艦娘と提督の日常（非募）

まあまあ、細かい事は言いっこなし。那珂ちゃんはちょっとそれでもゆっくり飲んでなよ、俺は今のうちに…こういうのはギャンブルはせずに安全な方を安全な方法で見極めるのが一番だよねぇ(アイリッシュコーヒーを気に入ったようで飲み進める相手を横目に、ナイフ片手に一旦はスルーした肉まんと謎まんを前にしてそう笑ってみせて)

へえ、やる気だねぇ。秘書ってだけでも大変だと思うけど出撃もしたいなんて大したもんだよ…まあ、そこまで言うなら今度演習の様子でも見て考えてみようか(不満を口にした相手に働き者だなと感心しつつ、動きを見て考えるなんて珍しく提督らしいことを言って)

んーぁー……提督のいけずー…ゲームにズルするなんて駄目なんだよ？……それ、片方あんまんなだけだよ？コンビニに変なもの売ってるわけないじゃないー(半分ずつ切り分けようとする提督をジト目で見やって、アルコールで少しだけ赤みの差した顔でふわふわ答えて)

忙しくないアイドルなんてただの売れ残りだよ？アイドルはロケやコンサートでこそ輝くんだからね。改二にまでなればそれはもうすっごいんだから！…………てゆか今の提督珍しく凄く提督っぽかった。凄い珍しく(そしてこちらはこちらで目を丸めて驚いて)

どうだか、那珂ちゃんのことだからとんでもないもの仕込んだりしてそうで怖かったんだよねぇ…まあ、それが本当なら俺はどっちも好きだから別に悩む必要もないし…先に那珂ちゃんが好きな方選びなよ。本当に何も仕込んでないならこうしてシャッフルされても問題なく食べられるよね？(本当に何も悪巧みをしていないかを確かめるようにジッと、相手の目を見ながら問いかけては素早く二つの位置をシャッフルしてドンと目の前に置き。仮に裏があったとしてもお酒で判断力が鈍った相手になら余裕で駆け引きに勝てるという算段で)

なるほどねぇ、那珂ちゃんがそこまで言うなら試してみようか、本当に那珂ちゃんがシンデレラガールたる素質があるかどうかを。…と、思ったけどやっぱり上官を敬えない部下は重用出来ないかなぁ(改二の可能性を語る相手の話を興味深く聞き入っていたが、何気に失礼な物言いをする相手に自身の立場を利用してそう手のひらを返して)

…提督の那珂ちゃんのイメージって卯月ちゃんか何かなの？那珂ちゃん悪戯なんてしまないのに。…んー、那珂ちゃんはどっちかっていったらあんまんがいいなー…これ！(シャッフルされた袋をひとつ手に取りその場で開封……にくまんであったがそのまま開封し一口)…もぐもぐ…うーん、じゅーしーでお肉みたいな味のあんまんだねこれ…(ふわふわした様子で肉まんを頬張り、コーヒーを飲み、そのままふらふらとソファへ腰をおろして。…だんだん姿勢が悪くなり寝そべる様になりながらも手や口を動かす様子は眠気に抗うようで。…本当に何も仕掛けてはいないがどうも酔っ払って眠りそうになっているようだ)

ぇーー！？！？！？……な、那珂ちゃん提督すっごいそんけーしてます！生意気な態度とってすみませんでした！那珂ちゃんにお仕事くださいプロデュ………提督！このとーりです！(そしてこちらも手のひらを返して再び土下座せんばかりの勢いで頭を九十度に下げて礼をして)

信用ないのは何でかここへ来てからのことを自分の胸に手を当ててよーく考えてみるといいよ…って、弱っ！？これだけでもう酩酊状態って流石の俺も予想外の展開だよ、はいはい、那珂ちゃんしっかりして、こんなとこで寝ない！…ああ、もう、ソファーに肉まんの具が溢れるって！(ペシペシと相手の頬を叩き、手元の肉まんの具が溢れそうになっているのに気づけば咄嗟にその部分をかじって(間接キス←))いやぁ、参ったねこりゃ…とりあえずお酒は没収っと(アイリッシュコーヒーを取り上げてどうしたものかと思案し)

