの場で殺されないために、わざわざ此方が良しとする回答を選んでいる可能性も十二分に考えられる。この世界において信頼を置くという油断以上に危険なものはないと今まで嫌というほど感じてきたからこそ、相手の全てを信用するつもりは端からない。それでも猫は嫌いじゃない、先程の相手の返答に少しだけ心を開いてみてもいいか、などと思ってしまったのかもしれない、まだ信じるという域には達していないもののこれだけ脅した上で告げ口のような真似をするとも思えず目を伏せながら小さく呟くと相手の周りに布いた影をふっと霧散させ。もう行っていいとばかりに相手に背を向け虎の元へと戻ると、虎を連れ再び相手の元へと歩み寄っていき。)
…退いて、出れない。
>安田さん
ッ、う…。…ひんやりして、つるつるして…猫なんかとは全然違うけど、なんか気持ちいい、かも…。
(此方のうずうずとした態度を見かねてくれたのだろうか、頬に触れた爬虫類独特のぬらりとした感触にぴくりと肩を跳ねさせながら片目を閉じるも、すぐに促されるままおずおずとその頭に人差し指を滑らせて。鱗の滑らかな感触や冷たさ、それでいてやはり生き物だと感じさせるしなやかな柔らかさ、それらが普段対峙する猛獣類や猫とは全く異なるのが至極楽しいのか不器用ながら僅かに口元に笑みを浮かべるとそのまま蛇の身体をするりと撫でていき。そんな中どうやらやきもちを焼いたように背後から腰辺りにすり寄ってきた虎を片手で宥めながらふと視線を相手の方に戻すと蛇の終着点であり起点となっている相手の髪を指さしながら口を開き。)
…この蛇、あんたの能力?蛇人間とか、メデューサとか、そういうたぐいの人?
>一松君
あぁ、ごめんごめん。今退くよ…と言いたいところだけど付いていくよ。私はさっき言ったよ、好奇心だってね。だから…私の話に付き合ってくれないかい、松野一松君。
(さっと霧散していく影を目で追いながら、目の前の彼は影を操る能力だったな、と改めて感銘を受け。解放された、という事なのだが信用されていない、さらに自身の中では相手と話すことを目的としていたため立ち上がり、退いたが相手についていく気満々に歩みだし。ここまでやってしまった以上信用に値するか否かはわからないがまずは比較的良好な関係を築きたいと思い。それならば最初に己のことを知ってもらおう。そう考えると何から話せば良いか、己の能力だろうな、と疲れない程度に分析して相手の名前、背丈、体重などの外面情報を頭にインプットして。途中、虎と目が合ったのだが警戒させないようふわりと微笑むだけに留め、相手が話に乗るようにわざとフルネームで相手の名前を呼び。)
>>薬師寺
おっと…こんな処でレディが一人なんて危ないぜ?
(すっかり気を抜いていたせいで後ろから自分を追う姿を知ることなく小部屋へ入る。自分専用の部屋ではないが六つ子が勝手に占領しつつある室内には乱雑に私物が置かれておりその光景は宛ら舞台を終えた楽屋にも見えて。机の空きスペースに今回の衣装をたたみ置けば2分もかからぬ内に普段着と呼べる青のつなぎの恰好で扉を開け外の空気を取り入れるが、正面に見慣れぬ女性が一人。もしかしたら見かけたことはあるかもしれないが接点がない、六つ子に用事がある女性となると相手は末弟か、はたまた長男絡みだろうか、脳内で選択肢を並べてゆけばまだ役から抜け出せていないカッコつけの笑顔を張り付けて)
((/いえいえそんな!こちらこそ宜しくお願いします。))
>>安田
舞台後に突撃…ずいぶん好奇心旺盛なカラ松ボーイだな。俺は松野家に生まれし次男、松野カラ松。知ってると思うが水系の能力者だ。…えっと、俺の兄弟の友人なのか?
(自身が作り上げた水を能力を使い服から離す行為はもう随分昔から行っている舞台後のケアのようなもので、毎度ずぶ濡れなのだがこの点に関しては便利ともいえるもあまり他人にみせるモノではないと部屋に入ったのがだ扉にちゃんと施錠していなかったことが原因か、ノック音に肩を震わせ入室者を見つめる。達者な口調に害のなさそうな雰囲気を纏う見知らぬ人物に多少也とも警戒心はあるが腰に手を当て軽く笑い自己紹介を済ませ、あの子という言葉に反応を示し問いかけをすれば六つ子に興味があるらしい相手に眉をやや下げて)
((/ご丁寧にあるがとうございます。ギャグとシリアスを兼ね備えたカラ松になる様頑張ります。よろしくお願いします!!))
>>一松
ああ、いちまッ!?、蹴り入れといて誰ってお前なァ……、誰だと思う?カラ松さぁ!
(タオルを首にかけ衣装に付着した液体を能力を使いかき集めている最中背後から聞きなれた声に振り返ろうとするが背を蹴られ大袈裟気味にコケる。蹴られた背中を擦り少々恨みがましい眼差しを向け振り返れば犯人は予想通りの相手で何故が鋭い視線を己に向けていた。演技を見破っている弟に降参の意味を込めて大きく息を吐き出し普段の兄弟へ向ける素に近い笑みでお道化てみせ試合中の紳士ぶりなど最初から無かったかのよう笑みを零す。「一緒に部屋に戻ろうじゃないかMyBrother……フッ、前髪お揃いだな」二人揃って前髪を掻き揚げていた為服装は違えど髪型がお揃いのように見え自身の頭を指さして)
((/こちらこそ宜しくお願いします。手加減なんて不要です石臼でも蹴りでもなんでも来てください。こちらも肋を折る勢いで痛い台詞を投げます故…!))
