大和守安定 2016-02-17 21:35:59 |
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…僕より似合う奴なんて、幾らでも居るよ。急にどうしたの、( 己も同じく赤が似合うな、なんて見とれてしまっていた後だった為、余計にドキリと過剰反応しては更に少々頬を赤らめ「鶴丸とか…白い奴は沢山居るだろ、」“赤、”と小さく呟くも動揺からか気の効いた口説き文句を言う事も出来ず、口籠って。)
それは良かった、…どういたしまして。( ふ、 )
これから…少し奥手かも知れないけど、僕はそういう安清のつもり。…もし逆が地雷だったとしても、安心してね。( あは、)
いや…なんとなく、ね。でも鶴丸サンが似合うのは青より赤色ってカンジじゃない?( どうしたのと聞かれきょとんとした表情を浮かべたあとらしくなかったかな…誤魔化すようにと照れ笑いしてみせれば、話の中に出てきた名前にうーん、と腕組み小首をかしげて問い掛け。赤、と呟かれた声に相手ちらりと見ればまぁ…と小さく口を開き「鶴丸サンも似合ってるけど、俺も負けずに似合ってると思うんだよねー…赤色。」と口元にふわりとした笑み浮かべつつ冗談混じりにそう述べてはゆったりと上に伸びをして。)
ん、了解。俺ほんわかしてるのスキだからなぁー…ちょっと嬉しいかも。
あ…うん、お前は可愛いよね。( 自分から問い掛けていながらも自分の発言が勘違いされた様子に何か言いたげに口を開けば、不意に誉めるタイミングが訪れた事に焦ってぼうっとしていた脳を起こすと不自然に発言をし。直ぐに失言へ気付いては「…じゃなくて、ほら、ジャンルが違うから!清光の方がお洒落で可愛いよ、」緩い笑みを浮かべる相手に、自分だけ必死で馬鹿みたいだ、なんて思いつつもそちらに身を乗り出して言い訳をして。)
ちょっとラブコメチックで、ほんわかに出来るかどうか…でも、頑張って喜ばせるからね。
え?…あー、そういうことね。( てっきり冗談で返されると思っていればぱちりと瞬きし驚いた表情で相手見つめ小さく声漏らし。此方に身を乗り出して話をする姿に思わずくすり、と笑み溢し納得したように頷くも、褒められていることには変わりはなく嬉しそうに照れ笑い浮かべては「…まぁ、可愛くしてなきゃ主に愛してもらえないしね。」と頬ぽり、と掻きながら照れ隠し混じりに言葉返して。)
うん、ありがと。俺も精一杯お相手するね(に、)
それは分からないだろ、案外…ううん。( 此方は勇気を振り絞っていると言うのになんなくかわされた挙げ句主の話をされては少し自虐的に聞こえた言葉をフォローしようとするも、流石にお節介過ぎかと途中で止めては身を退いて。自分の行動が後から可笑しく思え「大丈夫。着飾らなくても、充分可愛いよ。」ふふ、と微笑んでは庭で遊ぶ短刀達へ目を向け。)
それじゃあ、何かあったらまた出てこよう。
…と言いたい所だけど、何も無くても呼び出すからな。(えへ、)
…さぁね。まぁ、可愛いのは認めるけど、( 先に誉め言葉を言ったのは己といえど先程から優しい言葉を掛けられていては微かに頬赤く染めて。強気な言葉返すも相手が庭で遊ぶ短刀へと目線を移した後ばれないようにそっと顔を背けては熱を帯び始めた頬隠すように首もとのまふらーを口元まであげ、調子狂っちゃうよなぁ…とぽつり。)
うん。りょうか…い、ってハイハイ。(ふふ、)
何時でも、呼んでくれれば反応するから安心してよ(に、)
…そんなに寒い?やっぱり縁側は、やめた方が良かったかな( 少しの間発言が途絶えた相手に目を向け直すと、まふらーを上げて暖を取るような様子に顎に手をあてて首を捻ると、思い着いた様に自分のまふらーを外しふさっと頭に被せては「さっきから、何でか顔があつくて…貸してあげよう。仔猫ちゃん」まふらーのせいで若干髪の乱れた相手にくす、と笑いながらからかって。)
