?? 2016-02-16 19:04:26 |
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>>ひらの
(路地に二人の足音が響く中、僅かに頬を染める相手を横目に見ては理由もなく穏やかな心持ちになり、自然と頬は緩んで。_以前。つまり刀剣であった頃よりも比較的甘い対応をしていることなど、自分でもはっきりとした自覚はあって。らしくないなと頭の何処か片隅では感じるが、それでも甘やかすという事を出来なかった前の世を思えば、他人に甘いのも悪くは無いのかもしれないな、という結論にも至り。そんな折、不意に引かれる手_ゆっくりと立ち止まって手を離し相手の反応伺うと、ここで大丈夫と伝えられ。礼儀正しく礼まで述べてくる相手の下がった頭を見れば、思わず其処をぽんと一撫でした後ふっと笑う様な吐息洩らして「いや…此方こそ礼を言う。ありがとう、ひらの。久々に楽しい帰り道だった」と頭を下げ返し。次いで懐からメモ帳とペンを取り出せば、名前と住所、携帯の番号やメッセージアプリのID等を記し、それを相手へ差し出しつつ。)…毎日此処を通るとも限らないからな。良ければまた、いつでも連絡してこい。
>長谷部様
いっいえ、綺麗な夕日を見ることができて僕も楽しかったです。( 下げていた頭にぽん、と優しく温かい感触が伝わればゆっくりと顔を上げ、視界に入ってきた頭を下げ返す相手の姿にあわあわと少し戸惑いつつも上記述べればふわり、と微笑んで。
…きっと今日のようにまたばったりと会えるのではないか、そう心の何処かで信じていたせいか相手から連絡先の書かれたメモを受け取った直後はすぐに状況が飲み込めず暫くそれを見つめたままきょとんと首をかしげてしまい、その間は相手の言葉も耳に届かず。ふいにあ…、と小さく何かに気がついたように声を漏らせばそのことに何も根拠がないことを思いだし、何故そんなことを信じていたのかと不思議に思いながらも恥ずかしさで顔をすっかり赤く染めれば震える声でで「…ありがとうございます、帰ったら必ず此方からも連絡しますね」と伝え、学校だったため今は家に置いてある携帯のかわりに貰ったメモぎゅ、と握りしめたまま後ろで手を組んでは誤魔化すようにはにかんでみせ。)
>>ひらの
そうか…、良かった。(楽しかったのは自身だけではないと知れば、ぽろりと一言、そんな言葉を零して。自身は面白味に欠けると評されることも多かった為、己が相手を楽しくさせたわけでは無いにせよ“楽しかった”という言葉は少しばかりの安堵を胸に抱かせ。_使い終わったペンを懐へ仕舞いつつメモを受け取った相手の反応の一部始終を静かに伺い見れば、ころころと忙しく移り変わる表情や顔色につい、ふは、と笑いを零してしまい。然しながら、自身でも笑ってしまうとは思わなかったのか慌てて取り繕う様に口を開けば、すまない、と一言だけ断りの言葉を紡いで。それでも口許の笑みが崩れることを知らずにいたのは、彼の言葉に嬉しさを感じたからでもあり。)_分かった、連絡を楽しみに待っていよう。
>長谷部様
…いえ此方こそ、つい慌ててしまって(すまないと紡がれた言葉とその表情に瞳をぱちりと瞬かせれば笑われたと感じるよりも先に己には珍しい相手の反応に此方も思わずくす、と笑みをこぼしてしまい。先程の己の行動思い返しては口元に手をあて苦笑いを浮かべすいませんでした、と上記を述べて。…己がここまでで大丈夫とそう伝えたはずなのに相手と別れてしまうのは何だか名残惜しく、なかなか地から離れない足とそれでも刻々とおれんじ色から夜の藍色へと染まっていく空にやはりそろそろ帰らねばと首をふるふると横に振り。楽しみに待っていると言う相手にはい…!と元気よく返事をしにこりと微笑んでみせれば「…では、また。」と気持ちが揺らがないようそのままくるりと背を向けて己の帰る方向へと歩き出し。)
>>ひらの
…ああ、またな。(名残惜しくあるのは此方も同様らしく、また。と微笑と共に紡がれた言葉に一拍の間を置いて返事をし、その場で静かに相手を見送りつつ、考えるのは彼の事で。…あの頃よりも背は確かに伸びていたものの向けられた背中が何処か小さく見えるのは、相手が未だ大人には成りきっていないからだろうか。それでも、彼が持つしっかりした気概は彼自身を大人びて見せていて。そして…そのアンバランスさが、何となく心配になるわけでもあり。_彼の背中が見えなくなる頃、ふと仰ぎ見た藍色は既に黒に喰われ始めていて。日没から夜になるのは瞬く間だ、なんて溜め息を零し、漸く自身も帰路につき。)
>長谷部様
(家の玄関の戸を開け只今戻りました、とそう声を掛けることが出来た頃、外はもうすっかり暗くなっており心配を掛けてしまったのではないかと不安がよぎればどきどきと心地の悪い鼓動に眉を下げつつ脱いだ靴をそっと揃え。…とその時、ふと元気なおかえりなさいー!との言葉とそれに続けてご飯出来てるよと何時もと変わらない調子の声が聞こえれば、その声に一瞬きょとんとした後ほっと安心したように息をつき同時に以前にも学校の委員会でこの時間帯に帰って来たことがあったことを思い出して。軽くなった心で先に食べていてくださいとちょっぴり申し訳なさそうに言葉を返せばそのままぱたぱたと階段を駆け上り向かったのは携帯が置いてある己の部屋。かちっとボタンを押しすぐにメール画面を開けばメールアドレスを打ち込んだ後、本文を作成する画面にて"ひらの、です。今日はありがとうございました。"と短く文を打てばなんだか可愛げのない己の文章にうーんと首をかしげ。馴れない動作で文の終わりの句読点の後ろににこりとした顔文字を1つぽつんと付け足してみればその違和感に思わず苦笑いを浮かべつつけれども少しだけそれを気に入れば送信ボタンに触れ画面が送信完了と切り替われば満足げににこり笑みを浮かべて。)
>>ひらの
(がちゃりと無機質な音を鳴らして鍵を回し開け放ったマンションの扉は、蝶番が弱り始めているのか甲高く弱々しい声を上げて。元々ボロいマンションとはいえ部屋を借りる以上は何処か悪くするのは忍びない_仕方なく靴箱を開ければ油差しを取り出し、蝶番へと油を差して。また何れ点検が必要だろう、休日にでも直すか。頭の中で素早く予定を見合わせ思えばいそいそと自室へ身を滑り込ませ、またがちゃり、音を鳴らして施錠をし。_帰宅して先ずする事と言えば当然手洗いうがい、加えて着替えと決まっていて。丁寧な手洗いうがいを済ませれば、着ていたワイシャツ等を洗濯機に放り込み代わりに古着屋で見つけたジャージを身に纏って。袖を捲れば、さあ次は料理_と、其処で着信音が聞こえ。自身は人との遣り取りは比較的少ない方で、だからこそ、その着信はきっと彼からだろうと直ぐに思い至り。机に置いていた携帯を手に取りその場で確認してみればやはりと言うべきか。相手のメールアドレスを登録し、文面を見詰め。「……顔文字…」彼は顔文字を使用するのか。驚きのような、戸惑いのような、微笑ましいような、よく分からない雑多な意味を持った呟きが思わず零れ落ちて暫し手は止まるが、顔に微笑が滲み出るのと同時に動きを再開し。“俺の方こそ今日は感謝している。メールもありがとう、アドレスは登録しておいた。今月は暇な時間が多いから、早ければ今週や来週辺りに部屋へと招待できるが…お前はどうだ?”。そう打ち込み終わるとはてなマークの付いた可愛らしい顔文字を付け足すが、少しの気恥ずかしさから文面の確認もせずに送信し。らしくないことをしたが、彼は一体どんな反応をするだろう。そんな事を考えながら、手際良く調理へと取り掛かり。)
>長谷部様
(送信し終え画面の電源を消した携帯電話をことり、机の上へと静かに置けばそのまま部屋を後にし、ぱたぱたと階段を下り。先に食べていて、とそう伝えたものの兄弟の多い自分にとって食事はやはり皆でとったほうがより美味しく食べることができなによりとても暖かい。今日は着替えは後にして先に食事をとってしまおうと居間の襖に手を掛けたとき、ふと何か思い出したようにはっとすればぽつりと「…手洗いうがい」と呟き。己の手まじまじと見つめれば何時もは忘れることはないのにと首をかしげ、不思議そうな表情を浮かべつつ手を洗う為に向きを変えて洗面所へと向かっては、洗面台で何時もの通り丁寧に手洗いうがいを済ませ。…これでよし。と洗面所を後にしようとした時ふいに鏡にうつる自分と目線が合い、ついそのままじっと眺めてしまえば其処である事に気が付き。何処か何時もより明るく感じる己の顔の表情、何故だろうときょとんと頬に触れてみる。今日の自分は何か変だなと、またそれはどうしてだろうと考えを巡らせればふと納得することができる考えが浮かびあぁ…と声を漏らし「長谷部様と会えた事が嬉しかったのですね。」鏡にうつる自分ににこり、心の中で話しかけるように呟けば理由がわかってすっきりしたのか成程、とこくり頷いてその場を後にし。そういえば相手は己のメールにもう気付いてくれただろうかと楽しそうに微笑みを浮かべれば居間の襖に再び手を掛けて。