>カラ松さん
あ、六つ子の痛い人だ。あの感じはもう闘い終わったのかな。ていうか、痛い発言しなかったらすごいなぁって思うんだけどな…。
(何となく他の人の闘いを見ようと思っていたら相手がもう終わった様子で時々聞こえる痛い発言で『六つ子の痛い人』と認識して苦笑いして、本来他人に興味などないが少し相手と話したくなり廊下で待ち伏せしようと思い壁にもたれて待っている)
>葉子さん
確かに豹と貴女が頭脳で戦うってなったら貴女が勝ちそうね……じゃあ見に行こうかな。貴族様達の気持ち悪い歓声の声なんてあまり聞きたくないけど。
(貴族達のあのうるさいぐらいに思う歓声を聞きたくはないので少し考えたが相手の戦い方が気になったのか珍しく『見に行く』と言い、『闘う前から「死ぬかも」とか言っちゃダメでしょ。頭脳なら勝てるんでしょ。』と少し苦笑いを浮かべ)
>安田さん
特にやり残した事なんて無いよ。幼い頃から何かした事なんてほとんど無いから。ただ、こんな貴族様達を楽しませるだけの闘いをしたくないだけ。
(相手の顔を見て上記を述べ自分の右手で自分の左手首を強く握り『何も罪の無い人や猛獣と戦って意味なんて無いじゃない。ただ勝って生き延びてまた戦わせられるか、死んで終わるかの2択。』と自分は闘いの経験は浅いが今までの闘いで死んでいった人や猛獣達を思い出して下唇を噛み)
>薬師寺さん
…あんた、悪趣味な能力だね。勝手に人の脳みそ見る能力か、人の情報分析するような能力か…どうせ来るなって言ってもついてくるなら、見えるところに居て。
(折角見逃してやったというのについてくる相手、それだけならまだ威嚇するなりなんなりして追い返せただろうが名乗った記憶などないにも関わらず相手の口から出た自分の名前に警戒の色を濃くさせて。この状況で考えられるのは相手が此方の情報を読み取るような能力を保持しているということ、だとすれば例えどうにかして相手を巻いたとしても彼女にも目的がある以上勝手についてくることくらい可能だろう、ならば隠れてついて来られるより堂々と目の前に居てもらった方が此方も楽だと判断したのか苦虫を噛み潰したように顔を歪めつつも渋々相手の動向を許可すると虎を従えながらコロッセオ内部の通路を行き。)
――…で、あんたの話ってなに。
>カラ松
うっぜ、クソ松のくせに真似してんじゃねぇよ殺すぞつうか死 ね。
(格好つけているのはいつものこと、けれどその中でも試合に出るときの相手の様子は一番嫌いで漸くいつもの様な痛々しささえ滲む様な素振りに戻ったことに内心安堵の息をつくも勿論それを表に出すことなどなく吐き捨てる様な悪態で応えて。ついでとばかりに意図せず相手とお揃いという形になってしまった掻き上げられた前髪を不揃いにさせるためわざと気性の荒い猫のように爪を立てながら相手の前髪を掻き乱せば普段通りのきつい言葉を浴びせ。しかしながらこれだけ悪態をつこうが酷い態度を取ろうが戻る部屋は結局同じ、そのことに思わず舌打ちをしながら相手を睨みつけると試合が終わったのを感じ取ってかどこからともなく寄ってきた猫をそっと抱き上げてから先に部屋へと足を向けて。)
(/あああ良かったです!やはりなりきりとは言えあまり悪態をつくと嫌っている風に取られてしまうのではと心配で…!ではではなるべく本編の一松に近づけるよう精進していきたいと思います。
それでは本体はこれにて、引き続きお相手よろしくお願いいたします!)
>葉子
飲んでも丈夫そうにぴんぴんしてんだろーよ、腹立たしいことに。女にしては、だっての…お前が俺より怖いわけあるか。お前には能力抜きにしても本性バレるからなあ、…つか素の俺とよくマトモに皮肉混じりに話せるよなおまえ…。星……っていうと、アレか。これ、この……なんつーの?俺らが住んでるこれも星って奴なんだろ。へえ…綺麗なんだろうな、きっと。夢みてーに。セラピストねぇ……対人における洞察力があるからな、お前は。けど強いとか強くねえとか腕っぷしがすべてなワケねーだろ、俺みたいになっちまう。せーぜーお節介なやつで居てくれよ、お前はさ。(やれやれと貴族たちの上品とは不思議なことに言いたくない笑顔思い出しながら致し方ないとやれやれとため息溢しながら罵ると頭の中にある僅かなこの世界における常識を搾り出しながら頷きつつもきっと自分が見たことのないそれは想像を超えるし美しいのだろうが所詮は高嶺の花だと笑って切り捨てて。この閉じ込められた世界において強いことだけがまるですべてであるかのような狂気ばかりが蔓延しているのは百も承知だがそれが正しい事ではないと首を左右に振り、外の世界を知る皆は人間らしさがあるのだから大切になくさないでほしいとちらと思いつつもそれは顔にも口にも出さず。「っはは、そうしてくれたら助かる限りだなァ。…不思議なことにまだ死にたかねぇな。」なんて首を鳴らしながら肩を回して)
>一松クン
…俺は少し擽ってぇ…、…はー…こいつに触りたがる奴が居るなんてな…。くく、どうだよ?お気に召したか?(相手が言葉や態度通りに頬に戯れ付いた蛇に嫌がる素振りが全く無く指を這わせ撫でてくるのをやはりこんな反応をする奴は初めてだとどこか感心したように見つめながらそのまんまとまでは行かないが元は髪の毛である蛇が得る撫でられた感覚が頭へと僅かに伝導して行くのにうーんと腕組ながら難しそうに唸りつつも相手の表情に目をやればこんな穏やかな笑いかたもするんだな、なんて眺めていて。勝手にあちらこちらへと自由にうねっては動き回る他の蛇達を大人しくさせようと右手を翳すようにしながら相手と虎の様子を見ていれば指を指され訊ねられた言葉に対し暫し考え込み)…まあ能力だが…どっちかっつーと動物人間だな。見たことさえ有れば動物を身体に宿せる感じだな。空も飛べるぜ?
>カラ松クン
はは、お邪魔しちゃって悪いね…。…好奇心旺盛…なのは頷くけど…カラ松ボーイ?…ファンって事?ファン…まあそうなのかな。君に、と言うかは人間味のある人に、って感じだけど。カラ松クン…ね、宜しく。僕も一応言っておくと…動物を遣う能力者、かな。…友人…どうだろうな、向こうがどう認識してるかは解らないけど…一松クンと顔を合わせたことがあってね、あの子の根の優しさには実に興味があるよ。(ついつい興味が湧きすぎて戦いを終えた相手が身なりを整えたり疲れを癒したりする時間に来てしまったと、本心では人間味がどうとかといった会話を他人に聞かれたくはないがために寄り付かないだろう時間帯を狙っただけなのだが柔和な笑みを浮かべながらすまないと苦笑いしては自己紹介を交わす相手に小さく頷きながら微笑み。相手の友人、といった単語に自分自身どうなのか分からずに言葉に迷ったように悩んでからそれでも純粋に自分の知らぬ優しさや人間味に興味があるのは嘘ではないために人の良さそうな笑みを浮かべながら答えて)
(/いえいえ、此方こそありがとうございます…!ふっとしたところで笑わせて頂いております、宜しくお願いします!/蹴可)
>柊木
……気持ちは解らなくもないどころか頷きたくて仕方ないくらいだけどね。でも、尚更君は出られる理由が揃って見えるんだけどな…何もせずともふらふらと外の世界で自由に生きてた方が辛くないんじゃないかって。ああでも…僕の推測だから気にしないで。(相手が腕を強く握り締めるのを見詰めながらぽつりと考え口にするも首を左右に振りながらすぐに否定してみせては「でも、だからって死んでいった命がかわいそうだから今度は自分が……なんて綺麗事を言ってまで死にたいとは思わない。むしろ死んでいった皆のために生き残らなきゃ…生き残るために殺す…無限ループだね、ある意味。」と眉下げながら笑み浮かべ)
>カラ松君
危なくなんか無いさ、不意打ちでも無い限り攻撃を食らわないからね。
(着替えにはもう少し時間がかかるもの、と思い込んでいた為か2分程度で着替えて来た相手を見て少し驚きの表情を浮かべ。しかしそれも束の間、何時もの余裕げな表情を浮かべて首を振り。眼鏡を外し、ふっと軽く息を吹くと相手に向き直り、胡散臭いほどにこやかな笑顔で「君と話がしたいんだ、松野カラ松君。」と右手を差し出して。相手を軽く分析すれば肉弾戦ではまず勝てないと判断、それから今の心情で長男或いは六男に対しての用事なのか、と思っていることを読み取り。役を被っている相手を見、演技が上手だなぁと感心して数回程頷けば相手の様子を伺い)
>菜雪君
そりゃ、相手の二手先、三手先まで読めるんだから負ける訳ない。体力と力が無いのは問題かな。死なない程度に頑張るよ。
(ははは、と他人事のように軽く笑うと目を瞑り、一呼吸置いて。目を開けたら先程の笑顔から一変、獲物を狩るような鋭い目付きになりはぁと溜息零し。白衣を脱ぎながら一言、「…着替えて、試合。」とぽつり呟けば相手に着替えるから少し待つように言い、衣装のある部屋へと入っていき。)
>一松君
その両方かな。私の能力は何でも中身を見て大分解してしまうんだ。嫌で悪趣味な能力か、確かに的を得てる。
あぁ、ありがとう。こんな胡散臭い人間を連れていってくれるなんて君は優しいね。
(露骨に嫌そうな顔をされるとそれはある意味では予想できていたことなのでこくこくと頷いて。別段他人に嫌われるからと言ってデメリットしか無い訳では無い、己は勿論得するし、動物の考えていることも分かる。だからその情報を開示して相手の興味を引けないかと思いつつ、追跡せずとも堂々と付いて行ける事に礼を述べると変わらぬ調子の余裕そうな笑顔で白衣のポケットに手を突っ込み相手の横に並んで歩きだし。話の内容を聞いてくれるようなのでこくりと1度頷いて、息を吐けば話し始め)
…私の能力の概要は分かっただろう?それを応用すればそこにいる虎君や、それ以外の動物の本心が分かるんだ。どうだい、悪い訳では無いだろ?
