主 2016-02-16 18:38:10 |
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(/寧ろ需要だらけでございますよ!素敵トピですのでもっと自信をお持ちくださいませ!
早速乍ら絡み文を作成致しましたのでお手隙の際にご確認お願い致します…!
十四松に過剰に執着してしまう、闇オーラの溢れる一松になっていれば幸いです( ´`) )
__…十四松、
( 錆びた金属バットを引き摺る音と擦る様に歩みを進める足音が路地裏に響き、鼓膜に反響しては脳内に漠然とした不安感を齎す。薄暗い路地裏でも一目で解る血痕は先刻殴り倒した無数の人間のもの。ゆったりと其れを一瞥すれば記憶を思い起こす様瞼を伏せて。状況は所謂多勢に無勢といった所か、無論此方から持ち掛けた喧嘩な為に味方等一人もおらず。然し相手は、学生時代悲しくも阿呆な兄弟に付き合わされて喧嘩三昧な日々を送った己にとっては敵とは云えない連中で。物の数十分で片を付け現状に至る訳だが、気を許し背後からまともに頭に喰らった傷がじくじくと痛み。何とは無しに額に手をやれば指先に付着するのは真っ赤な血、刹那瞳を見開くもそれは一瞬直様通常の無気力なものに様変わりして。然れど血液は無遠慮に流れ続けるもので若干薄らぐ意識の浮遊感に酔う中、突如脳内に思い浮かぶ彼の姿。無意識にその名をぼそりと口にして。)
…おーいっ一松兄さぁあんっ――!
(太陽も落ち始め鴉が鳴き始めた刻。今日も良い練習が出来たと満足気に泥だらけの体に使い込まれた木製のバッドを担ぐ。さぁ早く帰ろう、帰って温かい御飯を食べて大好きな兄さんと遊ぶんだ。そんな幸せな想像をして家へと歩みを進める。――が、近道をしようと路地裏に入った時に不自然な音と、どこかで嗅ぎ覚えのある嫌な匂い。それに変な胸騒ぎを覚えや否や狭い道を走り出し。自慢ではないが己の“嫌な予感”は外れたことが無い。表情とは正反対のどうしようもない不安と焦りを押し殺し必死に足を動かす――と、見つけたのは見覚えのある後ろ姿。それに安堵の表情を浮かべ手を振る…が、それは到底安心出来るものではなかった。何時もの笑顔は崩れ、バッドを持つ手が震え、「……どしたの?血ィ…出てるよ…?」空いている手で相手の顔に手を伸ばすと指先で血にそっと触れると首を傾げ
(/なんというかめちゃくちゃカッコいい闇松兄さんで惚れました…
ロルもとても素敵で、駄ロルしか回せない私なんかが絡んでいいのだろうか…と申し訳なく……、)
(/そんな風に仰って頂けるだなんて…!お恥ずかしくも大歓喜してしまっております←闇松兄さんを目指して居りましたので、お褒め頂き光栄の限りです!
駄ロル何てそんなご謙遜なさらないでくださいませ…!主様の丁寧な描写がとても好ましい上に十四松の心理状況が事細かに描かれており、憧れてしまいます!)
ン…十四松、だ
( 水中を浮き沈みする様な温く揺蕩う感覚が四肢を包む。頭部を負傷しただけで人間とはこうも簡単に感覚に支障を来す物のなのか、脆さに細やかな驚愕を見出して。_と、不意に路地裏に響く聞き慣れた声音。普段の底抜けに明るい調子では無く焦燥感に苛まれた声色は己の名を呼んでいて。真逆俺を探しに?そんな訳無いだろ。態々こんな屑を__。只管に脳内を駆け巡る卑屈な思考を弄んでいるうち、正面に佇む愛おしい弟の姿を認識して。刹那脳内が魅せた幻覚かと見做して、掠れ乾いた声音で再度彼の名を呼べば口角を緩く釣り上げ。そっと額に触れる暖かな感触に彼が虚像ではない事を感知すれば、其の手を自ら頬に持っていけば緩く頬擦りをし下記の言葉を零して。「猫虐めてる奴等が居たから、ちょっとだけ遣り返したら怪我しただけ…。別に絡まれたとかじゃ無いから。屑が独りでしくじっただけなんだから、そんな顔しないで」ぼそり、囁く様な声音で相手を宥め、随分と走ったのか彼の乱れた髪を梳いて整えてやり。 )
(手に付いた血。それは紛れもない相手のものだ。ぼぅ…っと手を見つめると途端体の内からじわじわと何かが込み上げてくるのを感じる。それが怒りなのか悲しみなのかは頭の悪い己には良く分からない。ただどうにも抑えられないそれは言葉よりも先に涙となる。ぱくぱくと口を動かすが声は鳩となり飛んでいく。何で僕は上手く人と話す事が出来ないんだろう、言葉にできない代わりに相手の服の裾を掴むと首を横に振る。兄さんが怪我したのに平然としていられる訳ない。そんなこと言わないで、と。――…やがて、気持ちが徐々に落ち着いてくると、何時も通りの笑顔を繕い、息を大きく吸い 「…っー……、あんさん、怪我大丈夫でっか~!?はよ家帰らんととんでもない事になりまっせ!」と家へと続く道を指さして。