__わいわいとした夕食を終えたあと片付けを手伝い、明日の為にとお風呂を済ませ着替えをしたりとしている内に時間はどんどん過ぎていき、結局次に自分の部屋に戻ることが出来たのは自分達でいう寝る時間の頃で。小さく欠伸を漏らしつつ机の上でちかちかと光っている携帯を布団の中へと持ち込めばうとうととしながらも相手からの返信をわくわくとしながら開き。その内容に己も今週や来週辺りは学校以外には特に予定はなく大丈夫だと安心するも、メールの文の最後についているその可愛いらしい顔文字が目に入れば思わずごしごしと目を擦り。しかし何時までもそこにしっかりと表示されている顔文字に見間違いではなく相手が使ったものなのだと気が付けば、そのぎゃっぷに静かにふふ、と笑みを零しぽちり返信画面を開いて。"返信、遅くなって申し訳ありません。今週と来週は特に用事がないので此方も大丈夫です!楽しみにしています。…それでは、そろそろおやすみなさい、顔文字とても可愛いかったです。"と先程と同じように今度は笑顔で親指をぐっと立てている顔文字をつけてみればぽち、と送信ボタンに触れ同時に重たくなりはじめた瞼をそっと閉じて。)
お返事が遅くなり申し訳ありませんでした…。それに長くてだらだらとしてしまいましたね……、
成程早く返せるように尽力致します、(ぺこり、)
>>ひらの
(作り終えた今日の夕食は白米に味噌汁、漬け物。そこへ切り干し大根やおひたし、大根おろし付きの焼き魚をプラスしただけの品数はそれなりであるものの簡素な物で。しかし、これ以上食費や時間を掛けられないのが現状でもあり。狭い居間の真ん中へ配した折り畳み式の円卓に食事を運ぶと、一人でそっと手を合わせてそれらを食し始めて。いつもは一人きりであろうと何とも思わなかったのに、今日の静かな食事は少しばかり寂しくも感じられ。それは、帰り道では珍しく気持ち明るく穏やかに在ることが出来たからだろうか。ふと疑問に思うも、きっとそれが答えだと内心素直に納得はしており。そうして食べ終わるのに大して時間はかからず、15分もあれば完食。そして後片付けをした後、早々と入浴を済ませて敷布団を敷けば漸く暇な時間を設けることが出来る。筆記用具を引っ掴み清潔なシーツへと腰を下ろしては誰も見ていないから、と行儀悪くも足で円卓を近くに引き寄せ、その暇な時間をニュース等による情報収集や自身のスケジュール管理に宛がって。__どれ程の時間が経ったろう。集中によって沈んだ意識が不意に持ち上がれば、壁掛け時計へと目線を動かし。ああ、もうこんな時間か。ぐぐ、と思い切り伸びをしては同時に大きな欠伸も零れ。目元に溜まる生理的な涙を拭い、円卓を部屋の端へ移動させつつ、今度は携帯の確認を。見れば、メールがあったのかチカチカと紫色に設定した光が点滅している。寝る準備をした後素早く携帯のロックを解除すれば、じっくりと内容へ目を通しつつ彼の予定と自身の予定とを見合わせ、これならば…と一人頷き。おやすみなさい、との一言には微笑みを口許へ咲かせるも、顔文字の事へと触れる文章が目に入れば一瞬その笑みはぎこちなく固まり。それでも、返信だけは以下の様に生真面目にも、“では今週末…土曜日辺りを開けておく。もし都合が悪くなればその前日の金曜日でも、或いは後日の日曜日でも構わないからな。待ち合わせはあの横断歩道付近で頼む、俺も今から楽しみだ。お休み、ひらの。どうか良い夢が見られますよう。……顔文字を使ったのは初めてだが、悪くは無いな。また、可愛い顔文字を探しておく。”などと返し。文末に敬礼のポーズの顔文字を付け、送信。…胸に宿る温かさは、きっと彼からの贈り物。久しく感じることのなかったそれを大切に抱いたまま布団へと身を横たえては、とろりと解けるように微睡みの中へと意識を落として。)
ああ…いや、返信スピードは気にしていない。俺も偶に遅くなることはある。それに、待つことには慣れているからな。長さだって、見れば分かる通り俺も似たようなものだ。書きたいことが次から次へと出て来てこの有り様…語彙力不足も相俟って随分読みにくいかと思う、すまない。(しゅん、/肩落とし)
それと、ずっと挨拶をしようと思っていたんだが、この機会だ。俺の口からで申し訳ないが背後の気持ちを織り交ぜて一度、きちんと言わせてくれ。_ひらの、そしてひらの背後様、いつも俺の相手をしてくれてありがとうございます。俺の扱い所かとうらぶにも不慣れな俺の背後ですが、ひらのとの遣り取りは不思議と胸が暖かくなって、とても楽しませてもらっています。昨今、あまり遣り取りが続く事のない中で、貴方様が俺の相手をして下さるのは本当にありがたいこと。常々感謝しています。_…その、以上…です。伝えたいことが沢山あるとつい長くなってしまうな、少し自重する。…上記の話についてだが、次のレスは約束の日まで飛ばしてくれて構わない(こくり、)
>長谷部様
(約束の土曜日、落ち着いた色の薄い長袖の上にくりーむ色のパーカーを羽織り横断歩道から少し離れた場所で1人ぽつりと手に持っている紙袋を揺らせば、ふわり、頬を掠める風にほんのり暖かさを感じて空を見上げ。雲ひとつない綺麗な空に晴れ晴れといった様子で顔を出しているお日様に思わず目を細めればつい頬の力が緩まりにこり笑みを浮かべ。
ふと片方の手を紙袋の紙紐から離して肩から下げているバックから携帯を取り出せば、緊張交じりに、けれどもわくわくとした気持ちで先日相手から返ってきたメールの画面を開きそれを大切そうに見つめれば“今日は失礼のないようにしなければ”と心の内で呟きこくり頷きつつ。携帯をもう一度バックの中へと仕舞ってはすぅ、と深呼吸をしてからぴんと背筋を伸ばし、相手の姿が見えるのを待って。)
ありがとうございます、そう言って頂けて安心しました。( ほっ、)けれどその、…読みにくいとは一度も思ったことはありません、毎回素敵な文章をありがとうございます…!( にこ / ぺこり、)
…嬉しいお言葉、ありがとうございます。胸が温かい気持ちでいっぱいになってしまったので…此方からも本体の言葉を混ぜて、失礼ながら僕の口から伝えさせて頂きますね_長谷部様、そして長谷部本体様。いつもお相手ありがとうございます。長谷部様のロルは情景が直ぐ浮かんでくるほどとても綺麗で繊細で…何時か僕も長谷部様のようなロルを打てるようになりたいと密かに憧れております。つい行動を示すだけのロルになりがちな僕ではとても追い付けず時々不安になりますがそれでも僕がお返事を返させて頂いていたのは長谷部様とお話をするのが楽しくそしてとても暖かかったから…、長谷部様が同じ気持ちで居てくれていたと知ってとても嬉しかったです。…その、この気持ちをどう言葉にしていいかわからず伝えきれないことが沢山あるのですが…とても、とても感謝しています。……いけません、つい長くなってしまいました。感謝を伝える文なのに読み辛くなってしまって申し訳ありません、(あわあわ、/ぺこり。)
>>ひらの
(華美でない藤色ワイシャツの衿元にはネクタイ代わりの黒いリボンを蝶々結び、下にはそれに合わせる様に黒のスラックスを履き。紺のベストへさっと腕を通せば、必要最低限の物を引っ掴み慌てて家を飛び出して。付ける間も惜しかった白手袋を指に通しつつ、考えるのはひらのとの約束のことで。ちらりと見た腕時計、このままでは約束の時間をほんの少し過ぎてしまうが、急げば何とか間に合うだろうか。彼を待たせるのは申し訳なくて、早足は更に加速。時間は厳守すべきもの_それが分かっていながら実行出来なかったのは、己が怠慢のせいだ、最近変に浮ついていたせいだ。常に堅実でいなければ…。晴天とは真反対のじわじわ迫り来る暗い自己嫌悪に思考を侵されながら、それでも足は一切止まることを知らずにいて。横断歩道まで来れば、素早く周りへと目を遣り目的の人物を探し。ふと視界の片隅にクリーム色が映れば、見定めて考える間も惜しく、直感的にそれへと足を向け僅かに呼吸早くしつつも軽やかな足取りで駆け寄って。)_待たせてすまない、ひらの。
ああ、その…何だ……ひらの、お前の言葉、嬉しく思う。読みながらもつい胸が熱くなって、頬が緩んでしまった(照れ混じり微苦笑、) 加えて二つほど、言いたいことがある。先ずは、俺のロルを褒めてくれてありがとう。元々自分の文章があまり好きではなかったのだが少しだけ…自信が持てた気がする。それと、だな…実を言うと、俺もお前のロルに憧れていた。お前の文章はすらりと流れる様にまとまっていて、言葉選びや並べ方も綺麗だと思う。今どう動いているのか、それをしっかりと伝えてくれる良いロルだと感じる。
…さて、此方の俺はそろそろ失礼するぞ。どうにも言葉が止まらなくて、お前に迷惑を掛けてしまいそうだからな(苦笑、) 去る前にもう一度だけ言っておく。…ありがとう、ひらの。
>長谷部様
…!長谷部様、(自分の名前を呼ぶ聞き覚えのある声に振り向けば視界に入ったのは己が待っていた相手の姿。表情をぱぁ…っと明るくし嬉しそうに微笑めば小さく相手の名を口にして。此方の方向に駆けてくる様子に首をふるふると横に振れば「いえ、僕も今来たところです。」とにこり、はにかんでみせ、その後にぺこっと頭を下げればおはようございますと挨拶をして。)
その…、あの…此方こそありがとうございます。ロルを褒められるというのは中々なかったのでとても嬉しくて…本当にありがとうございます。(ぺこり、頭下げ。)
では、そろそろ同じく此方の僕は失礼致しますね。…ついつい喋りすぎてしまいそうですから(眉下げ/苦笑)
此方こそ、…そのどうぞこれからもよろしくお願い致します、長谷部様。
>>ひらの
ああ、おはよう。(挨拶には挨拶を返さねば失礼であり、寧ろ返すのが当たり前_自然な所作で会釈をすると、併せて上記の様な当たり障りの無い挨拶を返して「では行くか」と。別段急いでいる訳では無いが、日向では直接日光が当たると少々の暑さを感じるし、反対に日陰では肌寒さを感じるためだ。気温の変化の激しい時期では体調も崩しやすいため、早く室内に行くのが良策であろうとの考えであり。先ずは一歩_と足を踏み出せば、なるべく相手の歩幅に合わせるため斜め後ろ相手の足元へと視線を遣り。)…少し、寄り道をしても構わないか?
