提督 2016-02-09 10:22:55 |
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いや、まぁ、デレデレとまでは言わないけどさ、山城は時々キツいことも言うけど基本的には優しいからなぁ。…って、どうしてそんなに不満そうな表情なんだ?もしかして本当はこんな面倒なことやりたくないんじゃないか?嫌なら無理しなくてもいいんだぞ?(ツンデレを否定する相手へと自分の思うままに意見を述べて小さく笑っていたが、どこか不満そうな態度に本当は気乗りしないことを頼んでしまったのではないかと考え、真剣な表情で心配そうにそう語りかけ)
えぇ…俺、そんな風に言われるほどいつも山城のことそんな目で見てたかなぁ、確かによく山城を見てたのは否定しないけどそんなつもりはなかった。ごめん、許してくれ。この通りだ(相手のことを目線で追っているうちにそんな誤解を抱かれていたのだろうかと思い、机に両手ついて誤解であることを伝えた上で素直に謝罪をして)
おお~待ちかねたぞ。もうお腹と背中がくっつきそうだ(相手が戻ってくればお腹を手で押さえてヘラリと笑い)じゃあ早速山城の力作をいただこうかぁ
私が優しいはずないでしょう。私が優しくするのは姉様だけです。…は?無理してやるなと?別に無理でも何でもありません。仮とはいえ彼女なのですからいかにも任務だ使命だ仕方ないことだ、なんて言われて気分が良い訳はないでしょう?全力で騙すなら全力で彼氏らしく振舞って下さい。…私もそうしますから(真剣に心配してる提督をやや赤い顔で睨みつつ、自分の中で何とかこじつけできた言葉を告げて仮ではあるがやるなら仮でなく本物の彼氏彼女のようにしましょうと言い)
べ……別に構いませんけど。何をそんなに私を見ていたのでしょうか?私を通して姉様を見ていたとかそんな所でしょう。ですがそんな訳で一緒にアイスが食べられるんですから喜んで下さいね。謝罪ではなくて(謝らせてしまったのは偲びなく、怒ってはいないとアピールしつつも恥ずかしいのでそんな物言いになり…最早完全にツンデレのソレであって)
それは待たせてすみませんでしたね。じゃあ並べますから提督は大人しく席についてて下さい。(と、口ではそんなことを言いつつも苦笑の様な照れ笑いの様な笑顔で食卓にラタトゥイユ、ごはん、味噌汁、漬物を並べ)…お酒については正直合うものがわからなかったのですが、とりあえず赤ワイン他白や日本酒も用意しましたが…食べてる時に飲むのか、食べ終わった後にゆっくり飲むのかも迷いましたんでね…どうします?(ふと山城を見ればエプロンに三角巾、手にはワイン。どうします?と聞く姿は恋人よりも妻を連想させるくらいには堂に入ってはいるが…本人はつゆ知らず)
おお…確かに、山城の言うことも一理あるな(手をポンと打ち相手の姿勢や考え方に感心した様子で)あー…でも、本当の恋人のようにって急に言われても、なんか照れくさいっていうかどうしたらいいかわからなくなってくるなぁ…いやぁ、参った参った…(僅かに顔を赤らめ、やや気まずそうに瞳を泳がせれば誤魔化すように笑って)
何でって山城には自然と目が向くんだよなぁ、やっぱり山城は美人だし(へへ、と緩く笑いながら事も無げに言ってのけ)でも、そうだなぁ理由は何であれ山城の方から俺も一緒になんて言ってくれることは滅多にないし嬉しいぞ。ありがとな(素直に嬉しいという気持ちを爽やかな笑顔と共に真っ直ぐに伝えて)
へぇ…これがラタトゥイユ…美味そうだな(テーブルへと並べられた料理を見て瞳を輝かせて)そうだなぁ…俺も食べるのは初めての料理だし何を合わせるかはとりあえず食べながら考えようかぁ。せっかくの山城の料理が冷めないうちに食べたいしな(暫し考えるがまずは目の前の料理を冷めないうちに食べようと提案をして)ところで山城のそのエプロンよく似合ってるぞ。なんだか新妻みたいだ(深い意味は無いのだろうがそんなことを言ってのけ)
