* 2016-02-18 22:22:09 |
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どーも。
( 相手の返事を聞けば、口元に笑みを浮かべ隣に座り。グラスを拭くバーテンダーに「いつもの、ちょーだい」と声を掛け。被ったままの帽子の下から彼女の顔をこっそり覗けば、好みの顔立ちをしており、少し興味が沸き。相手の質問には答えずに、「おねーさんは?ここ来んの初めて?」と尋ねてみて )
(/ 此方も、ドキドキわくわくしております!ゆっくりゆっくり仲を深めていけたら良いな、と。それでは本体は一旦ここら辺で失礼します!また何かあれば、いつでもお声掛け下さいませ!…主は本体会話が好きですので( ぼそぼそ ) )
初めてですね。仕事帰りぼんやりと歩いていたらこのお店を見つけて。最初はバーだって知らなかった。
(仕事以外で特にプライベートで異性と話すのは久々であり少々緊張するがお酒を呑んでいるので多少は緩和されて。質問を流されてしまうと色々考えてしまうが気にすることなく受け答えしていきカクテルを呑み進めて)
えっと、貴方も仕事帰りですか?本日もお勤め御苦労様でした。
あー、ふふ、うん。喫茶店みたいだよね、ここ。
( 素っ気なく返されるのかと思ったが丁寧に返され、上記述べてはマスターから少し睨まれ乍グラスを受け取り。その後も初対面の、それも深く帽子を被る怪しげな自分に話し掛けてくる彼女に、面白い人だと思い。ふはっと吹き出し乍も「ん、そう、お仕事。おねーさんもお疲れさま」と返し )
おねーさんは、何の仕事してんの?
私?私はただのOLだよ。勤めている会社は大きくないけど、それなりに事務OLとして毎日働いてます。
(相手の注文したカクテルを見ると美味しそうに見えてしまい、残りを呑みほしてから質問に答えて。そして次何呑むか迷う事無く「マスター。あの、この方と同じカクテルをお願いします!」隣に座る相手を見遣りながらマスターへカクテルの注文して)
貴方は――声が素敵だから声優とか?あ、でも。帽子で顔が見にくいけど俳優さんとかだったりして。何て、全て私の願望なんだけどね。お忍びで現れた芸能人とばったり、なんて夢みたいなこと現実では有り得ないし。
へー?
( よく喋る人だなと思いつつ相槌を打ち。自分と同じカクテルを元気よく頼むのでまた気持ちが緩んだものの、自身について声優か俳優かと予想するので、警戒しながら相手の顔を窺うと何の気なしに言った言葉の様で。先程までは正体がバレていたら面倒な為はっきりせず濁した受け答えをしたのだが、彼女は本当に気づいてない様で。少しの悪戯心と好奇心で口を開き )
もしかしたら会えるかもよ?ほら、アイドルさんやってるでしょ?お忍び旅行。俺ね、テレビ出てないけど、アイドルなの。あのキラキラアイドルさんが表なら、俺は裏。売れてないしCDとかも出せてないけど。
貴方、やっぱり芸能人だったんだ。しかもアイドルって凄いわね?まさかこんなに場所で芸能人に逢えるなんて凄い偶然!
(相手と同じカクテルをバーテンダーから渡されるとグラスを持って一口呑んで。呑むと先程のカクテルよりも呑みやすくて爽やかな味わいに一瞬だけだが口元が緩んで。だが直ぐに思いがけない言葉が耳に届いてはそのまま相手の話を信じて疑う事はなくて。相手が売れていなくてもアイドルということは芸能人なので鞄内から手帳とマジックを取り出すとこんな機会は今後絶対ないと思って手帳とマジックを相手に手渡しサインをお願いして)
貴方ならきっと、キラキラなアイドルになれますよ!私が保証します。そして宜しければなのですが、この手帳の裏に貴方のサインをもらえないかな?いつか貴方が有名になれた時、私がファン第一号になれたら嬉しいなぁ、なんて思うのはやっぱりおこがましいかな?
