F 2016-02-13 22:23:08 |
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__Story__
無銘の冒険者は名も知らぬ少女を拾う
少女は言った「私には記憶が無い」と
冒険者は答えた「ならば共に行こう」と
記憶の欠片を探して、二人は世界を旅する
__???__
『私は限界です』
『増え過ぎた人類』
『行き過ぎた文明』
『世界は確実に滅びの道を辿っています』
『私はまず災厄を招き人類の数を減らそうとしました』
『戦争や気象等の災害』
『しかし人類の破壊行動は止まりません』
『私は次に変革を起し文明を衰退させようとしました』
『魔法や魔物等の変異』
『しかしそれでも勢いは衰えません』
『私は最後に審判を下します』
『人類がこの世界にとって本当に必要かどうかの、最終的な判断です』
『私は世界樹"ユグドラシル"』
『今その意志の一部を切り離しました』
『ユグドラシルの代行者よ』
『世界の、人類の、善悪をその目で見て』
『いずれ全てを知ったその時は』
『私の元へと還って来て下さいね』
『人類を生かすか殺 すかの選択は』
『貴方の記憶を見て』
『私が判断致しましょう』
__Chara__
提供
"無銘の冒険者"
〆元は帝国軍人。帝国の非道さに嫌気がさして軍を辞めた。今は冒険者としてギルドを転々としながら世界を旅している。
募集
"記憶の無い少女"
〆一般的な知識はある。無いのは己の記憶のみ。強がりでツンデレで弄られやすい。知的好奇心が旺盛だが、それはユグドラシルの代行者として無意識的に刷り込まれたものである。本人は無自覚で自分は只の一般人だと思っている。
名前_ローラ・ソリティア
年齢_16
容姿_濃く、どちらかといえば藍色に近いような青い髪を腰ほどまでに伸ばしていて、それよりは少し明るめの色の瞳をしている。猫目がちなアーモンドアイで暗いところでも物がよく見える。肌は白く、薄紅の唇と頬はそれによく映える。顔立ちは整っている方。赤紫に縁取りは金のローブを着ていて普段はフードを被っている。ローブの中の服は時期のより半袖や長袖、ピンクや水色など様々に変わる。キュロットなどを好んで履いている。身長158cm、体重42kg。
性格_物事は冷静に淡々と捉えるタイプ。凛としていてなんでもてきぱきこなすように見えて案外ドジっ子で思わぬミスをしたりする。その度にあれやこれやと照れ隠しに言い訳を重ねる。天の邪鬼な一面があり自分の思いを素直に伝えることを苦手とする。好奇心は旺盛であり、その好奇心を満たすためなら危険を危険とも思わず突っ込んでいってしまうことがある。素直ではないものの心根は案外優しく、困っている人は放っておけない。しかし、素直に手を差しのべることはできず遠まわしに自分がやったとバレないように手助けをする。また、実は泣き虫であるが強がり故人前ではほとんど泣かず、1人で泣いていることが多いもよう。
備考_接近戦というよりは魔法での攻撃、援助、回復などを得意としていて自分の身長よりも20~30cm程小さな杖を持っている。記憶がないことを寂しく思っていてそのことをからかわれたりすることをあまり好まない。
(/思っていたよりも早くプロフィールを作れましたー!なにか不備などありましたらなんなりとお申し付け下さい!すぐに直しますから!)
(/ 不備はありません!プロフありがとうございます!
こちらのプロフは萌え萎えを聞いてから作成したいと思いますので、そこの部分を教えて頂けたらと思います!)
名前_テオバルト・クレヴァー
年齢_21
容姿_硬い髪質の銀髪で、襟足がやや長めのショート。見た目は悪くなくそれなりに端正で、涼し気な顔立ちのカッコイイ系。スッとした切れ長の瞳はネイビー色。ワインレッドの縁取りがされた襟の立った黒色のコートを着ており、長さはヒザ程度。背中には菱形と十字と三角形が織り重なった赤い模様が描かれている。コートの前は開けていて、中はコートと同系色のローブっぽい服。コートの襟には、金の菱形の金具で留められた白い紐のループタイが通されている。ズボンはコートとローブっぽい服と同じ色で、ベルトの付いたロングブーツも同じ色。冒険者にしては身なりが良い格好。身長178cm。
性格_落ち着いた物腰だが人に振り回されるタイプ。歯に衣着せぬ物言いをするため周囲の反感を買いがちだが、侮辱ではなく意見を述べているだけなので本人はあまり気にしていない。ある意味で馬鹿正直。ややツンケンしているが、自身が気に掛けている人物には執着する。なお計画的に見えて、偶に無計画な一面がある。
備考_バリバリの接近戦。細く長い銀の片手剣と銀の銃を場面に応じて使う。元帝国軍人だが、帝国のことは好いていない。また、世界の闇の部分(奴隷など)についてもあまり好ましく思っていない。
(/ プロフ作れました!何かご指摘があればどうぞ!)