プ、プロ意識…というものですが…確かに言われてみれば恋人って何でしょうか。姉様を慕う親愛とはまた違うものですよね…恋人ってどの様なものなんです?艦娘の私達よりかは提督の方が詳しいのでは?(と、こちらも赤くなって誤魔化す様に咳払いしつつ、恋人とはどんなものかを尋ねて)
美人…ですか。世辞として受け取っておきますが…器量の良さでは他の皆さんの方が美人かと思います。私は…その、どちらかと言えば暗い方になりますので。色的にも性格的にも幸運的にも……そんなことより…よ、用意は忘れないで下さいね?アイス…(まっすぐ褒められると少し狼狽えて頰を赤くし、ネガティヴな要素を羅列すればそんなことよりアイスだと話を切り上げようとし)
では私もいただきましょう。味見はしっかりしましたので不味くはない筈です。しっかり聞き込みもしましたし…(と、バタバタした理由をうっかり口にしつつ…エプロンを脱いで席につこうとした所、似合ってるだ新妻だと言われてしまえば真っ赤になって固まり)…は、はぁ?///なにを、何…言ってるんですか。だだだ、誰が誰の新妻だと…//(そしてそのまま照れ隠しにぐいっとワインを一気飲みして)
いやぁ、そんなことはないんじゃないかなぁ…俺にとっても経験の無いことだし…いや、でも恋人役を頼んでおいて何もわかりませんじゃ山城も困るよな…とりあえず手始めに恋人らしく手でも繋いでみるか…?(わからないと口では言いながらも実際は演技上の関係でどこまで相手に求めていいものか自分の中で結論が出ないというだけのことで、やや気まずそうにしながら恋人らしさ、雰囲気を出す第一歩としてそう提案をしてみて)
そんなことないぞ、山城には山城にしかないいいところが沢山あるし、それに…あんまり誰かと比べて自分はどうとかそういうのって考えるのしんどいだろ?だから自分らしくありのままいればいいんだって(笑顔で相変わらず軽い口調のまま相手の頭を撫でて)明日のアイスを楽しみに前向きに頑張ろう。な?
味見はわかるけど聞き込み…?もしかして山城…って、そんなワインを一気に飲んだりしたらいくらなんでもヤバいんじゃ…(まさか本当はわからなかったのを自分の無茶ぶりに応えるために頑張ってくれたのだろうかと考え、問いただそうとしたものの、不意にワインを一気飲みした相手を心配してそれどころではなくなってしまって)
経験はないのですか…で、では次回までに調べておいて下さいね…こほん//…手…なるほど、仲の良さをアピールするに触れ合うのは当然ですしね…わかりました。て、手です…どうぞ//(どうなかも恥ずかしいのか、この時点ですでに赤い顔であり…僅かに震える手を差し出し、自分はそっぽを向いて)
…言ってくれるじゃかいですか。じゃあ私のいい所ってどこか聞かれてすぐ答えられます?それに自分で比べなくても周りの人間が…いえ、提督はおっしゃいませんが私たちなんて扶桑型に準えて不幸型、なんて呼ばれてるのは有名な話よ?…あと頭を撫でないで下さい(ツーン、といった半分不貞腐れてるジト目で提督を眺め)…でもアイスの為なら口癖(不幸だわ…)は抑えることにします
…うるさいですね、しっかり聞かないと未知の物なんて作れる筈がないじゃないですか。それにヤバかろうが何だろうがわたしの勝手です。なんですか、もしかして飲みたかったんですか。ありますよ残ってますよ、ほんの少しだけ(ギロッと普段のジト目より更に凄みを増した目で提督を睨み、口付けて残り少なくなってしまったワイン瓶をそのまま突きつけ)…飲めませんか?恋人なら口つけたくらいでグダグダ言ってないて飲みなさい。そして食べて。…恋人だから口に運んであげましょぉかぁ?(目が据わって真っ赤になってる様子は完全に酔っていて、対面から隣へと腰を降ろし、さぁさあ食べろとばかりに口元に箸を近づけ……るが、箸は何も掴んでない←)