( 十四松は馬鹿だけれど昔から優しく物分かりの良い性質だった。現状も恐らくは其の性質が作用し、言葉諸共感情を飲み込んだ事は安易に悟ってしまう程に明白な事実で。人ひとりの暴虐に激昂した己とは異なる静穏な其れに、只管感銘を与えられて。高が猫一匹、然れど猫一匹。学生時期より人間関係が不得手な己の家族以外に気を許せる唯一無二の存在で。明確な個体は非ずとも、猫という存在は憂鬱な社会に溶け込め無い己の精神を和ませる、謂わば精神安定剤なる物で。そんな存在を穢す下等な人物などいないに越した事はない。短絡的な思考は結果その解答に行き着いて、金属バットを引き摺り輩を襲撃した迄で。薄ぼんやりと白けた脳内で送る回想は眼前の彼の声によって引き戻されて。何事も無かったかの様な底抜けに明るい声音。沈んでいた気分が浮上する感覚に、にぃ、と唇の端を釣り上げ彼の台詞に便乗して。)
その通りでまんな〜。血ィだらだらで困りますわぁ〜。ちょっと肩貸してくれまへんか〜?
(幼いころは元々真面目で自他共両面に厳しかった兄。気が弱く泣き虫で喧嘩が嫌いだった自分。他の兄弟のように率先して悪戯をしないから。そんな理由で一緒に行動していた。だがかれこれ二十数年、未だに他の兄弟よりも彼と居る方が圧倒的に多い。理由は定かではない。だが一緒に居ると落ち着くしなんだか心がぽかぽかしてほんわかして心地が良い。昔とはお互い随分と変わってしまったけれど、やっぱり一松兄さんは誰よりも優しい大好きな人それはこれからもずっと変わらない。…だからあんまり無理しないでほしいんだけどなぁ……なんて思いつつも言葉にはしない。大切なものを壊されそうになったら…多分自分も同じことをするだろうから。何時ものような笑みを見せる兄の傍に寄り
あいあい!勿論でっせ~!
( 了承する言葉に「堪忍な〜」と相変わらず似非な関西弁で返答すれば、彼の肩に腕を回して。次第に伝わる温い体温に、先程迄の心身的な疲れがどっと押し寄せると同時に安堵の感情が湧き出て緩く瞼を伏せ。十四松の隣は何時だって落ち着く。勿論彼だって、いつの間にか個性が爆発した兄弟の一人だが根本的な性格は変化して無い様に思えて。こんな事兄弟は疎か本人にだって言える筈無いけれど彼の存在が、其の変わらない性質がひどく己を安心させる。痛む頭部の傷に、はぁ、と溜息を吐けば白い息が瞬間凍って溶けていく。其の様を一瞥すれば、何ともない調子で下記の言葉を述べて。 )
…救急箱、何処にやったっけ
(腕を回されるとふわ、と漂ってくる相手の匂いと、それに混じった血の匂い。それに何故か心地よさを感じてしまう。そんな自分に気づくといつも空いている口をきゅ、と閉じて。やっぱり僕なんか変だよなぁ、と。ただそんな自分を認めたくない。認めたら駄目な気がするから。相手の手を掴むと、相手の方を向き、元気な笑みを見せて。ふと聞こえてきた言葉。良く野球の練習で怪我をして帰ってくる為、見慣れているが、考えてみれば救急箱を出してくれるのは大抵三男か母。居間にあるのは確実だが、その何処にあるのかはよく分からなかった。こんな時に限って家族が居なかったらどうしよ、なんて考えるがその時はその時で片っ端から探すしかない。「んとねぇ~……よく分かんない!いっつも母さんかチョロ松にーさんが出してくれるから!」と。
…マジか。チョロ松兄さんか母さん、居るといいんだけど…
( 問い掛け序でに、ちらり相手を見遣れば何故か口元を結んだ姿が視界に映り。いつも阿呆みたいに笑みを絶やさぬ口角は何処へ行ったのか、きょとり瞳を見開くも彼は彼なりの理由が有るのだろうと気付かない振りを決め込んで。此方に振り向く明快な笑みに若干違和感を感じ得乍ら彼の解答に耳を傾け。どうやら救急箱の行方は彼も知らないらしい。帰宅した後、居間を探し回る羽目になるのかと思えば足が鉛を引く様に重くなり。そうこうしている間にいつの間にやら自宅へ到着し、彼に支えられつつも右手で扉を引き開けて。)
ただいマーッッスル!!マッスルマッスル!ハッスルハッスルゥ!……――んあー…、
(相手に無理をさせるわけにはいかない。こんなに酷い怪我をしているんだから、僕が兄さんを手助けしてあげなきゃ。今までも相手に恩返しをしようと色々とやってきたがそれらはすべて空回りし、その結果、相手に迷惑をかけてしまっていた。だけど今日こそはちょっとでも相手の役に立ちたい。なんて一人張り切っており。家に着き、何時もの如く元気のいい挨拶をして。――しかし、家の中からは人の気配は全くせず。想像はしていたがそれが当たってしまうとやはり堪えてしまう。しかしそれを持ち前の明るさで吹き飛ばすと下記を述べて。
よーっし!じゃあ探しマッスルマッスル!ハッスルハッスル!にーさんは休んでていーよ!