(/とってもカッコいいキャラでうちの子なんて勿体ないくらいです!それでもよろしければこれから宜しく御願いいたします!)
(/こちらこそよろしくお願いします!
お話の流れなんですけど、ローラちゃんの記憶の手掛かり(実際には無いけど)を探す為に色んな場所を巡って、宿代とか稼ぐ為にダンジョンやら魔境に入ったりする感じですね。後はたまーに世界の闇のエグい描写が入るぐらいで。基本的にはファンタジー世界を旅する話です。
なおローラちゃんの秘密が分かるのはだいぶ後半の予定です。ちょいちょい頭が痛いとか声が聞こえるとか、などのフラグは全然立てて貰っても大丈夫です!
あと、魔法ですが人間で魔法が使える者は少ないので(テオバルトは魔法×です)ローラちゃんは暫し狙われる立場に置かれる可能性もあるかもしれません…!
取り敢えず、本編を始める前に何か質問はありますでしょうか?)
(/話の流れなど把握いたしました!質問等も大丈夫です!うちの子は狙われやすい訳ですね…。となりますと、テオバルトくんには御迷惑をおかけしてしまうことも多々あると思います。当人は一生懸命やっているつもりなので温かく見守ってあげてください。よろしくお願いします!)
(/おお良かったです!それでは初回ロル書いてきますので少々お待ち下さい。あっ、話は出会いからと出会って数週間でしたら、どちらがお好みでしょうか?)
(緑の大陸_ラシアット大陸にある"迷夢の森"。ギルド広場の掲示板からこの森の中を縄張りとする、背中に苔の生えた猪のような魔物_モスボア討伐の任務を請け負ったのは良いものの、鬱蒼とした森の中はヤケに静かで鳥の鳴き声一つしない。おまけに昼間だと言うのに、空まで覆っている木々のせいで太陽の光が差し込んで来ない為、森の中は薄暗く寒い。己が着ている一般的な冒険者や剣士のイメージとは程遠い、襟の立った黒色のコートを着直せば、これぐらいの寒さなら許容範囲内かとブーツを履いた足を進めて行き。__迷夢の森の最奥地。恐らく昔は遺跡があったのだろうが今では遺跡とは呼べないほどその建物は崩壊していて、周りの地面には瓦礫の残骸が転がっているのみ。そのような開けた場所へと辿り着けば、手配書のモスボアを探そうとして行き。しかし不意に足が止まる。最奥地の中心部、朽ち果てた祭壇らしき場所に"少女"がいたからだ。何故こんな魔境に子供が…?と考えつつもその顔を見ていき。ギルド広場の掲示板に捜索願が出されていた者でもなく、だからと言って身なりからして自分のような冒険者と言うわけでもない。けれど、場所が魔境なだけに放ってはおけず、どこか不思議な雰囲気を纏う彼女に話し掛け)
──……お前、こんな所で何をしている?
(/取り敢えずこのような形で初めてみました。何か質問不備がありましたら遠慮なくどうぞ! あっ、一つ言い忘れていたのですが、人間と言う言葉は人間のみを指していて、人類と言う言葉はエルフやドワーフなどの人型の生き物も含む言い方です、紛らわしくて済みません(汗))
…貴方こそ、誰?ここは人が来るようなところではないんじゃないの?
( ふわりと鼻をくすぐる新緑の香りに瞳を開くと香りの通り辺りは森で。しかし、自分がなぜこんな所にいるのか、そもそも自分が誰なのかもわからず途方に暮れて。自分が誰かわからなければ動き出すことも出来ず1人訳もわからぬ状況にいれば次第に恐怖が脳を支配し始めて、助けを求めようと「誰か、」と言いかければ相手の声が聞こえて。驚いたのかびくりと肩を揺らすもそれを相手に悟られるのが嫌らしくなんでもない風を装い返事をして。警戒しているらしくじとりと睨みつけるように相手の全身を見ればこの身なりなら自分を助けてくれるかもしれないと思ったのか「…ちょっと。助けてくれないかしら。」と相手の表情を伺いながら尋ねるもその態度は助けを求めるものとは思えない程にツンとしていて。 )
(/了解いたしました!詳細な所まで説明いただきありがとうございます!)
俺はテオバルト・クレヴァー、冒険者だ。
冒険者なら、こんな人の来ない魔境に居てもおかしくはないだろ。
( てっきり困っていたり途方に暮れているのかと思いきや、返って来た言葉は予想を外れるもので。そのツンとした返事に、何となく猫のようだと連想してしまい。しかしながら戦闘慣れしている自分はともかくとして、肝の座った態度の割には目の前にいる少女の身なりは軽装過ぎるため、やはり相手は冒険者などではなく一般人の可能性が高いと感じ。澄ました顔をしてはいるが子供特有の見栄かもしれないと視線を尖らせていると、続いて発せられた'助けてくれないかしら'と言った率直なSOSに、切れ長の瞳を向けていき。「……助ける?駄目とは言わないが迷子か?」と、結果的に子供扱いしているような単語を述べれば、涼し気な顔で問い掛けていき。)
(/ いえいえ!それにしてもローラちゃんのツン具合が理想的です! ではここで背後は失礼しますね!何かあればお呼び下さい!)