あー…そうだなぁ、善処する。でも、一応仮だしやりすぎも良くないよなぁ…?(やや遠慮がちに差し出された手を握り、こちらも気恥ずかしさに目線を逸らしつつも相手へと確かめるようにそう問いかけて)
山城のいいところ?そうだな…まず美人だし、何事にも一生懸命で不幸なことがあっても少しでもいい方に向かうように真っ直ぐひたむきに頑張ってて、仕事も何だかんだ言ってフォローしっかりしてくれて頼りになるし…はは、山城の良さと一口に言ってもなかなか纏めるのが大変だなぁ(あれもこれもと湧いて出てくる相手の長所にキリがないなとまで言ってのけ)まあ、この際アイスのためでもいいんだけどさ、不幸だって感じることよりも少しでも幸せだって思えること増えたらいいよな(ニカッと笑って無責任に、それでいて純粋に本心のまま己の気持ちを言葉にして)
や、山城、あー…駄目だ、完全に悪酔いしてるなぁ、これ…(押し付けられるビンを押しとどめつつ頭後ろを掻き)それにしても、山城って酔うとこんな風になるんだなー…なんか斬新な気がする(これできれいさっぱり今日の記憶がなくなればいいが、万が一残った場合は後日頭を抱えることになるのだろうなと少し同情しながら、相手の動向を近くで見守っていて)
じ、じゃあ聞きますけど、どこまでが適切でどこからがやりすぎなんですか………そ、それにしても提督の手は大きくて…ぁ、暖かいです、ね…//(最早振り向いて目を合わせることも出来ず、つっけんどんに抑揚のない声で返事をしているがもう顔も耳も真っ赤で)
わ、わかりました//…結構です。もう十分です…//(どうせ私の魅力なんてと思っていた所に次から次へと述べられて言葉に詰まり、これ以上聞いていたら恥ずかしくてどうにかなってしまう、と慌てて大丈夫だと告げて)…え、えぇ、その点は、はい…不幸の数は減りませんが幸福の数もちょっとは増えてきた…と思います。……あなたのおかげで(と、最後の言葉は本当に小さく。それでも多少の幸福は確かに得られていますとそっぽを向きながら小さく笑って)
……受け取らないんれすか、そーれすかわかりましたあげません(突きつけたワイン瓶をいつまでも受け取らないのであっさり引き下がり、残ったワインを一気に口に含んで飲み…こまず、座った目のままにじりよって…どうやら直接口移しで飲ませる暴挙にで始めたらしい)………!…!!(無言のプレッシャー…)
うーん…とりあえずこうして手を握るのはオッケーなんだよな…?ここから例えば腕を組むとか、抱きついてみるとか…山城的にはどこらへんまでなら許せそうなんだ?ほら、これって俺たち二人の問題だろ?山城の意見も聞かないと決められないっていうか…俺的には山城となら大体のことはオッケーになっちゃうしなぁ(質問に対して少し考えてから逆に相手へと意見を求め、自分の基準では許容範囲が大きくなりすぎるとあくまでも相手への好意は隠さずに言ってのければヘラリと笑って)
そうか?まだ足りなければ他にもあったんだけどな~(ひとまず満足したのならそれでいいかと頷いてみせて)おぉ~、そうだったのかぁ。山城はいつも割と不幸だわって嘆いてるイメージがあったから俺、心配だったんだ。だけど、へへ…その笑顔なら無理をしてるって訳でもなさそうだな、良かった良かった(最後の一言は聞き逃してしまっていたが、相手の微笑みにつられるように此方も自然と表情が綻び、うんうんと何度も頷いて見せて)
良かった…意外にあっさり…って違ったぁ!?ま、待て、山城。話し合おう、話せばわかる…!それに、えっと…今こうして勢いに任せたら山城が絶対後悔することになるから…な?(至近距離で無言のプレッシャーを放つ相手を直視出来ないままどうにか説得を試みつつ、これまで見たことのない積極的な相手の様子にどぎまぎしてしまい。ぐらつく理性に説得の勢いも次第に落ちていってしまっていて)