>長谷部様
はい…?寄り道ですか、(相手に続いて小さく一歩前へと踏み出せばなるべく遅れないよう何時もより少し歩幅を大きくして歩き、それにつられてつい俯きがちになってしまう視線を問いかけられた言葉に気付いて見上げる様な形で相手へと移せばきょと、と小首を傾げ。寄り道、と聞けば気になるのは勿論行き先だがその言葉自身の響きにもまた何処か惹かれるものがあり、微かな好奇心とまだまだ余裕のある時間にこくりと頷いて見せればにこりと微笑んで「はい、勿論…!お供致します。」と笑顔を向けて。)
>>ひらの
寄り道、とは言ったが目的の場所はすぐ近くだ。(供をしてくれるらしい相手にふ、と笑みを零せば緩慢な足取りで目的地へと向かう_そんな中、視界に映る相手の歩幅にふと違和感を抱けば、それに直様気が付く己の鋭い観察眼を内心当然のものとして捉えつつ、リーチの違いを埋めるように己の歩幅も僅かに小さくしてみて。どうか気遣いが気付かれませんように…、なんて思うのは日本の心故か。出来うる限り、そっとさり気なく目線を上げれば、数10m先に見慣れた色がちらり顔を覗かせているのを見つけ「ほら、彼処だ。…あの緑の看板が見えるか?」と指差し。件の看板には小さなケーキのイラスト_己に似つかわしくないのは承知の上だが、あの店のスイーツは絶品。是非とも相手に食べてもらいたいと思っているらしく。)
>長谷部様
…あれは、ケーキ屋さんですか?(一歩一歩を丁寧に、なるべく姿勢を良くしてそれに気付かれないように歩いていては相手の横を遅れることなく並べていることに嬉しさを感じふわり、微笑みを浮かべて。…けれども先程よりなんだか少し歩きやすくなったような、そんな気がしては不思議そうにその原因を探そうとするも彼処だと指さす相手につられ目線の先に見つけた緑色の看板につい気を取られてしまっては、相手の心遣いに気が付かないまま上記を問いかけちらり、相手に視線を戻し。
…そのときふと、がさりと動かしていた己の足に持っていた紙袋が当たればその紙袋の中に入っている小さな存在を思い出し少し困ったようなどうしようかと迷っているような…そんな表情で眉を下げればそっと隠すようにそれを後ろに回して持ち、そして誤魔化す様に「…長谷部様も甘い物がお好きなのですか?」と話題を持ち掛ければ小首を傾げにこり、微笑んでみせ。)
>>ひらの
ああ、それなりにはな。…彼処はケーキ屋という割には様々な物が置いてある。初めて絵を教えてくれたのもあの店の主人でな…いつも何かと世話になっている。(相手の方を見ていなかったからか表情の変化には気付かなかったものの、誤魔化されているのには何とは無しに感づき。それでもそれを指摘するには決定的な確信はなく、後ろ手に持ち直した紙袋は恐らく…と中身が読めてしまうも此処は敢えて突っ込まずにいて。土産物が被ってもそれはそれで構わないし、寧ろそこまで気を遣ってくれていると思えば嬉しさもふつふつ湧き上がるもの。そして上記の言葉_初めて絵を買ってくれたのも主人であった、というような言葉を付け足す様に呟くと苦笑にも似た笑みを零し。店の前まで来ればふと後ろを振り向いて、突然脈絡のない問いかけを。)……兄弟達は元気にしているのか?
>長谷部様
…素敵なお店ですね、きっと並んでいる菓子達も優しい味がするのでしょうね(相手の話こくり、頷きながら聞いていれば上手く誤魔化せただろうかと少し不安に思いつつ、その話の内容に素直に素敵なお店なのだろうと感じればふわり柔らかい笑みを浮かべて上記述べ。又、相手の思い入れのあるお店に己を連れて行ってくれるのだと知ればそのお店に益々興味が増す一方で、何だか大切にしている宝物をこっそり見せてもらうことができた時のような特別な心地になり、ぽかぽかと心が暖かくなれば嬉しい気持ちを堪えつつ足を進め。…お店の前へとついた頃突然問いかけられた問いかけに一瞬はきょとんと間が抜けたような表情を浮かべたもののその話題が兄弟のこととなれば分かりやすく直ぐに嬉しいそうな笑顔を浮かべ「はい!特に体調を崩すこともなく、元気にしていますよ」と優しい口調で伝えて。)
>>ひらの
そうか、ならば良い。(笑顔を咲かせた相手を眩しげに見詰め、ぽんと軽く肩を叩けば先ずは一言、安堵のような言葉を零して。粟田口は兄弟が多いことを己は知っている_長兄である一期一振を筆頭に数えて大まかに15人程か。元気で威勢の良い者や優しく聡い者が多いし、きっと毎日が賑やかで楽しいのだろうと相手の顔を見れば容易に想像が出来。又、粟田口にはしっかり者が多いことも己は知っていて。それは、一期一振の教育の賜物か、若しくは生活環境故か。どちらにせよ良い子ばかりなのだ、粟田口は。そのお陰で、過去には何度も肉体精神問わず救われた経験が己にはあり。_傍らに居るひらのに「ついてこい」といつも通りのあの不敵な笑みで声を掛ければ、目の前の扉を静かに開け店内へと身を潜らせて。辺り漂う甘くも優しい香りに心安らげ、ほんの僅かな気持ちではあるが此処であの時に出来なかった粟田口へのお返しが出来れば、と小さな作戦を頭の中で引っ立てればショーケースに並べられた数十種に及ぶスイーツを端から順にじっくり眺め、早速そのお返し作戦を実行すべく店員へと話し掛け。饒舌な口調で粟田口の人数分商品名を止まることなく紡ぎ続ければ、ちらりとひらのを見遣って。)…さて、あとはお前の分だが_欲しい物はあるか?
