カラ松 2016-01-30 20:45:16 ID:8498d69a3 |
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...ぁ_
(しまった。急いで降りたせいか階段から足を踏み外した。ゴンッガンッドッテーン、と派手に音をたてて残り六、七段ほどの所から落ちる。鈍い痛みにブルリと身震いしては転がり落ちた時に強打した頭部と肩を擦る。馬鹿馬鹿と自分を叱咤しながらゆっくりと立ち上がり、ふらついた足取りで台所の方へ向かって。)
....人参...玉ねぎ...卵..、
(台所につけば冷蔵庫を開けて具材を確認。はぁ、とため息をつきながらもそれらの具材を取り出していく。嫌な思いさせてごめんなさい、無理させちゃってごめんなさい、心の中で謝罪を繰り返しながら野菜を洗って。そうしているうちに視界がぼやけて頬にツウと雫が流れ落ちる。ゴシゴシと目元を擦っては泣き止め泣き止めと念じ
えッ、なに!?
(落ち込んでいたはずがど派手な音にびっくりして起き上がる。階段から落ちた?いや、物が落ちてきた?音の正体はわからないが二つ上の兄が何かやらかしたんだろうと部屋を飛び出す。階段を見るが誰もいない。もしかしたら台所で…ものが…落ちてきて、それで…。怪我をしているかもしれないという危険性の度合いがぐんと上がったのに比例して顔色が真っ青になる。急いで走って台所まで行けば、水の音と兄の背中が見えて「さっきすごい音したんだけど…怪我してない?」と近寄り包丁を使っていないとわかれば相手の腕をつかんでこちら側に引く)
...!?...、ぇ、あ、..
(後ろから心配したような声色の弟の声が聞こえた。それと同時に引かれる腕。先程階段から落ちた時に内出血でも起こしたのだろうか、ズキリと掴まれた腕が痛み。_今この目の前の弟はなにを心配しているんだろう?すごい音なんてたてただろうか。悶々と考えては小首を傾げて弟を見据えて。それから、あぁ階段から落ちた時のことかな、と理解し。「怪我、...してないぞ」と伝えて。コシコシと目元を擦って溢れそうになる涙を拭って「..心配してくれてありがとう、」と眉を下げて瞳を細めて礼を述べて。そしてごめんなさいと心の中で謝罪し。表面上はそんなことを思っているようには見えないが自分には演技という名のスキルがある。いつもやってることだ。辛くても泣きたくても笑い通せばいい。_ごめんなさい、心配かけさせて。ごめんなさい、嘘ついて。相手には届かないであろう謝罪。痛む腕を隠して涙を隠して笑うクズな兄だ。
…六つ子ってたしか、俺はお前でお前は俺、皆同じなんだよね。じゃあ今から俺おそ松ね。
(目元を赤くして泣いてないなんて言う嘘が通用するわけないだろう。ジッと目を見て上記述べれば両手で相手の腕をそっとつかんで「何泣いちゃってんの~?そんなに擦ったら傷ついちゃうだろ?…どこか痛いところあるならちゃんと兄ちゃんに教えなきゃダメだろ」と少し下手かもしれないがおそ松兄さんの演技をする。にししっと長男が得意とする笑い方で安心させようと、真似して笑って見せる。一松じゃダメなんだと思う、この次男は長男じゃないと素直に教えてくれない。それなら長男にでもなってやろう)
....へ?
