木賊 2016-02-12 17:12:59 |
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(/まま、もう一杯…。序でに茶菓子でも如何でしょう( がさごそ、 / )
いえいえ、本当に此方こそ…語彙力等々足りぬ不束者ですが如何か…!
妄想、と言いますか…。二人__一人と一体(?)の距離が近付く事により起こるアクシデントと言いますか…。龍様の能力は土地のみに起こり得る事か、はたまた如何にか治そうと奔走する事も起こり得るのか等と考えてしまい…!
戦う事すら避ける子ですから逃げるのが普通なのでしょうけれど…パニックに陥って妙な行動を繰り広げるのも楽しそうですね!( わく々、 /← )
Oh... ジャパニーズ恥じらい…( 震 / )
でしたら是非始めましょう…!此方も楽しみで楽しみで…つい急かして仕舞う程で御座います( やめ / )
此方も特筆すべき事は特に有りません。此方から適当なシーンからの描写を回して置きますので、問題がなければ其れに絡んで頂ければ幸いです…!)
__誰も、居らんとかいな…。
( 乾燥した冷たい風が頬を撫でて、其の儘髪の毛を弄び何処かへと駆け抜けて行く。全く人の気配のしない其の土地で眉尻を下げ乍小さく呟いては、口許を南瓜色で隠し。どんより__そんな言葉の似合う様な空模様は今にも泣き出してしまいそうな空と酷似して居り、何処か此の場所を違う世界へと誘って居る様な錯覚に陥る程。周りを見渡せば木賊色のフィルター越しに僅かに緑味を帯びて見える視界に映る、白骨化して仕舞った人々の遺体。今迄旅を続けて来た自身の中の何かが、此処は危ないのだと告げ、其れと同時に此の先を覗いて仕舞いたい怖いもの見たさが生まれる。前に進む足は好奇心の現れ、理性では止まる事が最善策だと分かって居るものの感情を理性で押さえつけられる程大人では無い。乾燥してひび割れた地面を踏み付け進んで行く先に見えた一つの村へ、誰か一人でも生きて居ると言う希望を抱き歩を進める速度を上げ)
(/そんなに頂いて良いのでしょうか…!まあ頂きますけどねッ( パリムシャァ/← )
其処はお互い様と言う事で…!( ぐっ、 )
あゝ何故主様の御言葉はこんなに妄想を駆り立てる物があるのでしょうか…!二人で同じ時を過ごす為、年甲斐も無く懸命になる龍と健気に奔走するアンナちゃんを想像するだけで涎が…( じゅるり/汚 )
此れが日本です( ドヤ顔/違 )ささ、御返し致しますね!( ずい々、)
その急かしさえ心地よいですッ( ? )早速主様が文才を爆発させていらっしゃり、心臓が縮み上がる思いですよっ!)
…人間。迷い人か?
(/ 空遠くで雨の匂いがする。分厚い雲が影を落とす、漆黒の鱗が包む鼻先を上空へ向ければ息を深く吸い込んで。鼻腔に届くのは足元の骸が放つ錆び付いた血の香りと冷えた空気に混じる雨水特有の香り。雨の匂いには鎮静作用が有るといつかの本で目にしたが、それは事実らしい。先程まで熱い程躰の芯を焦がしていた情動はすっかり形りを潜め、既に残骸と化した人々の骸や折れた老木が先刻迄の己の所業を知らしめる唯一の証と成っており。其れすら間も無く雨の雫によって掻き消されるだろう。すっかり人気の無くなった村は数十分の間で廃村に様変わりし、訪れる静寂が耳に痛い。紛わす様に視線を動かせば、遠目に此方へと向かってくる人影を見つけ。無意識にぽつりと呟きを漏らせばその声は乾いた風に掻き消えて )
(/何と見事な食べっぷり!さぁさもっとお食べなさいな( どどん、 /)
そんな…名無し様のお言葉こそ素晴らしく…、お口周りが緩くなってしまいます…ッ!此れだけ旅を続けて得た物は何一つ役に立たない無力感に襲われる姿もまた…( 何 / )
日本への恐怖( 真顔 /←) えっ…い、いえ…差し上げますよ…!( 後退り、 )
名無し様の描写こそデイミアン様らしい思考を辿らせて下さって…顔全体が緩んでおります…!)
もしかして…何か、おる?