ふーん。テオバルト…なら、テオね。冒険者…言われてみれば確かにそうね。
( こくこくと頷きながら相手の自己紹介を聞くと早速勝手にあだ名をつけて、確かに改めて相手の姿を見てみれば冒険者以外の何者でもないような気がして、こちらも自己紹介をしようとするものの自分の名前は相変わらず思い出せず曖昧に微笑み誤魔化して。冒険者なら自分のことを助けるのには向いているだろうと思えばニコニコと人懐っこそうな笑みを浮かべて媚を売ってみるものの相手の口から"迷子"という単語が聞こえて子供扱いされていることに気づいたのかみるみる不機嫌になって。じろりとまた睨みつけるように相手を見つめ「…迷子?なにそれ。それはもしかして私が迷子になるほどおこちゃまに見えたってことかしら…?」と全身に怒りのオーラをまといながら問いかけて。 )
( 相手に名乗ってみたところ、何やら勝手に名前を略称されたので文句の一つでも言おうかと考えたが、案外その略称が気に入ってしまったので'減るものではないから良いか'と考え直し。そう言えば目の前の少女の名前は何と言うのだろうかと思ったものの、こちらの"迷子"と言う言葉が気に障ったのか機嫌が急転直下した為に聞くタイミングは無く。しかし途端にむくれた相手を見れば、その子供らしい態度に反感を覚えるどころか逆に何だか微笑ましく思えて、尖らせていた視線をやや緩めれば薄っすらと口元に微笑を浮かべていき。)
ああ、そうだが。もし、お子様に見られたくないのならもう少し大人の対応をするんだな。
……まあ、それはともかくとして要件は何だ?お前が助けを求めた理由を教えてくれ。
( 子供扱いをされたくないのなら、こちらの軽口を流すことだと、アドバイスに似たようなものをしていって。そして本題へと戻せば、朽ち果てた祭壇に座る少女を見据えて改めて問い掛けていき。恐らく、この迷夢の森から抜ける為に護衛をしてくれと言った主旨のお願い事だろうと、既にこちらは大方の予想をしていて。だが何かが引っかかる、この違和感の正体は分からない。ざわざわと、まるでその不穏さを煽るような周りの木々の音を耳に入れつつ、相手の言葉を待ち。)
…私、なんでここにいるかわからないの。自分の、名前も。
( 相手の言葉は正しいもので反論もできずにむすっとして相手を見つめるとグウの音も出てこず仕方ないと諦めて機嫌を直してこちらも睨むようにしていた目元を緩めて。助けを求めた理由を問われると普通の人間は訳もわからずここにいることはないはずだということは理解出来ているため全てを説明するしかないと判断すれば、淡々と述べることでなるべく心細く不安に揺れる自身の瞳や心を隠そうとして。ざわざわとさざめく木々の音は不安をかきたてるようで耳障りに聞こえて耳を塞ぎたくなるもそんなことをすれば相手に不審に思われるのは当たり前のことであるため必死に耐えて、相手を凛とした表情で見据えて。 )
……記憶喪失か。自分の名前すら思い出せないのか。
( 相手から告げられた理由は己が考えていたこととは全く違うもので。むしろ、記憶喪失と言う厄介な案件であった。少女はここにいる訳や自分の名前すらも分からないと言っている。淡々とどこか他人事のように述べているが、きっとそれは弱さを見せない為なのだろう。己が会って間もない人間だからか、それともその気丈さが相手の性格なのか。つい数分前に会ったばかりなので分からないものの、その強さは嫌いではないと素直に感じ。しかし、記憶喪失と言う自分一人ではどうしようもない問題に首を捻り「見捨てはしないが弱ったな…」とやや困って考え込み。)
…別に、困るなら放っておいてくれてもいいわよ。
( 不安に思っていた、自分でさえ数分前に気づいた事実を述べると、考え込んでしまう相手に少し表情を曇らせるも、すぐ様また先程のような凛とした表情に戻って。相手と比べて軽装備な自分なら走れば森から抜けることくらいはできるかもしれない、と思えば出会って数分の相手に迷惑をかけるのも嫌らしく相手を突き放すような言動をして。ふわりと長めの髪の毛を揺らしながら立ち上がるも目覚めたばかりの体は立つこともままならないらしく、かくりと膝から力が抜けて座り込んでは自分に起きたことが理解出来ず、きょとんとして。 )
……仕方がない、ほら背中に乗れ。放って置いたら確実に死ぬだろうし死なせたら俺の夢見が悪くなる。
( 弱り切っているのか上手く立つことの出来ていない相手を見て思いの外深刻そうだと判断し、ウダウダと細かいことを悩んでいる場合ではないかと考え直していき。とにかくこの迷夢の森は寒い為いるだけでも体力を削られる上に、今は静かだがそこら中に魔物も潜んでいる。記憶喪失に関する問題は後回しにして一旦安全な街へと出て行こうと祭壇へと近付けば、相手は嫌がるかもしれないが腰を下ろして立てない少女をおぶると言う、選択を取ろうとしていき。)
…私なんか助けても見返りも何もでないのよ?