(弟の言っている言葉に目を丸めて。長兄の真似をする相手に暫し呆然としているも少し経てば苦しそうにくしゃりと顔を歪めて。「一松、...一松.....」と必死に相手の名前を呼べばポロリと瞳から雫を落とし。今は長兄の名前を呼ぶべきなんだろうが、生憎今は長兄の名前を呼びたい気分ではない。相手の言うことには答えず、俯いては「一松、..一松がいい。」と駄々っ子のように言って。このばか野郎め、と自分を心のなかで自虐した。
…痛いなら、痛いって言えよクソ松。お前変な時に演技上手いから隠されたらなにもわからないだろ
(涙を流して自分の名前を呼ぶ相手に、もう長男の演技をやめて四男に戻るが怒った口調ではなくて苦笑の混ざった言い方。こんな奴の何処がいいのかさっぱりわからないが好きな人からそう言ってもらえるとクズでも嬉しくなってしまう。もう一度、今度は泣かせないように余裕をもって「大丈夫?痛いところある?なんでもいいから…思ってること僕に教えてくれる?カラ松…」と昔呼んでいた呼び方を使う。素直にこんなことを言うのは本当に久しぶりで恥ずかしさで爆発しそうだが平常心をぎりぎり保たせる。)
....、ごめなさ...ぃ、
(相手の言葉にボロボロと涙を溢しては謝罪述べて。自分のワガママを聞いてくれた相手に申し訳なく感じ小さくごめんなさい、と繰り返して。優しい声色で問いかけられればボロボロと泣きながらも顔を上げて相手を見据えて。「...腕と肩、と頭、痛い、...でも、ご飯一松に作りたい、食べてもらいたい..」そう消え入るような声量告げれば目元を雑に擦り。「お前が、嫌なら断って欲しい、..」弱々しくそう付け足し相手を見据え。不安そうに瞳を揺らしては、再び混み上がる涙をグッと抑えて。嫌わないで、と脳裏に自分の声が響けばきゅっと自分の胸元を掴み。
別に嫌だとか言ってない…頼んだの俺だし
(うんうん頷いて最後まで話をきいた後に上記を述べて。泣くな謝るなそんな顔でこっち見るな抱きしめるぞこのやろうと理不尽な言葉を心の中で何度も叫び、でも腕と肩と頭が痛いのなら早めにみて手当てしてやらないとと理性がどうにか働いて今に至る。腕がいたいと聞いて慌てて両手を離すとまた泣き出しそうな顔をする兄を見ないように視線を右下へはずし「でもまずは腕と肩みるから、居間いくよ」といいくるっと背を向ける。救急箱は確か…と記憶をたどり)
...え、ぅ、.....、
(相手の言葉を聞けば何処かホッとしたようで。居間にいくよ、と言われ背を向ける弟の服を思わずガシッ掴んで。それから我にかえったようで慌てて手を離しごめん、と呟くように言って目元をごしごしと拭い。ふらついた足取りで相手にとてとてと、ついていくも所々躓き。おぉう、と声を漏らしながらも転んで弟に手間をかけさせないよう注意して歩き
おいぼけ松…俺の話聞いてなかっただろ、あぁ?
(服を掴まれて振り返れば、転んだりふらふら歩いたり危なっかしい兄の姿。こいつ脚も痛いんだろう・・今さっき痛いところも全部言えっつったよな・・。少し不機嫌そうな声で上記のべる。考え事をしていたせいもありまだ二人して台所。ふらふら歩く兄を問答無用で正面から抱き上げてすぐそこの椅子に強制的に座らせると「いいか、今から俺がいいと言うまですべてのことにハイといえ、わかったら返事をしろ」となぜかスイッチが入り一松様降臨。泣こうが喚こうが関係ない。腰に手を当ててびしっと指さし兄を凝視。)
!!....き、いてました...
(弟の不機嫌そうな声を聞けばびくっと大袈裟なほど身体を跳ねさせて。おろおろとしていると真正面から抱き上げられる。「ひぇえっ!?」と小さく悲鳴をあげながらも下ろされたのは椅子の上。そして弟の言葉を聞けば「は、ハイ、..」とおずおず頷いて何故だかデジャブを感じる。
さっきからメソメソ泣きやがって…目を擦ったら傷ついてひりひりしちゃうって習っただろ!泣くなら俺の肩で泣けクソ松
(素直になろうと努力した結果、キャパオーバーになり暴走を始める一松様。自分の肩をトントン叩いて見せつけるけれど目が怖い。続けて「クソ松、お前あし捻ったな?しかもそれ隠したな?…放置しとくと腫れて痛み引くの遅くなるから…辛いのお前なんだからちゃんと俺に教えて」と相手の足元で膝をつきズボンの裾をつまむ。左足か右足かはさておき、と立ち上がると「俺が救急箱取ってくるまでの間に、言い訳と他に言い忘れてたことまとめとけ……わかったな!」と指さし念押しする。)
う、うん、...じゃなかった.、.ハイ、習った、...え...、え?
(コクコクと頷いて返事をし。俺の肩泣け、と男らしい言葉を述べる弟にキョトンとしたような顔で見据えて。(勿論なるべく目を見ないように。)それからほんのりと頬を赤らませて小首傾げて。「...、ハイ、わかり、ました...」お医者さんみたいだ、なんて思ってはカッコいいなぁ、と頬を緩ませて。スッ立ち上がる相手にビクッと肩を跳ねさせ、言われたことばにコクコク頷けば「ハイっ!!わかりました一松様!!」と。
わかればいいんだよ、わかれば…
(ヒヒっ…と笑い声をあげればもうこれで茶番は終わりだというように背を向けて台所を出る。救急箱はタンスの上でと考えながらペタペタ廊下を歩き、その場にしゃがみ込み一人で赤面する。俺は馬鹿か。何やってんだ。顔を覆って冷静になろうと努めるが最初から全部の自分の行動があほでからまわり過ぎておばかで泣けてくる。「うぅ…なんなんだこの性格は…」スマートに、それこそ十四松のように素直になりたいのに優しくできず軽く落ち込む。)
...