>ヤス
馬鹿につける薬と称して青酸カリに摩り替えておきたいね。…ああ、そういうことか。まぁ何でもお見通しだからね、大小はどうあれ私に隠し事は無用だよ。そりゃ、私が皮肉を言ったところでヤスは私を殺さないだろ?それに疲れきった時の私に似ているからね。地球だっけか、そうらしいね…夢のまた夢、先ずは此処から出ない事には始まんないさ。はは、能力使わなくてもある程度はね。能力を使えば対動物でも行けるかな。人の言葉が通じればだけど。…じゃ、ヤスみたいな人にお節介を続けようかな。
(げらげらと下品に笑い、此方を見下して嘲笑する貴族達の顔を思い浮かべ、笑顔で本心から薬を毒薬に摩り替えてやりたいと何処か黒い笑みを浮かべ。女性と男性では訳が違う、その違いを今更のように思い出すと納得が言ったように感嘆の声を漏らし。素のままの相手と話していると、疲れきった時の己を思い出す。口が悪くなり、行動も荒くなる。そんな己を何処か冷めた目で見る冷静な普段の己の奥底での記憶が働いてか相変わらず皮肉めいた冗談を言い。商品としての価値は下がるが、それでも人としての在り方は良くなると自身を卑下してまで教えてくれた相手の言いたいことを読み取ると、少し悲しそうな表情を一瞬だけ浮かべ、直ぐに何時ものお節介笑顔に戻し。「キブアンドテイクって奴さ。…奇遇だね、私もまだこの世に往生してたいと思うよ。」と手をひらひらさせながら述べ)
>安田さん
ッじ、じゃあ…猫とかにも、なれるの…?
(相手の能力ということで事実として本物に触ったということにはならないのだろうが、それでも未知の生物との疑似的な接触に充実感でいっぱいなのか満足げな溜息を漏らしながら虎の頭に片手を置いて。そんな中相手からの返答に思わず被せ気味になるほどの勢いで言葉を重ねてしまうのだが、何を隠そう動物の中でも特に猫を好いている自分からすれば仮に人間ほどのサイズの猫との接触が叶うのならばそれこそ夢の様な状況で。あくまで大きなネコ科ではなく大きな猫との接触をと珍しく普段は暗く淀んだ死んだ魚の目と言って過言ではない瞳に期待の輝きを映しながら相手を見つめ。そんな慣れない期待と興奮に体の方が先走ってしまったのか、時折極度に驚いた時などにも表れるのだが制御しきれなかった影が想いのままに形を変え頭と尻には猫の耳や尻尾にも似た黒い影が集約されていて。)
>薬師寺さん
…別に、知らなくていい。何でも分かり合うことが良いとも思えないし、多分俺とこいつらは言葉が通じないくらいが一番いい関係だろうし。…なにより、全部分かるあんたが幸せそうじゃないんだから、大して良い能力でもないんでしょ。
(難解に曲がりくねった通路を行く途中相手から打ち明けられたその能力について、大方予想はしていたため驚くということもなかったがまさかそれを餌にするように話を持ち掛けられるとは思っておらず常に半目立った瞳を僅かに開いて。しかしながらお互いがお互いを全て分かり合うこと、それに対しての興味は薄くむしろ希薄な人間関係しか形成できない己にとっては分かり過ぎてしまうことの恐怖の方が大きかったようで、ふいと視線を逸らしながら首を横に振ると低く否定的な言葉を口にして。動物と心を通わせたらと夢を抱く半面彼らの真意を知るのが怖い、酷く臆病な自分自身に自嘲しながらも軽い挑発にも似た言葉で拒否の意を強めると通路を抜け、試合に出される猛獣たちの檻が安置される開けた空間に出て。)
>葉子
そいつは良いなぁ…っはは、皮肉にも貴族達の死だけは望みたくなるなぁ。ああ、…っつーか女に自分よか強くなられても困る。能力者抜きにして、だっつの。長年こんだけ面合わせといて今更嘘も何も無ぇし……そりゃガキの頃から居られたら殺す気も今更湧かねぇよ。ああ、そんな名前だったな…みたいだな。つっても俺は何にもしねぇけどよ。外出た先で民衆でもうっかり殺しちまったらそれこそ俺は仕舞いだからな。……そのうち俺の蛇一匹一匹の感情まで読んできそうだお前は…ふん、物好きめ。(笑みや続く黒い感情を抑えることもなく悪戯では済まない事を楽しそうにのべる相手にやっぱりこういう奴じゃねえと面白味がないとばかりににやにやとこちらも笑みをうかべながら頷いてみせてはいくらひとつ年上であるとはいえ女である相手に引けをとるわけにももちろんいかないし男の意地もあるのか肩竦め。似ていると告げる相手に対し自分もどこか皮肉や毒舌を交えながらも自分の生きる世界や状況下を何度も考えては語る姿を投影してはそんな気がすると思うもすぐに自己投影なんてどれだけ似てようと他人にするもんじゃない、エゴにもほどがあるとすぐに止め。外に出る勇気がないからここに居続けると言われても仕方は無いがやる気になれそうにないと気だるげに答えながら相手の世話を焼くといった言葉に有り難さのようなものを感じつつも何が有り難いのかまではわからなかったためにそうからかうように笑ってみては「お互いの欲しいもんがこんだけ一致するとか中々ねぇな、……腐りきった人生だって自覚はあんだけどどうもおも白久って仕方ねぇんだよな。生きんのも。」とけたけたと馬鹿笑いして)
>一松クン
猫?…まあ見たことはあるし猫の身体が自分に合うかは別として、出来なくは無ぇけど……っお、俺以上に猫人間になれそうな奴が目の前にだな…っ…。(一本一本にそれぞれの自我や意識がうっすらではありながらも存在しているとはいえまだ頭に残る違和感に首を傾げながら蛇達を撫でていれば食い気味に浴びせられた質問に目を丸くさせつつもはじめて自分の髪の蛇を見た相手の表情も中々だったがそれよりも一層に嬉々として生き生きと目を輝かせる相手にまあ己でなくともはっきりとああ、だいぶ猫が好きなんだなと察することが出来てしまい自分が変化する前どころか出来るかどうかを答えるよりも先に相手に猫の特徴を得た影が付属されて行くのを必死に笑い堪えながら見つめてから髪を両手で撫でてしゅるんと元の黒髪ショートへと戻してからにやりと頬緩めてみせ)……で?出来たらどうしてほしいって?