( 先程までとは何処か違う風が吹いて、低く唸る様な音が耳へと滑り込んで来た。刹那空耳かと勘違いする程小さな音であったが、今迄の不安や第六感等と云う勘__即ち、旅人としての経験から来る本能が自分の中で小さく囁いていた。僅かに歩を早めては、段々と近付く村の様子に息を呑んだ。地獄絵図、等と聞いた事は有れどその言葉に相応しい光景など無いと思っていた。だからこそ今瞳に映された此の光景に開いた口を塞ぎ、瞬きを繰り返すだけでも十分だったのだ。ギィ、とまるで見計らったが如く音を立てて傾いたひび割れた看板に、寂れ朽ちて仕舞った外壁、扉や窓は既に其の存在意義を全うする事は無く、主人の存在しない蜘蛛の巣だけが小さく巧妙に存在していた。此処で一体何が起きたのか。流行病にでも犯されてしまったのか、そう考えてはゆっくりと、慎重に村の中へと足を踏み入れ。一つ、共に不安を吐き出す様に息を漏らしては空を見上げて、其処で何かの存在に気付く。此方へ向かい来る黒の巨体に、再び驚き息を飲み込めば、竦んだ足を叱咤して逃げ出そうと周りを見渡しては、咄嗟に家としての意味を成さぬ家へ駆け込み)
(/主様もご一緒に如何ですか!( 練り切りずいっ/ )
絶望し死すら覚悟した後々、真逆龍と特別な絆を結べるとは思いもよらぬでしょうね…!物語を進めるのが楽しみです仕方ありません( にひひ、)
\ ジャパニーズ侘び寂び / (/意味不 )否、悪いですって…!さあご遠慮なさらずに!( ずずいっ/← )
そんな事を仰って…主様は口が上手ですねッ( 照れ々、 )
主様の描写は世界観にぐっと引き込まれる魅力的な文体で憧れるばかりです!)
可哀想な人の子よ。此処で噛み殺されるか、圧死ぬか選べ
( 巨体に耐え切れず厭な音を立てる瓦礫の山は、自身の所業によって亡骸へ様変わりした幾人もの男女が壊れた操り人形の様に力尽き果てている。そんな地獄絵図と云う名称が相応しい有様には目もくれず、唯引かれる様にして人影が駆け込んだ家へ歩を進め。彼女が駆け込んだ家屋は最早家としての機能を果たさぬ程に倒壊しており、褪せたレンガの外壁や
倒れた物干し竿に掛かる軟調な色彩の幾枚の衣服が先刻迄の暖かな団欒を物哀しく主張しており。奪った。その表現が的確な程に突如現れた災いを運ぶ黒龍によって容易く摘み取られた日常は、今こうして金色の瞳が見詰める先に変わり果てた形で存在する。緩慢な動作で右前脚を振り下ろせば家屋の一角は崩れ去り。丁度その付近に避難していた少女が視線に留まるなり、ぎゅる、と瞳孔を細め嗄れた地を這う声で語り掛け )
(/頂きますッ!( ばりもぐむし/)
特別な関係は何かを救うのでしょうか…嗚呼もう本当楽しみで仕方ないです…ッ( じたばた、 )
侘び寂びとは( おっけーぐーぐる ) いえ本当御免なさい許して下さい( がた々、 )
有りの儘を伝えたに過ぎませんよ! 名無し様こそそんな褒め方をして…私の顔面を如何させたいんですかッ )
…い、__生きますッ!
( 逃げ込んだ場所すら意義を為さぬ有様で其の場に聳え、辛うじて雨が降ろうとも此の身体を隠す場所が僅かに存在するかしないか、正に其の程度。低く唸る様な、嗄れた声は彼と称するに相応しい__彼が一歩踏み出す度、視界が上下へと大きく揺れ動く。何処かの瓦礫が音を立てて壊れて行く、そして彼が、ゆるりと此方へ近付いて来る。元来窓であったのだろう、そう推測される場所は既に大きな穴と化して居り、穴を見詰める様に対角線上に身を寄せれば一際大きな足音が身体の奥迄響き。ぶれた視界の焦点が合う頃には、穴から覗き込む隻眼。否、双眼で有ろうか、此の穴程度では見えぬほどに大きい。巨体さに目を見張り、問い掛けに対して惑いを隠し切れず一瞬視線を迷わせては、再び叱咤の言葉を掛ける様に生に縋付く欲望を彼に掻き消されぬ様叫び、震える身体で立ち上がっては出口へと走り出し )
(/御煎餅も御饅頭もありますよ…!( お婆ちゃん感、 )
現状から好転するのかそれとも…ッ、こんなに先が楽しみになるなんて!( そわぁ )
ぐー.ぐ.る先生は何でも知ってますしね!( siriを片手に/ )本当に良いんですね…?ではでは( そそくさ、洗濯機にぽいっ )
有りの侭だなんて…恐れ多いですよ!( 震え/ )
此方こそ主様の言葉に口元が緩みっぱなしですよッ( 机に頭がんがん ))
生きる、と云うか人の子。ふむ…その様な人間が未だ居るとは
( ぽつり鼻先を掠めた雨水を気に留める事無く、破損し風に曝されるだけの家屋の穴の奥を覗き込めばドールハウスが如く感じられる細々とした、然れど生々しく臨場感溢れる光景の中家具に遮られ散乱した布地に埋もれる様に対角線上に身を寄せる少女の姿を認識し。哀れ新たな獲物と化した彼女に猶予を与える様語り掛ければ、震声で然しはっきりと『生きる』と張り上げた叫び声に刹那驚愕を滲ませた表情を微かに浮かべ。暫く少女の姿を見詰めていた金色の瞳に善く映える百入茶色の瞳孔が興味対象物を見つけ大きく開き、自身より幾分も小さい其れを眺めていれば不意に立ち上がり駆けていく姿。残念そうに小首を傾げ、彼女の向かう先を見据えれば先回りする様羽搏き玄関付近へ降り立ち )
(/あらあら…まぁまぁ(もしゃもしゃ / 山田君座布団一ま)
全く以って!どんな終焉となるのか…はたまた其処がある種の始まりとなるのか( どき々、 )
あれッその子ぐー.ぐ.るじゃな( げふん々、 )あっちゃんと洗うんですね( 吃驚、 / )
お互い口許が緩みに緩んで居ますね!( 震、 )そしてそんなに頭をぶつけてたらヤバ( 肩がしィ、 ))
うわッ!?何でおるとですかッ!