(台所から立ち去る相手を見送れば、痛む腕を見る。あぁ、これ痣になるやつだ、と思いはぁ、と溜め息をついて。捻ったであろう右の足首をチラリとみる。少し動かせばズキンと痛みが走り微かに顔をしかめる。あぁ、迷惑かけてばっかりじゃないか。 きっとこの痛む四ヶ所の他にも打っているところはあるはずだ。ちらっパーカーをめくり、腹部確認。取り敢えず何も異常はない。ふぅ、と息を吐いては背中やら足やら、と確認。幸い、四ヶ所意外は特に目立った外傷はない。よかった、と胸を撫で下ろしては相手に言われた通り言い訳だのかんがえて
ま、諦めも肝心だよね
(そう自分に言い聞かせコロッと態度を変えると落ち込む前に治療せねばと立ち上がり足早に居間へ。タンスの上に置かれた救急箱を取ると中身を確認する。テーピングも必要だろうか…いや、湿布も…と一つ一つ確認していけば大体のものがそろっていて安心する。再びペタペタ素足で廊下をかけていけば、台所へと入り「ごめん、遅くなった。最初に足見せて」といい救急箱を両手で抱えて歩み寄る)
ぁ、お、おかえり..?....、ん、..
(ぼぅ、としながら待っていると救急箱を持った相手が帰ってきた。なんと言えばいいのか解らず、問いかける様な形で上記を述べる。相手の言葉を聞けば眉を下げて申し訳なさそうに右足をおずおずと相手にさしだして。ズキンと痛みが走り一瞬顔をしかめるも相手に悟られないようぐっと両手を強く握っては平気な顔をして。どうやら自分は隠さない事のほうが難しいらしい。どれだけ辛くてもいつもいつも自分のなかに閉じ込めてきた。それが癖になってしまってやめることができなくなってしまった。我ながら厄介な癖だな、なんて思っては自嘲して。
足首動かすな。……あー、これ明日腫れるやつ。
(救急箱の蓋を開けて下に置き膝をつく。右足をみるためにズボンの裾を軽く二回折るとゆっくり靴下を脱がせ脹脛と足を持ち足首を動かさないように踵を自分の太ももの上にのせて様子を見る。ゆっくり足を下すと救急箱からテーピングと湿布を取り出し右手で温め、相手と向かい合うように椅子を持ってきて「クソ松、足首絶対に動かすなよ。あと、力抜いとけ」といい椅子に座り、相手の右脚を床と平行になるように自分の太ももに足をのせる。「あー…久しぶり過ぎて上手くできなかったらごめん」と一言付け足す。)
あ、ぁ、わかった。...
(弟の言ったことにコクコクと頷き言われた通りじっと動かず大人しくして。腫れるやつ、と言われれば一瞬顔を引きつせるも仕方ないか、と考えて。弟の慣れている手つきに思わず見とれてはすごいなぁ、と声を漏らし。言われた通りにストンと力を抜いて弟の姿をじぃっと見据えて。「上手も下手もない。..やってくれているのに文句なんかつけないさ。.」と本心を口にしてみて。言葉が可笑しい気もするが気にしない。それからありがとう、と相手に伝えて
別に凄くないよこんなの……昔散々やったから覚えてるだけ。…感謝とか、別にいらないし、
(何が凄いんだかわからないが気にすることはないだろうと湿布を張りながらサラッと言う。何で転んだのか定かではないが言い出さないと言うことは俺に聴かれたくないことなんだろう、それなのに普段通りに感謝する兄に小声で答える。意外にも、学生時代にやっていたそれは案外覚えているようで、スムーズにテーピングをしていくことができクズでも役に立てるかもしれないと無意識のうちに顔を綻ばせる。足の甲に巻き、数回クロスさせ足首へ。ちゃんと固定しながらきつくし過ぎないように加減してからテープを切る。そして黒のペンに手を伸ばしかけてぴたりと止める。あ、これはトド松用のおまじないだったと手を戻して「はい、終わり。次はどこが痛い?」と問いかける。)
いいや、すごい。俺にはこんなの出来ないからな...、
(ふるふると首をふってはそう言って。不器用な自分にこんなことは出来ない。そういえば喧嘩にあけくれていた少年期に何度か弟に治療をしてもらった気がする。それは三男であったり、六男であったり。この目の前にいる弟にもしてもらったことがある気がする。自分でやった治療方法はあまりに粗末で弟達によくやり直されていたな、と懐かしそうに瞳を細めては思い出に浸って。ぼぅ、としているうちに治療が終わったようで、感謝はいらない、という相手に「俺が言いたいだけだから。..ありがとう」とふっと微笑んで。 何処が、痛いか尋ねられれば暫し黙って。それから自分の腕、肩を思い切り掴んでみる。案の定ズキン、と痛みが走る。「ッつ...、..うぅむ...、肩。」と一言言う。どうやらどっちを先に看てもらおうか決めていたらしい。自分の身体を痛めつける決め方だが気にしない様子。