は、はい…多少…気恥ずかしいですけど手は、まあ問題…ない、ですが…ど、どこら辺までと問われましても…(ぱっと手を離して自分の頰を押さえながら恥ずかしさを必死に我慢しようとして)…だ…抱きつくのは勘弁願います。心の準備が出来てませんし。……腕。腕なら何とか…?やってみないとわかりませんね(つまりは心の準備さえ出来れば抱きつくのすら構わない事になるが、本人は想像して恥ずかしくなってしまい、それどころではなく)
…不幸ですよ。歩けば躓きますしカモメのフンも直撃しますし、髪にタコが絡まったりしますし、サメに食べられそうになったりしますし。こないだなんかは財布も落としましたし、艤装がつっかえて執務室に入れないですし…ただ、それでも姉様と一緒にいられて戦いにも使われて、剰え秘書までさせて貰えてる…不幸の数は変わりませんが嬉しいこともちゃんとある…これ以上の幸せはきっとバチが当たりますからね。だから満足してます(不幸の数々(一部関係ない)をポツポツ呟いて自嘲気味にそう呟くも、現状で満足だと笑って)
…… ……っくん(無言でプレッシャーをかけていたが口に含むのも辛くなって飲み込み)…後悔ってなんですかそんなに私とキスするのが嫌ですかだいたい料理まだぜんぜん減ってないんですけど美味しくないんですかそうですかいいですよいいですよどうせ私は不幸……(詰め寄っているので食事が出来ないのは当然なのだが、高速でぐたぐたグチグチと文句を言えば提督に寄りかかり、その胸に飛び込んで俯きながらしがみつき、それっきり動かなくなって黙ってしまい)…………
……ぐぅ……(酔い潰れて寝た)
そうかぁ…そりゃやってみないことには何もわからないよなぁ、お互いこういうのは初めてな訳だし…じゃあ次は腕を試してみるか?ほら(その質問自体がそもそも明確な答えを出すのに必要な材料が互いに不足していることがわかり、しみじみ頷いて。それならば積極的に色々チャレンジしてみようなんて相手の恥じらいへの配慮は半ば足りてないようにも思える発言をしては屈託のない笑顔を浮かべ手を差し出してみて)
ははは、山城の不幸は本当に筋金入りなんだなぁ。でもなぁ、バチが当たるとかどうとかそんなことわざわざ考えて生きるのってしんどいだろ?俺さ、笑って楽しく生きてく権利ってのは誰にだってあるんじゃないかって思うんだよ、それに本当にバチが当たるって言うんなら既にバチが当たってても不思議じゃないようないつもヘラヘラお気楽に笑ってるやつがここに居るだろ?だから山城はまだまだ欲を出しても大丈夫だ、俺が保証する(現状で満足だと発言する相手へと、自分でそうやって線引きをしてしまうのは勿体無いと諭すように述べ、自分のことを指して普段からお気楽に幸せに生きているようなやつもいるなどと言ってのければ親指グッと立ててみせて)
や、山城…ははは…言うだけ言って寝ちゃったか…あー…俺もさ、男なんだぞ?そんなにくっついて無防備な姿を晒されたら…って、何を考えてるんだ俺は…。と、とりあえず山城がせっかく作ってくれたんだし食べよう(勢い良く迫られている間は対応に追われ余計なことを考える余裕もなかったが、相手が寝息をたてはじめればようやくこの事態に思考が追いついてきて、異性として意識している相手がこうして密着状態にあることに胸の高鳴りは抑えられず、湧き上がる感情を自分の中で誤魔化すべく少し冷めてしまった料理へと手をつけて)うん、美味い。やっぱり山城は料理上手だなぁ(胸の内の相手の頭を撫でつつ)
ぐ……まさかこんな試練が待ち構えているとは……世の恋人達ってみんなこんな気持ちを……!?(鼓動も激しく、提督に聴こえてしまうのではないかと顔を赤くして差し出された手を睨むようにじっと見つめ)…く、組みました!これで恋人としてはじ、充分なのではないでしょうか!(恥ずかしいのでギリギリ身体がくっつかない位置で止まりながらも手を組んで)…姉様、山城は大人の階段を駆け上がってしまいました…!←
