匿名 2016-02-06 17:21:19 |
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何だ、案外気にしないものなのだな(かつての主より賜った名を呼称とすることに、特段気にする素振りも無い相手にお前も大概“へし切長谷部”の中では変わり種ではないかとくつくつ笑い。部屋を案内されれば場所をきちんと頭に留めておこうと辺りを見回しながら、言われた言葉に「別に騒がしくするような性格ではない、そんなこと百も承知だろう」と口を尖らせて)
主に自分の名に誇りを持てと言われたからな。お前は俺と似ても似つかん。何をするか分かったものではない
(先程の言動をまだ根に持っているらしくジトリと睨みつけながらそう言うと「次は大広間や風呂場を案内する」と背を向けて歩き出し)
あくまで俺はへし切長谷部だぞ、細かい差異こそあれど根本は変わらん。主のことは心から慕っているし……まあ、多少自分の欲求に素直なだけだ(睨み付ける視線を楽しげに笑ってスルー、大広間まで向かえば他の刀剣も居るのだろうかとぼんやり考えながら素直に追従して)
鍛刀時になにか不備でもあったのだろうか…だとしたら今後の鍛刀にも影響が出かねないな。後でまた確認をして資料を作りそれから…
(また変わった刀剣が出ては混乱を招くだろうと考えブツブツと呟きながら今後の予定を組み直さなくてはとため息をつき大広間に着くと「ここが大広間だ、ここで皆集まり食事をする。まあ今夜は歓迎会だろうな」となにやら工作をしている短刀達の姿を見てそういい)
歓迎?誰のだ?
(大広間を物珍しそうに見回している中相手の言葉が耳に入るときょとんと不思議そうに首を傾けつつ、気になるのか工作をする短刀達の方をちらちらと見やり)
はあ?今日顕現したのはどこの誰だ。二振り目であろうと歓迎する、それがここでのルールというものらしい
(苦笑を洩らしつつそう説明をしては自分が顕現した時は周りに囃された事もあったが飲み過ぎてしまった事を思い出し今回は適度な量でやめておこうと心に留め「酒という飲み物を渡されると思うが飲み過ぎには気を付けておけ」と忠告して)
んー……まあ、お前が気を付けろと言うのなら気を付けよう。あくまで善処、だが。
(未知の存在たる酒に興味を示し目を輝かせるも、一応注意はしようと念頭に置き。少し記憶を手繰り寄せ、「まあ信長様も酒は好まなかったしな」と小声で口にして)
次の日に辛くなるのも嫌だろう、頭痛は収まらず吐き気がする…酒豪とやらはそんなこともあまりないようだがな
(自身が体験したことを眉を寄せつつ述べればいつの間にか短刀達に混ざり脇差や打刀も手伝いをしている様子を見てふと微笑めば「準備をすべて見ると楽しみというものもなくなる、行くぞ」と言い歩き出し)
そんなものか……むう、分かった。
(渋々従うもまだ気になるのが未練がましく視線を準備中の刀達へ向け、「何だか歓迎されるよりする側の方が楽しそうだな」とつまらなそうに歩き)
ふん、また他の刀剣が来た時にはする側になるのだから今回は素直に歓迎してもらえ
(歓迎会などハメの外したことはどうも苦手な意識があり自身がされた時はどこか気恥ずかしい思いをしたことを思い出し浴場や道場を一通り案内し終えれば「このようなものか」と呟き)
(相手の言葉を半ば聞き流しつつ案内を受け、一通り終わったのを見て取ると満足げに「案内感謝する」と口端を上げ。頭には一応入っているのか思い起こしつつ機嫌よく)
何と言うべきか、かなり複雑でかくれんぼにはよく向いた本丸だなここは!
かくれんぼ…だと?何を言うかと思えばまるで短刀のような事を!
(悪びれる様子もなくそう言う相手をみればありえないと言わんばかりの表情でそう言い「お前には仕事というものがあるだろう!練度を上げ、少しでも早く主の力になるために尽くせ」と続け)
はあ?お前かくれんぼを舐めるなよ、あれは短刀に混じって一度やってみるべき遊戯だと思うが。機動が速い短刀から逃げ、隠蔽の上昇にも繋がる素晴らしい訓練だぞ?
(仕事、という単語にぴくりと眉を動かしてとうとうとかくれんぼについて語り出し。実際に人の身で行ったことは無いのだが悟らせない様つらつらとそれらしき言葉を並べ立て、どうだとドヤ顔になって)
機動は充分に速い、隠蔽もそこそこだが力が無ければそのようなものも活かせないだろう
(刀剣達や主などにも機動の速さは認められており自身も自負している、他の能力は内番や連結で上がるのだからそれに見合う練度でなければ活かすことも出来ないと考えておりそう言って)
……んん、ならば正直に言わせてもらうが、戦には出る。本業だからな。だがそれ以外の仕事はしたくない、仕事をする位なら遊びたい。
(正論で返されれば何も言い返せず、諦めてかなり赤裸々に己の思考を語り。どこまでも真面目一辺倒の相手に同個体ながら頭固すぎだろう、その内心労やら何やらで倒れるぞと呆れ混じりの視線を投げかけ)
…遊ぶなど俺が許さん、仕事をしろ。する事なら沢山あるだろう
(本当に自分とはかけ離れている、遊ぶなど考えた事も無いのでそれが息抜きの一つとも分からずにそう言うと「内番というものもあるのだから暇なはずはなかろう。お前の部屋に内番服は置いてある」と続け)
真面目め……それで?何をすれば良いんだ?
(口論をしていても遊ばせて貰えそうにないと悟り、大人しく仕事について隙を見て抜け出した方がてっとり早そうだと脳裏で算段を立て、「いくら何でも指示無しで仕事を見つけろというのは難しいぞ」と)
そうだな…内番ならば手合わせ、畑仕事、馬の世話がある。ただし二人で一組、今回は俺が教えてやろう
(初めてのことなのだからわからなくて当然、ならばここに来て長い自分が教えた方が効率も良く監視にもなると考えそう言い)
ぐっ……お前か、まあ致し方ないな、どれをやれば良いんだ。
(相手が相手なので容易には逃げ出せそうにないと苦虫を噛み潰した様な表情になり、それでも並べられた仕事の名前に多少は興味が湧いたのか「手合わせ?畑?馬?」と順々に挙げていき)
ああ…説明不足だったな。手合わせとは刀剣同士で仮の戦いをすること、畑は地に作物という俺たちが生きていくのに必要不可欠なものを植えて育てる、馬の世話とは馬という生き物を世話するということだが…言葉だけでは分からんだろう、実際に全て少しずつしてみるか
(説明するにもその言葉自体を知らない相手に説明するのは難しく眉を寄せつつ簡潔にそう言うと思いついたようにそう言い「部屋に戻って、着替えるぞ」と付け足し部屋へと向かい)
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