その確かめ方、次やったら卍固め頼むから……はぁ、もういいから上着脱げクソ松。
(さっきから感謝はされるし褒められるしで居心地が悪くあっそと適当に流すが照れ隠しの範囲内で。怪我を治療するなんて懐かしいと昔を思い出せば、だいたい長男の怪我は三男が、次男の怪我は末弟が、五男の怪我を俺がと小さい頃から変わらない組み合わせだったような…と。いや、でも上3人がそろって喧嘩してきたときは俺だけでどうにかしたんだっけ?と曖昧な過去をたどる。しかし肩を思い切りつかんだりと荒い行為を行う相手を見過ごせず怒りつつ、でも呆れ半分で上記述べる。こんな調子じゃご飯を作ってもらおうだなんて甘い考えは捨てないといけないなと腰に手を当てけがの治療とご飯の心配をし始める。)
えっ、あ..まじか、....、ん、わかった
(卍固め。その言葉を聞いた瞬間びくっと肩を跳ねさせて。そして、やめよう、と誓った。五男の卍固めは強烈だ。周りが見ていてもやられている相手はとても痛そうな顔をしているのを鮮明に覚えている。勿論卍固めをやられた痛みもきっちりと覚えている。 相手の指示に頷き大人しく従って上着をゆっくりと脱ぐ。先程強く掴みすぎたせいかズキズキと腕と肩が痛み少し眉を寄せて。自分で自分の傷を余計に酷くするバカなどそうそういないだろう、バカ野郎め、なんて自分を心の中で自虐して。
あー、痣になってる……
(椅子から立ち上がると相手の後ろにまわったりして赤くなっている腕と肩の状態をみればシップを丁寧に張っていく。あまり動かさない方がいいかもしれないなと怪我の様子を見ながら判断し、腕の方は取れないようにテープで固定する。見える所はこのくらいで特に傷もなくてよかったと安堵すれば相手の正面に移動して「終わった。どう、大丈夫そう?」と確認をとり、そういえば頭も痛いと言っていたなと思い出し、座っている相手と目線を合わせ少しかがんでそっと撫でる。)
...、ん、...いい感じ、だと思う..ありがとう
(背後に回り手当てをしてくれる相手の優しい手つきにうっとりとし。またまたぼぅ、としているうちに治療が終わったようで。確認をとってくれる相手に、上記を述べにへ、と笑みを溢し。頭を撫でられれば一度びくっと身体を震わし相手を不思議そうに見据えるも直ぐにへにゃりと眉尻を下げてはにかみながら微笑し
あっそ。じゃあさっさと服着なよ
(へにゃりと優しそうな笑みにタジタジ。撫でた手を離してそっぽを向けば、そっけない言葉を言う。だが心配もしている為ちらちら横目で様子を確認する。怪我のことですっかり忘れていたが、こいつには酷いことをしてしまっていたんだった。もう嫌われていることは理解済だがこれ以上悪い方向に持っていくのも嫌で、視線は合わせられなかったが、「……さっきは、ごめん。もう何もしないからさ、…その、…人としては、見限らないでもらえると…あの、」と言葉を探す。)
あ、あぁ。
(コクコクと頷き服に手から通し次に頭、と順番に通していき。服を着終え、フードを整えていると相手から謝罪などの言葉が聞こえそちらへ視線を向ける。人として見限らないで、とはどういう意味だろう。言葉を探しているのかもごもごとしている相手に小首を傾げ「...一松...?」と相手を呼んで。 あぁ、自分も謝らなきゃいけない、と相手を見据え「俺も、さっきはごめんなさい...、嫌だったろう..?嫌いな奴に、その..あんなお願いされるの。..」途中から視界が歪みヒュっと息が詰まりながらも泣くまいと下唇を噛み相手に顔を見られないように相手に向けていた視線を外し、俯いて。
いや、ちがっ…おれ、僕、お前のこと嫌いじゃないし!
(パッと顔をあげ相手を見れば即否定する。なんでまた泣きそうなんだろうか、もしかしたら人としては嫌われていないのだろうかとふつふつ沸き上がる何かを抑えきれなくて座っている兄をむしゃらに抱き寄せると、「僕、弟だけど…カラ松兄さんが、」好き、とちゃんと言葉で音で伝えてしまう。頭の中は真っ白だし、弟にこんなことを言われて泣き出してしまわないか不安で仕方が無いし、何よりこちらも泣きそうで、ぐっと堪えて「ごめん…好き」と続けるが、ぽろぽろ涙が落ちてきてしまう。せめて気持ちだけでも伝われ、伝われと願いを込めて情けなくもぎゅうっと腕に力をこめる。)
...え?...ぁわっ、お..?