( ここまで優しくされていると逆に疑わしい人物な気がしてきたらしく、相手の優しさに触れ信用しそうになるもわ後に裏切られた時が辛くなると考えてじとりとした視線を向け、相手が抱いているであろう下心などを見抜こうとして。しかし、吹き抜ける風は冷たく相手が本当に優しい人物だろうが裏切ろうとしている人間であうが、このままではどちらにせよ死んでしまうと思い、恐る恐るではあるもののそろりと相手の背にのり、「落としたら許さないから。」とつっけんどんに述べて。
そんなことは分かっている。そもそも俺はお子様に見返りを求めるほど大人気無くない。単にここでお前を見殺しにしたら、化けて出て来られそうだからだ。
( 警戒する少女に対して、少し意地の悪い笑みを向ければ冗談を交えた言葉を返していき。確かに無償の優しさや手助けと言うのは、気味が悪く感じるだろう。本心を言えば、ここで助けるのは相手から助けを求められたからであり、そして自身が放って置けないと感じたからと言う感情論が主体のもので。恐らくこんな裏付けの出来ない理由を述べれば、少女の気の強そうな性格からして益々怪しまれてしまうだろう。だからこそ、敢えてそのような理由は言わず、はぐらかすように揶揄いを交えた上記を口に出したわけで。何はともあれ、背中に乗った少女をおぶれば立ち上がり「そのくらいの威勢の良さがあれば落としても平気そうだがな。なんて、冗談だ冗談。」と、フッと微笑を零せば、遺跡の残骸を後にして迷夢の森を歩いて行き。__昼間の時間帯と言うこともあり、今のところ魔物が出てくる気配はあらず。湿った森の地面を踏み締めて、木の根元に生えている毒々しいキノコを目印にしつつ街を目指していき。太陽の届かない日陰のせいですっかり冷え切った風を正面から受けながら、時おり聞こえて来る鬱蒼とした木々のざわめきに意識を取られつつも、割と体重の軽い少女を背負って一歩一歩進んで行って。)
あまり人をおこちゃま扱いすると貴方の方が幼く見えるわよ?
( またもお子様扱いを受け内心は苛立っているものの先程相手に言われたことを思い出し、自身を落ち着かせるとこちらも少し意地悪げに微笑み、勝ち誇ったようにに返答して。ここまでのことで相手が優しいことなどはとうに分かっているため内心は感謝しているも、素直に口に出すことはできずにもごもごとして。ただ、信用しているという意味を込めて少しだけ相手にしがみつく力を強めて。「こんな可憐なレディを落としたとなったら、貴方の名がすたるでしょ?」とくすりと笑いながら返事をし、悪戯っぽく微笑んで。どう見てもダンジョンであるものの魔物などは出てこないため警戒心を解いているのか、自分は何者なのだろうかなどとぼんやりと考え事をして。暗く湿り気のある森はなんとなく気分を暗くさせ、想像もネガティブなものになり、首を振って思考を止めて。
はいはい、お嬢様。落としはしませんって。( 可憐なレディと称する相手にフッと笑みを零せば、その軽口に軽口を返していき。しかし言葉だけではまるで口論をしているように見えてしまうが、実際にはそんな刺々しいものではなく、むしろ自身の声は最初の頃よりも柔らかいもので。割と少女とは気が合うのかもしれないと考えて迷夢の森を進んでいれば__不意に、ザワリとした言いようの無い寒気が肌に突き刺さっていき。咄嗟に少女を背負ったまま横へと飛び退けば、自身がいた場所の木が後方から突っ込んで来た何かの影に折られていって。バキリとした嫌な音。数秒反応が遅れていたら折れていたのは自分達の骨であっただろう。その影を目で捉えれば「──チッ、モスボアか!」一つ舌打ちを零して片手で銀の銃を引き抜き、緑の苔を乗せた自身よりも一回り大きい猪型の魔物へと銃口を向け。背中の少女を振り落さないように「良いか、しっかりと掴まっていろよ」とあらかじめ伝えれば戦闘体勢に入っていき。)
本当でしょうね?