>安田さん
ん、と…で、でっかい猫、なれるなら…触ったり、ご飯あげたりしたい、かも…。
(いつもなら勝手に猫耳が生えていようが傍に居る兄弟がそれとなくなりあからさまになり指摘してくれたところだが、相手もあまり明言するのを避けたために言葉の意味が分からなかったらしく困惑したように首を傾げるだけに留まり。そんなことより今は相手が猫になれるかもしれないということの方が余程興味を惹いていて、影が形成した猫耳をふるりと時折揺らしながら視線を落とすと自分の主張を声を大にして伝えるのが苦手だからか酷く言いづらそうにもごもごと呟いて。まだ相手も出来るかは分からないようだが期待は募るばかり、気を紛らわせるように虎の頭の毛をぐるぐる渦を任せる様に指で弄りながらもそろりと相手を窺うように視線を上げれば出来るか、と訊ねる様に緩く首を傾げてみせて。)
>>柊木
ん…?こんな所にレディを一人待たせるだなんて罪な男だな(六つ子が勝手に占領してしまっている部屋の中で気を緩め伸びをする。数分で普段着、青のつなぎ姿になれば外の空気を吸って冷静になろうかと気分転換を兼ねて扉を開ける。きちんと施錠し歩き始めようとするも壁に凭れ掛かる女性を見つけ首を傾げる。この廊下で一人、誰かを待っているのだろうか。無視を決め込むのは失礼に値すると考え挨拶はしておこうと人当たりの良さそうな笑みを浮かべて話しかける)
>>一松
照れなくてもいいんだぜ、ッ!?いやいや待て早まるなMylittle一松ッ、ひっ…(お約束の様に並べられる罵倒の数々を兄とお揃いに対する照れ隠しと称しもしや己へ憧れているのかと嬉しさ半分照れ半分に頬緩めるがチラリ横目で見た相手の姿が恐ろしい雰囲気を醸し出していて大袈裟なほどに肩を震わせてしまう。幻か現実か手の爪が心なしか鋭い気がして宛ら猫が威嚇しているような見た目に、まずそれが自分に向けられているのではと当たりたくない予感がしてゾクリ嫌な汗をかき慌てて止めようとするが説得できず前髪はボサボサ、ついでに引掻かれた感触もあり小さな痛みに目に涙を浮かべグスンと鼻をすする。舌打ちされた挙句睨まれたがこれも壮大な照れ隠しだなと納得すれば涙を拭い置いて行かれぬように慌てて後ろを追えば「その猫は一松girlか?」と抱き上げた猫をみつめて)
>>安田
人間味のある奴が好きなのか?フ…生憎だが俺は孤独と静寂を愛する者、人間味なんて言葉は存在しないギルドガイ――…え、一松?…アイツ猫以外に知り合いいたのか…ああ、すまん、まさかそっちの弟の名前が出てくるとは思ってなくてな。一松と仲よくしてやってくれ。…あくまで仲よく、な(未だ掴み所の無い相手の雰囲気に慣れず、しかし通常運転でイタイ台詞は出てくるので問題はなさそうだ。興味の対象が人間味のある人だと言った筈だが何故自分に話をかけてくるのだろうかと不思議で仕方なく魅了してしまったのかもしれないと間違った認識で一層カッコつけに拍車がかかりサラッと前髪を払うも会話の途中に四男が出てきたのは予想外だったのかぴたりと一瞬だけ動きを止め双眸瞬かせ数秒停止しボソリと四男がいたら確実に殺されていたであろう失礼な独り言。身内の話を持ってきてしまったことに対して眉を下げ謝罪入れては兄の顔してにっこり笑みを浮かべるも興味が優しさかつ六つ子への興味と述べる相手へ向ける瞳のみ他との温度差が激しく低くなり。)
>>薬師寺
なんで…俺の名前を?…ハッ、もしやカラ松girl!?ふっ、ファンを待たせるなんてギルティな俺…。え、俺と話を?喜んで!(見た目に反し頼もしい台詞を述べる見ず知らずの女性の口からまさか自分のフルネームが出るとは想定外で一瞬ポカンとするがひらめいたと言わんばかりに喜びの色を声にも表情にも出して。自分に酔いしれつつ音を立てずに扉を閉め差し出される手に応じ握手を交わせば会話がしたいというカラ松girl(仮)に笑顔でOKして。舞台で勝利を収め素敵なレディに話をしようと言われて今日はいい日なんじゃないかと心躍る反面、能力者であろう相手の力がなんであるのか、会話に何か裏があるのか等疑問点の多い掴み所の無い感じに怪しみも多々あり警戒心が擽られる。純粋に喜べなくなってしまった己の気持ちや考えに苦笑いして)
>カラ松
…勝手に話すな、猫に痛さが移んだろボ ケ。
(怯えさせるように仕向けたのは自分の方だが、相手が例え兄弟カーストで言うならば最下層に押し込めている兄だとしてもやはり少しだけ胸に刺さるものがあり、苛つく相手だというのに勝手に傷つく自分自身の天邪鬼な部分に内心嫌気が差してしまい。しかしへこたれないと言えば聞こえはいいだろうか、これだけ酷い態度をとってもなお此方に話しかけてくる相手に安心する部分も確かにあって、どれだけ悪態をついても相手は自分を嫌わないという傲慢ささえ混じった期待があるからこその刺々しい台詞を吐くと自身の腕からするりと体をくねらせ肩越しに背後の相手を窺う猫の頭を指で撫でて。そうこうしているうちに到着した兄弟と共同の控え室のような居住空間、そこにたどり着くなり面倒臭そうに頭に被っていたベールを床に落とすとそのまま歩調を緩めることなく部屋の隅まで行きそっと腰を落ち着かせて。)
>安田さん
能力持ちの人間でも、外の世界の人達は優しく接してくれるかしらね。怖がって寄って来ないか殺 されそうな気しかしない……貴方の言う通り、確かに無限ループかもね。
(相手の言った事を考えうつ向き上記を述べてしばらく間を空けて『でも外の世界に逃げられるとしたら、みんなと一緒に逃げる。私の能力、もしかしたらこういう時に使えるかもしれないから。』と顔を上げて少し表情が明るくなり思い付いた事を相手に伝え)
>葉子さん
体力と力が無いのは私もよ。だいたい戦う時は時間を止めて武器使ったりしているから。
(目を瞑りため息をつきながら上記を述べて『着替えるのね、分かった。待ってるわ。』と目を開けて相手の方を向きそう言って、さっきの試合の疲れが出てきたのかその場に座り目を瞑って相手の事を待っておこうと思い)
>カラ松さん
貴方、松野の六つ子の痛……カラ松さんでしょ?