(嫌いじゃない、という言葉を聞けばぽけーとした顔で相手を見据え。抱き寄せられればびくっと身体を跳ねさせて不思議そうに相手をちらり。相手の言葉を聞けば暫しぽかんとして。それから泣きそうな顔で好き、と告げる相手に動揺し、慌てて相手の目元を親指でくいくいと拭ってやるがあまり効果はないよう。泣かないで、とぎぅ、と相手を抱きしめては優しくこう告げた。「_俺も。」 きっとこの弟は自分を兄として、好きと言っているんだろう、ならばそれに合わせよう。自分のこの気持ちは汚ならしい偽りのモノにしてしまおう。_...いいや、そんなこと出来る訳がない。 視界が再び揺れて相手を強く抱きしめては「汚い兄でごめんなさい...!_でもお前が好き、好きだよ...」そう小さく呟くようにいってはひぐっとしゃくりを上げて
……??
(振られて失恋かと思いきや俺もと返され心臓がバクバク痛くて仕方が無い。混乱のあまり言葉が出ずに首を傾げるのみ。俺も?おれも?カラ松も、好き?何を?カラ松を?ん?いや、え、ちょ、え。涙をぬぐってくれる優しい手つきに心拍数が上がり、抱きしめ返されて心拍数がもっと上がり、好きだよと返されて心拍数が限界値を突破した。兄が可愛い死にそう。ぱっちり目をひらき涙なんてなくなって、寧ろ今は顔が熱いし呼吸が苦しいしんじゃう、いや逆にしね!テンパっていることを悟られないように顔をあげさせまいと相手の肩に額をのせて「汚くない。ぜんぶ、すき。…これって、両想いでいいの?期待させといて違うとか言ったら、ぶっころすぞ」と恰好のいいセリフではなくいつもの言葉で返してしまう。)
...ちがく、ない。...。好き、...好き、....大好き、
(汚くない、という言葉を聞けばぎゅぅ、と先程よりも抱きしめる腕に力を込め。好き好き、と繰り返しては恥ずかしくなってきたのか、最後の大好き、は蚊の鳴くような声量で。 汚くない。全部、すき。この言葉がぐるぐると頭の中で再生されている。やめて、キャパオーバーを起こしてしまう。 両想い_あぁ、きっとそうだ。 いつもと変わらない言葉を言う相手にふっと目尻を下げ泣きながら微笑み「...殺されて、たまるか。」何て言っては相手の頭を優しく撫でて。
フヒヒ……あー、あほらし。俺達こんなところでなにやってんだろ。
(家族の居ない台所で二人で抱き合って笑いあうという奇妙な光景に笑ってしまう。それくらいに両思いだと分かって安心している自分がいる。顔をあげてちゃんと相手と向き合うと、頬に手を添えて「僕も、カラ松のこと大好きだから」と下手かもしれないが自分なりに笑って見せて。面と向かって言えなかったのでここはちゃんと言おうとしたのだがやはり慣れないことは恥ずかしくて、舌打ちして目を逸らすと手を離し「ほら、…飯、作るんだろ。でも、その怪我で大丈夫なの」とすぐにいつもの表情へかえて)
..ふふ、確かになぁ、...
(相手の言うことにうんうん、と頷いてはクスクス笑って。面と向かって言われる相手の大好きと、自分に向けられる笑顔。ボンっと顔を真っ赤に染めては相手と同じように目を反らし。「......大丈夫、」小さく返事。相手の頬をスルっと撫でて「...頑張って作る、からまってて」とにへっと笑ってそう付けたし。ゆっくりと相手から抱きしめている腕を離しふらつきながらも立ち上がると台所にとてとてと歩いて
…待つ。
(大人しく待っていると頷き最初に兄が座っていた椅子に腰を下ろすが少し不安で見守っているが歩き方が不安定気味で内心焦る。いつも一緒にいる兄ではあるが今は恋人なわけで、気のきいたセリフの一つも言えないのかとぐるぐる悩み手をグーパー握ったり開いたり落ち着かない。手を差し伸べるべきか否かを迷い、なんと声をかけるべきかで悩み、まず僕も同じ台所にいていいのかと悩み、んー、とか、あ、う、とか意味のない言葉が出てくる。「な、なにかあったらすぐに呼んで…」と言うと隣の居間へ行こうと立ち上がる。)
...ん、
(待つ、と相手の声が聞こえれば嬉しそうに瞳を揺らし。先程洗い途中の野菜をもう一度洗い直し、水をきり。そんなとき相手からなにやら声が漏れている。ん?と不思議そうに見ているとなにかあったらすぐによべ、と。ふっと眉尻を下げて嬉しそうにコクンと頷き「ありがとう」と礼を言って居間へ行こうとする相手を見送り。_暫し時間が経過した。料理は大分出来上がっている。ケチャップの匂いが部屋を漂う。後はこれを卵で包むだけ_)