( 相手と他愛もない口論のようなものをしていると不安という感情は一時ながらも心のうちから消えて。存外楽しいらしく口元にはふわりとした笑みがうかび、調子づいたのか軽口の方もぽんぽんと出てきて、まるで兄妹の下らない喧嘩にも満たない言い合いのようで。相手の警戒心も幾分溶けてきた頃、相手の急な動きに振り落とされそうになって文句の一つでも言ってやらねばと口を開けば、先程までいた場所には木が倒れていて。あまりの驚きに言葉も出てこず、目を見開いて口をぱくぱくとさせていればそこにモンスターらしきものが現れて。相手の取り出した物騒なものを見つめて、敵が怖いものであるということを痛いほどに感じたらしく、相手の言葉にこくりと頷き。恐怖という感情は意外に自分にもあったらしく、身体は小刻みに小さく震えて相手にしがみつく力は自然と強くなっていって。辺りをきょろきょろと見回しながら自分にもなにかできることはないかと必死に思考を巡らせていて。 )
( 獰猛な目付き、鋭く太い牙、巨大な体躯。猪型の魔物は総じて気性が荒く動きは単調で、比較的パターンは読みやすい。ジリジリと間合いを保ちながら銀の銃を構えたままで、敵の隙を突こうとしていき。モスボアが地面を蹴り上げた刹那、横合へと軽く飛んで最低限の動きで避ければその横っ腹に四・五発の銀の弾丸を撃ち込んでいって。片手なため反動が酷く何発かは外れたものの効果はあったようで、魔物は地を揺らすような鈍い咆哮を上げていき。仕留めたと思い息をつこうとしたのも束の間、そのあと混乱しているのか、敵は気が狂ったかのようにあちらこちらの木々にぶつかっていき。そのため途端に行動パターンが読めなくなってしまい。何とか鎮めるために早いとこ倒してしまおうと考えて更に弾丸を撃ち込むが、それでも止まらずにむしろこちらに突っ込んで来て。己がその攻撃を受ければ背中の少女もタダでは済まなくなる。今は自分のみの命ではないと思い、何とかギリギリのタイミングで突進を躱せば視線を尖らせていき。「……火の魔法さえ使えれば弱点を燃やせるんだがな」思わず出来もしないことを呟いて、モスボアの弱点でもある背中の苔を見ていき。あの苔さえ燃やせれば、動きが鈍くなると言うのは冒険者の中でも知られていることであるが、残念なことに自身は魔法が使えないため物理のみで行くしかなく。そんな思考を巡らしている内に、再びモスボアが突進して来たので足に力を込めて躱していこうとし。)
ちょっとテオ、大丈夫なの?!
( 敵意を剥き出しな魔物を見れば恐怖心がなによりも強く、瞳を不安げに揺らして必死に相手にしがみつきながら上記を述べて。大丈夫じゃないことなど一目瞭然であるものの、聞かずにはいられなかったようで嘘でもいいから大丈夫だと言ってくれと内心必死に願っていて。それでも、相手が的確に弾丸を打ち込むためこれは勝ったかと安心すれば、魔物は狂ったように暴れだして、ギリギリのところで攻撃をかわせば「ちょっとちゃんとしなさいよ!」なんて理不尽とわかっていてもトゲトゲしく述べ。相手の口から火の魔法、と聞こえて周りを見れば哀れな旅人の亡骸らしきものがあり、その横には杖が落ちていて。それを見つけるとすぐ様相手の背から飛び降り、その杖を手に取ればなんとなく自分の体に馴染むような気がして。後は反射的に口が動いて「ファイヤー!」と唱えれば、杖の先からは火が出て魔物の背を焦がして。「これでいいの!?」と自分でもわけがわからず混乱しているのか相手を振り向きながら、目を白黒させつつ尋ねて。 )
──っ。
( 先程から聞こえて来ていた少女の毒舌に軽口を返して安心させてやりたかったものの、その声に返事をする余裕は無く、自身は眼前の敵を睨み付けたままで。そして突進して来た猪型の敵を避けようとした途端、いきなり背中が軽くなった為に酷く驚いたが動きを止めるわけにはいかず、そのまま体を捻って魔物を躱し。慌てて少女を探せば旅人か冒険者の骸から拝借したのか、少し草臥れた杖を手に持っていて。それを見たモスボアがこちらではなく相手目掛けて走り出そうとしていたので、素早くその進路を絶つように敵の足元へと弾丸を撃ち込んでいき。一体少女は何をする気かと考え、早く戻って来いと言おうとした刹那__その口から魔法の呪文が唱えられたと同時に勢いよくその杖の先端から橙色の炎が噴き出し。まさか、相手が魔法を使えるなど思ってもいないことだったので唖然としていれば、実行した本人である少女も驚いているようで。エルフや妖精ならともかくとして、人間で魔法が使える者など数パーセントにも満たなく。本当に相手は何者なのかと思考の渦に引き込まれそうになったが、今は目の前の魔物を倒す方が先で。混乱している少女に力強く頷き「それで良い、よくやった!後は俺が引き受ける」銀の銃を仕舞えば腰の鞘から細い剣を抜刀していき、背中が燃えている為に弱って動きが鈍くなっている敵を一瞥すれば、ザッと地面を踏み込みそのデカイ図体に深く斬撃を入れれば大きな地響きを立ててモスボアが倒れていき。数秒もしない内に、その亡骸は黒ずんでいってやがて地面へと溶けていく。後に残ったのは"モスボアの牙2本"と"手配魔物の討伐証明書"で。何故魔物がこう言った便利な物を落とすのかは未だに解明されていないが、有り難く全てを拾っていけば少女へと近付き「その……何だ、まあお前のお陰で助かった」と、ぶっきらぼうに言い。)
(/すみません!風邪をこじらせてしまいまして今日はお返事できそうにありむせん…。明日には完治させてお返事させていただきます!すみません!)