那珂ちゃんって時々プライド捨ててるっていうか結構なりふり構わないとこあるよねぇ…まあ、那珂ちゃんが本当に活躍してくれたら俺も楽になるしやる気があるのは望ましいことなんだけど(必死な様子の相手に苦笑をしながらも、戦力になってくれるのは大歓迎だと小さく肩を竦めて)

ぇー?？…そう言われても那珂ちゃん提督の駄目っぷりを指摘してきただけじゃない?！那珂ちゃんわぁ、面白おかしく歌って踊れてたたかぇるあぃどぅる?うふふふ………那珂ちゃん弱くなぃでーす！駆逐艦よりはほんのり強いもん…(ぐてぇ、とソファーに寝そべり目を閉じながらも口だけは動くが、肉まんやコーヒーを取られてももうわからないようで)

……アイドルは舞台に立つまでは…ううん、立っても水面下のアヒルの足みたいにすっごい頑張らないといけないの。ここで見捨てられたら那珂ちゃん終わりだから……だからなりふりなんて構ってはいられないの！……でも那珂ちゃん天性のアイドル気質(漫才師ではない←)だから常に皆んなを笑顔にしたいから明るく盛り上げるような行いがでちゃって……それが提督にはダメにみえるかもしれないけどでも那珂ちゃんは…那珂ちゃんは…………えーっと……あれ、外されそうになった場合の台本の続きなんだっけ←(と、真面目な顔でまくし立てるようにセリフを重ねるが…ついぽそりと)

ダメっぷり指摘してあまつさえお酒の中身を水に入れ替えたりとかいう悪逆を働いたことは無かった事になってるんだね…それよりどうするかなぁ、コレ…(既に前後不覚状態の相手に言っても無駄とはわかりながらも一応突っ込んで、ため息零しながらソファー占領中の相手をコレ呼ばわりして)強くても弱くてもどっちでもいいけど那珂ちゃん、寝るなら部屋に行ってくれたらありがたいんだけど…どう？

よくもまあ、そう次から次へと口がよく回るよね、俺はそこにビックリだよ。…って、いうか最初から感動も何もなかったけど、このタイミングで台本とか言っちゃったらもうダメでしょ…コントだよこれ、完全にオチついちゃってるじゃん(芝居がかった調子の相手に、よくもまあ口から出まかせがここまで出てくるものだと感心していたが、台本の一言に失笑してコント呼ばわりをし)

全てはぁ、提督のたーめー！……じゃあつれてって(寝転びながら両手を上げて抱き上げ催促しつつ。目を閉じながら寝かけても反応する那珂ちゃんすっごーい←)部屋行けって言っても提督の策略で那珂ちゃんは立てませーん！

ほら、那珂ちゃんは女優も出来るマルチタレントなアイドルだし？……ってコントじゃなーい！何かなんでも目立たないといけないってゆーアイドル精神が迸ってるだけなんだよ！？だから那珂ちゃんは秘書固定で改二になるまで育ててくれるって約束しよ？ね？(と、強引に言質を取ろうと宣言すれば、最後は胸の前で両手を組み、やや上目遣いであざと……もとい、うるうる瞳でお願いをしてみせて。そして組んだ両手の中にはうるうるさせるための目薬があったりするのは内緒である)

はいはい…策略とか人聞きの悪いこと言わない（抱き上げを要求してくる相手を苦笑混じりに見やり、どうしたものかと少し考えて）おさわり厳禁とかそういう文句は一切受け付けないから悪しからず…っと（悩んだ末に結局ヒョイッと抱き上げては、すっかり酔っている以上どうせ覚えてないだろうと思いつつそう言い訳っぽく言っては部屋へと運んでいこうとし）
本当物は言いようだよねぇ、それが空回って残念な感じになっちゃってるのもご愛嬌かな？まあ…そこは今後の那珂ちゃんの頑張り次第ってとこじゃない？俺ばっかりきびきび働かせて那珂ちゃんは約束の上に胡座をかこうなんてそんな美味い話しは無いってもんだよ（瞳を潤ませる相手をジト目で見やってやる気次第だとこれまでのお返しのように言ってのけ）