約束だぞ?…またね、直ぐ呼ぶよ。(へら、)
っわ、…風邪でも引いたんじゃないの?まったく、気を付けてよね( 突然頭に伝わった柔らかい感触に思わず驚いて小さく声をだせばじとり、とした目を向けつつ頭に乗せられたそれを受け取り乱れてしまった髪を手櫛で軽くとき直し。心配と冗談半々で軽く言葉を返したものの己も顔が熱くなっている状況に、本当は必要のないマフラー素直に相手に返そうとするも相手が折角貸してくれた物、なんだかあっさり返すのも勿体なく感じて。手に持ったままじっと見つめてはなんとなくマフラーをぎゅっと握ってみたりし。)
それを言うなら、寒がりなお前だろ?何言ってるんだか…( 結構期待通りに驚いてくれた為小さなからかいは大成功で相手の言葉を動揺しての返しだと勝手に予想して捉えると更に笑みを溢し。そもそも二枚もマフラーを巻いて前後に垂らすなんてお洒落な相手にはダサいと思われるだろう、本当の親切心と言うよりはただの悪戯だったので気のすんだところでごめんよ、と手を差し出そうとすれば何故かそれをいじっている相手に「…暖かいだろう。僕の体温、残ってる?」やはり手を引っ込めれば不思議げに視線を合わせて。)
…そーね、案外俺の方が風邪引いてるのかもね( 寒がったり頬が熱くなったり、相手の言葉通りこれでは己の方こそ風邪を引いてしまったかのようだと思い、言い返すことが出来なければはいはい、と上記軽く返し。不思議げに視線を合わせてくる相手とその言葉にマフラーに視線戻し、握っていた手を緩めれば思わず本当に体温が残っているかどうか確かめようとしてしまい、はっとすれば慌ててマフラーを相手に押し付けるように返し「し、知らない…。それに暖かいのはマフラーの生地でしょ、」と目線反らし頬微かに赤く染めて返し。)
っうん?…普通に…暖かいのは、残った体温で…( 何の違和感も持たずに目先で行動を追っていればいきなり焦ったようにマフラーを乱暴に返されると更に疑問を浮かべ、本当は理論的な話をしたかった訳では無いが衣類が体温で暖められて居るからこそ暖かいのは事実、それに視線を落としつつ呟いて。明らかに動揺しているのは丸わかりだけれど、両思いと言うには都合が良すぎると考えれば「風邪…かな。もしや僕にも移ってて、二人とも風邪っ引きか?」先程布団も掛けず寝ていたからだろうか。自分の額に軽く手を充てつつ)
はぁ…一回手入れ部屋入ってきたほうがいいかもね(勿論この頬の熱が風邪で無いことはわかっている、けれども相手の言葉からきっと想っているのはきっと己だけなのだろうと思ってしまえば心きゅう、と締め付けられ、もういっそ風邪のせいにしてしまおう、そう考えて。足を縮めて体育座りのような体制になれば己の首元のマフラーに顔を埋めてぽつりと溜息混じりに上記を呟いて。)
本当なら、…主、呼んで来た方が良いかな( 身体ごと何処か言動まで小さくなる相手の態度に若干は病気じゃ無さげに感じるものの、もしもの事が有っては困るので多少心配に眉を下げて少し覗きこむとその額に左手を触れて自身と体温を比べ。「…僕のは、冗談だったんだ。だから気にしないで」自然に触れている事へ胸が高鳴り頬染めると共に、相手が本当に風邪だったならと照れでれしている事に後ろめたさを感じてはいきなり無愛想に合わせようとした目を泳がせ。)
…あ、主呼ぶの?(マフラーに埋めていた顔をかばっと上げ。先程風邪のせいにしようとは決めたのだがその名前を出されてしまえばそうもいかず迷惑は掛けられないと首横に振ろうとするも額に触れたその手にぴくり、として思わず数秒固まり。どきどきと心臓がうるさくなる一方心のなかでは少し触れられただけ、たわいもないことじゃないかとそう自分を落ち着かせようと思う程反対に頬の熱はあがっていき、「…俺も、勘違いだったみたい。」と顔隠すようにそっぽを向いて。)