.....ぉいしょ、
(フライパンに油を引き溶き卵を注ぐ。そこのうえにケチャップライスを適度に乗せる。卵が少し固まったのを確認し用意しておいたお皿へとそれを丸めながら写す。「.....できた、!」と嬉しそうにへらりと笑ってフライパンを流しに置く。どうやらオムライスをつくったらしい。ケチャップを持ちかけようとするもうーん、と考えて。十四松の時は確かケチャップでバットをよく書いてあげていたっけか、と考えてはよし、と何かを決めケチャップを出し。
猫さんをオムライスの上にケチャップで描けば自慢気にふふっと笑い。そして待っててくれている相手に「一松!できたぞ!」と声をかけて。
遅れてゴメン、クソ本体が風邪ひいてた
あー、うん。…すこし待って。
(一人で居間で待つ、ただそれだけなのに不安と嬉しさが入り混じる感覚に陥りちょっと落ち着かない。でも、自分の名前を呼ぶ気配がないので順調なのだろう。部屋の隅に重ねておいてある雑誌の中から猫の特集が載っているものを引っ張れば時間つぶしにと目を通すが予想外にもハマってしまい集中する。猫の写真に和み不安感が消え去ったところで出来たという声が聞こえてくる。台所へ行くべきかと考え雑誌を置くと、上記を述べてからのそのそとゆったりした足取りで台所へと入る。テーブル上にあるオムライスに視線をやると、ネコの可愛らしいイラストが描かれてあり頭を抱える。可愛すぎかよ!叫びを全力で抑えながら「美味そうだね、……ありがと」と礼を言う)
気にしないでくれ、..本体さんはもう大丈夫だろうか..?(あわわ、)
...大丈夫、か..?、...あぁ、えと、..口にあえばいいんだが、..
(少し待って、という相手をもどかしく思い早く来ないかな、とソワソワ。相手が来るなり頭を抱えながら礼を述べてくれる。頭痛いのかな、大丈夫だろうか、と思い上記を述べて。
立たせたままの相手に座るよう促しふらつきながらも鼻歌混じりでスプーンや飲み物を用意して
十四松派遣しておいた。あいつコンビニ行く感覚で他の次元行きそ…この話封印しよう(ガクブル)
んな心配いらないから。…一緒に食べてくれるんでしょ
(ぶっきらぼう通り越した口調で上記を述べるが、兄に従い座って待つ心の中ではカラ松フェスティバル。美味しくないわけがない!恋人すっ飛ばして嫁かよ!という心の叫びをいうまいと頭の中で素数を数えながら、でも少しだけ嬉しそうな優しい表情で相手を見る。危なっかしい手つきについ支えてあげたくなるが塵な自分の為に尽くしてくれる姿を見ないのも惜しいなんて屑みたいな発想の御かげで、椅子をやや引いていつでも動けるようにはしているがあえて動かず。オムライスに描かれた猫が本当に嬉しくて、ふっと笑うと慌てて手の甲でにやける口を隠し。)
お、おぉ、...他のじげ、....あぁそうだな、封印封印、..!
...そうか、..?...、ん、一緒に食べる、
(心配はいらない、という相手にどこか附に落ちない顔を浮かべるも気にしないことにして。ぶんきらぼうでも一緒に食べてくれるだろう、と言う相手にコクンと頷いて上記のべ。スプーンとコップを二人分用意し「なに飲む..?お茶..?それか酒か..?」と問う。酒、とはいったものの昨日買ったノンアルコールのお酒だが。 口に手の甲を押さえている相手に「...どうした、...?」と不思議そうに尋ねて。
んんんんあああああっ!(絶叫)14日に来るはずだったのにしくじった・・・・(遠い目
なっ、なんでもない。…ノンアルよろしく
(笑ったところを見られたかと思い照れのせいで少し赤みがある顔を隠すようにそっぽを向く。そして何事もなかったかのように、口調は多少荒くなってはいるが何でもないとかえす。飲み物を聞かれなんとなくお酒をチョイスするがいかんせん自分はアルコールに弱い。高くないものをと兄に頼めば再び前を向いて)
おおおおお、おちつけ..!?...、えーと、はい、遅れちゃったけどはっぴーばれんたいんだ!(小さな箱手渡しにぱっと)
んん、?..そうか、....、ん、解った
(顔を隠すような仕草の相手に首を傾げながらも気にしないように努めて。お酒を選択する相手にこくんと頷き冷蔵庫からノンアルコールの缶ビールを2つ用意しジョッキへと中身を移し両手で持つ。それから相手の方へと駆け寄り)
あ、?!