(/ひええ、風邪ですか…!いえいえ!リアルのお身体が大事ですしこちらの返信などは気になさらず、十分養生して下さいませ!自身はゆっくりとお待ちしておりますので。むしろ風邪でお辛いところご報告をありがとうございます…!)
っ…、はぁ、テオ…大丈夫?
( 魔法を放てば、相手が華麗な手さばきで敵を倒してしまい、敵が倒されたのを見れば、そのままずるずるとへたりこんで。余程怖かったのか震えながらも強がってお姉さんぶりたいのか余裕ですオーラを出しながら相手を心配するような言葉を投げかけて。しかしながら、自身にいたっては腰が抜けているらしく立ち上がることもできないため、いつまでたってもその場から動くことはなく。魔法らしきものわ放ったもののそれが何か、なぜ自分に出来たのかはわかっていないため「ねぇ、テオ。さっきのあれ。私の、なんだったの?」と、記憶のない自分にとってはほとんどの人間がそうだが、物知りに見える相手に魔法について尋ねてみて。
(/昨日も返信できずに申し訳ございません!!復活いたしましたので御返事させていただきました。寒いですし体調には気をつけなくてはなりませんね…。)
俺の方は大丈夫だが、お前立てるか?
( へたり込んでしまっているものの強がっている相手を見ては、何だか微笑ましくなってしまって微かに笑みを零しつつそちらの方まで移動をすれば、本当にさり気なく手を差し出そうとしていき。__ふと、魔法について何だったのかを唐突に聞かれた為に少し悩んでしまい。魔法と言うものは数百年前に急に出て来た不思議な力で、未だに解明されていない。そして、魔法と言うものは魔力を有する者しか使うことが出来ず殆どがエルフや妖精が持っており、人間はごく僅かしか魔力を有していないのが現状で。そう言った背景的な事情も少女にサラッと説明をすれば最後に一言で纏めて「まあ、魔法はいわゆる天性の力と言うやつだ。生まれつきのものだが悪いものではない」と答えていって。)
(/わー!お帰りなさいませ!そちら様は病み上がりですし、1日1回と言う返信が厳し目でしたら2日に1回とかでも大丈夫ですよ!)
立てるわよ、お構いなく。
( 相手に頼るのは癪なのか差し出された手をぺしりと払い、拾った杖を支えに少し覚束無い足取りながらも立ちか上がって。辺りをキョロキョロとするも先程倒した魔物はおらず、この世界では常識なのもわかっているものの、記憶がなければ実物を見るのは初めてと言っても過言ではなく、少し不思議そうにして。魔法について説明を受けると、理解しているのかしていないのかなんどか頷き「つまり、私は特別ってことね」と御満悦な様子で微笑んで。亡骸から拝借したものではあるが、魔法しか今のところ能力のわからない自身にとって杖は重要な道具であるため貰うことに決めて、亡骸に向けて手を合わせて頭を下げると「これ、頂きます。」とだけ呟いて。「さ、行くわよ。テオ。」と相手を急かすように述べて歩き出して。 )
(/ありがとうございます!ですが、大丈夫でございます!御心配なさらずに!)
ふ、そうか。転けるなよ。
( 微かな笑みを浮かべては、何だかキノコにでも躓いて転けてしまいそうな少女を見ていき。少々大雑把に説明してしまったが、どうやら魔法については納得してくれたようで。まあ、確かに相手の言う通り特別だがそれゆえ人間の魔力保有者は色々と大変であり、その点については機会があったら話そうと考えて一先ずその話は一旦終わりにしていき。律儀に亡骸から杖を貰っている少女を見守りつつ、辺りに他に魔物がいないかどうかを神経を尖らせて探っていき。妙な気配はしなかったので、取り敢えず安心できるなと考えては相手の言葉に「ああ、さっさとこの森を出ないとな」と歩き出した少女の横に並んでいき。__ようやく出口が見えて迷夢の森を抜け出せば、一番近くにある"ファルム大農村"に立ち寄っていき。村のあちらこちらには牧場があり、そこでは牛や羊がのんびりと牧草を食べている。その間を通って行って、まずはギルドの受付でこの討伐魔物の手配書を硬貨に換金しようと考えて、少女を連れたまま様々な依頼掲示板が立っているギルド内へと入って行って。「少し手続きを済ませてくる。お前はここで大人しく待っていてくれ」と、伝えれば受付口に向かい。)
(/おお、そうでしたか…!有り難いです…!では背後はこれにて失礼しますね!)