そう。だったら…清光、お前に伝えたいことがあるんだ( 病気でないなら後ろめたくなる必要は無い。訂正の言葉に過剰な反応と赤面を合わせると、自分と同じ気持ちである可能性を少し見いだせそうな気がして、唐突に両手で相手の手を包み込むと正面からしっかり見据えつつ顔を上げて、と上記真剣な声色で。正直積極的な訳でも無く己の恋心に希望が有るのか相手の様子を見ようとした行動の為、わざと相手の気持ちがそれで無いなら幾らでも誤魔化せる様に周りくどく。それ以降無言で見つめつつも、態度とは裏腹に自信は一切無いので何時冗談だと笑えば良いのか見計らっていて。)
…な、なに?(突然包み込まれた己の手に相手の体温感じればその真剣な声色にちらり、と相手の顔見上げ。どくどくと高鳴る鼓動と相変わらず熱が冷めない頬に明らかに動揺しつつも伝えたいことと言われれば無視するわけにもいかず「何か重大なこと…?」と悪い知らせかも知れないと考えては不安げに眉を下げて。)
重大と言えば…重大発表、…なのかな( 相手の動揺から言って照れるような場面、つまり両思いだったのだと勝手に都合の良い解釈をすると自身の不安は打ち消されぱぁっと表情を緩めては緊張から少し握る力を強め、考えをやめてふと表情を見たところ何故か不安げな相手へさぞ不思議そうに首をかしげつつ上記答えて。そんな静けさも束の間、持ち前の行動力とマイペースさで直ぐにへら、と子供っぽい笑みを浮かべると「すき、」これまでにほぼ伝わっていると思ったのだろう、短い単語だけを言い放ち。)
…は、(相手の口から出たのは己が予想もしていなかった二文字で。その言葉にきょと、と驚いた表情を浮かべては子供のような柔らかい笑みについ此方も表情緩みそうになってしまうもいや待て待て、と心落ち着かせるようにゆっくり息をついてから握られている己の手にぎゅ、と力をいれ「…あのさ、まずなんの話?」と首を傾げて。先程の話の内容思い出すようにマフラーのこと、それとも主のこと?と問い掛けていけば最後に頬を赤く染めつつ小さな声で、俺のこと…?とぽつり。)
…え?と…全部、( 今まで伝わって居なかった事をやっと知ると質問された事に驚いて思わず聞き返し。何を得意気に自信を持っていたのか全く照れて居なかった自分が途端に馬鹿馬鹿しくなっては気の回らないながらにじっと相手の様子を伺いつつ“お揃いのまふらーも、”“僕らを愛してくれる今の主も、”一つ一つ言葉を選んで紡ぎ始めれば「でも…“加州清光”は、沖田くんと同じくらい、大切な存在みたい。」もう一度次は照れ臭そうにはにかみつつ、やりきった感に拳を緩めると無邪気に笑い掛け。他人が聞けば告白の台詞に相応しくないそれも、自分にとっては最大の言葉で。)
…そ、か。( 目線下に落としじわじわと熱が上がる頬と“両思い”だったという事実に嬉しさが混じり左記短く返せば微かに瞳うるませ。どきどきと高鳴る胸のなかで小さな不安が生まれれば俺なんかでいいの?、と問い掛けてしまいそうになるも告白の返事としてはそれは可愛くない。そう考えれば苦しくなる胸に一瞬眉を下げつつも顔をあげて相手見つめ「…俺も、好き。本丸で安定にもう一度会えてからずっと…だから、」嬉しい、そう続けるつもりだったのだが。不安が胸にあったせいかついぽつり、と捨てないで。と口に出してしまい、はっとし慌てて誤魔化すようにっと笑み浮かべてはなんちゃって、と小さく舌を出して。)
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