>長谷部様
(ついてこい、との言葉とどこか懐かしいようなその不敵な笑みにこくりと頷き返事をすれば開けられた扉を相手に続くような形で潜り店内へそっと足を踏み入れて。途端ふわり、と鼻を掠める甘く優しい香りに思わずわぁ…、と小さく声を漏らし辺りを見渡せば色々な種類のケーキが間隔ごとに綺麗に並べられているショーケースが視界にはいり。どれも美味しそうで優しい味がしそうなそのケーキ達に品揃えが豊かなお店なのだなと感心をしていれば、ふと目に止まったのは淡い抹茶色のクリームの上にチョコレートソースが掛けられた一見シンプルなケーキで。素直に美味しそうだとそう思うも店員さんへと声を掛けた相手に気づけばそれから視線を外し、注文をする相手の声に静かに耳を澄ましていれば5つめのケーキを注文しているタイミングで少し頼みすぎなのではないかと不思議そうな表情で相手を見上げるも止まることなく次々と出てくる商品名に流石に驚きを見せショーケースの中のケーキと相手の顔交互に見つめれば続いた言葉にやっと相手の行動の意味を理解し。慌てて首を横にぶんぶんと振り「い、いけません…!ご迷惑を掛けないようにといちにいからも言われています…っ」と揺れる瞳で一生懸命に伝えて。)
お返事が遅くなり本当に申し訳ありません…
>>ひらの
…大丈夫だ、迷惑などを掛けられた覚えは無い。(相手の反応を予測していたからこそ素早く注文を済ませたのだが、揺れる瞳をいざ目にすると沸々申し訳なさが込み上げ。相手を困らせたいわけではない。寧ろ喜ばせたいのに、不器用な自分はこういう行動しかとれず。それで、思わず言いくるめる様な物言いをしてしまうわけで。店員がどうしたものかと困った表情を浮かべているのに気付けば、一度ばかり会釈をした後少しだけ待っていてもらえるようにとお願いをし。そんな業務的な言葉ならば幾らでも出るのに、本当に伝えたい言葉は上手く纏まることを知らず。…どうして、こう、言葉というのは侭ならないものなのだろう。どうすれば伝わるのだろう。胸に突っかかるその悩みを無理矢理胃の中へと押しやっては、今は素直な気持ちを素直に言葉にしてみようと決心し。そっとその場で膝を折りしゃがみこめば、今の心情をそのままそっくり映し出したかのような申し訳なさと僅かな自嘲入り交じる表情で相手と目線合わせ。トーンを落とした小さくも心篭った声、ぽつりぽつり、言葉を繋いで。)礼をさせて欲しい_あの時、粟田口には数え切れぬ程の恩を受けた。義には義を以て報いるのが礼儀だろう。…これは、言うなれば俺の我が儘。お前達には感謝してもしきれないんだ。せめて、感謝を形にさせてくれ。
いや、返事をくれるだけで十分だ。待つことには慣れているし、気にしていないから安心しろ(ふ、) ついでと言ってはなんだが報告だ。俺も暫くは不定期になるやもしれん。書類整理が滞っていてな…(うぐぐ、) こんな風に早く返せることもあれば、遅くなることもきっとあるだろう。かなりの間が空くことになれば、報告の為に一度はきちんと顔を出すようにする。…と、まあ、報告は以上。最近急に暑くなってきたが、体調等は崩していないか?_身体管理は徹底しておけよ、疲れやすい季節だ。もしも体調が芳しくなければ、動くなとは言わん、無理だけはしないようにな(相手の肩ぽん、)
>長谷部様
……わかりました、では此処はお言葉に甘えさせて頂きますが…(己の目線に合わせ膝を折る相手に最初こそ考えを曲げるつもりは無かったもののその言葉と表情に心が揺らぎこくり、と頷いてみせれば申し訳ない気持ちを心に残しつつも相手の気持ちを受け取ることに決めて。上記を相手の瞳を見つめて述べれば「…"僕達"からも長谷部様にお渡ししたいものがあります。」と少しだけ表情緩ませて続けた後、後ろで組んでいる手に持った紙袋がさり、と揺らせば後でお渡ししますね、と柔らかく微笑んでみせ。
…ふとケーキケースの向こう側に居る店員の目が此方に向いていることに気がつけば己の注文で困らせてしまっていることにはっとし、すいませんとすぐに謝った後、忙しく目線ショーケースの中のケーキ達へと移せば先程目についた抹茶風のケーキを見つけることが出来、そっと相手の手につんっと触れては「あのケーキでも大丈夫でしょうか…?」と控えめにそのケーキを指差しながら問いかけて。)
そういって頂けるととても助かります……本当にありがとうございます(深々礼、) はい、了解しまし…長谷部様がですか( 目ぱちり /)…わかりました、頑張ってくださいね…!本当は何か僕にも手伝えることがあれば良いのですが……。
体調のご心配までありがとうございます!正直、最近のむしむしとした暑さと天気には負けてしまいそうになる日もありますがそのお言葉に励まされて頑張ることが出来ています…!長谷部様も熱中症など、暑さには気をつけてくださいね。( じっ、)
>>ひらの
ああ…喜んで受け取ろう。(紙袋の存在を知らせる音にぴくりと眉動かしては、次の瞬間には、ふ、と先の緊張から解けるように淡い笑みを零して上記のような応答を。これでまた、彼らに対する礼はプラスマイナス0の元通り。それでも、自分の中では感謝に一通りの区切りを付けることが出来たような気がして、ほんの少しだけ、気持ちが落ち着き。_手に触れた彼の体温、はたとして彼を見つめ直せばそのまま、ゆうるりと伸ばされた指の先を目で追いかけて。その先には美味しそうな抹茶のケーキが。相手の問いにはひとつの頷きで大丈夫だと肯定の意を示せば、そっとその場から立ち上がり、店員と目を合わせて。一言謝罪の言葉を添えてからその商品名を淡々と注文し。すべての注文を終えたと知り慌てて用意をし始める店員を眺めては、くつりと密かに喉奥で笑いを堪えながら「愛想の良い店員で助かったな」と冗談交じりに呟いて。)_此処を出たら直ぐに俺の家へ向かうか。外は日差しがきつい。ケーキを傷ませるわけにはいかないからな。
は、ははっ……書類整理は、本当に猫の手も借りたい状況だったぞ…(空元気/ぐったり、) 何とか仕事の目処は付いたし、此処で一度顔を出させてもらった。が、…すまない、今度は端末の調子が芳しくなくてな。また度々遅れることになるかと思う。運が良ければ早めに返せるだろうが、そこはまあ、あまり期待はしないでくれ…(眉間押さえつつ、はあ)
ああ、無論だ。水分補給はこまめにしているし、栄養補給も抜かりはない(ふふん、) 最近は本当に暑くなっているからな。直射日光や屋外活動は、出来れば避けたいものだ。夏はまだまだこれから_…夏バテ予防も確りしなくてはな(ふむ、)
>長谷部様
こんばんは(ひょこり、)
今日は申し訳ないのですが、お返事を返すのにもう少し時間が掛かりそうだと言う事をお伝えに参りました…。
長期の休みの前で小さい試験などが重なってしまい、成るべく早くお返事を返すことのできるように尽力していたのですが…僕の力不足です、申し訳ありません…。( 深く頭下げ。)
…そして言い訳のようなのですが、あともう少しで“夏休み”に入るのでそうしたらきっとお返事を返すぺーすも上げることができると思います!(ふふ、)
なので…もう少しだけお時間を頂けると幸いです、ごめんなさい。
>>ひらの
こんばんは、ひらの(ゆるり一礼、)
先ずは_丁寧な報告をありがとう。…しかし、俺もなかなかにお前を待たせていた。だから、遅くなろうと気にすることはない。お互い様、ということだ(ふ、) 夏休みに入る頃にはある程度、俺にも余裕が出来るだろう。…お前との遣り取りはいつも楽しみにしているからな。沢山会話ができるというのは、とても嬉しいことだ(ぽつ、)
気長に待っているから、無理はしないようにしろ(手ひら、)
>>長谷部様
…本当です、とても驚きました(相手の頷く様子に少し安心したのかほんのりと表情が緩めば聞こえた呟きに相手を見上げ、己の性格を把握しての先程の行動は優しさと気遣いを含めたものだと理解しながらもわざとらしく片頬をぷくり、膨らませて見せれば次からは余裕のあるように己のお小遣いを貯めて持って来ておこうと心の内で呟き。続いた相手の言葉につい忘れかけていた家にお邪魔をさせて頂くという目的に、膨らませていた頬を元に戻せばはい、と返事をした後にこりと微笑んで見せ「ありがとうございます。」とケーキのお礼を含めてぺこり頭を下げ。)
お、お待たせいたしましたっ 本当に長い間…申し訳ありませんでした( 深く頭下げ )
もう本当になんとお詫びを申し上げたら良いでしょうか…、ご迷惑をおかけしました。(しゅん、)
遅くなりましたが…書類整理、お疲れ様です!猫の手も...お察し申し上げます…。
書類整理の後はゆっくり休むことができたでしょうか…?ご無理はなさらないでくださいね( 眉下げ、)
夏バテ対策…、冷たい物をとるのは逆に体を冷やしてしまうこともあるようですからね。…くーらーの当たりすぎにも気をつけたいものです( 苦笑い )
>>ひらの
悪気は一切無かったんだ、許せ。(驚いたと口にして頬膨らませた彼の様子に思わず笑い零せば、肩を竦めつつも明るさ含んだ声色で謝るように告げて。そうして、律儀に下がる彼の頭をそっと目で追いかければ「どういたしまして」と素直な気持ちでひとつの頷きを見せ。_暫くして、ケーキを箱に収め終えたのか袋を提げてすみませんと店員が声を掛けてくるのに気が付けば、此方もお手数をお掛けして申し訳ないというような断りの言葉一言添えつつ代金を支払い、その大きな袋を受け取り。あまり揺らさないようにしなければ、と小さく意気込むように袋を握る力強めれば、待たせたであろうひらのをちらりと見遣って。)待たせてすまない。此処から家までは10分も掛からんが…行けるか?
迷惑などとは思っていないからな、気にしなくていいさ。謝罪も不要だ(相手の頭わしゃ、) 現実を優先するのは至極当然のこと。すべき事をした上で返事をしてくれれば、俺はそれでいい(ふ、)
嗚呼、ゆっくり…とはいかなかったがそれなりには休めたさ。勿論無理はしない、効率的ではないしな(くす、)
冷たい物で実際に腹を壊した知り合いが居るからな、その点は注意しているぞ。クーラーは……そうだな、何だかんだで当たり過ぎているような気がする。作業中は時間感覚が狂ってしまうし、使用するなら次からはタイマー機能を活用すべきか。文明の機器は素晴らしいが、何事も過剰はいけないな…(ふむ、)
>長谷部様
(ケーキ受け取る相手と店員との会話に自分もぺこりと申し訳無さそうに頭下げた後、ちらりと相手の手元へ視線を移せば沢山のケーキが入った箱を包んでいるその大きなビニール袋に重くはないだろうかと相手の顔を伺い。持ち運ぶのが大変そうだと思っては、役に立ちたいという気持ちからお持ちしましょうかと声をかけようとするもふと目にはいった相手の袋を握る仕草にその言葉静かに飲み込んでは己の出番ではないか、と少し苦笑いを浮かべつつここは素直に甘えることにして。相手の口から続いた言葉ににこり、元気に頷けば、)はい、大丈夫です!いきましょう…!