はぁい、ごめんなさーい……んへー……へへへー……(酔っ払ってるせいか眠いせいか素直にこくんこくん頷くと幸せそうに微笑みながら身を預けて……部屋に着く頃にはすやすやと寝息を立てており)

残念なアイドル……うーん、まぁアリかなー？ちょいバカ可愛い方がウケはいいし…(涙はどこへやら、提督の言葉にうんうん頷いて)……それはしないよぅ！那珂ちゃんはアイドル！輝く舞台(部隊ではない)に立つためには黙って胡座かいてる時間なんてないんだから！……てゆかサボってお酒飲んでた提督の言えるセリフじゃないと思うんだけど……那珂ちゃんは頑張るよ？提督も一緒にがんばろ？トップアイドルになるにはプロデューサーも大事なんだから！どっちかがサボってたら通用しない世界なんだよ！(少し真剣な表情で見上げ、おねがい、とジッと見つめ)

やれやれ…ん、ちょっと待てよ…ここが那珂ちゃんの部屋ということはもちろん姉妹も居るわけで、那珂ちゃんの姉妹って確か…よし、退散だ（部屋の前まで来て後は中まで送り届けてミッションコンプリートだというところまできて、はたと思いとどまり部屋の中にいるはずの相手の姉妹のことを思い浮かべ、酩酊状態で抵抗すら出来ない状態の相手を抱きかかえて送り届るというこんな状況を特に神通に見られたらあらぬ誤解を招いた上に相当マズいことになるのではないかと考えて、サッと踵を返して）
　
おバカな子ほど可愛いっていうのも、自覚してやってたら魅力半減だと思うよ俺は…おバカなのに計算高いってこれいかに…ってね、そこんところ那珂ちゃん的にはどうよ？（片肘つきながら意地悪くそう追及をしてみて）まあ、だろうね…でもやっぱ約束は無し。那珂ちゃんだって予め敷かれたレールの上を走るだけじゃ物足りないんじゃないの？容易く叶う夢は叶わない夢の次に悲しいと思う訳よ…という訳で全力で努力をして俺をその気にさせてみなさいってことね（真剣な様子にケラケラ笑って応じながらも、相手の本気にはこちらも本気でちゃんと応えてあげるとそんな意志も覗かせて）

……(室内)……
神通「平和ですね…(お茶が入った湯のみを手に、正座して飲みながら呟き)」
川内「那珂ちゃん上手くやれてるかなぁ。…なんか変に提督と意気投合しておさけとか飲んでたりして？」
神通「……でしたら二人ともお仕置きですね」
川内「大丈夫じゃない？那珂ちゃんあんまお酒好きって訳じゃないし。そんなことより夜戦しよーよー、やーせーんー！」
神通「……仕方ありませんね、那珂ちゃんの代わりに付き合ってあげます」
川内「やった！夜戦だー！全力でやろー！？負けないよ…？(笑顔のまま殺気を纏いつつ好戦的に圧力を強めて)」
神通「……ふふ(静かながら研ぎ澄まされた刃の様な殺気で返しつつ微笑んで)」
(……その部屋の中だけ、まるで重力が三倍になったかのような重苦しい殺気が渦巻く中で、二人はのんびりとお茶をしているのであった……なお、那珂ちゃんは1時間後に再び帰ってきた執務室のソファーの上で目覚めたようだ)
………

確かにねー、天然じゃなくて養殖ってバレたら炎上案件だしー、やっぱり素でやれるのが一番だよねー。那珂ちゃんは天然お馬鹿キャラじゃないしー。…じゃあまあ、いいや。約束されなくていいように使われて棄てられても那珂ちゃん負けない…！こうなったら提督がお酒に溺れて潰れても那珂ちゃんだけでも艦隊動かせるレベルまで上り詰めるぞー！おー！(真剣に詰めてものれんに腕押しでケラケラ笑う提督にがくりと項垂れるが、一応本気をだせば応えてくれるらしい雰囲気なので、論より証拠だと言わんばかりにもうやるしかない！と気合を入れて)

あ…今なんか寒気が…(何やらどこからか危険な気配を察知しぶるっと身震いをして)おーい、那珂ちゃん。ようやく目が覚めたかい？全く、男と二人きりの部屋で酔いつぶれて眠るなんてアイドルとしては不用心が過ぎるんじゃない？(結局連れ戻った執務室で、ようやく目を覚ました相手を横目に見ながらため息混じりにそう語りかけて)