はぁ…さいですか。失礼ながら提督みたいなお気楽極楽で不幸があってもそもそも気がつかないような能天気な方に保証されても。…そんな提督にはわかりませんよ。普段不幸に慣れてない方が突然連続して不幸な目にあった時……それも私がいるせい、なんてなってさたらどう反応するんでしょうね(ため息をついて不幸だわ、と呟きつつもその能天気さが羨ましいですと苦笑して)
うぅーん……姉様ぁ…山城はぁ……姉様を一人にはしません…大好きですぅ…… むにゃむにゃ…(姉の夢を見ているのか普段見せない笑顔でごろごろと猫の様に提督の胸に擦り寄り、しっかりしがみついて)…そぉですかぁ、美味しくできてますかー……私料理上手…?…姉様がそう褒めてくれるのなら提督もぉ…喜んでくれますかねぇ…むにゃむにゃ(提督のつぶやきが夢の中で姉の言葉として聴こえているのであろう、提督が聞いたこともない嬉しそうな声で甘え)
お、おぉ~…そうだな…うん、これなら俺たちが恋人だって言っても誰も疑わないと思うぞ。…へへ、それにしてもこうして近くで見ると山城って本当に美人だ、これで芝居じゃなければなぁ…惜しいなぁ、なぁんて(腕を組み接近すればやや緊張したような表情を見せたが、身体がしっかり密着してこなかったおかげか気持ちにも幾分か余裕が生まれ、そんな軽口を叩いてみせて)
いやぁ…お気楽で能天気だなんてハッキリ言うなぁ。…でもさ、俺思うんだよ、山城が偶然にも一緒にいて結果的に不幸なことが起きて、それは本当に山城のせいなのかって…確かに山城がそんな風に考えてしまうぐらいには世の中は不平等だよな…だけど誰のせいでもないことまで山城が背負い込む必要はないさ。…なんて、こんなこと俺に言われてもやっぱり説得力はないかぁ(珍しく真面目な表情を浮かべ、自らの考えを口にするもやはり能天気な自分の言葉では相手には本当の意味では届かないだろうかと苦笑を浮かべて頬をポリポリ掻いて)
山城は本当に扶桑が好きで好きでたまらないんだなぁ~(夢で見る程に扶桑が好きなんだなと微笑ましげに相手の寝顔見つめ)うん、美味かったぞ。喜ぶなんてもんじゃない、大満足だ。こんな美味しい料理ならこれから毎日でも食べたいな(寝言とわかっていながらも、楽しげに受け答えし背中へと手を自然と回してしまっていて)
な、な、何を…!いうん、です、か…うた、疑われないならそれでいいじゃないですか……///(美人だなんだ言われてしまい、普段離れてる状況でなら流せるものの、この至近距離では流すこともできず、眉を八の字にして真っ赤なままオロオロと。そして弱々しく腕を離そうと抵抗し)
説得力はありませんけど、でも…………じゃあ賭けましょうか。恋人のフリしてこれだけ接近したのです。いつ如何なる不幸が訪れるかわかりませんが…大きな不幸を目の前にしても今と同じ台詞が言えるなら、あなたの言う事何だって聞きますよ。何でもします。……こう断言できる程私の不幸は超弩級なんです。うふふ…(と、提督の言葉に関わらず自虐的に笑えば、受けてたちます?と半目で問いかけ)
はい…♡山城は姉様と提督がいればそれで良いのです♪…あぁ大好きです姉様ぁ…(目はしっかり閉じているが、口元は満面の笑みで、しな垂れかかるように寄りかかりつつ…スリスリと頰ずりして)…勿論です、毎日作りますぅ…♡
青葉「……b」(録音機材、撮影機材を片手に親指をグッと←いつから居た)
んー…それは、そうなんだけどさぁ…こうして山城と実際に触れ合ってみると色々と役割以上のことを期待してしまう俺がいてさ…なんて、ただでさえ俺の都合に付き合わせてるっていうのにこれ以上あんまり色々言って困らせちゃ悪いよな。ごめんな、忘れてくれ(最初は煮え切らない返事をしつつ手を握ったままでいたが、自嘲気味に呟いてから手をパッと離し頬をポリポリ掻いて)