(相手に気付き『意外と愛想も良いし喋りかけて来るんだな』と思い、『痛い人』と言いかけたが『カラ松さん』と言い直し、自己紹介しないと失礼だと思い少し微笑みながら『初めまして。最近此処に来た柊木菜雪っていいます。』と相手の目を見て言い)
>一松クン
っはーもう、毒吐く気も削がれちまう……。仕方ねぇな。出来なくはねーけど…ただ飽くまで動物の身体を移らせる能力だから大きさは俺のままだし見た目と身体能力しか変わりは無ぇからな?(よほど大きな猫と戯れることに対して興味があるのだろう。この時ばかりは子供のように落ち着きさえも失いかけそわそわとした様子で純粋に言いにくそうながらも素直に自分の意見を口にしながら己を見る相手にこんなふうに見られちゃ無下に断るのもかわいそうになってきちまうくらいだと根負けしたらしくただでさえ感情が駄々漏れになりつつある表情や行動よりもさらに素直らしい猫耳を眺めながら頷いてやることにすると自分の能力についての説明を一押ししてからその場にしゃがみ、先程まで髪の毛に集中させていた力を全身に纏うように集中させ目を閉じては記憶の中にある猫の姿を思い返しながら力を全身に受け入れてはさらさらと身体を黒と白のぶち模様の毛が覆い、身体の形を丸く変え、なめらかにも少しずつ己の身体の構造を猫のそれと変化させていき完全に大型犬ほどの大きさは有るだろう白黒の猫へと身体を変化させてはゆらゆらと尾を揺らめかせながら相手を見やり)
>カラ松クン
好きって言うのかな…単に知らないことを知りたいと思う純粋な好奇心さ、……ねえそれ何の役なんだい?フフ、当然じゃないか、優しいし面白い子だよ…と言っても彼が僕を友達だと認識してくれてるかどうかはわからないけどね。…弟思いなんだね、なるほど。これが家族愛とか兄弟愛ってやつか…。(あくまでも飄々とした様子を貫きながら本人は自覚しているのかしていないのかは不明だがよっぽど自分よりも人間らしい様子を持ち合わせている相手をただただ純粋にそれらしさを学びたいと眺めるものの痛々しい言動を放つ相手にまさかこれが素の性格では流石にないだろうと自分自身も二面性を秘めているが為に何となく不思議そうな顔で首を傾げながらまた的外れな事を訊ねてみせ。話したことのある存在、もとい相手の弟の話題にそっちの弟、なんてフレーズにふとああやはり人間らしい心を持った子が他にもいる様だと確信しつつこの闘技場において最強を誇る六人達が人間らしいと思うと能力者としてしか生きてきた自分の生を他にも何か広げられる気がしてより興味を抱き。自分に対して優しげな兄の表情で笑う目が氷のように冷たくあることに気づくとそれを指摘することはなくああ、俺が松野一松に対して単なる興味で近付いていると解釈して怒っているのだろうとぽんと手のひらを叩くもその好奇心から状況にまったく似つかわしくない関心示した声で目を輝かせてははっとして首左右に振り)ああ…ごめんね、これじゃ大分変人だ。余り家族とかに馴染みが無いもんで感動するんだよ。
>柊木
人体実験だって解剖されるんじゃないか怖いくらいだよ…でもきっと向こうのみんなも同じかもね、殺されるかもしれない。怖い。自分達とは違う。…終わりがないなら僕は綺麗事言わずここに居てその終わりが来るのを待ち続けるよ。今更自分が殺してきた命に頭を下げて許し請って綺麗な人間になろうなんて…都合が良すぎるよねえ。(余った包帯の筒をくるくると指でもて余しながらやれやれと落ち着いた笑みを浮かべながら「…君は優しいね、けれど僕は遠慮させて貰おうかな。自由になるなんておこがましいからねぇ。」とくすくすと笑み浮かべ)
>一松君
ははは、幸せに見えないかい?……まぁ、あながち間違いじゃないかな…。人というのは残酷なものさ。でもね、動物は清い心がある。穢れてないよ、其処の虎君もね。君に対して好意を持ってるのは確かだ。
(ゆるりと貼り付けていた笑みは相手の言葉により崩れ、何処か悲しそうに虚空を見つめながら呟き。表情が感情となって表に出たのは相手の言葉が図星であったためであり、はぁ、と溜息吐いてはそれを払拭するようにまた元の余裕げな笑みを貼り付けて。人というどす黒い感情を持つ動物と、傍にいる虎や檻に居る他の猛獣達から感じる事を比べると、やはり動物の感情と言うのは清いもので。傍にいる相手は見た目や言動からは何処か冷たい雰囲気を感じるが本当は優しい心を持っている。だからこそ動物達に好かれるのだろうと結論を出すと虎を指さして。)
>ヤス
仕方ないでしょ、こんだけこき使われてんだからさ。ははは、そりゃそうだ。男としての面子丸潰れだからね。…私もヤスに冗談は言っても嘘は言わないね。言う気にならないというか…言ったところで得しないからね。そういうこと、皮肉ってもヤスの中のタブーは口にしてないだろ?革命を起こせば正当化されるのにね、民衆というのは流されやすいものだ。…物好き、ねぇ。確かに変わり者だとは思うよ。何なら今すぐ蛇一匹一匹読み取ってみようか。
(長い間一緒に居るとお互い本音をぶつけあえるものだ、と作らぬ笑顔で思えば、ここにいる原因の一つともなっている貴族達への恨みはふつふつと湧き上がるものであり。しかしこの感情とて冷めた己が否定する。複雑な思いを抱えたまま交わす会話、会話の方へ気を向ければ複雑なものも少し和らぎ、民衆殺しをしてしまえばおしまい、なんて言う相手に対してそれを正当化する方法を簡単に述べて。しかしその行為は失敗してしまえば国家反逆罪、可能性は低いため大人しくここにいる事を優先した方が良いのだろうと諦めの気持ちが多く。物好き、という言葉を己の心の中で反復し、確かに己は変わり者だと自覚すると苦笑して頷き、相手の毛先見つめ。相手の生きる価値を奪う訳にはいかない、けれど一緒に居たいというエゴのような気持ちは口の中で飴玉のように転がすだけで、「それほど相性が良いってことでしょ。ねじ曲がった性格のままでも受け入れられるのが嬉しいんだ、往生出来るならしていたいね。」なんて同じようにくすくすと笑いをこぼし)
>カラ松君