え?サイン?んー、困ったな。書いたことないんだけど…
( 相手の畳み掛けるような発言に圧倒されつつ、やっぱり面白い人だと思い。サインを要求されれば、困った振りをしながら頭を働かせ。「ミゾメ ルイ」と書き、自分が持っていたメモ帳の切れ端を、ホテルの名前と部屋番号を書いて相手の手帳と一緒に差し出し )
無理を言ってすみません。サイン、有難う御座いました――って、あの。ルイさん。これは何ですか?
(申し訳ないと思いつつサインを書いてもらえて喜ぶも手帳とマジック以外にホテルの名前と部屋番号らしき数字が書かれた紙を一緒に手渡されると突然のことに驚きと困惑が混じった表情でじっと相手を凝視しては紙切れについて問いただして)
これってホテル名と部屋番号ですよね?ルイさんから見た私は、そういう女に見えましたか?
いーよ、これくらい。
そ。俺ね、今いろいろあって此処に泊まってんの。
( 疑いも無くお礼を言う相手に、彼女は気づいていないのではなく、そもそも自分を知らないのだと思い。サインと一緒に渡した紙を見て困惑しながらも揺れない反応を見て、この人は想像通り軽い女ではなく賢くて自分を大事に出来る人だと再認識し、それなら好都合だと思い乍上記述べ。相手が持つ紙をトントンと指で叩き、帽子を少し上げて綺麗に口角を上げると首を傾げ )
ファン第一号ちゃんともっとお話したいな、と思って、ね?
お話、ですか?此処では話せない、内緒の話……とかだったら魅力的だけどまさか、ね?
(初めて帽子の内側の、素顔が少しだけ見えると予想以上に端正な顔立ちだったので売れない理由がわからなく、もっと積極的に活動すれば絶対に有名になれると勝手に思うも口にする事はなくて、もっと話がしたいという相手に此方は初対面なのだがどうしてそんなに積極的に話せるのか、やホテルまで行す事は本当にあるのかと内心では疑い深くなって)
私はそんなに軽くない女、なので折角のお誘いはお断りします――と、言いたいところですが私もルイさんと話がしたいので、お邪魔したいです!と言えば満足かな?
アハハ、やっぱ良いな、おねーさん。芯がしっかりしてる子は好きだよ、俺。
( 警戒している様な相手の返事を聞き、自分好みの女性な為これで終わりにはしたくないと思い、上記述べつつ「でも俺は、ファン第一号ちゃんともっと話したい」と答え。ポケットから財布をだし、「ごちそうさま、マスター。これ、おねーさんの分も」と少し多目のお金をカウンターの上に置き。席を立ち相手の目を見ながら、にこりと微笑み )
興味あったら来てよ、先に行ってるから。
――えっ? あの、お金は……ってもういないし。マスター、お金は私が二名分払いますのでこのお金、私に預からせて下さい!
(恋愛感情が無いにせよ「好き」と言われては一瞬混乱してその間に相手は此方の代金込みで支払い、バーからいなくなってしまったので内心ではかなり困っていて。金銭に関してはきっちりしないと気が済まないのかマスターに此方から二人分の料金を差し出すと相手が置いていったお金をきちんと財布にしまい、お金を返すためにすぐさまバーから立ち去って。ホテルに行くのはただお金を返すだけ、と何度も心に言い聞かせながら渡されたメモを頼りにホテル目指して。迷うかと思いきや、あっけなくホテルは見つかりエレベーターに乗ってその階に到着すると番号探し、やっと部屋を見つけると早速ドア付近にあるインターホンを鳴らして)
まだ部屋に戻ってなかったらどうしようとか考えたくないけど、その時は他に手段を考えよう。悩んだって仕方ないし。
ちゃんと来てくれたんだ。
( barから出た後、本当に来るのかどうか気になった為ホテルの近くまで歩いたが中には入らずに。その場で暫く待つと、先程の彼女がホテルに入っていくのが見え、その後ろ姿に着いていき。インターホンを押したところで声を掛け、ポケットからチャリと音を鳴らして鍵を出しては相手のもとまで行き。鍵を開け中に入るよう促し )
……どうぞ?