そうそう、いいじゃん、そのままの那珂ちゃん。俺は結構嫌いじゃないよ？扱い易くて単じゅ…じゃなくて面白くて可愛げもあるし(つい本音が出そうになるがそれを慌てて引っ込めて小さく咳払いをしては、そのままでいいじゃんと軽く言ってのけ)おおー…やる気満々って感じだね、那珂ちゃんがそこまでやる気あって俺をアテにしてないならやっぱり俺は何もやらなくていい？(日頃の行いを考えれば自業自得ではあるのだがここまできてもあんまり信用のないような反応を見せる相手に少しばかり拗ねたようにも思える発言をしてみたり)

はっ…うわ確かに！これも炎上案件だー…………ってそれは那珂ちゃんにお酒飲ませた提督がわるーい！(むにゃむにゃと寝ぼけ眼で提督の話を聞いていたが、アイドルとしてと言われてはガバッと飛び起き、早速文句を言い返して)……でも美味しかった

今単純って言った？でも面白くて可愛くて守りたくなるような可憐さで優しくも凛々しい那珂ちゃんって言われると照れるなー、えへへー(一瞬ジト目を向けるも持ち前のずうずうしさ…ではなくて前向きさを発揮すれば言われてないのに照れて見せて)
何もしなくていい？じゃなーい！那珂ちゃんが本気になったんだから提督も本気にならなきゃ駄目なの！そもそも信頼マイナスなのは日頃の行いでしょ？発破かけてるんだから負けないぞって並びたって？そんで引っ張るくらいになって？提督なんだから…！(拗ねてる提督に詰め寄ると両肩をがしっと掴んで顔を近づけて真面目に言い聞かせて)…理由はどうあれ那珂ちゃんを選んだんだから…

飲ませたなんて、人聞きが悪いねぇ。俺は確かに那珂ちゃんにお酒は出したけど飲むかどうかの判断をしたのはあくまでも那珂ちゃんでしょ？つまり全ては自己責任で事は片付いちゃう訳よ…まあ、今度もし飲むときはもうちょっとアルコールの比率を薄目で作ってあげるよ（此方は一切の責任は負いませんと肩を竦め、それでも多少はお酒の良さを理解してくれたであろう相手へと次の機会にはもう少し無理なく飲める一杯を用意すると約束し）
　
はいはい、降参ですよっと…もういいよ、それで…まあ、一部はあながち間違ってないのも事実だしね（あまりにポジティブ過ぎる相手の言葉に敗北宣言をすれば、頭をポンポン撫でながらポツリとそう呟き）
わかってるよ、ちょっとだけ拗ねたフリで那珂ちゃんを困らせてやろうかと思っただけ。まあ…出来ることはやるけど、出来ないことはハッキリ出来ないって言うからね、根性論とかそういう暑苦しいノリは無し（目前まで迫った相手の顔を見やり、ニマッと口元を緩めて笑い軽い調子でそう言ってのけ）

む……たしかにそーだよね…じゃあ提督の出すものはこれから全部警戒することにした方がいいってこと？…でも少しずつ慣れていかないとアイドルとしてはお酒のCMとか出られなくなるからなぁ…がんばろ…(唇を尖らせて子供っぽく反抗するも、弱くしてもらって慣れないとと唸って考え)

でしょでしょ？一部合ってないってゆーのは単純ってところだよねー(敗北宣言に気を良くして、んふー、とにこにこ顔で。撫でられるのも嬉しいらしく顔を綻ばせ)…そんなことしなくても十分那珂ちゃん困らせられたんだけどー…出来ない事ははっきり言うのはいいことだと思うよ？出来ないのに出来るって言って困るのはこっちだもん(と、ついさっきお酒を飲めると言いつつ飲めなかった自分を棚に上げてうんうんと頷き)