(_馬鹿でした。足と足がもつれたようでずっこける。目の前には椅子に座っていらっしゃる弟、及び恋人が。しかし先程の階段から落ちたせいか学んだらしい。転ぶ前に相手の座る椅子をガシッと掴む。転ぶのは阻止出来たもののビールの入ったジョッキを2つとも落としてしまった。割れはしなかったものの床はびしょびしょだ。あぁ、と顔を歪ませ相手に小さく「ごめ、...ビール落としちゃった、...」なんて謝って。相手を見るとあぁ、なんてことでしょう。相手も床と同じくびしょびしょになっている。それを見ては悲しそうに眉を下げて「ごごごごごっごめんなさ...っ今、拭くもの、持ってくるから、..!」とペコペコと頭を下げタオルを持ってこようと慌ただしく部屋を出ていこうとし
おおおおお、おちつけ..!?...、えーと、はい、遅れちゃったけどはっぴーばれんたいんだ!(小さな箱手渡しにぱっと)
んん、?..そうか、....、ん、解った
(顔を隠すような仕草の相手に首を傾げながらも気にしないように努めて。お酒を選択する相手にこくんと頷き冷蔵庫からノンアルコールの缶ビールを2つ用意しジョッキへと中身を移し両手で持つ。それから相手の方へと駆け寄り)
あ、?!
(_馬鹿でした。足と足がもつれたようでずっこける。目の前には椅子に座っていらっしゃる弟、及び恋人が。しかし先程の階段から落ちたせいか学んだらしい。転ぶ前に相手の座る椅子をガシッと掴む。転ぶのは阻止出来たもののビールの入ったジョッキを2つとも落としてしまった。割れはしなかったものの床はびしょびしょだ。あぁ、と顔を歪ませ相手に小さく「ごめ、...ビール落としちゃった、...」なんて謝って。相手を見るとあぁ、なんてことでしょう。相手も床と同じくびしょびしょになっている。それを見ては悲しそうに眉を下げて「ごごごごごっごめんなさ...っ今、拭くもの、持ってくるから、..!」とペコペコと頭を下げタオルを持ってこようと慌ただしく部屋を出ていこうとし
...は?え、え?なにこれ...くれるの(目を丸くさせ戸惑い)
さすが六つ子だよね、ここで被るなんて聞いてない(小さな青色の箱差し出し)
え...うわっ!?
(頭を冷そうと考えてたら上からビールが。神よ、私が何をした...あ、御褒美ですか、塵に?と卑屈になりかけるが、物理的に冷やされた驚きが強く周囲を確認して状況把握。慌てている兄の手を掴み「大丈夫だから。後は俺がやる...座ってろクソ松」と先程自分が座っていた椅子を指し示す。嬉しかったとはいえ相手は怪我人なわけで、自分の浮かれ具合に絶句、溜め息すらでず「タオル持ってくるからじっとしてて。...色々、ありがと」と感謝の気持ちは小声)
あるあるだから別に気にしなくていいよ
クソ松...カラ松本体さんわざわざどーも
あぁ、あげるために用意したんだ、!(コクコク頷きにぱっと笑い)
被る、..?、...これ、いいのか、...?(ぽけ、として箱と相手の顔を交互にチラチラ)
!....ん、...一松、ごめんなさい、
(腕を掴まれればびくっと身体を震わしおそるおそる振り返り相手を見据えて。発した言葉を聞けば顔をぐしゃっと崩し謝罪を述べて。指を指された方へ視線を向けそれから相手の言葉を聞けばコクコクと何度か頷いて。小声の感謝んl言葉が耳に入れば「..うん、」と小さく頷いて。 取り敢えず落としてしまったジョッキだけは拾っておこう、とゆっくりと二つのジョッキを拾い上げとてとてと流しまで持っていき置けば、先ほど指定された椅子へと歩きぽすんと座って。)
..ん、..ありがとうな、
、どーも…。(頬ポリ)…残念ながら数日前とか当日にあの群れの中に飛び込む勇気なかったんでね、落ち着いたころに買うことしかできなかったし、…と、とにかく受け取って…(箱ぐいぐい差し出し俯き)
ああ…えっと、タオル…
(脱衣所付近にある小さなボックスからタオルを2枚拝借。度数が低いとはいえ独特の香りに多少なりともクラりとする。シャワー浴びてぇ…とボソリ呟き、濡れてしまった紫のパーカーを脱げばとりあえず洗面台で頭から水を被り借りたうちの白い方で乱暴に拭う。首に白いタオルをかけ脱衣所から出れば、風呂は後回しと台所へ戻りちゃんと座っている相手へ「…あと少しだけまってて」と一言いい薄い水色のタオルで床を拭く。あらかた綺麗になり立ち上がれば、あ、上着新しいの取ってこなきゃとふと考えて。)
..ふふ、いえいえ(にへ、)....ん、...嬉しい、ありがとう..!(箱を大事そうに抱きしめにぱっと)
...っ!、....う、ん...