ルイさんに渡さなければならない物がありまして。確認の為に言いますが、貴方がアイドルだからと言って下心は一切ありませんのでそこは安心して下さい。
(扉は開かれることなく、近くから影がさして声が聞こえると部屋の主が現れそのまま部屋のドアが開かれると未だに警戒しつつ用件伝えてから軽く一礼し「失礼します。」呟くとやっと室内へ入室して設置されているテーブル付近まで近付けば本題に入ろうと此方から会話を始めて)
先程はご馳走様でした。と言いたいのですが、貴方に奢られる理由が見当たらないので最終的に私が支払いました。部屋に来た理由はルイさんにお金を返却するためです。貴方が置いていったお金は全てお返ししますので、どうか受け取って下さい。
うんうん、下心が無いのはありがたいよ?合格。
( テーブルの側に着ていたコートと帽子を脱ぎ捨て、わしゃわしゃと髪を整えながら上記述べ。自分が話す隙を与えない程に口早に話し出しどこまでも揺るぎない相手を見て吹き出し。「プハッ、おねーさん律儀なんだね。俺なりに楽しませて貰ったから、そのお礼なんだけどな」ずっと突っ立っている相手を見てキッチンの方へ歩きながら口を開き )
そんなとこに立ってないで座りなよ。なんか飲む?ビールくらいしか無いけど…
えっと、ごめんなさい……色々と目の前の現実に頭がついていけなくて。合格や楽しませてもらったとか、全く話が見えないわ。
(帽子を外してコートを脱ぐ相手の姿を見ても気にしていない様子で、相手に促されると取り敢えずコートを脱いでクローゼットにハンガーへかけてからソファに座るも相手の発言諸々、理解できていないのか相変わらず首を傾げ悩みつつも「お金は当たり前ですよ。律儀なんかではなくて、借りてはいないのですが返さないと悪いので。」金銭に関してだけは揺るぎない意思を抱いており絶対に曲げる事はなくて最終的なお金の末路を心配していて)
飲み物に関してもお構いなく。でも、喉が乾いたからビールを少しいただけないかしら?
フハ、そんな難しく考えなくて良いよ。
そっかー、じゃあお言葉に甘えて貰っておこうかな?
( コートを脱ぎソファに座る相手を目の端にとらえ乍、難しい顔をしている相手とは違い楽しそうな声を出し。金銭については此方が折れるしか無さそうなので仕方ないと苦笑しながら上記述べ。自分と相手の分のビールをグラスに注ぎ、自分もソファに座ると、緩く、それでいて有無を言わせないような口調で グラスを軽く上げて)
はい、じゃあカンパーイ。
はい、カンパーイ!…えっと、はい。先程置いていったお金です。
(グラスを受け取ると隣に移動した相手のグラスへ傾け、軽く音を鳴らすと一口呑んでからテーブルへグラスを置いて。そして直ぐに鞄から財布を出し置いていったお金を全て取り出すと手渡して)
ルイさんはアイドルなんですよね?その声とルックスなら有名になれそうなのに。アイドルの世界ってやっばり厳しいの?
はい、ありがと。
そうだねー、地道に頑張ってるけど…所謂、地方アイドルってやつだから。
( お金を受け取ると、財布の中へ戻しテーブルの上に置き。彼女を部屋へ連れて来たものの、すぐにそういう雰囲気にはなりそうも無いので、暫く彼女との会話を楽しむことにし。自分の正体を隠しながらの会話も案外面白いなと思いつつ話し続け )
おねーさんはさ、テレビとかあんまり見ないの?
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