( 玄関に踏み入れる成り幾度も耳にした溌剌とした彼特有の挨拶を耳にし乍ら、薄汚れてしまった便所サンダルを脱ぎ捨て。自身らの存在は疎か彼の挨拶に応える人物は居らず、悪い予感程的中する物だと不本意乍ら知見させられて。はあ、やり様の無い無力感に溜息を一つ吐き出せば、そんな自身の心中や外傷を察してか快活な声音で宣言する彼に瞬間首肯しそうになる。然し、探し物と彼の普段の行いが如何にも結び付かず不服そうな表情を浮かべては「ちょっと待って…、俺も探すから__ほら、血も止まってるし。ね?」先刻迄只管に流れていた血は流れを止めており、其の様を指差して諭す様言って。 )
ふんぬ、!……ぬー………。
(兄さんの役に立つ、頑張るぞ。と意気込んでいるとふと聞こえてきた相手の言葉。それに少し不機嫌そうな表情を浮かべて。せっかくの機会だったのに相手に手伝わせては全く意味が無いじゃないか。しかし相手がそう言うのならば…と残念そうにしながらもこくりと頷いて。スリッパを脱ぐと家の中に上がり込み、居間の襖を勢いよくあけると辺りをぐるりと見渡す。――…と探し物は案外あっさりと見つかるもので。入口の直ぐ右隣にある食器棚…その上に乗っている箱には十字マークが付いており、恐らく自分たちの探していたものだろう。「兄さーん、あったよ~!」と元気良く言うと棚の上を指さして
( 渋々と云う様に首肯する様子に安堵の表情を浮かべ、先方を行く彼の黄色いパーカーを追い掛けて。足元が覚束ないのは傷を負ったからか多大な体力を消費したからか、踏み出す度に視界が揺れる錯覚を覚えつつゆったりとした足取りで居間に辿り着き。快活な声と指先で指し示す目的の物は棚の上。漠然と届かないなぁ、何て思考して。「_あー、本当だ…。椅子、椅子持ってくる」言うなり振り返り掌を模した独創的なピンク色の椅子を引き摺り彼の元へ歩み寄り。)
十四松、これ乗って。取ってくれると嬉しい、かも…
(背伸びをしても中々届かない箱。あれが無くては消毒すら出来ない。しかしどうすることも出来ずに、猫のように目を丸くさせ、不満げな表情でそれとにらめっこをしているとふと聞こえた声。その内容に表情を輝かせれば、その手があったか。と言わんばかりに手を打ち「おおっう!なーるほど!アタマ良いね一松にーさんッ!」と。両手を挙げて頷き、相手の持ってきた椅子に乗ると救急箱を取り。それを抱えぴょん、と椅子から飛び降りると机に置いて。取ったは良いがこれからどうすれば良いのだろうか。首を傾げると相手の方を見て。
……んーっと、先ずはなにすんの?血拭いてしょーどく?
>20
(/構いませんよ!
十四松了解です。一松は初めてなので恐らく似非になってしまいますが宜しくお願いします。
絡み文をお願いします。)
( /了解ですっ!絡み分投下しますね、駄文で申し訳ない…)
兄さん、一松兄さん。散歩いこ、散歩。
( 時間は大体午後2時半くらいだろうか、相手と散歩に出掛けるためやっとパジャマから普段着に着替えては相手のもとへと歩み寄りゆさゆさ、と彼の肩を軽く揺さぶると何時もの明るい笑み浮かべ。近頃相手と昼に散歩に行くのが何となくの楽しみとなっており、大好きな彼と二人になれる数少ない時間であり、相手との散歩は次々と湧いて出てくる独占欲を満たす機会。馬鹿な自分でも大切に思ってくれる彼を独占したい、と笑顔の裏に隠す感情を露程も見せずに上記を述べて。
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