はは、そのカラ松girlとやらがどんな物か知らないけれど…私の能力さ、他のものを詳しく分析して読み取ることが出来る。生き物から無生物まで何でもござれだよ。心だって読める。
(差し出した手を取ってくれるとにこやかに人当たりの良い、悪く言えば胡散臭い笑みを相手に向けて。少しばかり引き攣った相手の笑顔からは警戒の色が読み取れ、ここは早めに開示しておくべきだろうと簡単に能力の説明をして。しかし能力だけ分かっても相手の名前を知らないのでは意味が無い、このままよく分からないカラ松girlとやらど呼び続けられるのも何だか心地が良くない。咳払い一つしてから眼鏡を掛け直すと「自己紹介が遅れたね、私の名は薬師寺葉子。好きなように呼んでくれて構わないよ。」なんて簡単な自己紹介をして。別段怪しい者では無い、と言いたいところだが己の身なり、笑顔や今までの言動でそれを付け加えると明らかに怪しまれるため、敢えて言わずにおいて話したい内容を脳内、三人称視点で纏めて)
>菜雪君
それでもそれも戦略だろう?問題ないさ、短期決戦ならね。
(元々体力の無い己、何処まで短く済ませられるか、殺生をせずに済むか一番良い方法を他人を見るように模索しながら衣装を選び。さてどうしたものか、何が良いだろうとハンガーに掛かっている衣装を見つめれば真っ白なブラウスにサスペンダー付きのショートパンツ、黒いニーソックスにパンプスという少々動きにくい衣装を選んで着替え。着替え終えると部屋から出て、「さ、行こうか。五分…位で終わると早いね。」なんて他人事を言い放ちつかつかと舞台の方へ足を進め)
>皆様
(/レスの返信が遅くなりすみません…!蹴っていただいて大いに構いませんのでこれからもどうぞよろしくお願いいたします。)
>>一松
す、すまん。一松girlにまで辛い思いをさせてしまうとは…これがハリネズミのジレンマってやつか……――孤独に生きる俺への試練、避けられぬ運命とあらば、この松野カラ松…受けて立ちましょう!(兄弟だけでなく猫にまでイタイ思いをさせてしまう自分の不思議な能力が辛いがまずイタさはうつる物なのかと疑問は多々あるけれど深くツッコミを入れてしまうのはいけないと学習済、特に気にすることなく謝罪。試合後という事もあり興奮覚めやらぬ今、完全に役から抜け出せておらず自分の世界に浸ると共に口調がどんどん己のものとかけ離れていくが自覚がないので自慢げ。廊下を歩きながらノリノリで一人劇始め兄弟でよく使う部屋の扉が開いた瞬間に完全に何か変な役に取りつかれ両足を広げ左手を腰に、高らかに右手をあげポージング決めるが拍手はなくベールが落ちる音のみが響く。決まった、と確信。満足したのか、数秒でポーズを止め他の兄弟は帰ってきていない二人きり正しくは二人の1匹の空間はそう珍しいものではなく物を投げられる前に入室し扉を閉めて)
>>柊木
イタ?…ああ、はじめまして。最近来たとなると此処の生活はまだ慣れないだろうな。…いや、慣れている方がどうかしてるんだが…―――それで、こんな所で一体何をしているんだ?(得体のしれない女性、いや女の子?に自分の名前を知られていることが不思議で首を傾げる、最近来たばかりと聞けばなおの事。第一印象、笑顔が美しい子だなとこちらも挨拶し口元を緩めれば、慣れない生活に苦労が絶えないであろうと気遣う言葉をかけるが矛盾している自分の言葉に苦い顔。待ち人はいないのだろうかと目を動かし左右を確認すれば何故ここに居るのかを訪ねてみて)
>>安田
その探求心は評価に値するんだろうが残念ながら俺はあまり賢い生き方をしてきてないからな、お前を退屈させてしまうかもしれない。…役?いや、これは…格好いい俺を追求した結果だ!……すまん、そんなこと言わせるつもりはなかったんだ…えっと…俺が無駄に心配性なんだ、長男みたいに接することができたら今頃…、この話は盛り上がりに欠けるな、兄弟愛なら一松にきいてくれ(言葉の言い回しや感情、考えの全てが相手に劣っていると会って数分で自覚させられたことがあっただろうか。己の今の力では到底図ることのできない思考に若干の恐れをも感じるが相手は自分とそう変わらない年齢だろう、経験の差か元の頭の出来の差かはわからないが役不足である自分との会話に楽しみを見出せるものであるか心配になり自然と眉が下がる。またも役という単語を発され相手につられ首を傾げて本当に思っていることを述べる。かっこよさの追求、ある意味相手と同じようなものだが広さが違うのだろう。己の怒りを隠しているつもりはないので彼には伝わっているのは確か。だがそんなことを感じさせない雰囲気にやりすぎたかもしれないと後悔。続く言葉にもっと後悔し、言葉に反して瞳を輝かせるその表情に心を抉られる。目を合わせていられなくて挙動不審な風になってしまうのを構わず視線を泳がせ自分の話をしかけるが面白みはない。兄弟愛なら四男の方が得意分野なのだろうと判断し居心地悪そうに首元を触る。)
>>薬師寺
こっ、ここ心まで分析可能!?…お、おお…素敵なgiftを神から授けられたみたいだな……あまり俺を分析しないでくれると助かる。いや、やめてください(開示された能力を聞いて驚愕し慌てて手を離すと両手を軽くクロスさせ顔を隠し目を合わせぬよう視線を自身後方へうつす。格好つけの自慢の台詞口調も剥がれ落ちるくらいの動揺加減に完全ではない演技力に情けなく落ち込むが今はそんなことで沈んでいられない。素敵なレディと思っていた事や怪しんでいた事、実は最近鍛え始めてと事やもしかしたら今後自分が考えてしまうであろう男としての下心すら見抜かれるのだろうかと考えれば考えるだけ羞恥心にかられ無意味なのか知らないが手でガードすることで安定を保つが、一番気にしていることは別にあって。演技しているのは本心を隠す意味も含まれている為これでは自分があまりにも滑稽すぎると豆腐メンタルにグサグサ刺さり弱弱しい声で敬語を使う)
((/自分も返信遅いのでご安心くださいな!…こちらこそ宜しくお願いします。))
>安田さん
――…ッ、かわいい…大きい、すごい…っ!