お優しいお言葉ありがとうございます、…ですが僕はまたお返事が遅くなってしまい……本当に申し訳ありません!!(頭下げ、)
…こうなったら、やはり修行に出るべきでしょうか…()
それは良かったです、…長谷部様らしいですね(ふふ、)
あぁぁ…お知り合い様がお腹をひやしてしまわれたのですね…。…クーラーの代わりにうちわ、という手もありますが扇ぐのに手が疲れてしまいますし、そうなるとつい便利な機械に頼りがちになってしまいますからね。気をつけなければいけませんね(うむ、)
>>ひらの
(快活な返答が耳に入ると、僅かに目を細めながら笑みを零し「ああ」と一言応え。そうして、涼やかな店内から足を一歩外へと踏み出してみれば、気温の急激な変化からか熱気の壁が立ち塞がっている様な感覚を覚えて。茹だるような暑さに、こめかみからはじわりと汗が滲み_嗚呼、ぼんやりしていると倒れてしまいそうだ。思わずほう、と気怠げに吐息漏らしては、相手に悟られない程度に歩幅の調節をしつつ、自宅マンションまでの道程を思ってうんざりとし。街路樹が並んでいることが唯一の救いだろうか。日陰を縫って歩くようにすれば、僅かではあるものの確かに暑さも和らぎ)
…今年も暑さが酷いな。例え少しであろうと、体調が優れなければ直ぐに申し出ろ。脱水症状や熱中症の対処法はしっかりと頭に入っている。(自身は鋭い観察眼を持ち得ないし、相手は他人ばかりに気を使って自分の事を後回しにしやすい。自身の知らぬ所で知らぬ間に無理をされては困るから…とばかりに先手を打つような言葉を紡げば、空いている片方の手を用いて相手の頭を優しく撫で)
いや…俺の方こそ遅くなってしまった。頼む、頭を上げてくれ!(おろ、) 修行、だと?(目ぱち、)__お前が強くなって帰って来るのは無論喜ばしいことだが……然し、道中が心配だ。ああ、いや。お前がしっかり者であるのは承知しているが、それでも、だな…(ぶつぶつ/)
外出時には出来うる限り扇子を持ち歩くようにしているが、扇ぎ疲れて汗が出る、なんてことはザラにあるな。無いよりはマシだが、どうにも悪循環になっている気がする…(うぐ、) …とどのつまりだ、最善の方法は「何事も適度に」ということだな。不足も駄目、過剰も駄目となれば他に言うこともあるまい。最近は扇風機を回し、ひえぴたとやらを額に貼って寝ているが…これはなかなかに快適だとお前に教えておこう(ふふ、)
>長谷部様
(相手に続いて店内から一歩外に出てはむわり、包まれた熱気に思わず目を細め。首筋を伝う汗に心地悪さを覚えつつちらりと視線を横に移せば相手の様子に暑いのは己だけではないのだと静かに俯き、余計に暑さを感じさせないようにその単語を口に出さない様気をつけなければと心の中で頷いて歩き。
街路樹の日陰に入れば幾らか和らいだ日差しからの暑さに表情もある程度柔らかくなり、そこでやっと己の歩幅のことを思い出しては先程から変えていなかったことに気付き。慌てて相手を見上げるも己が問いかけるよりも先に紡がれた思いやりのある言葉と頭を撫でるその優しい温もりに驚いたようにきょとんとした表情を浮かべては、こくりと頷いた後にくすり笑みを零しつつ)
…わかりました、ありがとうございます。何かあれば直ぐにお伝えしますね(にこり、照れ笑い交じりにけれども何処か嬉しそうな笑顔を見せれば素直にそう返し。長谷部様も、と言葉を続けては「僕の足が遅いと感じたら遠慮なく言ってくださいね、その走ることもできるので…!」と微笑んでみせ。)
…すいません、本当に申し訳ありません…!!同じ過ちを繰り返してしまい…頭があがらないです…。
……今回のご無礼も含めて、今度こそ修行に出なければと思っていたのですが…。やはり、もう少し練度を積んでからにしようと思います。(こく、)…長谷部様が不安にならないような己にしっかりとなってから、出直させて頂きますね。ありがとうございます(くす、)
成程、そういうことになりますね(こくり、)扇風機に冷えピタ……良い知恵をありがとうございます!今度早速実践させて頂きますね…!
…そして、もう一つ。その…どうやら"寄り道"が見つかってしまっていたようで、ご心配をお掛けして申し訳ありませんでした…。(ぺこっ、)絶対に見つからない寄り道だろうと、油断していたのですが……長谷部様は勘が鋭いのですね。それともバレバレだったでしょうか(えへへ…、)
本体から、素敵なお返事をありがとうございますと伝言を預かりましたのでお伝え致します。僕からも見つけてくださってありがとうございます、というのは変だとは思いますが…嬉しかったです。ありがとうございました(にこ、)
>>ひらの
__何だ、その様子では気付かれてしまったようだな。(長谷部様も、と続けられたその言葉にはふり吐息漏らせば、バレたことを残念に思ったのか僅かながらではあるものの眉尻を下げて小さな声で左記を。歩幅の調節は自身が進んで行ったことでもあるし、第一、彼の足が遅いとも感じていない。そもそも、リーチの差を慮り、相手に無理はさせたくないという気持ちで調節していたのだ。そんな訳で無論、相手を走らせるわけにはいかない。眉は正さないままにこりと穏やかに笑ってみせれば、どう返したものかと頭を巡らせながら)
遅いとは思っていないし、寧ろ散歩には丁度良いペースだ。お前の方こそ、俺の足が速いと感じたら直ぐに言え。__まあ、もう直着くが。あの角を左折して左側二つ目の建物…そこが俺の住むおんぼろマンションだ。(自然を装い話の流れを変えることができれば、つい、と角を指差しながら口頭で居住場所を教えて。_歩く速さを変えれば、家までの短い距離でも何処か遠く感じるものだ。考えれば当たり前のことではあるが、何故だか不思議な感覚が身体を巡り。自分達の足元へと気紛れに視線下ろせば、思わず、といった様子で口を開いて言葉を零し)…こうやって、誰かと並んで歩くのは楽しいものだな。
ああ、しっかり精進してからにしてくれ(ふ、) 俺も…お前がしっかりする頃には修行に出ることができるやもしれん。早く、出来うることならばもっと早く、今以上の強さを得られれば良いのだが…(む、) 叶う事ならば今すぐにでも仲間を、お前を守るための力が欲しい__否、そんなことを願う時間が有るのなら、その分鍛えればいいのか?(ぼそぼそ/自己完結) …ひらの、お前さえ良ければ是非鍛錬に付き合ってくれ(ふふ、)
バレバレ_という程でも無かったが何となく、彼処でも言ったように書き方というか、文字の並べ方というか。そういったもので分かってしまってな(くす、)__確信を得る事が出来たのはあの番号のお陰だ。見つけた時は、その…柄にもなく舞い上がってしまったが、冷静に返事を返せたと思う。“ありがとうございます”は此方こそです。凄く凄く嬉しかった。と、此方からも背後より言伝だ。俺の方こそありがとう、ひらの。まさかあの場所に顔を出しているとは露ほども思っていなかったし、驚いた。こんな嬉しい驚きならば大歓迎だな(ふふ、) …愛の溢れるあの場所に、俺宛ての言葉を残してくれてありがとう。胸が熱くなって、とても幸せな気持ちになれた(相手の頭撫で、)
こんばんは、ひらのです(ぺこ、)
今日はお伝えすることがあって参りました。
実は今期末試験の前でお返事が用意出来ておらず、試験がおわるのが来週の14日なのですがそれまで…その、お待たせさせてしまう事になりそうです…。
何時も何時も、申し訳ありません…。何とお詫びすればいいでしょうか…(眉下げ、)
期末試験が終ったら真っ直ぐ此処に戻ってきます、では頑張って参りますね…!