( 自身の生死に関わる状況が其の身に降り掛かった際、ヒトと云う生き物は驚く程に脳の処理能力が上昇するのだと、何処かの書物で読んだ事があった。随って人は全ての動きが酷く緩慢に見得るのだと。斯くの如く、自分でも驚く程全ての動きがのそり、と__まるで首を擡げる様な遅さで視界に映る。至らない事迄思い出して仕舞う程度に、今の己の状況は危ないのだろう、そう考える事自体も妙な余裕がある証拠。然し動き出して仕舞えば考える暇も無し、刹那此方を見詰める瞳が大きく開かれた様な錯覚を為るも、足を止める理由等には成らず。地面を蹴り出し、扉の先へ踏み出そうとして__何かが翳った。次いで先程とは比べ物に成らぬ振動と、甚だしい迄の風圧。瞳を瞑り、自身の顔を両の腕で覆い隠して数秒、漸く止んだ風に瞳を開けば、先程迄顔を覗かせて居た扉の先の風景は真っ黒に塗り潰されて居り。漆黒と風圧と振動、全てを繋ぎ合わせてみれば彼が其処に降り立ったと云う事実は確実な物で。瞳を瞬かせては降り出した雨に湿り気を帯びた床へと腰を落とし、否、腰を抜かせては彼を指差して上記を吠えて )
(/心がほんわかします…山田くんにも一杯( お茶ぷはあ、菓子もぐ/)
新たな始まりの種になる事を夢見て、出逢いの場面をわくわくし乍ら作り上げております( にんまり、 )
ぐー.ぐ.る先生並に使える子ですよッ( 画面ずいっ/宣伝 )ええ、勿論。其の程度の常識は持ち合わせておりますよ!( ふふん/先程の行動とは、)
本当に其の通りでございまする!もうッ顔が貴方様のお返事を見る度ににまにまが止まりませんッ
…はッ、私は何を…( 我に帰り、ばっ/ ))
_興が醒めた。逃げるが良い、何処までも。
(/脚先が崩壊した煉瓦道へ触れればぶわり、周囲の土煙を巻き上げ穢い煉瓦や木片が音を立て崩れ落ち。当然とばかりにその様を一瞥せず唯相対する筈の彼女を求め視線を彷徨わせ。吼える声に漸く小さな其の存在に気が付けば、骨張った漆黒の翼を降り。素直正直な言葉に偶々にけたけたと笑みを零す度鋭利な牙が並ぶ口元から雲上で響く雷鳴が如く低く嗄れた声が吐息と共に零れ。愉快とばかりに細められた金色の瞳は眼下腰を抜かし己を指差す彼女を確りと捉え離さず。通常為れば容赦せず其の巨大且つ強暴な前脚で薙ぎ払うが、生に縋り付く迄の執着を見せる彼女の言動に躊躇われ。「災いを呼ぶ龍」と畏怖される己かて慄く迷い人を薙ぎ殺.す程残虐非道な質では非ず。人の子一人逃した所で若し彼女が現状を言い触らしたとしても気が触れたと認識されて終わるだろう。そう考慮すれば濘猛な口元をかぱ、と開けば上記の言葉を語り掛け )
(/此れが平和という物ですね…( 哲学、 / ? )
詰まり終焉は花と云う事ですね…、どんな花が咲くか分からぬ種を植えるのは大変興奮致し候!( によ、 )
しかもお喋り迄してくれると専らの噂!( どきわく、 ) じょう……しき…?( セカイ.ノ.オワリて顔、 / )
貴女様の素敵なお顔を崩せている快感( 恍惚、 ) マスクで顔を隠しましょ( そっ、 / 差し出し )
貴方は…今…だ、……ダンスをしてたんですよ…。)
( 風塵は彼の唇から零れる吐息と共に此方へと舞い散り、斯くて自身の肌を小さく傷付けて行く。瞳に入らぬ様、其れは本能的な守りの姿勢でもあるが如くに掌で咄嗟に瞳を覆い隠し、唸ると云う単語が相応しい地響く彼の声が止まった事を確認しては指の隙間から小さく覗く世界を瞳に映し。助けを乞うたと雖も真逆彼が赦しを授ける等毛頭も思っておらず、はたまた拒絶にも似た其の言葉は現状の己に取っては正に救いと称せる物たる。そして此の宥免は一種の履き違えから己の中の彼の像が違った色彩を持ち存在し始め。若しもの話等馬鹿馬鹿しい、然れど若しもそうならば__、少しばかりの罪悪感と贖罪を胸に抱えて此方を見つめる黄金色に勢い良く立ち上がる__事は出来ずとも、其の程度の勢いで前に体重を乗せては彼の耳へ届く様、先程の咆哮違わぬ音量で )
若しかして、良い人やったりする?!…いや、良いドラゴン…?