(猫へと体を豹変させていく相手を固唾を飲んで見守っていたが、完全にその姿が猫になり切るとその場に膝をつき、相手との距離を詰めて。先程の蛇同様見たところは完全に猫そのもの、柔らかそうでいて上等な布か何かのように艶やかな毛皮を纏ったしなやかな肢体、ぴょこんと伸びたひげ、頭に生えた小さな三角形の耳、その全てが何とも愛らしくてそっと手を伸ばすと顔を包み込むように頬に両手を添え。そのまましばしうりうりと撫でる様な揉む様な手つきで相手の顔を可愛がるとじわじわと歓喜の念を表情に漏らしていき、それが我慢できなくなったところでとうとうがばりと猫の首に抱き付くと背中を何度も撫でつけながらあふれ出る感情に語彙力の欠片も窺えない単語ばかりの感想を興奮の熱に乗せて吐き出して。)
>薬師寺さん
…そう、こいつらは卑怯な駆け引きも汚い裏の考えも何も持ってない。綺麗で、ただ汚されるだけの存在。…だからこそ、そんなのを直に知ったら人間の汚さも俺の汚さも…全部浮き彫りになって、苦しくなる。そういう卑怯な考え方してる時点で、こいつらと向き合う資格なんてないんだよ。
(相手に言われずともこの虎も他の動物たちも、穢れなど知らない美しい存在だということくらいとうの昔に理解している。けれどだからこそその心を知った時、人間として汚れた自分の嫌な部分が浮き彫りにされてしまう恐怖心と、そんな自分を彼らに知られてしまうことへの怯えを拭うことが出来ず。怖いものを避ける、そんな逃げもまた彼らと心を通わせる資格がないと自分に突きつける要因のように思えてしまい、やはり相手の誘いには乗れないと再度首を横に振ると虎を連れて中身のないひとつの檻の傍に歩み寄っていき。とろりと虎を包み込む自身の生み出した影、それにそのまま虎が飲み込まれれば檻の中に落ちていた影を使って虎を中に納め。冷たく重たい鉄格子に額をつけ、虎だけに伝える様に何やら小さな呟きを落とすと相手の元へと戻っていき。)
…で、話ってそれだけ。終わったなら俺部屋に戻りたいんだけど。
>カラ松
…あんたさ、それ止めてくんない。
(まだ試合が終わってさほど時間が経っていないせいだろうか、どんどん自分の嫌いな兄ではない何かになっていく相手に奥歯を噛み締めると傍にあった座布団を掴み、投げかけた途中で止めてしまったようにそっとそれを下ろし。痛々しくて視界に入れるのも嫌悪感が込み上げてくるような大嫌いな相手、それでも自分の嫌いな"兄"はいつもの相手であって、演技に入ってしまっている相手ではなくて。ただ痛いだけではない、何か底の知れない暗闇を見つめているような気がして酷く居心地が悪く、そんな相手で居て欲しくない一心から静かに言葉を吐き出して。相手に対してこんなに静かに言葉を投げかけられるのも、ある意味今の相手が別の誰かのように感じられるからなのだろうか、皮肉な現状に歯ぎしりをすると抱いていた猫を床に離してから相手の元へ歩み寄り、相手が閉めたばかりの扉に強く掌を叩きつけて。)
――…ただでさえ兄弟にクソが居てむかつくのに、他人みてぇな面したクソなんざ同じ空気すら吸いたくねぇんだよ。分かったらさっさとそのクソみてぇな演技止めねぇとぶっ殺すぞ。
>>一松
ん?それって何…――――ッわ、わかったわかった!俺が悪かったんだろ…それと、そんなに叩いて手は平気なのか?試合後のケアは重要だぜブラザー……これで冷やしたらどうだ?
(扉と向き合う状態つまり相手に背中を向けている状態で戸を閉めてしまったが為に弟の顔色を窺えなかったのが失態か調子に乗り過ぎたのがそもそもの原因か、静かに告げられる”それ”の意味が分からずドアノブから手を離し振り返りながら軽い気持ちで問いかけた瞬間言葉を遮るのには十分な音が響き肩を竦め反射で瞳を閉じる。俺がいてムカつくのに他人風の俺も嫌いで俺の演技を止めろと言う弟の表情を確認しようと恐る恐る目を開ければ不機嫌そう以外に形容出来るものが無い位苛立つ相手にダラリ嫌な汗を掻き背筋を凍らせ縮こまる。何故突然怒り出したんだ、猫は如何したんだ、試合後はちゃんと体を休めないと駄目だろ、そんなに俺の演技凄かったのか、お前もっと俺の事敬えよ、クソとか殺すとか物騒過ぎるだろ、てかお前含めて兄弟全員クソだろ、言いたいことは山ほどあるのに先に素で謝罪の言葉が出て、次に候補にも挙がらなかった扉に叩き付けられた手の心配が続いて冷やしてやらないとと空中自分の左隣やや下方に手のひらサイズの透き通った冷水の玉を作り出して。)
>カラ松
…要らねぇ、つうかさっさと死 ねクソ松。
(相手にとって演技の自分と本来の自分が時折混在していることは無自覚の中のものなのだろうか、真実を確かめるすべはないがどちらにしても相手にこうして振り回されるのは苛立たしい以外の何物でもなく。これだけ威嚇したにも関わらず此方の手の心配をするその優しささえ今は腹の中で燻る苛立ちを煽るだけで、わざと響かせるような舌打ちをした後足元からぬるりと伸ばした影で水の玉を締め潰すようにして破壊してしまい。下から睨み付ける様にして相手を見つめながら悪態を吐き出すと相手の脛にひと蹴り見舞ってから猫が待つ部屋の隅へと戻っていき。惨めでクズで兄弟が居なければ何も出来ない、異常ぶることでしかクズの兄弟の中で自分を示せない己にとってただただ優しい相手の存在はそんな虚勢の壁を正面から壊そうとするような、自分からしてみれば兄弟の誰よりも恐ろしいもので。しかしそのことに気づきもせず純粋な厚意だけで優しさを向ける相手への理不尽な怒りを振り払うことも出来ず、不快な感情からごろりと床に不貞寝するように横になると申し訳程度に先程まで被っていたベールを体に掛け壁を向く形で目を閉じて。)
(/すみません、用事が立て込んでおりましてレスの返信が出来ませんでした!トピ主だと言うのに席を外して申し訳ないです…、)
>カラ松君
ははは、端からやるつもりなんてないさ。人には見られたくないものだってあるだろう?……見せたくないものも、ね。
(何時もは格好つけている相手が弱々しく敬語で顔を隠したのが余程面白かったのか、笑いのツボに嵌ったのか大笑いしながらそんなことはするつもりないと否定して。相手は素敵なギフト、と言うが己はそうは思っていない。見たくないもの、真っ黒い心の闇を垣間見てしまう事だって少なくはない。"知らない"という自己防衛が出来る能力ではない、傷つかない為に全てを他人事にして逃げた己の心の内を思い浮かべては先ほどの大笑いとは急変して、何処か悲しげな悟ったような表情で薄く笑いを浮かべて。)
>一松君
…そっか。そうだろうね。…何も知らないままなら良かった。私は汚く穢れてしまったからね。…動物を餌に、なんてことしてしまってごめんなさい。
(相手の意見を聞き、そのまま暫し相手の言ったことを反復して考え込み。己が卑怯で狡猾だという事は重々承知している、相手の言葉に2、3回程頷けば目を瞑り、貼り付けていた笑みを剥がす。目を少しだけ開き、瞳はほぼほぼ睫毛に隠して、天井を見つめながら、まだここに来る前、他人事を言うようになる前の事を思い出し。傷つき、穢れてしまった己の心、もう戻ることは無いであろうこと。それは薄々分かっていて、相手にとって動物を餌に釣られる様なことをしてしまった事を反省しては相手に向き直り、深々と腰から折るように頭を下げて。ややあり、頭を上げればまた何時もの笑みを作り。)
あぁ、すまないね。戻って構わないよ、時間を取らせたね。
(/突然背後から失礼致します。この後展開どうお繋げ致しましょう…?うちの娘がなんだかんだ絡みにくい性格だからでしょうか、このままだとロルが回せなくなる可能性が…。本当申し訳ありません…!)