>>ひらの
嗚呼。こんばんは、ひらの(一礼、)
試験終わりが14日か__了解した。試験は大切だからな、目一杯頑張って来い(こく、) 日頃どれだけ勉学に励んでいるか、それが点数に関わってくる。努力をしていればしているほど、結果は良いものになるだろう。付け焼刃の努力も一向に構わないが、それでも、真に努力したと言えるのはやはり普段から勉強をしている者だ。…さて、お前はどちらの人間かな(ふふ、)
いや、まあ、冗談はさておき__俺は此処で、のんびりお前の帰りを待っていよう。それに、試験が終わったとしても、返事はそう急ぐことはないからな。時間はあるんだ、文はゆっくりと考えてくれて構わない(にこり、)
では、試験結果の朗報を待っていようか。頑張って来いよ(くす、)
>長谷部様
いえ、そんなことは…_もう直ぐ…?(相手の歩く速度は己にとって丁度よく、速く感じることはないと相手を見上げそう伝えようとすれば、続いた言葉にきょとんとした表情をみせ。そのまま相手の指が指す方向へと視線を移せばまだその建物を視界に捉えることは出来なかったものの、徐々に嬉しそうな笑みを浮かばせればぽつり、言葉繰り返し。
…ふと己が刀剣男士だった頃は相手の部屋にお邪魔したことはあっただろうかと記憶を巡らせれば、うっすらと覚えているその頃の記憶の中にははっきりとした出来事を思い出すことは出来ず。結局もやりとした気持ちだけが心に残ってしまい静かに心を落ち込ませるも、それもほんの一瞬で。ふいに聞こえた相手の言葉、思いがけないその一言に思わず口元に手をあてふふっと笑みを零せば「そうですね、」と相槌をうち、嬉しそうにふわり、微笑みながら)僕で宜しければいつでもお供致します。
…!ふふっ、はい!此方こそ是非お願いします…!長谷部様との鍛錬はとても良い勉強になりそうです(こく、)
…彼処に言葉を残したのも、それが見つかってしまったのも…どちらも初めてのことで、その…此方こそ本当にありがとうございました(ぺこ、)僕の言葉が長谷部様の元へと届きそしてお返事をくださった時、僕もとても嬉しかったです。…あの場所には感謝をしなければいけませんね(嬉しげに撫で受け、にこり。)
た、只今戻りました…(ひょこり、)
帰りが遅くなり申し訳ありません、大変御迷惑をお掛けしました(頭下げ、)
…試験の結果は…その…教科によって差が激しくなってしまったのが反省点でしょうか、次は気を付けていこうと思います(目逸らし/)
>>ひらの
ありがとう、ひらの。では散歩がしたくなればその時はまた、お前に連絡でもしよう。(口から零れ落ちた些細な言葉を彼が拾い上げてくれたのが嬉しくて、それ故じわりと自身の体温が高まるのを感じては、先程からの緩まった表情を引き締め直しつつも素直な心持ちで感謝の言葉と返答を紡ぎ。足元に下げたままであった視線を今一度正せば、今度は気紛れに辺りへと耳を傾けて。舗装された道には、かつりこつり、自身と相手の靴音が心地好く響いてゆく__車の通りの少ない道を選んで歩いていたためか、その他の音はあまり耳に入らず。強いていえば、聞き馴染んだ蝉の声がそこかしこから響くぐらいか。慣れというのは怖いもので、初夏にはあんなに煩いと思っていた蝉が、今や今日もよく鳴くものだと変な感心さえ覚えてしまっており。ああ、“音”と言えば_なんて、そこではたと気になることが出て来れば、先程指し示した角を左折しつつちらりと横目で相手を伺った後「つまらん事だが少しいいか」と、何とか不器用なりに話を切り出して)その、…いきなりではあるが、お前の好きな音楽を教えてくれないか?__俺は、お前のことを殆ど知らないからな。こうして話すことで、少しずつお前を知っていきたいと思っている。
ほう、初めてだったのか_それは何とも嬉しいな(ふふ、) …俺は何度かあの場所へ書き残した事はあるが、書き残されていたことは今迄なかった。つまり、そうだな…誰かから俺に宛てての言葉は、今回が初めてだった。だから、どう返事をしたものかと嬉しさのあまり随分頭を悩ませてしまってな。困ったものだろう?(くす、) ああ、本当に…。この感謝の気持ちの代わりに、彼処へ想いを託してゆく皆の幸せを祈ろうか(胸の前祈る様に手組み、柔く笑み返し)
俺の方こそ少し遅くなったが、おかえり、ひらの(手ひら、) そして、お疲れ様。誰にでも得手不得手はある。教科別の点数差は多少ならば仕方が無いだろうが……_否、俺も人の事は言えんな。そろそろ復習を始めねば、試験に間に合わないかもしれん(はぁ、/ううむ…)
こんばんは、…夜分遅くに失礼致します。
長い間何もお伝えしないまま、お返事を返さずにいて本当に申しわけありません…(深く頭下げ、)
言い訳になってしまうので…その、あまり理由にしたくないのですが最近現実が忙しく、本体の体力がもたずに中々此処をひらくことができないでいました…。
本当は何か一言でもしっかりと事情をお伝えに来るべきだったのに…申しわけありません。
…長い間空けてしまったのでまだ長谷部様がいらっしゃるかわかりませんが、今日また改めてお返事を返しに参ろうと思います。
本当に申しわけありませんでした、…自分勝手なのはわかっていますがまた長谷部様とお話が出来たら嬉しいです…。
>長谷部様
はい…?好きな音楽、ですか…__成程。僕も本丸に居たころの記憶は曖昧なので、良い機会ですね…!(切り出させた話題に相手の顔を見上げて真面目に耳を傾け。その問い掛けに何故また急に…?と疑問を抱けば、わかりやすく首を傾げるも相手の話を聞いていくうちに理由を理解しては納得した様に頷き、ふわり微笑んでみせ。その後少しの間、問いかけに対しての返事を考えればえっと…、と小さく呟いた後に)…そうですね、落ち着くような曲調の音楽を聞くことが多い気がします。流行りの曲はテレビで聞くぐらいでしょうか…(出来るだけ丁寧にそう伝えればこうして己の事を話すのはなんだか自己紹介をする時のようで少し恥ずかしいな、と心の内でそっと呟けば、えへへ…と頬を掻き。…いきなり振られた話題ではあったが、折角ならばと相手の顔ちらりと伺えば)長谷部様はどうですか…?
>>ひらの
っ!__ひらの…(目ぱちり、)
そうだな…先ずはこんばんは。それと、おかえりと言うべきか(穏やかに笑み、) 言い訳だろうと何だろうと、素直に理由を告げてくれたことに関してはありがたく思う。だが、忙しい時は誰にだってあるし、その間、此方も試験があって慌ただしくしていた。例えお前からの返事が早かったとしても、あの時ならばきっと此方からの返事は遅れていただろう。だからどうか、謝ってくれるな(眉下げ、)
こうして返事をしているということは、俺はまだ此処に居るということ。俺は待つことには慣れている。…一ヶ月だろうと半年だろうと、ずっと待ち続けられる自信があるくらいにはな。
だが、こうしてまたお前と話ができるのならば……俺はそれだけで嬉しく、幸せだ。お前が望むのならば無論、喜んで話し相手になろう。そして二人で、ゆっくり話を紡いでいこう。これからもよろしく頼むぞ(ふ、/握手求め片手差し出し)
落ち着くような曲調…と言えば、クラシックのようなものか?(此方からの問いに対した相手の反応を見れば、やはり驚いただろうかと何処か気まずそうに目を彷徨させつつ、無意識のうちに眉間へと皺を寄せてしまい。しかし相手は快くも答えを返してくれたため、その皺は出てきた時と同様無意識のうちに消え去っていき。その表情に残るは、口下手な己の言葉が相手に伝わった故の安堵と穏やかさ。己の知らない相手の姿がぼんやりと輪郭を持っていく_知らないことを知るというのは、やはり嬉しいものだ。人はこういう風に互いを知り合い、深く分かり合うことで真に友と呼べる存在へと変化するのだろう。その持論で言えば、俺とひらのはまだ“知り合い”の関係なのだろうか。“知り合い”という言い方は何処となく他人行儀な響きを持っているが、自身の中では“知り合おうとしている最中の関係”だと考えるようにしており)__ははっ…情けないことに、俺は音楽には疎くてな。強いて言うのなら、俺も落ち着く曲が多いやもしれん。クラシック、ジャズ、バラード…と言った具合か。流行りものには取り敢えず手を出すが、最近の曲はあまり好まないな。(返された問いかけに此方も一瞬ばかり考える様子を見せれば、分かりやすいようにと例を挙げつつ答えを述べ。…ああ、そろそろ目的地だ。左側を見遣れば、住み慣れたあのボロマンションが顔を覗かせていて。)
>長谷部様
長谷部様……本当にごめんなさい。お久しぶり、…です。(ぺこり、)いつもお待たせしてしまって…申し訳ないです。
お返事ありがとうございました。とても嬉しかったです…!……でもこうしてまた何も言わないままにお待たせしてしまって……。本当にごめんなさい、…なんとお詫びをしたら良いでしょうか…。
長谷部様とお話をするのはとても楽しくて、自身の支えにもなっています。…なので是非これからも宜しくお願いしたいです…。(差し出された手、そっと握り。)……でも、もし僕が長谷部様の負担となった時には…何時でもこの手を離してください。長谷部様にこれ以上御迷惑をおかけしたくはないのです(伏し目がちに見つめ、)
……遅くなって本当に申し訳ありませんでした、レスをお返し致しますね。
そうですね…クラシックもききますがどちらかというとバラードの方が好みです(少し考えるような仕草を見せた後、己は実際クラシックよりもバラード系統の曲を聞くことの方が多いことを思い出しては上記を口に出して伝えるも、先程から己の好きな音楽として答えているものはどれも曖昧な返答ばかりでしっかりとした答えになっていないことに気が付けば慌てるように頭を巡らせ。後に小さくえっと、と続ければ「オルゴール風にアレンジされた楽曲等も好きで、よく聞いています。」と柔く微笑んでみせて。
己にわかりやすく例を上げて返された答えにはほう、と小さく息をつき。相手と自身の好みに"落ち着く曲調の音楽"という共通点がある事を知ることができては思わず心の底がぽかりと温かくなり。それが嬉しいという感情だということに気付いた頃、相手の言葉につられて左側へと視線を移せば目の前には目的地の相手の家が。「…なんだかあっという間でしたね、」と眉を下げて笑って見せるも、随分と年季の入っていそうなその建物に少しだけお化けの心配をしては気付かれないよう相手との距離をちょっぴり縮めて。)
>>ひらの
負担__? まさか。お前が負担になること、そしてお前を迷惑だと思うこと…それは今までもこれからも一切無い。誓って言える。…と、言っても、お前はまた気に病むのだろうな(微苦笑/頭ぽんぽん、)
俺との会話が楽しいと思うのならば、どうかそのようなことは言わないでくれ。胸が痛む。__お前の手は温かくて、手放すにはあまりに惜しい。この繋がりは、俺が切ることは出来ないな(繋がったままの手を見詰め、膝を折り) 折角巡り会うことが出来たんだ、俺の方からお前との縁を切ることは無い。それも、誓って言える(相手の髪緩り手に取りそっと口付けては、) …これは誓いの証だと思え。形には残らぬ証だが、これを裏切るようなことはしない。
お前との会話が好きだ。ひいてはお前のことが好き、なんだと思う。_恋慕と親愛の真ん中に位置するこの感情をいざ言葉にするとなると、やはり難しいな。“好き”という在り来たりな言葉でしか言い表すことが出来ん(俯き、ぽつり) これは戯言だと思って気にしないでくれ。……ただ、頭の片隅にでも覚えていてくれればと思い伝えただけだ(微苦笑、)
オルゴールは俺も好きだ。しかし、あまり進んでは聞かないな…。あの音色を聞いているとどうにも物悲しさが押し寄せてきて、様々なことを悲観的に深く考え過ぎてしまう。(彼が好きだと言ったオルゴールの音色を思い出せば、自身が知らず知らずのうちにそれを避けていたことに気が付き。その原因を探るように視線を彷徨、ううむと唸る様な声を零せば暫くの無言の後、漸く答えを導き出して。次いでまた口を噤めば、“ひらのが好きであるならば、また今度近い内に聴いてみようか。ほんの偶にであれば気分転換にでもなるだろう”と内心密かに決め事を。
__あっという間。確かにその通りだとこちらも釣られたように眉を下げて笑っては、僅かに身を寄せてきた相手に疑問を抱くも敢えてそれは指摘することなくマンション内へと足を踏み入れ。建物内は日陰となっており、外より幾分涼しい。炎天下に熱された頬を冷気が掠めれば、その心地良さに思わず溜め息にも似た大きな吐息を零して。おんぼろとは言えそれなりに大きいこのマンションは8階建て_階段を上がって5階、奥から三つ目の部屋の前まで来れば、真夏ということも相まってか滲む汗は止まらず、流石に呼気を乱しており。胸ポケットより505と洒落た筆記体で書かれたプレートを付けた自室の鍵を取り出すと急いで鍵穴へと差し込んでくるりと回し、解錠した扉を開けば、先ずは客人であるひらのへ先に入るように促し。室内は冷房が効いているだろう、掃除も隅々までしているから大丈夫だろう。不安要素は確実に潰したつもりではあるが_と悶々続く思考は暑さに掻き消され、己もいそいそと部屋へ足を踏み入れて。)お疲れ様、ひらの。暑かっただろう。…麦茶やアイスコーヒー、アイスティーもあるが、どれが良い?