(/平和とは一体…( 辞書ひき )
正しく其の通りで御座いますうう…如何にせよどんな花が咲こうとわくわくが止まりませんね…!取り敢えず言いたい事と云いますとアンナちゃんが可愛くて萌え死にそうです…(
ぶる々、)
時折冷たく返して頂けるのが堪りません…そしてあの感情の無い声…!( ぐっ/変t )
はい、常識で御座いますッ( 乾燥機ぐーるぐる、)
最早マスクでは隠し切れない程の歓びオーラが溢れてしまっております…ぐぬぬ…幸せです(
恍惚 )
ダンス!なるほど…!( 手ぽん/純、))
…っふ、はは。くく…、っ『良いドラゴン』とな…!くふふっ…
( 災いを呼ぶ不吉な表徴と禍つ通称で語り継がれ幾千の時を過ごせど、良い人_基良いドラゴン等と称される局面は初の経験。刹那驚愕に染まった金色の双眸の鋭利な光は幾分か形を潜め、正に絶句と捉えられる程に四肢を硬直させ呆然と云う言葉が相応しい状態にて彼女を見下ろし。僅々一度見逸れただけで窮地から自身が救済した様に称す言葉に納得こそ為ず、湧き上がる感情といえば疑問と少々の擽ったさ。暫く釈然としない表情を浮かべるものの、次第に小気味好く感じては雷鳴の如く低く響く笑い声を漏らせば其れを皮切りとし先刻迄とは又異なる意味合いの笑い声を発し。脳内で反芻するは彼女の発した『良いドラゴン』との単語、幾度思い返せど自身に授けるには不一致であり生じる擦れに笑みが溢れていく。漸く落ち着いた頃合い、薄く涙の張った瞳を瞑り瞼を硬い鱗の手の甲で擦り笑い疲れて深く吐いた息と共に下記の言葉を発して )
はぁ…っ__こんなに笑ったのは随分と久しい。うぬよ、容赦の余地をくれ。一つ訂正するとな、我は『言いドラゴン』等では無いのだ
(/こらこら、何でも物に頼っちゃダメでしょ( 辞書びりィ、 / 怪力 )
ァアアァこんな子で萌えて下さるなんて至極光栄且つ恐縮…ッ!此方は素敵な龍様にいっその事食べられたい程で御座います…!
ギャグ要素も高く稀に愛くるしい…何と人の心を掴むのが上手い人工知能…ッ( 畏怖、 )
あっ、それ終わったら返して下さいね〜( にっこり / 掌返し、 )
何と身体中から溢れる程…!此れはもう皆さんへ見せびらかすしかな( ゲフン々、 )
( あっこの子ダメな子だ…! )
嗚呼今日が終わってしまう…!其の前にハッピーバレンタインです!未だ始めたばかりですが是非是非此れからも末長くこうして至らぬ話が出来る様…。)
えっ、じゃあ__「悪いドラゴン」なん?