そこまで言うならわかった。でも、俺はそんな口約束とか条件なんてつけなくたって無条件に山城を信じるし身に起こった不幸に山城が自分自身を許せない時、俺だけは山城が自分のことを許して前に進んでいけるように味方でいるぞ。何の根拠もないけどこんな風に言い切れるぐらいには俺って楽天的だからさ(自虐的な相手の笑顔を見ても何の動揺もなくヘラッと緩く笑い、言うことを聞くなどといった見返りなども不要だと言い切って)
扶桑はともかくとして、お、俺も…!?(扶桑と並べて自分の名前が挙げられ意外そうにしていたが、次の瞬間いつの間にか自分たちの様子を見ていたらしい青葉と目があって硬直して)
期待してしまうのは期待させてしまう側にも責任があるといいますか……と、とにかく恋人としてはこれで不足ありませんよね…!?(高鳴る心音も提督が離れればようやく落ち着きを取り戻し、珍しくそんなに自分を責めないでと諭せば目を逸らし)
はぁ、流石というか何というか……じゃあ一応、暫定的に提督を信じますので、駄目だと思ったら早めの進言をお願いしますよ?(少し頰を赤らめてそっぽを向き、頰を膨らませながら腕を組んで)……莫迦は死ななきゃ直らないもんです。まったく
姉様ぁ、提督には内緒ですよぉ?あの人不幸なんてなんでもないなんて言うんです、私ぃ、嬉しいけど怖くて……むにゃむにゃ……(そのまま何やらブツブツ呟いていたが完全に眠りに落ちて)
青葉「おおっと。ワレアオバワレアオバ。私は敵ではあらはません………今のやりとり全て録音録画しましが、これを普段の山城さんに見せたら……くっくっく。面白い事になると思いませんか……もぐもぐ。あ、おいしい(勝手にラタトゥイユに手をつけつつ悪い笑みを浮かべて、幾らで買います?と提督を見つめ)
ああ、そうだな、言うこと無しだ。山城ってやっぱり基本的には良い奴だよな、成り行きとはいえ俺の都合のために恋人役を真剣にやってくれるし、何だかんだそうやってフォローもしてくれるし…これからも頼りにさせてくれよな(目を逸らし気まずそうにしている相手へとニカッと爽やかに笑って、改めてそんな率直な気持ちを口にして)
おう。だけどそんな心配なんていらないと思うけどな…ていうか、よくよく考えなくても莫迦って酷いよなぁ(相変わらず謎の自信と共にそう口にしてから、一応そうツッコミを入れるが本気で怒っている風ではなくあくまでも苦笑混じりに軽い口調で)
あー…確かに山城がどういう反応するかは少し興味あるなぁ…でもやっぱり笑えないぞ。だって、そうやって軽い気持ちでからかって傷つくのは山城だろ?…山城はさ、いつも自分の不幸と戦っててそのうえ身の回りの他人の不幸まで自分で背負いこんじゃうような奴だ、だからそれを更に追い詰めるようなことはしないでやって欲しいんだ…お金ならいくらでも払うからそいつは処分してやってくれないか?それからここでのことも全部内密にして欲しい…頼む(自分にもたれかかり眠る山城の髪を優しく撫でながら青葉へと神妙な面持ちで頭を下げて)
良い奴…なんてことはありませんが頼られるのは悪い気はしませんので気にしないで下さい。…そもそも、私の様な舩を使ってくれている…それだけでお礼するのに値するものなので……別に……いえ、これからも宜しくはお願いします…(目を逸らしながら、ほんのり頰を染めて呟くようにぽそりと返して)
莫迦でなくば物好きの風変わりです。不幸が好きだとしか思えませんからね。…………まあ、嫌いではないですが(軽い口調をジト目でため息混じりに返して…ほんの少しだけ慈愛の含まれた優しい目で物好きねと呟き…)
青葉「……だが断る!こんな美味しいネタを握り潰したら記者の名が廃ります!……が!お気持ちはよくわかりましたので公開せず秘蔵のネタ帳として保存するに留めておきましょう。…ここで貴方や最高レベルの山城さん、それから扶桑さんまで敵に回したら私生きていけませんからね!……じゃあ明日の記事は【提督、秘書艦の寝込みを襲う!】というもので行きたいと思いますので、どーぞどーぞ、本能の赴くままヤッちゃってくださいね(ゲス顔)」