(何もせずに待っているのもなんだかなぁ、と思い料理が覚めないように、とサランラップを皿にかけて。皿の厚さが深いおかげかケチャップで書いた猫さんはつぶれず綺麗なままだ。_サランラップが曇ったところに相手が台所に戻ってきた。首もとにタオルをかけ髪が少し濡れている。なんというか、格好いい。水も滴るいい男、とはまさにこれである。かっと顔を赤に染め床に視線を落としぎこちなく返事をして。そして失敗した。濡れている床を拭く相手が瞳に少しうつった。ビクッと身体を跳ねさせ机の上へ視線を直ぐに写す。が、どうしてのチラチラと盗み見してしまう。「...はぅあ....」と顔を両手で覆い首まで真っ赤に染め少しばかり唸る。それからはっとし、取り合えず着るもの..、と辺りをキョロキョロと見渡し。椅子にかけてあった三男のシャツを見つければ相手を見ずに差し出し「と、とりあえず、これ、」と。
…あっそ。う、浮かれすぎなんじゃない、たかがチョコの1つや2つで……俺も、だけど( ふいっ/やや赤面 )ーーーっ、ぜ、絶対誰にもあげんなよ、わかったな!?( やけ/←え )
え、ああ…うん、
(汚れたタオルを片手で持ち直し洗濯機へ入れておこうと1歩歩くが目の前に差し出された一つ上の兄のシャツにきょとんと目を丸くさせてシャツと相手の顔を交互に見る。ぎこちなさが目立つが何かあったのだろうかと問う前にとりあえずシャツを借りて腕を通す。自分に緑のこれが合うのか定かではないが着ないよりはましだろう…後で三男に一言いえば怒られることもないだろうし。足早に脱衣所へ向かえば洗濯機の中にタオルを入れて再び台所に。丁寧にラップがかけられている皿をみて気が利くな、と思いつつ「…早く食べて風呂いこ」とボソリ)
...一松から貰った、から浮かれちゃうんだ、..しょうがないだろう、...!(てれり、) あぁ、勿論誰にもやらないぞ、...一松も誰にも、...あげないで..な、(ボソボソ、/小声)
...今日はにゃんにゃんにゃんの日だな..!(2/22,() ...一松、..すきにゃん、?(こいこい、/招き猫真似)
.....、なんか新鮮、だな
(ようやっと落ち着いたようだ。顔を相手の方へとゆっくりと向けては少しぽけ、とする。それから上記を述べた。四男の弟は普段紫色の服を着ているから紫以外の色の服はどことなく新鮮だ。レアだな、と思い小さく笑いを溢しては相手が脱衣場へむかった。台所へ戻ってくるのをソワソワしながら待ち、戻ってきてはぱぁ、と顔を綻ばす。が、ボソリと呟かれた言葉を聞けば「...ごめんなさい、」と頭を相手に下げて。まだ少し濡れている相手の髪に手を伸ばしソッと触れては「後で、一松の髪、俺が乾かす...乾かしたい、」と謎の我が儘。暫し黙っているも直ぐ何事も無かったように相手の髪から手を離し。それからオムライスが入っている皿を取り、ラップを丁寧に外して。「ちょっと冷めちゃったかも、しれないけど...どうぞ、召し上がれ...?」と相手の前に皿を置いて照れ笑い浮かべて
~~~ッば、か、だろ…俺塵屑だけどそんな事しないから、ホントに( ふいっ/乱暴に撫で )
…嫌い、じゃない…( ぎゅーっ/← )…あ、本家みる?猫とか俺の得意分野なんだけど( ドヤ/← )
まあね。緑の服って俺あんまり着ることないし。…どーも、僕松野家三男松野チョロ松です、とかどう?あんまり似てない…?
(ちょうど髪も濡れている、ぺったり髪型を整えて三男独特の口をして物まねするが似ているだろうかとにやっと笑い問いかけて。突然謝られて、でも可愛らしいお願いをされてなにかこみあげてくるものがある。相手の自由に髪を触らせてやり「謝んな。別に怒ってないし…今度謝ったら殴る。」とこれまた物騒なことを言い、続けて「あれでしょ…あの、…恋人なんだから、我儘とか、そういうの…言ってくれて構わないし。」と早口で述べて椅子に座り差し出された皿へ目を向けて頷く。)
キリよく90…つってもこういうの何話せばいいかわからないし、少しだけ(キョロキョロ/襖開け)
お相手ありがと…またどこかであったらその時はよろしく…(ボソッ/手ふり)
じゃあね、カラ松( /襖閉め)
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