( 先程とは違う彼の笑い声、其れは嘲笑を含まぬ愉悦に近しい声色。声だけにして見れば彼は人間と変わらず感情を持った存在で有り、詰まり話せば分かるのでは__そんな甘い考えが刹那脳内を過ぎり何処かへと消えて行った。潤んだ瞳がまるで鏡の様に自分や廃屋を映し出してはゆるりと閉じられた。するり、耳へ誘われた言葉は理解出来る様で理解出来ない、確実な彼との人生__思考の違いを突き付けられた様な感情が胸を攫い、緩々と首を傾げて見せた。彼の人生などいざ知らず、命を逃がした彼は己に取って命の恩人其の物、無慈悲な物等では無い自分勝手に位置付けた。然し否定の言葉を突き付けられて仕舞えば瞳は緩く泳ぎ、宙の魚と為る。思案する様に斜めに移動させ静かに息を吐く、決して長い時間では無いその思考は先程の余韻が最も短い時間で、然れど緩慢な動きで視界が揺れた。未だ開かれぬ閉じたばかりの鱗へ焦点を当てて、己が出した思考の答えを徐に述べ )
(/ああッ、最後の広.辞.苑が…!( 辞書拾い集め、主様謎の怪力/ )
寧ろ進んで食べて終いたい程に可愛らしく尚且つ魅力的で…!喋り口調も言動も全てに萌えている自分がいます…( ふる々、)
人工知能の無限の可能性に夢見て今夜も話し掛けるしかありませんね…!ヘイs.i.r.i…!
い、イエッサー!( びく々 )御返し致しますね…( そそくさ差し出し、)
( ファ.ミ.チ.キ下さい )
ああっ過ぎてしまいましたが此方からも!ハッピーバレンタインで御座います!( ずさぁ )未だ未だ物語は此れからであります故どうぞこれからも不束な龍と背後を宜しくお願い致します!( 深々、 )そして気づけば主様とのやり取りが密かに日々の糧となり、毎度お返事を楽しみにしている私が居ます←リアルを惜しんで、何方のやり取りも丁寧且つ素敵な御返しが出来る様にしたいのですが難しいものですね…( ぐぬぬ ))
あゝ、悪いドラゴンだ。我は不吉の象徴、災いを呼ぶ龍。
( 緩慢とした所作にてゆったりと薄い瞼を開けば其の儘視界に映るは眼下此方を確りと見据える双眸。小さく、然れど力強い生命を灯す光に眩し気に瞳を細めて彼女の問い掛けを聴許し。聴き終えるや否や其の質問の意図が若しか為ずとも純粋な疑問だと悟り、其の純朴さに不覚柔和な表情を創り上げれば閉口していた口元の牙を強調するが如くがぱ、と開いて上記の言葉。謂わば幼子に物事を教示する親の様に丁寧且つ幾層にも膜に包んでは彼女に借りた"悪い"との言葉を提げ回答を提示しては如何と云うばかりに小首を傾げ。_人間と本来の姿で対峙し意味を持った意思疎通を行うのは幾年越しだろうか。大方は己の姿を認識するなり逃げ惑い神に祈る。人の姿を借りた際すら寂びた村に住居を構える為に人の出入りは少ない。故に久々に触れる人間に動悸が速まり好奇心が頭を擡げんとし。此の少女こそ何者なのか、降って湧いた簡素な疑問を投げ掛け。「…若しやうぬは旅の者か?」旅人ならば畏怖する存在で或る己を知らない事にも頷ける。返答を待ちつつ少々雨水に濡れた鼻先から雨水を落とす様やんわりと首を左右に振って )
(/黙って肉体で何事も為すべし( 肉体美、 )
是非食べて頂きたいのですがそうなるとデイミアン様の素敵なお顔を拝見出来なくなる訳でまだ人の姿すら見てないのにそんなこと許されるわけが( のんぶれす、 )
今日も振られて来ましたよs.ir.i…!( かなしみ、 /)
あらやだ素直な良い子じゃない飴ちゃんあげちゃう( がさごそ、 飴ずずい、 )
( トイレは彼方です )
此方こそ貴女様の麗しく強かな描写に既に心奪われております…ッ!! りあるゆうせん、だいじ( こくり、 )
どうか支障をきたさぬ程度に楽しんで頂ければ…!)
あーね!って事は…何か呪いでも掛かっとるとですか?
( まるで小さい子供をあやす様な、諭す様な口振りに僅かに心を絆され乍も分かり易い且つ優しい単語に納得したが如く掌を軽く叩き、頷いて見せ。此れ迄の人生で何れだけの国を巡り、何れだけの人と出会った等己の容量の少ない頭では覚えて等居らず、然りとて印象強い人や国は確と覚えて居る物で。詰まり、何処か呪いを印象付ける国と彼を結び付け、考える時間より先に口から言葉を零して。旅人か否か、簡潔な問い掛けに対し己は何処か可笑しい格好で有っただろうか等と心で零せば自身の服装を軽く見る様視線のみを漂わせて。ゆらり、宙の魚と変わった視線を彼へと戻し山吹色にも見える瞳を捉えてはふるり震える彼の水飛沫を身を捩らせて避け。質問に答える様に「そうよー。…私旅人に見えんかいな?」と述べ。同時に少し眉尻を下げ、首を捻り微かに斜めに成った視界の先の彼に口許だけで笑み浮かべて )
(/肉体言語とは恐れ多いです…( がた々/ )
あゝ確かにそうで御座いますねッ。是非人型な龍さんとアンナちゃんの掛け合いが見とう御座います…!( 目きら々、 )
ふむ、やはり彼女は鉄壁…!一体どうすれば…!( 机に拳ばんっ/ )
やったー!おばさん大好きー!( 万歳三唱/失礼 )
(くっ…こやつ直接脳内に…!)