まるで俺が毒でも盛るかのような物言いだねえ、そんな警戒しなくても無茶な飲み方をさせるつもりはないんだけどね……あんな状態になった那珂ちゃんの面倒を見るのは俺としても面倒だし…（出すもの全てを怪しむなどというあんまりな言いぐさに苦笑を浮かべながらも、常識的な範囲にしておかないと酩酊状態の面倒な相手の面倒を見なければならず何より姉妹の二人に何を言われるかとそんなことを小声で呟き）
　
…那珂ちゃんのそのポジティブさはそこまでいくと武器だよね（突っ込みどころしかない反応に、ふう…と肩を竦めては、呆れを通り越して感心をして小さく笑って）那珂ちゃんがそれを言うんだ…まあ、いいや。お互いに言いたいことは言って頼るべき時は頼る…無理は極力しない、そういう契約でいいよね？（今後の二人の関係について再確認をするようにそう問いかけて）

盛ったじゃん！毒！絶対アレお酒じゃないって！那珂ちゃんをどーにかしよーとして…………ぇーと、あれ？じゃあなんで那珂ちゃん無事なんだろ？…ん？今なんかいった？…那珂ちゃんデリケートなんだからね？無茶しちゃ駄目なんだからね？わかった？(まるで自分は悪くないとばかりに頬を膨らませて説教しつつ、んー！と伸びをして立ち上がれば水を飲もうと流し台へと身体を向けて)

そうだよ？那珂ちゃんくらいポジティブにいかないとアイドルはやってられないんだから！提督もアイドルになればわかるよ？……うん！それでいいかも！それ、理想だよね…けれども出来ることなのに無理って言っちゃダメだからね？一応無理って言ったら信じるけど……(関係を再確認すれば大きく頷いて)

……ねえ？提督は何で提督になったの？(と、ふと思い立ったことを尋ね)

すると思う？俺もこの歳で死にたくはないからなぁ…それにどうせどーにかこーにかするなら那珂ちゃんみたいな子供っぽい子じゃなくてもっとこう間宮さんとかみたいな大人の色気のある人女性の方が…(相手にはあの武闘派の姉二人がおり、手を出した日には血を見ることになるのは明らかでありそういう意味合いで口にしては、相手のことを足の先から頭の先まで見てから要らぬことまで口走って)いや、なんも言ってないよ、っていうか、デリケートならやっぱり戦場に出て撃ち合いとかやめておいた方がいいんじゃない？(などとわざとらしく笑いながらそんなことを言ってのけ)

いや、それはちょっと遠慮しておくよ…俺には那珂ちゃんみたいなそういうノリはちょっと厳しいものがあるからねぇ。…わかってるわかってる、またお酒捨てられたらたまったもんじゃないし、ある程度は真剣にやるよぉ(やれやれ、と軽く肩を竦めて見せて)俺が提督になった理由…？別に大したことじゃないさ、なんとなくで受けた採用試験に通ったからなし崩し的にそのまま提督になったってわけ、こう見えて俺ってまあまあ優秀だからね

うーん、しない、かな？なんか提督ってお酒だけあれば他何にも要らないみたいだし……って那珂ちゃん子供じゃないよ？せめてオトナと子供の中間点って言ってよ！？(アイドルは見られるのが仕事とばかりに、値踏みするような視線でも笑って胸を張るが、子供っぽいと言われればそんなことないとぷんすこして)…でもそっか、間宮さんがタイプかー…神通ちゃんじゃダメなの？サムライとか言われてるけど強いし美人だしよ？色気…もあるんじゃないかな？デレたら。………むっ、あーいえばこーいうー！！戦闘…じゃない、ロケにデリケートは関係ないよ！？こう…理屈じゃなくてどっか?ん！てやればいいだけなんだから！むしろ楽しーし！(などと地味に武闘派姉妹の影響を見せつつ、揚げ足をとるような提督の発言に、もー！、もー！とこれまたぷんすこ)

そっかー…確かに酒飲みだけじゃキャラ立ちがねー…アイドルはどんな形でもいいから何か特別で強力な個性がないとやってけないから……じゃあ気が向いたらアイドル特訓しようね？真剣にやるって言質も取ったし…優秀ならその優秀さを使わなきゃ宝の持ち腐れだよ？(と、何やら勝手に言い放てば水を飲んで一息)…提督は間宮さんみたいなのが良いって言ってたけどさー、よく間宮さんを秘書艦にしなかったね？