ふん、そんなドジしないわよ。
( 相手に笑われるとまだ子供扱いをされている気分になるのか眉を顰めて明らかに嫌そうにしていて。大雑把ながらも状況は把握したらしくこくりと頷き、そんなに貴重な存在なら悪党に狙われることもあるかもしれないと思えば、なるべく相手のそばにいるようにしようと決めて。相手とともに歩き森を出て農村に着けば、瞳をキラキラと輝かせて「…可愛い。」と牛や羊、そばで退屈そうにしている牧羊犬などを眺めて。大人しく、と言われれば見も知らぬ場所を1人で歩き回るのは得策ではないと考え、大人しく隅の方で壁によりかかり相手を待って。暫しそうしていると、杖を持ってるため魔法を使えることがわかられるのか周りの人々がじろじろとこちらを見ているのを感じ、怪訝そうにして「…私、見世物じゃないんだけど。」とぼそりと呟いて。
( ギルドの受付口に来れば早々に『あ〜ら、元軍人のお兄さん。今日も依頼?…って既に終わらせていたのね』と受付嬢が口早に言っていて。それを聞き流しつつ、無言で"手配魔物の討伐証明書"と"モスボアの牙2本"を相手に押し付けていけば、早く換金しろと言わんばかりの鋭い眼差しを向け。『相っ変わらず愛想が無いわね〜。はい、モスボアだから金貨10枚。それよりもアンタ…連れの可愛い女の子が晒し者になってるけど?つくづく気が利かない男だねぇ』と、金貨を受け取って革袋に入れていればそんなことを言われ。慌てて後ろを振り返ると周りの者達が品定めをするかのように少女を見ていた為、杖のせいかと失念していたと額に手を当てつつ早々にギルドの受付口から相手の元へと戻れば、周りの鬱陶しいギャラリーを追い払って「用件は済んだ。…済まない、場所を変えよう。思いの外お前は目立ち過ぎる」とやや早口で言って。少女が奴隷商人などに拉致されない内に、行き着けの個人経営で少数しか入れない小さな食堂へと向かって行き。)
テオ、なんであの人たちあんなにジロジロ見てきたの。
( 人々にじろじろと好奇の目を向けられるのもそろそろ辛くなってきた頃、相手がやってきては自分を救い出してくれて。見られていることはわかったものの理由はわからなかったらしく不思議そうに相手の顔をのぞき込みながら尋ねて。そういえば目が覚めてから鏡を見ていないことに気づき、記憶がないからわからないだけで自身の見た目は人目を惹くまでに醜悪なのかと考えては青ざめて。相手のあとについて歩いていけば、こじんまりとした食堂に連れていかれて思えば何かを食べた記憶もないとわかり、その途端にぐう、と腹の虫が鳴き声をあげて。はっ、とすればみるみるうちに頬が赤くなって「い、今のは…ち、違うから!」と必死に言い訳をしようとして。 )
それはお前が……──っと、今のは腹の虫か? ははっ、何だ腹が減ったのか。諸々の話は食べながらするとしようか。
( 魔力を持った人間の立ち位置や少女の今後についての重要な話をしていこうと思ったものの、唐突に鳴った腹の音に思わず難しい顔をしていたが笑ってしまい。適当に空いているテーブル席へと移動をすれば、手製のウッドチェアに向かい合うように座っていき。横に立てかけられているメニュー表を相手へと差し出せば、自身の頼む物は既に"厚切りベーコンと芋のグリル"と決まっていた為に、少女が注文を決めるのを待ち。そう言えば他にもここのオススメは大盛り海老フライ丼、豚のシチュー、スープ肉まん等があると思いつつも。ふと言い忘れていたことがあったので、おもむろに口を開き。「ああ、言っておくが金のことは気にしなくて良い。金貨5枚__モスボアの討伐金の半分はお前の取り分だ」そう言いながら革袋から金色に輝く硬貨を5枚取り出せば、相手が座っているテーブルの上に置いていき。)
ん、そうしましょ。
( 誤魔化しはしたものの空腹なのは事実であるため、相手の意見に同意しては相手についていき、席に座って。また先程のようにじろじろと不躾に見つめられるのではないかと内心怯えていたものの、そんなこともなく落ち着いた様子で。メニューを受け取るも何が美味しいのかもよく分からず、暫しメニューを見つめて悩んでいれば相手の顔をちらりと見て、なにか閃いたような顔をすれば「私、テオと同じのがいい。テオが好きなら不味くはないでしょ?」と名案だと思っているらしく自慢げに述べて。テーブルに置かれた金貨と相手の顔を交互に見つめて「これ、いいの?私なにもしてないじゃない。」と戸惑ったように述べて。記憶のない自分にもこのお金がそれなりの物であることは流石にわかるため、萎縮してしまい。
まあ、そうだが。__済まない、店主。厚切りベーコンと芋のグリルを二つ頼む。
( どこか自慢げに述べている相手に変に冒険をしない分は良い選択だと思いつつ、カウンターの奥にいた食堂の店主に注文を受け付けて貰い。出来るまで数分かかるだろうと考えながら、金貨を見て戸惑う相手の額をトンッと軽く小突き。「……変な所で遠慮をするな。魔物を倒せたのはお前の魔法の援護のお陰でもあるんだ。良いから受け取っておけ」と、ぶっきら棒に言いつつも、そんなに遠慮をしていてはいざと言う時に後悔をすると思い、敢えて厳し目に伝えていき。そうこうしている内に『はい、お待たせ。厚切りベーコンと芋のグリルね。__っと、兄ちゃん。あんまりこの嬢ちゃんを虐めるんじゃないよ』と料理を運んで来た馴染みの店主に釘を刺されつつも、少女に金貨を取るように促す視線は相変わらずで。しかし、料理が冷めると不味くなる為にテーブルの横の籠に入っていた木のスプーンを取り出せば、相手にも手渡していき。)
(/突然済みません!明日は背後の都合でレスが出来ないかもしれませんので、予め伝言をさせて頂きます…!)