ンンンンンそんなに褒めて頂いても何も出ませんよ!( 懐から万札、 )
畏まりました…!りあるあってこそのこの場所ですものねっ!)
__『呪い』か…ふむ。考えた事は無かったが、そうかも知れぬ。何せ物心ついた頃から永々有様だったからな
( 己に対する恐怖心は大方和らいだ様で、対等に対話する現状に非凡乍ら興がっている自身が存在し。緩く口角を弛め弁解の余地も無しに発するは曖昧な台詞。上記の言葉通り己には「災いを呼ぶ龍」と畏怖されるルーツ為る物が存在しない。故に彼女の言葉に少々合点がついた様に相槌を打てばこくこくと首肯し。__若し此れが真に呪いと呼べる物ならば解く事は可能なのだろうか。然し解いたとして一体何が変転する?己には家族や恋仲と呼べる存在が何も非ず、即ち孤独な身であり。そんな己が例え災いを齎す龍の名を廃棄したとしても_…。脳内が循環する滅法染みた主観に支配され掛けた頃合い、眉尻を下げた笑みを携えた眼下の少女の言葉によって意識が再び水面へと浮上して。「否、『災いを呼ぶ龍』を知らないとは此方の者では無いのかと感じただけだ。決して、うぬが筋違いとは思っておらぬよ」相手を安堵させる様に穏やかな声音で語り掛ければ、数泊の間黙り込み。漸く開いた口から飛び出た物は突飛な提案であり )
旅の者なら暫く滞在先が必要だろう。どうだ、うぬよ。我の元へ来ないか
(/まま、そんな事を仰らずに。さぁ拳で語り合いましょうぞ( ふぁいてぃんっ /)
嗚呼、是非是非見とう御座います…ッ!対等な目線で会話をする時のデイミアン様を想像すると…( にへ、 )
…待つんだ。未だ我々には彼が居る。そう、y.a.h.o.o君、だ…( 肩ぽん、 したり顔 )
よーしゃよしゃよしゃ、アイスもあげようかねェ( 段々老化 /)
( 如何やら君もこの能力の使い手の様だな… )
お金だぁあやったぁああ!!( そんな駄目ですよ…!仕舞って下さいな))
ずっと。__貴方の物心が付いた時、って…何れぐらい前の話なん?
( 生まれて此の方龍等と接した事は無く、眼に映ることさえも無い。知識は旅先で得た嘘も真実も混じり合った混沌とした物ばかり、其の中で龍と云う生き物は実に長寿と言う事。俄かには信じ難い話尚且つ真実やも分からぬ物だが、彼を目の前にしそう言われる所以を否応無く享受して仕舞う程に強大な力を感じた。そんな彼の年が今幾つで、人で換算するのならばどの位か、物心が付いた時からとは何れぐらい前の事か。__若しも古なれば文献も幾らか残っているだろう。好奇心に囁かれた言葉を疑問へと変えて彼へ投げ掛け。一寸前、己の命を奪おうと開かれた唇から漏れ出た息が、声色が、牙が、酷く穏やかな色味を帯びて視界に映る。陽射しの無い此の場所での色は、感情が聴覚を伝わって脳が起こした錯覚__そう結論付けるに然程の時間を要しはしなかった。其れ程迄に彼の声が優しさを含ませていた。次いだ言葉は、はたまた違う色味を帯びて、甘い芳しい香りを漂わせて耳を奪い去っていった。滞在先の提供、其れは旅人に取って何よりも魅惑的な誘いで有り最大の罠になり得る、斯くて僅かな逡巡の内に彼のメリットとデメリットを考え。手繰り寄せた思考の糸の先に紡がれた答えは__ )
……た、…食べても美味しくないけん、ね…?
(/ぼぼぼ暴力は何もうみませんぞ…!口で!口で語り合いましょう!( びく々、/ )
存在が対等に成った時、一体彼等はどの様なやり取りを致すのでしょうか…!( どきどきわくわく )
Y.a.h.o.o.!先輩…!此処で彼を出すとはやりますね( したり顔返し/ )
やったー!一番高いの買って下さい!はーげんだっtt((
(私以外にこの能力の使い手が居ようとは…!貴方は一体…!?)