>76様
(/長男参加希望了解いたしました、pfの提出お願いします!)
名前/松野おそ松(まつのおそまつ)
年齢/20代前半
性別/男
能力/炎を操ることができる。使い方は拳や武器などに纏ったり、操って相手に飛ばすなどフリーに使う。全身火を纏っている姿が狐に見えることから”紅蓮の狐”と一部の貴族などから呼ばれることがある。水系が苦手の為どうにか対策ができないものかと考えている
性格/公式同様精神年齢小6で自由。自称「カリスマレジェント」。兄弟が大切で兄弟の悪口などを聞くとキレる。キレると笑みを浮かべるタイプで、マジギレすると目が笑ってない笑みへと変わる。辛いことがあっても泣かないように我慢し、泣いている兄弟や仲間を「辛い時こそ笑っとけ」と励ますタイプの奴。あまり人を頼ろうとしない。パチンコなどのギャンブルは公式通り大好き。
容姿/普段着は公式の松パーカー。戦闘時には松パーカーに羽織を着用。基本的衣装は公式通り。
備考/コロッセオにおいて最強と名高い六つ子の長男。原作「おそ松くん」の設定にあるように、喧嘩が強く喧嘩にも慣れている。人を殺 すということに抵抗があり、あまりコロッセオで戦うことが好きではないが、兄弟の前でそんな弱音吐きたくないためどんな時も笑顔でいるよう心得ている。過去の出来事(東郷さん)の関係で大量の出血や血だまり、刃物にトラウマがありそれらを近づけられるといつも呑気な彼とは別人かのように怯えることがある。
(/時間ができたのでプロフ書かせて頂きました!おそ松くんの原作ネタなどが含まれているので苦手でしたら言って下さい!)
>80様
(/末弟了解いたしました、pfお待ちしております!)
>おそ松本体様
(/pf拝見致しました。最っ高だと思います(ぐっ)。不備はございませんので絡み文お願いします!)
>薬師寺さん
…クズの言葉なんて、何の足しにもならないとは思うけど…汚れてない人間なんていないし、清廉潔白だって言う奴こそ信用ならないと思うよ。汚れきった奴は嫌いだけど…それでも、少しくらい汚れてる方が人間らしいから。――…そんだけ、じゃあ。
(相手の物言いは確かに自分を動物で釣ろうとした、凡そ汚れた人間らしい所業ではあったが人間の泥臭さこそ確かに感じたがそこに悪意が込められていないだろうことは此方に伝わってきていて。動物たちとは違い人間は汚く穢れていくもの、けれどそれこそが人間を人間らしいものにする一つの要素だとも考えていて。穢れた悪意に塗れた貴族を肯定するつもりはないもののその人間臭さはただ"汚い"という一言で終わらせるには愛しすぎるもの、だからこそそんな汚い部分を詫びる相手に慰めとまではいかずとも自らの意思を伝えるだけのはっきりとした言葉を向ければ、流石に語り過ぎたかとやや頬に熱が灯り。軽く頬を掻きながら相手の横を通り過ぎるとそのまま兄弟たちが先に待っているであろう部屋へと足を向けて。)
(/いえいえ、お互いの性格上無理に続けることは避けたいと思っていましたから、むしろ丁度良く話を区切れたと思っております^^一先ず此方のレスで展開を一度切らせて頂きましたので、また別の場面なりに展開を飛ばして頂ければと思います。)
(/気に入ってもらえて嬉しいです!非似ですが宜しくお願いします!)
>>ALL
あ~・・暇~・・なんかおもしれーことねぇかな~
(ベンチに腰掛けながらも煙草を吸ってはそらを見上げ、ため息を一つつけば上記のように呟き、なにをしようかなんて考え)
>おそ松兄さん
…おそ松兄さん、次試合。もう時間になるんだけど。
(次の試合まで間もなく、それなのに闘技場に現れない相手を探しに来たのかベンチに腰かけたまま空を見上げる相手を上から覗き込むようにしながら声を掛け。試合に執着するようなタイプではないにしろすっぽかして不戦勝などという正にお粗末な結果は望ましくなく、だからこそ気だるげな態度の割に今日もきちんと支給された衣装を纏い現れれば相手の煙草をするりと勝手に抜き取って。)
(/初めまして、早速絡ませて頂きました!これからよろしくお願いいたします。)
>>一松
え~マジ?・・さぼっちゃダメ?
(急に視界に相手が映るとうわっと驚いては頭を掻きながらも上記を述べ、自分自身あまり戦うのを好ましく思っていないことや相手が自分の弟だということもあり、嫌だななんて思いながらもため息をついては立ち上がって羽織を身に着け、煙草を抜き取られると「煙草ぐらい良くない?」なんて言い)
>一松君
…はは……ありがとう。
(去っていく相手の姿を見送りつつ、相手の言葉を心の奥で噛み締めて。己の穢さ、狡猾さはどの視点で見ても嫌になるほど明確で、しかしそんな所も人間らしいなんて言ってくれた相手の言葉が何処か嬉しかったらしく。自然と緩んでいる口元に気がつくとそこに手を添え、己の心情をまた外面から見るとふぅ、と一つ息吐いてまた改めた感謝の意をもう見えない相手の背中に送りその場に座り込んで。
_____数日後、久しく己が出る試合があったようで、相変わらずの分析能力で襲い来る獣の動きを避けていて。先日見聞きしたこと、動物思いの彼の言葉や檻に入っていた獣達。その心情を少し思い浮かべるとあってないような道徳心が傷んだのか、後に己に関わってくる環境を危ぶんだのか。己の中では貴族を喜ばせ動物を非情に殺め、掛け金を手に入れるのか若しくはここで攻撃せずに己の状況を甘んじて受け入れるか。どちらにせよ冷たい視線が送られるのに変わりはないという事もわかっているが、何処か攻撃する事を躊躇い、手が出せずにいて。そのせいかあまり賑わっていない会場、さてどうしたものかと考えて。)
…右斜め前一歩右。攻撃は……っ…しない方が…。
>おそ松君
(/はい、こちらこそよろしくお願いします!)
奇遇だね、私も暇なんだ。最強の六つ子、なんて呼ばれてるうちの長男君。どうだい、私とお話でも。
(久しく見たよく晴れた青い空。コロッセオ内の移動に関してはあまりしていなかった為こんなところもあったのかと思いつつ適当に探索していれば、ベンチに腰掛ける相手を見つけ。暇そうにしている、己も暇。ここは1度会話してみたかった相手が近くにいるのだ、会話してみるべきでは。と思ったのか相手の隣に腰掛けてにこにこと愛想の良い笑みを浮かべれば)
>>葉子ちゃん
そうだな~暇だし喋ろうか
(暇すぎるあまりにあくびをしていると相手に話しかけられ、声の主である相手の方を見るとそこに居たのは人の良さそうな女性が立っており、吸っていた煙草を手にとってはニッと笑みを浮かべながらも鼻を擦り上記を述べて)
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