永富 累 2016-02-05 19:14:52 |
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あぁ、構わねぇ
(意外とあっさり了承した相手に少々驚きながらもこれで毎日この“目“が見られると思うと自然と笑みがこぼれ。決まったとなると一刻も早く…と、相手に
「決まりだな。着いてこい、案内する」
と言って手で手招きをして自宅へと足を進めて行き)
ああ、わかった
(この声を聞くたびにこの声に魅了されて少し不思議な気持ちになる。そんな声が毎日聞ける。そう思えば迷うこともなく返事をして。立ち上がり、相手の後ろについていくと一応「独り暮らしなのか」と質問して
ん、そうだ。
(相手の質問にそうだと言い、あ、と一言。すると付け足しで
「独り暮らしって結構寂しかったりするんだよな」
と言いながら苦笑して。そんな自分を自分が驚いた。あってまだ数分しか経たない相手に関係もない話をしたから。初対面の人にはかなりガードが硬いと言われる自分だが、こんな風に関係もないことをポロッと言ってしまうのはきっと彼の綺麗な目のせいだろう。こいつになら話しても良いかなと思うのも全て彼の目のせいだと思うと結構彼の綺麗な目に執着しているんだな。と心の何処かでで苦笑する。するとあの路地裏からそれほど遠くない一軒家、もとい自宅へと着いた。相手の方を振り向くと
「ここだ。一応俺一人じゃ広いくらいだから狭いってことは無いと思うが…」
そう言って玄関のドアを開け相手に中にはいるよう相手のスペースを開けて)
…お邪魔します
(礼儀は一応しっかりしている?のか、一言他人の家に入る時に言う言葉、を言えば玄関に入り。これから自分はこの家で生活することになるのかと深呼吸をひとつしてはこの雰囲気に馴染まないとなと思い、綺麗に礼儀正しく靴を脱いでは廊下に出て
(/すっ、すみません!遅れましたっ!)
意外と礼儀正しいんだな
(お邪魔します、靴を揃えるという行動に目をぱちぱちさせ驚いたような顔をして。するとふむ、と一言言ってから上記を述べ。廊下へと進む相手を追いかけながらまず、部屋の場所や紹介をしないとな。と思い相手に
「ここがリビングだ」
と。扉を開け特にこれといったものもない物静かなリビングを見せて)
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