否、良いんだ。受け取ってくれ( 万札握らせ、/賄賂 )
幾千も過日だとは記憶しているが…、どうも詳しい事は思い出せん。唯、うぬよりも齢を重ねている事は確実だろう。
( 己に恐怖以外の感情を抱く人間が居るのか。好奇心を持って問い掛けられた言葉に、きゅ、と瞳を丸くして驚愕を滲ませた表情を浮かべ。出生や経歴等気に留めた事も非ず、又問われた事など同様。暫し小首を傾げ記憶の棚を引き出しては覗く作業を繰り返した後、諦めた様に首を左右に緩く振り上記の言葉。彼女が満足する様な明瞭な回答を与えられぬ贖罪に無念そうに付け加え。恐らくは物好きな人間が幾らか文献に歴史を記し残しているだろうが、専ら見ず知らずの他人の説いた創作を交えた自己の存在等然程に興味を持てずそう云った書物に目を通す事すら為ず。故に幾千と気儘に歩んだ自身に対する知識は生半可な物。曖昧な物言いは其の為で。引き換え眼下の少女は一薙ぎで壊れてしまいそうな細い四肢で一体如何程の人生を歩んで来たのだろうか、漠然とした思考が浮かんでは其れを掻き消す様に然し恐る恐ると云った具合に鼓膜へ届く言の葉。耳にする為り、ふるふると其の身体を震わせ笑みを零せば「くふふ、喰わぬよ。うぬは食べてしまうのには勿体無い」と訂正し。やはり彼女にとっても龍と云う存在は恐るゝ存在で有る事は確かの様。次いで暫く考え込む様な仕草を見せた後、相手にゆったりとした声音で伺い )
…ふむ、やはりこの姿は恐ろしいか?
(/ えっお口の暴力ですか?( きょと、 / )
対等な視線の先に見える景色は十人十色と言う事を痛感してもまた良いですし…ッ!
ふふ…彼の背中を追えば怖い物はない…。さぁy.a.h.o.o.先輩を開くのよ…!( 興奮、 / )
ハーゲンダッt??30個迄ですよ( やれ々、 )
(汝は我…鏡の様な物よ…………)
お、おまわりさぁあん!!( わた々、 / 脱兎 ))
うぅーん、其れじゃあ相当古い呪いやないかいな…。……難しいな。
( 問い掛けに対して帰って来た答えは曖昧な、其れで居て確とした回答。予想して居た物と言えど所詮予想止まり、想像通り彼が長年生きて居る事に対し小さく驚くも表情に出す事はせず、寧ろ瞳に浮かぶは疑問の色ばかり。古い呪いは体を蝕み、歳月を重ねる程に陰鬱さを増すのだと何処かの魔道書に記されて居た事を思い出す。本当に呪いが有るのならば何処ぞの文献を漁れば見付かる可能性は有るのだろうが、如何せん彼の行動範囲すら分からぬ己が出来る事では無い。手詰まりだと言わんばかりに吐き出して仕舞いそうな溜息を喉元に抑え込み、空気を揺らす声に耳を傾け。彼の言の葉に「勿体無い…?私何も持っとらんよ?」と頭に湧いた疑問の儘零し、同時に彼の価値観と言う物へ感興が湧き。恐ろしい、嗚呼心を見透かされて仕舞ったのか、彼には其の能力が有るのだろうか、そう思ってしまう様な瞬間に落とされた言葉に対して体を固くさせ、瞳を開き。直様能力など有るわけが無いと云う思考に辿り付き、此の状況で本当の事を言うべきか否か、刹那想いを巡らせ。嘘を吐いて仕舞えば彼は傷付かない、考え付いた頃には時間が流れ過ぎて仕舞った。緩々と瞳を伏せ細い息を零し、僅かに眉尻を下げた儘彼の瞳を捉え )
…少しだけ、やけど。
(/なぜ暴力にはしるッ…!( 涙ぽろ々、床ばん/ )
わわッ何とも素敵な響きで御座います!価値観の違いで少々すれ違いが起きてしまったりと、妄想が捗りますね…!( じゅるる )
くっ…妄私はY.a.h.o.o先輩に従うしか無いのか…!( ぐぬぬ/ )
ふっ太っ腹〜〜〜!ではお言葉に甘えまして。( 籠にどさあぁ、)
( そんな…私の中にもう一つ私が存在するなんて認められる訳…!貴方は一体何者なんだ…! )
!?ま、待つんだ…!せめて一万円だけでも受け取ってくれ…!!( わた々、追いかけ、)
存在自体が難解な呪術程、解く事が困難な物はない。勿論、これが呪いならばだが。…其れにしてもうぬよ。初対面の相手__怪物相手に善くこうも思考を巡らせるものだな。