>長谷部様
それは…本当ですかっ、……少し安心してしまいました。(眉を下げたまま、静かに撫で受け。)
その、申し訳ありませんでした…長谷部様をそのような気持ちにさせてしまうつもりはなかったのです…。__誓いの証、…(驚いたように瞳、瞬かせては)……ありがとうございます。僕も、長谷部様とのこの繋がりを大切にしていきたいです、いえ…これからも大切にさせてください。(微かに熱をもった頬、隠すことなく真剣に相手を見つめ。)
……とても、とっても光栄です…!ありがとうございます。長谷部様のお気持ちを聞くことができて嬉しかったです。 その…頭の片隅にということですが……僕も長谷部様の事が__いえ…やはりもう少し気持ちが纏まってからお伝えしますね。すいません(恥ずかしそうに、肩すくめ。)
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_お邪魔します。ありがとうございます、えっと、…麦茶でお願いしても大丈夫でしょうか?(マンションの建物内と入り幾らか落ち着いた暑さだったが5階へと続く階段を登り相手の部屋へとつく頃にはその熱は再び上昇しており。…階段には普段学校での生活で慣れているはずなのに、と暑さで予想以上に消耗してしまった体力に心の中で小さく溜息をついて。相手が急いで鍵を開けているのに気付いていては解錠された扉に己もつられて気持ちが駆け足になるも、しっかりと挨拶をしてから室内へと入り。冷房が効いているのか外とはうって変わって居心地のよい涼しさに思わずほっと息を吐いた後、掛けられた言葉に相手の方を振り向けば礼を述べ、少し考えた後に素直に自分の飲みたい飲み物を答えては微笑み、首を傾げてみせて。)
>>ひらの
すまない、大分遅くなったか…(申し訳なさそうに頬掻き)
……お前からの返事が来た時、俺の気持ちを伝えて良かったと心から感じた。言おうか言うまいか、とても悩んだ結果だったからな。思ったことは口にしなければ伝わらない。最終的にそう考えて、言葉にさせてもらった。だが、まあ…思い返せば口下手な告白だったかと今更ながら恥ずかしさが……(ぼそり呟き頬赤く、目逸らせば口元隠し)…と、それは兎も角として(ごほん、)__お前からの言葉、楽しみにしていよう。焦らずに、ゆっくりと気持ちの整理をすればいいさ(微笑、)
ああ、わかった。少しばかり待っていろ。
(脱いだばかりの靴を丁寧に並べつつ背中越しにそう返答すれば、先ずは手に持ったままのケーキを冷蔵庫へと納め、次に手を洗うべく玄関を入って直ぐ右のスペース_洗面所へと足を向けて。そこでふと、そういえば…などと気が付けば一先ず足を止め、ひらのの居る方を振り向きながら「その前にこちらへ来い、先ずは手洗いうがいをすべきだ」と声掛けを。言葉はいつも通り無愛想なままだが、気分は何処か高揚しているらしい。声色はいつもよりもやや明るく聞こえるだろう)
>長谷部様
いいえ、僕も随分とお待たせしてしまったので気になさらないでください(首横に振り、苦笑い)
そして、遅れましたがあけましておめでとうございます!(ぺこり、頭を下げ。)
お正月はゆっくりと過ごすことが出来たでしょうか…?ふふ、美味しいお餅は召し上がりましたか?……去年は本当にありがとうございました。沢山暖かい気持ちになることができてとても幸せでした(柔く微笑み)
今年も楽しくお話をすることができたらなと思います、その為にお返事のぺーすを速くできるように努めますね…!今年もどうぞ宜しくお願い致します!
ありがとうございます、お願いします…!(お礼を述べては言葉を返し、初めて訪れた相手の部屋とその涼しさについ気を取られていれば慌てるように自身の脱いだ靴を揃えて。緊張しているのか伸びる背筋に小さく深呼吸をすれば聞こえたのはいつもより声色の明るい相手の言葉、その内容に彼らしいなと少し頬を緩ませれば「はい!今行きますね」と返事をし、邪魔にならぬ様適当な場所に荷物を置かせて貰っては相手のいる洗面所へと足を運び、順番を待つように相手の後ろへと並んで。)
>>ひらの
遅ればせながら、俺からも。あけましておめでとう、ひらの(ゆるり一礼、)
そう、だな……正月さえも何だかんだでバタバタと忙しない生活をしていた気がする(ううむ、) ああ、食べたぞ。今年はバター醤油で食べるのがマイブームだったな。海苔を巻くと旨さが倍増だ(ふ、)
こちらこそ、去年はありがとう。正直、ここまで長く続けることが出来るとは思わなかった。__俺はいつも、居なくなった誰かを待ってばかりでな。幾ら待つのが得意と言えど、流石にそう何度も繰り返すと……辛いものもある。こうしてひらのと長く続けることが出来て、俺は本当に嬉しく思っているんだ。お前と話していると……何だろうか。やはり、暖かいな。胸に優しい感情が押し寄せてくるような感覚がある。文字を打つ間、気が付けばいつも笑っている。いつもの堅い角が取れて、自然体の柔らかい俺でいられる気がする。……俺も一度、返信ペースを見直そう。お前ともっと話がしたい。無理のない程度で早く、というのが今年の目標かな。今年もどうぞ、よろしく頼む(ふふ、)
…ん、待たせて済まないな。(丁寧且つ素早く手を洗った後に二、三度のうがいを済ませれば、肩に掛けていたタオルで手や口を拭い。暑さで気怠い体は蛇口から流れ出る冷水で幾分かマシになり、さっぱりとした心地で後ろを振り向くと順番待ちの相手に一言だけ断りの言葉を。使ったタオルは少し乱雑に洗濯機に放り込み棚の上から新しいタオルを取り出すと、相手にそっと手渡して「これを使え、使用後は洗濯機に入れておいてくれるとありがたい」と続け。さて、相手が手を洗っている間に少なくとも麦茶を淹れる時間はあるだろう。洗面所から足を踏み出せば、一足先に台所へと向かい)
>長谷部様
申し訳ありません…!遅くなりました…。急いでお返事を返してゆきますねっ
バター醤油ですか…!それは試したことがなかったです、熱々の内に食べたら更に美味しそうですね( ふわり、)
此方こそ本当にありがとうございます。僕も長谷部様へのお返事を書いている時には自然と頬が緩んでしまっています、不思議ですね( えへへ )……僕は、お返事のペースがなかなか定まらずご迷惑をおかけしてしまっていますが…、__長谷部様の前から居なくなるということは決してしません。…どこまでも、お供します( 桜ひらり。)
では…その、御負担になりましたら上は蹴ってください!