やっぱり山城はいいやつだよ。頼りにされてそれに全力で応えるなんて、誰にだって出来ることじゃないしな。だけど山城にはそれが出来る…それって特別な才能なんじゃないかって、そんな風に俺は思うんだ(変わらずブレない笑顔を浮かべたまま素直に感じるまま述べ)そしてそんな山城だから俺はいつもこうして一番に山城を頼ちゃうんだなって
あー、それはよく言われるなぁ。変わり者とか変な奴とか…でも別に不幸が好きってことはないぞ?むしろ平穏でのんびりした時間が好きだしな、それでも俺は身近に辛そうな顔してる奴がいてそれを放っておくなんてそんなのは我慢出来ないんだ(物好きと言われても平然とそんな風に自信たっぷりに言葉を返し、あくまでも相手の想いに寄り添っていきたいという意志も示して)ほら、苦しみは分け合えば半分になるってよくいうだろ?
んー…それも困るんだけどなぁ、真実でも嘘でも面白おかしく書かれれば傷つくのは山城な訳だし……そうだ、それじゃあこうしようか、近いうち…いや、今月中にはこのネタに匹敵するだけのネタを必ず青葉へ一番に提供する、もしも約束を守れなければ今回のネタは青葉の好きなようにしても構わない。提供したネタが気に入らなくてもただ手元のネタが増えるだけだし、少なくとも必ず一個はネタが手に入る…青葉にとっては悪い話しじゃないだろ?(山城を護るように抱く腕に苦しくならない程度に軽く力を込めつつ、暫し考えた後で改めて提案をして)
………そう、ですかね。そこまで仰るのに否定するのも気が引けますが…恐らく頼まれれば提督だって姉様だって全力で応えようとするでしょう?誰にだって出来る事だとは思いますが…頼られてる内は応える、それだけです(いよいよ褒められたり頼られたりする事に気恥ずかしくなって、やれるだけのことはやりますと告げれば話を打ち切る様にそっぽを向き )
なるほど、辛そうな顔を放っておけない…という訳ですか。それならいっそ私達がいなくなれば苦しみを分け合う必要も面倒もなくなるのでは……ああいや、怒らないで下さいね?例え話ですから。…一応最高戦力の私が抜けると戦略に響きますから勝手にいなくなったりはしません。…そんな風に私の思いに寄り添って頂けるという気持ちだけで充分です………そう、邪険にされず側にいられるだけで充分……(と、最後は本当に小さな声で呟き)…ですので私より性能の良い大和さんや武蔵さんが来るまでは提督は嫌でも私に、私は提督のお世話になりますからどうかそのおつもりで。
青葉「山城山城…司令官はそればっかりですねぇ。どうしてここまで想ってるのに山城さんって気がつかないんでしょうね。…ですがそれはともかく、司令官の飛び切りのネタ……信用しようじゃありませんか!(面白い…!と悪そうな顔で呟き笑うとカメラからメモリースティックを取り出しそっとテーブルに置いて)これで私は今回の件は持ち帰れません。公開も保存もできません。……ですが司令官のそのとっておきのネタを信用して先に廃棄しましょう。……が、もし気にいらないネタだったり手に入らなかったら手段を選ばず山城さんを追い詰めますからそのつもりで……おっと、山城さんが起きそうです。私はこれで!(ククク…と邪悪な笑みで音も立てずに消え)
山城「う、ぅーん……頭が痛い……気持ち悪い……(自分が提督の腕の中にいるのもわからず、寄りかかりながら呻くように呟き、ゆっくり目を開けて)…なんでこんなことに…料理……作ったのは覚えてけど、それから何が……ぅぅ…不幸、だわ…(目は開けても顔は上げられずブツブツと)
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