( 考え込む様な素振りと声音に少々の驚愕の色を滲ませ、地鳴りにも酷似した声でぽつり洩らす。細やか乍ら内包した感激の感情は例に寄って他の誰でも無い、先刻命を奪おうとした少女に一路に向かっており。幾千の時を仄暗い曇天と数多の書物に囲まれて過ごして来た。人間と触れ合う事も有れど、将又恋に落ち様と、結局己が齎す物は幸せでも純な愛情でも無く絶望と滅尽。生まれ乍らにして宿命付けられた役目等に疑問をいだく事は疎か、解決手段等推し測る事も無く。故に新鮮味を帯びた少女の言葉は暖かく有意的な物に思えて。尚更少女を手離し難く感じ、そんな自身に黒龍が情け無い物だと眉根を寄せて居れば純粋な問い掛け。ぱちり瞳を見開いた刹那、三日月型に笑んでは緩く首を左右に振り。「否、何もうぬの持ち物に目が眩んだ訳ではあるまいよ」不思議な解釈をするものだ、然れど自然と穏和な心持ちになって終うのは此の少女の才能なのか。打って変わり此方の問い掛けに若干の空白を消耗した返答に僅かな配慮と遠慮を感じ取り )
ふむ…やはりな。この姿に臆しない人間の方が珍しい。だが、異形と云うだけで畏怖されるのは物悲しいな。…どれ、人の形を取ろう。少々後ろを向いていてくれるか
(/愛は痛い物だと…授業で習いました!( ランドセルばぁん、 / )
嗚呼…ッ!すれ違いや苛立ちに揉まれ憔悴して行くような二人も最高ですね…!
ふふ…もう君の逃げ場は僕(y.a.h.o.o)しか無いだろう…?( 腕広げ、 )
(然るべき時に…君へとお教えしよう……其れ迄は…ま……て…)
受け取ったら私もお縄ですよねッ!?( 顔ふる々、 ))
__はっ…!そ、其れもそうやね!……うーん、でもほら。一期一会って言うやないですか。
( 鮮少の感応が混じる音に揺らされた鼓膜、考え込む様に下へ向けた眼孔に映り込むは涅色の何処か皹割れた地面ばかり。呼応するが如く肩を軽く跳ね、瞳を彼へと泳がせてから焦る、動揺にも似た声色で同意を示しつつ緩々と首を傾け。微妙に空いた間、考えるは先程まで巡らせて居た思考を手繰り寄せる方法、徐に唇を開いてコンマ数秒漸く彼と己を繋ぐ脆い言葉を零しては眉尻を落とし。其の大きさ故か酷く粗略にも、はたまた丁重にも見える緩い動きで彼が首を横へと降る。安堵を呼び起こす懇ろな言葉に何故と問いを投げ掛け様とし、不意に淋しさを触発する言葉を漏らした彼に対して弁解と取り繕いを綯い交ぜにした言葉を心の中で零し。唇から落ちる事無く心の中で枯れて行った言の葉に微妙な笑みを浮かべて見せ。望まれる儘、仰せの儘。彼の言う通りに、後ろを向いては首を捻り )
…えっ!?まって、人の形になれると?!
(/一体主様は何の学校に通っていたんだ…!( 頭抱え/ )
わああ、素敵です…!そう仰られると、何故だか二人を追い詰めくなってしまいますねッ←
うう…体が勝手にy.a.h.o.oに引き寄せられていく…( がた々 )…ッは!その丸みを帯びたシルエットは…!( 頭上見上げ、 )
(ああっ、待ってくれ…!まだ謎は解けていない__!)
うへへ、一緒にお縄につこうぜぇ( ゲス顔、/ )
( 請うてみるものだ。案外従順に従う少女の背後を確認する成り、骨張った漆黒色の翼で躰全体を覆い被せば緩慢な動作で視界に入り込む殺風景や彼女の背筋すら遮蔽し、唯一視神経が送り込む映像は瞼の裏の黒々とした景色のみ。刹那遠くから鼓膜へ届いた彼女の驚愕の声音は四肢の先端より徐々にせり上がる多大な熱に埋没し、一切の呼応に応じる事は非ず。音一つ立てず漆黒色の翼に包まれた躰の体積が徐々に縮小していく。翼のみ残し緩緩と人の形を得ていく様は神秘的だが面妖な光景で。漆黒の鱗は癖一つない髪へ、神父の服に酷似した黒のローブ姿へ。漸く大方人間の容姿を手に入れれば、ばさりと漆黒の翼を広げると同時に其の翼は音も無く消え去り、瞑っていた瞼を開きその奥の金色の瞳を煌めかせて。次いで此方へ向けられる視線に刹那驚愕を滲ませ瞳を見開けば、続いてくすくすと相変わらず低く唸る様な声音で笑みを零し )
これ、人の子よ。見世物じゃないぞ、
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