_
はい!ありがとうございます。(手渡されたタオルを片手にこくりと頷き、お礼を述べれば柔く微笑み。…さてと、手を軽く濡らし石鹸を手に取れば適度に泡立てた後優しく丁寧に擦り、それをしっかりと洗い流せば掬った水で何度かうがいを済ませて。小脇に挟んでいたタオルを持ち直しそれで十分に水気をとれば軽く畳んだ後、言われた通り洗濯機へそっと入れる、…そこまでの一連の動作をまだ慣れない相手の家の雰囲気、その空気にいつもよりゆっくりとこなせば、ついほっ…と小さく息を吐いて。
相手の元へ戻ろうと洗面所をでれば、先に先程荷物を置いた場所へと足を運び。外にいた時から大事に持っていた紙袋を手に取れば、そのまま相手が居るだろう台所まで向かい、ひょこっと顔を出せばそれを渡すよりも先にまずは「何か手伝うことはあるでしょうか…?」と声を掛けて。)
>>ひらの
__どこまでも、と言ったな?
しっかりと言質は取ったぞ(悪戯っぽく笑って見せれば相手の頭するりと撫で) …ならば俺も、お前の前から消えない。どれだけ遅くなろうと、決して…な。
それと。今日は2月23日__俺達の遣り取りが始まった日だ。つまり、今日で一年が経ったことになる。時が経つのは早いな、少し感慨深いものがある(ふふ、) 今さっき気付いてこの日はスルーしてはいけないだろうと慌てて返事をしているから、幾度か推敲はするが、どうか誤字脱字があれば適当に補正をして読んで欲しい(苦笑、) 色々あったが、今日この日をお前と迎えられたことを、俺自身とても嬉しく思っている。改めて言うのはやはり照れ臭いが__いつもありがとう、ひらの。背後様にも、多大なる感謝を…。(深々一礼、)
(台所にて。洗面所から響いてくる水音を聞きながら涼し気な硝子のコップ二つへと冷蔵庫で適度に冷やしてあった麦茶を注いでやれば、それを小さな盆に載せ。午前中にケーキはまだ早いため、それは冷蔵庫に入れたままで良いだろう。さて次はどうすべきか。顎に手を添えぼんやり考えるも、その思考は突然の相手の声によって中断され。声が聞こえた方を振り向けば、案の定ひらのが紙袋を持ち立っていて。さり気ない気遣いに緩む頬。緩りと視線彷徨わせた後、その小さな盆を指し示しては「すまないがそれを持ってきて欲しい。折り畳み式の円卓を広げなければならなくてな」と簡単なお願いを。大した重さも無いし、零さなければ大丈夫だろうという判断をしたらしく)
>長谷部様
御返事遅くなり申し訳ありません…、背後の家の事情で少し落ち着かない日が続いてしまい顔を出すことが出来ないでいました。……折角の大切な日に会いに行くことが出来ず本当に申し訳ないです_、( しょんぼり、頭下げ。)
1年…。いつのまにか、もうそんなに経っていたのですね( ほう…、)此方こそ本当にいつもありがとうございます。そして一年間、沢山寂しい思いをさせてしまってごめんなさい。
長谷部様は僕のお返事が遅くなってしまっても怒らずに、更には優しいお言葉まで掛けてくださって…とても、とても感謝しています。けれど、きっと僕のお返事が遅くなることで不安な気持ちにさせてしまうことも多かったと…そう思います。( 俯き 、)なので、その…遅れることでご迷惑をお掛けしてしまっていることも当たり前なのですがそれ以上に、本当に申し訳ありませんでした。( 深々と頭下げ、)…すいません、謝ってばかりでは反応に困ってしまいますよね。記念日への言葉ですから、日頃伝えることが出来ていなかったことを言葉にさせて頂いたのですが…うーん。そうですね、それではもう一つだけ宜しいでしょうか?___背後様共に、いつもお相手ありがとうございます。温かい気持ちになるお話を一緒に紡ぎ始めて一年が経ったこととても嬉しく思います。そして…長谷部様、本編ではまだ伝えることがないのでいつも心のうちに仕舞っていたのですが…その、大好きです。( 頬赤く染めて、 )
やはりだんだんと恥ずかしくなってきました( 顔扇ぎ / )で、ではお返事を返させて頂きますね。
これですね、わかりました!(指し示された小さなお盆にこくりと頷き、お任せくださいと表情を明るくさせて微笑めば、ふと自身の手元にある紙袋とお盆を交互に見。手首に紙袋を下げお盆を両手で支えればコップの中でカラン、と涼し気に音を鳴らした氷に少しぼーっと渡すきっかけを作らねばと考え事をしつつ、円卓を広げてくれるという相手を静かに待って。)
>>ひらの
長い間返事をしなかったことを謝らせてくれ__本当にすまなかった(深々頭を下げ、) 言い訳のように聞こえるだろうが、少しだけ俺の話を聞いてほしい。…実は、春から環境が大きく変わってな。慣れないことばかりで、しなければいけない雑事も多くて。あまりの忙しさに「上手くやっていけるまでは」とか「余裕が出来たら」とか、そうやって返事を先送りにしていたんだ。……随分と待たせてしまった。何か一言でも残せば良かったのに、俺はそれすらせず……本当に、何をしていたんだろうな…(悲痛な顔で俯き、前髪くしゃり乱雑に掻き上げ) すまない、ひらの_…不安にさせてしまっただろうか。或いは、失望させてしまっただろうか。あんなにも嬉しい言葉を貰えたのに、それを裏切るようなことをしてしまって、すまない。__嗚呼、何度謝っても足りないな。どうか、問わせてくれ。お前はまだ、俺を想ってくれているか…?(不安げな顔、瞳を揺らし)
>長谷部様
__お久しぶりです、長谷部様。( ぺこり、一礼し。)
まずはその、…そう悲しい顔をなさらないでください( 眉下げ、)
その…まだ上手く言葉がまとまらないのですが、新しい環境の中、毎日お疲れ様です。余計なお世話かも知れませんが頑張りすぎて体調を崩したりはしなかったでしょうか…?
そしてどうかお返事のことは気になさらないでください。_僕は失望も、裏切られたとも思っていません。ですから長谷部様は何も悪くありません。( 真っ直ぐ見つめ。)
…嗚呼、今とても緊張しています。長谷部様とまたお話ができるなんて……どきどきとして、とっても嬉しいんです。( 緩む表情、恥ずかしがるように隠し。)
なので、もし何か言葉に間違いがあったらすいません。
そして…絶対に濁してはいけない問い掛けだと思ったので、はっきりと答えさせて頂きますね。__想っています。…正直にいうと実は少し寂しかったんです、長谷部様ともう会えないのかと思うと心にぽっかり穴が空いてしまった気がしました、とても痛かった。
…我儘は言いません、お返事も長谷部様のペースで、無理せずゆったりとで構いません。けれど、どうか僕にも問わせてください__長谷部様は、今でも僕を想ってくれていますでしょうか…?
>>ひらの
__今更、と笑うだろうか。後ろめたくて、また返事を先送りにしてしまった。このようなことを、何度もすまない。何も言わずに去ることも出来たのだろうが、気持ちを返してくれたお前を思えばそれだけはしてはいけないと感じ、今こうして言葉を紡いでいる。
遠回しな言葉は好かん、本題に入らせてもらうぞ。ひらの……理由があって、俺はもう此処へは来られない。折角想いが通じ合ったというのに俺は、…本当に不甲斐ないな。すまない。詰られて当たり前のことをしている。これだけ待たせた挙句に別れを切り出すなんぞ、許し難い行為だ。責めてくれていい。…っ……責めろ、俺を__。
ひらの。いつも、一方的ですまない。いや、……いつもありがとう。俺と言葉を交わしてくれたこと、気持ちを返してくれたこと、今までのこと全てに対し、本当に感謝している。お前は俺の大切な人だ。待たせてすまなかった。……もう、待たなくていい。俺は長い間お前を縛り付けてしまっていただろう。これからは自由だ。
ひらの、改めて今までありがとう。もう言葉を返すことは出来ないが、それでも偶には懐かしさを求めて此処を覗くやもしれん。…思い出すことぐらいは、せめて赦せ。__…好きだった。そう思わせてくれたお前に感謝しよう。この巡り会いに多大なる感謝を。さようなら。元気でな。温かな気持ちをありがとう。
>長谷部様
…随分と月日が流れてしまいました。
お返事が遅くなってしまったこと、どうかお許しください。
そして…まずは、きちんと伝えて下さった事にお礼を言わなければなりません。…長谷部様と過ごした時間はとても楽しいものでした。お返事を胸を高鳴らせながら待ち、紡がれる物語には感動をしながらわくわくとした気持ちで続きを考えたのを覚えています。…拙い文章でしか返信を出来なかったのが悔やまれますが、今もきっと長谷部様には敵いませんのでもっと精進していきたいと思います…!
大切な思い出を本当にありがとうございます。
…もっと早いうちにお返事を書くつもりだったので、本当に懐かしく思えてしまうような頃合になってしまって申し訳ないのですが…、もしもまた此処を覗く機会があったその時には長谷部様は気が付いてくれるでしょうか…?
こっそり更新されている頁に気がついて、少し吃驚でもしてくれたら嬉しいな、なんて思います。
_責めたりしません。不甲斐ないとも思っていません。長谷部様にとって、紡いだ物語が良い思い出としてあることを祈っています。
そして、何時かまた何処かで巡り会えますように。
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