(/あっ、あと最後の方で手渡したのは木のスプーンではなくて木のフォークでした…!よく考えたらベーコンと芋のグリルは木のスプーンでは食べにくいですよね…!連投失礼しました…!)
で…でも…
( 相手が注文をするのを物珍しそうに眺めているも、額を小突かれれば不満げに顔をしかめてじっとりとした目で相手を見つめつつ、やはり差し出された金貨を受け取るのには少し抵抗があって。そもそも自身は相手に助けられた身なのだから、その恩返しのつもりで助けるのは当然のことではないかと考えていて。しかし、厳しい口調で言われてしまえば大人ぶってもやはりまだ子供らしく恐る恐るながらも金貨を受け取って。ふと思えば自身は受け取った金貨をしまうような袋すらも持っていないことに気づき、なぜ自分はあんなところにいたのかより一層不思議になるも、思考を中断するように料理が運ばれてきて。差し出されたフォークを受け取れば目の前の美味しそうな食べ物を口へと運んで。 )
(/諸々、了解いたしました!お気になさらずに!)
__それでだが、まずは魔力を持った人間がどのように見られているかを話すか。
( 行儀は悪いものの運ばれて来た料理を食べながら、先ほど言おうと思っていた内容を説明しようとしていき。「さっき森で人間はごく僅かしか魔力を有していないのが現状だと言ったことは覚えているか? 魔法と言うのは便利な力だが、殆どの人間はそれを扱うことが出来ない。だからこそ、少数派の魔力を持った人間は希少価値が高く奴隷商人などに狙われやすい。それに、杖と言うのは魔術師しか使わない為さっきは目立ったわけだ。まあ、本当にお前が魔力持ちなのかどうかを周りは見極め兼ねていたようだがな」と、やや小声気味に話してはフォークに刺した厚切りベーコンを食べていき。)
(/返事が遅くなってしまって済みません…! 思いの外用事が長引きましたが終わりましたので通常運転となります)
…つまり、私は特別だけどそれ故にいろんな面で危ないってこと?
( 運ばれてきた食事を口に含めばあまりの美味しさに思わず口元を緩め、相手の提案を聞き頷いて。相手の話を大人しく聞きながらも空腹だったのか、食事の手は止めないでいて。相手が話終われば、こちらは口に含んでいたものを飲み込んでから口を開き、確認するように上記を述べて。特別な力があるのは喜ばしいことであろうが、それに伴いこんなに面倒なことが起こるのかと思えば少しげんなりしてしまって。奴隷商人などという物騒な単語も聞こえていたため、自分の身をどうやって守ろうかなどと考えて。いつまでも相手に頼っているわけにもいかないと思えば、一刻も早く記憶を取り戻さねばと。
(/お疲れさまでした!)
まあ、そう言うことだ。だから魔力持ちであることは伏せておいた方が良い。
( こちらの説明を受けて曇った表情をしている相手を見ては、そもそもバレないようにするのが賢明だと言ったようなことを述べていき。持っている武器の杖も何らかの布で隠す方が安全だ。そのようなことを思いつつも、程よくグリルで焼かれた芋などを食べていって完食し。そしてもう一つの内容の方に移っていき。「……話は変わるが、お前は今後どうするんだ?」そう問い掛けてみたものの、恐らく記憶が無いから当然宛ても無いだろうと思いながらも相手の返事を待ち)
(/ありがとうございます!では背後は失礼致します!)
ん、わかった。あんまり人には話さないようにする。
( ともすれば自分の唯一の味方は相手なのか、と思いつつじーっと相手の顔を見つめるもどうするべきか答えは出ず、相手にならって自身も食べ物を口に運んでいって。ぺろりと完食してしまえば満足そうに微笑んで、幸せそうな笑みを浮かべ。相手の問いかけに一瞬固まるもすぐに動き出してなんでもない風を装いながら「そうねー…。自分探しの旅でもしようかしら。」と適当なことを述べて。しかし、宛などあるはずもないためいわば強がりというわけで。口に出してから内心、納得されて立ち去られたらどうしようかと考えていて。 )
(/返信遅れてしまい申し訳ございません!昨日、なぜかうちの電子機器が全てネットに繋がらなくなるという事件が起こりまして…。)
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